JP2003174547A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
- Publication number
- JP2003174547A JP2003174547A JP2001370332A JP2001370332A JP2003174547A JP 2003174547 A JP2003174547 A JP 2003174547A JP 2001370332 A JP2001370332 A JP 2001370332A JP 2001370332 A JP2001370332 A JP 2001370332A JP 2003174547 A JP2003174547 A JP 2003174547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- information
- management information
- procedure
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
通信を行った場合でも、統一した通信管理情報を取得可
能な通信装置を提供する。 【解決手段】 相手先が指示されると、管理テーブル1
4内の登録情報を自動的に選択して、通信部12から登
録情報中の通信路及び通信手順を用いて相手先と通信を
行う。このとき、通信路及び通信手順に依存しない通信
結果情報を通信管理情報15中に含めて記憶部13に格
納する。ユーザが通信管理情報を参照した場合でも、通
信時と同様に通信路や通信手順などを意識しなくてよ
い。また、通信路や通信手順に依存した各種の情報を含
まないため、ユーザにとって必要な情報を簡易に提示で
きるため、ユーザは容易に内容を理解することができ
る。
Description
いは複数の通信手順を利用可能な通信装置に関するもの
である。
信路や通信手順が多様化してきており、複数の通信路あ
るいは複数の通信手順を利用可能な通信装置が開発され
ている。例えば従来は公衆回線網(PSTN)を利用し
たファクシミリ通信しか行えなかったファクシミリ装置
が、内線網(PBX)が利用可能になり、さらにLAN
インタフェースを備え、LANに接続された端末との
間、あるいはさらにLANに接続されたイントラネット
あるいはインターネットを利用した通信も可能になって
きている。また通信手順についても、ファクシミリ通信
時の各種のプロトコルの他、LANやインターネットな
どを利用する際に用いられるSMTP、POP、HTT
Pなどといった様々な通信手順を利用した通信が可能に
なってきている。
管理情報を生成して保持するが、上述のように通信路や
通信手順が多様化してくると、通信管理情報も多様化し
ている。例えば使用する通信路に応じて、また使用する
通信手順に応じて、異なった通信結果が示されるといっ
たことも発生している。そのため、例えば通信管理情報
を表示出力させたり記録出力させて参照したとき、利用
した通信路や通信手順によって異なった情報が参照され
るため、非常に煩雑でわかりにくいという問題があっ
た。
情に鑑みてなされたもので、複数の通信路及び通信手順
を利用可能な場合に、いずれの通信路または通信手順を
用いて通信を行った場合でも、統一した通信管理情報を
取得可能な通信装置を提供することを目的とするもので
ある。
いて、複数の通信路及び通信手順により通信が可能な通
信手段と、通信管理情報を保持する保持手段と、前記通
信手段を介して通信を制御するとともに通信毎に前記通
信管理情報を生成して前記保持手段に保持させる制御手
段を有し、前記通信管理情報は、通信時に使用した通信
路及び通信手順に依存しない通信結果情報を含んでいる
ことを特徴とするものである。これによって、通信結果
をユーザが参照した場合でも、通信路や通信手順による
表記の違いなどに惑わされることなく、すっきりとした
情報により容易に理解可能な通信管理情報を提供するこ
とが可能になる。
通信に失敗したときに代替の通信路または通信手順を利
用して再通信を行う機能を有している場合には、初回の
通信及び1ないし複数回の再通信について1つの通信管
理情報を生成するように構成することができる。通常、
ユーザはいずれの通信路あるいは通信手順を利用して
も、最終的に通信が正常終了したか否かが分かればよい
ことが多く、正常に通信が終了するまでの過程で発生し
た異常通信の履歴については不要である場合が多い。従
って通信管理情報としては、再通信を行う場合であって
も、最終的に正常終了していればそのときの通信結果情
