JP2003177862A - キーの数が少ない文字入力装置 - Google Patents

キーの数が少ない文字入力装置

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JP2003177862A
JP2003177862A JP2002320543A JP2002320543A JP2003177862A JP 2003177862 A JP2003177862 A JP 2003177862A JP 2002320543 A JP2002320543 A JP 2002320543A JP 2002320543 A JP2002320543 A JP 2002320543A JP 2003177862 A JP2003177862 A JP 2003177862A
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JP
Japan
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keys
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key
consonant
character
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JP2002320543A
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Kenichi Horie
健一 堀江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話を含む情報端末や小型キーボードなど
の、片手での操作や両手で持ち親指で操作するようなキ
ーの少ない文字入力装置でローマ字入力をする際、従来
は同一キーを複数回押して英字を選択していたものを、
1回で可能にする。 【解決手段】本発明では、ローマ字入力について
‘い’、‘う’だけが持つローマ字上の特別な性質を利
用し「A」、「E」、「O」と「I」、「U」の母音字
キーの動作を分け、「I」、「U」キーは、単独での入
力を禁止し、子音字の次に押した場合のみ有効とし、
‘い’の入力は「Y」「I」、‘う’の入力は「W」
「U」でのみ許可する特別な方式としたことで、12個
のキーだけで、‘あ’から‘ん’の46音を入力する際
の英字の選択が1回のキー押しで可能となり、全英字分
のキーがある通常のキーボードと同じ感覚での入力を可
能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPDA(perso
nal digital assistants)と呼
ばれる携帯情報端末や情報端末としての機能を有する携
帯電話、パソコン等で使用するための、少ないキーで文
字入力する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本語のローマ字入力において、必要と
される英字の数は、子音字の21個、母音字の5個、合
計で26個である。一方、情報端末としての機能をもつ
携帯電話等、手のひらに収まる程度の大きさの携帯情報
端末で使用される文字入力のためのキーボードでは、1
2個程度のキーの数が多く採用されている。もしもキー
の数を多くすると、一つ一つのキーの大きさが小さくな
り入力しづらくなるからである。そこで、このタイプの
文字入力装置では、ひとつのキーに複数の文字が割り当
てられ、12個のキーでは、1つのキーに割り当てられ
る文字が3文字になる場合もあった。この切り替えは同
一キーを複数回押すことでおこなっていた。ところが、
ひとつのキーに割り当てられる数が多くなればなるほ
ど、入力のしづらさが増してくるため、ユーザーに不便
さを強いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】片手での操作や、両手
で持ち親指で操作するようなキーの数が少ない文字入力
装置において、操作しやすく、高速な文字入力を実現し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項2記載の装置によ
れば清音‘あ’〜‘ん’46音のローマ字入力のため
の、図1に示すような12個のキーをもつ。尚ひらがな
は51音と呼ばれるが、現在の口語を表現するために使
用されるひらがなは図2に示す46音である。従来法
で、この12個のキーでは46音を入力する際、1つの
キーに2つ以上の英字を割り当てる必要があったが、本
