JP2003174562A - 画像圧縮装置、及び画像圧縮方法、画像伸長装置、及び画像伸長方法、並びにプログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像圧縮装置、及び画像圧縮方法、画像伸長装置、及び画像伸長方法、並びにプログラム、記憶媒体

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JP2003174562A
JP2003174562A JP2001373268A JP2001373268A JP2003174562A JP 2003174562 A JP2003174562 A JP 2003174562A JP 2001373268 A JP2001373268 A JP 2001373268A JP 2001373268 A JP2001373268 A JP 2001373268A JP 2003174562 A JP2003174562 A JP 2003174562A
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厚 吉富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディザパターンを用いて疑似中間調処理され
た画像をより高圧縮率で圧縮を行うこと。 【解決手段】 注目色プレーンにおける注目画素と、変
数kで特定される参照画素候補とを用いて圧縮を行う
(S804)。圧縮後のデータのサイズ(size)も求め
る(S805)。これまで求めた最小のサイズ(min_si
ze)と圧縮データサイズ(size)とを比較し(S80
6)、size<min_sizeの場合、min_sizeの値をsizeの値
に更新する。また、これまでで最小の圧縮サイズを与え
る参照画素候補を特定する変数pos_numberの値を変数k
の値に更新する(S807)。size≧min_sizeの場合、
引数kを1つインクリメントする(S808)。注目色
プレーンにおける全ての画素に対して上述の処理が終了
すると、注目画素と、変数pos_numberで特定される参照
画素とを用いて圧縮処理を行う(S810)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディザパターンを
用いて疑似中間調処理された画像を圧縮する画像圧縮装
置、及び画像圧縮方法、又、上記画像を伸長する画像伸
長装置、及び画像伸長方法、プログラム、記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラーの画像の中間調を、少ないビ
ット数で表現する方法の一つとして、ディザ法や誤差拡
散法等のように、マトリクスパターンで擬似的に中間調
を表現する方法が開発されている。これらの方法は、ド
ットの多少によって画像の濃度を表現する。そのため、
画像をビット数の少ない画像として扱うことが出来る。
図3はディザ法で画像を2値化する場合に用いられる閾
値パターンの一例を示す。例えば図3に示した閾値パタ
ーンを用いて画像をディザ法で2値化する場合、この画
像の夫々のドットをマトリクス内の閾値で2値化する。
図3に示した例では、マトリクスの大きさを4×4と
し、画像の各ドットの濃度が0〜15の値をとる場合を
示している。例えば処理対象の画像中の4×4の領域の
濃度が一様に4の値をとる場合、図3に示したマトリク
スの0〜4の位置のドットの値が1となり、他のドット
の値は0となる。このように1の値を取るドット(同様
に0の値を取るドット)の位置が分散されることによっ
て、2値の画像でありながら、擬似的に中間調を表現す
ることが出来る。
【0003】このような擬似中間調を用いることによっ
て、例えばフルカラーではなく2値しか扱えない機器に
おいても中間調画像を扱うことが出来る。例えば2値の
画像しか扱えないプリンタが擬似中間調の画像を生成
し、生成した画像を紙などの記憶媒体に記録することに
より、このプリンタは中間調画像を擬似的に扱うことが
出来る。
【0004】ところで2値の画像を記録するプリンタに
おいて、記録する画像をあらわす画像データとしては、
通常、プリンタが記録媒体上に着色する1つのドットに
対して1ビットを使用して表現するビットマップ形式の
データを使用している。上述の擬似中間調の画像データ
もビットマップ形式のデータである。近年のプリンタの
解像度の向上とともに、ドットの大きさは小さくなり、
同じ面積を表現するのに必要となるビットマップデータ
の量は増大している。このため、ビットマップデータを
記憶するメモリ容量が大きくなるという問題ばかりでは
なく、プリンタを使用するコンピュータからプリンタに
画像データを転送する際、あるいはプリンタ内のビット
マップメモリからバッファ(プリントするためのバッフ
ァ)への転送の際に、より長い時間を必要とする問題が
ある。この問題は、通信路を介して画像データを転送す
る際にも起こる問題である。
【0005】この問題を解決する方法として、例えば、
画像データを圧縮して転送する方法が考えられる。例え
ば、特開平2−228879号公報では、画像データを
圧縮する方法として、画像データにおいて水平方向に並
ぶ1行のドットの集まり、すなわち1本のラスタデータ
単位で圧縮する方法について述べている。ここに示され
る1つの方法は、図5に示すように、ある行のラスタデ
ータ(今圧縮しているデータ)とその前のラスタデータ
(参照先のデータ)と比較し、夫々が異なるデータであ
るか否かを識別する。そして識別の結果、同じである場
合には同じデータであることを示す旨を結果として生成
される圧縮データに付加し、異なる場合には今圧縮して
いるデータを圧縮データに記録することによって圧縮効
果を得るものである。一方、圧縮されたデータを元のデ
ータに戻す際、前の行のラスタデータと同じ部分につい
ては前のデータをコピーし、異なる部分については記録
された新しいデータを充当する。
【0006】ここに示されるもう1つの方法は、1本の
ラスタデータの連続性を検出して、他の行のラスタデー
タとは無関係に圧縮する方法である。また必要に応じて
これらの2種類の圧縮方法を切り替えて適用する方法も
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の例において用い
る圧縮方法は、いずれも1本ないし2本のラスタ行を単
位としたデータの連続性に着目しているため、例えば、
水平方向に配置されたテキストを表す画像等に対して
は、比較的良好な圧縮効果が得られる。しかしながら例
えば、写真等のイメージをディザ法等によって2値化し
た擬似中間調の画像データの場合、2値化の処理によっ
て隣接するラスタ行間のデータの連続性が損なわれるた
め、ほとんど圧縮効果が得られない。
【0008】また、上述の圧縮方法は、画像データ中に
余白の部分と写真などのイメージがあったとしても、同
じ方法で圧縮を行うので良い圧縮効果が得られにくい。
【0009】また、特開平5−319745号公報など
で用いているJPEG等の圧縮方法や、JBIG等の圧
縮方法を用いることも考えられる。しかし、このような
高機能な圧縮方法を用いると圧縮及び伸長に多くの時間
を要する。また、このような処理を行う為には、専用装
置あるいは高機能なCPUが必要となり、多くのコスト
