JP2003173429A - 非接触型情報記録媒体 - Google Patents

非接触型情報記録媒体

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JP2003173429A
JP2003173429A JP2001372754A JP2001372754A JP2003173429A JP 2003173429 A JP2003173429 A JP 2003173429A JP 2001372754 A JP2001372754 A JP 2001372754A JP 2001372754 A JP2001372754 A JP 2001372754A JP 2003173429 A JP2003173429 A JP 2003173429A
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JP
Japan
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antenna
interposer
module
contact type
recording medium
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JP2001372754A
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English (en)
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Toru Maruyama
徹 丸山
Mitsugi Saito
貢 齋藤
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターポーザに絶縁層を容易に形成すると
ともに、ICモジュールが破壊されたり、アンテナが傷
つけられたりすることを防止する。 【解決手段】 表面にコイル状のアンテナ112が形成
されるとともにアンテナ112の両端にランド部117
が形成された樹脂シート115と、樹脂シート117上
に搭載され、アンテナ112を介して非接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール11
1が搭載されたインターポーザ130とを少なくとも有
してなる非接触型ICラベル100において、ICモジ
ュール111とアンテナ112とを、インターポーザ1
30が樹脂シート115上に搭載された際に互いに対向
しない領域にそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード
や非接触型ICラベル等の非接触型情報記録媒体に関
し、特に、非接触型ICモジュールが搭載されたインタ
ーポーザを用いた非接触型情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展に伴って、情報
をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等
が行われている。また、商品等に貼付されるラベルに情
報を記録し、このラベルを用いての商品等の管理も行わ
れている。
【0003】このようなカードやラベルを用いた情報管
理においては、カードやラベルに対して非接触状態にて
情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが
搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベルが
その優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
【0004】非接触状態にて情報の書き込み及び読み出
しが可能な非接触型ICカードや非接触型ICラベルに
おいては、交流磁界によるコイルの相互誘導を利用した
電磁結合方式によるものや、2つのコイルの誘電磁束に
よる誘起電力を利用した電磁誘導方式によるのものや、
マイクロ波によってデータを送受信するマイクロ波方式
によるものや、カードあるいはラベル側と外部に設けら
れた情報書込/読出側のアンテナ間をコンデンサ原理で
帯電させて通信を行う静電結合方式によるものや、近赤
外線光を高速で点滅させて光のエネルギー変調を用いた
光方式によるもの等があるが、この中でも、2つのコイ
ルの誘電磁束による誘起電力を利用した電磁誘導方式に
よるものは、透過性に優れ、データ伝送の信頼性が高い
ことから最も多く利用されている。
【0005】電磁誘導方式による非接触型ICカードや
非接触型ICラベルにおいては、ベース基材上におい
て、コイル状のアンテナが形成されるとともに、このア
ンテナを介して非接触情報にて情報の書き込み及び読み
出しが可能なICモジュールがアンテナと接続された状
態で搭載されており、このアンテナを介してICモジュ
ールに電源が供給されるとともに、ICモジュールに書
き込まれた情報が読み出されたりICモジュールに情報
が書き込まれたりしている。
【0006】ここで、上述したような電磁誘導方式によ
る非接触型ICカードや非接触型ICラベルにおいて
は、ベース基材上にてコイル状のアンテナとICモジュ
ールとが接続されているが、ICモジュールがコイル状
のアンテナのループ内に設けられている場合、コイル状
のアンテナの一端と他端とをそれぞれICモジュールに
接続するためには、ICモジュールの接続部分から延び
てコイル形状を形成したアンテナがコイル形状となった
アンテナ上を跨ぐようにして再度コイルのループ内に導
かれ、ICモジュールと接続されることになる。ところ
が、コイル形状を形成している部分のアンテナとこのア
ンテナを跨ぐ部分とにおいては互いに電気的に絶縁され
