JP2003175704A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C17/00Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
    • B60C17/0009Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor comprising sidewall rubber inserts, e.g. crescent shaped inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ性能を高度に保持してランフラット耐
久性に優れる空気入りタイヤを提案することである。 【解決手段】 少なくとも1プライのラジアルカーカス
と、そのクラウン部外周にてトレッド部を強化する、少
なくとも2層のコード交差層からなるベルトおよびその
外周に沿って巻回した有機繊維コードよりなるキャップ
とを備えるほか、サイドウォール部の全域にわたりカー
カスの内面に沿う断面が三日月状のゴムストックよりな
るゴム補強層を有し、カーカスとベルトとの間に、タイ
ヤ赤道面に対し実質上直交する方向に、多数のコードを
配列してトレッドの幅方向に作用する外力に抵抗させた
少なくとも1層のタイエレメントを配置してなる空気入
りタイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車を、これに装着
したタイヤがパンク状態の下で相当の距離を走行可能な
らしめるように、サイドウォール部全域にわたりカーカ
スの内面に沿う断面が三日月状のゴムストックよりなる
ゴム補強層を有するいわゆるランフラット空気入りタイ
ヤに関し、特にタイヤのトレッド部の適切な強化を図る
ことによりパンク状態下において従来のランフラットタ
イヤに比し一層の長距離を障害の進展のうれいなく安全
に走行できるランフラット耐久性に優れる空気入りタイ
ヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に装着した空気入りタイヤ
が走行中に何らかの原因、多くの場合釘や金属片などの
異物がタイヤに突き刺さることにより内圧が低下したり
またはゼロの状態となった際(以降パンクと記す)、そ
こからドライバが車両を望む場所、例えばタイヤを交換
できるサービスステーションまでの比較的短距離をそれ
以上のタイヤの障害や操舵の不具合などの不利なしに安
全に運行が継続できるように、種々の方策が講じられて
きた。
【0003】これらの方策のなかで最も簡便でしかも実
効ある対策として、サイドウォール部のほぼ全域にわた
るカーカスの内面にゴム補強層を裏張りし、正常な内圧
時には主としてその内圧により、従としてこのゴム補強
層により分担支持していたタイヤ負荷を、パンク時に主
にこのゴム補強層に肩代り支持させることを意図したい
わゆるランフラットタイヤが一般的である。
【0004】これはパンク状態での走行下で、上記ゴム
補強層を備えていない一般タイヤのサイドウォール部は
車輪荷重の負担に耐えられず二つ折れの状態まで圧し潰
され、特に空気入りラジアルタイヤの場合は短時間でサ
イドウォール部が致命的な故障に至るところ、ランフラ
ットタイヤではゴム補強層が、サイドウォール部がかな
りに撓むことは避け得ないものの短時間内の致命的故障
は生じないだけの輪重の支持機能を備えるような形状お
よび材質を採ることにより、空気入りラジアルタイヤで
あってもサイドウォール部の構成部材に著しい故障は発
生せずに、また運転上さほど大きな支障なしに走行を継
続することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のラ
ンフラット性能は高性能タイヤに適用するのが通例であ
り、この点で走行距離の殆ど全てにわたって発揮される
べき各種のタイヤ性能、例えば操縦安定性、振動乗り心
地性などは最高水準を保持するのが大前提であり、よっ
て万が一に備えるランフラット性能の付与のためタイヤ
性能に及ぼすマイナスの寄与は最小限度に抑える必要が
あった。
【0006】そのためゴム補強層の断面形状および材質
の選定に際し、ある程度限られた厚さおよび硬さの範囲
内での決定、採用が余儀なくされ、したがってパンク状
態で所定距離の安全走行が可能とはいうものの、その走
行可能距離にはおのずと限度が生じるのは止むを得な
い。
【0007】ところがランフラット走行に関して構造上
不利なラジアルカーカスの空気入りタイヤが主流を占め
る昨今、パンク時における安全走行距離の一層の延長要
