JP2003176231A - 糖尿病及びその合併症の治療及び予防用組成物 - Google Patents

糖尿病及びその合併症の治療及び予防用組成物

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JP2003176231A JP2001402602A JP2001402602A JP2003176231A JP 2003176231 A JP2003176231 A JP 2003176231A JP 2001402602 A JP2001402602 A JP 2001402602A JP 2001402602 A JP2001402602 A JP 2001402602A JP 2003176231 A JP2003176231 A JP 2003176231A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糖尿病及びその合併症の治療及び予防用組成
物の提供。 【解決手段】 桑及びタマネギを有効成分として含む組
成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、糖尿病及びその合
併症の治療及び予防用組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】タマネギは、野菜として広く食用に供さ
れているが、そのなかに含まれる人体に有効な作用が注
目されている。例えば、以下の作用があるとされる。 (1)血糖低下作用(例えば、J.B.Collip
「J.Biol.Chem.」58,163,192
3;J.B.Collip「J.Biol.Che
m.」56,513,1923;J.B.Collip
「J.Biol.Chem.」57,65,1923;
M.M.Janotら「C.R.Acad.Sci.
(Paris)」191,1098,1930;J.L
aurin「C.R.Acad.Sci.(Pari
s)」192,1289,1931;H.Kreitm
ar「E.Merck’s Jahresber.」5
0,102,1936;H.D.Brahmachar
iら「J.Pharm.Pharmacol.」13,
128,1961;H.D.Brahmachariら
「J.Pharm.Pharmacol.」14,61
7,1962;R.C.Jainら「Indian
J.Med.Sci.」25、601、1971;P.
T.Mathewら「Indian J.Exp.Bi
ol.」11,573,1973;P.T.Mathe
wら「Indian J.Physiol.Pharm
acol.」19,213,1975;K.T.Aug
ustiら「Clin.Chim.Acta.」60,
121,1975)。 (2)脂質低下作用(例えば、K.T.Augusti
ら「Indian J.Exp.Biol.」11,2
39,1973;K.K.Sharmaら「India
n J.Med.Res.」63,1629,197
5;A.Bordiaら「Atheroscleros
is」22、103,1975)。 (3)血小板凝集抑制作用(例えば、M.M.Mitt
alら「IndianJ.Med.Sci.」28,1
44,1974;K.I.Baghurstら「Lan
cet」2,101,1977;A.N.Makhej
aら「Prostaglandins Med.」2,
413,1979;A.N.Makhejaら「Adv
ances in Prostaglandin an
d Thromboxane Research」6
巻,Raven Press,New York,19
80,309;A.N.Makhejaら「Abst
r.8th.Int.Congr.Thrombosi
s and Haemostasis」Tronto,
July 1981;T.M.Vatsalaら「At
herosclerosis」36,38,198
0)。 (4)フィブリン溶解作用(例えば、N.N.Gupt
aら「Indian J.Med.Res.」54,4
8,1966;I.S.Menonら「Br.Med.
J.」3,351,1968;K.K.Sharmaら
「IndianMed.Gaz.」16,479,19
77)。 (5)抗アレルギー作用(例えば、D.Waterら
「Eur.J.Pharmacol.」107,17,
1985)。 ure」401、344、1999)。 【0003】また、最近、糖尿病の合併症(網膜症、神
経障害、腎症)の原因として生体内の糖のカルボニル基
とアミノ酸及び蛋白のアミノ基とが反応するメイラード
反応(アミノカルボニル反応)による生成物(後期段階
生成物)が注目されてきている。後期段階生成物は、血
管内皮細胞に作用し、血管透過性、血液凝固性を促進
し、またマクロファージや網膜色素上皮細胞に作用し
て、各種サイトカイン、増殖因子の産生を増加させて、
血管の新生を誘導して網膜症の進行を促進する。さら
に、高血糖により神経構成蛋白にグリケーションが生ず
ると、神経の軸索の萎縮、変性、脱髄などが起き、また
