JP2003174740A - モータ用アセンブリ、モータ、およびその製造方法 - Google Patents

モータ用アセンブリ、モータ、およびその製造方法

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JP2003174740A
JP2003174740A JP2001372345A JP2001372345A JP2003174740A JP 2003174740 A JP2003174740 A JP 2003174740A JP 2001372345 A JP2001372345 A JP 2001372345A JP 2001372345 A JP2001372345 A JP 2001372345A JP 2003174740 A JP2003174740 A JP 2003174740A
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rotor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を低下させることなく、モータ機器内
でのモータの占有体積を縮小可能なモータアセンブリ、
モータ、およびモータの製造方法を提供すること。 【解決手段】 ステッピングモータ1に用いたモータ用
アセンブリ1′は、回転軸11の略中央に永久磁石12
を備えたロータ10と、この永久磁石12の外周面に対
して所定の間隙を介して対向するように配置された鋼材
からなるヨーク20と、ロータ10およびヨーク20を
覆うモータケース40とを有する。ヨーク20からモー
タケース40の外側まで突出した連結部215、22
5、235、245に対しては、コイル31、32が巻
回されたコイル巻回部材51、52が連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ用アセンブ
リ、モータおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPM形ステッピングモータは、図
7(A)、(B)に模式的に示すように、回転軸11お
よびロータ12を備えたロータ10と、永久磁石12に
対して所定の間隙を介して対向する第1の外ヨーク2
1、第1の内ヨーク22、第2の内ヨーク23、および
第2の外ヨーク24からなるヨーク20と、ヨーク20
の周りに巻回された第1のコイル31および第2のコイ
ル32とが配置され、コイル31、32によって、ヨー
ク20からロータ10に対して回転磁界を付与する構成
になっている。
【0003】ここで、図7(A)に示すステッピングモ
ータでは、コイル31、32が永久磁石12の周りでヨ
ーク20に巻回されている。このため、モータの外径寸
法は、概ね、永久磁石12の外径寸法に、ヨーク20、
コイル31、32、外ヨーク21、24でモータケース
として機能する部分210、240の厚さを加えた寸法
になっている。
【0004】これに対して、図7(B)にステッピング
モータでは、コイル31、32は、永久磁石12に対し
てモータ軸線方向の側でヨーク20に巻回されているた
め、モータの外径寸法を縮小することができる。このよ
うに構成した場合、モータの長さ寸法は、概ね、永久磁
石12の長さ寸法にヨーク20、コイル31、32、フ
ランジ部49の厚さを加えた寸法になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】PM形ステッピングモ
ータにおける小型化、薄型化は、全ての構成部品を小さ
くすることにより達成されているが、モータをそのまま
スケールダウンしていくと、永久磁石12を小さくせざ
るを得ず、その結果、得られる回転トルクも小さくなっ
てしまうという問題点がある。
【0006】また、永久磁石12を小さくしない場合に
は、コイル31、32の巻回スペースを縮小せざるを得
ず、その結果、得られる回転トルクも小さくなってしま
うという問題点がある。すなわち、図7(A)に示すモ
ータでは、モータケース(外ヨーク21、24でモータ
ケースとして機能する部分210、240)の内側でコ
イル31、32を永久磁石12の周りでヨーク20に巻
回しているため、モータを小型化するには、コイル3
1、32を巻くスペースを縮小せざるを得ない。また、
図7(B)に示すモータでは、モータケース40内でコ
イル31、32を永久磁石12に対してモータ軸線方向
で隣接する位置でヨーク20に巻回しているため、モー
タを薄型化するには、コイル31、32を巻くスペース
を縮小せざるを得ない。その結果、コイル31、32に
よる起磁力が小さくなり、モータの小径化、薄型化に伴
って、回転トルクが小さくなってしまうのである。
【0007】こような問題点を解消するためのモータと
して、特開2000−23445号公報には、図7
(C)に示すように、ヨーク20の外側、すなわち、ロ
ータの回転軸に対して非円周上位置にコイル31、32
を配置する構成が開示されている。ここに開示のモータ