求が著しく高まる傾向に対し上述したランフラットタイ
ヤではもはやこの要求に応えられない問題が現れ、この
改善が強く望まれるようになった。
【0008】そこで上述のカーカス内面に沿うゴム補強
層の形状および材質は従来の慣例によるタイヤの最高水
準を保持し得る範囲内での選定に従うものとして、パン
ク状態下でタイヤの故障なしに安全性を十分に保持した
上で走行可能距離を大幅に延長できる、ランフラット耐
久性に優れる空気入りタイヤを提供するのがこの発明の
目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】従来のランフラット空気
入りラジアルタイヤのパンク状態下における変形挙動を
綿密に考究したところ、サイドウォール部における撓曲
変形の度合はトレッド部の曲げ変形に対する抵抗力と直
接的に密接な関係をもっていることを見出し、下記する
発明の構成をとることによりランフラット耐久性に優れ
る空気入りタイヤを完成させるに至った。
【0010】すなわちこの発明は、一対のビード部およ
びサイドウォール部と、その両サイドウォール部に連な
るトレッド部とからなり、これら各部をビード部に埋設
したビードコア相互間にわたって補強する少なくとも1
プライのラジアルカーカスと、そのカーカスのクラウン
部外周にてトレッド部を強化する、少なくとも2層のコ
ード交差層からなるベルトおよびその外周に沿って巻回
した有機繊維コードよりなるキャップとを備えるほか、
サイドウォール部の全域にわたりカーカスの内面に沿う
断面が三日月状のゴムストックよりなりタイヤの負荷を
分担支持するゴム補強層を有する空気入りタイヤにおい
て、上記カーカスとベルトとの間に、タイヤ赤道面に対
し実質上直交する方向に、多数のコードを配列してトレ
ッドの幅方向に作用する外力に抵抗させた少なくとも1
層のタイエレメントを配置してなることを特徴とする。
【0011】カーカスとベルトとの間に配置された前記
タイエレメントを構成するコードは、高引張弾性率を有
する有機繊維コードであることが好ましい。
【0012】タイエレメントを、さらにベルトとキャッ
プとの間に配置してなることが好ましく、この場合に
は、ベルトとキャップとの間に配置されたタイエレメン
トを構成するコードは、高圧縮弾性率を有する有機繊維
コードであることがさらに好ましい。
【0013】以下この発明を図1に基づいて一層具体的
に説明する。図1は空気入りタイヤの断面をタイヤ赤道
面Eより左半につき示し、1はカーカス、2はビードコ
ア、3はベルト、4はキャップ、5はトレッド部、6は
サイドウォール部、7がビード部であり、8がゴム補強
層、9−1及び9−2がタイエレメントである。なお1
0はインナーライナ、11はレイヤを示す。
【0014】カーカス1はタイヤ赤道面Eにほぼ直交す
る多数のコード配列になる少なくとも1プライ(図示の
例では2プライ)のラジアルプライからなり、一対のビ
ード部7(図は一方のみ示す)の内部に埋設した一対の
ビードコア2相互間にわたってビード部7、サイドウォ
ール部6およびそれに連なるトレッド部5を補強する。
【0015】ベルト3は少なくとも2層のコード交差層
からなり、図示の例はそれを3−1、3−2の2層で示
すものとしてそれら各層における多数のコードがタイヤ
赤道面Eを挟んで互いに異なる向きの配列になり各層間
で小さな交角を形成するものとする。
【0016】キャップ4はベルト3の外周に沿って巻回
した有機繊維コードのゴム引き層からなり、高速走行中
におけるベルト3のタイヤ半径方向の成長抑制層の役に
供するものとしてその幅はベルト3のそれより広幅とす
るものであり、ベルト3との協働でトレッド部5の強化
に与り、高性能空気入りタイヤの走行性能を一段と高め
る役を果たす。
【0017】ゴム補強層8はこの種のランフラットタイ
ヤの慣例に従い、カーカス1のプライゴムおよびサイド
ウォール部6のゴムに比しより高い硬度を有するゴムと
するのが好ましく、常態の内圧下において従たるタイヤ
負荷の分担支持部材として機能するが、専らその目的と
するところはパンク時において、サイドウォール部6域
におけるサイドゴムとカーカスプライとでは到底無理な
負荷支持を十分とはいえないまでも可能とするため設け
るもので、この意味でステーの役を担うものであり、よ
ってゴム補強層8はサイドウォール部6の全域、より具
体的にはビードコア2のタイヤ半径方向外側近傍からト
レッド部5の側端部に至る領域のカーカス1の内面に沿
って断面が中央部分で最も厚い先細りとなる三日月状の
ゴムストックとする。
【0018】さらにベルト3、より詳しくは例えば図1
