JP2003173214A - ジョイスティックユニット - Google Patents

ジョイスティックユニット

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JP2003173214A
JP2003173214A JP2001371779A JP2001371779A JP2003173214A JP 2003173214 A JP2003173214 A JP 2003173214A JP 2001371779 A JP2001371779 A JP 2001371779A JP 2001371779 A JP2001371779 A JP 2001371779A JP 2003173214 A JP2003173214 A JP 2003173214A
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joystick unit
stick
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JP2001371779A
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Atsuhiko Tatsuta
篤彦 辰田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部側での条件判断や演算を不要にすること
ができるジョイスティックユニットを提供する。 【構成】 ジョイスティックユニットは、スティック部
15の操作方向及びその傾き具合に応じて出力値を変化
させるものである。立方体枠(筐体)10は、前記ステ
ィック部15の操作によってボリューム13,14を回
動させるための機構を支持している。この立方体枠10
の側面には、処理回路チップ21,22が装着されてい
る。処理回路チップ21,22は、前記スティック部1
5の中立点での出力に不感帯特性を持たせる回路であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はジョイスティックユニ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば家庭用ゲーム機器の操
作部や監視用VTRの再生操作部等として小型のジョイ
スティックユニットが用いられている。このジョイステ
ィックユニットは、例えば、図5(a)(b)に示すよ
うに、立方体枠(筐体)10内に第1回動部材11と第
2回動部材12を交差状に配置して成る。立方体枠10
の側面には第1ボリューム13と第2ボリューム14が
装着されており、第1ボリューム13の回転軸は第1回
動部材11の回動軸に連結され、第2ボリューム14の
回転軸は第2回動部材12の回動軸に連結されている。
スティック部15はそれが操作されることで第1回動部
材11及び第2回動部材12をそれぞれ回動させるよう
に設けられている。かかる構造により、スティック部1
5を左右斜めに操作すれば、第1ボリューム13及び第
2ボリューム14の抵抗値が変化し、この抵抗値変化に
基づく電圧変化によって、スティック部15の操作方向
や傾き具合を判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のジョイスティックユニットは、ボリューム13,1
4の回転角(抵抗値)にリニアな出力特性をそのまま利
用する形態で用いられている(図2(a)参照)。この
ため、スティック部15の中立点での機械的な誤差や中
立点への復帰誤差が出力に反映されてしまうことにな
り、この出力を受け取る外部回路側において条件判断や
演算を行うことが必要となる。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑み、外部側で
の条件判断や演算を不要にすることができるジョイステ
ィックユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のジョイスティ
ックユニットは、上記の課題を解決するために、スティ
ック部の操作方向及びその傾き具合に応じて出力値を変
化させるジョイスティックユニットにおいて、前記ステ
ィック部の中立点での出力に不感帯特性を持たせる回路
が装着されたことを特徴とする。
【0006】上記の構成であれば、ジョイスティックユ
ニットの出力として、スティック部の中立点において不
感帯特性を持たせたので、当該ジョイスティックユニッ
トの出力を受け取る外部側での条件判断や演算を不要に
することができる。
【0007】上記構成において、選択スイッチを備える
と共に、前記選択スイッチの操作によって前記不感帯特
性を変化させる回路を備えてもよい。また、ジョイステ
ィックユニット筐体部の側面に前記回路を成すチップが
装着されているのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態におけ
るジョイスティックユニットを図1乃至図4に基づいて
説明する。なお、説明の便宜上、従来例で示したジョイ
スティックユニットと同一の構成要素には同一の符号を
付記している。
【0009】図1(a)(b)に示すように、この実施
形態におけるジョイスティックユニットは、立方体枠
(筐体)10内に第1回動部材11と第2回動部材12
を交差状に配置して成る。立方体枠10の外側には第1
ボリューム13と第2ボリューム14が固着されてお
り、第1ボリューム13の回転軸は第1回動部材11の
回動軸に連結され、第2ボリューム14の回転軸は第2
回動部材12の回動軸に連結されている。スティック部
15はそれが操作されることで第1回動部材11及び第
2回動部材12をそれぞれ回動させるように設けられて
いる。かかる構造により、スティック部15を左右斜め
に操作すれば、第1ボリューム13及び第2ボリューム
14の抵抗値が変化し、この抵抗値変化に基づく電圧変
化によって、スティック部15の操作方向及び傾き具合
を判断することができる。
【0010】立方体枠10の側面には、第1ボリューム
13に電気的に接続されている第1処理回路チップ21
及び第2ボリューム14に電気的に接続されている第2
処理回路チップ22が装着されている。第1処理回路チ
ップ21は、第1ボリューム13のリニアな出力値(ポ
テンションメータの出力)を処理し、前記スティック部
15の中立点での出力に不感帯特性を持たせる。また、
第2処理回路チップ22は、第2ボリューム14のリニ
アな出力値を処理し、前記スティック部15の中立点で
の出力に不感帯特性を持たせる。図2(a)はボリュー
ム13,14のリニアな出力値を示したグラフであり、
図2(b)は処理回路チップ21,22によって不感帯
特性を持たせる処理がなされたときのジョイスティック
ユニットの出力特性を示したグラフである。この実施形
態では、図2(b)に示しているように、3種類の不感
帯特性を選択できるようにしている。これら3種類の不
