JP2003173557A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2003173557A
JP2003173557A JP2001371154A JP2001371154A JP2003173557A JP 2003173557 A JP2003173557 A JP 2003173557A JP 2001371154 A JP2001371154 A JP 2001371154A JP 2001371154 A JP2001371154 A JP 2001371154A JP 2003173557 A JP2003173557 A JP 2003173557A
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JP
Japan
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coil
tilt
tracking
focus
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001371154A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kano
康行 加納
Masaaki Shitochi
正明 志土地
Kenji Nagatomi
謙司 永冨
Yoichi Tsuchiya
洋一 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003173557A publication Critical patent/JP2003173557A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光ヘッドの省スペース化および小
型化・低コスト化を図ることができ、且つ、高精度のチ
ルト補正が可能なチルト補正機構を実現すること。 【解決手段】 対物レンズ5を保持するコイルアセンブ
リ1にフォーカスコイル100、トラッキングコイル3
01、302の他、裏側にチルトコイル401、402
を配する。そして、各コイルの交差部を、マグネット3
とヨーク4の間のエアギャップに介挿せしめ、磁気回路
の共通化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対物レンズをフォ
ーカス方向、トラッキング方向およびチルト方向に駆動
制御する光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置には、通常、対物レ
ンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動制
御するためのアクチュエータが配備されている。しか
し、近年の記録媒体の高密度化によって、NA(開口
数)の大きい対物レンズが用いられるようになった。こ
のようにNAの大きな対物レンズが用いられるようにな
ると、僅かなディスク面の傾きによっても、記録・再生
特性の劣化が顕著となる。そこで、最近の光ピックアッ
プ装置においては、上記フォーカス制御およびトラッキ
ング制御のみならず、ディスク面に対する対物レンズの
光軸の傾きを補正するためのチルト補正機構が配備され
ている。
【0003】かかるチルト補正機構を有する光ピックア
ップ装置として、たとえば特開2000−222754
号公報に記載のものが公知である。かかるピックアップ
装置においては、対物レンズ保持体を弾性支持する支持
部材を、カム機構や圧電素子によって変位させることに
よって、対物レンズの光軸が調整される。その他、光ピ
ックアップ装置を摺動支持するシャフトの一端を変位さ
せることによって、対物レンズの光軸を調整するものも
存在する。かかる場合においても、シャフトの駆動手段
として、カム機構が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来技術によれば、支持体またはピックアップ支持シャ
フトをカム等によって変位させるものであるから、大掛
かりな機構が必要となり、省スペース化、光ピックアッ
プ装置の小型化・低コスト化に障害となっていた。ま
た、カム機構による場合には、メカ的な駆動であるため
に高精度の補正が困難であった。さらに、圧電素子によ
る場合には、比較的大きな駆動電圧が必要であるので、
消費電力等において不利であった。
【0005】そこで、本発明は、光ピックアップ装置の
省スペース化および小型化・低コスト化を図ることがで
き、且つ、高精度のチルト補正が可能なチルト補正機構