る必要があるため、例えば、アンテナを印刷にて形成す
る場合、コイル形状を形成している部分のアンテナとこ
のアンテナを跨ぐ部分とを別工程にて印刷しなければな
らず手間と時間がかかってしまう。
【0007】そこで、アンテナを形成する工程における
作業の簡略化及びコストの低減を図るために、ICモジ
ュールが搭載されたインターポーザを用い、このインタ
ーポーザを、コイル形状を形成している部分のアンテナ
を跨ぐように設け、それにより、アンテナとICモジュ
ールとを接続することが行われている。
【0008】図5は、従来の非接触型ICラベルの構造
の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
【0009】本従来例における非接触型ICラベルは図
5に示すように、表面にコイル状のアンテナ712が形
成された樹脂シート715と、外部に設けられた情報書
込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりアンテナ
712を介して電流が供給され非接触状態にて情報の書
き込み及び読み出しが行われるICモジュール711が
搭載されたインターポーザ730とからなるインレット
710上に、情報が印字可能に構成された表面シート7
20が接着剤層750を介して積層されて構成されてい
る。なお、ICモジュール711は、インターポーザ7
30上において、インターポーザ730が樹脂シート7
15上に搭載された際にアンテナ712と対向する位置
に搭載されている。
【0010】また、インターポーザ730は、基材フィ
ルム731と、基材フィルム731上にICモジュール
711と接続されて形成され、インターポーザ730が
樹脂シート715上に搭載された際に、樹脂シート71
5上にアンテナ712と接続されて形成されたランド部
717と接触することによりアンテナ712とICモジ
ュール711とを接続するための金属層732と、IC
モジュール711上に積層され、インターポーザ730
が樹脂シート715上に搭載された際にアンテナ712
とICモジュール711及び金属層732とを絶縁する
ための絶縁層733とから構成されている。
【0011】上記のように構成された非接触型ICラベ
ル700においては、外部に設けられた情報書込/読出
装置に近接させることにより、情報書込/読出装置から
の電磁誘導によりアンテナ712からランド部717を
介してICモジュール711に電流を供給し、それによ
り、非接触状態において、情報書込/読出装置からIC
モジュール711に情報を書き込んだり、ICモジュー
ル711に書き込まれた情報を情報書込/読出装置にて
読み出したりする。
【0012】以下に、上述した非接触型ICラベル70
0の製造方法について説明する。
【0013】まず、基材フィルム731上に2つの金属
層732が互いに所定の間隔を有して形成されたインタ
ーポーザ730上において、2つの金属層732を跨ぐ
ようにICモジュール711を搭載する。
【0014】次に、インターポーザ730上において、
インターポーザ730が樹脂シート715上に搭載され
た際にアンテナ712と対向する領域に絶縁層733を
形成する。なお、絶縁層733の形成においては、例え
ば、絶縁テープを樹脂シート715上に貼付すること等
により行うが、この際、絶縁層733によってICモジ
ュール711を覆うようにする。
【0015】また、樹脂シート715上において、コイ
ル状のアンテナ712を形成するとともに、アンテナ7
12の両端に、樹脂シート715上にインターポーザ7
30が搭載された際に金属層732と接続されるための
ランド部717をそれぞれ形成する。
【0016】次に、インターポーザ730を、ICモジ
ュール711が搭載された面が樹脂シート715と対向
するように樹脂シート715上に搭載する。この際、絶
縁層733が絶縁テープである場合は、インターポーザ
730が絶縁テープによって樹脂シート715上に仮接
着される。
【0017】次に、インターポーザ730の金属層73
2と樹脂シート715上に形成されたランド部717と
を導電接着剤や超音波接着や熱接着等によって接着す
る。これにより、ICモジュール711とアンテナ71
2とが金属層732及びランド部717を介して互いに
接続され、インレット710が作製される。
【0018】次に、インレット710上に接着剤層75
0を介して表面シート720を積層する。
【0019】その後、表面シート720に所定の情報を
印字する。なお、このように表面シート720に情報を
印字する場合は、表面シート720を感熱合成紙等の印
字可能なものとする必要がある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の非接触型ICラベル等のようなインター
ポーザを用いた非接触型情報記録媒体においては、イン
ターポーザ上の絶縁層を形成する領域にICモジュール
が搭載されているため、絶縁層の形成面に凹凸が存在
し、絶縁層を形成することが困難であるという問題点が
ある。特に、絶縁層の形成を、絶縁テープを貼付するこ
とにより行う場合は、絶縁テープによってこの凹凸を吸
収しなければならない。また、ICモジュールを覆うよ
うに絶縁テープを貼付することになるため、絶縁テープ
を貼付する際の貼付圧力をICモジュールが破壊されな
い程度のものに規定する必要が生じてしまう。
【0021】また、アンテナと対向する位置にICモジ
ュールが搭載されるため、インターポーザが樹脂シート
上に搭載された後、ICモジュール周辺に圧力やこすれ
等の外力が加わった場合、ICモジュールのエッジ部分
等によって絶縁層が破壊され、その後、ICモジュール
によってアンテナが傷つけられ、アンテナパターンがシ
ョートしてしまう虞れがある。
