JP2003174275A - 工作機械の制御盤 - Google Patents

工作機械の制御盤

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JP2003174275A
JP2003174275A JP2001370444A JP2001370444A JP2003174275A JP 2003174275 A JP2003174275 A JP 2003174275A JP 2001370444 A JP2001370444 A JP 2001370444A JP 2001370444 A JP2001370444 A JP 2001370444A JP 2003174275 A JP2003174275 A JP 2003174275A
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Japan
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control panel
cooling space
air passage
panel body
top plate
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JP2001370444A
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Hiroshi Natsume
洋志 夏目
Matsukiku Kudou
松菊 工藤
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で優れた耐久性及び安定した冷却
が効率的に達成でき、かつランニングコストの抑制が可
能な工作機械の制御盤を提供する。 【解決手段】 制御盤本体11の各側板13、14の下
端近傍に吸込口13a、14aを開口し、天板19に循
環用ファン21、22を備えた排出口19a、19bを
形成し、制御盤本体11の上方に天板19と協働して冷
却空間部材27によって冷却用空間28を形成すると共
に、側板13、14と協働して側部風路部材23、24
によって冷却用空間28と吸込口13a、14aとを連
通する垂直風路25、26を形成する。制御盤本体11
内から排出口19a、19bを介して送風され、冷却用
空間28及び垂直風路25、26を経て吸込口13a、
13bから再び制御盤本体11内に循環する循環風路を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤に関し、特
に工作機械の制御盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子部品等の制御機器が実装され
た工作機械の制御盤は、信頼性を向上するために制御盤
内を冷却する冷却手段が施されている。
【0003】制御盤内を冷却する冷却手段として、例え
ば、特開平5−34083号公報に開示されように制御
盤に配設する熱交換装置が提案されている。この熱交換
器は、図13の(a)に要部斜視図を示し、同図(b)
に(a)のIX−IX線断面図及び(c)に(b)のX
−X線断面図を示すように、制御盤101の天板に内気
用の吸込口102と吐出口103が開口し、吸込口10
2に内気用ファン104が配設され、天板に熱交換装置
105が設けられている。熱交換装置105は、内部に
断面中空状の伝熱フィン106が複数間隔を有して配設
され、隣接する伝熱フィン106間によって形成される
空間107は仕切り板108、109によって両端を閉
塞されている。内気用ファン104により吸込口102
から吸い込まれた制御盤101内の空気は、この空間1
07を通り、吐出口103から制御盤101に送給され
る第1風路110が形成される。
【0004】熱交換装置105の端板111に開口する
外気吸込口112に外気用送風機113が設けられ、外
気用ファン113によって吸い込まれた外気が伝熱フィ
ン106の中空空間を通って、他方の端板114に設け
られた排気口115から排出される第2風路116を形
成している。
【0005】この構成により、制御盤101の内部で発
生した熱を含む空気は、第1風路110を流れ、第2風
路116を流れる外気と伝熱フィン106を介して熱交
換が行われて冷却され、吐出口103から再び制御盤1
01に供給されて循環する。
【0006】また、特開平6−201235号公報によ
って制御盤用冷却装置が提案されている。この冷却装置