後期段階生成物は、内皮細胞の後期段階生成物受容体に
結合して活性酸素を生成する。そのため、神経障害が生
ずる。また、マクロファージは、後期段階生成物を貧食
し分解するが、一方受容体を介して各種サイトカインや
成長因子を分泌して腎臓のメサンギウム細胞を増殖さ
せ、さらにメサンギウム細胞から各種の基質の分泌増加
を促進する。しかも、メサンギウム細胞にも受容体があ
るので、これを介してサイトカイン、増殖因子の産生を
促進し、その結果、細胞外基質産生を増加させる。この
基質に後期段階生成物が作用すると、基質の蛋白間の結
合異常が生じて糸球体に構造異常、機能異常が生ずる。
このように、後期段階生成物は、糖尿病の合併症に関与
している。タマネギは、この反応を抑制することができ
る。 【0004】このような作用から、種々の疾患のオータ
ネイティブ治療の1つとして、タマネギの使用が推奨さ
れてきている。 【0005】一方、桑もまた種々の生理活性作用がある
ことが知られている。古くから、漢方で使用され、若い
枝は桑枝、葉は桑葉、果実は桑椹子、根の皮は桑白皮と
いわれる。桑枝は、タンニンを含みリウマチや神経痛な
どに、桑葉は、ビタミンB、カロチンなどを含み解熱
に、桑椹子は、滋養、強壮、貧血、養毛に、桑白皮は、
トリペルテノイド、ステロイド、フラボノイド及びクマ
リンを含み、消炎、利尿、鎮咳、高血圧があげられてお
り、例えば桑の根皮の煎じたものは、血圧降下作用があ
るとされる[渡辺綱男、糧友、17、(3)、34(1
942)]。また、桑葉は、最近研究が進み、血圧制
御、発ガン抑制、脂質制御、老化抑制に有効であること
が、明らかにされている。糖尿病に関しては、桑白皮を
煎じたものが、ウサギに経口投与すると血糖値が初め上
昇しその後下降し、また、アルコールエキスでも一過性
の血糖値の上昇があるが、6時間後に下降することが、
知られている[閔丙祺、日薬物、11、181(193
0)]。最近では、桑の葉と他のものとの混合物例えば
桑の葉とアガリクス抽出物との混合物(特開2001−
213796号)、桑の葉とカキ由来粉末との混合物
(特開2001−48794号)、桑の葉とヤーコンと
の混合物(特開2000−342228号)なども、糖
尿病の予防・治療に有効であるとされている。 【0006】 【発明が解決しようとしている課題】本発明者は、タマ
ネギと桑とを混合したものが、桑単独またはタマネギ単
独よりも、糖尿病及びその合併症の予防及び治療に、遥
かに優れていることを見いだした。このような事実は、
現在まで見いだされていない。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、桑及びタマネ
ギを有効成分として含む糖尿病及びその合併症の治療及
び予防用組成物に関する。 【0008】本発明で使用されるタマネギは、その種
類、産地、収穫時期などに限定されない。タマネギの生
鱗茎を収穫した後、水洗し、剥皮する。次に、適当な大
きさに破砕し、圧搾または遠心分離などにより搾汁す
る。 【0009】本発明では、搾汁そのものを用いてもよい
が、得られたタマネギ搾汁をスプレイドライ、凍結乾燥
または減圧濃縮により濃縮したものを用いるのが好まし
い。コストや品質の点から、減圧濃縮して得たエキスを
使用するのが、最も好ましい。 【0010】タマネギ搾汁の減圧濃縮は、例えば75−
95℃の加熱温度、45−40℃の蒸発温度及び10−
20mmHgの圧力で行われる。濃縮度は、特に限定さ
れないが、濃縮したエキス中の水溶性固形分が30−7
5重量%の範囲が好ましい。 【0011】最も好ましいタマネギエキスは、この減圧
濃縮の際、40−80℃好ましくは60−75℃の温度
及び100−360mmHg好ましくは150−290
mmHgの圧力で留出してくる留分(以下、初留分とす
る)を採取したものを混合する。採取に当たっては、初
留分をそのまま採取してもよいが、好ましくは活性炭ま
たは珪藻土などに吸着させ、有機溶媒例えばエタノール
などで溶出し、溶出液から溶媒を除いて得る。初留分の
生成量は、生のタマネギの重量に基づいて0.01−
0.02重量%である。そして、得られた初留分を、減
圧濃縮により得られた留分に添加し混合して、本発明で
使用されるタマネギエキスが得られる。 【0012】一方、本発明で使用される桑は、桑枝、桑
の根の白皮、桑葉、桑の果実などがある。そのなかで、
資源の点などから、桑の葉を使用することが好ましい。
桑の葉は、乾燥して粉末化したものまたは溶媒により抽
出したものを使用する。桑の葉を乾燥して粉末化するに
は、例えば、桑の葉を陰干しし、70−80℃で熱風乾
燥し、水蒸気滅菌し、50−70℃でさらに数時間乾燥
したものを粉末にする。桑の葉の抽出は、溶媒例えば水
などの無機溶媒またはエタノールまたはブタノールなど
の有機溶媒を用いるが、水を用いるのが、環境やコスト
の点から好ましい。水による抽出は、大気圧下で例えば
40−90℃で約2−5時間の条件、または95−10
0℃で約2−10分間次に60−80℃で5−20分間
の条件で行う。加熱後、濾過し、濾液をそのまま用いて
もよいが、処理上濃縮するが好ましい。濃縮には、加