は、図8に示すように、ロータ10に設けた永久磁石1
2の外周面に対して所定の間隙を介して対向するように
ヨーク20が配置されている。このヨーク20は、互い
の極歯が交互に並ぶように重ねられた第1の外ヨーク2
1および第1の内ヨーク22と、互いの極歯が交互に並
ぶように重ねられた第2の内ヨーク23および第2の外
ヨーク24とが内ヨーク22、23同士がモータ軸線方
向で隣接するように配置されている。
【0008】ここで、第1の外ヨーク21および第1の
内ヨーク22からは、第1のコイル保持部219および
第1のコイル巻回部229がそれぞれL字形状に延設さ
れ、第2の内ヨーク23および第2の外ヨーク24から
は、第2のコイル巻回部239および第2のコイル保持
部249がそれぞれL字形状に延設されている。従っ
て、第2の外ヨーク24、第2の内ヨーク23、第1の
内ヨーク22、および第1の外ヨーク21をこの順に重
ねる際、第1のコイル巻回部229および第2のコイル
巻回部239に第1のコイル31および第2のコイル3
2をそれぞれ巻回、あるいは装着するとともに、これら
のコイル31、32を第1のコイル保持部219および
第2のコイル保持部249で保持する。それ故、従来で
あれば、ロータ10に対して同心円周上に配置していた
コイル31、32を、横方向へずらして配置することが
できるので、モータの小型化、薄型化を図る際、永久磁
石12を小さくしてなくても、コイル31、32を配置
するスペースを十分に確保できる。
【0009】しかしながら、図8に示すモータでは、ロ
ータ10の周りの寸法については縮小できるが、その側
方に延設されたコイル巻回部229、239およびコイ
ル保持部219、249を覆うようにモータケース40
を構成するため、モータケース40を含めたモータの外
形寸法は、従来のものと比較して大きくなってしまうと
いう問題点がある。また、第1の内ヨーク22および第
2の内ヨーク23からL字形状に延設した第1のコイル
巻回部229および第2のコイル巻回部239にコイル
31、32を巻回、あるいは装着した後、これらのコイ
ル31、32をそれぞれ第1の外ヨーク21、および第
2の外ヨーク24から延設された第1のコイル保持部2
19および第2のコイル保持部249で保持するため、
モータを組み立てるのに多大な手間がかかり、モータの
生産性が低いという問題点がある。
【0010】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
生産性を低下させることなく、モータ機器内でのモータ
の占有体積を縮小可能なモータアセンブリ、モータ、お
よびモータの製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、永久磁石を備えたロータと、前記永久
磁石に対向配置されたヨークと、前記ロータおよび前記
ヨークを収納したモータケースとを有し、前記ヨークか
らは、コイルが巻回あるいは装着された、前記ヨークと
別体のコイル巻回部材を連結するための連結部が延設さ
れているモータ用アセンブリを用いてモータを構成する
ことを特徴とする。
【0012】本発明に係るモータアセンブリを用いてモ
ータを構成する場合には、前記連結部に対しては、コイ
ルが巻回されたコイル巻回部材を連結する。
【0013】本発明では、ヨークから連結部を延設して
おき、この連結部に対して、コイルが巻回あるいは装着
されたコイル巻回部材を連結する。このため、コイルを
ヨークやロータの永久磁石から遠ざけたので、モータを
小型化、薄型化する際、永久磁石を小さくしなくても、
コイルを配置するスペースを十分に確保できる。従っ
て、モータを小型化しても、このダウンサイジングの影
響が永久磁石やコイルに及ばない。また、ヨークから延
設された連結部に対して、コイルが巻回されたコイル巻
回部材を溶接などの方法で連結すればよいため、モータ
を組み立てるのに多大な手間が要らないので、モータの
生産性が高い。しかも、連結部に対してコイル巻回部材
を連結する際、溶接などといった各種の方法で連結する
ことができるため、ヨークに対してコイル巻回部材を確
実に連結できる。
【0014】本発明において、さらに、前記ロータおよ
び前記ヨークを収納したモータケースを有する場合があ
り、この場合、前記連結部は、前記モータケースの開口
部よりケース外に引き出されている構成を採用できる。
【0015】このように構成すると、縮小したロータの
周りのみをモータケースに収容し、コイルについては、
コイル巻回部材とともに、モータケースの外側に配置さ
れているので、モータケースにロータおよびヨークに収
納した状態のものを共通のモータ用アセンブリとして製
造し、コイル巻回部材およびコイルについては、モータ
を搭載するモータ機器の設計に合わせて制作することが
できる。それ故、モータ機器に最適な構造を備えたモー
タを容易に、かつ、効率よく製造できる。例えば、モー
タ機器のハウジング内のデッドスペースに合わせてコイ
ル巻回部材、およびコイルを設計すれば、モータ機器の
小型化などを図ることができる。しかも、このような対