は、図14に要部断面図を示すように制御盤120の側
面に設けられた室内冷却部122及び室外放熱部130
を備え、室内冷却部122は制御盤120に開口する吸
込口123及び吐出口124を有し、吸込口123と吐
出口124との間を連結する冷却路125には温度セン
サ126、蒸発器127及び蒸発器用ファン128が配
置され、この蒸発器ファン128が制御盤120内の空
気を矢印方向に循環させる。
【0007】一方、室外放熱部130は、外部に開口す
る外気吸込口131及び排出口132を有し、室外放熱
部130内には凝縮器133及びコンプレッサ134が
配置され、排出口132には凝縮器用ファン135が配
設されている。更に、コンプレッサ134に隣接してコ
ンプレッサ134の過熱状態を検知するサーモスタット
136が設けられている。蒸発器127と凝縮器133
とコンプレッサ134とは管路により連結され、コンプ
レッサ134によって冷媒が循環するようになってい
る。なお外気吸込口131にはフィルタ137が設けら
れている。
【0008】そして、温度センサ(図示せず)を用いて
制御盤120内の温度を測定し、冷却動作が必要である
か否かを判断し、冷却動作が必要であると判断したとき
には、蒸発器用ファン128を駆動して先ず制御盤12
0内の空気を循環させる。この空気循環だけで冷却が十
分に行えたか否かを判断し、不十分であると判断すれば
コンプレッサ134を駆動して強制冷却を行うものであ
る。
【0009】また、発熱量が比較的少なく、埃、塵等が
ある程度許容される制御盤にあっては、熱交換装置や冷
却装置を配設せずに、制御盤の上部に排風用ファンを組
み付け、下部に防塵フィルタを備えた外気取入口を穿設
する比較的構造の簡単なものがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平5−340
83号公報の熱交換装置が配設された制御盤によると、
制御盤101内で発生した熱を含む空気が、内気用ファ
ン104によって第1風路110を流れる間に、外気用
ファン113によって第2風路116を流れる外気と伝
熱フィン106を介して熱交換が行われて冷却され、制
御盤101内に吐出口103から供給されて循環する。
【0011】しかし、熱交換装置105が制御盤101
の天板上に配設されて吸込口102及び吐出口103が
共に天板に開口し、かつ外気用ファン113及び外気吸
込口112や排気口115等によって決定される熱交換
器105の大きさによって、吸込口102及び吐出口1
03の設置位置が制約される一方、一般に制御盤101
内には種々の電子部品等の制御機器が配置されることか
ら、制御盤101内の隅々まで均一に冷風を供給するこ
とが困難であり、制御盤101内の冷却にバラツキが発
生することが懸念される。また、埃や、工作機械の加工
時に使用される切削油が霧状となったオイルミストが外
気用ファン112によって外気と共に熱交換装置105
内に入り、伝熱フィン106に付着すると冷却効率が低
下する。このため、複雑な形状に形成された伝熱フィン
106の清掃を定期的或いは適宜実施しなければなら
ず、多くのランニングコストを要する。
【0012】一方、上記特開平6−201235号公報
の冷却装置を備えた制御盤120によると、制御盤12
0内の温度に従って、先ず蒸発器用ファン128を作動
させて制御盤120内の空気を循環させて冷却し、空気
の循環だけでは不十分である場合にコンプレッサ134
を作動させて強制冷却することから、制御機器の急冷に
よる影響が抑制できる。
【0013】しかし、制御盤120に開口する吸込口1
23及び吐出口124の設置位置が室内冷却部122に
よって制約される一方、制御盤120内に配設される制
御機器によって制御盤120内の冷却にバラツキが発生
することが懸念される。また、外気に含まれる埃、塵、
オイルミストがフィルタ137及び凝縮器133に付着
して冷却効率が低下する。このため、複雑な形状の凝縮
器133及びフィルタ137を定期的に或いは適宜に清
掃しなければならず、また熱交換装置に比較して多くの
消費電力を要することから、ランニングコストの増大を
招くことが懸念される。
【0014】また、上記制御盤の上部に排風ファンを組
み付け、下部に防塵フィルタを備えた外気取入口を開口
する制御盤の冷却構造においては、構造が簡単で安価で
あるが、直接外気を制御盤内に導入することから、外気
取入口に設けた防塵フィルタに埃、塵、オイルミストが
付着して目詰まりが発生することから、防塵フィルタの