【0022】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、インターポ
ーザに絶縁層を容易に形成することができるとともに、
ICモジュールが破壊されたり、アンテナが傷つけられ
たりすることを防止することができる非接触型情報記録
媒体を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、表面にコイル状のアンテナが形成されると
ともに前記アンテナの両端にランド部が形成されたベー
ス基材と、前記ベース基材上に搭載され、前記アンテナ
を介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが
可能なICモジュールが搭載されたインターポーザとを
少なくとも有し、前記インターポーザが前記ベース基材
に搭載された際に、前記インターポーザ上に前記ICモ
ジュールと接続されて形成された金属層と前記ランド部
とが接触することにより前記ICモジュールと前記アン
テナとが接続される非接触型情報記録媒体において、前
記ICモジュールと前記アンテナとは、前記インターポ
ーザが前記ベース基材上に搭載された際に互いに対向し
ない領域にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
【0024】また、前記インターポーザは、前記ベース
基材上に搭載された際に前記アンテナと接する領域に絶
縁層を有することを特徴とする。
【0025】また、前記ベース基材は、前記アンテナが
形成された領域のうち、前記インターポーザが搭載され
た際に該インターポーザと対向する領域に前記アンテナ
上に形成された絶縁層を有することを特徴とする。
【0026】また、前記絶縁層は、接着性を有すること
を特徴とする。
【0027】また、前記アンテナは、コイル状のループ
の最も内側のループの前記ランド部から延びた辺のパタ
ーンが、隣接するアンテナのパターンから少なくとも前
記ICモジュールの大きさだけ離れて形成され、前記I
Cモジュールは、前記インターポーザが前記ベース基材
上に搭載された際に、前記コイル状のループの最も内側
のループの前記ランド部から延びた辺のパターンと該パ
ターンに隣接するパターンとの間の領域に対向するよう
に前記インターポーザに搭載されていることを特徴とす
る。
【0028】また、前記アンテナは、前記インターポー
ザが前記ベース基材上に搭載された際に前記インターポ
ーザによって跨がれる部分のパターンのうち互いに隣接
する2本のパターンが、少なくともICモジュールの大
きさだけ離れた間隔を有して形成され、前記ICモジュ
ールは、前記インターポーザが前記ベース基材上に搭載
された際に、前記2本のパターンの間の領域に対向する
ように前記インターポーザに搭載されていることを特徴
とする。
【0029】また、前記ベース基材は、前記インターポ
ーザが搭載された際に前記ICモジュールと対向する領
域に、少なくとも前記ICモジュールの大きさよりも大
きな穴を有することを特徴とする。
【0030】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、ICモジュールが搭載されたインターポーザ
が、アンテナが形成されたベース基材上に搭載された
際、インターポーザのICモジュールが搭載された面と
ベース基材のアンテナが形成された面とが対向するもの
の、ICモジュールとアンテナとは、インターポーザが
ベース基材上に搭載された際に互いに対向しない領域に
それぞれ設けられているので、インターポーザがベース
基材上に搭載された際、ICモジュールに対向する領域
にはアンテナが形成されておらず、それにより、ICモ
ジュールによってアンテナが傷ついてしまうことが防止
される。
【0031】また、インターポーザ上において、ベース
基材上に搭載された際にアンテナと接する領域に絶縁層
を設ける場合は、インターポーザのアンテナと対向する
領域にはICモジュールが搭載されていないので、絶縁
層を形成する領域に凹凸が存在せず、それにより、絶縁
層の形成が容易になるとともに、絶縁層として絶縁テー
プを用いた場合、絶縁テープを貼付する際の貼付圧力に
制限がなくなる。
【0032】また、ベース基材において、インターポー
ザが搭載された際にICモジュールに対向する領域にI
Cモジュールの大きさよりも大きな穴が形成されている
場合は、インターポーザがベース基材上に搭載された際
にICモジュールがこの穴に入り込む構成となり、非接
触型情報記録媒体の平滑性が向上するとともに、外力に
よるICモジュールの破壊が防止される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態
においては、非接触型情報記録媒体として非接触型IC
ラベルを例に挙げて説明するが、本発明は非接触型IC
ラベルに限らず、電磁誘導方式によって非接触状態にて
情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型情報記録
媒体であって、インターポーザを用いたものであれば非
接触型ICカード等、他の非接触型情報記録媒体であっ
てもよい。
【0034】(第1の実施の形態)図1は、本発明の非
接触型情報記録媒体の第1の実施の形態を示す図であ
り、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面図であ
る。
【0035】本形態における非接触型ICラベルは図1
に示すように、表面にコイル状のアンテナ112が形成
されたベース基材となる樹脂シート115と、外部に設
けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導