応を行っても、モータケースは、あくまでロータおよび
ヨークのみを収納するので、コイル巻回部材およびコイ
ルが設計変更されても、モータケースとしては共通のも
のを用いることができるので、部品の共通化を図ること
ができる。さらにまた、モータケースにロータおよびヨ
ークに収納した状態のものをモータ用アセンブリとして
モータ機器のセットメーカーに供給した場合でも、モー
タケースの外側に連結部が引き出されているので、セッ
トメーカーで、コイルが巻回されたコイル巻回部材をヨ
ークに連結するという組み立て方法を採用することも可
能である。また、モータケースの外側にコイルがあるの
で、モータケースの決まった位置に端子を配置しなけれ
ばならないという制約がない。従って、セットメーカー
では、モータ機器における配線の引き回しの自由度が高
い。しかも、モータケースにロータおよびヨークに収納
したモータ用アセンブリを製造する際には、モータ用ア
センブリの方にはコイルや配線などがないので、モータ
用アセンブリの製造工程で配線の引き回しなどに起因す
る不具合が一切、発生しない。それ故、歩留まりが向上
する。また、モータケースの外側にコイルがあるので、
モータ機器で発生させた冷却空気でコイルを冷却する構
造も可能である。
【0016】本発明において、前記ヨークは、前記ロー
タの半径方向外側で前記永久磁石に対向配置されている
とともに、前記連結部は、前記ヨークからさらに前記ロ
ータの半径方向の外側に張り出していることが好まし
い。このように構成すると、モータの薄型化を図ること
ができる。
【0017】本発明において、前記ヨークでは、互いの
極歯が周方向に沿って交互に並ぶように重ねられた第1
の外ヨークおよび第1の内ヨークと、互いの極歯が周方
向に沿って交互に並ぶように重ねられた第2の内ヨーク
および第2の外ヨークとが内ヨーク同士がモータ軸線方
向で隣接するように配置されている場合があり、この場
合、前記連結部は、前記第1の外ヨーク、前記第1の内
ヨーク、前記第2の内ヨーク、および前記第2の外ヨー
クの各々から第1の連結部、第2の連結部、第3の連結
部、および前記第4の連結部として延設されている。
【0018】このように構成した場合、前記第1の連結
部は、前記モータ軸線に沿って前記第2の連結部付近ま
で延設され、前記第4の連結部は、前記モータ軸線に沿
って前記第3の連結部付近まで延設されていることが好
ましい。このように構成すると、第1の連結部と第2の
連結部が近接し、かつ、第3の連結部と前記第4の連結
部とが近接しているので、コイルが巻回、あるいは装着
されたコイル巻回部材を連結部に連結する作業を効率よ
く行うことができる。また、第1の連結部と第2の連結
部が近接し、かつ、第3の連結部と前記第4の連結部と
が近接しているので、連結部をモータケースの外側に引
き出すにあたって、モータケースの構造、モータ用アセ
ンブリの組み立て工程、およびモータの組み立て工程を
簡素化できる。
【0019】本発明に係るモータの製造方法では、永久
磁石を備えたロータと、前記永久磁石に対向配置された
ヨークと、該ヨークを励磁して前記ロータに回転磁界を
付与するためのコイルとを有するモータの製造方法にお
いて、前記ヨークから所定の方向に磁路形成用の連結部
を延設しておき、当該連結部に対して、前記コイルを巻
回あるいは装着したコイル巻回部材を連結することを特
徴とする。
【0020】本発明において、前記連結部を外側に引き
出すための開口部を備えたモータケース内に前記ロータ
および前記ヨークを収納した後、前記開口部から引き出
された前記連結部に対して前記コイル巻回部材を連結す
ることもある。
【0021】本発明において、前記連結部に対して、前
記コイルを巻回あるいは装着したコイル巻回部材を連結
した後、前記連結部を外側に引き出すための開口部を備
えたモータケース内に前記ロータおよび前記ヨークを収
納することもある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。なお、以下の説明において、図
7および図8を参照して説明したモータと共通する機能
を有する部分については同一の符号を付してある。
【0023】[実施の形態1]図1および図2はそれぞ
れ、本発明の実施の形態1に係るモータ用アセンブリの
分解図、およびこのモータ用アセンブリを用いたPM型
ステッピングモータの縦断面図である。図3(A)、
(B)、(C)、(D)、(E)はそれぞれ、本発明の
実施の形態1に係るステッピングモータに用いた第1の
外ヨークの平面図、その斜視図、第1の内ヨークの平面
図、その斜視図、およびコイル巻回部材の斜視図であ
る。
【0024】図1に示すように、本形態のステッピング
モータでは、回転軸11の略中央に永久磁石12を備え
たロータ10と、この永久磁石12の外周面に対して所
定の間隙を介して対向するように配置された鋼材からな
るヨーク20と、ロータ10およびヨーク20を覆うモ
ータケース40とを有するモータ用アセンブリ1′が用
いられ、詳しくは後述するが、モータ用アセンブリ1′
