JP2003175799A - 車両位置確認装置 - Google Patents
車両位置確認装置Info
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Abstract
る車両位置確認装置を提供する。 【解決手段】 車両外部の送信ユニット2からの車両位
置確認信号を、車載アンテナCAに接続されたキーレス
信号受信部11にて受信すると、使用者等に入力された
発信パターン情報21に基づいて、ホーン駆動部12に
より車載ホーンCHから発信音が発せられるようにし、
他の車両と異なる発信パターンの合図により、使用者が
他の車両と使用する車両との区別ができるようにした。
Description
者に車両の位置を報せる車両位置確認装置に関するもの
である。
開平5−30377号公報に記載された自動車のキーレ
スエントリ装置が知られている。このキーレスエントリ
装置は、キーレスエントリ制御部と、これに接続された
車載ホーンとを有している。ここで、キーレスエントリ
制御部は、自動車の使用者が携帯する送信ユニットから
入力信号が発せられ、車載アンテナで受信された入力信
号が予め登録してある暗号信号と一致している場合に、
ドアの施錠又は解錠を行うとともに、車載ホーンを吹鳴
するようになっている。すなわち、車載ホーンから発す
る音により、使用者等は使用する車両の位置を確認する
ことができるようになっている。
ーレスエントリ装置では、車載ホーンを定常的に吹鳴す
ることにより使用者等に車両の位置を報せるため、例え
ば駐車場のように複数の車両が近接した場所で、2以上
の車両のキーレスエントリ装置が同時に操作されると、
互いの車両のホーンの音色が似ていることから、各車両
の使用者は、使用する車両と他人の車両とを識別し難い
という問題点があった。
であり、その目的とするところは、使用者等が車両を確
実に認識することのできる車両位置確認装置を提供する
ことにある。
め、請求項1記載の発明では、車両位置確認装置におい
て、車両外部の送信ユニットから発せられる入力信号を
受信する受信手段と、前記車両の外部へ向けて発信音を
発する音出力手段と、前記発信音の発信パターン情報を
入力するパターン情報入力手段と、前記パターン情報入
力手段により入力された前記発信パターン情報を記憶す
る記憶手段と、前記受信手段により前記入力信号を受信
すると、前記記憶手段に記憶された前記発信パターン情
報に基づいて、前記音出力手段から前記発信音を発する
よう制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
者等が車両外部にて送信ユニットを操作し、送信ユニッ
トから入力信号が発せられると、この入力信号は受信手
段により受信される。受信手段により入力信号を受信す
ると、記憶手段に記憶された発信パターン情報に基づい
た発信音が音出力手段から発せられる。この発信音によ
り、使用者等に車両の位置を報せるようになっている。
ここで、記憶手段には、使用者等により任意に入力され
た発信パターン情報が記憶されており、例えば、近接し
ている他の車両から発信音が発せられた場合であって
も、互いに発信音のパターンが異なるので、使用者等は
使用する車両と、他の車両とを混同することはない。
ことなく、使用する車両を確実に認識することができ
る。
ユニットから発せられる入力信号を受信する受信手段
と、前記車両の外部へ向けて発信音を発する音出力手段
と、前記発信音の複数の発信パターン情報を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記各発信パター
ン情報から前記音出力手段から発する前記発信パターン
情報を選択するパターン選択手段を備え、前記受信手段
により前記入力信号を受信すると、前記パターン選択手
段により選択された前記発信パターン情報に基づいて、
前記音出力手段から前記発信音を発するよう制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする。
者等が車両外部にて送信ユニットを操作し、送信ユニッ
トから入力信号が発せられると、この入力信号は受信手
段により受信される。受信手段により入力信号を受信す
ると、記憶手段に記憶された各発信パターン情報から選
択された発信パターン情報に基づいて発信音が音出力手
段から発せられる。この発信音により、使用者等に車両
の位置を報せるようになっている。ここで、使用者等に
より任意に選択された発信パターン情報に基づいて発信
音が発せられ、例えば、近接している他の車両から発信
音が発せられた場合であっても、互いに発信音のパター
ンが異なるので、使用者等は使用する車両と、他の車両
とを混同することはない。
ことなく、使用する車両を確実に認識することができ
る。
2記載の車両位置確認装置において、前記送信ユニット
と前記車両との距離に基づいて、前記発信音の音量を調
