JP2003173842A - 電気火災防止具 - Google Patents
電気火災防止具Info
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Abstract
ングが発生した場合でも、火災に発展する前にこれを食
い止め得る保安用の新規な電気火災防止具を提供する。 【構成】 コンセント1が過熱したときに該コンセント
1に差し込まれたプラグ3を離脱させるべくコンセント
1とプラグ3との間に介在される器具4であり、プラグ
3の接続端子3Aを貫通せしめる透孔11,33を有す
る器具本体5,30と、この器具本体5,30に収容さ
れる弾性部材8,34と、この弾性部材8,34を圧縮
状態に保つための保持器10,36とから成る。記器具
本体10,36は透孔11,33が穿設される底面部
6,31と弾性部材8,34を収容する空洞部9,35
とを形成するとともに、保持器10,36は弾性部材
8,34の伸縮方向端部を支持する座板部15,37を
有する。そして、その座板部15,37の部位22,4
1がコンセント1の過熱により溶断されることによって
弾性部材8,34が器具本体5,30とプラグ3とをコ
ンセント1から離脱させるよう伸長状態に復元する。
Description
グとの接続部分に発生するトラッキングに起因する火災
を未然に防止することのできる電気火災防止具に関す
る。
電化製品は、電気コードの先端に取り付けられるプラグ
をコンセントに差し込んだままの状態で使用されること
が通例である。しかし、プラグをコンセントに長期間差
し込んだままにしておくとトラッキングが発生し、場合
によっては火災に発展することがある。ここに、トラッ
キングとは、電気絶縁物の表面に付着した埃や塩分に水
分が与えられた場合、絶縁物表面が導電性を有して局部
的にアークを発生し、その局部アークの繰り返しによっ
て絶縁物表面が過熱、劣化して炭化する現象であり、近
年このトラッキングが原因とされる火災の発生件数が増
加傾向にある。
覆う絶縁性カバーCが提案されている。このカバーCに
はプラグの接続端子Eを通す図示せぬ孔があり、その孔
から突出した接続端子EをコンセントVに差し込み得る
ようになっている。
うなカバーをコンセントとプラグとの間に介在させて
も、そのカバーとコンセントとの間に埃などが堆積した
場合にトラッキングが発生する危険性がある。そして、
その種のカバーによれば、ある程度のトラッキング防止
効果はあるが、実際にトラッキングが発生した場合もこ
れに気づかず、火災に至ってしまう虞れがある。
たものであり、その目的はトラッキングが発生した場合
でも、その初期段階でプラグをコンセントから自動的に
離脱せしめて火災を未然に防止することにある。
め、本願の請求項1に係る発明は、コンセントが過熱し
たときに該コンセントに差し込まれたプラグを離脱させ
るべく前記コンセントとプラグとの間に介在される器具
であって、前記プラグの接続端子を貫通せしめる透孔を
有する器具本体と、この器具本体に収容される弾性部材
と、この弾性部材を圧縮状態に保つための保持器とから
成り、前記器具本体は前記透孔が穿設される底面部と前
記弾性部材を収容する空洞部とを形成するとともに、前
記保持器は弾性部材の伸縮方向端部を支持する座板部を
有し、その座板部の部位がコンセントの過熱により溶断
されることによって前記弾性部材が前記器具本体とプラ
グとをコンセントから離脱させるよう伸長状態に復元す
るようにしたことを特徴とする。
過熱したときに該コンセントに差し込まれたプラグを離
脱させるべく前記コンセントとプラグとの間に介在され
る器具であって、前記プラグの接続端子を貫通せしめる
透孔を有する器具本体と、この器具本体に収容される圧
縮コイルバネと、この圧縮コイルバネを圧縮状態に保つ
ための保持器とから成り、前記器具本体は前記透孔が穿
設される底面部と前記圧縮コイルバネを収容する空洞部
とを形成し、前記底面部の両側に前記空洞部を形成する
一対の中空軸が設けられるとともに、前記保持器は前記
圧縮コイルバネの内側に通される軸部とその軸部の両端
にあって前記圧縮コイルバネを圧縮状態に挟み込む一対
の座板部とを有して前記中空軸内の空洞部に装填され、
その保持器を構成する一対の座板部のうち少なくともコ
ンセント側に向けられる一方には前記軸部との境に切れ
目が形成され、その切れ目の部分がコンセントの過熱に
より溶断されることによって前記圧縮コイルバネが前記
器具本体とプラグとをコンセントから離脱させるよう伸
長状態に復元するようにしたことを特徴とする。
が過熱したときに該コンセントに差し込まれたプラグを
離脱させるべく前記コンセントとプラグとの間に介在さ
れる器具であって、前記プラグの接続端子を貫通せしめ
る透孔を有する器具本体と、この器具本体に収容される
圧縮コイルバネと、この圧縮コイルバネを圧縮状態に保
つための保持器とから成り、前記器具本体は前記透孔が
穿設される円形状の底面部と該底面部を囲む環状壁とを