に対しては、コイルが巻回されたコイル巻回部材が連結
される。
【0025】モータ用アセンブリ1′において、ヨーク
20は、ヨーク互いの極歯211、221が交互に並ぶ
ように重ねられた第1の外ヨーク21および第1の内ヨ
ーク22と、互いの極歯231、241が交互に並ぶよ
うに重ねられた第2の内ヨーク23および第2の外ヨー
ク24とが内ヨーク22、23同士がモータ軸線方向で
隣接するように配置されている。
【0026】モータケース40は、第1の外ヨーク21
および第1の内ヨーク22を覆う第1のケース部材41
と、第2の内ヨーク23および第2の外ヨーク24を覆
う第2のケース部材42とから構成されている。
【0027】図2に示すように、第1のケース部材41
および第2のケース部材42の略中央位置には、ロータ
10の回転軸11を支持する軸受部411、421が配
置されている。ここで、軸受部411、421は、ケー
ス部材41、42と一体に形成されているが、それぞれ
別体のものであってもよい。
【0028】ここで、第1の外ヨーク21、第1の内ヨ
ーク22、第2の内ヨーク23、および第2の外ヨーク
24の各々からは、外側に向かって第1の連結部21
5、第2の連結部225、第3の連結部235、および
第4の連結部245が延設され、これらの連結部21
5、225、235、245は、第1のケース部材41
および第2のケース部材42に形成されている開口部4
10、420からロータ10の半径方向の外側に向かっ
て張り出している。
【0029】このような連結部215、225、23
5、245を備えるヨーク20を形成するにあたって、
本形態では、第1の外ヨーク21を形成する際には、図
3(A)、(B)に示すように、第1の外ヨーク21を
展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打ち抜いた
後、外側に向けて延びていた部分を下方に折り曲げて4
本の極歯211を形成し、かつ、極歯211が形成され
ている部分の間のうち、1箇所から外周側に向かって突
出している部分を第1の連結部215として用いる。
【0030】また、図3(C)、(D)に示すように、
第1の内ヨーク22を形成する際には、第2の内ヨーク
22を展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打ち抜
いた後、内側に向けて延びていた部分を上方に折り曲げ
て4本の極歯221を形成し、かつ、極歯221が形成
されている部分の1箇所から外周側に向かって突出して
いる部分を第2の連結部225として用いる。
【0031】なお、同様な方法で、第3の連結部235
を備える第2の内ヨーク23を形成し、第4の連結部2
45を備える第2の外ヨーク24を形成するが、その形
状や製造方法はそれぞれ、第1の内ヨーク22および第
1の外ヨーク21と同様であるため、それらの説明を省
略する。
【0032】このように構成したモータ用アセンブリ
1′にはコイル31、32が搭載されていないが、本形
態では、図2に示すように、第1の連結部215と第2
の連結部215には、図3(E)に示すようにU字形状
に折り曲げ加工が施された鋼材からなる第1のコイル巻
回部材51の端部511、512を溶接などの方法で連
結する。この第1のコイル巻回部材51の回りには、図
2に示すように、第1のコイル31が巻回、あるいは装
着されている。
【0033】なお、第3の連結部235と第4の連結部
245にも、同様に、U字形状に折り曲げ加工が施され
た鋼材からなる第2のコイル巻回部材52の端部52
1、522を溶接などの方法で連結する。この第2のコ
イル巻回部材52の回りには、第2のコイル32が巻
回、あるいは装着されている。
【0034】このように、本形態では、モータ用アセン
ブリ1′に対して、コイル31、32を巻回、あるいは
装着したコイル巻回部材51、52を連結してステッピ
ングモータ1を製造する。また、ステッピングモータ1
において、コイル31、32に通電すると、各連結部2
15、225、235、245を介してヨーク20が励
磁し、ロータ10の永久磁石12に回転磁界を付与する
ことができるので、ロータ10が回転する。
【0035】以上説明したように、本形態では、ヨーク
20から連結部215、225、235、245を延設
しておき、これらの連結部215、225、235、2
45に対して、コイル31、32が巻回あるいは装着さ
れたコイル巻回部材51、52を連結する。このため、
コイル31、32をヨーク20やロータ10の永久磁石
12から遠ざけることができるので、ステッピングモー
タ1を小型化、薄型化する際、永久磁石12を小さくし
なくても、コイル31、32を配置するスペースを十分
に確保できる。従って、ステッピングモータ1を小型化
しても、このダウンサイジングの影響が永久磁石12や
コイル31、32に及ばない。
【0036】また、ヨーク20から延設された連結部2
15、225、235、245に対して、コイル31、
32が巻回あるいは装着されたコイル巻回部材51、5