を必要とするという問題が発生する。
【0010】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
であり、ディザパターンを用いて疑似中間調処理された
画像をより高圧縮率で圧縮を行うことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明の画像圧縮装置は以下の構成を備
える。
【0012】すなわち、第1の画像に対して疑似中間調
処理を行い、第2の画像を生成する生成手段と、前記第
2の画像を構成する領域毎に圧縮処理を行う圧縮手段と
を備え、更に前記圧縮手段は、前記領域毎に、注目画素
と、当該注目画素と所定の位置関係にある参照画素とを
用いて、当該注目画素と当該参照画素の値とがほぼ同じ
であるか否かを判断し、当該判断の結果、ほぼ同じであ
る場合、前記注目画素の値が前記参照画素の値と同じで
あることを示す情報と、前記所定の位置関係を示す情報
を、ほぼ同じでない場合、前記注目画素の値を順次記録
していくことで前記領域毎の圧縮データを生成すること
を特徴とする画像圧縮装置。
【0013】本発明の目的を達成するために、例えば本
発明の画像伸長装置は以下の構成を備える。
【0014】すなわち、疑似中間調処理を施され、領域
毎に圧縮された圧縮データに含まれる、注目画素の値が
参照画素の値と同じであるか否かを示す第1の情報と、
注目画素と参照画素との位置関係を示す第2の情報とを
格納する格納手段と、前記第1の情報が、注目画素の値
が参照画素の値と同じであることを示す情報であると判
断した場合、前記第2の情報を参照して前記注目画素に
対する参照画素を特定し、前記第1の情報を特定した前
記参照画素の値に更新し、前記第1の情報が、注目画素
の値が参照画素の値と同じでないことを示す情報である
と判断した場合、前記第1の情報を前記注目画素の値と
する伸長手段とを備えることを特徴とする画像伸長装
置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
を好適な実施形態に従って詳細に説明する。尚、以下の
実施形態では本発明の画像圧縮装置を含む画像圧縮・伸
長システムについて説明する。図1に、以下の実施形態
で用いる画像圧縮・伸長システムの大まかな機能構成を
示す。
【0016】101は画像生成部であって、画像(以
下、カラー画像)に対してディザ法を用いて処理済み画
像を生成する機能を有する。102はデータ圧縮部で、
画像生成部101で生成された処理済み画像を圧縮して
圧縮データを生成、出力する機能を有する。以上の画像
生成部101,データ圧縮部102が画像圧縮装置の大
まかな機能構成である。
【0017】次に、画像圧縮装置により生成された圧縮
データを伸長して、処理済み画像を復元する画像伸長装
置の機能構成について説明する。103はデータ受信部
で、データ圧縮部102により生成された圧縮データを
受信して、データ伸長部104に出力する機能を有す
る。104はデータ伸長部で、データ受信部103から
出力された圧縮データに対して伸長処理を行い、処理済
み画像を復元して出力する機能を有する。
【0018】以下、この画像圧縮・伸長システムを構成
する画像圧縮装置、画像伸長装置についての詳細な説明
を行う。
【0019】[第1の実施形態]フルカラーの画像を少
ないビット数(例えば4bit,2bit,1bit)
で出力する場合(例えばプリンタなどで出力する場
合)、このフルカラーの画像に対して上述の擬似中間調
処理を施す必要がある。それによって、そのままでは表
現ができないフルカラーの中間調を擬似的に少ないビッ
ト数で表現することが出来る。ディザパターンは通常、
濃度が均一になるように、つまり同一濃度を有するドッ
トが分散するように閾値が設定されている。すなわち画
像に対してディザパターンを掛けることによって、この
画像における隣接する画素の連続性は損なわれ、逆に離
れた画素との相関性が高くなる。よって、注目画素デー
タと、この注目画素データと特定の位置関係にある画素
データ(参照画素データ)との冗長性を圧縮する圧縮方
法は、離れた画素データとの相関性を利用しているの
で、全体的な圧縮率は上がると考えられる。
【0020】また、画素データは、複数の画素から成り
立っており、1画素ずつ比較するよりも高速に処理する
ことが出来る。また画素データは、図11のように、縦
一列、横一列等の様々な並びの画素を一まとめにし、画
素データとして扱うことが出来る。
【0021】しかし、注目画素データと、注目画素デー
タから離れた参照画素データとを用いて上述の圧縮処理
を行う場合、参照画素データが、注目画素データからど
の程度離れた画素の場合が最適であるかを知ることが重
要である。処理対象の画像にディザパターンを掛けるこ
とで、画像データはある周期で周期性を持つ。ここでの
周期性とは、同じパターンの画素データ群(もしくは相
関性の高い画素データ群)が周期的に画像データ内に存
在する性質のことである。その周期はディザパターンの
大きさと一致する場合もあれば、全く違う周期である場
合もある。例えば、8×8のサイズのディザパターンで
も、その周期は3ラインおきに現れることも十分考えら
れる。しかし、画像中のいろいろな位置で圧縮を試みる
ことで、どのような周期で相関性が大きくなり、圧縮率
が高くなるかを知ることができる。当然、画像データに
よっても最適な参照位置は変わってくる。そのような予
めの試みで判っている候補の中から最適な参照位置を選
ぶためには、実際の画像データに対し、それらの候補で
圧縮をし、最も圧縮が効く位置を採用して実際に圧縮を
実行する。
【0022】つまり、最適な参照画素の位置はディザパ
ターンのサイズと一致するとは限らず、またデータによ
っても異なってくると考えられるので、実際に圧縮する
時にいくつかの参照位置で圧縮をし、最適な参照位置を
決定することで最も良い圧縮率が得られると考えられ
る。
【0023】さらに、ディザパターンは格子状に配置さ
れるだけでなく、斜めにずらしながら配置されることも
ある。その場合には、互いに相関性の高い画素データ群
は斜め方向に周期性を持つ。当然、その場合は、参照画
素データの位置は何ライン上かという縦方向のみの参照
だけでは不十分で、何ライン上の何バイト前かという斜
めの参照を行う必要がある。もちろん、縦方向のみの参
照を行って参照画素データを決定してもある程度相関性
の高い参照画素データの位置が得ることはできるが、斜
め方向の画素データを参照するときと比べて参照した参
照画素の位置が遠い位置になる。これは、圧縮時と伸長
時により多くのラインバッファを必要とすることを意味
する。よって、斜め方向の画素データを参照すれば、ラ
インバッファは縦方向の画素データを参照するより少な
く済み、コストの面から見ても有効である。
【0024】また、ディザパターンは色プレーン毎に違
ったサイズ、パターンのものを使うこともあるので、色
プレーン毎に参照画素の位置を変更し、圧縮方法を変更
することでより圧縮率を高めることができる。
【0025】以下に、上述の説明に従った、本実施形態
における画像圧縮装置及び画像圧縮方法の説明を行う。
図12に本実施形態における画像圧縮装置の基本構成を
示す。
【0026】1201はCPUで、RAM1202やR