を実現することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイル保持体
に配されたコイル手段と、基体に配された磁気回路手段
との間の電磁駆動力によって、対物レンズをフォーカス
方向、トラッキング方向のみならず、チルト方向にも駆
動制御するものである。各請求項に係る発明は、それぞ
れ以下の特徴を有する。
【0007】請求項1に係る発明は、可動部側のコイル
保持体に配されたコイル手段と、基体側に配された磁気
回路手段との間の電磁駆動力によって対物レンズを駆動
制御する光ピックアップ装置において、前記コイル保持
体にフォーカス制御用およびトラッキング制御用のコイ
ルの他、チルト制御用のコイルを配すると共に、前記磁
気回路中の一つのエアギャップ中に、前記フォーカス制
御用、トラッキング制御用およびチルト制御用の各コイ
ルの一部が介挿されるように、前記磁気回路と前記各コ
イルとを配したことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1の光ピッ
クアップ装置において、前記エアギャップに生じる磁界
の向きがトラッキング方向とフォーカス方向にほぼ直交
するように、前記磁気回路を配したことを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
の光ピックアップ装置において、前記フォーカス制御用
のコイルとチルト制御用のコイルは、それぞれフォーカ
ス方向に分割して配置されるようにして前記コイル保持
体に配備され、前記トラッキング制御用のコイルは、少
なくともその一部が、これらフォーカス制御用のコイル
とチルト制御用のコイルに交差するようにして前記コイ
ル保持体に配備され、当該コイルの交差部分が前記磁気
回路のエアギャップ中に介挿されることを特徴とする。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項3の光ピッ
クアップ装置において、前記フォーカス制御用のコイル
は前記コイル保持体の上部外周に巻回するようにして配
備され、前記チルト制御用のコイルは前記コイル保持手
段の裏側周縁部に配された突出部に巻回するようにして
配備され、前記トラッキング制御用コイルは、前記コイ
ル保持体の外周部から突出した突出部に巻回するように
配備されていることを特徴とする。
【0011】請求項5に係る発明は、コイル保持体に配
されたコイル手段と、基体に配された磁気回路手段との
間の電磁駆動力によって対物レンズをフォーカス方向、
トラッキング方向およびチルト方向に駆動制御する光ピ
ックアップ装置であって、前記コイル保持体の上部、下
部および側部に、フォーカス制御用コイル、チルト制御
用コイルおよびトラッキング制御用コイルをそれぞれ巻
回保持するための突出部を各コイルの少なくとも一部が
交差する位置に配し、前記磁気回路のエアギャップに生
じる磁界の向きがトラッキング方向とフォーカス方向に
ほぼ直交するように前記磁気回路を配し、前記それぞれ
の突出部に前記各コイルを巻回保持させた前記コイル保
持体を、前記各コイルの交差部分が前記エアギャップ中
に介挿されるように配置したことを特徴とする。
【0012】上記請求項に記載の発明において、「フォ
ーカス制御用のコイルとチルト制御用のコイルをフォー
カス方向に分割して配置する」とは、両コイルの一部が
重なる場合を含む概念である。また、「介挿」とは、変
位し得る程度の隙間をもって挿入することである。ま
た、「巻回」ないし「巻回保持」とは、直接巻くことの
みならず、巻いたものを嵌め込むことを含む概念であ
る。また、「交差」とは、各コイルが接する場合のみな
らず、所定の間隔(他の部材が介在している場合を含
む)をおいて対向している場合を含むものである。ま
た、「突出部」とは、コイルを巻回できるもの総称であ
って、突部の他、爪部、周縁部、台部などを広く含む概
念である。さらに、「フォーカス方向」、「トラッキン
グ方向」および「チルト方向」とは、光ピックアップ装
置において通常用いられる対物レンズの駆動方向であ
る。
【0013】本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の
説明により更に明らかとなろう。
【0014】なお、請求項における「コイル保持体」は
実施の形態におけるレンズホルダー200またはコイル
ホルダー600が対応する。請求項における「基体」は
実施の形態におけるフレーム2、12が対応する。請求
項における「磁気回路」は実施の形態における マグネ
ット3およびヨーク4によって構成される磁気回路また
はマグネット13およびヨーク14によって構成される
磁気回路が対応する。請求項における「エアギャップ」