2を溶接などの方法で連結すればよいため、ステッピン
グモータ1を組み立てるのに多大な手間が要らないの
で、生産性が高い。
【0037】さらに、縮小したロータ10の周りのみを
モータケース40に収容し、第1のコイル31、および
第2のコイル32については、第1のコイル巻回部材5
1、および第2のコイル巻回部材52とともに、モータ
ケース40の外側に配置してある。従って、モータケー
ス40にロータ10およびヨーク20に収納した状態の
ものを共通のモータ用アセンブリ1′として製造し、コ
イル巻回部材51、52、およびコイル31、32につ
いては、ステッピンングモータ1を搭載するモータ機器
に合わせて制作することができる。それ故、モータ機器
に最適な構造を備えたステッピングモータ1を容易に、
かつ、効率よく製造できる。例えば、モータ機器のハウ
ジング内のデッドスペースに合わせてコイル巻回部材5
1、52、およびコイル31、32を設計すれば、モー
タ機器の小型化などを図ることができる。また、コイル
巻回部材51、52をモータ機器の一部を利用した設計
を採用することができる。
【0038】しかも、このような対応を行っても、モー
タケース40は、あくまでロータ10およびヨーク20
のみを収納するので、コイル巻回部材51、52、およ
びコイル31、32が設計変更されても、モータ用アセ
ンブリ1′について設計変更が不要であるため、部品な
どの共通化を図ることができる。
【0039】さらにまた、モータケース40にロータ1
0およびヨーク20に収納した状態のものをモータ用ア
センブリ1′としてモータ機器のセットメーカーに供給
した場合でも、モータケース40の外側に連結部21
5、225、235、245が引き出されているので、
セットメーカーでコイル31、32が巻回されたコイル
巻回部材51、52をヨーク20に連結するという組み
立て方法を採用することも可能である。
【0040】また、モータケース40の外側にコイル3
1、32があるので、モータケース40の決まった位置
に端子を配置しなければならないという制約がない。従
って、セットメーカーでは、モータ機器における配線の
引き回しの自由度が高い。
【0041】しかも、モータ用アセンブリ1′を製造す
る際には、モータ用アセンブリ1′の方にはコイル3
1、32や配線などがないので、モータ用アセンブリ
1′の製造工程で配線の引き回しなどに起因する不具合
が一切、発生しない。それ故、歩留まりが向上する。
【0042】また、モータケース40の外側にコイル3
1、32があるので、モータ機器で発生させた冷却空気
でコイル31、32を冷却するという構造を採用するこ
とも可能である。
【0043】さらに、本形態において、ヨーク20は、
ロータ10の半径方向外側で永久磁石12に対向配置
し、かつ、連結部215、225、235、245は、
ヨークからさらにロータ10の半径方向の外側に張り出
しているので、ステッピングモータ1の薄型化を図るこ
ともできる。
【0044】[実施の形態2]図4は、本発明の実施の
形態2に係るモータ用アセンブリを用いたステッピング
モータの縦断面図である。図5(A)、(B)、
(C)、(D)、(E)はそれぞれ、本発明の実施の形
態2に係るステッピングモータに用いた第1の外ヨーク
の平面図、その斜視図、第1の内ヨークの平面図、その
斜視図、およびコイル巻回部材の斜視図である。
【0045】図4に示すように、本形態のステッピング
モータも、回転軸11の略中央に永久磁石12を備えた
ロータ10と、この永久磁石12の外周面に対して所定
の間隙を介して対向するように配置された鋼材からなる
ヨーク20と、ロータ10およびヨーク20を覆うモー
タケース40とを有するモータ用アセンブリ1′が用い
られ、モータ用アセンブリ1′に対しては、後述するコ
イル巻回部材が連結される。
【0046】本形態でも、図1を参照して説明したよう
に、ヨーク20は、ヨーク互いの極歯211、221が
交互に並ぶように重ねられた第1の外ヨーク21および
第1の内ヨーク22と、互いの極歯231、241が交
互に並ぶように重ねられた第2の内ヨーク23および第
2の外ヨーク24とが内ヨーク22、23同士がモータ
軸線方向で隣接するように配置されている。また、モー
タケース40は、第1の外ヨーク21および第1の内ヨ
ーク22を覆う第1のケース部材41と、第2の内ヨー
ク23および第2の外ヨーク24を覆う第2のケース部
材42とから構成されている。
【0047】ここで、第1の外ヨーク21、第1の内ヨ
ーク22、第2の内ヨーク23、および第2の外ヨーク
24の各々からは、図4に示すように、外側に向かって
第1の連結部215、第2の連結部225、第3の連結
部235、および第4の連結部245が延設され、これ
らの連結部215、225、235、245は、第1の
ケース部材41および第2のケース部材42に形成され
ている開口部410、420からロータ10の半径方向
の外側に向かって張り出している。
【0048】このような連結部215、225、23
