JP2003173661A - エンコード管理方法及びエンコード管理方法をコンピュータにより実行するためのプログラム - Google Patents

エンコード管理方法及びエンコード管理方法をコンピュータにより実行するためのプログラム

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JP2003173661A
JP2003173661A JP2001369936A JP2001369936A JP2003173661A JP 2003173661 A JP2003173661 A JP 2003173661A JP 2001369936 A JP2001369936 A JP 2001369936A JP 2001369936 A JP2001369936 A JP 2001369936A JP 2003173661 A JP2003173661 A JP 2003173661A
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program
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JP2001369936A
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English (en)
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Tomoyuki Hirota
智之 広田
Tomomi Yasuda
智巳 安田
Toshiyuki Wakabayashi
俊之 若林
Tomohisa Sekiguchi
智寿 関口
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模のシステム及び負荷が比較的小さい処
理によって、エンコーダが、エンコード対象となるファ
イルの読み出しの切り替えを自動的に行えるよう管理す
る。 【解決手段】 スケジューラ(エンコード管理装置)1
4は、エンコーダ12に、少なくとも2つの番組用ソー
スグループ33を設定し、エンコードの順序が記述され
たファイル指定情報23を参照して、2つの番組用ソー
スグループのそれぞれに、最初にエンコードすべき第1
の番組ファイル21、及び、その次にエンコードすべき
第2の番組ファイルを定義する。そして、各ファイルの
エンコードを開始するエンコード開始時刻が記述された
時間管理情報22を参照して、所定の時間に第1の番組
ファイルのエンコードを開始するようエンコーダに指示
を送出し、さらに、所定の時間に番組用ソースグループ
を変更して、第2のファイルのエンコードを開始するよ
うエンコーダに指示を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイルのエンコ
ードを行うエンコーダの動作を管理するエンコード管理
方法及びその方法をコンピュータにより実行するための
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットなどにおいて、ス
トリーミング技術を用いたコンテンツ配信があった。こ
のコンテンツ配信においては、単一ファイルの再生(V
OD:Video On Demand)やライブ中継の配信などが主
に行われており、テレビ放送のように複数の番組を送信
するテレビ放送形式の配信を実現するには、実際の放送
局の送出機器と同等の設備が必要であった。図8(a)
及び図8(b)は、従来の番組配信システムの第1の例
及び第2の例を示す模式図である。
【0003】図8(a)に示す番組配信システム50
は、カメラや映像再生装置(VTR)などの映像/音声
信号出力装置51、映像信号をネットワーク配信用のス
トリーミング信号に符号化するエンコーダ52、ネット
ワーク54上にストリーミング信号を送出する配信サー
バ53を有しており、インターネットなどのネットワー
ク54に接続している複数のユーザ端末55に対して番
組の配信を可能とするものである。
【0004】また、図8(b)に示す番組配信システム
60は、図8(a)に示す映像/音声信号出力装置51
の代わりに、AVI(Audio Visual Interleave)ファ
イル70などの映像と音声とを同期させたファイルが格
納された映像/音声ファイル格納装置61を設置してお
き、この映像/音声ファイル格納装置61から所望の番
組ファイルを読み出して、エンコーダ62で符号化し、