OM1203に格納されたプログラムやデータを用いて
本装置全体の制御を行うと共に、後述の画像圧縮処理を
行う。1202はRAMで、圧縮対象の画像を一時的に
記憶するエリアや、CPU1201が各種の処理を実行
する際に用いるワークエリアを備える。1203はRO
Mで、本装置全体の制御を行うプログラム(例えばブー
トプログラムなど)やデータ(本装置の各種設定データ
など)を格納する。1204はハードディスクなどの外
部記憶装置で、後述の画像圧縮を行うプログラムや圧縮
対象の画像、ディザパターン、図4に示す後述のテーブ
ルなどをファイルとして保存する。1205,1206
は夫々キーボード、マウスで、夫々ポインティングデバ
イスとして用いられ、各種の指示を本装置に対して入力
することができる。
【0027】1207は表示装置で、CRTや液晶画面
などにより構成されており、圧縮対象の画像などを表示
したり、各種のシステムメッセージなどを表示すること
ができる。1208は画像入力装置で、スキャナやディ
ジタルカメラ等により構成されており、紙などの記憶媒
体を読み込む、もしくは撮像することで画像をディジタ
ルデータとして本装置に入力することができる。入力し
た画像はRAM1202や外部記憶装置1204に出力
される。尚、画像入力装置1208は、例えばスキャナ
の場合、バス1211に接続するためのインターフェー
ス部も含む。1209は記憶媒体ドライブで、CD−R
OMやDVD−ROMなどの記憶媒体から各種のプログ
ラムやデータなどを読み取り、読みとったプログラムや
データをRAM1202や外部記憶装置1204に出力
する。1210はLANやインターネットなどのネット
ワークに接続する、もしくはケーブルを介して他の機器
(例えば画像伸長装置)と接続するためのI/F(イン
ターフェース)部である。1211は上述の各部を繋ぐ
バスである。
【0028】図2は上述の基本構成を備える画像圧縮装
置の機能構成を示すブロック図である。同図において2
01は画像生成部、202はラインバッファ、203は
データ圧縮部である。画像生成部201は入力された画
像データに対して、色プレーン毎にディザパターンを用
いて上述の疑似中間調処理を行い、疑似中間調処理済み
の色プレーン毎の画像データ(以下、色プレーン毎の処
理済み画像データ)を出力する。また、画像生成部20
1は疑似中間調処理において生成される画像生成情報を
データ圧縮部203に対して出力する。画像生成情報に
ついては後述する。ラインバッファ202は画像生成部
201により出力された色プレーン毎の画像データを格
納する。データ圧縮部203はラインバッファ202か
ら色プレーン毎の処理済み画像データを読み出し、読み
出した色プレーン毎の処理済み画像データに対して上述
の画像生成情報を用いて、圧縮処理を行う。圧縮処理に
ついての詳細は後述する。
【0029】なお、図2に示した機能構成は実際にはプ
ログラムとして表現され、CPU1201がこのプログ
ラムをRAM1202に読み込んで実行することで、本
実施形態における画像圧縮装置は同図に示した機能構成
を達成することができる。
【0030】図7は本実施形態における画像圧縮方法の
メインの処理のフローチャートである。CPU1201
は同フローチャートに従ったプログラムをRAM120
2に読み出し、実行することで、本実施形態における画
像圧縮装置は後述の画像圧縮処理を行うことができる。
【0031】まず、画像入力装置1208や記憶媒体ド
ライブ1209からRAM1202に入力された画像
(静止画の原画像)に対して、画像生成部201は外部
記憶装置1204からRAM1202に読み出されたデ
ィザパターンを用いて上述の疑似中間調処理を行い、処
理済み画像データを生成する(処理済み画像データを構
成する画素を表現するビット数は、原画像を構成する画
素を表現するビット数よりも小さくなっている)。また
その際、上述の画像生成情報が生成される(ステップS
701)。画像生成情報として、使用したディザパター
ンのファイル名が含まれる。なお、使用したディザパタ
ーンを特定する情報はファイル名に限定されるものでは
ない。ステップS701において生成された処理済み画
像データはラインバッファ202に出力され、生成され
た画像生成情報は圧縮部203に出力される。
【0032】次に圧縮部203は色プレーン毎の処理済
み画像データをラインバッファ202から読み出して
(ステップS702)、読み出した色プレーン毎の処理
済み画像データに対して圧縮処理を行う(ステップS7
03)。なおステップS702において、1つの色プレ
ーンの処理済み画像データのサイズは画像生成部201
から取得することが出来るので(原画像のデータのヘッ
ダに夫々の色プレーンの画像データのサイズ(=処理済
み画像データのサイズ)が含まれており、画像生成部2
01はこの情報を読みとって保持しているので)、その
サイズ分を処理済み画像データから読み込めば、一つの
色プレーンの処理済み画像データだけを読み込むことが
出来る。また、ステップS703における圧縮処理の詳
細については後述する。
【0033】次に、全ての色プレーンの処理済み画像デ
ータ対して圧縮を行ったか否かを判断し(ステップS7
04)、行っていない場合には処理をステップS702
に戻し、上述の処理を繰り返す。一方、全ての色プレー
ンの処理済み画像データに対して圧縮処理を行った場合
には処理をステップS705に進め、全ての色プレーン
の処理済み画像データが圧縮されたデータ(圧縮デー
タ)を出力する。
【0034】図8は上述のステップS703における圧
縮処理(注目色プレーンの処理済み画像データに対する
圧縮処理)の詳細を示すフローチャートである。なお、
同フローチャートに従ったプログラムは図7に示したフ
ローチャートに従ったプログラムのサブルーチンとして
RAM1202に読み出され、CPU1201により実
行される。
【0035】まず、注目色プレーンの処理済み画像デー
タを圧縮する時に参照する画素データ(参照画素デー
タ)の候補となる位置のテーブルを外部記憶装置120
4から読み出す(ステップS801)。同テーブルの構
成例を図4に示す。同図において各配列posには対応
する値が設定されている。例えば、pos[0]には値
2,4が対応しており、これは「2ライン上、4バイト
前」を意味している。つまり、pos[0]は注目画素
に対する参照画素候補の位置を「2ライン上、4バイト
前」としている。なお、各posに対応する値は任意に
設定可能であるので、夫々のpos(pos[0]、p
os[1]、pos[2]、、、)は少なくとも注目画
素のラインよりも上のラインの任意の画素を参照画素候
補の位置とすることができる。また、配列posの最後
には終わりを示す値(たとえば−1,−1)が入力され
ている。
【0036】同図に示したテーブルは原画像に使用した
ディザパターンや色プレーンに応じて予め作成されたも
のである。図14は各ディザパターンに応じて色プレー
ン毎に予め作成された複数のテーブルが外部記憶装置1
204に格納されている様子を示す概念図である。同図
においてテーブル1401は付加情報1402で特定さ
れるものであり、付加情報1402は同図の通り、ディ
ザパターン名1402a(例えばディザパターンのファ
イル名など)と各色プレーンを識別するための情報であ
る色プレーン情報1402b(例えばR、G、B等)か