清掃及び交換の頻度が高く、また排風ファンに埃、塵、
オイルミストが付着して排風ファンが劣化し、その耐久
性に影響することが懸念される。
【0015】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、簡単な構成で優れた耐久性が得られ、かつ安定
した冷却が効率的に達成できて信頼性が高く、しかもラ
ンニングコストの抑制が可能な工作機械の制御盤を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の工作機械の制御盤の発明は、底板、下端近
傍に吸込口が開口する左右の側板、扉が配設された前
板、裏板、及び循環用ファンを備えた排出口が開口する
天板よってボックス状に形成されて内部に制御機器が実
装された制御盤本体と、上記天板と協働して上記制御盤
本体の上方にボックス状の冷却用空間を形成する冷却空
間部材と、上記側板と協働して上記冷却用空間と吸込口
とを連通する垂直風路を形成する側部風路部材とを備
え、上記制御盤本体内から排出口を介して送出され、上
記冷却用空間及び垂直風路を経て吸込口から再び制御盤
本体内に循環する循環風路が形成されたことを特徴とす
る。
【0017】請求項1の発明によると、制御盤本体の側
板に開口する吸込口から制御盤本体内に送出された空気
が、各制御機器を冷却しつつ加温されて上昇し、熱を含
む空気が天板に開口する排出口からボックス状の冷却用
空間内に導入され、冷却用空間内に拡散されて冷却空間
部材を介して外気によって効率的に冷却され、更にこの
冷却された空気が垂直風路内を下降して再び吸込口から
制御盤本体内に流入する循環風路が形成される。この循
環風路による制御盤本体内の各制御機器が均衡が保持さ
れた状態で効率的に冷却できる。
【0018】更に、この循環風路が外部と遮蔽されるこ
とから、制御盤本体や冷却用空間、垂直風路内に外気に
含まれた埃、塵、オイルミスト等が導入されることがな
く、循環用ファンに埃、塵、オイルミスト等が付着する
ことが防止されて耐久性が向上すると共に、制御盤本体
内に配設された制御機器への埃、塵、オイルミスト等の
付着が有効的に防止されて清掃等の簡素化が可能にな
る。また、外気の埃、塵、オイルミスト等に影響される
ことなく安定した制御盤本体内の冷却効果が確保でき
る。
【0019】また、複雑な熱交換器や冷却装置が不要で
あり、清掃作業等が大幅に軽減されると共に、消費電力
が極めて少なくランニングコストの低減が期待できる。
【0020】上記目的を達成する請求項2に記載の工作
機械の制御盤の発明は、底板、左右の側板、扉が配設さ
れた前板、下端近傍に吸込口が開口する裏板、及び循環
用ファンを備えた排出口が開口する天板よってボックス
状に形成されて内部に制御機器が実装された制御盤本体
と、上記天板と協働して上記制御盤本体の上方にボック
ス状の冷却用空間を形成する冷却空間部材と、上記裏板
と協働して上記冷却用空間と吸込口とを連通する垂直風
路を形成する裏部風路部材とを備え、上記制御盤本体内
から排出口を介して送出され、上記冷却用空間及び垂直
風路を経て吸込口から再び制御盤本体内に循環する循環
風路が形成されたことを特徴とする。
【0021】請求項2の発明の工作機械の制御盤は、請
求項1の制御盤の作用効果に加え、制御盤本体の裏面側
に垂直風路を形成することから、請求項1の制御盤に比
べ幅方向の寸法を抑制することができる。
【0022】請求項3に記載の工作機械の制御盤の発明
は、底板、左右の側板、扉が配設された前板、裏板、及
び循環用ファンを備えた排出口と吸込口が互いに離間し
て開口する天板よってボックス状に形成されて内部に制
御機器が実装された制御盤本体と、上記天板と協働して
上記制御盤本体の上方にボックス状の冷却用空間を形成
する冷却空間部材とを備え、上記制御盤本体内から排出
口を介して送出され上記冷却用空間を経て吸込口から再
び制御盤本体内に循環する循環風路が形成されたことを
特徴とする。
【0023】請求項3の発明によると、制御盤本体の天
板に循環用ファンを備えた排出口と吸込口を共に形成す
ることから、請求項1及び請求項2に記載された制御盤
の側板や裏板に沿って配設した垂直風路が不要になり、
制御盤の幅方向及び前後方向の寸法が抑制でき、コンパ
クトで占有設置スペースが小さくなり、制御装置の設置
性が向上する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明による工作機械の制御盤の
実施の形態を図を参照して説明する。