節する音量調節手段を備えたことを特徴とする。
たは2の作用に加え、車両の使用者等が、車両から比較
的離れた場所で送信ユニットを操作する場合には、音出
力手段から比較的大音量で発信音が発せられ、車両に比
較的近い場所で送信ユニットを操作する場合には、音出
力手段から比較的小音量で発信音が発せられる。すなわ
ち、発信音の音量は、使用者等の可聴範囲内で適切に設
定される。
た場所においても、車両の位置を確実に認識することが
できる。また、使用者等が車両に比較的近い場所で送信
ユニットを操作した際には、発信音が比較的小音量のた
め、発信音が過剰に大音量となって使用者等が不快とな
ることもない。
の何れか1項記載の車両位置確認装置において、前記入
力信号は、前記車両のドアの施錠時並びに解錠時にキー
レス信号を発するキーレスエントリシステムの送信ユニ
ットから発せられるものであることを特徴とする。
至3の何れか1項の作用に加え、車両の使用者等は、キ
ーレスエントリシステムの送信ユニットを用いて、車両
の位置を確認することができる。
の共用化を図ることができるし、使用者等は一の送信ユ
ニットにより、ドアの施錠・解錠並びに車両の位置確認
を行うことができ、実用に際して極めて有利である。
車両位置確認装置において、前記パターン情報入力手段
は、前記ドアの施錠用と解錠用の前記発信パターン情報
をそれぞれ入力するものであり、前記制御手段は、前記
キーレスエントリシステムによる前記ドアの施錠時と解
錠時とに、それぞれ異なる前記発信パターン情報に基づ
いて前記発信音を発することを特徴とする。
作用に加え、使用者等により任意に入力された施錠用並
びに解錠用の各発信パターン情報に基づいて、ドアの施
錠時と解錠時とに互いに異なる発信音が発せられ、使用
者等はドアが施錠されたのか、解錠されたのかを混同す
ることはない。
キーレス操作をした際に、車両のドアが施錠・解錠の何
れの状態になったのかを確実に認識することができる。
の何れか1項記載の車両位置確認装置において、前記パ
ターン情報入力手段を、前記車両のドアの開閉状態を検
出するドアスイッチにより前記発信パターン情報が入力
されるよう構成したことを特徴とする。
至5の何れか1項の作用に加え、車両の使用者等は、車
両のドアを開閉させることにより発信パターン情報を入
力することができる。
部等を別個に設けることなく、車両に既存のドアを用い
て発信パターン情報を入力することができ、実用に際し
て極めて有利である。
の何れか1項記載の車両位置確認装置において、前記音
出力手段は車載スピーカであって、前記発信パターン情
報は音楽情報であることを特徴とする。
至6の何れか1項の作用に加え、車両外部の使用者等
に、音楽により車両の位置が報される。すなわち、例え
ば、近接している他の車両から発信音が発せられた場合
であっても、使用する車両を、音楽の旋律、リズム等に
より他の車両と明確に区別することができる。
車両とを明確に区別することができ、使用する車両を確
実に認識することができる。
車両位置確認装置において、前記音楽情報を有する音楽
入力信号を受信する音楽情報受信手段を備え、前記パタ
ーン情報入力手段にて、前記音楽情報受信手段により受
信した前記音楽情報が前記発信パターン情報として入力
されるよう構成したことを特徴とする。
作用に加え、車両の使用者等は、任意の音楽情報を入力
することができ、車両位置確認時に、この音楽情報に基
づいた音楽が発信音として車載スピーカから発せられ
る。
て音楽情報を入力し、この音楽を発信音とすることがで
きる。また、車両に搭載されているスピーカとの共用化
を図ることができ、実用に際して極めて有利である。
車両位置確認装置において、前記音楽情報受信手段は、
携帯通信端末から前記音楽情報を受信することを特徴と
する。
作用に加え、車両の使用者等は、携帯通信端末を用いて
音楽情報の入力を行う。このとき、携帯通信端末から
は、例えば、データセンタ等からダウンロードされた、
或いは、使用者等により作成された、音楽情報が送信さ
れる。
から趣向に合った音楽情報を入力することができる。
施形態を示すもので、図1は車両位置確認装置の概略構
成ブロック図、図2は送信ユニットから制御部へ発信パ
ターン情報を入力する状態を示す車両位置確認装置の機
能ブロック図、図3は発信パターン情報の一例を示した
図、図4は送信ユニットにて車両位置確認の操作を行っ
た状態を示す車両位置確認装置の機能ブロック図であ
る。
1は、車両に備えられた電源CV、車載アンテナCA、
車載ホーンCH、ドアロックモータDM、ドアスイッチ
DSに接続し、電波信号を発する送信ユニット2から車
載アンテナCAにて所定の信号を受信すると、車載ホー
ンCHを吹鳴するようになっている。
携帯するものであり、本実施形態においては、ロックボ
タン2a及びアンロックボタン2bを有する、いわゆる
キーレスエントリシステムの送信ユニットをなしてい