発明では、母音の入力に関係する特別な方式を考案し
て、キーの押しの回数と入力したい英字の関係を1対1
にすることを可能にした。その手段について説明する。
尚説明上の「子音」とは「か」などの日本語の子音を示
し、「子音字」とは「K」などの、「A」などの母音を
あらわす英字と組み合わせて子音をつくる英字を指すも
のとする。
【0005】46音の入力で最低限必要な英字は、
「A」、「I]、「U」、「E」、「O」、「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
「R」、「W」キーの14文字であり12個のキーには
配置しきれない。この問題を解決する方法として、ひと
つのキーを複数回押すことで、2回目以降の押しでは異
なる文字に変化させて、確定キーで入力文字を決定する
方式があるが、確定キーを押す操作が余分である。次に
入力するキーの押しを確定キーの代わりにできる場合も
あるが、入力しようとする文章中のすべてには適用でき
ない。確定キーを押す操作を省くとすると母音字
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」キーで確定す
る必要があるため、このキーには異なる文字を配置でき
ず、単独で使用する必要があり、母音字の5個、子音字
の9個で合計14個のキーが必要となる。これを12個
のキーに収めるためにはいずれかの子音字のキーに2文
字以上の割り当てが必要になる。子音字のキーに2文字
を割り当てた場合の最低限必要なキーは、母音字の5個
に、子音字9個中の8個の半分と余りの1個を加えて合
計10個のキーであり、12個のキーに収まるが、当然
入力文字によっては複数文字を割り当てた子音字のキー
を複数回押さなければならない。確定キーを押す操作を
省くとき母音字が独立しなければならない理由は、例え
ば「S」に「I」の文字を割り当て2回目には‘い’が
入力できるものとすると、‘し’の文字が打てなくな
る。「I」に「S」の文字を割り当て2回目には「S」
が入力でき、その後、別の「E」のキーを押し、‘せ’
の文字を入力できるものとすると、‘い’‘い’の入力
ができなくなる。このように単独で入力できる母音とそ
れを一部に必要とする子音は一つのキーに単純には混在
できない。
【0006】本発明では、この母音字特有の性質を回避
するため「A」、「E」、「O」と「I」、「U」キー
の動作を分け、「I」、「U」キーの母音字は、単独で
の入力を禁止し、子音字の次に押した場合のみ有効と
し、‘い’の入力は「Y」「I」の順序で、あるいは同
時押しで、‘う’の入力は「W」「U」の順序で、ある
いは同時押しでのみ許可する特別な方式とした。ここで
「I」、「U」キーを使用するのは、「A」、「E」、
「O」キーでは子音字との組み合わせで‘あ’、
‘え’、‘お’を表現できる組み合わせが存在しないの
で兼用キーには使えず、「い」と「う」だけが持つ特別
なローマ字入力上の性質を利用して初めて本方式が成立
するからである。上記の方式により「I」、「U」キー
の母音字に1や2のように子音字が割り当てられるよう
になり、‘あ’‘ん’の46音に必要なキーの数は、母
音字の3個、子音字の7個、子音字と兼用する「I」と
「U」の合計12個のキーで入力が可能になった。
【0007】請求項2記載の装置によれば拗音および外
来音が入力でき、清音用の子音字を濁音用の子音字に切
り替えるための特別なキー3が3bに示すように不要と
なる。これを達成するための、「I」「U」キーと兼用
する子音字キーの条件としては、まず拗音・外来発音の
入力を考慮すると、初めに打つ子音字キーの次の2打目
でも子音字である必要があるから‘KYA’‘THA’
‘KWA’‘TSA’などに使用する2文字目の「Y」
「H」「W」「S」は配置できず独立している必要があ
る。次に「K」を「G」にするなど濁音になり得る子音
字を濁音に切り替えるためには2つ方法がある。ひとつ
は濁音になり得る子音字を連打する方法と、「Y」のキ
ー4のような任意のキーを子音字キーと濁音への切り替
えのためのキーと兼用して、これを押したあとの、濁音
になり得る子音字の押しで濁音に変換する方法である。
いずれの場合も濁音に切り替え得る子音字キーである
「S」「T」「H」「K」は2打目でも打つ必要があり
独立していなければならない。両者のM1をとると
「S」「T」「H」「K」「Y」「W」は兼用キーには
設置できないことになり、兼用キーの候補は「M」
「R」「N」になる。さらに「N」は‘NN’で‘ん’
になる必要があり、兼用キーに使用できない。
【0008】よって「M」「R」キーを兼用キーに配置