5、245を備えるヨーク20を形成するにあたって、
本形態では、第1の外ヨーク21を形成する際には、図
5(A)、(B)に示すように、第1の外ヨーク21を
展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打ち抜いた
後、外側に向けて延びていた部分を下方に折り曲げて4
本の極歯211を形成し、かつ、4本の極歯211のう
ちの1本の先端側を外周側に多段に折り曲げて第1の連
結部215を形成する。
【0049】また、第1の内ヨーク22を形成する場合
には、図5(C)、(D)に示すように、第2の内ヨー
ク22を展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打ち
抜いた後、内側に向けて延びていた部分を上方に折り曲
げて4本の極歯221を形成し、かつ、極歯221が形
成されている部分の間の1箇所から外周側に向かって突
出している部分を多段に折り曲げて第2の連結部22を
形成する。
【0050】その結果、第1の連結部215は、磁極2
11と一体となってモータ軸線に沿って第2の連結部2
25の近傍まで延びて、そこから第2の連結部225に
沿って外側に向かって延びているので、第1の連結部2
15および第2の連結部225を外側に引き出すにあた
って、第1のケース部材41に形成する開口部410は
小さくてよい。
【0051】なお、同様な方法で、第3の連結部235
を備える第2の内ヨーク23を形成し、第4の連結部2
45を備える第2の外ヨーク24を形成するが、その形
状や製造方法はそれぞれ、第1の内ヨーク22および第
1の外ヨーク21と同様であるため、それらの説明を省
略する。
【0052】このように構成したモータ用アセンブリ
1′でもコイル31、32が搭載されていないが、本形
態では、図4に示すように、第1の連結部215と第2
の連結部215には、図5(E)に示すように、U字形
状に折り曲げ加工が施された鋼材からなる第1のコイル
巻回部材51の端部511、512を溶接などの方法で
連結する。この第1のコイル巻回部材51の回りには、
図4に示すように、第1のコイル31が巻回、あるいは
装着されている。ここで、第1の連結部215と第2の
連結部225とは近接しているので、第1のコイル巻回
部材51としては、実施の形態1で用いたものよりも小
さなものでよい。
【0053】なお、第3の連結部235と第4の連結部
245にも、同様に、U字形状に折り曲げ加工が施され
た鋼材からなる第2のコイル巻回部材52の端部52
1、522を溶接などの方法で連結する。この第2のコ
イル巻回部材52の回りには、第2のコイル32が巻回
されている。
【0054】その他の構成は、実施の形態1と同様であ
るため、説明を省略する。
【0055】このよう構成したステッピングモータ1で
も、ヨーク20から連結部215、225、235、2
45を延設しておき、これらの連結部215、225、
235、245に対して、コイル31、32が巻回ある
いは装着されたコイル巻回部材51、52を連結するた
め、ステッピングモータ1を小型化しても、このダウン
サイジングの影響が永久磁石12やコイル31、32に
及ばないなど、実施の形態1と同様な効果を奏する。
【0056】また、第1の連結部215は、モータ軸線
方向に沿って第2の連結部225付近まで延設され、第
4の連結部245は、モータ軸線方向に沿って第3の連
結部235付近まで延設されているので、コイル31、
32が巻回、あるいは装着されたコイル巻回部材51、
52を連結部215、225、235、245に連結す
る作業を効率よく行うことができる。また、連結部21
5、225、235、245をモータケース40の外側
に引き出すにあたって、モータケース40の構造、モー
タ用アセンブリ1′の組み立て工程、およびモータ1の
組み立て工程を簡素化できる。
【0057】[実施の形態2の変形例]図6(A)、
(B)、(C)、(D)はそれぞれ、本発明の実施の形
態2に係るステッピングモータに用いることのできる第
1の外ヨークの平面図、その斜視図、第1の内ヨークの
平面図、およびその斜視図である。
【0058】図5を参照して説明した外ヨークおよび内
ヨークでは、第1の外ヨーク21を形成する際には、第
1の外ヨーク21を展開した形状に鋼板をプレスなどの
方法で打ち抜いた後、4本の極歯211のうちの1本の
先端側を外周側に折り曲げて第1の連結部215を形成
し、第1の内ヨーク22を形成する際には、第2の内ヨ
ーク22を展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打
ち抜いた後、極歯221が形成されている部分の間の1
箇所から外周側に向かって突出している部分を折り曲げ
て第2の連結部22を形成したが、図6(A)、
(B)、(C)、(D)に示す構成を採用してもよい。
【0059】すなわち、図6(A)、(B)に示すよう
に、第1の外ヨーク21を形成する際には、第1の外ヨ
ーク21を展開した形状に鋼板をプレスなどの方法で打