る。車両の使用者は、通常、車両から離れた場所にて送
信ユニット2を操作する。この送信ユニット2は、通常
は、キーレスエントリシステムの送信ユニットとして機
能する。そして、例えば、各ボタン2a,2bを連続的
に所定時間以上だけ押圧する、各ボタン2a,2bを間
欠的に所定回数だけ押圧する、等の操作を行うことによ
り、車両位置確認装置1の送信ユニット2として機能す
るようになっている。
に接続するキーレス信号受信部11と、車載ホーンCH
に接続するホーン駆動部12と、ドアロックモータDM
に接続するモータ駆動部13と、車両のドアの開閉状態
を検出するドアスイッチDSに接続するとともにキーレ
ス信号受信部11、ホーン駆動部12、モータ駆動部1
3とに接続される制御部14とを有している。また、車
両位置確認装置1は、車両室内に設置される登録スイッ
チ15を有し、この登録スイッチ15は制御部14に接
続している。
説明する。使用者によりロックボタン2aまたはアンロ
ックボタン2bが押圧されると、送信ユニットからキー
レス信号が発せられる。そして、車載アンテナCAで受
信されたキーレス信号は、キーレス信号受信部11にて
所定の処理が施された後、制御部14に入力される。キ
ーレス信号が制御部14に入力されると、制御部14は
ドアスイッチDSによりドアの開閉状態を検出する。そ
して、ドアが閉状態かつロックボタン2aが押圧された
場合は施錠する指令信号をモータ駆動部13に出力し、
ドアが閉状態かつアンロックボタン2bが押圧された場
合は解錠する指令信号をモータ駆動部13に出力するよ
うになっている。これにより、ドアロックモータDMが
駆動し、ドアが施錠または解錠される。すなわち、本実
施形態の車両位置確認装置1は、キーレスエントリシス
テムとしての機能を備えたものとなっている。
てのキーレス信号受信部11は、例えば、増幅回路、検
波回路、波形整形回路等からなり、車両外部の送信ユニ
ット2から発せられる入力信号としての車両位置確認信
号23を受信する。すなわち、車載アンテナCAにて受
信された車両位置確認信号23は、キーレス信号受信部
11にて所定の処理が施された後、制御部14に入力さ
れる。
例えば、ホーン駆動回路等からなり、制御部14から出
力されるホーン駆動信号22に基づいて車載ホーンCH
を作動させる。すなわち、ホーン駆動部12により、車
載ホーンCHから車両の外部へ向けて発信音が発せられ
る。
回路等からなり、前述のように、制御部14から出力さ
れる施錠または解錠の指令信号に基づいてドアロックモ
ータDMを駆動させる。
は、例えばメモリ等からなる記憶部17と、例えばCP
U等からなる演算部18を有している。記憶部17には
発信パターン情報21が記憶され、演算部18は、キー
レス信号受信部11から車両位置確認信号23が入力さ
れると、発信パターン情報21に基づいてホーン駆動信
号22の出力処理等を行う。この制御部14の動作につ
いては後述する。
グローブボックス等に設置され、車両の使用者によりO
N・OFFが切り換えられるようになっている。この登
録スイッチ15は発信パターン情報21の入力に際し、
使用者によりON状態とされるもので、通常は、登録ス
イッチ15はOFF状態となっていて、記憶部17に発
信パターン情報21が書き込まれないようになってい
る。登録スイッチ15がON状態となると、パターン登
録モードとなり、記憶部17に発信パターン情報21が
書き込み可能な状態となる。
1の記憶部17に、発信パターン情報21を入力する動
作について、図2の機能ブロック図を参照して説明す
る。
使用者は、図2に示すように、車両室内の登録スイッチ
15をOFF状態からON状態とする。次に、使用者は
送信ユニット2のロックボタン2aまたはアンロックボ
タン2bを押圧し、発信パターン情報21を送信ユニッ
ト2に入力する。本実施形態においては、この発信パタ
ーン情報21は、図3に示すような、ロックボタン2a
またはアンロックボタン2bのON・OFF状態に応じ
た矩形状の波形データを有している。本実施形態におい
ては、ロックボタン2aまたはアンロックボタン2bの
ON状態が車載ホーンCHの吹鳴状態が対応し、ロック
ボタン2aまたはアンロックボタン2bのOFF状態が
車載ホーンCHの静寂状態が対応するようになってい
る。これにより、使用者は任意のパターンの発信パター
ン情報21を入力することができる。すなわち、本実施
形態においては、送信ユニット2がパターン情報入力手
段をなしている。
されると、送信ユニット2から発信パターン情報21が
電波により発せられ、発信パターン情報21は車載アン
テナCAにて受信される。そして、車載アンテナCAに
て受信された発信パターン情報21は、キーレス信号受
信部12を介して制御部14に入力される。制御部14
は、受信した発信パターン情報21を記憶部17に記憶
する。これにより、車両位置確認装置1に発信パターン