は実施の形態における上記磁気回路中の空気ギャップが
対応する。
【0015】また、請求項に記載されたそれぞれの「突
出部」の内、フォーカス制御用コイルが巻回保持される
「突出部」は、レンズホルダー200の周縁に配された
突条部200で区切られたレンズホルダー200の上半
分の部分、または、コイルホルダー600の周縁に配さ
れた突条部601で区切られたレンズホルダー200の
上半分の部分が対応する。また、トラッキング制御用コ
イルが巻回保持される「突出部」は、レンズホルダー2
00の周縁に配された突部203、または、コイルホル
ダー600の周縁に配された突部602が対応する。さ
らに、チルト制御用コイルが巻回保持される「突出部」
は、レンズホルダー200の裏側に配された爪部20
7、または、コイルホルダー600の裏側に配された爪
部603が対応する。
【0016】ただし、以下の実施の形態は、あくまで
も、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各
構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載され
たものに制限されるものではない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0018】まず、図1に実施の形態に係るコイルアセ
ンブリ1の構成を示す。図示の如く、コイルアセンブリ
1は、レンズホルダー200と、フォーカスコイル10
0と、4つのトラッキングコイル301、302と、4
つのチルトコイル401、402から構成されている。
なお、図において、各コイルに付された実線矢印は、各
コイルの巻き方向を示すものである。
【0019】図2にレンズホルダー200の形状を示
す。レンズホルダー200には中央部に開口部201が
形成されており、かかる開口部201に対物レンズが嵌
着される。周縁には突条部202が形成されており、さ
らにこの突条部202には4つの突部203が形成され
ている。これら突条部202と突部203は、フォーカ
スコイル100とトラッキングコイル301、302を
レンズホルダー200に装着するためのものである。
【0020】また、レンズホルダー200の上面には、
2つの凹部204が形成されており、かかる凹部201
には、それぞれピン205が植設されている。かかる凹
部204とピン205はレンズホルダー200をワイヤ
ーにて支持せしめるためのものである。また、レンズホ
ルダー200の側面には、突部203から少許だけ内側
の位置に4つの挿通口206が形成されている。かかる
挿通口206は、磁気回路のヨークを挿入するためのも
のである。
【0021】さらに、レンズホルダー200の裏側に
は、挿通口206の近傍に、4対の爪部207が形成さ
れている。かかる爪部207は、チルトコイル401を
装着するためのものである。また、レンズホルダー20
0の裏側にも、上記と同様、レンズホルダー200をワ
イヤーで支持するための凹部204とピン205が形成
されている。
【0022】上記フォーカスコイル100は、その内周
枠がレンズホルダー200の外周より少許だけ大きくな
るように、レンズホルダー200の外周形状と同様の形
状で巻回された後、樹脂によって固められる。しかる
後、上方から突条部202に当接するまでレンズホルダ
ー200に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0023】上記トラッキングコイル301、302
は、その内周枠が突部203の外周より少許だけ大きく
なるように、突部203の外周形状と同様の形状で巻回
された後、樹脂によって固められる。しかる後、側方か
ら突部203に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0024】上記チルトコイル401、402は、その
内周枠が一対の爪部207に当接するような寸法にて巻
回された後、樹脂によって固められる。しかる後、下方
から爪部207に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0025】しかして、フォーカスコイル100、トラ
ッキングコイル301、302およびチルトコイル40
1、402が、レンズホルダー200に装着される。か
かる装着状態においては、フォーカスコイル100と4
つのチルトコイル401、402がフォーカス方向に2
段重ねとなった状態でレンズホルダー200に配され
る。また、2つのトラッキングコイル301、302の
うち、図1において下向きの矢印が付された部分が、フ
ォーカスコイル100とチルトコイル401、402と