ら構成されている。つまり、原画像に使用したディザパ
ターンと圧縮処理対象の色プレーンを特定することがで
きれば、外部記憶装置1204に複数格納されたテーブ
ルのうち、用いるテーブルを(付加情報1402を参照
することで)一意に特定することができる。
【0037】すなわち、本実施形態では画像生成情報に
原画像に使用したディザパターンのファイル名が含まれ
ており、また、色プレーンのデータのヘッダにはこの色
プレーンを特定する情報が含まれているので、この情報
とディザパターンのファイル名とを用いて、使用するテ
ーブルを外部記憶装置1204から特定し、読み出すこ
とが可能である。また、上述のテーブルは各ディザパタ
ーンを使用した画像において、色プレーン毎に予め参照
画素候補をいくつか求めておくことで作成されたもので
ある。
【0038】図8に戻って、最適な参照画素の位置を判
別する為に必要な変数の初期化を行う(ステップS80
2)。変数min_sizeには、注目画素と夫々の配列pos
に対応する位置の画素とを用いて圧縮を行った場合に、
最も圧縮サイズが小くなったときの圧縮データサイズが
代入される。初期値としては0を代入する。pos_number
は最も圧縮サイズが小さくなったときの配列posの引
数である。初期値として−1を代入する。次に、配列p
osの引数として利用する変数kを初期化するために0
を代入する(ステップS803)。
【0039】そして注目画素と、注目画素の位置から見
てpos[k]の位置にある画素(参照画素候補)とを
用いて圧縮を行う(ステップS804)。また、ステッ
プS804における圧縮後のデータのサイズを求める
(ステップS805)。求めたサイズは変数sizeに代入
する。なお、ステップS804での圧縮処理による圧縮
データは削除する。これは、以降の処理によっては、こ
の圧縮データが使用されない(この圧縮データが最小の
サイズの圧縮データであれば使用されるが)可能性があ
るからである。
【0040】そしてこれまで求めたサイズを表す変数mi
n_sizeとステップS805において求めた圧縮データサ
イズを表す変数sizeとを比較し(ステップS806)、
size<min_sizeの場合、処理をステップS807に進
め、変数min_sizeの値を変数sizeの値に更新する。ま
た、このときの変数pos_numberの値をposの引数kの
値に更新する(ステップS807)。そしてステップS
807の次に、もしくはステップS806でsize≧min_
sizeの場合、処理をステップS808に進め、引数kを
1つインクリメントする(ステップS808)。
【0041】そして、pos[k]にデータがあるか否
か、すなわち、pos[k]が示す値が最後を示す値で
あるか否かを判断し(ステップS809)、最後でない
ならば、処理をステップS804に進め、上述の処理を
繰り返す。一方、ステップS809における判断で最後
であった場合には処理をステップS810に進め、注目
色プレーンにおける注目画素と、注目画素の位置から見
てpos[pos_number]の位置にある画素(最適な参照
画素)とを用いて圧縮処理を行う(ステップS81
0)。
【0042】次に、上述のステップS804、ステップ
S810における処理の基本となる処理、すなわち、n
ライン上、mバイト前の画素データを参照画素候補(ス
テップS810における処理では最適な参照画素と読み
替える)として用い、この参照画素候補と注目画素とを
用いての圧縮処理のフローチャートを図9に示す。な
お、同フローチャートに従ったプログラムは図8に示し
たフローチャートに従ったプログラムのサブルーチンと
してRAM1202に読み出され、CPU1201によ
り実行される。
【0043】まず図6に示すように、注目画素データか
らnライン上、mバイト前(図6において、1つの画素
データが1画素から成っている場合、n=4、m=8)
の画素データ(参照画素候補データ)と注目画素データ
の値を比較する(ステップS901)。次に、注目画素
データと参照画素候補データの値が一致したか否かを判
断する(ステップS902)。尚、本ステップでは完全
に一致したか否かのみを判断することに限定されるもの
ではない。つまり、注目画素データと参照画素データの
夫々の値の差が所定の範囲内であるか否かを判断しても
よい。
【0044】そしてステップS902における判断の結
果、一致している(もしくは所定の範囲内である)場
合、処理をステップS903に進め、注目画素データの
値が参照画素候補データの値と同じであることを示す情
報をRAM1202に順次記録する(ステップS90
3)。本実施形態ではこの情報として以下のようにして
求めたものを用いる。まず、ステップS902から連続
してステップS903に移行した数をカウントする。言
い換えると、連続して参照画素候補データと同じ値であ
る注目画素の数をカウントする。そしてカウントした数
がxである場合、つまり、参照画素候補データの値と同
じ値の注目画素が連続してx個あった場合、これらx個
の注目画素に対する上述の情報を「Fx」(記号Fの後
に個数を示すxを付加した情報)と表現する。このよう
にすることでx個の注目画素データを表現するデータ量
を圧縮することができる。以上の情報「Fx」を求める
方法を図15に示す。
【0045】同図では8個の注目画素と、8個の注目画
素に対応する8個の参照画素とで画素毎に比較を行い、
連続して参照画素と同じ値をとる注目画素の個数を
「F」の後に付加することで、圧縮を行っている。しか
し、注目画素データの値が参照画素データの値と同じで
あることを示す情報は上述のようにして求めることに限
定されるものではない。
【0046】一方、ステップS902における判断の結
果、一致していない(もしくは所定の範囲内ではない)
場合、処理をステップS904に進め、一致していない
ことを示す情報、つまり注目画素データをRAM120
2に順次記録する(ステップS904)。そして、注目
画素データに参照画素データの位置情報(n、m)を付
加する(ステップS907)。
【0047】そして、図8に戻り、注目色プレーンを構
成するすべての画素に対して上述の圧縮処理を行ったか
否かを判断し(ステップS811)、圧縮処理が未だ終
わっていなければ処理をステップS812に進め、注目
画素を右に一つ進める(ここでは注目画素の位置は処理
済み画像の左上隅から右方向(右端に着いたら1ライン
下げて再度左端から右方向)に移動するものとする)処
理を行う。一方、圧縮処理が終わった場合、処理をステ
ップS813に進め、順次記録した注目画素データをま
とめて注目色プレーンの圧縮データを作成する(ステッ
プS813)。
【0048】以上の処理(図7乃至9に示したフローチ
ャートに従った処理)により、処理済み画像データに対
して色プレーン毎に圧縮を行うことができる。なお、ス
テップS705では図8,9に従った処理により生成さ
れた各色プレーン毎の圧縮データをまとめて一つの圧縮
データを作成する処理を行う。
【0049】次に、上述の画像圧縮処理により生成され
た圧縮データを伸長し、処理済み画像データ(疑似中間
調処理された原画像データ)を復元する本実施形態にお
ける画像伸長装置について説明する。本実施形態におけ
る画像伸長装置の基本構成は図12に示した基本構成と