することで清音・拗音・濁音・外来音が12個のキーで
入力できるようになる。図5に本案のフロー図例を示
す。本案を実現する方法として、このフロー図に入る全
ての英字の組み合わせとその結果を、英字組変換テーブ
ルとしてあらかじめメモリーに用意しておいて、これと
入力されたキー列との比較により本方式の変換を実現す
ることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1に‘あ’〜
‘ん’の46音の入力をする機能にもった入力装置の実
施例を示す。「A」、「E」、「O」キーは、単独で
‘あ’,‘え’,‘お’の入力が可能である。「M・
I」は子音字「M」として機能しているが、子音字の次
に押された場合「I」として機能する。「R・U」は子
音字「R」として機能しているが、子音字の次に押され
た場合「U」として機能する。‘い’は「Y」「I」、
‘う’は「W」「U」で入力する。尚、図中ではデザイ
ン上「I」「U」を小文字で表記しているが、ローマ字
入力に大文字、小文字の区別はないので問題ない。例え
ば“とうきょう”と入力するには、「T」「O」「W」
「R・U」「K」「Y」「O」「W」「R・U」とキー
を打っていく。‘あ’や‘い’などの、小文字入力のた
めの‘X’または‘L’は「S」「K」キーの順序など
の文字に変換できない組み合わせを使用するか、あるい
は小文字変換キーを12個のキーとは別に設ける。半濁
音の子音字の入力や記号入力なども同様な方法でおこな
う。使い易さの点では、パソコンのキーより小さなキー
を具備している携帯電話等の、本体を両手で持ち両手の
親指だけでキーを操作し文字入力する装置においては、
図1のようにキーボードの左右のどちらかに母音を集中
させると、子音字を打つ手と母音字を打つ手に分けて交
互に打つことができるので入力し易い。 (第2の実施例)図4に本案を横4個、縦3個に配置し
た場合の例を示す。入力法は図1の配列と同じである。
【0010】
【発明の効果】ローマ字入力において、12個の少ない
キーでありながら従来必要とした1英字を選択するため
の同一キーの複数打ちを不要にでき、‘い’、‘う’以
外の清音と‘きょ’や‘てぃ’などの拗音や外来発音に
おいては、全英字分のキーを備えた文字入力装置でのロ
ーマ字入力作業と何ら変わらない。このため省スペース
型キーボードや片手入力用キーボードであっても、高速
でストレスの少ない文字入力ができる。また全英字分の
キーを備えたキーボードでは難しかった、キーの位置の
把握がし易いので、キーを見ない入力を容易に習得でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案のキーボード配列例
【図2】 ひらがな46音
【図3】 濁音入力を加えた2つの例の比較
【図4】 本案の横長仕様の配列例
【図5】 本案のフロー図例
【符号の説明】
1は母音字「I」と子音字の兼用キー、2は母音字
「U」と子音字の兼用キー、3aは濁音切り替えキーを
12キーとは別に設けたキーボード、3bは濁音切り替
えキーを12キー中に設けたキーボード、3は濁音切り
替えキー、4は濁音切り替えキーを兼ねた子音字キー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローマ字入力で‘あ’から‘ん’の46音
    の清音文字を12個の英字キーで入力できる文字入力装
    置において、母音字の「A」、「I」、「U」、
    「E」、「O」キーの内、「A」、「E」、「O」キー
    では、1打での‘あ’、‘え’、‘お’の入力を許可
    し、「I」、「U」キーでは1打での‘い’、‘う’の
    入力を禁止することと、「I」、「U」キーを子音字と
    の兼用キーとすることと、‘I’、‘U’の母音字入力
    は子音字が押された後に有効にすることと、‘い’の入
    力は「Y」「I」で行い、‘う’の入力は「W」「U」
    で行うことを特徴とする文字入力装置
  2. 【請求項2】「I」、「U」のキーに割り付ける子音字
    を‘M’と‘R’にすることと、残りの子音字キーの少
    なくともひとつを濁音への切り替えのための兼用キーと
    する、あるいは濁音への切り替えを濁音に切り替わり得
    る同一の子音字キーを2度打つことでおこなう請求項1
    の装置
JP2002320543A 2001-09-29 2002-09-27 キーの数が少ない文字入力装置 Pending JP2003177862A (ja)

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