JP2003177807A - シーケンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents
シーケンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する情報処理システムおよび情報処理方法Info
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- JP2003177807A JP2003177807A JP2001379142A JP2001379142A JP2003177807A JP 2003177807 A JP2003177807 A JP 2003177807A JP 2001379142 A JP2001379142 A JP 2001379142A JP 2001379142 A JP2001379142 A JP 2001379142A JP 2003177807 A JP2003177807 A JP 2003177807A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シーケンスプログラムでnワード領域の不一
致重複の検出に関し、シーケンスプログラムの開発にか
かる時間を短縮し、かつ運用時にプログラマブルコント
ローラの誤動作を防ぐ。 【解決手段】 システムは、命令のオペランドの数と各
オペランドの占有する領域の大きさを保持するテーブル
104と、プログラムメモリ102から読み出した命令
のオペランドのワード数をそのテーブル104を参照し
て判定する占有ワード数判定部105と、ワード数が2
以上の場合に、当該nオペランドがプログラムメモリの
他のnワードオペランドと不一致かつ重複しているか否
かを判定する不一致重複判定部106とを有し、プログ
ラマブルコントローラのシーケンスプログラム編集装置
のプログラムチェック処理で、nワードの領域を使用す
るオペランドと他のnワードオペランドとの不一致重複
を自動的に検出する。
致重複の検出に関し、シーケンスプログラムの開発にか
かる時間を短縮し、かつ運用時にプログラマブルコント
ローラの誤動作を防ぐ。 【解決手段】 システムは、命令のオペランドの数と各
オペランドの占有する領域の大きさを保持するテーブル
104と、プログラムメモリ102から読み出した命令
のオペランドのワード数をそのテーブル104を参照し
て判定する占有ワード数判定部105と、ワード数が2
以上の場合に、当該nオペランドがプログラムメモリの
他のnワードオペランドと不一致かつ重複しているか否
かを判定する不一致重複判定部106とを有し、プログ
ラマブルコントローラのシーケンスプログラム編集装置
のプログラムチェック処理で、nワードの領域を使用す
るオペランドと他のnワードオペランドとの不一致重複
を自動的に検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シーケンスプロ
グラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する
情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
グラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する
情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、命令のnワードオペラン
ドの不一致重複を検出する場合には、シーケンスプログ
ラム開発者がシーケンスプログラム中のnワードオペラ
ンドを列挙して調べていた。
ドの不一致重複を検出する場合には、シーケンスプログ
ラム開発者がシーケンスプログラム中のnワードオペラ
ンドを列挙して調べていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4を用いて、n=2
(ワード)の場合の不一致重複例で上記従来技術を説明
する。403のシーケンスプログラムに示すように、本
例では、16ビットを1ワードとするメモリ空間で2ワ
ードを占有するオペランドを持つ命令がある。このよう
なメモリ空間では、2ワードオペランドが他の2ワード
オペランドと不一致重複(401を参照)する場合があ
る。このように、ある32ビット領域の上位16ビット
が他の32ビット領域の下位16ビットと重複すると、
その領域を使用する命令が正常な値を取得できなくな
る。
(ワード)の場合の不一致重複例で上記従来技術を説明
する。403のシーケンスプログラムに示すように、本
例では、16ビットを1ワードとするメモリ空間で2ワ
ードを占有するオペランドを持つ命令がある。このよう
なメモリ空間では、2ワードオペランドが他の2ワード
オペランドと不一致重複(401を参照)する場合があ
る。このように、ある32ビット領域の上位16ビット
が他の32ビット領域の下位16ビットと重複すると、
その領域を使用する命令が正常な値を取得できなくな
る。
【0004】また、ある32ビット命令の演算結果を次
の演算に使用する(402を参照)場合のように、同じ