垂直に交差する状態となる。しかして、挿通口206に
ヨークを挿入すれば、当該交差部分において、フォーカ
スコイル100、トラッキングコイル301、302お
よびチルトコイル401、402に対し同時に磁界を印
加することができるようになる。
【0026】図3に、コイルアセンブリ1と磁気回路の
関係を示す。フレーム2には、一対の突板21と、さら
に一つの突板31が植立されており、このうち、突板2
1、21にマグネット3、3が固着される。しかる後、
マグネット3、3の間にコイルアセンブリ1が介挿され
る。そして、ヨーク4の挿入部41、41がレンズホル
ダー200の挿通口206に挿入するようにして、ヨー
ク4がマグネット3および突板21の上部に固着され
る。
【0027】しかる後、ワイヤーガード6、6を突板2
1と突板31に固着し、さらにワイヤーガード6、6の
孔にワイヤーを通す。そして、ワイヤーとレンズホルダ
ー200とを接続し、これにより対物レンズ駆動アクチ
ュエータのアセンブルが完了する。
【0028】図4および図5に、アセンブルされた上記
対物レンズ駆動アクチュエータの構造を示す。図4は概
観斜視図、図5は上面図と各部の断面図である。
【0029】レンズホルダー200は、図4に示す如
く、留め具9と支持板8によってワイヤー7に支持され
る。ここで、留め具9は、レンズホルダー200の凹部
204に接着される。また、支持板8は一対の留め具
9、9に挟持された状態で、留め具9に固着される。そ
して、かかる支持板8に対し6本のワイヤー7の終端ま
たは中間部分を固着する。しかして、レンズホルダー2
00がワイヤー7によって弾性変位可能に支持される。
【0030】ここで、支持ワイヤー7を6本としたの
は、かかるワイヤーによって各コイルに対しフォーカス
制御信号、トラッキング制御信号およびチルトエラー信
号を供給するためである。また、6本のワイヤーの内、
真ん中のワイヤーのみを短くしたのは、レンズホルダー
の移動に対するワイヤーの反発力の影響を少しでも抑制
しようとするためである。なお、長い方のワイヤーの支
持位置は、ワイヤーを2対1で分割する点の近傍位置で
ある。このようにすることで、レンズホルダー200に
付与された駆動力によって最も大きくレンズホルダー2
00を変位させることができるようになる。
【0031】なお、レンズホルダー200に装着された
4つのトラッキングコイル301、302は、ワイヤー
7から給電されるトラッキング制御信号が全てに流通す
るように、それぞれの端部が繋がっている。すなわち、
図1において、一対のトラッキングコイル301には、
同図の実線矢印の方向(コイル巻回方向)にトラッキン
グエラー信号が流通し、また、もう一対のトラッキング
コイル302には、同図の実線矢印とは逆方向にトラッ
キングエラー信号が流通するように各コイルの端部が繋
がっている。このようにすれば、図3の磁気回路によっ
て印加される磁界との電磁作用によって、各トラッキン
グコイル301、302に同一方向(トラッキング方
向)の駆動力が生じるようになり、また、トラッキング
エラー信号の極性に応じて、適宜駆動方向を反転させる
ことができるようになる。
【0032】また、レンズホルダー200に装着された
4つのチルトコイル401、402も同様に、ワイヤー
7から給電されるチルト制御信号が全てに流通するよう
に、それぞれの端部が繋がっている。すなわち、図1に
おいて、それぞれのチルトコイル401、402には、
同図の実線矢印の方向(コイル巻回方向)にチルトエラ
ー信号が流通するように、各コイルの端部が繋がってい
る。このようにすれば、図3の磁気回路によって印加さ
れる磁界との電磁作用によって、チルトコイル401と
チルトコイル402にそれぞれ相反する方向の駆動力が
生じるようになり、これにより、レンズホルダー200
をチルト方向に回転させることができるようになる。そ
して、チルトエラー信号の極性に応じて、かかる回転方
向を適宜変更させることができるようになる。
【0033】以上、本実施の形態によれば、チルトコイ
ル401、402をレンズホルダー200に配するとい
った簡素な構成により、チルト補正が可能となる。ま
た、フォーカス制御およびトラッキング制御用の磁気回
路と共通の磁気回路によってチルトコイルに磁界を印加
できるので、磁気回路の構成も簡素となる。これによ
り、ピックアップ装置全体の構成を小型化できる。
【0034】また、レンズホルダー200にチルトコイ
ルを配するものであるから、レンズホルダーの重量の増
加を抑制することができ、レンズホルダーの駆動レスポ
ンスを左程損なうこともない。よって、チルトエラー信
号の印加によりレスポンスの良い駆動制御を行うことが