報が、最終的に異常終了している場合には最初の通信あ
るいは最後の通信や1ないし複数の通信を総括した通信
結果情報を1つ残せばよい。これによって、ユーザにと
って冗長な通信管理情報を排除し、より容易に理解可能
な通信管理情報を提供することができる。
複数の通信路または複数の通信手順を用いて通信を行っ
た場合でも、1つの通信管理情報を生成するように構成
することができる。従来よりファクシミリ通信における
同報送信のように、同じ通信路及び通信手順を利用して
複数の相手先へ同じ情報を送信する場合には、1つの通
信管理情報が生成される場合もあった。本発明では、同
報送信を行う場合に複数の通信路または複数の通信手順
を利用することができ、その場合でも、1つの通信管理
情報を生成する。これによって、ユーザにとって冗長な
通信管理情報を排除し、より容易に理解可能な通信管理
情報を提供することができる。
通信路及び通信手順により通信が可能な通信手段と、通
信管理情報を保持する保持手段と、情報を出力可能な出
力手段と、前記通信手段を介して通信を制御するととも
に通信毎に前記通信管理情報を生成して前記保持手段に
保持させる制御手段を有し、前記制御手段は、前記通信
管理情報を前記出力手段に出力させるとき、通信時に使
用した通信路及び通信手順に依存しない通信結果情報を
含む出力情報に変換することを特徴とするものである。
このような構成によって、出力された通信管理情報は上
述の各発明と同様に通信路及び通信手順に依存しない情
報となっているので、通信路や通信手順による表記の違
いなどに惑わされることなく、すっきりとした情報によ
り容易に理解可能な通信管理情報を提供することが可能
になる。
の実施の形態を含む通信システムの一例を示すブロック
図である。図中、1〜6は通信装置、11は制御部、1
2は通信部、13は記憶部、14は能力管理テーブル、
15は通信管理情報、21は公衆回線網、22は内線
網、23,24はLAN、25はインターネットであ
る。この例では6台の通信装置を示し、また通信路とし
て公衆回線網21、内線網22,LAN23,24とL
AN23,24を利用したインターネット25を示して
いる。もちろん、通信システム内の通信装置の台数は制
限されない。また、通信路としてこれ以外の通信路が存
在していてもよく、例えば有線の通信路の他、無線や光
などの通信路が存在していてもよい。また各通信路を用
いた場合の通信手順についてもいくつか存在する場合が
ある。
網21,内線網22,LAN23を経由した通信が可能
であり、通信装置2は公衆回線網21、内線網22を経
由した通信が可能であり、通信装置3は公衆回線網2
1、LAN23を経由した通信が可能である。また通信
装置4はLAN24を経由した通信が可能であり、通信
装置5は公衆回線網21,内線網22,LAN24を経
由した通信が可能であり、通信装置6は公衆回線網2
1,LAN24を経由した通信が可能である。通信シス
テム中の通信装置は、任意の通信路及び通信手順によっ
て通信が可能である。
あるものとしている。他の通信装置2〜6については任
意であるが、通信装置1と同様の構成を有していてもよ
い。通信装置1は、制御部11,通信部12,記憶部1
3などを含んで構成されている。制御部11は、通信装
置1の各部を制御し、通信部12を介して他の通信装置
との送受信を実現する。図示しない操作部や通信装置1
に接続された他の装置から相手先の通信装置が指定され
ると、指定された相手先の通信装置を特定する特定情報
により後述する記憶部13中の能力管理テーブル14を
検索し、1ないし複数の登録情報を取得する。複数の登
録情報が存在する場合には、所定の優先順位によってい
ずれかを選択し、選択した登録情報中の通信路及び通信
手順によって通信部12を介して相手先の通信装置と通
信を行う。
は、例えば能力管理テーブル14への登録順や、優先順
位の設定が行われていればその設定に従ったり、通信路
あるいは通信手順の種類に順位付けを行っておくなどの
優先順位で選択することができる。あるいは、各通信路
及び通信手順を利用した場合の相手先の通信装置への通
信コストを比較して低コストの登録情報を利用したり、
相手先の受信能力に応じ、当該通信において最適な受信
能力に関する情報が登録されている登録情報を選択する
ように構成してもよい。また、他の通信装置を中継して
通信を行った方が有利な場合もあり、中継を利用するか
否かも優先順位を決める際に考慮することもできる。さ
らに、上述のようにして選択した登録情報に従って通信