【0025】(第1実施の形態)本発明の第1実施の形
態を図1乃至図4を参照して説明する。
【0026】図1は、本実施の形態の制御盤1の正面
図、図2はその側面図、図3は図1のI−I線断面図、
図4は図3のII−II線断面図である。
【0027】制御盤1は、矩形の底板12、左右の側板
13、14、一対の前面扉16、17を備えた前板1
5、裏板18、天板19によってボックス状に形成され
た制御盤本体11を有し、この制御盤本体11内に種々
の電子部品等の制御機器(図示せず)が実装されてい
る。
【0028】矩形に形成された各側板13、14の下端
近傍に、各々下端縁に沿って略全幅に亘る吸込口13
a、14aが開口している。一方、矩形に形成された天
板19の両側端近傍に各々排出口19a、19bが開口
し、各排出口19a及び19bに各々循環用ファン2
1、22が配設されている。
【0029】側板13の外側には、側板13と間隙をも
って対向する矩形の側板部23a及び側板部23aの前
縁及び後縁に沿って折曲形成されて端部が側板13の前
縁及び後縁に接合する前板部23b及び後板部23cを
有して上下方向に連続する断面略コ字形の側部風路部材
23が設けら、側板13と側部風路部材23によって上
下方向に連続する断面略矩形の垂直風路25を形成して
いる。この垂直風路25の下端は底板12の端部によっ
て閉塞されている。
【0030】同様に、側板14の外側にも、側板14と
間隙をもって対向する側板部24a及び各端部が側板1
4の前縁及び後縁に連続する前板部24b及び裏板部2
4cを有して上下方向に連続する断面略コ字形の側部風
路部材24が設けら、側板14と側部風路部材24によ
って上下方向に連続する断面略矩形の垂直風路26を形
成している。垂直風路26の下端は底板12の端部によ
って閉塞されている。
【0031】天板19の上方に、天板19と十分な間隔
をもって対向する矩形の天板部27aと、天板部27a
の前縁に沿って折曲形成されて下端が前板15及び側部
風路部材23、24の前板部23b、24bに連続する
前板部27bと、天板部27aの後縁に沿って折曲形成
され下端が裏板18及び側部風路部材23、24の裏面
部13c、24cに連続する裏板部27cと、天板部2
7aの各側縁に沿って折曲形成されて前板部27b及び
裏板部27cに前縁及び後縁が接続され、かつ下端が側
部風路部材23、24の側板部23a、24aに連続す
る一対に側板部27d、27eとを有する冷却空間部材
27が設けられている。この天板19と冷却空間部材2
7によって天板19の上方に断面矩形で両側が各々垂直
風路25及び26に連通するボックス状の冷却用空間2
8を形成している。ここで、一般に制御盤が設置される
工場等は、比較的上方に比較的大きな空間を有すること
から、天板19及び冷却空間部材27によって形成され
る冷却用空間28は、高さ方向が比較的制限されること
なく、大きな容量を確保することができる。
【0032】この構成により、制御盤本体11内部の空
気は、循環用ファン21、22によって天板19の両側
端近傍に開口する排出口19a及び19bから冷却用空
間28内に送出される。冷却用空間28内に送出された
空気は、容量が比較的大きく設定された冷却用空間28
内に拡散すると共に緩やかに流れ、かつ垂直風路25、
26内を下降して側板13、14に開口する吸込口13
a、14aより制御盤本体11内に流入する循環風路が
形成される。
【0033】次に、このように構成された制御装置1の
冷却作用について説明する。
【0034】循環用ファン21、22を作動させると、
制御盤本体11内部で発生した熱を含む空気は、天板1
9の両側端近傍に開口する排出口19a及び19bか
ら、容積が比較的大きく設定された冷却用空間28内に
送出される。そして、冷却用空間28内で拡散されると
共に緩やかに流れ、冷却用空間28内に滞留する時間が
確保される。ここで冷却用空間28内に送出された空気
は、冷却用空間28内を緩やかに流れる間に、冷却空間
部材27の天板部27a、前板部27b、後板部27
c、側板部27d、27eを介して広範囲で外気と熱交
換が行われる。即ち冷却部材27を介して放熱されて十
分に冷却される。
【0035】冷却用空間28内で冷却された空気は、冷
却用空間28の両端下部から、垂直風路25、26内を
流下して両側板13、14に開口する吸込口13a及び
14aから制御盤本体11内に流入する。この冷却用空
間28から側部風路25、26内を下降する空気は、こ
の下降する間においても側部風路部材23、24の各側