配信サーバ63からインターネットなどのネットワーク
64に接続している複数のユーザ端末65に対して番組
の配信を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(a)に示す番組配信システムで用いられる映像/音声
信号出力装置は、機材の規模が大きく、高価であるとい
う問題点がある。また、図8(b)に示す番組配信シス
テムで用いられるAVIファイルの容量は非常に大き
く、映像/音声ファイル格納装置、エンコーダ、配信サ
ーバの処理の負荷が大きくなるという問題点がある。
【0006】さらに、図8(a)及び図8(b)に示す
番組配信システムに共通するものとして、エンコーダに
入力されるソース(エンコーダに入力される映像/音声
信号やAVIファイルのソース)の切り替えを行う場
合、手動で行う必要があるという問題点も存在する。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、小規模のシ
ステム及び負荷が比較的小さい処理によって、エンコー
ダが、エンコード対象となるファイルの読み出しの切り
替えを自動的に行えるよう管理することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、エンコーダに、少なくとも2つのソースグ
ループを設定し、2つのソースグループのそれぞれに、
第1及び第2のファイルを定義し、各ファイルのエンコ
ードを開始するエンコード開始時刻が記述された時間管
理情報を参照して、所定の時間に第1のファイルのエン
コードを開始し、所定の時間にソースグループを変更し
て、第2のファイルのエンコードを開始するようにして
いる。
【0009】すなわち、本発明によれば、ファイルのエ
ンコードを行うエンコーダの動作を管理するエンコード
管理方法であって、前記エンコーダに、少なくとも2つ
のソースグループを設定するステップと、前記2つのソ
ースグループの一方に、第1のファイルを定義するステ
ップと、前記2つのソースグループのもう一方に、第1
のファイルの次にエンコードする第2のファイルを定義
するステップと、前記各ファイルのエンコードを開始す
るエンコード開始時刻が記述された時間管理情報を参照
して、所定の時間に前記第1のファイルのエンコードを
開始するステップと、前記時間管理情報を参照して、所
定の時間に前記エンコーダのエンコード対象となるソー
スグループを前記第2のファイルが定義されているソー
スグループに変更し、前記第2のファイルのエンコード
を開始するステップとを有し、前記エンコーダが、エン
コード対象となるファイルの読み出しの切り替えを行う
ように管理するエンコード管理方法が提供される。
【0010】さらに、本発明によれば、前記第1のファ
イルのエンコードが終了した後、前記第1のファイルが
定義されていたソースグループに、前記第2のファイル
の後にエンコードすべき第3のファイルを定義するステ
ップを有することを特徴とするエンコード管理方法が提
供される。
【0011】さらに、本発明によれば、前記エンコーダ
に、さらに別のソースグループを設定するステップと、
前記別のソースグループに、所定のファイルを定義する
ステップと、前記第2のファイルのエンコード開始時刻
前に前記第1のファイルのエンコードが終了した場合、
前記第2のファイルのエンコード開始時刻まで、前記別
のソースグループに定義されている前記所定のファイル
のエンコードを行うステップとを、有することを特徴と
するエンコード管理方法が提供される。
【0012】また、本発明によれば、ファイルのエンコ
ードを行うエンコーダの動作を管理するエンコード管理
方法をコンピュータにより実行するためのプログラムで
あって、前記エンコーダに、少なくとも2つのソースグ
ループを設定するステップと、前記2つのソースグルー
プの一方に、第1のファイルを定義するステップと、前
記2つのソースグループのもう一方に、第1のファイル
の次にエンコードする第2のファイルを定義するステッ
プと、前記各ファイルのエンコードを開始するエンコー
ド開始時刻が記述された時間管理情報を参照して、所定
の時間に前記第1のファイルのエンコードを開始するス
テップと、前記時間管理情報を参照して、所定の時間に
前記エンコーダのエンコード対象となるソースグループ
を前記第2のファイルが定義されているソースグループ
に変更し、前記第2のファイルのエンコードを開始する
ステップとを有し、前記エンコーダが、エンコード対象
となるファイルの読み出しの切り替えを行うように管理
するエンコード管理方法をコンピュータにより実行する