を行った結果、通信を正常に終了させることができなか
った場合には、次の順位の登録情報を選択して再通信を
行うように制御することができる。
通信できない場合には、この通信装置1から通信可能な
通信装置であって、その通信装置が相手先の通信装置と
通信可能な通信装置を中継可能な通信装置とし、その中
継可能な通信装置に対して相手先の通信装置への中継を
依頼して、中継可能な通信装置との間で通信を行い、間
接的に相手先の通信装置との間で通信を行う。また逆
に、他の通信装置から中継の依頼を受けて中継する機能
を有していてもよい。
信毎に通信管理情報15を生成して記憶部13に保持さ
せる。このとき生成する通信管理情報15には、例えば
通信日時や相手先名、通信ページ数などの情報ととも
に、通信結果情報を含んでいる。この通信結果情報は、
通信時に使用した通信路及び通信手順に依存しない情報
とする。もちろん、付加的に、使用した通信路及び通信
手順に依存する通信時の各種の情報を保持してもよい。
また、上述のように再通信を行った場合には、初回の通
信及び1ないし複数回の再通信について、1つの通信管
理情報15を生成する。この場合、再通信により通信が
正常終了していれば最終的な通信結果は正常終了である
し、再通信を行っても正常に通信を行うことができない
場合には、最初または最後などのいずれかの通信結果あ
るいは総合的に判断した通信結果を、通信路及び通信手
順に依存しない情報として通信管理情報15を生成すれ
ばよい。これによって多くのユーザにとって不必要な中
間の通信管理情報などを排除することができる。さら
に、同報送信を行う場合などのように複数の相手先への
通信が指示された場合、その通信を複数の通信路または
複数の通信手順を用いて実行した場合でも、1つの通信
管理情報15を生成する。この場合も、通信管理情報の
冗長さを排除することができる。
用した通信が可能である。また、制御部11の制御に従
い、同じ通信路であっても1ないし複数の通信手順によ
って通信を行うことが可能である。図1に示した例で
は、通信部12は通信路として公衆回線網21,内線網
22,LAN23及びLAN23を介してインターネッ
ト25を利用した通信が可能である。またこれらの通信
路を用いた種々の通信手順による通信が可能であり、例
えば公衆回線網21を用いる場合であればG3やG4に
よる通信が可能であったり、LAN23を用いる場合で
あれば情報を電子メールとして転送する際に用いられる
SMTP及びPOP3のほか、HTTP、FTPなどを
選択的に利用可能に構成されていてよい。
に能力管理テーブル14及び通信管理情報15を記憶し
ている。能力管理テーブル14は、通信装置を特定する
特定情報と、その通信装置と通信する際に利用可能な通
信路及び通信手順と、その通信路及び通信手順で用いる
識別情報、その他種々の情報を組にした登録情報が多数
登録されたテーブルである。登録情報は、同じ通信装置
であっても通信路や通信手順が異なれば異なる登録情報
として登録される。そのため、1台の通信装置につい
て、複数の登録情報を登録可能である。
である。図2に示す能力管理テーブル14の例では、端
末名と特定番号、通信路、識別情報、通信手順、中継可
否、受信能力などの情報を組にしており、各行がそれぞ
れ登録情報である。端末名及び特定番号は、相手先の通
信装置を特定するための特定情報であり、利用者が相手
先を指定する場合にはこれらの端末名あるいは特定番号
によって指定可能である。なお、端末名及び特定番号
は、重複しないように任意に設定可能である。例えば特
定番号はシステム中で一意に通信装置を特定できる情報
とし、端末名は利用者が任意に設定できる通信装置の名
称として利用することが可能である。もちろん、いずれ
か一方のみでもよい。
れば“PSTN”、内線網22が利用可能であれば“P
BX”、LAN23あるいはLAN24が利用可能であ
れば“LAN”として示している。なお、LANが利用
可能な場合、LANを経由してインターネットやイント
ラネットが利用可能であるものとしている。もちろん他
の通信路が利用可能であれば、その利用可能な通信路が
このフィールドに明示される。
を対応づけて示している。同じ通信路でも複数の通信手
順を利用可能な場合があり、その場合には通信路と通信
手順の対ごとに登録情報を設定する。例えば通信装置4
においては、通信路としてLAN24が利用可能である
が、通信手順としてT.38と、T.37S及びT.3
7Fを利用可能である。もちろん、通信手順は図2に示
されているものに限られるものではない。また、ある通