板部23a、24a、前板部23b、24b、及び後板
部23c、24cを介して外気と熱交換が行われて更に
冷却されると共に、側板13、14を介して制御盤本体
11内の空気と熱交換が行われ、制御盤本体11の空気
を広範囲に亘って均等に冷却する。
【0036】また、吸込口13a、14aから流入した
空気は、制御盤本体11内の各制御機器を冷却しつつ加
温されて次第に上昇する。この制御盤本体11内におい
ても、吸込口13a、14aが互いに離れた側板13と
14の下部に開口し、排出口19a、19bが天板19
の両端近傍に離間して形成されることから、制御盤本体
11内の広範囲に有効的に分散して流動し、制御盤本体
11内を広範囲に亘り均衡を保った状態で効率的に各制
御機器を冷却することができる。
【0037】従って、このように構成された本実施の形
態の制御盤1は、制御盤本体11の側板13、14の各
下端近傍に開口する各吸込口13a及び14aから制御
盤本体11内に流入された空気が、各制御機器との間で
熱交換しつつ冷却して加温されて上昇し、この制御盤本
体11内を上昇した熱を含む空気は天板19の各端部近
傍に開口する排出口19a及び19bから冷却用空間2
8内に送出され、冷却用空間28内に拡散されて冷却空
間部材27を介して外気に放熱して冷却され、更に冷却
された空気が垂直風路25、26内を流下して再び吸込
口13a及び14aから制御盤本体11内に流入して各
制御機器を冷却しつつ上昇して対流する自然循環風路が
形成され、制御盤本体11内の各制御機器を均衡が保持
された状態で効率的に冷却できる。
【0038】更に、この循環風路が外部と遮断された状
態で形成されることから、外気に含まれた埃、塵、オイ
ミダスト等が制御盤本体11や冷却空間28、垂直風路
25、26内に導入されることがない。従って、循環用
ファン21、22に埃、塵、オイルミスト等が付着する
ことがなく、耐久性が向上すると共に、制御盤本体11
内に配設された制御機器及び制御盤本体11、冷却空間
27、垂直風路25、26への埃、塵、オイルミスト等
の付着が有効的に防止されて清掃等の簡素化が可能にな
る。更に防塵フィルタが不要になり、メンテナンス作業
の簡素化が期待できる。また、外気に含まれる埃、塵、
オイルミスト等に影響されることなく安定した制御盤本
体11内の冷却効果が維持され、安定した制御盤1の制
御が確保できる。
【0039】更に、制御盤本体11内の熱を含む空気
を、排出口19a及び19bから冷却用空間28内に拡
散させて冷却空間部材27を介して広範囲で効率的に放
熱して冷却することから、従来の伝熱フィンや外気用フ
ァンを用いる熱交換装置や、蒸発器や凝縮器、コンプレ
ッサ等を用いて冷媒を循環させる冷却装置等の冷却手段
を備えた制御盤に比べ、極めて構造が簡素化されて製造
コストが削減できると共に、消費電力の大幅な削減が得
られ、かつ清掃作業等が大幅に軽減されランニングコス
トの低減が期待できる。
【0040】なお、工場等に配設されるスポットクーラ
等により、制御盤1に冷風を吹き付けて冷却用空間28
の空気を強制的に冷却することにより、更に制御盤1の
冷却効率を向上させることができる。
【0041】(第2実施の形態)本発明の第2実施の形
態を図5乃至図8を参照して説明する。
【0042】図5は、本実施の形態の制御盤30の正面
図、図6は図5のIII−III線断面図、図7は図6
のIV−IV線断面図、図8は図7のV−V線断面図で
ある。なお、図5乃至図8において図1乃至図4と対応
する部位に同一符号を付し、該部の詳細な説明は省略
し、異なる部分を主に説明する。
【0043】制御盤30は、第1実施の形態の制御装置
1と同様に、底板12、左右の側板13、14、一対の
前面扉16、17を備えた前板15、裏板18、天板1
9によってボックス状に形成された制御盤本体11を有
している。
【0044】裏板18の下端両端近傍に各々下端縁に沿
って矩形に形成された吸込口18a、18bが開口して
いる。また、天板19の両側端近傍に各々排出孔19
a、19bが開口し、各排出口19a及び19bに各々
循環用ファン21、22が配設されている。
【0045】一方、裏板18の外側には、裏板18と対
向する矩形の裏板部31a及び裏板部31aの各側縁に
連続して折曲形成されて端部が側板13及び14の各後
縁に接合する側板部31b、31cを有して上下方向に
連続する断面略コ字形の裏部風路部材31が設けられ、
裏板18と裏部風路部材31によって上下方向に連続す