同じものとする。但し、本実施形態における画像伸長装
置の外部記憶装置1204には圧縮対象の画像、ディザ
パターン、図4に示す後述のテーブルは保存されていな
い。また、同図を用いて説明した中で「圧縮処理」を
「伸長処理」と読み替える。また、画像伸長装置におけ
るI/F部1210は、画像圧縮装置とケーブルを介し
て、もしくはLANやインターネットなどのネットワー
クを介して接続する為のI/Fとして用いられる。図1
0に本実施形態における画像伸長装置の機能構成を示
す。
【0050】図10において、1001はラインバッフ
ァ、1002は画像データ伸長部である。なお、図10
に示した機能構成は実際にはプログラムとして表現さ
れ、CPU1201がこのプログラムをRAM1202
に読み込んで実行することで、本実施形態における画像
伸長装置は同図に示した機能構成を達成することができ
る。なお、以下では注目色プレーンの圧縮データが画像
データ伸長部1002により伸長される処理について説
明するが、同様の処理を他の色プレーンに対して行うこ
とで、処理済み画像データが復元されることは自明であ
る。
【0051】画像入力装置1208や記憶媒体ドライブ
1209からRAM1202に入力された注目色プレー
ンの圧縮データから画像データ伸長部1002は参照画
素データの位置情報(n、m)を読みとると共に、参照
画素と一致していること示す情報、参照画素と一致して
いないこと示す情報を夫々ラインバッファ1001に出
力する。そして画像データ伸長部1002は、参照画素
と一致していること示す情報を復元する。具体的な処理
としては図15に示したように、例えば「F2」という
情報を復元する場合、上述の位置情報(n、m)を参照
して伸長対象の注目画素に対応する参照画素データを特
定し、特定した参照画素のデータを伸長対象の注目画素
のデータとして(2回)コピーする。
【0052】一方、参照画素と一致していないこと示す
情報は上述の通り注目画素データそのものなのでそのま
まにしておく。以上の処理により注目色プレーンを復元
することができる。
【0053】以上説明してきた画像圧縮方法と、従来の
直上、直左を参照、比較して圧縮した方法と比較する
と、図13に示す結果となった。あるBITMAPファイル、
PDFファイル、JPEGファイルに対してそれぞれ圧縮を行
った。図13の表から、従来の圧縮方法と比較すると本
実施形態の画像圧縮方法は大幅に圧縮率が向上している
ことがわかる。
【0054】[第2の実施形態]第1の実施形態では最
適な参照画素の位置情報として(n、m)、すなわち
「nライン上、mバイト前」という情報を求めた。本実
施形態では最適な参照画素の位置情報としてnのみ、す
なわち、「nライン上」を示す位置情報を求める。尚、
本実施形態における画像圧縮装置、画像伸長装置の基本
構成は第1の実施形態における夫々の装置と同じであ
る。しかし、上述の通り本実施形態における最適な参照
画素の位置情報はnのみであるので、第1の実施形態で
は外部記憶装置1204には図4に示す複数のテーブル
は格納されていたが、本実施形態では外部記憶装置12
04に図16に示すように、配列posにラインの情報
のみを対応させたテーブルを格納する。同テーブルにつ
いての詳細は後述する。
【0055】また、本実施形態における画像圧縮装置、
画像伸長装置の機能構成は第1の実施形態とほぼ同じで
ある。異なる点は、画像圧縮装置では圧縮部203にお
ける処理が異なる。すなわち、圧縮部203における圧
縮方法として、ライン情報のみを用いて参照画素候補を
特定し、特定した参照画素候補と対応する注目画素とを
用いて圧縮を行う。一方、画像伸長装置では画像データ
伸長部1002における処理が異なる。すなわち、画像
データ伸長部1002における伸長方法として、上述の
ライン情報のみを用いての圧縮方法に対応したものにな
る。
【0056】まず、本実施形態における画像圧縮装置及
び画像圧縮方法について説明する。本実施形態における
画像圧縮方法のメインの処理のフローチャートは図7に
示したフローチャートとほぼ同じであるが、ステップS
703における処理、すなわち、色プレーン毎の処理済
み画像データに対する圧縮処理が異なる。本実施形態に
おけるステップS703における処理の詳細を示すフロ
ーチャートを図17に示す。CPU1201は同フロー
チャートに従ったプログラムをRAM1202に読み出
し、実行することで、本実施形態における画像圧縮装置
は後述の画像圧縮処理を行うことができる。
【0057】まず、注目色プレーンの処理済み画像デー
タを圧縮する時に参照する画素データ(参照画素デー
タ)の候補となる位置のテーブルを外部記憶装置120
4から読み出す(ステップS1701)。同テーブルの
構成例を図16に示す。同図において各配列posには
対応する値が設定されている。例えば、pos[0]に
は値3が対応しており、これは「3ライン上」を意味し
ている。つまり、pos[0]は注目画素に対する参照
画素候補の位置を「注目画素の位置から真上方向に3ラ
イン上」としている。図18に注目画素と参照画素候補
との位置関係を示す。同図では参照画素候補の位置が注
目画素の位置より4ライン上にある。また、配列pos
の最後には終わりを示す値(たとえば−1)が入力され
ている。よって、本実施形態におけるテーブルは、配列
posに対応する値がライン情報であること以外は、第
1の実施形態と同じである。
【0058】図17に戻って、最適な参照画素の位置を
判別する為に必要な変数の初期化を行う(ステップS1
702)。変数min_sizeには、注目画素と夫々の配列p
osに対応する位置の画素とを用いて圧縮を行った場合
に、最も圧縮サイズが小くなったときの圧縮データサイ
ズが代入される。初期値としては0を代入する。line_n
umberは最も圧縮サイズが小さくなったときの配列po
sの引数である。初期値として−1を代入する。次に、
配列posの引数として利用する変数kを初期化するた
めに0を代入する(ステップS1703)。
【0059】そして注目画素と、注目画素の位置から見
てpos[k]の位置にある画素(参照画素候補)とを
用いて圧縮を行う(ステップS1704)。また、ステ
ップS1704における圧縮後のデータのサイズを求め
る(ステップS1705)。求めたサイズは変数sizeに
代入する。なお、ステップS1704での圧縮処理によ
る圧縮データは削除する。これは、以降の処理によって
は、この圧縮データが使用されない(この圧縮データが
最小のサイズの圧縮データであれば使用されるが)可能
性があるからである。
【0060】そしてこれまで求めたサイズを表す変数mi
n_sizeとステップS1705において求めた圧縮データ
サイズを表す変数sizeとを比較し(ステップS170
6)、size<min_sizeの場合、処理をステップS170
7に進め、変数min_sizeの値を変数sizeの値に更新す
る。また、このときの変数line_numberの値をposの
引数kの値に更新する(ステップS1707)。そして
ステップS1707の次に、もしくはステップS170
6でsize≧min_sizeの場合、処理をステップS1708
に進め、引数kを1つインクリメントする(ステップS
1708)。
【0061】そして、pos[k]にデータがあるか否