に示すようにコード交差層のうち内側のコード層3−1
とカーカス1との間に、タイヤ赤道面Eに対し実質上直
交する方向に、多数のコードを配列してトレッドの幅方
向に作用する外力に抵抗させた少なくとも一層のタイエ
レメント9−2を配置する。ここに実質上とは製品の目
標に対し生産上の不可避的な変動を加味するとの意であ
る。
【0019】さらに、タイエレメント9−1をベルト3
の外側のコード層3−2とキャップ4との間に配置し、
タイエレメント9−2とともに、ベルト3を挟み込む配
列としてもよい。
【0020】タイエレメント9−1及び9−2はその多
数のコードがベルト3における、コード交差層3−1お
よび3−2それぞれの層のコードが形成する多数の縦長
の(タイヤ赤道面Eに沿う向きに長い)菱形メンバを横
切ってのび、これらメンバと薄く強固なゴムを介して結
節部を形成し、それ故トレッド部5の幅方向に作用する
外力に抵抗する要素部材であり、この幅はベルト3の最
小幅に対し少なくとも50%とするのが好ましい。
【0021】タイエレメント9−1及び9−2に用いる
コードはそれぞれ高い圧縮弾性率及び高い引張弾性率を
示す性状の、例えば前者につきナイロンのモノフィラメ
ントコード、後者に対しアラミド繊維の撚りコードが適
合する。
【0022】なお図1に示す11はレイヤであり、それ
はトレッド幅方向に区分されたある領域の幅毎にベルト
3またはキャップ4の外周に沿って有機繊維コードを巻
回した幅狭のコード層であり、図示の例ではベルト3お
よびキャップ4の両側端部を掩い、キャップ4とともに
高速での高性能発揮に寄与する。
【0023】
【作用】図2に上述のゴム補強層8を備えたランフラッ
ト空気入りタイヤのパンク時における負荷(輪重)直下
における変形のありさまをタイヤ外側輪郭につき、従来
のランフラットタイヤを破線A、この発明のタイヤを実
線Bにて模式により示した。Pa、Pbはそれぞれ破線
A、実線Bのビード部7におけるリムのフランジ上の着
力点を示し、Sは路面をあらわす。
【0024】ゴム補強層8を備えていない通常のタイヤ
はパンク時には、図示していないが負荷支持機能に欠け
るためサイドウォール部はほぼ二つ折れ状に変形する
が、従来のランフラットタイヤではサイドウォール部の
中央域で相当な厚みを有するゴム補強層8の大きな曲げ
抵抗性、それは特にゴム8の内面側に生じる圧縮に対し
ゴム固有の大きな圧縮モジュラスがもたらすものである
が、この抵抗性により破線Aで示すようなサイドウォー
ル部6の撓みにより負荷を支持する機能を有する。
【0025】ところがこの負荷支持機能のゆえに輪重F
の分力成分F′が図の矢印の向きに作用しこの力F′が
ゴム補強層8を伝わってトレッド部5の両端に外力を及
ぼす。このときトレッド部5は内圧がゼロの下でベルト
3およびキャップ4のテンションが失われているのでト
レッド部5の両側からの外力と対抗し得ない。それ故ト
レッド部5は弧Lで示すようにタイヤの内方に向かって
大きく反曲することになる。その結果サイドウォール部
6はさらに大きく撓みそのトレッド部5寄りの部分が路
面Sと接触し滑り転動するのでゴムの摩滅が急速に進
み、比較的早期にカーカス1に損傷が生じる懸念があ
る。
【0026】上述のトレッド部5の弧Lで示した大きな
反曲はとくにトレッド部5の中央域にてその動負荷半径
を減じることに相当し、これはベルト3のコード交差層
3−1、3−2におけるコードのタイヤ赤道面Eに対す
る傾斜角度の増加を伴い、これはとりもなおさずこれら
の交差コードが形成する縦長の菱形が拡幅すると同時に
縦の長さを減じる、いわゆるパンタグラフ挙動を行うこ
とに外ならない。
【0027】そこでタイヤ赤道面Eに対し実質上直交す
る多数のコード配列になるタイエレメント9−2をカー
カス1とベルト3の内側のコード交差層3−1との間に
配置して多数のコードが上記菱形を横切ってのびるとと
もに菱形をなすコードとの間で多数の結節部を形成する
ことにより、菱形コードの拡幅変形挙動すなわちパンタ
グラフ挙動を有効に抑制し、この抑制がトレッド部5の
反曲の度合を顕著に低減する効果をもたらすものであ
り、そのありさまを図2に示す。
【0028】その結果トレッド部5の反曲部の弧の長さ
が従来のLからlまで減少し、その分図2に示すように
点Paとの対比においてhの高さの点Pbまでビード部
7が押し上げられ、サイドウォール部6の路面Sとの接
触部分は従来のランフラットタイヤに比し大幅に減少す
ると同時にカーカス1までのゴム厚さが厚い部分が接触
することになるので、ランフラット耐久性は顕著に向上
する。