る断面略矩形の垂直風路32を形成している。この垂直
風路32の下端は裏部風路部材31の下端に折曲形成し
た底板部31dによって閉塞されている。
【0046】天板19の上方に、天板19と対向する矩
形の天板部33aと、天板部33aの前縁に沿って折曲
形成されて下端が前板15に連続する前板部33bと、
天板部33aの各側縁に沿って折曲形成され下端が側板
13、14及び裏部風路部材31の側板部31b、31
cに連続する側板部33c、33dと、天板部33aの
後縁に沿って折曲形成されて各側縁が各々側板部33
c、33dに連続し下端縁が裏板部31aに連続する裏
板部33eとを有する冷却空間部材33が設けられ、天
板19と冷却空間部材33によって天板19の上方に断
面矩形で裏側が垂直風路32に連通する比較的大きなボ
ックス形状の冷却用空間34を形成している。
【0047】この構成により、制御盤本体11内部の熱
を含む空気は、循環用ファン21、22によって排出口
19a及び19bから冷却用空間34に送出され、冷却
用空間34内に拡散すると共に緩やかに流れ、かつ垂直
風路32を下降して裏板18の下端近傍にに開口する吸
込口18a、18bより制御盤本体11内に流入する循
環風路が形成される。
【0048】次に、このように構成された制御装置30
の冷却作用について説明する。
【0049】循環用ファン21、22を作動させると、
制御盤本体11内部で発生した熱を含む空気は、天板1
9の両側端近傍に開口する排出口19a及び19bか
ら、容積が比較的大きく設定された冷却用空間34内に
送出され、冷却用空間34内で拡散すると共に緩やかに
流れ、冷却用空間34内を緩やかに流れる間に冷却空間
部材33の天板部33a、前板部33b、側板部33
c、33d、裏板部33eを介して広範囲で外気と熱交
換が行われる。
【0050】冷却用空間34で冷却された空気は、冷却
用空間34の裏側下部から、垂直風路32を介して下降
して裏板18の下部両端近傍に開口する吸込口18a及
び18bから制御盤本体11内に流入する。この冷却用
空間34から垂直風路32を下降する空気は、この下降
する間においても裏部風路部材31の裏板部31a、側
板部31b、31cを介して外気と熱交換が行われて更
に冷却されると共に、裏板18の略全面に亘る広範囲で
制御盤本体11内の空気と熱交換が行われ、制御盤本体
11の空気を広範囲に亘って均等に冷却する。
【0051】また、吸込口18a及び18bから制御盤
11内に流入した空気は、制御盤本体11内の各制御機
器を冷却しつつ加温されて次第に上昇する。この制御盤
本体11内においても、吸込口18a及び18bが互い
に離れた裏板18の下部両端近傍に開口し、排出口19
a、19bが天板19の両端近傍に離間して形成される
ことから、制御盤本体11内の広範囲に有効的に分散し
て流動し、制御盤本体11内を広範囲に亘り均衡を保っ
た状態で各制御機器を冷却することができる。
【0052】従って、このように構成された本実施の形
態の制御盤30は、第1実施の形態に加え、制御盤本体
11の裏面側に垂直風路32を形成することから、第1
実施の形態の垂直風路25、26を制御盤本体11の両
側に配設した制御盤1に比べ制御盤30の幅方向の寸法
を抑制することができる。また、比較的制御機器を多く
配設する制御盤本体11の裏板18側が略全面が垂直風
路32内を下流する空気によって冷却され、より有効的
に制御盤30の冷却効果を確保できる。
【0053】(第3実施の形態)本発明の第3実施の形
態を図9乃至図12を参照して説明する。
【0054】図9は、本実施の形態の制御盤40の正面
図、図10は図9のVI−VI線断面図、図11は図1
0のVII−VII線断面図、図12は図11のVII
I−VIII線断面図である。なお、図9乃至図12に
おいて図1乃至図4と対応する部位に同一符号を付し、
該部の詳細な説明は省略し、異なる部分を主に説明す
る。
【0055】制御盤40は、第1実施の形態の制御装置
1と同様に、底板12、左右の側板13、14、一対の
前面扉16、17を備えた前板15、裏板18、天板1
9によってボックス状に形成された制御盤本体11を有
している。
【0056】天板19の一方の側端近傍に排出口19
a、19bが隣接して開口し、各排出口19a及び19
bに各々循環用ファン21、22が配設されている。一
方、排出口19a、19bから十分に離間した天板19
の他方の側端近傍に吸込口19cが開口し、吸込口19
cには制御盤本体11内に突出する筒状の風路部材43
が連続形成されている。