情報21が記憶される。
と、使用者は登録スイッチ15をOFF状態とする。制
御部14は、登録スイッチ15がOFF状態であること
を検出すると、前述のように、記憶部17に発信パター
ン情報21を書き込むことができない状態となる。
認装置1の位置確認の動作について、図4の機能ブロッ
ク図を参照して説明する。
ユニット2のロックボタン2a及びアンロックボタン2
bが同時に押圧されると、送信ユニット2から車両位置
確認信号23が発せられ、車両の車載アンテナCAにて
車両位置確認信号23が受信される。尚、ロックボタン
2a及びアンロックボタン2bとは別個に車両位置確認
のための専用のボタンを設けて、これが押圧されると車
両位置確認信号23が発せられるようにしてもよい。
認信号23は、キーレス信号受信部11にて所定の処理
が施された後、制御部14に入力される。そして、制御
部14は、記憶部17に記憶された発信パターン情報2
1に基づいて、ホーン駆動信号22をホーン駆動部12
へ出力する。これにより、発信パターン情報21に基づ
いて車載ホーンCHから発信音が発せられる。
置1によれば、使用者により任意のパターンの発信パタ
ーン情報21が入力され、この入力された発信パターン
情報21に基づいて発信音が発せられるようにしたの
で、この発信音の合図により、車両の使用者は、他の車
両と区別して使用する車両の位置を確実に認識すること
ができる。従って、駐車場のような多数の車両が互いに
近接している場合に、複数の車両から同時に発信音が発
せられても、互いに発信音のパターンが異なるので、他
の車両と混同することなく、使用する車両を確実に認識
することができる。
よれば、キーレスエントリシステムの送信ユニットを用
いて車両の位置を確認することができるので、キーレス
エントリシステムと部品の共用化を図ることができる
し、使用者等は一の送信ユニットにより、ドアの施錠・
解錠並びに車両の位置確認を行うことができ、実用に際
して極めて有利である。
ン情報21の入力モードとするための登録スイッチ15
を設けたものを示したが、この登録スイッチ15を設け
ず、各ボタン2a,2bにて所定の操作を行うことによ
り、発信パターン情報21のパターン登録モードとなる
ようにしてもよい。この所定の操作とは、例えば、各ボ
タン2a,2bの何れか一方を所定時間より長く押圧す
る操作であってもよいし、各ボタン2a,2bを同時に
所定時間より長く押圧する操作であってもよい。さら
に、前記実施形態の登録スイッチ15は、発信パターン
情報21を登録する際にのみ接続されるコネクタ等であ
ってもよく、登録モードに切り換える手段を有していれ
ば、如何なる構成であってもよいことは勿論である。
タン2aまたはアンロックボタン2bにより発信パター
ン情報21を入力するものを示したが、例えば、ドアス
イッチDSにより発信パターン情報21を入力するもの
であってもよい。この場合、車両の使用者等は、車両の
ドアを開閉させることにより発信パターン情報21を入
力することができる。従って、発信パターン情報21を
入力する入力部等を別個に設けることなく、車両に既存
のドアを用いて発信パターン情報21を入力することが
でき、実用に際して極めて有利である。
示すものであり、図5は車両位置確認装置の概略構成ブ
ロック図、図6は送信ユニットから制御部へ発信パター
ン情報としての音楽情報を入力する状態を示す車両位置
確認装置の機能ブロック図、図7は送信ユニットにて車
両位置確認の操作を行った状態を示す車両位置確認装置
の機能ブロック図である。第2の実施形態は、携帯信号
用アンテナ及び携帯信号受信部を設けた点で、第1の実
施形態と主に構成を異にしている。以下、第2の実施形
態の車両位置確認装置について、第1の実施形態と同様
の符号を用いて説明する。
100は、車両に備えられた電源CV、車載アンテナC
A、車載スピーカCS、ドアロックモータDM、ドアス
イッチDSに接続し、電波信号を発する送信ユニット2
から車載アンテナCAにて所定の信号を受信すると、車
載スピーカCSを鳴らすようになっている。また、車両
位置確認装置100は、車載アンテナCAに接続するキ
ーレス信号受信部11と、車載ホーンCSに接続するス
ピーカ駆動部101と、ドアロックモータDMに接続す
るモータ駆動部13と、ドアスイッチDSに接続すると
ともにキーレス信号受信部11、スピーカ駆動部10
1、モータ駆動部13とに接続される制御部14とを有
している。また、車両位置確認装置100は、車両室内
に設置される登録スイッチ15を有し、この登録スイッ
チ15は制御部14に接続している。また、制御部14
は、記憶部17及び演算部18を有している。
通信端末としての携帯電話端末Pが発する信号を受信す
る携帯信号用アンテナ102と、この携帯信号用アンテ
ナ102に接続され制御部14に接続する携帯信号受信
部103とを有している。
103は、例えば、増幅回路、検波回路、波形整形回路