でき、よって、微細且つ高精度のチルト制御動作を実現
することができる。
【0035】さらに、フォーカス方向およびトラッキン
グ方向に垂直な方向に磁界が生じるように磁気回路を配
したので、レンズホルダー200がフォーカス方向、ト
ラッキング方向およびチルト方向に変位しても、各コイ
ルとマグネットおよびヨークとの間隔がほぼ一定とな
り、ほぼ一定の磁界が各コイルに常に印加されるように
なる。これにより、如何なる変位位置においても安定し
た駆動力(フォーカス方向、トラッキング方向、チルト
方向の推進力)が得られるようになる。
【0036】なお、上記実施の形態では、対物レンズ駆
動アクチュエータのみを説明したが、光学系や光検出
器、エラー信号生成回路(チルトエラー信号生成用のも
のを含む)は従来周知のものを採用すればよい。たとえ
ば、出願人が先に出願した特願2001−266050
号に記載の光学系や光検出器、エラー信号生成回路をそ
のまま採用することができる。
【0037】次に、本発明に係る他の実施形態について
図6〜図12を参照して説明する。
【0038】まず、図6に、本実施の形態のコイルアセ
ンブリ11を示す。図示の如く、コイルアセンブリ11
は、コイルホルダー600と、フォーカスコイル500
と、2つのトラッキングコイル701、702と、2つ
のチルトコイル801、802から構成されている。な
お、図において、各コイルに付された実線矢印は、各コ
イルの巻き方向を示すものである。
【0039】図7にコイルホルダー600の形状を示
す。コイルホルダー600の周縁には突条部601が形
成されており、さらにこの突条部601には2つの突部
602が形成されている。これら突条部601と突部6
02は、フォーカスコイル500とトラッキングコイル
701、702をコイルホルダー600に装着するため
のものである。また、コイルホルダー600の中央部に
は2つの開口部603が形成されている。かかる開口部
603は、マグネットおよびヨークを挿入するためのも
のである。さらにコイルホルダー600の裏側には、2
対の爪部604が形成されている。かかる爪部604は
チルトコイル801、802を装着するためのものであ
る。
【0040】上記フォーカスコイル500は、その内周
枠がコイルホルダー600の外周より少許だけ大きくな
るように、コイルホルダー600の外周形状と同様の形
状で巻回された後、樹脂によって固められる。しかる
後、上方から突条部601に当接するまでコイルホルダ
ー600に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0041】上記トラッキングコイル701、702
は、その内周枠が突部602の外周より少許だけ大きく
なるように、突部602の外周形状と同様の形状で巻回
された後、樹脂によって固められる。しかる後、側方か
ら突部602に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0042】上記チルトコイル801、802は、その
内周枠が一対の爪部604に当接するような寸法にて巻
回された後、樹脂によって固められる。しかる後、下方
から爪部604に嵌め込まれ、接着剤で固着される。
【0043】しかして、フォーカスコイル500、トラ
ッキングコイル701、702およびチルトコイル80
1、802が、コイルホルダー600に装着される。か
かる装着状態においては、フォーカスコイル500と2
つのチルトコイル801、802がフォーカス方向に2
段重ねとなった状態でコイルホルダー600に配され
る。また、2つのトラッキングコイル701、702の
うち、辺701a、辺702aの部分(図6参照)がフ
ォーカスコイル500とチルトコイル801、802と
垂直に交差する状態となる。しかして、開口部603に
マグネットおよびヨークを挿入すれば、当該交差部分に
おいて、フォーカスコイル500、トラッキングコイル
701、702およびチルトコイル801、802に対
し同時に磁界を印加できるようになる。
【0044】図8にレンズホルダー15の構成を示す。
レンズホルダー15には、側縁部に2つの支持部151
が形成されている。かかる支持部151には3つの孔が
形成されており、かかる孔にワイヤーを挿入するとによ
って、レンズホルダー15がワイヤーに弾性支持され
る。また、レンズホルダー152にはコイル装着部(開
口)152が形成されており、かかるコイル装着部15
2に上記コイルアセンブリ11が嵌め込まれ接着剤にて
固着される。
【0045】また、レンズホルダー15には、2つの挿
通口153が形成されている。かかる挿通口153は、
マグネットとヨークを挿入するためのものである。かか