形成し、その環状壁が中空状を成してその内部に前記圧
縮コイルバネを収容する空洞部を形成するとともに、前
記保持器は空洞部内で圧縮コイルバネを圧縮状態に保つ
べく前記空洞部の下端開口部側に固定される座板部を有
し、その座板部には前記環状壁の外周に沿って切れ目が
形成され、その切れ目の部分がコンセントの過熱により
溶断されることによって前記圧縮コイルバネが前記器具
本体とプラグとをコンセントから離脱させるよう伸長状
態に復元するようにしたことを特徴とする。
電気火災防止具において、圧縮コイルバネの内側に該圧
縮コイルバネの復元時の撓みを防ぐガイド筒が嵌合され
ていることを特徴とする。
づいて詳細に説明する。先ず、図1は本発明に係る電気
火災防止具の使用態様を示す。図1において、1は壁面
埋込形のコンセント(AC100Vの商用電源)、2は
コンセント1を壁面Wに固定する化粧板、3はコンセン
ト1に差し込まれるプラグであり、そのプラグ3とコン
セント1との間には本発明に係る電気火災防止具4が介
在される。5は係る電気火災防止具4を構成する器具本
体であり、この器具本体5はコンセント1の前面に宛て
がわれる偏平な底面部6を有し、その両側には円筒形を
成す上下一対の中空軸7が設けられる。尚、中空軸7の
内部は弾性部材8を収容するための空洞部9とされ、そ
の空洞部9には圧縮コイルバネで成る弾性部材8ほか、
この弾性部材8を圧縮状態に保つ保持器10が装填され
る。ここで、コンセント1は壁面埋込形に限らず、移動
式コンセント(テーブルタップ)を含む。
る。ここに、器具本体5はプラスチックなどの電気絶縁
体から一体成形され、底面部6にはプラグの接続端子3
A(図1参照)を貫通せしめるスリット状の透孔11が
穿設される。尚、本例において透孔11は2つ並列に形
成されるが、その形態はプラグの種類によって変更され
る。例えばアース電極をもつプラグに対し、器具本体5
の底面部6には図2のような透孔11に加えてアース電
極を貫通させ得る穿孔が施される。又、同図で明らかな
ように、空洞部9は底面部6側に開口され、ここから上
記のような弾性部材8や保持器10を出し入れできるよ
うにしてある。
図で明らかなように、保持器10は円筒形を成す保持器
本体12、その両端に連結される加圧ヘッド13、及び
保持器本体の外周に嵌合するスリーブ状のガイド筒14
とで構成される。尚、保持器本体12とガイド筒14は
弾性部材8を圧縮した長さと同等であり、本体において
その長さは約20mm、直径は5〜10mmに設定される。
一方、加圧ヘッド13は弾性部材8の伸縮方向端部を支
える円盤状の座板部15と、保持器本体12内に挿入す
る円筒状の胴部16とを一体成形して成る。このうち、
胴部16には割溝17を介して可撓性を有する爪18が
形成され、その爪18が保持器本体12内の部位に係止
することにより、保持器本体12と加圧ヘッド13とが
一体化し、これによって上下一対の座板部15で挟まれ
る弾性部材8が弾性エネルギーを蓄えたまま圧縮状態に
保持されるようにしてある。
5には図4におけるY−Y線断面を示す。図5から明ら
かなように、保持器本体12の両端には加圧ヘッド13
の胴部16を嵌め込む差込口19が形成され、その差込
口19の内周には胴部16を形成する各爪18の先端を
係止するための係止溝20が形成される。そして、加圧
ヘッドの胴部16と保持器本体12とは堅固に結合して
弾性部材8の内側に通される軸部21を構成し、その外
周には弾性部材8との間でガイド筒14が軸方向に摺動
可能にして嵌合される。
には軸部21との境にその双方を分離させ得る切れ目2
2が形成される。本例において、切れ目22は軸部を構
成する加圧ヘッドの胴部16の外周に沿って形成される
円弧状の切欠溝22Aと、その切欠溝の各端部の間に残
存する薄片状のリブ22Bとで成る。
部分で発生したトラッキングによってコンセント1が過
熱したとき、その熱によってリブ22Bが溶断し、これ
によって弾性部材8が図9に示すよう伸長状態に復元す
るようにしてある。このため、座板部15を形成する加
圧ヘッド13は熱可塑性樹脂など熱に対して易溶な材料
から形成される。特に、本例では切欠溝22Aの内周縁
がガイド筒14の内周より内側に形成されるほか、ガイ
ド筒14の一端は弾性部材8により押圧されるようフレ
ア部14Aとして外方に広げられる(図9参照)。これ
により、リブ22Bの溶断時においてガイド筒14と軸
部21とが弾性部材8で逆向きに付勢され、軸部21が
図9に示すようガイド筒14内から突き出されるように
してある。従って、軸部21を形成する保持器本体12
とガイド筒14とが直列状に連なったまま、弾性部材8
が撓むことなく真っすぐに伸長する。
伸長状態に復元する弾性部材8によって壁面Wの直角方
向に押され、その器具本体5を介してコンセント1に差
し込まれていたプラグ3も同方向に押され、それらがコ
ンセント1から離脱されることになる。斯くて、プラグ
3がコンセント1から完全に抜き去られると、これが器