32ビット領域を複数の命令で演算に使用することもあ
るため、従来のアドレスの重複検出機能をそのまま使用
することができない。
の演算に使用する(402を参照)場合のように、同じ
32ビット領域を複数の命令で演算に使用することもあ
るため、従来のアドレスの重複検出機能をそのまま使用
することができない。
【0005】このため、シーケンスプログラム開発者
は、シーケンスプログラム403中のオペランドを、シ
ーケンス命令の説明書で2ワードオペランドが判断し
て、該当オペランドを全て列挙し、1ワードだけ重複し
ているか否かをチェックしなければならない。これらの
作業はすべて手作業のため、確認ミスが発生しやすく、
かつ手間がかかるという点があった。
は、シーケンスプログラム403中のオペランドを、シ
ーケンス命令の説明書で2ワードオペランドが判断し
て、該当オペランドを全て列挙し、1ワードだけ重複し
ているか否かをチェックしなければならない。これらの
作業はすべて手作業のため、確認ミスが発生しやすく、
かつ手間がかかるという点があった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、シーケンスプログラムの開発にかかる
時間を短縮し、かつ運用時にプログラマブルコントロー
ラの誤動作を防ぐことにある。
で、その目的は、シーケンスプログラムの開発にかかる
時間を短縮し、かつ運用時にプログラマブルコントロー
ラの誤動作を防ぐことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の情報処理システムは、命令のオペランドの
数と各オペランドの占有する領域の大きさを保持するテ
ーブルと、プログラムメモリから読み出した命令のオペ
ランドのワード数を前記テーブルを参照して判定する第
1の判定手段と、前記判定により前記ワード数が2以上
の場合には、当該nオペランドが前記プログラムメモリ
の他のnワードオペランドと不一致かつ重複しているか
否かを判定する第2の判定手段とを有し、プログラマブ
ルコントローラのシーケンスプログラム編集装置のプロ
グラムチェック処理で、nワードの領域を使用するオペ
ランドと他のnワードオペランドとの不一致重複を自動
的に検出することを特徴とする。
に、本発明の情報処理システムは、命令のオペランドの
数と各オペランドの占有する領域の大きさを保持するテ
ーブルと、プログラムメモリから読み出した命令のオペ
ランドのワード数を前記テーブルを参照して判定する第
1の判定手段と、前記判定により前記ワード数が2以上
の場合には、当該nオペランドが前記プログラムメモリ
の他のnワードオペランドと不一致かつ重複しているか
否かを判定する第2の判定手段とを有し、プログラマブ
ルコントローラのシーケンスプログラム編集装置のプロ
グラムチェック処理で、nワードの領域を使用するオペ
ランドと他のnワードオペランドとの不一致重複を自動
的に検出することを特徴とする。
【0008】ここで、好ましくは、前記第2の判定手段
は、前記当該nオペランドのアドレスが前記プログラム
メモリの他のnワードオペランドのアドレスと一致する
か否かを判定するアドレス一致判定手段と、前記アドレ
ス一致判定手段で前記アドレスが一致しないと判定した
場合に、当該nオペランドの領域が前記プログラムメモ
リの他のnワードオペランドの領域と重複しているか否
かを判定する領域重複判定手段とを有する。
は、前記当該nオペランドのアドレスが前記プログラム
メモリの他のnワードオペランドのアドレスと一致する
か否かを判定するアドレス一致判定手段と、前記アドレ
ス一致判定手段で前記アドレスが一致しないと判定した
場合に、当該nオペランドの領域が前記プログラムメモ
リの他のnワードオペランドの領域と重複しているか否
かを判定する領域重複判定手段とを有する。
【0009】また、好ましくは、前記領域重複判定手段
は、次の条件式(1)または(2)を満たす場合に、領
域が重複していると判定する。
は、次の条件式(1)または(2)を満たす場合に、領
域が重複していると判定する。
【0010】検査オペランドアドレス<オペランドアド
レス<検査オペランドアドレス +(n−1) …(1) または オペランドアドレス<検査オペランドアドレス<オペランドアドレス +(n−1) …(2)
レス<検査オペランドアドレス +(n−1) …(1) または オペランドアドレス<検査オペランドアドレス<オペランドアドレス +(n−1) …(2)
【0011】また、好ましくは、前記領域重複判定手段
により領域重複と判定された場合に、不一致重複とし
て、当該命令の名称と当該命令の位置を結果格納リスト
に登録する登録手段を更に有する。
により領域重複と判定された場合に、不一致重複とし
て、当該命令の名称と当該命令の位置を結果格納リスト
に登録する登録手段を更に有する。
【0012】また、好ましくは、前記結果格納リストの
登録データを表示または印刷する出力手段を有する。
登録データを表示または印刷する出力手段を有する。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の情報
処理方法は、命令のオペランドの数と各オペランドの占