ためのプログラムが提供される。
【0013】さらに、本発明によれば、前記第1のファ
イルのエンコードが終了した後、前記第1のファイルが
定義されていたソースグループに、前記第2のファイル
の後にエンコードすべき第3のファイルを定義するステ
ップを有することを特徴とするエンコード管理方法をコ
ンピュータにより実行するためのプログラムが提供され
る。
【0014】さらに、本発明によれば、前記エンコーダ
に、別のソースグループを設定するステップと、前記別
のソースグループに、所定のファイルを定義するステッ
プと、前記第2のファイルのエンコード開始時刻前に前
記第1のファイルのエンコードが終了した場合、前記第
2のファイルのエンコード開始時刻まで、前記別のソー
スグループに定義されている前記所定のファイルのエン
コードを行うステップとを、有することを特徴とするエ
ンコード管理方法をコンピュータにより実行するための
プログラムが提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明のエンコード管理方法及びエンコード管理方法をコン
ピュータにより実行するためのプログラムに係る実施の
形態について説明する。まず、本発明の番組配信システ
ムの構成について説明する。図1は、本発明に係る一実
施の形態の構成を示す模式図である。
【0016】図1に示す番組配信システム10は、配信
すべき番組の元となる複数の番組ファイル(ファイル)
21が格納されている番組ファイル格納装置11、番組
ファイル21を所定のフォーマットの信号に符号化する
エンコーダ12、番組の配信時間(エンコーダ12にお
けるエンコードのタイミング)が記述された時間管理情
報22や、配信の対象となる番組ファイル名が記述され
たファイル指定情報23が格納されている情報格納装置
13、計時機能を有し、エンコーダ12の設定やエンコ
ーダ12の時間管理を行うスケジューラ(エンコード管
理装置)14、エンコーダ12から供給される所定のフ
ォーマットの信号からネットワーク配信用のストリーミ
ング信号を作成して、ネットワーク16上に送出する配
信サーバ15を有しており、インターネットなどのネッ
トワーク16に接続している複数のユーザ端末17に対
して番組の配信を可能とするものである。なお、番組フ
ァイル21としては、WMV、ASF、AVI、MPG
などの形式のファイルの利用が可能である。
【0017】次に、図1に示す番組配信システム10か
らユーザ端末17に、番組を配信する際の動作について
説明する。まず、番組配信前に行われるエンコーダ12
の設定について説明する。図2は、本発明に係るエンコ
ーダ及びスケジューラの詳細な一構成例を示す模式図で
ある。エンコーダ12は、エンコード部31と複数のソ
ースグループ32により構成されている。エンコード部
31は、入力された番組ファイル21を所定のフォーマ
ットの信号に符号化する部分であり、ソースグループ3
2は、エンコード部31への入力ソースの定義を行う部
分である。
【0018】本発明においては、エンコードすべき番組
ファイル21が定義されるソースグループ(以下、番組
用ソースグループ33と呼ぶ)が、少なくとも2つ以上
設定される必要がある。また、さらに、番組用ソースグ
ループ33とは異なるソースグループ(以下、接続確保
用ソースグループ34と呼ぶ)を設定することも可能で
ある。
【0019】以下では、図2に示すように、エンコーダ
12に2つの番組用ソースグループ33と1つの接続確
保用ソースグループ34とを設定した場合の実施の形態
について説明する。また、2つの番組用ソースグループ
33を明確に区別する必要がある場合には、2つの番組
用ソースグループ33をそれぞれ第1の番組用ソースグ
ループ33、第2の番組用ソースグループ33と呼ぶこ
とにする。
【0020】次に、番組配信におけるスケジューラ14
の動作について説明する。図3及び図4は、本発明に係
るスケジューラの動作について説明するためのフローチ
ャートである。まず、ステップS101において、スケ
ジューラ14は、情報格納装置13から時間管理情報2
2及びファイル指定情報23を読み込む。
【0021】図5は、時間管理情報の一例を示す模式図
であり、図6は、ファイル指定情報の一例を示す模式図
である。図5に示す時間管理情報22には、再生を開始
する時刻(開始時刻)と識別情報(クリップ番号)が関
連付けられて定義されている。また、図6に示すファイ
ル指定情報23には、識別情報(クリップ番号)と番組
ファイル名(番組ファイル21を指定するフルパス)が