る挿通口153とコイル装着部152の間には切欠部1
54が形成されている。また、レンズホルダー155の
側面には2つの開口部155が形成されている。かかる
切欠部154と開口部155は、磁気回路の磁界を安定
なものとするためのものである。
【0046】さらに、レンズホルダー16には、鍔部1
56が形成されており、かかる鍔部156には開口15
7が形成される。かかる開口157には、対物レンズ1
6が嵌着される。
【0047】図9に、対物レンズ駆動アクチュエータの
アセンブル状態を示す。フレーム12には、橋部12a
と突板12bが形成されている。このうち橋部12aに
はヨーク14が下方から接着され、また、突板12bに
はワイヤーガード17が側方から固着される。さらに、
橋部12aに接着されたヨーク14の背面に、もう一つ
のヨーク14が接着される。これら各ヨーク14にはマ
グネット13が接着されており、これにより磁気回路が
形成される。図10に、マグネット13およびヨーク1
4の配置と、マグネット13の極性を示す。
【0048】このようにしてフレーム12にヨーク14
とワイヤーガード17を装着した後、レンズホルダー1
5とコイルアセンブリ11を装着する。まず、コイルア
センブリ11をレンズホルダー15のコイル装着部15
2に装着する。しかる後、2つのマグネット13の間ま
たはマグネット3とヨーク14の間のエアギャップにコ
イルアセンブリ11が介挿されるようにして、レンズホ
ルダー15をフレーム12に配置する。そして、ワイヤ
ーガード17の6つの孔とレンズホルダー15の支持部
151の6つの孔にワイヤーを挿入し、挿入部分を固着
する。しかして、対物レンズ駆動アクチュエータのアセ
ンブルが完了する。
【0049】図11および図12に、アセンブルされた
上記対物レンズ駆動アクチュエータの構造を示す。図1
1は概観斜視図、図12は上面図と各部の断面図であ
る。
【0050】レンズホルダー15は、図11に示す如
く、6本のワイヤー18に支持される。 ここで、支持
ワイヤー18を6本としたのは、先の実施の形態と同
様、かかるワイヤーによって各コイルに対しフォーカス
制御信号、トラッキング制御信号およびチルトエラー信
号を供給するためである。
【0051】また、レンズホルダー15に装着された2
つのトラッキングコイル701、702は、ワイヤー1
8から給電されるトラッキング制御信号が共に流通する
ように、それぞれの端部が繋がっている。すなわち、図
6において、それぞれのトラッキングコイル701、7
02には、同図の実線矢印の方向(コイル巻回方向)に
トラッキングエラー信号が流通するように各コイルの端
部が繋がっている。このようにすれば、図10の磁気回
路によって印加される磁界との電磁作用によって、各ト
ラッキングコイル701、702に同一方向(トラッキ
ング方向)の駆動力が生じるようになり、トラッキング
エラー信号の極性に応じて、駆動方向を適宜反転させる
ことができるようになる。
【0052】また、レンズホルダー15に装着された2
つのチルトコイル801、802も同様に、ワイヤー1
8から給電されるチルト制御信号が共に流通するよう
に、それぞれの端部が繋がっている。すなわち、図6に
おいて、それぞれのチルトコイル801、802には、
同図の実線矢印の方向(コイル巻回方向)にチルトエラ
ー信号が流通するように、各コイルの端部が繋がってい
る。このようにすれば、図10の磁気回路によって印加
される磁界との電磁作用によって、チルトコイル801
とチルトコイル802にそれぞれ相反する方向の駆動力
生じるようになり、これにより、レンズホルダー15を
チルト方向に回転させることができるようになる。そし
て、チルトエラー信号の極性に応じて、かかる回転方向
を適宜変更させることができるようになる。
【0053】なお、図11および図12から分かるとお
り、磁気回路のエアギャップにはレンズホルダー15の
切欠部154と開口部155が配置されている。また、
かかる切欠部154と開口部155に臨むようにして、
フォーカスコイル500、トラッキングコイル701、
702およびチルトコイル801、802が配置され
る。したがって、レンズホルダー15の変位によって各
コイルに印加される磁界が遮られることはなく、常に一
定の磁界を各コイルに印加することができるようにな
る。
【0054】以上、本実施の形態によれば、チルトコイ
ル801、802をレンズホルダー15に配するといっ
た簡素な構成により、チルト補正が可能となる。また、
フォーカス制御およびトラッキング制御用の磁気回路と
共通の磁気回路によってチルトコイルに磁界を印加でき
るので、磁気回路の構成も簡素となる。これにより、ピ