熱、スプレイドライまたは凍結乾燥の技術を用いる。 【0013】本発明では、タマネギの搾汁またはそのエ
キスと桑の葉の粉末またはそのエキスとを混合する。こ
の場合、タマネギエキスと桑の葉の水抽出エキスとを混
合するのが好ましい。その混合にあたっては、重量比
で、タマネギエキス1に対して桑の葉の水抽出エキス1
に対してタマネギエキス1.5−8、好ましくは2−
6、最も好ましくは3−5である。 【0014】本発明の組成物は、投与にあたって、経口
で使用される。使用には、そのままでもよいが、例えば
粉末、顆粒、細粒、錠剤、カプセル、液剤などの従来の
剤型にして使用することができる。これらの剤型の製造
には、従来行われている方法が用いられる。例えば、錠
剤の製造では、本発明の有効成分に従来添加物として使
用されているものを加えて十分に混合する。添加物とし
ては、例えばとうもろこし澱粉、コムギ澱粉、馬鈴薯澱
粉、乳糖、ブドウ糖、マンニトール、炭酸カルシウム、
硫酸カルシウムなど;結合剤例えば澱粉類、デキストリ
ン、アラビアガム、トラガントガム、アルギン酸ナトリ
ウム、ゼラチン、メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールな
ど;崩壊剤例えば澱粉類、ポリビニルピロリドン、結晶
セルロースなど;滑沢剤例えばステアリン酸マグネシウ
ム、タルクなど;着色剤、香料などが挙げられる。得ら
れた混合物を湿式または乾式で顆粒とするかまたはする
ことなく、打錠機にかけて打錠し、錠剤とする。錠剤中
のタマネギまたは桑の量は、任意でよい。また、液剤の
製造では、安定剤、保存剤などを使用して、従来の方法
により行うことができる。 【0015】本発明の組成物の投与にあたっては、症状
に応じ、成人では1日1−数回、1日当たり合計量でタ
マネギエキス約5−10g好ましくは約6−8g、そし
て桑のエキス約1.5−5g好ましくは約2−3g用い
る。 【0016】本発明のタマネギ及び桑には、毒性は殆ど
認められない。 【0017】本発明の組成物について、ここまで、薬剤
として説明したが、副作用がほとんどないことから、い
わゆる健康食品として使用することもでき、特に糖尿病
の前期段階である境界型の糖尿病患者にオータネーティ
ブ治療として用いることができる。 【0018】タマネギと桑とを混合したものが、桑単独
またはタマネギ単独よりも、糖尿病及びその合併症の予
防及び治療に、遥かに優れていることは、以下の実施例
から明らかである。 【0019】 【実施例】実施例 1 北海道産タマネギ11kgを水洗機で2回水洗した。次
に、皮を剥き、フェザーミルで破砕し、得られた破砕物
を搾汁機により搾汁して、搾汁10.3kg(ブリック
ス:7.6)を得た。遠心薄膜式減圧濃縮機を用いて、
減圧濃縮した。60−75℃の温度及び150−290
mmHgの圧力で留出してくる成分を活性炭層に通して
吸着させた。吸着物をエタノールで溶出させて、得られ
た溶液からエタノールを蒸発により除去し、残存する成
分1.6gを採取した。 【0020】減圧濃縮を、加熱温度92℃、蒸発温度4
2℃及び圧力15mmHgで行い、濃縮エキス1.1k
gを得た。濃縮エキスに、上記の成分を加えて本発明の
組成物に使用されるタマネギエキスを得た。 【0021】一方、桑の葉を陰干しし、80℃で熱風乾
燥し、蒸気減菌した後、60℃でさらに3時間乾燥し
た。乾燥した桑の葉6kgを粉末化し、300倍(重
量)の量の水を添加した。これを85℃で3時間加熱
し、次に濾過した。得られた濾液を加熱濃縮して桑のエ
キス1.1kgを得た。 【0022】上記のやり方で得られる桑のエキス0.5
kgとタマネギエキス1.5kgにデキストリン1.5
kgを加えて混合し、噴霧乾燥して、粉末約2kgを得
た。得られた粉末を常法により打錠して、タマネギエキ
ス及び桑のエキスを含む錠剤を得た。 【0023】実施例 2 生後10週令のウイスター系雄ラットを1群5匹とし、
6群に分け、単飼金網製6連ケージに1匹ずつ入れて飼
育した。単回投与として、ブドウ糖負荷実験前に、桑の
エキスを1回投与した群、タマネギエキスを1回投与し
た群及び桑のエキス+タマネギエキスとを1回投与した
群に分け、これら3群を単回投与実験に使用した。慢性
投与として、ブドウ糖負荷実験前に、タマネギエキス、
桑のエキスそしてタマネギエキス+桑のエキスを、それ
ぞれ0.5mL/日の量で経口ゾンデで7日間投与した
1群ずつを使用した。 【0024】実験期間中、各群のラットには、飼料、水
を自由に摂取させた。飼育は、23℃±1℃、湿度50
%±5%で行った。また、ブトウ糖負荷実験は、1晩絶
食された各ラットの体重を測定し、1.0mL/kgネ
ンブタール腹腔内麻酔下にブドウ糖液5mL/kgを静
脈注射した。ブドウ糖負荷後、経時的に採血し、血糖値
をメルクリキッドGULにより測定し、またインシュリ
ン濃度をファデセフインシュリンによる二抗体ラジオイ
ムノアッセイにより測定した。 【0025】糖負荷による血糖値の変化(単回投与)
は、タマネギエキス群では、平均値で、0分で118.