によりアンテナ112を介して電流が供給され非接触状
態にて情報の書き込み及び読み出しが行われるICモジ
ュール111が搭載されたインターポーザ130とから
なるインレット110上に、情報が印字可能に構成され
た表面シート120が接着剤層150を介して積層され
て構成されている。
【0036】また、インターポーザ130は、基材フィ
ルム131と、基材フィルム131上にICモジュール
111と接続されて形成され、インターポーザ130が
樹脂シート115上に搭載された際に、樹脂シート11
5上にアンテナ112と接続されて形成されたランド部
117と接触することによりアンテナ112とICモジ
ュール111とを接続するための金属層132と、金属
層132上に積層され、インターポーザ130が樹脂シ
ート115上に搭載された際にアンテナ112と金属層
132とを絶縁するための絶縁層133とから構成され
ている。
【0037】以下に、インターポーザ130に搭載され
たICモジュール111と樹脂シート115に形成され
たアンテナ112との配置について詳細に説明する。
【0038】樹脂シート115上においては、コイル状
のアンテナ112が形成され、また、アンテナ112の
両端には、インターポーザ130に形成された金属層1
32と接続されるためのランド部117が形成されてい
る。ここで、コイル状のアンテナ112のうち最も内側
のループのランド部117から延びた辺のアンテナパタ
ーンは、隣接するアンテナパターンから少なくともIC
モジュール111の大きさだけ離れて形成されている。
【0039】一方、インターポーザ130においては、
金属層132がランド部117と接触するように樹脂シ
ート115上に搭載された際に、上述した、コイル状の
アンテナ112のうち最も内側のループのランド部11
7から延びた辺のアンテナパターンとそのアンテナパタ
ーンと隣接するアンテナパターンとの間の領域と対向す
るような領域にICモジュール111が搭載されてい
る。
【0040】上記のように構成された非接触型ICラベ
ル100においては、外部に設けられた情報書込/読出
装置に近接させることにより、情報書込/読出装置から
の電磁誘導によりアンテナ112からランド部117を
介してICモジュール111に電流を供給し、それによ
り、非接触状態において、情報書込/読出装置からIC
モジュール111に情報を書き込んだり、ICモジュー
ル111に書き込まれた情報を情報書込/読出装置にて
読み出したりする。
【0041】以下に、上述した非接触型ICラベル10
0の製造方法について説明する。
【0042】まず、基材フィルム131上に2つの金属
層132が互いに所定の間隔を有して形成されたインタ
ーポーザ130上において、2つの金属層132を跨ぐ
ようにICモジュール111を搭載する。
【0043】次に、インターポーザ130上において、
インターポーザ130が樹脂シート115上に搭載され
た際にアンテナ112と対向する領域に絶縁層133を
形成する。なお、絶縁層133の形成においては、例え
ば、絶縁テープを樹脂シート115上に貼付すること等
により行うが、本形態においては、インターポーザ13
0が樹脂シート115上に搭載された際にアンテナ11
2と対向する領域には、ICモジュール111が搭載さ
れておらず、金属層132が形成されているのみである
ため、この金属層132上に絶縁テープを貼付する。
【0044】図2は、図1に示した非接触型ICラベル
100にてインターポーザ130に絶縁テープを貼付す
る工程を説明するための図である。
【0045】図2に示すように、インターポーザ130
は複数のものが連なって作製されるため、金属層132
が形成され、またICモジュール111が搭載されたイ
ンターポーザ130上に、ロール状に巻かれた絶縁テー
プ133aを連続的に貼付することになる。ここで、本
形態においては、絶縁テープ133aが貼付される領域
にはICモジュール111が搭載されておらずに金属層
132が形成されているのみであるため、凹凸が存在せ
ず、それにより、絶縁テープ133aの貼付作業が容易
になるとともに、絶縁テープ133aを貼付する際の貼
付圧力に制限がなくなる。
【0046】また、樹脂シート115上において、コイ
ル状のアンテナ112を形成するとともに、アンテナ1
12の両端に、樹脂シート115上にインターポーザ1
30が搭載された際に金属層132と接続されるための
ランド部117をそれぞれ形成する。ここで、本形態に
おいては、コイル状のアンテナ112のうち最も内側の
ループのランド部117から延びた辺のアンテナパター
ンが、隣接するアンテナパターンから少なくともICモ
ジュール111の大きさだけ離れるようにアンテナ11
2が形成される。
【0047】次に、インターポーザ130を、ICモジ
ュール111が搭載された面が樹脂シート115と対向
するように樹脂シート115上に搭載する。この際、絶
縁層133が絶縁テープである場合は、インターポーザ
130が絶縁テープによって樹脂シート115上に仮接
着される。
【0048】次に、インターポーザ130の金属層13
2と樹脂シート115上に形成されたランド部117と
を導電接着剤や超音波接着や熱接着等によって接着す
る。これにより、ICモジュール111とアンテナ11
2とが金属層132及びランド部117を介して互いに
接続され、インレット110が作製される。
【0049】次に、インレット110上に接着剤層15
0を介して表面シート120を積層する。
【0050】その後、表面シート120に所定の情報を
印字する。なお、このように表面シート120に情報を
印字する場合は、表面シート120を感熱合成紙等の印
字可能なものとする必要がある。
【0051】上述したように本形態においては、インタ
ーポーザ130が、ICモジュール111が搭載された