有する領域の大きさを保持するテーブルを参照して、プ
ログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワー
ド数を判定する第1の判定ステップと、前記判定により
前記ワード数が2以上の場合には、当該nオペランドが
前記プログラムメモリの他のnワードオペランドと不一
致かつ重複しているか否かを判定する第2の判定ステッ
プとを有し、プログラマブルコントローラのシーケンス
プログラム編集装置のプログラムチェック処理で、nワ
ードの領域を使用するオペランドと他のnワードオペラ
ンドとの不一致重複を自動的に検出することを特徴とす
る。
処理方法は、命令のオペランドの数と各オペランドの占
有する領域の大きさを保持するテーブルを参照して、プ
ログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワー
ド数を判定する第1の判定ステップと、前記判定により
前記ワード数が2以上の場合には、当該nオペランドが
前記プログラムメモリの他のnワードオペランドと不一
致かつ重複しているか否かを判定する第2の判定ステッ
プとを有し、プログラマブルコントローラのシーケンス
プログラム編集装置のプログラムチェック処理で、nワ
ードの領域を使用するオペランドと他のnワードオペラ
ンドとの不一致重複を自動的に検出することを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するために、本発明の記憶
媒体は、プログラマブルコントローラのシーケンスプロ
グラム編集装置のプログラムチェック処理で、nワード
の領域を使用するオペランドと他のnワードオペランド
との不一致重複をコンピュータにより検出するための制
御プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記制御プ
ログラムが、命令のオペランドの数と各オペランドの占
有する領域の大きさを保持するテーブルを参照して、プ
ログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワー
ド数を判定する第1の判定ステップと、前記判定により
前記ワード数が2以上の場合には、当該nオペランドが
前記プログラムメモリの他のnワードオペランドと不一
致かつ重複しているか否かを判定する第2の判定ステッ
プとを有することを特徴とする。
媒体は、プログラマブルコントローラのシーケンスプロ
グラム編集装置のプログラムチェック処理で、nワード
の領域を使用するオペランドと他のnワードオペランド
との不一致重複をコンピュータにより検出するための制
御プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記制御プ
ログラムが、命令のオペランドの数と各オペランドの占
有する領域の大きさを保持するテーブルを参照して、プ
ログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワー
ド数を判定する第1の判定ステップと、前記判定により
前記ワード数が2以上の場合には、当該nオペランドが
前記プログラムメモリの他のnワードオペランドと不一
致かつ重複しているか否かを判定する第2の判定ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、本発明の制御
プログラムは、プログラマブルコントローラのシーケン
スプログラム編集装置のプログラムチェック処理で、n
ワードの領域を使用するオペランドと他のnワードオペ
ランドとの不一致重複をコンピュータにより検出するた
めの制御プログラムであって、前記制御プログラムが、
命令のオペランドの数と各オペランドの占有する領域の
大きさを保持するテーブルを参照して、プログラムメモ
リから読み出した命令のオペランドのワード数を判定す
る第1の判定ステップと、前記判定により前記ワード数
が2以上の場合には、当該nオペランドが前記プログラ
ムメモリの他のnワードオペランドと不一致かつ重複し
ているか否かを判定する第2の判定ステップとを有する
ことを特徴とする。
プログラムは、プログラマブルコントローラのシーケン
スプログラム編集装置のプログラムチェック処理で、n
ワードの領域を使用するオペランドと他のnワードオペ
ランドとの不一致重複をコンピュータにより検出するた
めの制御プログラムであって、前記制御プログラムが、
命令のオペランドの数と各オペランドの占有する領域の
大きさを保持するテーブルを参照して、プログラムメモ
リから読み出した命令のオペランドのワード数を判定す
る第1の判定ステップと、前記判定により前記ワード数
が2以上の場合には、当該nオペランドが前記プログラ
ムメモリの他のnワードオペランドと不一致かつ重複し
ているか否かを判定する第2の判定ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0016】(作用)本発明では、上記構成により、プ
ログラムメモリから読み出した命令を、命令の情報を保
持するテーブルを参照してオペランドのワード数を判定
し、ワード数が2以上の場合には、プログラムメモリの