【0057】天板19の上方に、この天板19と対向す
る矩形の天板部41aと、天板部41aの前縁に沿って
折曲形成されて下端が前板15に連続する前板部41b
と、天板部41aの各側縁に沿って折曲形成され下端が
側板13、14に連続する側板部41c、41dと、天
板部33aの後縁に沿って折曲形成されて各側縁が各々
側板部41c、41dに連続し下端縁が裏板18に連続
する裏板部41eとを有する冷却部材41が設けられ、
天板19と冷却空間部材41によって天板19の上方に
断面矩形で比較的大きなボックス形状の冷却用空間42
を形成している。
【0058】この構成により、制御盤本体11内部の熱
を含む空気は、循環用ファン21、22によって排出口
19a及び19bから冷却用空間42内に送出され、冷
却用空間42内に拡散すると共に緩やかに冷却用空間4
2内を流れ、吸込口19cから制御盤本体11内に流入
する循環風路が形成される。
【0059】次に、このように構成された制御装置40
の冷却作用について説明する。
【0060】循環用ファン21、22を作動させると、
制御盤本体11内部で発生した熱を含む空気は、天板1
9の一方の側端近傍に開口する排出口19a、19bか
ら、容積が比較的大きく設定された冷却用空間42内に
送出され、冷却用空間42内に拡散されると共に緩やか
に吸込口19cの方向に流れ、冷却用空間42内を緩や
かに流れる間に冷却空間部材41の天板部41a、前板
部41b、側板部41c、41d、裏板部41eによる
広範囲で外気と熱交換が行われる。
【0061】冷却用空間42内で冷却された空気は、吸
込口19cから風路部材43によって誘導されて下降
し、制御盤本体11内を大きく還流し、制御盤本体11
内の各制御機器を冷却しつつ加温されて次第に上昇して
循環用ファン21、22によって排出口19a、19b
から冷却用空間42内に送出される。この制御盤本体1
1内においても、吸込口19cと排出口19a、19b
が天板19の両端近傍に離間して形成されることから、
制御盤本体11内の広範囲に有効的に分散して流動し、
制御盤本体11内を広範囲に亘り均衡を保った状態で各
制御機器を冷却することができる。
【0062】従って、このように構成された本実施の形
態の制御盤40は、第1実施の形態及び第2実施の形態
に比べ、第1実施の形態及び第2実施の形態において制
御盤11の両側に配設した垂直風路23、24や裏面側
に配設した垂直風路32が不要になり、幅方向及び前後
方向の寸法を抑制でき、コンパクトで占有設置スペース
が小さくなり、設置性が向上する。
【0063】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。例えば、上記各実施の形態では、各々の冷
却用空間27、34、42の断面形状を矩形に形成した
が、設置場所の流風等を考慮して断面略三角形や半円形
等任意の形状に設定することもできる。また、第1実施
の形態及び第2の実施の形態における垂直風路、25、
26、32等の断面積を上方から下方に移行するに従っ
て滑らかに減少させることにより、流下する空気の流速
が増大されて、循環対流をより向上させることもでき
る。
【0064】
【発明の効果】上記説明した請求項1及び請求項2に記
載の制御盤の発明によると、制御盤本体の側板に開口す
る吸込口から制御盤本体内に導入された空気が、各制御
機器を冷却しつつ加温されて上昇し、熱を含む空気が天
板に開口する排出口から冷却用空間内に送出され、制御
盤本体の上方に配置された冷却用空間内に拡散されて冷
却空間部材を介して外気によって冷却され、更に冷却さ
れた空気が垂直風路内を下降して再び吸込口から制御盤
本体内に流入する循環風路が形成される。この循環風路
による制御盤本体内の各制御機器が均衡が保持された状
態で効率的に冷却できる。
【0065】更に、この循環風路が外部と遮蔽されるこ
とから、制御盤本体や冷却用空間、垂直風路及び循環用
ファン等に埃、塵、オイルミスト等が付着することが防
止されて耐久性が向上すると共に、外気に含まれる埃、
塵、オイルミスト等に影響されることなく安定した制御
盤本体内の冷却効果が維持される。また、簡単な構造
で、かつ複雑な熱交換器や冷却装置が不要であり、清掃
作業等が大幅に軽減されつと共に、消費電力が極めて少
なくランニングコストの低減が期待できる。
【0066】上記請求項3の発明によると、制御盤本体
の天板に循環用ファンを備えた排出口と吸込口を共に形
成し、天板上に冷却用空間を形成することによって、制