面が樹脂シート115と対向するように樹脂シート11
5上に搭載されるものの、インターポーザ130に搭載
されたICモジュール111は、コイル状のアンテナ1
12のうち最も内側のループのランド部117から延び
た辺のアンテナパターンとそのアンテナパターンと隣接
するアンテナパターンとの間の領域に対向するように配
置されているため、インターポーザ130が樹脂シート
115に搭載された際、ICモジュール111に対向す
る領域にはアンテナ112が形成されておらず、それに
より、ICモジュール111によってアンテナ112が
傷ついてしまうことが防止される。
【0052】また、絶縁層133として上述したような
絶縁テープ133aのような接着性を有するものを用い
ることにより、インターポーザ130と樹脂シート11
5との接着が、金属層132とランド部117との間の
接着のみではなく、絶縁層133による接着にもよるこ
とになり、それにより、金属層132とランド部117
との接着部分にかかる負荷を軽減することができる。
【0053】(第2の実施の形態)図3は、本発明の非
接触型情報記録媒体の第2の実施の形態を示す図であ
り、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面図であ
る。
【0054】本形態における非接触型ICラベルは図3
に示すように、表面にコイル状のアンテナ212が形成
された樹脂シート215と、外部に設けられた情報書込
/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりアンテナ2
12を介して電流が供給され非接触状態にて情報の書き
込み及び読み出しが行われるICモジュール211が搭
載されたインターポーザ230とからなるインレット2
10上に、情報が印字可能に構成された表面シート22
0が接着剤層250を介して積層されて構成されてい
る。
【0055】また、インターポーザ230は、基材フィ
ルム231と、基材フィルム231上にICモジュール
211と接続されて形成され、インターポーザ230が
樹脂シート215上に搭載された際に、樹脂シート21
5上にアンテナ212と接続されて形成されたランド部
217と接触することによりアンテナ212とICモジ
ュール211とを接続するための金属層232と、金属
層232上に積層され、インターポーザ230が樹脂シ
ート215上に搭載された際にアンテナ212と金属層
232とを絶縁するための絶縁層233とから構成され
ている。
【0056】以下に、インターポーザ230に搭載され
たICモジュール211と樹脂シート215に形成され
たアンテナ212との配置について詳細に説明する。
【0057】樹脂シート215上においては、コイル状
のアンテナ212が形成され、また、アンテナ212の
両端には、インターポーザ230に形成された金属層2
32と接続されるためのランド部217が形成されてい
る。ここで、コイル状のアンテナ212のうちインター
ポーザ230によって跨がれる部分のアンテナパターン
においては、その部分のアンテナパターンのうち互いに
隣接する2本のアンテナパターンが、少なくともICモ
ジュール211の大きさだけ離れた間隔を有して形成さ
れている。
【0058】一方、インターポーザ230においては、
金属層232がランド部217と接触するように樹脂シ
ート215上に搭載された際に、上述した、少なくとも
ICモジュール211の大きさだけ離れた間隔を有して
形成された2本のアンテナパターンの間の領域と対向す
るような領域にICモジュール211が搭載されてい
る。
【0059】このため、本形態においても、絶縁層23
3が形成される領域にはICモジュール211が搭載さ
れておらずに金属層232が形成されているのみとな
り、凹凸が存在せず、それにより、樹脂シート215上
における絶縁層233の形成が容易になるとともに、絶
縁層233として絶縁テープを用いた場合に絶縁テープ
を貼付する際の貼付圧力に制限がなくなる。
【0060】また、インターポーザ230が、ICモジ
ュール211が搭載された面が樹脂シート215と対向
するように樹脂シート215上に搭載されるものの、イ
ンターポーザ230に搭載されたICモジュール211
は、コイル状のアンテナ212のうちインターポーザ2
30によって跨がれる部分のアンテナパターンにおいて
少なくともICモジュール211の大きさだけ離れた間
隔を有して形成された2本のアンテナパターンの間の領
域と対向するように配置されているため、インターポー
ザ230が樹脂シート215に搭載された際、ICモジ
ュール211に対向する領域にはアンテナ212が形成
されておらず、それにより、ICモジュール211によ
ってアンテナ212が傷ついてしまうことが防止され
る。
【0061】上述したような非接触型ICラベル200
においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近
接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘
導によりアンテナ212からランド部217を介してI
Cモジュール211に電流を供給し、それにより、非接
触状態において、情報書込/読出装置からICモジュー
ル211に情報を書き込んだり、ICモジュール211
に書き込まれた情報を情報書込/読出装置にて読み出し
たりする。
【0062】(第3の実施の形態)図4は、本発明の非
接触型情報記録媒体の第3の実施の形態を示す図であ
り、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面図であ
る。
【0063】本形態における非接触型ICラベルは図4
に示すように、表面にコイル状のアンテナ312が形成