ックアップ装置全体の構成を小型化できる。
【0055】また、レンズホルダー200にチルトコイ
ルを配するものであるから、レンズホルダーの重量の増
加を抑制することができ、レンズホルダーの駆動レスポ
ンスを左程損なうこともない。よって、チルトエラー信
号の印加によりレスポンスの良い駆動制御を行うことが
でき、よって、微細且つ高精度のチルト制御動作を実現
することができる。
【0056】さらに、フォーカス方向およびトラッキン
グ方向に垂直な方向に磁界が生じるように磁気回路を配
したので、レンズホルダー15がフォーカス方向、トラ
ッキング方向およびチルト方向に変位しても、各コイル
とマグネットおよびヨークとの間隔がほぼ一定となり、
ほぼ一定の磁界が各コイルに常に印加されるようにな
る。よって、如何なる変位位置においても安定した駆動
力(フォーカス方向、トラッキング方向、チルト方向の
推進力)が得られるようになる。
【0057】なお、上記実施の形態では、対物レンズ駆
動アクチュエータのみを説明したが、光学系や光検出
器、エラー信号生成回路(チルトエラー信号生成用のも
のを含む)は従来周知のものを採用すればよい。たとえ
ば、出願人が先に出願した特願2001−266050
号に記載の光学系や光検出器、エラー信号生成回路をそ
のまま採用することができる。
【0058】図13に、上記ピックアップ装置の構成例
を示す。光ピックアップ装置には、上記対物レンズ駆動
アクチュエータと共に、光学系と光検出器が配備されて
いる。光検出器の出力はプリアンプによって増幅され、
信号生成回路に供給される。信号生成回路では、光検出
器からの出力信号を基に、フォーカスエラー信号、トラ
ッキングエラー信号およびチルトエラー信号が生成され
る。かかるエラー信号はサーボ回路に供給され、ここで
サーボ信号(フォーカス制御信号、トラッキング制御信
号およびチルト制御信号)が生成される。かかるサーボ
信号が、上記ワイヤーを介して、フォーカスコイル、ト
ラッキングコイルおよびチルトコイルに供給される。し
かして、対物レンズがフォーカス方向、トラッキング方
向およびチルト方向に駆動制御され、これにより光ピッ
クアップ装置からのレーザビームがディスクのトラック
上に適正に収束される。
【0059】以上、本発明に係る実施の形態について説
明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されるもの
ではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまで
もない。たとえば、図6〜図12に示した実施の形態で
は、マグネット13とヨーク14を2組配するようにし
たが、十分な駆動力が得られる場合には、橋部12aの
装着されるマグネットおよびヨークのみとしてもよい。
また、実施の形態のようにコイル装着用の突部または爪
部を配した方が各コイルの位置決めが容易で装着作業も
簡便となるが、これに代えて、かかる突部等を配するこ
となく、各コイルを直接、コイルホルダーや他のコイル
上に接着するようにしても良い。その他、各部の配置、
寸法、組み立て手順および固着方法も適宜変更可能であ
る。
【0060】本発明の実施の形態は、本発明の技術的思
想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0061】
【発明の効果】以上、本発明によれば、フォーカス制御
用およびトラッキング制御用のコイルと共にチルト制御
用のコイルを可動部側のコイル保持体に配し、これら各
コイルに磁界を印加する磁気回路を共通化したので、光
ピックアップ装置の省スペース化および小型化・低コス
ト化を図ることができ、且つ、高精度のチルト補正が可
能なチルト補正機構を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るコイルアセンブリの外観を
示す図
【図2】 実施の形態に係るレンズホルダーの外観を示
す図
【図3】 実施の形態に係るアクチュエータの外観を示
す図
【図4】 実施の形態に係るアクチュエータの外観を示
す図
【図5】 実施の形態に係るアクチュエータの上面図お
よび断面図
【図6】 他の実施の形態に係るコイルアセンブリの外
観を示す図
【図7】 他の実施の形態に係るコイルホルダーの外観
を示す図
【図8】 他の実施の形態に係るレンズホルダーの外観
を示す図
【図9】 他の実施の形態に係るアクチュエータの外観
を示す図
【図10】他の実施の形態に係る磁気回路の概観を示す
【図11】他の実施の形態に係るアクチュエータの外観
を示す図
【図12】他の実施の形態に係るアクチュエータの上面
図および断面図