御盤本体内から排出口を介して上記冷却用空間を経て吸
込口から再び制御盤本体内に連続する循環風路を形成す
ることから、上記請求項1及び2の発明に比べ構造の簡
素化及びコンパクトが得られ、設置性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工作機械の制御盤の第1実施の形
態の概要を示す正面図である。
【図2】同じく、図1の側面図である。
【図3】同じく、図1のI−I線断面図である。
【図4】同じく、図3のII−II線断面図である。
【図5】本発明による工作機械の制御盤の第2実施の形
態の概要を示す正面図である。
【図6】同じく、図5のIII−III線断面図であ
る。
【図7】同じく、図6のIV−IV線断面図である。
【図8】同じく、図7のV−V線断面図である。
【図9】本発明による工作機械の制御盤の第3実施の形
態の概要を示す正面図である。
【図10】同じく、図9のVI−VI線断面図である。
【図11】同じく、図10のVII−VII線断面図で
ある。
【図12】同じく、図11のVIII−VIII線断面
図である。
【図13】従来の制御盤に配設される熱交換装置の説明
図であり、(a)は要部斜視図、(b)は(a)のIX
−IX線断面図、(c)は(b)のX−X線断面図であ
る。
【図14】従来の制御盤用冷却装置の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 制御盤 11 制御盤本体 12 底板 13、14 側板 13a、14a 吸込口 15 前板 18 裏板 18a、18b 吸込口 19 天板 19a、19b 排出口 19c 吸込口 21、22 循環用ファン 23、24 側部風路部材 25、26 垂直風路 27 冷却空間部材 28 冷却用空間 30 制御盤 31 裏部風路部材 32 垂直風路 33a 天板部 34 冷却用空間 40 制御盤 41 冷却空間部材 42 冷却用空間 43 風路部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C048 AA05 AA07 EE02 3L044 AA04 BA06 CA12 DA01 FA03 KA04 5E322 BA01 BA05 BB10 BC01 EA11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板、下端近傍に吸込口が開口する左右
    の側板、扉が配設された前板、裏板、及び循環用ファン
    を備えた排出口が開口する天板よってボックス状に形成
    されて内部に制御機器が実装された制御盤本体と、 上記天板と協働して上記制御盤本体の上方にボックス状
    の冷却用空間を形成する冷却空間部材と、 上記側板と協働して上記冷却用空間と吸込口とを連通す
    る垂直風路を形成する側部風路部材とを備え、 上記制御盤本体内から排出口を介して送出され、上記冷
    却用空間及び垂直風路を経て吸込口から再び制御盤本体
    内に循環する循環風路が形成されたことを特徴とする工
    作機械の制御盤。
  2. 【請求項2】 底板、左右の側板、扉が配設された前
    板、下端近傍に吸込口が開口する裏板、及び循環用ファ
    ンを備えた排出口が開口する天板よってボックス状に形
    成されて内部に制御機器が実装された制御盤本体と、 上記天板と協働して上記制御盤本体の上方にボックス状
    の冷却用空間を形成する冷却空間部材と、 上記裏板と協働して上記冷却用空間と吸込口とを連通す
    る垂直風路を形成する裏部風路部材とを備え、 上記制御盤本体内から排出口を介して送出され、上記冷
    却用空間及び垂直風路を経て吸込口から再び制御盤本体
    内に循環する循環風路が形成されたことを特徴とする工
    作機械の制御盤。
  3. 【請求項3】 底板、左右の側板、扉が配設された前
    板、裏板、及び循環用ファンを備えた排出口と吸込口が
    互いに離間して開口する天板よってボックス状に形成さ
    れて内部に制御機器が実装された制御盤本体と、 上記天板と協働して上記制御盤本体の上方にボックス状
    の冷却用空間を形成する冷却空間部材とを備え、 上記制御盤本体内から排出口を介して送出され上記冷却
    用空間を経て吸込口から再び制御盤本体内に循環する循
    環風路が形成されたことを特徴とする工作機械の制御
    盤。
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