他のnワードオペランドを読出して、両者が不一致で重
複しているか否かを判定し、不一致で重複であれば、不
一致重複として検出する。
ログラムメモリから読み出した命令を、命令の情報を保
持するテーブルを参照してオペランドのワード数を判定
し、ワード数が2以上の場合には、プログラムメモリの
他のnワードオペランドを読出して、両者が不一致で重
複しているか否かを判定し、不一致で重複であれば、不
一致重複として検出する。
【0017】このように、本発明によれば、従来手作業
で行っていたnワードオペランドの不一致重複の検出を
自動化したので、シーケンスプログラムの開発にかかる
時間を短縮し、運用時にプログラマブルコントローラの
誤動作を防ぐことができる。
で行っていたnワードオペランドの不一致重複の検出を
自動化したので、シーケンスプログラムの開発にかかる
時間を短縮し、運用時にプログラマブルコントローラの
誤動作を防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態の情報処理シ
ステムの構成を示す。図1において、101はnワード
オペランドの不一致重複の検出を指示する不一致重複検
出指示部、102はシーケンスプログラム編集装置によ
り作成されたプログラムを格納するプログラムメモリ、
103はプログラムメモリ102から命令を順次読み出
す読み出し部、104は命令のオペランドの数と各オペ
ランドの占有する領域の大きさを保持する命令情報テー
ブル、105は読み出し部103により読み出された命
令を命令情報テーブル104を参照してオペランドのワ
ード数を判定する占有ワード数判定部(第1の判定
部)、106は読み出し部103により読み出された命
令が不一致重複か否かを判定する不一致重複判定部(第
2の判定部)、107はこの不一致重複判定部で検出し
たnワードオペランドの不一致重複の情報を格納する結
果格納リスト、および108はプログラムチェック終了
後に結果格納リスト107の内容を表示する表示部であ
る。
ステムの構成を示す。図1において、101はnワード
オペランドの不一致重複の検出を指示する不一致重複検
出指示部、102はシーケンスプログラム編集装置によ
り作成されたプログラムを格納するプログラムメモリ、
103はプログラムメモリ102から命令を順次読み出
す読み出し部、104は命令のオペランドの数と各オペ
ランドの占有する領域の大きさを保持する命令情報テー
ブル、105は読み出し部103により読み出された命
令を命令情報テーブル104を参照してオペランドのワ
ード数を判定する占有ワード数判定部(第1の判定
部)、106は読み出し部103により読み出された命
令が不一致重複か否かを判定する不一致重複判定部(第
2の判定部)、107はこの不一致重複判定部で検出し
たnワードオペランドの不一致重複の情報を格納する結
果格納リスト、および108はプログラムチェック終了
後に結果格納リスト107の内容を表示する表示部であ
る。
【0020】図2は上記命令情報テーブル104の構成
を示す。命令情報テーブル104は、プログラム構成要
素201の命令コードと、その命令のオペランドの数
と、各オペランドの占有する領域の大きさとを格納して
いる。
を示す。命令情報テーブル104は、プログラム構成要
素201の命令コードと、その命令のオペランドの数
と、各オペランドの占有する領域の大きさとを格納して
いる。
【0021】まず、不一致重複検出指示部101による
nワードオペランドの不一致重複の検出の指示に応じて
結果格納リスト107をクリアする。
nワードオペランドの不一致重複の検出の指示に応じて
結果格納リスト107をクリアする。
【0022】次に、読み出し部103によりプログラム
メモリ102から命令を順次読み出す。読み出された命
令は、占有ワード数判定部105により命令情報テーブ
ル104を参照し、当該命令のオペランドのワード数を
判定する。ここで判定したワード数をn(nは1以上の
正の整数)とする。
メモリ102から命令を順次読み出す。読み出された命
令は、占有ワード数判定部105により命令情報テーブ
ル104を参照し、当該命令のオペランドのワード数を
判定する。ここで判定したワード数をn(nは1以上の
正の整数)とする。
【0023】n>1の場合(即ち、ワード数が2以上の
場合)、不一致重複判定部106により、当該nオペラ
ンドがプログラムメモリ102の他のnワードオペラン
ドと不一致かつ重複しているか否かを判定する。
場合)、不一致重複判定部106により、当該nオペラ
ンドがプログラムメモリ102の他のnワードオペラン
ドと不一致かつ重複しているか否かを判定する。
【0024】不一致重複判定部106でオペランドが不
一致かつ重複と判定された場合には、結果格納リスト1
07に当該シーケンス命令の名称と当該シーケンス命令
の位置を順次登録する。
一致かつ重複と判定された場合には、結果格納リスト1
07に当該シーケンス命令の名称と当該シーケンス命令
の位置を順次登録する。
【0025】プログラム領域全体をチェックし終える
と、結果格納リスト107の内容を表示部108に出力
する。
と、結果格納リスト107の内容を表示部108に出力
する。