関連付けられて定義されている。
【0022】したがって、クリップ番号によって、時間
管理情報22内の開始時刻とファイル指定情報23内の
番組ファイル名とが関連付けられており、すなわち、時
間管理情報22とファイル指定情報23とを組み合わせ
ることによって、所定の時間に所定の番組ファイル21
を配信することを示すタイムテーブルが決定されてい
る。
【0023】なお、図5に示す時間管理情報において、
クリップ番号を未定義(未記入)とした場合には、その
時間帯の番組の配信が行われない。したがって、特定の
時間帯の番組の配信を休止する場合には、その時間帯の
クリップ番号を未定義とすればよい。
【0024】次に、ステップS103において、スケジ
ューラ14は、時間管理情報22及びファイル指定情報
23を参照して、最初に配信する番組ファイル21を第
1の番組用ソースグループ33に定義する指示をエンコ
ーダ12に送出し、さらに、ステップS105におい
て、次に配信する番組ファイル21を第2の番組用ソー
スグループ33に定義する指示をエンコーダ12に送出
する。このステップS103及びステップS105の指
示によって、エンコーダ12が有する第1及び第2の番
組用ソースグループ33のそれぞれに番組ファイル21
が定義される。
【0025】また、ステップS106において、カラー
バー画面やブラックアウト画面などの映像ファイルや無
音音声ファイルなどの所定のファイルを接続確保用ソー
スグループ34に定義する指示をエンコーダ12に送出
する。なお、接続確保用ソースグループ34に定義され
るファイルは、あらかじめ番組ファイル格納装置11に
格納されていることが好ましい。また、接続確保用ソー
スグループ34は、後述(ステップS115)のよう
に、配信サーバ15とユーザ端末17との接続を確保す
る目的に利用されるものであり、接続確保用ソースグル
ープ34に定義されるファイルは、特に限定されるもの
ではない。
【0026】そして、第1の番組用ソースグループ33
に定義されている番組ファイル21の開始時刻になった
場合、ステップS107において、スケジューラ14
は、第1の番組用ソースグループ33に定義されている
番組ファイル21のエンコードの開始指示をエンコーダ
12に送出する。この開始指示を受けて、エンコーダ1
2のエンコード部31は、所定の番組ファイル21のエ
ンコードを開始し、所定のフォーマットの信号に符号化
して、配信サーバ15に出力する。この信号を受けた配
信サーバ15は、この信号からネットワーク配信用のス
トリーミング信号を作成して、ネットワーク16を介し
てユーザ端末17に配信する。
【0027】ステップS109において、スケジューラ
14は、次の番組ファイル21(すなわち、第2の番組
用ソースグループ33に定義されている番組ファイル2
1)の開始時刻まで待ち状態となり、次の番組ファイル
21の開始時刻になった場合、ステップS111におい
て、第2の番組用ソースグループ33に定義されている
番組ファイル21のエンコードの開始指示をエンコーダ
12に送出する。エンコーダ12は、ステップS107
で開始指示を受けた場合と同様、所定の番組ファイル2
1のエンコードを開始し、所定のフォーマットの信号に
符号化して、配信サーバ15に出力する。
【0028】一方、エンコーダ12は、番組ファイル2
1のエンコードが完全に終わった場合には、エンコード
の終了を示す終了信号をスケジューラ14に送出する。
したがって、例えば、時間管理情報22のクリップ番号
が未定義であったり、番組ファイル21の再生時間が短
くエンコード中の番組ファイル21のエンコード終了時
刻が次の番組ファイル21の開始時刻よりも早かったり
する場合には、スケジューラ14は、ステップS113
において、エンコーダ12から終了信号を受信すること
となる。
【0029】この場合、前の番組の配信が終了した後、
次の番組の配信開始時刻までデータが配信されなくなっ
てしまうことになる。このように、データの配信が途切
れると、配信の接続(配信サーバ15とユーザ端末17
との接続)が強制的に切断されやすい状態になってしま
い、後続の番組配信が正常に行われなくなってしまうと
いう不具合が生じる場合がある。
【0030】このような不具合を防ぐため、スケジュー
ラ14は、次の番組ファイル21の開始時刻前にエンコ
ーダ12から終了信号を受信した場合、ステップS11
5において、接続確保用ソースグループ34に定義され
ている所定のファイルのエンコードの開始指示をエンコ
ーダ12に送出する。これによって、配信サーバ15か