信路で使用できる通信手順が1つに限られる場合には、
通信手順は通信路の種類から特定できるので、明示的に
設定しておく必要はない。
において通信装置を特定する際の情報である。例えば、
公衆回線網21であれば電話番号であり、内線網22で
あれば内線番号、LAN23,24において電子メール
を利用する場合には電子メールアドレス、HTTPを利
用する場合にはURL、他のプロトコルでは例えばIP
アドレスなどが識別情報となる。
機能を有しているか否かを示すものである。中継を依頼
する場合異は、このフィールドを参照して中継機能を有
する通信装置へ依頼することになる。
記録紙サイズ、符号化方式、カラー記録の可否などの情
報を有している。例えば通信路として公衆回線網21を
用い、通信手順としてT.30を用いる場合には、通信
手順中で能力を確認し合うので、相手先の能力を通信の
時点で確認し、その範囲内で最大限の能力により通信を
行うことができる。しかし、例えば通信路としてLAN
23,24やインターネット25を利用し、通信手順と
してSMTP等を利用する場合、相手先の能力について
は通信時に知ることができない。このような場合に、こ
の受信能力のフィールドを参照することによって通信
路、通信手順ごとに相手先の能力を知ることができる。
これによって、相手先の能力を最大限に活かした通信が
可能になり、通信により交換される情報の品質劣化をな
くし、あるいは最小限にとどめることができる。なお、
受信能力としてどのような情報を保持するかは任意であ
る。また、ここでは各登録情報毎に受信能力を保持する
ものとしているが、例えば能力管理テーブルとは別に、
各通信装置とその通信装置の能力を対応づけた能力テー
ブルを記憶部13に格納しておくことも可能である。
例であって、他の種々の情報を付加したり、あるいは不
要なフィールドを適宜削除してもよい。例えば中継を依
頼しないシステム構成であれば中継可否のフィールドは
不要である。逆に中継を行う通信装置については明示的
に指示してもよい。また、すべての通信路及び通信手順
を利用する場合において通信中に能力交換を行うことが
できれば受信能力のフィールドは不要である。
11において生成された通信の履歴に関する情報であ
る。図3は、本発明の通信装置の第1の実施の形態にお
ける通信管理情報の一例の説明図、図4は、エラーコー
ドの一例の説明図である。図3(A)には記憶部13に
格納されている通信管理情報を示しており、図3(B)
には通信時に実際に発生した異常情報を示している。
では、各行が1件ごとの通信管理情報を示しており、各
通信管理情報15は、番号、相手先、モード、日時、枚
数、結果、備考などのフィールドを有している。もちろ
ん、どのような情報通信管理情報15として残すかは設
計時に決定されることであって任意に決めることが可能
である。本発明では、少なくとも通信結果情報(結果の
フィールド)として、通信路や通信手順に依存しない情
報を含めている。
付与している。もちろんこれに限らず、各通信管理情報
15が特定できればどのような情報であってよいし、他
の情報で特定できるのであれば番号フィールドは不要で
ある。相手先は、通信時の相手先を特定する情報であ
り、図2における端末名あるいは特定番号を利用するこ
とができる。モードフィールドは、ここでは画質の情報
を保持している。もちろん普通画質、高画質、超高画質
などのほか、例えばカラーモードや写真モードなど、様
々な通信モードが備えられていてよい。日時フィールド
には通信日時が格納される。枚数フィールドには、送受
信したページ数が格納される。
が格納される。特に本発明では、通信路や通信手順に依
存しない通信結果が格納される。この例では通信が正常
に終了していれば「OK」が格納される。しかし、実際
の通信としては、ある通信路またはある通信手順で通信
を行ったときに正常に通信を終了することができなかっ
た場合もある。その場合でも、他の通信路または他の通
信手順を利用して正常に通信を行うことができれば、全
体として通信は正常に終了したことになる。従って、こ
のような場合も結果フィールドは「OK」とする。
にはエラーコードを結果フィールドに格納する。この場
合、各通信路や通信手順によって様々なエラーが発生す
る可能性がある。ここでは一例として、図4に示すよう
に各通信手順において発生するエラーを分類して、左欄
に示すエラーコードを付与する。例えばT.30を利用
したときに相手先と接続できない「ダイヤルエラー」の
場合と、T.37を利用したときにメールサーバと接続
できない「メールサーバ接続エラー」と、T.38を利