ち抜いた後、外側に向けて延びていた部分を下方に折り
曲げて4本の極歯211を形成し、かつ、4本の極歯2
11の間のうちの1箇所から外周側に向かって突出して
いる部分を折り曲げて第1の連結部215を形成し、図
6(C)、(D)に示すように、第2の内ヨーク22を
形成する際には、第2の内ヨーク22を展開した形状に
鋼板をプレスなどの方法で打ち抜いた後、外側に向けて
延びていた部分を上方に折り曲げて4本の極歯211を
形成し、かつ、4本の極歯211のうちの1本の外側で
外周側に向かって突出している部分を折り曲げて第2の
連結部225を形成してもよい。
【0060】このように構成した場合も、第1の連結部
215は、モータ軸線方向に沿って第2の連結部225
付近まで延設され、第4の連結部245は、モータ軸線
方向に沿って第3の連結部235付近まで延設されてい
るので、コイル31、32が巻回、あるいは装着された
コイル巻回部材51、52を連結部215、225、2
35、245に連結する作業を効率よく行うことができ
る。また、連結部215、225、235、245をモ
ータケース40の外側に引き出すにあたって、モータケ
ース40の構造、モータ用アセンブリ1′の組み立て工
程、およびモータ1の組み立て工程を簡素化できる。
【0061】[その他の実施の形態]なお、上記形態で
は、ヨーク20から所定の方向に磁路形成用の連結部2
15、225、235、245を延設しておき、モータ
ケース40内にロータ10およびヨーク20を収納した
後、モータケース40の開口部410、420から引き
出された連結部215、225、235、245に対し
て、コイル31、32が巻回あるいは装着されたコイル
巻回部材51、52を連結した例であったが、連結部2
15、225、235、245に対してコイル巻回部材
51、52を連結した後、コイル巻回部材51、52に
コイル31、32を巻回あるいは装着してもよい。
【0062】また、コイル31、32を巻回あるいは装
着したコイル巻回部材51、52、あるいはコイル3
1、32を巻回あるいは装着する前のコイル巻回部材5
1、52を連結部215、225、235、245に連
結した後、ロータ10およびヨーク20をモータケース
40に収納してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ヨー
クから連結部を延設しておき、この連結部に対して、コ
イルが巻回あるいは装着されたコイル巻回部材を連結す
る。このため、コイルをヨークやロータの永久磁石から
遠ざけたので、モータを小型化、薄型化する際、永久磁
石を小さくしなくても、コイルを配置するスペースを十
分に確保できる。このため、モータを小型化しても、こ
のダウンサイジングの影響が永久磁石やコイルに及ばな
い。また、ヨークから延設された連結部に対して、コイ
ルが巻回されたコイル巻回部材を溶接などの方法で連結
すればよいため、モータを組み立てるのに多大な手間が
要らないので、モータの生産性が高い。しかも、連結部
に対してコイル巻回部材を連結する際、溶接などといっ
た各種の方法で連結することができるため、ヨークに対
してコイル巻回部材を確実に連結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1に係るモータ用
アセンブリの分解図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るモータ用アセンブ
リを用いたステッピングモータの縦断面図である。
【図3】(A)、(B)、(C)、(D)、(E)はそ
れぞれ、本発明の実施の形態1に係るステッピングモー
タに用いた第1の外ヨークの平面図、その斜視図、第1
の内ヨークの平面図、その斜視図、およびコイル巻回部
材の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るモータ用アセンブ
リを用いたステッピングモータの縦断面図である。
【図5】(A)、(B)、(C)、(D)、(E)はそ
れぞれ、本発明の実施の形態2に係るステッピングモー
タに用いた第1の外ヨークの平面図、その斜視図、第1
の内ヨークの平面図、その斜視図、およびコイル巻回部
材の斜視図である。
【図6】(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、
本発明の実施の形態2の変形例に係るステッピングモー
タに用いた第1の外ヨークの平面図、その斜視図、第1
の内ヨークの平面図、およびその斜視図である。
【図7】(A)、(B)、(C)はそれぞれ、従来のス
テッピングモータの説明図である。
【図8】図7(C)に示す従来のステッピングモータの