らは、所定のファイルに係るコンテンツの配信が行われ
る。
【0031】ステップS117において、このステップ
S115における所定のファイルの配信は、次の番組フ
ァイル21の開始時刻まで継続して行われ、次の番組フ
ァイル21の開始時刻になった場合には、ステップS1
11において、第2の番組用ソースグループ33に定義
されている番組ファイル21のエンコードの開始指示を
エンコーダ12に送出する。こうして、第1の番組用ソ
ースグループ33に定義されている番組ファイル21か
ら、第2の番組用ソースグループ33に定義されている
番組ファイル21にエンコードのソースが自動的に移行
する。
【0032】次に、スケジューラ14は、ステップS1
19において、時間管理情報22及びファイル指定情報
23を参照し、現在エンコード中の番組ファイル21が
最後の番組ファイル21か否かを確認する。現在エンコ
ード中の番組ファイル21が最後の番組ファイル21の
場合には、現在エンコード中の番組ファイル21のエン
コードが終了した後、全ての処理が終了となる。
【0033】一方、後続の番組ファイル21が存在する
場合には、ステップS121において、スケジューラ1
4は、現在エンコード中の番組ファイル21の次に配信
する番組ファイル21を、現在エンコードに用いられて
いない空きの番組用ソースグループ33に定義する指示
をエンコーダ12に送出し、再びステップS109に戻
って処理を繰り返す。
【0034】なお、後続の番組ファイル21が存在する
場合には、再びステップS109に戻って、処理を繰り
返すが、この場合には、ステップS109〜ステップS
117に記載されている「第1の番組用ソースグループ
33」及び「第2の番組用ソースグループ33」をそれ
ぞれ「エンコードに用いられている番組用ソースグルー
プ33」及び「次に配信する番組ファイル21が定義さ
れた番組用ソースグループ33」と読み替える。
【0035】以上の動作により、常に、2つの番組用ソ
ースグループ33のうちの一方をエンコード用のソース
グループ32として利用し、もう一方を次に配信する番
組用ソースグループ33として待機させるようにするこ
とが可能となる。そして、第1の番組用ソースグループ
33と第2の番組用ソースグループ33とを交互に切り
替えながら番組ファイル21のエンコードを行うことに
よって、番組ファイル21の配信を行うことが可能とな
る。
【0036】すなわち、常に、エンコードに用いられて
いる番組用ソースグループ33と、次に配信する番組フ
ァイル21が定義された番組用ソースグループ33とが
存在するようにし、スケジューラ14の時間管理によっ
て、エンコードに用いられるソースグループ32を、次
に配信する番組ファイル21が定義された番組用ソース
グループ33に自動的に切り替えることができるように
なる。
【0037】図7は、本発明のエンコード管理方法によ
って番組配信が行われた際の動作を記録したログファイ
ルの一例を示す図である。図7に示すログファイルの記
述にあるように、本発明によれば、エンコードする番組
ファイルを途中で自動的に切り替えること(この場合
は、d:\asfroot\sample.asfからd:\asfroot\welcome2.a
sfへの変更)が可能となる。
【0038】また、上記の実施の形態では、エンコーダ
12に2つの番組用ソースグループ33を設定してエン
コードを行うようにしているが、3つ以上の番組用ソー
スグループ33を設定することも可能である。このよう
に3つ以上の番組用ソースグループ33を用いることに
よって、さらに後続として配信される番組ファイル21
をあらかじめ番組用ソースグループ33に定義しておく
ことが可能となる。
【0039】なお、番組ファイル格納装置11、エンコ
ーダ12、情報格納装置13、スケジューラ14を1つ
のコンピュータによって実現することが可能である。す
なわち、CPU(Central Processing Unit)などの制
御手段及びハードディスクなどの格納手段を有するコン
ピュータを用いて、エンコーダ12及びスケジューラ1
4における処理を上記のCPUで行い、番組ファイル格
納装置11及び情報格納装置13を上記の格納手段によ
って実現することも可能である。
【0040】また、エンコーダ12やスケジューラ14
をソフトウェアとして実現することも可能であり、さら
に、上記実施の形態で説明したスケジューラ14の動作
をコンピュータが実行可能なプログラムとして、コンピ
ュータにより実行させることも可能である。例えば、複