等からなり、携帯信号用アンテナ102にて受信された
信号は、携帯信号受信部103にて所定の処理が施され
た後、制御部14に入力される。
Cから、音楽情報121をダウンロードできるようにな
っている。ここで、この音楽情報121は着信メロディ
情報であってもよいし、車両位置確認装置100専用の
情報であってもよい。
100の記憶部17に、発信パターン情報としての音楽
情報121を入力する動作について、図6の機能ブロッ
ク図を参照して説明する。
パターン情報としての任意の音楽情報121を、携帯電
話端末Pにダウンロードする。次に、車両室内の登録ス
イッチ15をOFF状態からON状態とし、携帯電話端
末Pに記憶された音楽情報121の携帯信号用アンテナ
102への送信処理を行う。すなわち、使用者は、車両
位置確認装置100に任意の音楽情報121を入力する
ことができるようになっている。
行われると、携帯電話端末Pから音楽情報121が電波
により発せられ、音楽情報121は携帯信号用アンテナ
102にて受信される。そして、携帯信号用アンテナ1
02にて受信された音楽情報121は、携帯信号受信部
103を介して制御部14に入力される。制御部14
は、受信した音楽情報121を記憶部17に記憶する。
これにより、車両位置確認装置100に音楽情報121
が記憶される。
者は登録スイッチ15をOFF状態とする。制御部14
は、登録スイッチ15がOFF状態であることを検出す
ると、前述のように、記憶部17に音楽情報121を書
き込むことができない状態となる。
認装置100の位置確認の動作について、図7の機能ブ
ロック図を参照して説明する。
ず、車両位置確認に際し、送信ユニット2の各ボタン2
a,2b等を用いて所定の操作を行い、送信ユニット2
をキーレスエントリモードから位置確認モードとする。
これにより、送信ユニット2から車両位置確認信号23
が発せられる状態となる。そして、この状態で、使用者
により、送信ユニット2のロックボタン2aまたはアン
ロックボタン2bが押圧されると、送信ユニット2から
車両位置確認信号23が発せられ、車両の車載アンテナ
CAにて車両位置確認信号23が受信される。
憶された音楽情報121に基づいて、スピーカ駆動信号
122をスピーカ駆動部101へ出力する。これによ
り、音楽情報121に基づいて車載スピーカCSから発
信音としての音楽が発せられる。
認装置100によれば、音楽情報121に基づいて音楽
が発せられるようにしたので、この音楽により、車両の
使用者は、他の車両と区別して使用する車両の位置を確
実に認識することができる。すなわち、例えば、近接し
ている他の車両から発信音が発せられた場合であって
も、使用する車両を、音楽の旋律、リズム等により他の
車両と明確に区別することができる。従って、使用者等
は、使用する車両と他の車両とを明確に区別することが
でき、使用する車両を確実に認識することができる。
100によれば、車両の使用者等は、任意の音楽情報1
21を入力し、車両位置確認時に、この音楽情報121
に基づいた音楽が発信音として車載スピーカCSから発
せられるようにしたので、使用者等は、自らの趣向等に
応じて音楽情報121を入力し、この音楽を発信音とす
ることができる。また、車両に搭載されているスピーカ
との共用化を図ることができ、実用に際して極めて有利
である。
0によれば、車両の使用者等は、携帯電話端末Pを用い
て音楽情報121の入力を行うようにしたので、データ
センタCから携帯通信端末Pに音楽情報121をダウン
ロードすることにより、自己の携帯電話端末から自らの
趣向に合った音楽情報を簡単容易に入力することができ
る。
121の登録モードとするための登録スイッチ15を設
けたものを示したが、この登録スイッチ15を設けず、
例えば、携帯信号用アンテナ102を車両位置確認装置
100に対して着脱自在な構成とし、アンテナ102が
車両位置確認装置100に装着された状態で音楽情報1
21の登録モードとなるようにしてもよい。この場合、
通常はアンテナ102は車両位置確認装置100から取
り外されており、使用者は音楽情報121の入力に際し
てアンテナ102を装着することとなる。
話端末Pから電波により発せられた音楽情報121を、
携帯信号用アンテナ102を介して携帯信号受信部10
3へ送信するものを示したが、例えば、携帯電話端末P
と携帯信号受信部103とを配線コード等によって直接
に接続したものであってもよい。すなわち、携帯電話端
末Pと携帯信号受信部103の送受信は、有線方式であ
っても無線方式であってもよい。
報121がデータセンタCからダウンロードされるもの
を示したが、この音楽情報121は、使用者等が自ら作
成したものであってもよい。
置の第3の実施形態を示すもので、図8は車両位置確認
装置の概略構成ブロック図、図9は送信ユニットから制
御部へ音楽情報を入力する状態を示す車両位置確認装置