具本体5と一緒に床上に落下してコンセント1とプラグ
3が電気的に完全に遮断され、その相互間に発生したト
ラッキングが解消される。
かかる電気火災防止具は上記例に限らず、例えば座板部
15に形成する切れ目22として、軸部21の回りで座
板部15に連続する環状の溝を形成し、その溝の底部を
コンセント1の過熱によって溶断される薄肉状と成すよ
うにしてもよい。又、上記例では保持器10を上下逆向
きにして使用できるよう一対の座板部15を同一の構成
としたが、その一方にのみ切れ目22を形成し、その形
成側をコンセント1に対向させるべく外向きにして空洞
部9に装填するようにしても良い。又、器具本体は上記
例のほか、種々の形態にすることができる。
である。本例において、器具本体30は、円形状の底面
部31と、その底面部を囲む中空状の環状壁32とを形
成する。底面部31には上記例の如くプラグの接続端子
を貫通させるスリット状の透孔33が穿設され、環状壁
32の内部は圧縮コイルバネで成る弾性部材34を収容
するための空洞部35とされる。
30にはその底部に保持器36が取り付けられる。本例
において、保持器36は空洞部35の下端開口側に固定
される環状の座板部37と、その外周に直角に立ち上げ
られる環状の爪38とで成り、器具本体30の下部外周
には保持器の爪38と噛み合う突条39が形成される。
特に、保持器36には座板部37の内周に直交してガイ
ド筒40が一体に形成され、そのガイド筒40が弾性部
材34の内側で空洞部35内に挿入される構成としてあ
る。
座板部37には上記例と同様な切れ目41が形成され
る。尚、この切れ目41は弾性部材34より外側で環状
壁32の外周に沿って形成され、円弧状を成す切欠溝4
1Aの相互間に存在する薄片状のリブ41Bがコンセン
ト1の過熱によって溶断されたときに、弾性部材34が
伸長状態に復元しつつ、その復元力により器具本体30
とガイド筒40とが逆向きに付勢されるようにしてあ
る。従って、本例の場合もコンセント1とプラグ3との
接続部分で生じたトラッキングによりコンセント1が過
熱したとき、その過熱によってリブ41Bが溶断される
と、弾性部材34が復元しつつその弾力によって器具本
体30がガイド筒40より突き出されるために、器具本
体30の底面部31を介してコンセント1に差し込まれ
るプラグ3がコンセント1から離脱されることになる。
はコンセントとプラグとの接続部分で発生したトラッキ
ングによりコンセントが過熱したとき、プラグがコンセ
ントから自動的に離脱せしめられるようにしていること
から、火災を未然に防止することができる。
力を利用し、その圧縮コイルバネを圧縮状態に保つ保持
器の座板部の部位がコンセントの過熱によって溶断され
ることにより、圧縮コイルバネがプラグをコンセントか
ら離脱させるべく復元するようにしていることから、簡
易構造にしてトラッキング発生時の動作性が確実であ
り、しかも請求項3に係る発明ではプラグが環状壁によ
って覆われることからトラッキングの発生を抑制でき
る。
ルバネの内側に該圧縮コイルバネの復元時の撓みを防ぐ
ガイド筒が嵌合されることから、圧縮コイルバネをプラ
グの離脱方向に真っすぐ復元せしめてプラグをコンセン
トから確実に離脱させることができる。
た説明図
す説明図
止具を部分的に破断して示した斜視図
態を示した説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 コンセントが過熱したときに該コンセン
トに差し込まれたプラグを離脱させるべく前記コンセン
トとプラグとの間に介在される器具であって、前記プラ
グの接続端子を貫通せしめる透孔を有する器具本体と、
この器具本体に収容される弾性部材と、この弾性部材を
圧縮状態に保つための保持器とから成り、前記器具本体
は前記透孔が穿設される底面部と前記弾性部材を収容す
る空洞部とを形成するとともに、前記保持器は弾性部材
の伸縮方向端部を支持する座板部を有し、その座板部の
部位がコンセントの過熱により溶断されることによって
前記弾性部材が前記器具本体とプラグとをコンセントか
ら離脱させるよう伸長状態に復元するようにしたことを
特徴とする電気火災防止具。 - 【請求項2】 コンセントが過熱したときに該コンセン
トに差し込まれたプラグを離脱させるべく前記コンセン
トとプラグとの間に介在される器具であって、前記プラ
グの接続端子を貫通せしめる透孔を有する器具本体と、
この器具本体に収容される圧縮コイルバネと、この圧縮
コイルバネを圧縮状態に保つための保持器とから成り、
前記器具本体は前記透孔が穿設される底面部と前記圧縮
コイルバネを収容する空洞部とを形成し、前記底面部の
両側に前記空洞部を形成する一対の中空軸が設けられる
とともに、前記保持器は前記圧縮コイルバネの内側に通
される軸部とその軸部の両端にあって前記圧縮コイルバ
ネを圧縮状態に挟み込む一対の座板部とを有して前記中
空軸内の空洞部に装填され、その保持器を構成する一対
の座板部のうち少なくともコンセント側に向けられる一