用したときに相手先と接続できない「相手機接続エラ
ー」とは、いずれも「T.1−1」というエラーコード
を付与する。このように各通信手順に対して横断的な分
類を行ってエラーコードを付与することによって、通信
手順に依存しないエラーコードを生成できるとともに、
どの段階でエラーが発生しているかを概略的に示すこと
ができる。通常のユーザでは、エラーコードの詳細まで
は必要ない場合がほとんどであり、このような概略的な
エラーコードで十分である。図3(A)に示した例にお
いて番号「2」の通信管理情報では、図3(B)に示す
ように実際にはT.37Fの通信手順を利用して通信を
行い、「送達確認無し」のエラーが発生している。この
場合には、図4から通信手順によらず「T.4−1」が
結果フィールドに格納される。
のエラーコードを示したが、使用するすべての通信手順
に共通とすることによって、使用する通信路によらない
エラーコードとなる。すなわち図4に示した例は通信路
及び通信手順に依存しないエラーコードである。
る。ここでは応用通信を行ったときにその種別を格納し
ている。図3(A)に示した例では、番号「4」の通信
管理情報においては同報通信が行われたことを示してい
る。
5は一例であり、含める情報は取捨選択することができ
る。例えば図3(B)に示すような実際に発生したエラ
ー情報や利用した通信路及び通信手順などの情報につい
ても、通信管理情報に付加しておくことも可能である。
形態を含む通信システムにおける通信動作の一例を示す
フローチャートである。まずS31において相手先の通
信装置が特定される。例えば図示しない操作部や外部か
ら相手先が指示される。このとき、同報送信などのよう
に複数の相手先が指示された場合には、そのうちの1
つ、あるいは電子メールなどのように一度に複数の相手
先に送信できる場合には、一度に送信できる複数の相手
先(全部あるいは一部)を選択する。
情報を能力管理テーブル14から選択する。このとき、
相手先との通信が可能な通信路及び通信手順が複数存在
する場合には複数の登録情報の中からいずれかを選択す
ることになるが、このようなときには例えば所定の優先
順位に従って選択すればよい。また、相手先と直接通信
を行うほか、他の通信装置に中継を依頼する場合もあ
る。そのような場合には、中継先の通信装置に対応する
登録情報のうちからいずれかを選択することになる。
って通信路及び通信手順を選択し、S33において通信
部12を介して相手先あるいは中継先との通信を行う。
S34において、この通信が正常に終了したか否かを判
定する。正常に終了していれば、S35において、さら
に他の相手先が存在するか否かを判定する。まだ通信を
行っていない相手先が残っていると判定された場合に
は、S40において、次に通信を行う相手先を決定し、
S32へ戻り、その相手先との通信を行う。すべての相
手先との通信が正常に終了し、他の相手先が存在しなく
なったら、S36において、正常終了時の通信管理情報
を1つだけ生成し、記憶部13に格納して通信の処理を
終了する。このようにして、複数の相手先が指定されて
複数回の通信を行った場合でも、ユーザによる1回の指
示に対して1つの通信管理情報が生成される。従って、
通信管理情報の冗長さを排除し、わかりやすい通信管理
情報を提供することができる。
た場合には、S34からS37に進み、選択中の相手先
と通信が可能な他の登録情報が存在するか否かを判定す
る。存在する場合には、S38において、他の登録情報
のうちの1つを選択し、S33へ戻り、選択した登録情
報に従って通信を行う。なお、S38において他の登録
情報を選択する際には、相手先との直接通信から中継通
信に切り替えたり、その逆を行ったり、あるいは、同時
に同報通信を行う処理から各相手先に順に送信するよう
に切り替えるなど、各種の通信方式の切り換えを柔軟に
行ってもよい。また、従来から用いられているリダイヤ
ル機能などと組み合わせて、同じ登録情報で複数回の試
行後に、他の登録情報の選択を行うようにしてもよい。
在しないとS37で判定された場合には、それ以上の通
信は不能であるので、S39において、エラー時の通信
管理情報を1つだけ生成し、記憶部13に格納して通信
の処理を終了する。このとき生成する通信管理情報に
は、通信結果情報として、使用した通信路や通信手順に
依存しないエラーコードが格納される。なお、複数の相
手先への通信が指定されている場合、他の相手先への通
信を続行してもよい。
でも、後で通信が正常に終了すれば通信管理情報を生成
しないので、ユーザは通信エラーの情報に惑わされるこ