の機能ブロック図である。第3の実施形態は、車両位置
確認装置に入力コントロール部を設けた点で、第1の実
施形態と構成を異にしている。以下、第3の実施形態の
車両位置確認装置について、第1の実施形態と同様の符
号を用いて説明する。
200は、送信ユニット2からの信号を受信するキーレ
スコントロール部201と、携帯電話端末Pからの信号
を受信する入力コントロール部202とを有している。
ここで、キーレスコントロール部201は、第1の実施
形態の車両位置確認装置1と略同様の構成となってい
る。
は、車両に備えられた電源(図示せず)、車載アンテナ
CA、車載スピーカCS、ドアロックモータDM、ドア
スイッチDSに接続し、電波信号を発する送信ユニット
2から車載アンテナCAにて所定の信号を受信すると、
車載スピーカCSを鳴らすようになっている。また、車
両位置確認装置200は、車載アンテナCAに接続する
キーレス信号受信部11と、車載スピーカCSに接続す
るスピーカ駆動部101と、ドアロックモータDMに接
続するモータ駆動部13と、ドアスイッチDSに接続す
るとともにキーレス信号受信部11、ホーン駆動部1
2、モータ駆動部13とに接続される制御部14とを有
している。また、この制御部14は、記憶部17及び演
算部18を有している。本実施形態においては、記憶部
17に車両位置確認のための音楽情報の他に、施錠時音
楽情報221と解錠時音楽情報222との2種類の音楽
情報が記憶される。また、制御部14は入力コントロー
ル部202に配線コード等により通信接続されている。
のインパネ部等に備えられたナビゲーション装置等であ
り、携帯電話端末Pが発する信号を受信する携帯信号用
アンテナ203と、この携帯信号用アンテナ203に接
続される携帯信号受信部204と、携帯信号受信部20
4に接続される制御部205とを有している。また、入
力コントロール部202は、制御部205に接続され運
転者等が視認可能な表示部206と、制御部205に接
続され運転者等により操作可能な操作部207とを有
し、キーレスコントロール部201と配線コードにより
直接に接続されている。
路、検波回路、波形整形回路等からなり、携帯信号用ア
ンテナ203にて受信された信号は、携帯信号受信部2
04にて所定の処理が施された後、制御部205に入力
される。
画面等を有し、表示部206には、キーレスコントロー
ル部201の制御部14に既に記憶されている音楽情報
221,222、制御部14に入力された音楽情報22
1,222等が表示されるようになっている。例えば、
入力コントロール部202がナビゲーション装置等であ
る場合は、地図情報等を表示する画面部を表示部206
としてもよい。
操作ボタン等を有し、運転者等は操作ボタンにより、制
御部14の登録モードへの切り換え、表示部206の表
示内容の切り換え、等を行うことができるようになって
いる。例えば、入力コントロール部202がナビゲーシ
ョン装置等である場合は、検索条件、行先等を入力する
入力部を操作部207としてもよい。
200の記憶部17に、音楽情報221,222を入力
する動作について、図9の機能ブロック図を参照して説
明する。
パターン情報としての任意の音楽情報221,222
を、携帯電話端末Pにダウンロードする。次に、操作部
207にて制御部14を登録モードとし、携帯電話端末
Pに記憶された音楽情報221,222の携帯信号用ア
ンテナ203への送信処理を行う。すなわち、使用者
は、車両位置確認装置200に任意の音楽情報221,
222を入力することができるようになっている。この
とき、表示部206には制御部14へ入力される音楽情
報221,222が表示され、使用者は所望の音楽情報
221,222が入力されたことを確認できるようにな
っている。音楽情報221,222の入力が完了する
と、使用者は操作部207にて所定の操作を行う制御部
14の登録モードを解除する。
れた施錠用並びに解錠用の各情報に基づいて、ドアの施
錠時と解錠時とに互いに異なる発信音が発せられ、使用
者等はドアが施錠されたのか、解錠されたのかを混同す
ることはない。尚、車両位置確認装置200の位置確認
の動作については、第2の実施形態と同様であるので、
ここでは説明を省略する。
置200によっても、第2の実施形態と同様に、車両の
使用者が他の車両と区別して使用する車両の位置を確実
に認識することができる。これに加え、使用者は、送信
ユニット2によりキーレス操作をした際に、車両のドア
が施錠・解錠の何れの状態になったのかを確実に認識す
ることができる。また、使用者は自らの趣向に合った音
楽を位置確認及び施錠・解錠の合図とすることができ
る。
0によれば、入力コントロール部202に表示部206
並びに操作部207を設けたので、使用者は音楽情報2
21,222の入力状態等を表示部206にて確認しつ
つ操作を行うことができる。ここで、この入力コントロ
ール部202を、車両のインパネ等に備えられるナビゲ