方には前記軸部との境に切れ目が形成され、その切れ目
の部分がコンセントの過熱により溶断されることによっ
て前記圧縮コイルバネが前記器具本体とプラグとをコン
セントから離脱させるよう伸長状態に復元するようにし
たことを特徴とする電気火災防止具。 - 【請求項3】 コンセントが過熱したときに該コンセン
トに差し込まれたプラグを離脱させるべく前記コンセン
トとプラグとの間に介在される器具であって、前記プラ
グの接続端子を貫通せしめる透孔を有する器具本体と、
この器具本体に収容される圧縮コイルバネと、この圧縮
コイルバネを圧縮状態に保つための保持器とから成り、
前記器具本体は前記透孔が穿設される円形状の底面部と
該底面部を囲む環状壁とを形成し、その環状壁が中空状
を成してその内部に前記圧縮コイルバネを収容する空洞
部を形成するとともに、前記保持器は空洞部内で圧縮コ
イルバネを圧縮状態に保つべく前記空洞部の下端開口部
側に固定される座板部を有し、その座板部には前記環状
壁の外周に沿って切れ目が形成され、その切れ目の部分
がコンセントの過熱により溶断されることによって前記
圧縮コイルバネが前記器具本体とプラグとをコンセント
から離脱させるよう伸長状態に復元するようにしたこと
を特徴とする電気火災防止具。 - 【請求項4】 圧縮コイルバネの内側に該圧縮コイルバ
ネの復元時の撓みを防ぐガイド筒が嵌合されている請求
項2、又は3記載の電気火災防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370886A JP3940288B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 電気火災防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370886A JP3940288B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 電気火災防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003173842A true JP2003173842A (ja) | 2003-06-20 |
JP3940288B2 JP3940288B2 (ja) | 2007-07-04 |
Family
ID=19180040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001370886A Expired - Fee Related JP3940288B2 (ja) | 2001-12-05 | 2001-12-05 | 電気火災防止具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3940288B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1858120B1 (en) * | 2006-05-19 | 2013-02-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Socket connector and combined connector having the same |
JP2014229535A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
KR102390486B1 (ko) * | 2021-12-01 | 2022-04-26 | 주식회사 코리아오션텍 | 단전 및 소화기능을 갖는 케이블 커넥터 시스템 |
-
2001
- 2001-12-05 JP JP2001370886A patent/JP3940288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1858120B1 (en) * | 2006-05-19 | 2013-02-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Socket connector and combined connector having the same |
JP2014229535A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
KR102390486B1 (ko) * | 2021-12-01 | 2022-04-26 | 주식회사 코리아오션텍 | 단전 및 소화기능을 갖는 케이블 커넥터 시스템 |
WO2023101145A1 (ko) * | 2021-12-01 | 2023-06-08 | 주식회사 코리아오션텍 | 단전 및 소화기능을 갖는 케이블 커넥터 시스템 |
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