【図13】実施の形態に係るピックアップ装置およびそ
の他の回路を示す図
【符号の説明】
1 コイルアセンブリ(可動部) 2 フレーム(基体) 3 マグネット 4 ヨーク 5 対物レンズ 11 コイルアセンブリ(可動部) 12 フレーム(基体) 13 マグネット 14 ヨーク 15 レンズホルダー(可動部) 16 対物レンズ 100 フォーカスコイル 200 レンズホルダー 202 突条部 203 突部 207 爪部 301 トラッキングコイル 302 トラッキングコイル 401 チルトコイル 402 チルトコイル 500 フォーカスコイル 600 コイルホルダー 601 突条部 602 突部 604 爪部 701 トラッキングコイル 702 トラッキングコイル 801 チルトコイル 802 チルトコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永冨 謙司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 土屋 洋一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5D118 AA01 AA04 AA13 EA02 EB07 EC04 ED05 ED08 ED10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部側のコイル保持体に配されたコイ
    ル手段と、基体側に配された磁気回路手段との間の電磁
    駆動力によって対物レンズを駆動制御する光ピックアッ
    プ装置において、 前記コイル保持体にフォーカス制御用およびトラッキン
    グ制御用のコイルの他、チルト制御用のコイルを配する
    と共に、 前記磁気回路中の一つのエアギャップ中に、前記フォー
    カス制御用、トラッキング制御用およびチルト制御用の
    各コイルの一部が介挿されるように、前記磁気回路と前
    記各コイルとを配したことを特徴とする光ピックアップ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記エアギャップに
    生じる磁界の向きがトラッキング方向とフォーカス方向
    にほぼ直交するように、前記磁気回路を配したことを特
    徴とする光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記フォー
    カス制御用のコイルとチルト制御用のコイルは、それぞ
    れフォーカス方向に分割して配置されるようにして前記
    コイル保持体に配備され、前記トラッキング制御用のコ
    イルは、少なくともその一部が、これらフォーカス制御
    用のコイルとチルト制御用のコイルに交差するようにし
    て前記コイル保持体に配備され、当該コイルの交差部分
    が前記磁気回路のエアギャップ中に介挿されることを特
    徴とする光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記フォーカス制御
    用のコイルは前記コイル保持体の上部外周に巻回するよ
    うにして配備され、前記チルト制御用のコイルは前記コ
    イル保持手段の裏側周縁部に配された突出部に巻回する
    ようにして配備され、前記トラッキング制御用コイル
    は、前記コイル保持体の外周部から突出した突出部に巻
    回すうよるに配備されていることを特徴とする光ピック
    アップ装置。
  5. 【請求項5】 コイル保持体に配されたコイル手段と、
    基体に配された磁気回路手段との間の電磁駆動力によっ
    て対物レンズをフォーカス方向、トラッキング方向およ
    びチルト方向に駆動制御する光ピックアップ装置であっ
    て、 前記コイル保持体の上部、下部および側部に、フォーカ
    ス制御用コイル、チルト制御用コイルおよびトラッキン
    グ制御用コイルをそれぞれ巻回保持するための突出部を
    各コイルの少なくとも一部が交差する位置に配し、 前記磁気回路のエアギャップに生じる磁界の向きがトラ
    ッキング方向とフォーカス方向にほぼ直交するように前
    記磁気回路を配し、 前記それぞれの突出部に前記各コイルを巻回保持させた
    前記コイル保持体を、前記各コイルの交差部分が前記エ
    アギャップ中に介挿されるように配置した、 ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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