数のソースグループ32の設定が可能な米国マイクロソ
フト社のウィンドウズ(R)・メディア・エンコーダ7
(Windows(R) Media Encoder 7)などのソフトウェ
アでエンコーダ12を実現し、本発明のエンコード管理
方法を実行するためのプログラムでエンコーダ12の動
作を管理することも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、エンコーダに、少なくとも2つのソースグループを
設定し、2つのソースグループのそれぞれに、第1及び
第2のファイルを定義し、各ファイルのエンコードを開
始するエンコード開始時刻が記述された時間管理情報を
参照して、所定の時間に第1のファイルのエンコードを
開始し、所定の時間にソースグループを変更して、第2
のファイルのエンコードを開始するようにしているの
で、小規模のシステム及び負荷が比較的小さい処理によ
って、エンコーダが、エンコード対象となるファイルの
読み出しの切り替えを自動的に行えるよう管理すること
が可能となる。
【0042】さらに、本発明によれば、第1のファイル
のエンコードが終了した後、第1のファイルが定義され
ていたソースグループに、第2のファイルの後にエンコ
ードすべき第3のファイルを定義するので、第2のファ
イル以降にエンコードすべきファイルが存在する場合で
も、エンコーダが、エンコード対象となるファイルの読
み出しの切り替えを自動的に行えるよう管理することが
可能となる。特に、2つの番組用ソースグループを設定
した場合、第1の番組用ソースグループと第2の番組用
ソースグループとを交互に切り替えながら番組ファイル
のエンコードを行うことが可能となる。
【0043】さらに、本発明によれば、エンコーダに、
別のソースグループを設定して所定のファイルを定義
し、第2のファイルのエンコード開始時刻前に第1のフ
ァイルのエンコードが終了した場合、第2のファイルの
エンコード開始時刻まで、別のソースグループに定義さ
れている所定のファイルのエンコードを行うようにする
ので、エンコーダが、常にファイルのエンコードを行っ
ている状態を保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の構成を示す模式図で
ある。
【図2】本発明に係るエンコーダ及びスケジューラの詳
細な一構成例を示す模式図である。
【図3】本発明に係るスケジューラの動作について説明
するためのフローチャートの前半部である。
【図4】本発明に係るスケジューラの動作について説明
するためのフローチャートの後半部である。
【図5】時間管理情報の一例を示す模式図である。
【図6】ファイル指定情報の一例を示す模式図である。
【図7】本発明のエンコード管理方法によって番組配信
が行われた際の動作を記録したログファイルの一例を示
す図である。
【図8】(a)は、従来の番組配信システムの第1の例
を示す模式図である。(b)は、従来の番組配信システ
ムの第2の例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 番組配信システム 11 番組ファイル格納装置 12 エンコーダ 13 情報格納装置 14 スケジューラ(エンコード管理装置) 15 配信サーバ 16 ネットワーク 17 ユーザ端末 21 番組ファイル(ファイル) 22 時間管理情報 23 ファイル指定情報 31 エンコード部 32 ソースグループ 33 番組用ソースグループ 34 接続確保用ソースグループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若林 俊之 神奈川県横浜市港北区綱島東1−10−18 ピューレタン綱島302号 (72)発明者 関口 智寿 東京都港区三田5丁目9番地14号 昭栄ビ ル4A Fターム(参考) 5C064 BA01 BA07 BB10 BC18 5D044 AB05 AB07 BC08 CC09 DE24 DE27 DE48 EF05 FG18 FG21 HL11 5D110 AA12 AA21 AA26 AA28 BB24 BB29 DA11 DA12 DA15 DB06 EA07 EA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルのエンコードを行うエンコーダ
    の動作を管理するエンコード管理方法であって、 前記エンコーダに、少なくとも2つのソースグループを
    設定するステップと、 前記2つのソースグループの一方に、第1のファイルを
    定義するステップと、 前記2つのソースグループのもう一方に、第1のファイ