ーション装置とすれば、装置の画面を表示部206と
し、入力部を操作部207とするなど部品の共用化を図
ることができるし、入力コントロール部202を車両室
内等にあらたに設置する必要はなく、実用に際して極め
て有利である。
トロール部202と、キーレスコントロール部201と
を配線コードによって直接に接続した有線方式のものを
示したが、電波等により接続した無線方式のものであっ
てもよいことは勿論である。
と解錠時の発信音を音楽情報221,222としたのも
のを示したが、例えば第1の実施形態のような、車載ホ
ーンCHから発せられる発信音であってもよい。すなわ
ち、施錠時と解錠時とで異なる発信音が発せられるもの
であれば、他の構成であっても、使用者等は、車両が施
錠状態であるのか、解錠状態であるのかを認識すること
ができる。
もので、図10は車両位置確認装置の概略構成ブロック
図である。第4の実施形態は、車載アンテナと携帯信号
用アンテナとを共用とした点で、第3の実施形態と構成
を異にしている。以下、第4の実施形態の車両位置確認
装置について、第3の実施形態と同様の符号を用いて説
明する。
置300は、車両に備えられた電源(図示せず)、車載
アンテナCA、車載スピーカCS、ドアロックモータD
M、ドアスイッチDSに接続し、電波信号を発する送信
ユニット2から車載アンテナCAにて所定の信号を受信
すると、車載スピーカCSを吹鳴するようになってい
る。また、車両位置確認装置300は、車載アンテナC
Aに接続するキーレス信号受信部301と、車載スピー
カCSに接続するスピーカ駆動部101と、ドアロック
モータDMに接続するモータ駆動部13と、ドアスイッ
チDSに接続するとともにキーレス信号受信部301、
スピーカ駆動部101、モータ駆動部13とに接続され
る制御部14とを有している。また、車両位置確認装置
300は、車両室内に設置される登録スイッチ15を有
し、この登録スイッチ15は制御部14に接続してい
る。また、制御部14は、記憶部17及び演算部18を
有している。
ト2からの車両位置確認信号23と、携帯電話端末Pか
らの音楽情報221,222の信号とを受信するように
なっている。キーレス信号受信部301は分配機等から
なる分配部302を有し、分配部302にてキーレス信
号23と音楽情報221,222の信号とを、各信号の
周波数帯等に応じて分配し、制御部14へ入力するよう
になっている。ここで、他の構成については、第1の実
施形態等と同様であるので、ここでは説明を省略する。
置300によれば、車載アンテナCAにて送信ユニット
2からのキーレス信号23及び携帯電話端末Pからの音
楽情報221,222の信号とを受信するようにしたの
で、アンテナの共用化を図って部品点数を低減するとと
もに、装置の小型化を図って製造コストの低減を図るこ
とができる。
用者等により入力された発信パターン情報(音楽情報)
に基づいて発信音を発するものを示したが、予め記憶部
17に複数の発信パターン情報が記憶され、使用者等が
任意の発信パターン情報を選択できるものであってもよ
い。この場合も、送信ユニット2等をパターン選択手段
として、使用者等が所定の操作を行うことにより、発信
パターン情報を選択するように構成することが可能であ
る。
認装置1,100,200,300を、送信ユニット2
と車両との距離に基づいて、発信音の音量を調節するよ
うにしてもよい。この場合、キーレス信号受信部301
にて送信ユニット2との距離を検出し、音量調節手段と
しての制御部14にて車載ホーンCH・車載スピーカC
Sからの音量を調節する。これによれば、車両の使用者
等が、車両から比較的離れた場所で送信ユニット2を操
作する場合には、車載ホーンCH・車載スピーカCSか
ら比較的大音量で発信音が発せられ、車両に比較的近い
場所で送信ユニット2を操作する場合には、車載ホーン
CH・車載スピーカCSから比較的小音量で発信音が発
せられる。すなわち、発信音の音量は、使用者等の可聴
範囲内で適切に設定される。従って、使用者等は、車両
から比較的離れた場所においても、車両の位置を確実に
認識することができる。また、使用者等が車両に比較的
近い場所で送信ユニット2を操作した際には、発信音が
比較的小音量のため、発信音が過剰に大音量となって使
用者等が不快となることもない。
ユニット2はキーレスエントリ機能を有していないもの
であってもよいし、その他、具体的な細部構造等につい
ても適宜に変更可能であることは勿論である。
確認装置によれば、使用者等は、他の車両と混同するこ
となく、使用する車両を確実に認識することができる。
置確認装置の概略構成ブロック図である。
入力する状態を示す車両位置確認装置の機能ブロック図
である。
態を示す車両位置確認装置の機能ブロック図である。
置確認装置の概略構成ブロック図である。
しての音楽情報を入力する状態を示す車両位置確認装置
の機能ブロック図である。