となく、通信管理情報を参照して通信が正常に終了した
か否かを容易に判断することが可能である。またいずれ
の通信路及び通信手順を選択しても通信を正常に行うこ
とができなかった場合には通信エラーの通信管理情報が
生成されるが、この場合も1つのみであり、しかも使用
した通信路や通信手順に依存しないエラーコードが格納
されている。従ってユーザは、指示したどの通信がエラ
ーであり、どの程度のエラーであるかを容易に把握する
ことが可能である。
力管理テーブル14内の登録情報を自動的に選択するこ
とによって通信を行う。通信を行う際にはユーザは通信
路や通信手順などの指示を行う必要が無く、相手先を指
示すればよい。すなわちユーザは、いずれの通信路を利
用し、またいずれの通信手順を利用するかといったこと
に対しては全く意識する必要がない。従って、通信管理
情報として利用した通信路や通信手順毎に各種の情報が
提示されても、もともと通信時にはこれらを意識してい
ないのであるから、詳細な情報の提示はユーザを混乱さ
せるだけであり、またユーザにとって不要な情報であ
る。本発明では、通信路や通信手順に依存しない通信結
果情報をユーザに提示することによって、通信管理情報
の上からもユーザに通信路や通信手順などを意識させな
いようにし、また通信の指示に対する通信結果情報を容
易に理解できるようにしている。
理情報について示したが、受信時に生成する通信管理記
録についても同様であり、通信路や通信手順に依存しな
い通信結果情報を含ませて記憶部13に格納しておくこ
とができる。
形態を含む通信システムの一例を示すブロック図であ
る。図中、図1と同様の部分には同じ符号を伏して説明
を省略する。16は記録部である。上述の第1の実施の
形態では、通信管理情報15を生成する際に、通信路や
通信手順に依存しない通信結果情報を格納する例を示し
た。通信結果情報は、ユーザが参照するまでに通信路や
通信手順に依存しない形態になっていればよいので、こ
の第2の実施の形態では、ユーザへの提示などの出力時
に、通信結果情報を通信路や通信手順に依存しない形態
に変換する。
記憶部13に格納される通信管理情報15には、詳細な
通信時の情報が残される。図7は、本発明の通信装置の
第2の実施の形態における通信管理情報の一例の説明図
である。図7に示すように、結果フィールドには、各通
信で利用した通信路や通信手順毎の詳細な通信結果情報
が格納されている。また、再通信を行う際にはそれぞれ
の通信毎に通信管理情報を残している。例えば2行目と
3行目の通信管理情報は、通信装置3との通信におい
て、公衆回線網21を利用して通信手順としてT.30
を用いた通信に失敗し、LAN23を利用してT.37
Sの通信手順(電子メール)で通信を行い、正常に通信
を終了した場合を示している。
ど、通信管理情報の出力が指示されると、制御部11は
記憶部13に格納されている通信管理情報を読み出し、
少なくとも通信結果情報については通信路や通信手順に
依存しない情報に変換して記録部16に記録出力させ
る。図8は、通信管理情報の出力結果の一例の説明図で
ある。2,3行目に示した番号「2」の通信は、図7に
示すように初回の通信に失敗し、再通信を行って通信に
成功している。このような場合には、通信結果として
「OK」としている。また、4,5行目に示した番号
「3」の通信は、図7に示す2つの通信管理情報ではい
ずれも失敗している。従って通信結果としてエラーコー
ドを示すが、このとき、例えば図4に示したような詳細
情報と対応するエラーコードを使用する。これによっ
て、通信路や通信手順に依存しないエラーコードをユー
ザに提示することができる。
信路及び通信手順を利用するかを意識することなく通信
を行うことができる。従ってユーザに提示される通信管
理情報についても通信路及び通信手順に依存しないこと
が望ましい。図8に示すように、この第2の実施の形態
においてもユーザに提示される通信管理情報は通信路及
び通信手順に依存しない形式であり、この要求を満足す
るものである。また、図7に示すような通信管理情報を
ユーザに提示した場合、指示した通信の結果が知りたい
場合でも多くの情報の中から探さなければならず、非常
に煩雑であり、わかりにくい。しかし、図8に示すよう
な出力を行うことによって、理解しやすい通信管理情報
を提供することができる。
通信管理情報の内容、及び図8に示した通信管理情報の
出力形態などは一例であって、いずれも任意に構成する
ことが可能である。また、図6に示した構成では、通信
管理情報の出力手段として記録部16を設けた例を示