5mg/dL、5分で420.8mg/dL、30分で
222.8mg/dLそして45分で176.0mg/
dLであった。 【0026】糖負荷による血糖値の変化(単回投与)
は、桑のエキス群では、平均値で、0分で112.5m
g/dL、5分で416.3mg/dL、30分で20
8.2mg/dLそして45分で168.2mg/dL
であった。 【0027】糖負荷による血糖値の変化(単回投与)
は、桑のエキス+タマネギエキス群では、平均値で、0
分で109.5mg/dL、5分で405.2mg/d
L、30分で197.2mg/dLそして45分で14
7.3mg/dLであった。 【0028】糖負荷による血糖値の変化(慢性投与)
は、タマネギエキス群では、平均値で、0分で109.
8mg/dL、10分で381.2mg/dLそして3
0分で258.8mg/dLであった。 【0029】糖負荷による血糖値の変化(慢性投与)
は、桑のエキス群では、平均値で、0分で106.8m
g/dL、10分で376.3mg/dLそして30分
で255.5mg/dLであった。 【0030】糖負荷による血糖値の変化(慢性投与)
は、桑のエキス+タマネギエキス群では、平均値で、0
分で103.8mg/dL、10分で358.1mg/
dLそして30分で226.1mg/dLであった。 【0031】実施例 3 方法は、M.Namikiら、「J.Agric.Fo
od.Chem」41、1704−1709(199
3)を参照して行った。反応系としては、グリケーショ
ンの初期に生成する極微弱化学発光の顕著なメチルグリ
オキザール(MG)とグリシン(GL)またはメチルア
ミン(MA)を選び、これらの当モル液を弱アルカリ性
で定温で反応させ、生成する光を超高感度検出器(アロ
カ製BLR201ケミルミネッセンスリーダー)により
経時的に測定し、MA系の場合はピーク時付近で、GL
系の場合は開始時に実験液を添加して発光の変化を測定
し、比較検討した。 【0032】実験試料として、実施例1のタマネギエキ
ス、桑のエキス及びタマネギエキス+桑のエキスを、蒸
留水により100倍に希釈して使用した。MG−MA系
(各0.1モル、150μL、60℃)の発光を経時的
に測定すると、反応開始から発光が増大し4−5分で6
0000−70000カウント(cpm)のピークを示
し、以後徐々に低下した。このピークになる時点で、反
応液1000μLに対しタマネギエキス、桑のエキス及
びタマネギエキス+桑のエキスを別々に50μL添加し
て測光した。結果は、タマネギエキスでは、消去率は9
%、桑のエキスでは消去率は7%であったが、タマネギ
エキス+桑のエキスでは、消去率は22.3%であっ
た。 【0033】また、MG−GL系(各0.5モル、15
0μL+10NのNaOH10μL、60℃)の発光を
経時的に測定すると、開始後数秒で約10000cpm
のピークを示し、以後急激に低下した。この系では、発
光反応が非常に早いため、反応直後の反応液1000μ
Lに対してタマネギエキス、桑のエキス及びタマネギエ
キス+桑のエキスを50μL添加して測定した。結果
は、タマネギエキスでは、消去率は3.8%であり、桑
のエキスでは4.2%であったが、タマネギエキス+桑
のエキスでは、消去率は16.1%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八重 勉 東京都板橋区高島平8−12−1 (72)発明者 西村 干夫 東京都杉並区阿佐谷南1−9−17 Fターム(参考) 4B018 LE01 MD53 MD61 ME03 MF01 MF06 MF08 4C088 AB34 AB87 AC04 AC05 CA05 CA06 MA07 NA14 ZC35

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 桑及びタマネギを有効成分として含む糖
    尿病及びその合併症の治療及び予防用組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004189663A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 Ichimaru Pharcos Co Ltd メイラード反応阻害剤
JP2010100663A (ja) * 2003-08-26 2010-05-06 Toyo Shinyaku Co Ltd タマネギ発酵物を含有する酵素阻害剤
JP2011528320A (ja) * 2009-01-16 2011-11-17 グアンヂョウ コンスン メディスン アール アンド ディー カンパニー リミテッド 糖尿病性腎症のための医薬組成物、並びにその調製及び適用

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