か、すなわち、pos[k]が示す値が最後を示す値で
あるか否かを判断し(ステップS1709)、最後でな
いならば、処理をステップS1704に進め、上述の処
理を繰り返す。一方、ステップS1709における判断
で最後であった場合には処理をステップS1710に進
め、注目色プレーンにおける注目画素と、注目画素の位
置から見てpos[line_number]の位置にある画素
(最適な参照画素)とを用いて圧縮処理を行う(ステッ
プS1710)。
【0062】次に、上述のステップS1704、ステッ
プS1710における処理の基本となる、nライン上の
画素データを参照画素候補(ステップS1710におけ
る処理では最適な参照画素と読み替える)として用い、
この参照画素候補と注目画素とを用いての圧縮処理のフ
ローチャートを図19に示す。なお、同フローチャート
に従ったプログラムは図17に示したフローチャートに
従ったプログラムのサブルーチンとしてRAM1202
に読み出され、CPU1201により実行される。
【0063】まず図18に示すように、注目画素データ
からnライン上(図6において、1つの画素データが1
画素から成っている場合、n=4)の画素データ(参照
画素候補データ)と注目画素データの値を比較する(ス
テップS1901)。次に、注目画素データと参照画素
候補データの値が一致したか否かを判断する(ステップ
S1902)。尚、本ステップでは完全に一致したか否
かのみを判断することに限定されるものではない。つま
り、注目画素データと参照画素データの夫々の値の差が
所定の範囲内であるか否かを判断してもよい。
【0064】そしてステップS1902における判断の
結果、一致している(もしくは所定の範囲内である)場
合、処理をステップS1903に進め、注目画素データ
の値が参照画素候補データの値と同じであることを示す
情報をRAM1202に順次記録する(ステップS19
03)。本実施形態ではこの情報として第1の実施形態
で説明したものと同じものを用いる。
【0065】一方、ステップS1902における判断の
結果、一致していない(もしくは所定の範囲内ではな
い)場合、処理をステップS1904に進め、一致して
いないことを示す情報、つまり注目画素データをRAM
1202に順次記録する(ステップS1904)。そし
て、注目画素データに参照画素データの位置情報nを付
加する(ステップS1907)。
【0066】そして、図17に戻り、注目色プレーンを
構成するすべての画素に対して上述の圧縮処理を行った
か否かを判断し(ステップS1711)、圧縮処理が未
だ終わっていなければ処理をステップS1713に進
め、注目画素を右に一つ進める(ここでは注目画素の位
置は処理済み画像の左上隅から右方向(右端に着いたら
1ライン下げて再度左端から右方向)に移動するものと
する)処理を行う。一方、圧縮処理が終わった場合、処
理をステップS1712に進め、順次記録した注目画素
データをまとめて圧縮データを作成する(ステップS1
712)。
【0067】以上の処理(図7、17,19に示したフ
ローチャートに従った処理)により、処理済み画像デー
タに対して色プレーン毎に圧縮を行うことができる。
【0068】次に、上述の画像圧縮処理により生成され
た圧縮データを伸長し、処理済み画像データ(疑似中間
調処理された原画像データ)を復元する本実施形態にお
ける画像伸長装置及び画像伸長方法について説明する。
なお、以下では注目色プレーンの圧縮データが画像デー
タ伸長部1002により伸長される処理について説明す
るが、同様の処理を他の色プレーンに対して行うこと
で、処理済み画像データが復元されることは自明であ
る。
【0069】画像入力装置1208や記憶媒体ドライブ
1209からRAM1202に入力された注目色プレー
ンの圧縮データから画像データ伸長部1002は参照画
素データの位置情報(ライン情報)nを読みとると共
に、参照画素と一致していること示す情報、参照画素と
一致していないこと示す情報を夫々ラインバッファ10
01に出力する。そして画像データ伸長部1002は、
参照画素と一致していること示す情報を復元する。具体
的な処理としては図15に示したように、例えば「F
2」という情報を復元する場合、上述の位置情報nを参
照して伸長対象の注目画素に対応する参照画素データを
特定し、特定した参照画素のデータを伸長対象の注目画
素のデータとして(2回)コピーする。
【0070】一方、参照画素と一致していないこと示す
情報は上述の通り注目画素データそのものなのでそのま
まにしておく。以上の処理により注目色プレーンを復元
することができる。
【0071】[第3の実施形態]第2の実施形態では、
最適な参照画素の決定は全ての参照画素候補に対して圧
縮サイズを調べていたが、実際に利用する場合、特に処
理の速さが求められる場合には、ある程度の圧縮サイズ
に収まれば、特に最も圧縮効果のある参照位置でなくて
も良い場合がある。そのような場合の色プレーンの圧縮
処理について、図20のフローチャートを用いて詳細に
説明する。
【0072】同図に示したフローチャートは、図17に
示したフローチャートでステップS1708とステップ
S1709の間に、ステップS2009、ステップS2
010を加えたフローチャートとなる。よって図20に
示したフローチャートに従った処理は、ステップS20
09,ステップS2010以外の処理は図17に示した
フローチャートに従った処理と同じである。つまり、図
20に示したフローチャートは本実施形態におけるステ
ップS703の処理の詳細を示すフローチャートとな
る。
【0073】以下、ステップS2009,ステップS2
010における処理について説明する。ステップS20
09では、変数min_sizeの値、すなわち、これまでで最
小の圧縮データのサイズが一定のサイズ以下か否かを判
断する。一定のサイズ以下であれば、圧縮としては十分
なのでこれ以上を最適な位置を見つけようとしても時間
のロスになってしまうので、処理をステップS2011
に進める。なお、上述の「一定のサイズ」は予め決めら
れたもので、予め外部記憶装置1204にファイルとし
て保存しておき、必要に応じてRAM1202にロード
し、参照する。
【0074】尚、本実施形態における処理、すなわち、
圧縮サイズが一定のサイズ以下になっていれば、更に参
照画素候補を用いての圧縮処理を行わないとする処理
は、第1の実施形態にも適用可能である。その場合、ス
テップS2009、ステップS2010における処理を
ステップS808とステップS809との間にこの順番
で行うことで実現可能である。
【0075】[第4の実施形態]上述の実施形態では、
注目色プレーンの処理済み画像データに対して圧縮処理
を行う場合、この処理済み画像データ全体に対して同じ
圧縮方法を用いていた。しかし、処理済み画像データに
よっては余白の領域と写真などの画像の領域とが混在し
ている場合もあり、このような処理済み画像データ全体
に対して同じ圧縮方法を用いても良い圧縮率が得られな
い場合もある。
【0076】その場合、注目色プレーンの処理済み画像
データを所定のサイズの複数のブロックに分割し、各ブ
ロック毎に上述の圧縮方法を適用する方法を採用する。
その結果、各ブロックに応じた(適した)圧縮を行うこ
とができ、よりよい圧縮率を得ることができる。
【0077】また、上述の処理を行う画像圧縮装置の機