【0026】図3は、図1の不一致重複判定部106の
詳細を示す。 図3において、301は図1のプログラ
ムメモリ102から命令を順次読み出す読み出し部、3
02は読み出し部301により読み出された命令を図1
の命令情報テーブル104を参照してnワードオペラン
ドか否かを判定するnワードオペランド判定部、303
はnワードオペランドが検査オペランド(プログラムメ
モリ102の他のnワードオペランド)とアドレスが一
致するか否かを判定するアドレス一致判定部、および3
04はnワードオペランドが上記検査オペランドと領域
が重複しているか否かを判定する領域重複判定部であ
る。
詳細を示す。 図3において、301は図1のプログラ
ムメモリ102から命令を順次読み出す読み出し部、3
02は読み出し部301により読み出された命令を図1
の命令情報テーブル104を参照してnワードオペラン
ドか否かを判定するnワードオペランド判定部、303
はnワードオペランドが検査オペランド(プログラムメ
モリ102の他のnワードオペランド)とアドレスが一
致するか否かを判定するアドレス一致判定部、および3
04はnワードオペランドが上記検査オペランドと領域
が重複しているか否かを判定する領域重複判定部であ
る。
【0027】まず、読み出し部301でプログラムメモ
リ102から命令を順次読み出す。読み出された命令は
nワードオペランドか否かを、判定部302により命令
情報テーブル104を参照して判定する。
リ102から命令を順次読み出す。読み出された命令は
nワードオペランドか否かを、判定部302により命令
情報テーブル104を参照して判定する。
【0028】当該命令がnワードオペランドの場合に
は、アドレス一致判定部303により、当該nオペラン
ドが検査オペランド(プログラムメモリ102の他のn
ワードオペランド)とアドレスが一致するか否かを判定
する。
は、アドレス一致判定部303により、当該nオペラン
ドが検査オペランド(プログラムメモリ102の他のn
ワードオペランド)とアドレスが一致するか否かを判定
する。
【0029】アドレスが一致しなければ、領域重複判定
部304により、当該nオペランドの領域が検査オペラ
ンドの領域と重複しているか否かを判定する。
部304により、当該nオペランドの領域が検査オペラ
ンドの領域と重複しているか否かを判定する。
【0030】領域重複判定部304は、次の条件式(不
等式)を満たす場合に、領域が重複していると判定す
る。
等式)を満たす場合に、領域が重複していると判定す
る。
【0031】
検査オペランドアドレス<オペランドアドレス<検査オペランドアドレス
+(n−1) …(1)
又は
オペランドアドレス<検査オペランドアドレス<オペランドアドレス
+(n−1) …(2)
領域重複判定部304により、領域重複と判定された場
合には、不一致重複として、上述のように結果格納リス
ト107に当該シーケンス命令の名称と当該シーケンス
命令の位置を登録し、処理を終える。
合には、不一致重複として、上述のように結果格納リス
ト107に当該シーケンス命令の名称と当該シーケンス
命令の位置を登録し、処理を終える。
【0032】領域重複判定部304により、領域重複と
判定されない場合には、プログラム領域全体をチェック
し終えるまで処理を続行する。
判定されない場合には、プログラム領域全体をチェック
し終えるまで処理を続行する。
【0033】(他の実施の形態)以上、本発明の実施形
態を詳述したが、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムを、システム或いは
装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは
装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み
出して実行することによっても達成される場合を含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、
プログラムである必要はない。プログラムを供給するた
めの記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)
などがある。
態を詳述したが、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムを、システム或いは
装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは
装置のコンピュータがその供給されたプログラムを読み
出して実行することによっても達成される場合を含む。
その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、
プログラムである必要はない。プログラムを供給するた
めの記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモリカー
ド)、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)
などがある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手作業で行っていたnワードオペランドの不一致重複の