された樹脂シート315と、外部に設けられた情報書込
/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりアンテナ3
12を介して電流が供給され非接触状態にて情報の書き
込み及び読み出しが行われるICモジュール311が搭
載されたインターポーザ330とからなるインレット3
10上に、情報が印字可能に構成された表面シート32
0が接着剤層350を介して積層されて構成されてお
り、また、樹脂シート315には、インターポーザ33
0が樹脂シート315上に搭載された際にICモジュー
ル311に対向する領域にICモジュール311の大き
さよりも大きな穴340が形成されている。
【0064】また、インターポーザ330は、基材フィ
ルム331と、基材フィルム331上にICモジュール
311と接続されて形成され、インターポーザ330が
樹脂シート315上に搭載された際に、樹脂シート31
5上にアンテナ312と接続されて形成されたランド部
317と接触することによりアンテナ312とICモジ
ュール311とを接続するための金属層332と、金属
層332上に積層され、インターポーザ330が樹脂シ
ート315上に搭載された際にアンテナ312と金属層
332とを絶縁するための絶縁層333とから構成され
ている。
【0065】以下に、インターポーザ330に搭載され
たICモジュール311と樹脂シート315に形成され
たアンテナ312との配置について詳細に説明する。
【0066】樹脂シート315上においては、コイル状
のアンテナ312が形成され、また、アンテナ312の
両端には、インターポーザ330に形成された金属層3
32と接続されるためのランド部317が形成されてい
る。ここで、コイル状のアンテナ312のうち最も内側
のループのランド部317から延びた辺のアンテナパタ
ーンは、隣接するアンテナパターンから少なくともIC
モジュール311の大きさだけ離れて形成されている。
また、この領域においては、後述するように、インター
ポーザ330が樹脂シート315上に搭載された際にI
Cモジュール311が対向するようになるが、インター
ポーザ330が樹脂シート315上に搭載された際にI
Cモジュール311が対向する領域に、ICモジュール
311の大きさよりも大きな穴340が形成されてい
る。
【0067】一方、インターポーザ330においては、
金属層332がランド部317と接触するように樹脂シ
ート315上に搭載された際に、上述した、コイル状の
アンテナ312のうち最も内側のループのランド部31
7から延びた辺のアンテナパターンとそのアンテナパタ
ーンと隣接するアンテナパターンとの間の領域と対向す
るような領域にICモジュール311が搭載されてい
る。
【0068】上記のように構成された非接触型ICラベ
ル300においては、外部に設けられた情報書込/読出
装置に近接させることにより、情報書込/読出装置から
の電磁誘導によりアンテナ312からランド部317を
介してICモジュール311に電流を供給し、それによ
り、非接触状態において、情報書込/読出装置からIC
モジュール311に情報を書き込んだり、ICモジュー
ル311に書き込まれた情報を情報書込/読出装置にて
読み出したりする。
【0069】以下に、上述した非接触型ICラベル30
0の製造方法について説明する。
【0070】まず、基材フィルム331上に2つの金属
層332が互いに所定の間隔を有して形成されたインタ
ーポーザ330上において、2つの金属層332を跨ぐ
ようにICモジュール311を搭載する。
【0071】次に、インターポーザ330上において、
インターポーザ330が樹脂シート315上に搭載され
た際にアンテナ312と対向する領域に絶縁層333を
形成する。なお、絶縁層333の形成においては、例え
ば、絶縁テープを樹脂シート315上に貼付すること等
により行うが、本形態においては、インターポーザ33
0が樹脂シート315上に搭載された際にアンテナ31
2と対向する領域には、ICモジュール311が搭載さ
れておらず、金属層332が形成されているのみである
ため、この金属層332上に絶縁テープを貼付する。
【0072】また、樹脂シート315上において、コイ
ル状のアンテナ312を形成するとともに、アンテナ3
12の両端に、樹脂シート315上にインターポーザ3
30が搭載された際に金属層332と接続されるための
ランド部317をそれぞれ形成する。ここで、本形態に
おいては、コイル状のアンテナ312のうち最も内側の
ループのランド部317から延びた辺のアンテナパター
ンが、隣接するアンテナパターンから少なくともICモ
ジュール311の大きさだけ離れるようにアンテナ31
2が形成される。
【0073】次に、樹脂シート315の、インターポー
ザ330が樹脂シート315上に搭載された際にICモ
ジュール311に対向する領域にICモジュール311
の大きさよりも大きな穴340を形成する。
【0074】次に、インターポーザ330を、ICモジ
ュール311が搭載された面が樹脂シート315と対向
するように樹脂シート315上に搭載する。この際、絶
縁層333が絶縁テープである場合は、インターポーザ
330が絶縁テープによって樹脂シート315上に仮接
着される。また、インターポーザ330に搭載されたI
Cモジュール311が樹脂シート315に形成された穴
340に入り込む。
【0075】次に、インターポーザ330の金属層33
2と樹脂シート315上に形成されたランド部317と
を導電接着剤や超音波接着や熱接着等によって接着す
る。これにより、ICモジュール311とアンテナ31
2とが金属層332及びランド部317を介して互いに
接続され、インレット310が作製される。
【0076】次に、インレット310上に接着剤層35