能構成は図2に示したものとほぼ同じであるが、画像生
成部201における処理として、ステップS701にお
いて、色プレーン毎の処理済み画像データを所定のサイ
ズのブロックに分割する処理を行う点が上述の実施形態
とは異なる。また、上述の処理により得られる注目色プ
レーンの圧縮データは、ブロック毎の圧縮データが含ま
れる構成を備える。
【0078】次に、上述の処理により得られる注目色プ
レーンの圧縮データを伸長する画像伸長装置はの機能構
成は図10に示したものとほぼ同じであるが、画像デー
タ伸長部1002における処理として、ブロック毎に上
述の伸長処理を行うとした点が上述の実施形態とは異な
る。
【0079】なお、上述の画像圧縮方法では、注目色プ
レーンの処理済み画像データを所定のサイズのブロック
に分割することで、各ブロックに応じた画像圧縮を行う
ことができるが、これに限定されるものではない。他に
も、ステップS701において画像生成部201が注目
色プレーンの処理済み画像データを余白の領域、写真な
どの画像の領域とに分解して、夫々の領域の処理済み画
像データを出力するようにし、画像データ伸長部100
2において夫々の領域毎に上述の伸長処理を行っても良
い。
【0080】[他の実施形態]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0081】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0082】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0083】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図7乃至9、図17,
図19の一部もしくは全部の)フローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によって、デ
ィザパターンを用いて疑似中間調処理された画像をより
高圧縮率で圧縮を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態で用いる画像圧縮・伸長シス
テムの大まかな機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における画像圧縮装置
の機能構成を示すブロック図である。
【図3】ディザ法で画像を2値化する場合に用いられる
閾値パターンの一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における参照画素候補
の位置を示すテーブルの構成例を示す図である。
【図5】ある行のラスタデータ(今圧縮しているデー
タ)とその前のラスタデータ(参照先のデータ)と比較
し、夫々が異なるデータであるか否かを識別する処理を
説明する図である。
【図6】注目画素データと参照候補データとを比較する
処理を説明する図である。
【図7】本発明の第1の実施形態における画像圧縮処理
のメインのフローチャートである。
【図8】ステップS703における圧縮処理(注目色プ
レーンの処理済み画像データに対する圧縮処理)の詳細
を示すフローチャートである。
【図9】ステップS804,S810における処理の基
本となる処理のフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施形態における画像伸長装
置の機能構成を示すブロック図である。
【図11】横一列、縦一列等の様々な並びの画素を一ま
とめにし、画素データとして扱うことを説明する図であ
る。
【図12】本発明の実施形態における画像圧縮装置、画
像伸長装置の基本構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第1の実施形態における画像圧縮補
法と、従来の方法とを用いて圧縮を行った場合の結果を
示す図である。
【図14】各ディザパターンに応じた予め作成された複
数のテーブルが外部記憶装置1204に格納されている
様子を示す概念図である。
【図15】情報「Fx」を求める方法を説明する図であ
る。
【図16】本発明の第2の実施形態における参照画素候
補の位置を示すテーブルの構成例を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施形態におけるステップS
703における処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【図18】注目画素と参照画素候補との位置関係を示す
図である。
【図19】ステップS1704,S1710における処
理の基本となる処理のフローチャートである。
【図20】本発明の第3の実施形態におけるステップS
703における処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C077 MP08 NN09 PP32 PQ12 PQ20 PQ22 RR21 5C078 AA09 BA32 CA01 DA01 DB05 5C079 HB01 LA26 LC04 MA01 MA11

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像に対して疑似中間調処理を行
    い、第2の画像を生成する生成手段と、 前記第2の画像を構成する領域毎に圧縮処理を行う圧縮
    手段とを備え、 更に前記圧縮手段は、 前記領域毎に、注目画素と、当該注目画素と所定の位置
    関係にある参照画素とを用いて、当該注目画素と当該参
    照画素の値とがほぼ同じであるか否かを判断し、当該判
    断の結果、ほぼ同じである場合、前記注目画素の値が前
    記参照画素の値と同じであることを示す情報と、前記所
    定の位置関係を示す情報を、ほぼ同じでない場合、前記
    注目画素の値を順次記録していくことで前記領域毎の圧
    縮データを生成することを特徴とする画像圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像はカラーの静止画像であ
    って、前記第2の画像は前記第1の画像よりも1画素を
    構成するビット数が少ないことを特徴とする請求項1に
    記載の画像圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、前記第1の画像に対し
    てディザパターンを用いて疑似中間調処理を行うことで
    前記第2の画像を生成することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の画像圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮手段は更に、前記第2の画像を
    所定のサイズのブロック毎に分割する分割手段を備え、
    分割されたブロック単位で前記領域毎に圧縮を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画
    像圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮手段は更に、 前記参照画素の候補となる複数の参照画素候補と前記注