し、図8においても記録出力した場合の一例を示した。
しかし本発明はこれに限られるものではなく、例えば表
示出力したり、あるいはインタフェースまたは通信部1
2から外部機器へ出力してもよい。
は詳細な通信管理情報が格納されている。従って、メン
テナンスや管理者が通信路あるいは通信手順に関する情
報の取得を要求した場合には、その要求に応じた通信管
理情報の提示も可能である。
によれば、ユーザは、相手先の通信装置を指定するだけ
で、自動的に通信路及び通信手順が選択され、通信が行
われるため、簡易に相手先の通信装置と通信を行うこと
ができ、また通信の履歴である通信管理情報についても
通信路や通信手順に依存しない情報として提供される。
従って、通信時だけでなく、その後の管理についても通
信路や通信手順などを意識する必要がない。また、通信
管理情報は、少なくとも通信結果情報については通信路
や通信手順に依存しない形式で提示されるので、内容が
簡素化されて理解しやすくなり、また管理が容易になる
という効果がある。
信システムの一例を示すブロック図である。
通信管理情報の一例の説明図である。
信システムにおける通信動作の一例を示すフローチャー
トである。
信システムの一例を示すブロック図である。
通信管理情報の一例の説明図である。
る。
…記憶部、14…能力管理テーブル、15…通信管理情
報、16…記録部、21…公衆回線網、22…内線網、
23,24…LAN、25…インターネット。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の通信路及び通信手順により通信が
可能な通信手段と、通信管理情報を保持する保持手段
と、前記通信手段を介して通信を制御するとともに通信
毎に前記通信管理情報を生成して前記保持手段に保持さ
せる制御手段を有し、前記通信管理情報は、通信時に使
用した通信路及び通信手順に依存しない通信結果情報を
含んでいることを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、ある通信路及び通信手
順を利用した通信に失敗したときに代替の通信路または
通信手順を利用して再通信を行う機能を有しており、初
回の通信及び1ないし複数回の再通信について1つの前
記通信管理情報を生成することを特徴とする請求項1に
記載の通信装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、複数の相手先への通信
が指示され複数の通信路または複数の通信手順を用いて
通信を行った場合でも1つの前記通信管理情報を生成す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通
信装置。 - 【請求項4】 複数の通信路及び通信手順により通信が
可能な通信手段と、通信管理情報を保持する保持手段
と、情報を出力可能な出力手段と、前記通信手段を介し
て通信を制御するとともに通信毎に前記通信管理情報を
生成して前記保持手段に保持させる制御手段を有し、前
記制御手段は、前記通信管理情報を前記出力手段に出力
させるとき、通信時に使用した通信路及び通信手順に依
存しない通信結果情報を含む出力情報に変換することを
特徴とする通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370332A JP2003174547A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 通信装置 |
US10/298,383 US7286553B2 (en) | 2001-12-04 | 2002-11-18 | Communication device and method for controlling communication device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370332A JP2003174547A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003174547A true JP2003174547A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19179572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001370332A Pending