検出を自動化することで、シーケンスプログラムの開発
にかかる時間を短縮し、運用時にプログラマブルコント
ローラの誤動作を防ぐことができる。
手作業で行っていたnワードオペランドの不一致重複の
検出を自動化することで、シーケンスプログラムの開発
にかかる時間を短縮し、運用時にプログラマブルコント
ローラの誤動作を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施形態における、nワードオペラ
ンドの不一致重複検出処理を行う情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
ンドの不一致重複検出処理を行う情報処理システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の命令情報テーブルの構成を示すメモリマ
ップ図である。
ップ図である。
【図3】図1の不一致重複判定部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】従来の2ワードオペランドの不一致重複の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
101 不一致重複検出指示部
102 プログラムメモリ
103 読み出し部
104 命令情報テーブル
105 占有ワード数判定部
106 不一致重複判定部
107 結果格納リスト
108 表示部
201 プログラム構成要素
301 読み出し部
302 nワードオペランド判定部
303 アドレス一致判定部
304 領域重複判定部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5B042 GA03 GB05 HH08
5H220 BB09 BB12 CC07 CX04 DD04
JJ59
Claims (12)
- 【請求項1】 命令のオペランドの数と各オペランドの
占有する領域の大きさを保持するテーブルと、 プログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワ
ード数を前記テーブルを参照して判定する第1の判定手
段と、 前記判定により前記ワード数が2以上の場合には、当該
nオペランドが前記プログラムメモリの他のnワードオ
ペランドと不一致かつ重複しているか否かを判定する第
2の判定手段とを有し、 プログラマブルコントローラのシーケンスプログラム編
集装置のプログラムチェック処理で、nワードの領域を
使用するオペランドと他のnワードオペランドとの不一
致重複を自動的に検出することを特徴とする情報処理シ
ステム。 - 【請求項2】 前記第2の判定手段は、 前記当該nオペランドのアドレスが前記プログラムメモ
リの他のnワードオペランドのアドレスと一致するか否
かを判定するアドレス一致判定手段と、 前記アドレス一致判定手段で前記アドレスが一致しない
と判定した場合に、当該nオペランドの領域が前記プロ
グラムメモリの他のnワードオペランドの領域と重複し
ているか否かを判定する領域重複判定手段とを有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 【請求項3】 前記領域重複判定手段は、次の条件式
(1)または(2)を満たす場合に、領域が重複してい
ると判定することを特徴とする請求項2に記載の情報処
理システム。 検査オペランドアドレス<オペランドアドレス<検査オペランドアドレス +(n−1) …(1) または オペランドアドレス<検査オペランドアドレス<オペランドアドレス +(n−1) …(2) - 【請求項4】 前記領域重複判定手段により領域重複と
判定された場合に、不一致重複として、当該命令の名称
と当該命令の位置を結果格納リストに登録する登録手段
を更に有することを特徴とする請求項2または3に記載
の情報処理システム。 - 【請求項5】 前記結果格納リストの登録データを表示
または印刷する出力手段を有することを特徴とする請求
項4に記載の情報処理システム。 - 【請求項6】 命令のオペランドの数と各オペランドの
占有する領域の大きさを保持するテーブルを参照して、
プログラムメモリから読み出した命令のオペランドのワ
ード数を判定する第1の判定ステップと、 前記判定により前記ワード数が2以上の場合には、当該
nオペランドが前記プログラムメモリの他のnワードオ
ペランドと不一致かつ重複しているか否かを判定する第
2の判定ステップとを有し、 プログラマブルコントローラのシーケンスプログラム編
集装置のプログラムチェック処理で、nワードの領域を
使用するオペランドと他のnワードオペランドとの不一
致重複を自動的に検出することを特徴とする情報処理方
法。 - 【請求項7】 前記第2の判定ステップは、 前記当該nオペランドのアドレスが前記プログラムメモ
リの他のnワードオペランドのアドレスと一致するか否
かを判定するアドレス一致判定ステップと、 前記アドレス一致判定ステップで前記アドレスが一致し
ないと判定した場合に、当該nオペランドの領域が前記
プログラムメモリの他のnワードオペランドの領域と重