    ルの次にエンコードする第2のファイルを定義するステ
    ップと、 前記各ファイルのエンコードを開始するエンコード開始
    時刻が記述された時間管理情報を参照して、所定の時間
    に前記第1のファイルのエンコードを開始するステップ
    と、 前記時間管理情報を参照して、所定の時間に前記エンコ
    ーダのエンコード対象となるソースグループを前記第2
    のファイルが定義されているソースグループに変更し、
    前記第2のファイルのエンコードを開始するステップと
    を有し、 前記エンコーダが、エンコード対象となるファイルの読
    み出しの切り替えを行うように管理するエンコード管理
    方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のファイルのエンコードが終了
    した後、前記第1のファイルが定義されていたソースグ
    ループに、前記第2のファイルの後にエンコードすべき
    第3のファイルを定義するステップを有することを特徴
    とする請求項1に記載のエンコード管理方法。
  3. 【請求項3】 前記エンコーダに、さらに別のソースグ
    ループを設定するステップと、 前記別のソースグループに、所定のファイルを定義する
    ステップと、 前記第2のファイルのエンコード開始時刻前に前記第1
    のファイルのエンコードが終了した場合、前記第2のフ
    ァイルのエンコード開始時刻まで、前記別のソースグル
    ープに定義されている前記所定のファイルのエンコード
    を行うステップとを、 有することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンコ
    ード管理方法。
  4. 【請求項4】 ファイルのエンコードを行うエンコーダ
    の動作を管理するエンコード管理方法をコンピュータに
    より実行するためのプログラムであって、 前記エンコーダに、少なくとも2つのソースグループを
    設定するステップと、 前記2つのソースグループの一方に、第1のファイルを
    定義するステップと、 前記2つのソースグループのもう一方に、第1のファイ
    ルの次にエンコードする第2のファイルを定義するステ
    ップと、 前記各ファイルのエンコードを開始するエンコード開始
    時刻が記述された時間管理情報を参照して、所定の時間
    に前記第1のファイルのエンコードを開始するステップ
    と、 前記時間管理情報を参照して、所定の時間に前記エンコ
    ーダのエンコード対象となるソースグループを前記第2
    のファイルが定義されているソースグループに変更し、
    前記第2のファイルのエンコードを開始するステップと
    を有し、 前記エンコーダが、エンコード対象となるファイルの読
    み出しの切り替えを行うように管理するエンコード管理
    方法をコンピュータにより実行するためのプログラム。
  5. 【請求項5】 前記第1のファイルのエンコードが終了
    した後、前記第1のファイルが定義されていたソースグ
    ループに、前記第2のファイルの後にエンコードすべき
    第3のファイルを定義するステップを有することを特徴
    とする請求項4に記載のエンコード管理方法をコンピュ
    ータにより実行するためのプログラム。
  6. 【請求項6】 前記エンコーダに、さらに別のソースグ
    ループを設定するステップと、 前記別のソースグループに、所定のファイルを定義する
    ステップと、 前記第2のファイルのエンコード開始時刻前に前記第1
    のファイルのエンコードが終了した場合、前記第2のフ
    ァイルのエンコード開始時刻まで、前記別のソースグル
    ープに定義されている前記所定のファイルのエンコード
    を行うステップとを、 有することを特徴とする請求項4又は5に記載のエンコ
    ード管理方法をコンピュータにより実行するためのプロ
    グラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016213684A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 株式会社リクルートホールディングス コンテンツ配信システム

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