JP2003174547A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003174547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109675A (ja) * | 2007-11-08 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 通信端末装置 |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001370332A patent/JP2003174547A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008109675A (ja) * | 2007-11-08 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 通信端末装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0836315B1 (en) | Internet facsimile machine | |
US6266160B1 (en) | Internet facsimile apparatus | |
US6470379B1 (en) | Method and apparatus for facsimile capable of communicating with data processing and facsimile machines | |
EP1035686B1 (en) | Communications method, communications system, communications device, and server | |
US20070268526A1 (en) | Network facsimile apparatus and network facsimile system | |
JP2010045637A (ja) | データ送信装置及び読取データ送信装置 | |
US7286553B2 (en) | Communication device and method for controlling communication device | |
US20070280122A1 (en) | Network facsimile apparatus | |
KR20020001822A (ko) | 원격 엑세스가 가능한 조합형 저울 장치 및 조합형 저울시스템 | |
US20070279698A1 (en) | Network facsimile apparatus and network facsimile system | |
EP1482697A2 (en) | Remote service provision using a chat protocol | |
JP2000036885A (ja) | ネットワークファクシミリ装置 | |
JP2008140355A (ja) | 通信装置 | |
JP2003174547A (ja) | 通信装置 | |
JP2003169103A (ja) | 通信装置 | |
JP2007312336A (ja) | ネットワークファクシミリ装置およびネットワークファクシミリシステム | |
JP4196301B2 (ja) | ネットワークファクシミリ装置およびネットワークファクシミリシステム | |
JP2004234292A (ja) | 通信装置 | |
JP2007324946A (ja) | ネットワークファクシミリ装置 | |
JP2007251289A (ja) | 画像通信装置 | |
JP2003169056A (ja) | 通信装置及び管理サーバ | |
JP4188848B2 (ja) | ネットワークファクシミリ装置 | |
JP3671995B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2008022385A (ja) | ファクシミリ装置、サーバおよびネットワークファクシミリシステム | |
JP5009869B2 (ja) | データ連携方法、コンテンツサーバ装置、留守番電話サービス提供装置、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041217 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050615 |