0を介して表面シート320を積層する。
【0077】その後、表面シート320に所定の情報を
印字する。なお、このように表面シート320に情報を
印字する場合は、表面シート320を感熱合成紙等の印
字可能なものとする必要がある。
【0078】上述したように本形態においては、絶縁層
333が形成される領域にはICモジュール311が搭
載されておらずに金属層332が形成されているのみで
あるため、凹凸が存在せず、それにより、絶縁層333
の形成が容易になるとともに、絶縁層333として絶縁
テープを用いた場合、絶縁テープを貼付する際の貼付圧
力に制限がなくなる。
【0079】また、インターポーザ330が、ICモジ
ュール311が搭載された面が樹脂シート315と対向
するように樹脂シート315上に搭載されるものの、イ
ンターポーザ330に搭載されたICモジュール311
は、コイル状のアンテナ312のうち最も内側のループ
のランド部317から延びた辺のアンテナパターンとそ
のアンテナパターンと隣接するアンテナパターンとの間
の領域に対向するように配置されているため、インター
ポーザ330が樹脂シート315に搭載された際、IC
モジュール311と対向する領域にはアンテナ312が
形成されておらず、それにより、ICモジュール311
によってアンテナ312が傷ついてしまうことが防止さ
れる。
【0080】また、樹脂シート315に、インターポー
ザ330が樹脂シート315上に搭載された際にICモ
ジュール311に対向する領域にICモジュール311
の大きさよりも大きな穴340が形成されているため、
インターポーザ330が樹脂シート315上に搭載され
た際にICモジュール311がこの穴340に入り込む
構成となり、非接触型ICラベルの平滑性が向上し、表
面シート320に対する情報の印字等を容易に行うこと
ができ、また、外力が加わった場合にICモジュール3
11にかかる圧力が軽減され、ICモジュール311の
破壊が防止される。
【0081】なお、本形態においては、第1の実施の形
態にて説明した非接触型ICラベル100の樹脂シート
115上に穴340を形成したものについて説明した
が、第2の実施の形態にて説明した非接触型ICラベル
200の樹脂シート215に対しても、インターポーザ
が搭載された際にICモジュールと対向する領域に穴を
形成することも考えられる。
【0082】また、上述した実施の形態においては、イ
ンターポーザ130,230,330のアンテナ11
2,212,312と対向する領域に絶縁層133,2
33,333がそれぞれ形成されているが、アンテナ1
22,212,312のインターポーザ130,23
0,330に対向する領域に絶縁層を形成しておくこと
も考えられる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
表面にコイル状のアンテナが形成されるとともにアンテ
ナの両端にランド部が形成されたベース基材と、ベース
基材上に搭載され、アンテナを介して非接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールが搭
載されたインターポーザとを少なくとも有し、インター
ポーザがベース基材に搭載された際に、インターポーザ
上にICモジュールと接続されて形成された金属層とラ
ンド部とが接触することによりICモジュールとアンテ
ナとが接続される非接触型情報記録媒体において、IC
モジュールとアンテナとが、インターポーザがベース基
材上に搭載された際に互いに対向しない領域にそれぞれ
設けられているため、ICモジュールが搭載されたイン
ターポーザが、アンテナが形成されたベース基材上に搭
載された際、インターポーザのICモジュールが搭載さ
れた面とベース基材のアンテナが形成された面とが対向
するものの、ICモジュールに対向する領域にはアンテ
ナが形成されておらず、それにより、ICモジュールに
よってアンテナが傷ついてしまうことを防止することが
できる。
【0084】また、インターポーザ上において、ベース
基材上に搭載された際にアンテナと接する領域に絶縁層
を設けたものにおいては、インターポーザのアンテナと
対向する領域にはICモジュールが搭載されていないた
め、絶縁層を形成する領域に凹凸が存在せず、それによ
り、絶縁層の形成が容易になるとともに、絶縁層として
絶縁テープを用いた場合、絶縁テープを貼付する際の貼
付圧力に制限がなくなり、ICモジュールが破壊されて
しまうことを防止することができる。
【0085】また、ベース基材において、インターポー
ザが搭載された際にICモジュールに対向する領域にI
Cモジュールの大きさよりも大きな穴が形成されている
ものにおいては、インターポーザがベース基材上に搭載
された際にICモジュールがこの穴に入り込む構成とな
り、非接触型情報記録媒体の平滑性を向上させることが
できるとともに、外力が加わった場合にICモジュール
が破壊されてしまうことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触型情報記録媒体の第1の実施の
形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
【図2】図1に示した非接触型ICラベルにてインター
ポーザに絶縁テープを貼付する工程を説明するための図
である。
【図3】本発明の非接触型情報記録媒体の第2の実施の
形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
【図4】本発明の非接触型情報記録媒体の第3の実施の
形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、
(b)は断面図である。
【図5】従来の非接触型ICラベルの構造の一例を示す