説明図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ 1′ モータ用アセンブリ 10 ロータ 11 回転軸 12 永久磁石 20 ヨーク 21 第1の外ヨーク 22 第1の内ヨーク 23 第2の内ヨーク 24 第2の外ヨーク 31 第1のコイル 32 第2のコイル 40 モータケース 41 第1のケース部材 42 第2のケース部材 51 第1のコイル巻回部材 52 第2のコイル巻回部材 211、221、231、241 極歯 215 第1の連結部 225 第2の連結部 235 第3の連結部 245 第4の連結部 410、420 開口部 411、421 軸受部 511、512 第1のコイル巻回部材の端部 521、522 第2のコイル巻回部材の端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 37/14 535 H02K 37/14 535B 535X Fターム(参考) 5H002 AB04 AB06 AE02 AE08 5H603 AA09 BB01 BB12 BB17 CA01 CA05 CB04 CB11 CB20 CC13 CC15 CC17 CD01 EE01 EE12 5H621 GA02 GA07 GA12 GA16 GB14 JK04 JK05 PP10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を備えたロータと、前記永久磁
    石に対向配置されたヨークとを有するモータ用アセンブ
    リにおいて、 前記ヨークからは、コイルが巻回あるいは装着された、
    前記ヨークと別体のコイル巻回部材を連結するための連
    結部が延設されていることを特徴とするモータ用アセン
    ブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記ロータ
    および前記ヨークを収納したモータケースを有し、前記
    連結部は、前記モータケースの開口部よりケース外側に
    引き出されていることを特徴とするモータ用アセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記ヨーク
    は、前記ロータの半径方向外側で前記永久磁石に対向配
    置されているとともに、前記連結部は、前記ヨークから
    さらに前記ロータの半径方向の外側に張り出しているこ
    とを特徴とするモータ用アセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、前記ヨーク
    では、互いの極歯が周方向に沿って交互に並ぶように重
    ねられた第1の外ヨークおよび第1の内ヨークと、互い
    の極歯が周方向に沿って交互に並ぶように重ねられた第
    2の内ヨークおよび第2の外ヨークとが内ヨーク同士が
    モータ軸線方向で隣接するように配置され、 前記連結部は、前記第1の外ヨーク、前記第1の内ヨー
    ク、前記第2の内ヨーク、および前記第2の外ヨークの
    各々から第1の連結部、第2の連結部、第3の連結部、
    および前記第4の連結部として延設されていることを特
    徴とするモータ用アセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第1の連結部
    は、前記モータ軸線に沿って前記第2の連結部付近まで
    延設され、前記第4の連結部は、前記モータ軸線に沿っ
    て前記第3の連結部付近まで延設されていることを特徴
    とするモータ用アセンブリ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のモ
    ータアセンブリを用いたモータであって、 前記連結部に対しては、コイルが巻回されたコイル巻回
    部材が連結されていることを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 永久磁石を備えたロータと、前記永久磁
    石に対向配置されたヨークと、該ヨークを励磁して前記
    ロータに回転磁界を付与するためのコイルとを有するモ
    ータの製造方法において、 前記ヨークから所定の方向に磁路形成用の連結部を延設
    しておき、 当該連結部に対して、前記コイルを巻回あるいは装着し
    たコイル巻回部材を連結することを特徴とするモータの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記連結部を外側に
    引き出すための開口部を備えたモータケース内に前記ロ
    ータおよび前記ヨークを収納した後、前記開口部から引
    き出された前記連結部に対して前記コイル巻回部材を連
    結することを特徴とするモータの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記連結部に対し
    て、前記コイルを巻回あるいは装着したコイル巻回部材
    を連結した後、前記連結部を外側に引き出すための開口
    部を備えたモータケース内に前記ロータおよび前記ヨー
    クを収納することを特徴とするモータの製造方法。
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