【0029】さらにタイエレメント9−1をコード交差
層3−2とキャップ4との間に付加配置すれば上記効果
は一層増す。
【0030】上述したように従来のランフラットタイヤ
ではゴム補強層8の負荷支持機能を十分に発揮し得なか
ったところ、タイエレメント9−1、9−2をあらたに
設けることによってゴム補強層8の機能を十分に引き出
すことが可能となったのである。
【0031】
【実施例】乗用車用高性能空気入りラジアルタイヤのサ
イズがP275/40ZR17であり、その構成は図1
に準じる。カーカス1は2プライのレーヨンコードにな
り、ベルト3はスチールコードの交差角度が60°の2
層からなる。キャップ4はナイロンコードの1層、レイ
ヤ11はナイロンコードの1層を対にして用いた。ゴム
補強層8はJIS硬度84度で最大厚さが7mmのゴム
ストックとした。
【0032】上記を共通の構成とし、タイエレメント9
−1及び9−2につき実施例1は9−1、9−2をとも
にアラミド繊維の撚りコード層とし、実施例2では9−
1をナイロンのモノフィラメントコード層、9−2をア
ラミド繊維の撚りコード層とした。なおモノフィラメン
トコードはDUPON社のHYTENを用いた。またタ
イエレメント9−1、9−2の幅はベルト3の最小コー
ド交差層の幅の98%に設定した。
【0033】実施例1及び2のタイヤと、タイエレメン
トを備えず他はすべて実施例に合わせた従来例のタイヤ
とを供試タイヤとし、下記の実車テストを実施した。テ
スト車両の前輪右に各供試タイヤを装着し、バルブコア
を抜きパンク状態として速度90km/hで、タイヤに
著しい損傷が発生するまでサーキットを走行させた。
【0034】評価は損傷発生までに走行した距離を従来
例を100とする指数にてあらわし、その結果実施例1
では230、実施例2で460の値が得られた。
【0035】この評価結果からタイエレメントの効果は
著大であること、なかでもトレッド部5の反曲の際圧縮
応力が作用するベルト3の外側に耐圧縮抵抗性に優れる
ナイロンモノフィラメントコードを配置し、これに加え
引張応力が作用するカーカス1側に引張強度に優れるア
ラミド繊維の撚りコードのタイエレメント9−2を配置
した実施例2が特に優れた結果を示した。
【0036】
【発明の効果】この発明によればタイヤ性能を最高の水
準に保持してなおかつランフラット耐久性が格段に優れ
る空気入りタイヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気入りタイヤの左半断面を示
す。
【図2】 パンク時の挙動を説明する略線図である。
【符号の説明】
1 カーカス 3 ベルト 4 キャップ 5、トレッド部 6 サイドウォール部 7 ビード部 8 ゴム補強層 9−1、9−2 タイエレメント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のビード部およびサイドウォール部
    と、その両サイドウォール部に連なるトレッド部とから
    なり、これら各部をビード部に埋設したビードコア相互
    間にわたって補強する少なくとも1プライのラジアルカ
    ーカスと、そのカーカスのクラウン部外周にてトレッド
    部を強化する、少なくとも2層のコード交差層からなる
    ベルトおよびその外周に沿って巻回した有機繊維コード
    よりなるキャップとを備えるほか、サイドウォール部の
    全域にわたりカーカスの内面に沿う断面が三日月状のゴ
    ムストックよりなりタイヤの負荷を分担支持するゴム補
    強層を有する空気入りタイヤにおいて、 上記カーカスとベルトとの間に、タイヤ赤道面に対し実
    質上直交する方向に、多数のコードを配列してトレッド
    の幅方向に作用する外力に抵抗させた少なくとも1層の
    タイエレメントを配置してなることを特徴とする空気入
    りタイヤ。
  2. 【請求項2】 カーカスとベルトとの間に配置された前
    記タイエレメントを構成するコードは、高引張弾性率を
    有する有機繊維コードである請求項1記載の空気入りタ
    イヤ。
  3. 【請求項3】 タイエレメントを、さらにベルトとキャ
    ップとの間に配置してなる請求項1又は2記載の空気入
    りタイヤ。
  4. 【請求項4】 ベルトとキャップとの間に配置された前
    記タイエレメントを構成するコードは、高圧縮弾性率を
    有する有機繊維コードである請求項3記載の空気入りタ
    イヤ。
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