    目画素との位置関係を示す情報を格納する格納手段と、 前記格納手段に格納されている夫々の前記情報により特
    定される夫々の参照画素候補と前記注目画素とを用い
    て、夫々の参照画素候補に対する圧縮データのサイズを
    求め、当該サイズが所定の条件を満たした場合の参照画
    素候補と前記注目画素との位置関係を特定する位置関係
    特定手段とを備え、 前記注目画素と前記位置関係特定手段により特定された
    位置関係にある画素を前記参照画素とし、当該参照画素
    と前記注目画素とを用いて、前記領域毎に圧縮を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    画像圧縮装置。
  6. 【請求項6】 前記格納手段が格納する前記参照画素の
    候補となる複数の参照画素候補と前記注目画素との位置
    関係を示す情報は、前記疑似中間調処理の種類、前記領
    域に応じたものであることを特徴とする請求項5に記載
    の画像圧縮装置。
  7. 【請求項7】 前記格納手段が格納する前記参照画素の
    候補となる複数の参照画素候補と前記注目画素との位置
    関係を示す情報は、前記注目画素の位置に対する夫々の
    参照画素候補の相対位置を示す情報であることを特徴と
    する請求項5又は6のいずれか1項に記載の画像圧縮装
    置。
  8. 【請求項8】 前記相対位置は、前記注目画素の位置か
    らの直上ライン数とライン方向のずれ量を示すことを特
    徴とする請求項7に記載の画像圧縮装置。
  9. 【請求項9】 前記相対位置は、前記注目画素の位置か
    らの直上ライン数を示すことを特徴とする請求項7に記
    載の画像圧縮装置。
  10. 【請求項10】 前記位置関係特定手段は、前記格納手
    段に格納されている夫々の前記情報により特定される夫
    々の参照画素候補と前記注目画素とを用いて、夫々の参
    照画素候補に対する圧縮データのサイズを求め、当該サ
    イズを最小にする参照画素候補と前記注目画素との位置
    関係を特定することを特徴とする請求項5に記載の画像
    圧縮装置。
  11. 【請求項11】 前記参照画素特定手段は、前記格納手
    段に格納されている夫々の前記情報により特定される夫
    々の参照画素候補と前記注目画素とを用いて、夫々の参
    照画素候補に対する圧縮データのサイズを求め、当該サ
    イズを所定のサイズ以下にする参照画素候補と前記注目
    画素との位置関係を特定することを特徴とする請求項5
    に記載の画像圧縮装置。
  12. 【請求項12】 前記領域は色プレーンであることを特
    徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像
    圧縮装置。
  13. 【請求項13】 疑似中間調処理を施され、領域毎に圧
    縮された圧縮データに含まれる、注目画素の値が参照画
    素の値と同じであるか否かを示す第1の情報と、注目画
    素と参照画素との位置関係を示す第2の情報とを格納す
    る格納手段と、 前記第1の情報が、注目画素の値が参照画素の値と同じ
    であることを示す情報であると判断した場合、前記第2
    の情報を参照して前記注目画素に対する参照画素を特定
    し、前記第1の情報を特定した前記参照画素の値に更新
    し、 前記第1の情報が、注目画素の値が参照画素の値と同じ
    でないことを示す情報であると判断した場合、前記第1
    の情報を前記注目画素の値とする伸長手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像伸長装置。
  14. 【請求項14】 第1の画像に対して疑似中間調処理を
    行い、第2の画像を生成する生成工程と、 前記第2の画像を構成する領域毎に圧縮処理を行う圧縮
    工程とを備え、 更に前記圧縮工程は、 前記領域毎に、注目画素と、当該注目画素と所定の位置
    関係にある参照画素とを用いて、当該注目画素と当該参
    照画素の値とがほぼ同じであるか否かを判断し、当該判
    断の結果、ほぼ同じである場合、前記注目画素の値が前
    記参照画素の値と同じであることを示す情報と、前記所
    定の位置関係を示す情報を、ほぼ同じでない場合、前記
    注目画素の値を順次記録していくことで前記領域毎の圧
    縮データを生成することを特徴とする画像圧縮方法。
  15. 【請求項15】 前記圧縮工程は更に、前記第2の画像
    を所定のサイズのブロック毎に分割する分割工程を備
    え、分割されたブロック単位で前記領域毎に圧縮を行う
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像圧縮方法。
  16. 【請求項16】 前記圧縮工程は更に、 前記参照画素の候補となる複数の参照画素候補と前記注
    目画素との位置関係を示す情報を所定の格納手段に格納
    する格納工程と、 前記格納手段に格納されている夫々の前記情報により特
    定される夫々の参照画素候補と前記注目画素とを用い
    て、夫々の参照画素候補に対する圧縮データのサイズを
    求め、当該サイズが所定の条件を満たした場合の参照画
    素候補と前記注目画素との位置関係を特定する位置関係
    特定工程とを備え、 前記注目画素と前記位置関係特定工程で特定された位置
    関係にある画素を前記参照画素とし、当該参照画素と前
    記注目画素とを用いて、前記領域毎に圧縮を行うことを
    特徴とする請求項14又は15に記載の画像圧縮方法。
  17. 【請求項17】 疑似中間調処理を施され、領域毎に圧
    縮された圧縮データに含まれる、注目画素の値が参照画
    素の値と同じであるか否かを示す第1の情報と、注目画
    素と参照画素との位置関係を示す第2の情報とを所定の
    格納手段に格納する格納工程と、 前記第1の情報が、注目画素の値が参照画素の値と同じ
    であることを示す情報であると判断した場合、前記第2
    の情報を参照して前記注目画素に対する参照画素を特定
    し、前記第1の情報を特定した前記参照画素の値に更新
    し、 前記第1の情報が、注目画素の値が参照画素の値と同じ
    でないことを示す情報であると判断した場合、前記第1
    の情報を前記注目画素の値とする伸長工程とを備えるこ
    とを特徴とする画像伸長方法。
  18. 【請求項18】 請求項14乃至16のいずれか1項に
    記載の画像圧縮方法を実行するプログラム。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の画像伸長方法を実
    行するプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項18又は19に記載のプログラ
    ムを格納し、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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