感帯特性のどれを選択するかは、選択スイッチ21a,
22aを操作することで行える。
【0011】図3は、ボリューム13,14のリニアな
出力(ポテンションメータの出力)が処理回路チップ2
1,22によってどのように処理されるかを示した説明
図である。ポテンションメータの出力に対応する回転角
αが所定のプラス側閾値とマイナス側閾値との間に存在
するときには、出力値を中点の値にする。すなわち、ス
ティック部15が中点に位置するときに得られることに
なる出力値を生成して出力する。一方、回転角αが前記
プラス側閾値を越えたときには、プラス側の演算処理を
実行し、回転角αが前記マイナス側閾値を下回ったとき
には、マイナス側の演算処理を実行することになる。な
お、前記プラス側閾値及びマイナス側閾値として、3種
類(±α1,±α2,±α3)を設定しておけば、3種
類の不感帯特性を任意に選択できることになる(図2
(b)参照)。
【0012】図4は第1処理回路チップを示した回路図
である(第2処理回路チップも同じである)。図におい
て、「SELECT」は選択スイッチ21aの操作で入
力される信号であり、この信号によってスイッチS1,
S2における切替動作が実行される。
【0013】スイッチS1は、差動増幅部201,20
2の基準電圧及び比較回路203,204の基準電圧を
設定する。基準電圧は、前記3種類(α1,α2,α
3)に対応して3つ設定され、そのうちの一つが選択さ
れる。第1基準電圧はR11とR12の分圧値及びR1
4とR15の分圧値であり、第2基準電圧はR21とR
22の分圧値及びR24とR25の分圧値であり、第3
基準電圧はR31とR32の分圧値及びR34とR35
の分圧値である。
【0014】スイッチS2は差動増幅部201,202
の増幅率を設定する。増幅率は、前記3種類(±α1,
±α2,±α3)に対応して3つ設定され、そのうちの
一つが選択される。第1増幅率はR13,R16の値で
決まり、第2増幅率はR23,R26の値で決まり、第
3増幅率はR33,R36の値で決まる。
【0015】「IN」にはボリューム13のリニアな出
力(ポテンションメータの出力)が入力される。この
「IN」の入力は、プラス側の演算処理部分を成す前記
差動増幅部201及び比較回路203に供給されると共
に、マイナス側の演算処理部分を成す前記差動増幅部2
02及び比較回路204に供給される。「IN」の入力
が前記所定のプラス側閾値を越えたことが比較回路20
3の出力(Thresh1)において示されると、出力
側スイッチSはプラス側の演算処理部分の出力である差
動増幅部201の出力(OUT1)を選択する。一方、
「IN」の入力が前記所定のマイナス側閾値を下回った
ことが比較回路204の出力(Thresh2)におい
て示されると、出力側スイッチSはマイナス側の演算処
理部分の出力である差動増幅部202の出力(OUT
3)を選択する。
【0016】出力側スイッチSは、「IN」の入力が前
記所定のプラス側閾値とマイナス側閾値との間に存在す
るときには、バッファ回路205の出力(OUT2)を
選択する。バッファ回路205は、スティック部15が
中点に位置するときに得られることになる出力値を生成
して出力する回路である。この出力値は抵抗R41,R
41の分圧値によって決まる一定の値である。
【0017】出力側スイッチSの出力(OUT)がジョ
イスティックユニットにおける出力となり、外部回路は
当該出力(OUT)を受け取ることになる。当該ジョイ
スティックユニットの出力(OUT)においては、ステ
ィック部15の中立点での機械的な誤差や中立点への復
帰誤差を反映させないことになるため、この出力を受け
取る外部回路側において条件判断や演算を行うことを不
要にできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のジョイ
スティックユニットによれば、外部側での条件判断や演
算を不要にでき、このような条件判断や演算を行ってい
たマイクロコンピュータの処理を軽減でき、また、この
ような条件判断や演算を行っていた外部回路を不要にで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a)はこの発明の実施形態のジョイステ
ィックユニットを示した斜視図であり、同図(b)は平
面図である。
【図2】同図(a)はボリューム(ポテンションメー
タ)の出力特性を示したグラフであり、同図(b)はこ
の実施形態のジョイスティックユニットの出力特性を示
したグラフである。
【図3】この実施形態のジョイスティックユニットにお
ける処理内容を示した説明図である。
【図4】この実施形態のジョイスティックユニットにお
ける処理回路チップの具体的構成を示した回路図であ
る。
【図5】同図(a)は従来のジョイスティックユニット
を示した斜視図であり、同図(b)は平面図である。
【符号の説明】
10 立方体枠(筐体) 13 第1ボリューム 14 第2ボリューム 15 スティック部 21 第1処理回路チップ 22 第2処理回路チップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スティック部の操作方向及びその傾き具
    合に応じて出力値を変化させるジョイスティックユニッ
    トにおいて、前記スティック部の中立点での出力に不感
    帯特性を持たせる回路が装着されたことを特徴とするジ
    ョイスティックユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジョイスティックユニ
    ットにおいて、選択スイッチを備えると共に、前記選択
    スイッチの操作によって前記不感帯特性を変化させる回
    路を備えたことを特徴とするジョイスティックユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のジョイス
    ティックユニットにおいて、ジョイスティックユニット
    筐体部の側面に前記回路を成すチップが装着されている
    ことを特徴とするジョイスティックユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1650626A1 (en) 2004-10-20 2006-04-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Neutral position returning mechanism and input device using the same
JP2008197997A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Asahi Kasei Electronics Co Ltd ポインティングデバイス及びその信号処理方法

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