複しているか否かを判定する領域重複判定ステップとを
有することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方
法。 - 【請求項8】 前記領域重複判定ステップでは、次の条
件式(1)または(2)を満たす場合に、領域が重複し
ていると判定することを特徴とする請求項7に記載の情
報処理方法。 検査オペランドアドレス<オペランドアドレス<検査オペランドアドレス +(n−1) …(1) または オペランドアドレス<検査オペランドアドレス<オペランドアドレス +(n−1) …(2) - 【請求項9】 前記領域重複判定ステップにおいて、領
域重複と判定された場合に、不一致重複として、当該命
令の名称と当該命令の位置を結果格納リストに登録する
登録ステップを更に有することを特徴とする請求項7ま
たは8に記載の情報処理方法。 - 【請求項10】 前記結果格納リストの登録データを表
示または印刷する出力ステップを有することを特徴とす
る請求項9に記載の情報処理方法。 - 【請求項11】 プログラマブルコントローラのシーケ
ンスプログラム編集装置のプログラムチェック処理で、
nワードの領域を使用するオペランドと他のnワードオ
ペランドとの不一致重複をコンピュータにより検出する
ための制御プログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記制御プログラムが、 命令のオペランドの数と各オペランドの占有する領域の
大きさを保持するテーブルを参照して、プログラムメモ
リから読み出した命令のオペランドのワード数を判定す
る第1の判定ステップと、 前記判定により前記ワード数が2以上の場合には、当該
nオペランドが前記プログラムメモリの他のnワードオ
ペランドと不一致かつ重複しているか否かを判定する第
2の判定ステップとを有することを特徴とする、シーケ
ンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出をす
るための制御プログラムを記憶した記憶媒体。 - 【請求項12】 プログラマブルコントローラのシーケ
ンスプログラム編集装置のプログラムチェック処理で、
nワードの領域を使用するオペランドと他のnワードオ
ペランドとの不一致重複をコンピュータにより検出する
ための制御プログラムであって、 前記制御プログラムが、 命令のオペランドの数と各オペランドの占有する領域の
大きさを保持するテーブルを参照して、プログラムメモ
リから読み出した命令のオペランドのワード数を判定す
る第1の判定ステップと、 前記判定により前記ワード数が2以上の場合には、当該
nオペランドが前記プログラムメモリの他のnワードオ
ペランドと不一致かつ重複しているか否かを判定する第
2の判定ステップとを有することを特徴とする、シーケ
ンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出をす
るための制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001379142A JP2003177807A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | シーケンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する情報処理システムおよび情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001379142A JP2003177807A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | シーケンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する情報処理システムおよび情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003177807A true JP2003177807A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19186638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001379142A Pending JP2003177807A (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | シーケンスプログラムでnワード領域の不一致重複の検出機能を有する情報処理システムおよび情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003177807A (ja) |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001379142A patent/JP2003177807A/ja active Pending
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