図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は断面図
である。
【符号の説明】
100,200,300 非接触型ICラベル 110,210,310 インレット 111,211,311 ICモジュール 112,212,312 アンテナ 115,215,315 樹脂シート 117,217,317 ランド部 120,220,320 表面シート 130,230,330 インターポーザ 131,231,331 基材フィルム 132,232,332 金属層 133,233,333 絶縁層 133a 絶縁テープ 150,250,350 接着剤層 340 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA19 NA08 NB15 PA02 PA14 PA18 RA04 5B035 BA03 BB09 CA01 CA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にコイル状のアンテナが形成される
    とともに前記アンテナの両端にランド部が形成されたベ
    ース基材と、前記ベース基材上に搭載され、前記アンテ
    ナを介して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出し
    が可能なICモジュールが搭載されたインターポーザと
    を少なくとも有し、前記インターポーザが前記ベース基
    材に搭載された際に、前記インターポーザ上に前記IC
    モジュールと接続されて形成された金属層と前記ランド
    部とが接触することにより前記ICモジュールと前記ア
    ンテナとが接続される非接触型情報記録媒体において、 前記ICモジュールと前記アンテナとは、前記インター
    ポーザが前記ベース基材上に搭載された際に互いに対向
    しない領域にそれぞれ設けられていることを特徴とする
    非接触型情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触型情報記録媒体
    において、 前記インターポーザは、前記ベース基材上に搭載された
    際に前記アンテナと接する領域に絶縁層を有することを
    特徴とする非接触型情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の非接触型情報記録媒体
    において、 前記ベース基材は、前記アンテナが形成された領域のう
    ち、前記インターポーザが搭載された際に該インターポ
    ーザと対向する領域に前記アンテナ上に形成された絶縁
    層を有することを特徴とする非接触型情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の非接触
    型情報記録媒体において、 前記絶縁層は、接着性を有することを特徴とする非接触
    型情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    非接触型情報記録媒体において、 前記アンテナは、コイル状のループの最も内側のループ
    の前記ランド部から延びた辺のパターンが、隣接するア
    ンテナのパターンから少なくとも前記ICモジュールの
    大きさだけ離れて形成され、 前記ICモジュールは、前記インターポーザが前記ベー
    ス基材上に搭載された際に、前記コイル状のループの最
    も内側のループの前記ランド部から延びた辺のパターン
    と該パターンに隣接するパターンとの間の領域に対向す
    るように前記インターポーザに搭載されていることを特
    徴とする非接触型情報記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    非接触型情報記録媒体において、 前記アンテナは、前記インターポーザが前記ベース基材
    上に搭載された際に前記インターポーザによって跨がれ
    る部分のパターンのうち互いに隣接する2本のパターン
    が、少なくともICモジュールの大きさだけ離れた間隔
    を有して形成され、 前記ICモジュールは、前記インターポーザが前記ベー
    ス基材上に搭載された際に、前記2本のパターンの間の
    領域に対向するように前記インターポーザに搭載されて
    いることを特徴とする非接触型情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    非接触型情報記録媒体において、 前記ベース基材は、前記インターポーザが搭載された際
    に前記ICモジュールと対向する領域に、少なくとも前
    記ICモジュールの大きさよりも大きな穴を有すること
    を特徴とする非接触型情報記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2014718A1 (en) 2003-06-18 2009-01-14 Shin-Etsu Polymer Co. Ltd. Conductive composition, and their production method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2014718A1 (en) 2003-06-18 2009-01-14 Shin-Etsu Polymer Co. Ltd. Conductive composition, and their production method

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