態を示す車両位置確認装置の機能ブロック図である。
置確認装置の概略構成ブロック図である。
しての音楽情報を入力する状態を示す車両位置確認装置
の機能ブロック図である。
位置確認装置の概略構成ブロック図である。
Claims (9)
- 【請求項1】車両外部の送信ユニットから発せられる入
力信号を受信する受信手段と、 前記車両の外部へ向けて発信音を発する音出力手段と、 前記発信音の発信パターン情報を入力するパターン情報
入力手段と、 前記パターン情報入力手段により入力された前記発信パ
ターン情報を記憶する記憶手段と、 前記受信手段により前記入力信号を受信すると、前記記
憶手段に記憶された前記発信パターン情報に基づいて、
前記音出力手段から前記発信音を発するよう制御する制
御手段とを具備したことを特徴とする車両位置確認装
置。 - 【請求項2】車両外部の送信ユニットから発せられる入
力信号を受信する受信手段と、 前記車両の外部へ向けて発信音を発する音出力手段と、 前記発信音の複数の発信パターン情報を記憶する記憶手
段と、 前記記憶手段に記憶された前記各発信パターン情報から
前記音出力手段から発する前記発信パターン情報を選択
するパターン選択手段を備え、 前記受信手段により前記入力信号を受信すると、前記パ
ターン選択手段により選択された前記発信パターン情報
に基づいて、前記音出力手段から前記発信音を発するよ
う制御する制御手段とを具備したことを特徴とする車両
位置確認装置。 - 【請求項3】前記送信ユニットと前記車両との距離に基
づいて、前記発信音の音量を調節する音量調節手段を備
えたことを特徴とする請求項1または2記載の車両位置
確認装置。 - 【請求項4】前記入力信号は、前記車両のドアの施錠時
並びに解錠時にキーレス信号を発するキーレスエントリ
システムの送信ユニットから発せられるものであること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の車両位
置確認装置。 - 【請求項5】前記パターン情報入力手段は、前記ドアの
施錠用と解錠用の前記発信パターン情報をそれぞれ入力
するものであり、 前記制御手段は、前記キーレスエントリシステムによる
前記ドアの施錠時と解錠時とに、それぞれ異なる前記発
信パターン情報に基づいて前記発信音を発することを特
徴とする請求項4記載の車両位置確認装置。 - 【請求項6】前記パターン情報入力手段を、前記車両の
ドアの開閉状態を検出するドアスイッチにより前記発信
パターン情報が入力されるよう構成したことを特徴とす
る請求項1乃至5の何れか1項記載の車両位置確認装
置。 - 【請求項7】前記音出力手段は車載スピーカであって、 前記発信パターン情報は音楽情報であることを特徴とす
る請求項1乃至6の何れか1項記載の車両位置確認装
置。 - 【請求項8】前記音楽情報を有する音楽入力信号を受信
する音楽情報受信手段を備え、 前記パターン情報入力手段に、前記音楽情報受信手段に
より受信した前記音楽情報が前記発信パターン情報とし
て入力されるよう構成したことを特徴とする請求項7記
載の車両位置確認装置。 - 【請求項9】前記音楽情報受信手段は、携帯通信端末か
ら前記音楽情報を受信することを特徴とする請求項8記
載の車両位置確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001378824A JP4212806B2 (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 車両位置確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001378824A JP4212806B2 (ja) | 2001-12-12 | 2001-12-12 | 車両位置確認装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003175799A true JP2003175799A (ja) | 2003-06-24 |
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JP (1) | JP4212806B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016173653A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | パナソニック株式会社 | 歩車間通信装置及び歩車間通信システム及び接近通知方法 |
-
2001
- 2001-12-12 JP JP2001378824A patent/JP4212806B2/ja not_active Expired - Fee Related
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