JP2003172664A - 圧力センサおよびその製造方法 - Google Patents

圧力センサおよびその製造方法

Info

Publication number
JP2003172664A
JP2003172664A JP2001374544A JP2001374544A JP2003172664A JP 2003172664 A JP2003172664 A JP 2003172664A JP 2001374544 A JP2001374544 A JP 2001374544A JP 2001374544 A JP2001374544 A JP 2001374544A JP 2003172664 A JP2003172664 A JP 2003172664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
diaphragm
silicon
insulating layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001374544A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nishimura
仁 西村
Satoshi Yamamoto
敏 山本
Hiroshige Nakamura
裕成 中村
Mayumi Kobashiri
真弓 小走
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2001374544A priority Critical patent/JP2003172664A/ja
Publication of JP2003172664A publication Critical patent/JP2003172664A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の圧力センサを歩留まりよく、低コス
トで製造するための製造方法の提供。 【解決手段】 絶縁層22を介して2つのシリコン層2
1,23を接合してなるSOI基板20を用意し、次い
で該SOI基板の一方のシリコン層にエッチングを施し
て絶縁層近傍まで厚みを減じてギャップ24を形成し、
次いで該一方のシリコン層の表面にボロンを拡散して所
定厚さのP+層25を形成し、次いで該SOI基板のP+
層側を、一面側に対向電極とそれを覆う誘電体膜が形成
されたセンサ基板30上に接合し、次いで該SOI基板
の他方のシリコン層を、絶縁層をエッチストップ層とし
てエッチングして絶縁層を露出させてダイヤフラム26
を形成する各工程を有することを特徴とする圧力センサ
40の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機等
のタイヤ圧やエンジン、ボイラ、ポンプなどの気圧、水
圧を測定する圧力センサ、家庭用血圧計等の血圧測定用
センサ等に使用される静電容量型圧力センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、静電容量型圧力センサとしては、
図1に示すような構造を有するものが知られ、これは例
えば米国特許第5,528,452号公報中に開示されている。
この図に示す静電容量型圧力センサ1は、薄膜状の対向
電極3とこれを覆う誘電体膜4とを一面側に設けたセン
サ基板2上に、P+層からなるダイヤフラム5を有する
シリコン基板6を接合し、該ダイヤフラム5と誘電体膜
4の間にギャップ7を設けた構造になっている。対向電
極3はセンサ基板2の縁部に設けた電極8に接続されて
いる。
【0003】この静電容量型圧力センサ1に圧力が加わ
ると、ダイヤフラム5がたわんで誘電体膜4に接触す
る。ダイヤフラム5が誘電体膜に4に接触する面積はセ
ンサに加わる圧力に応じて増減し、ダイヤフラム5と対
向電極4の間の静電容量は圧力に比例して変化する。従
って、ダイヤフラム5と対向電極4の間の静電容量を測
定することによってセンサ1に加わる圧力を検出するこ
とができる。
【0004】図2は、この静電容量型圧力センサ1を製
造するための従来例を示すものである。この従来例によ
って静電容量型圧力センサ1を製造するには、まず図2
(a)に示すように、シリコン基板10の一方の面に異
方性エッチングを施して、ギャップ7を形成する。次
に、図2(b)に示すように、このシリコン基板10の
ギャップ7形成側の面にボロン(B)を拡散させ、所望
の厚さのP+層11を形成する。次に、このシリコン基
板10のP+層11側を、薄膜状の対向電極3とこれを
覆う誘電体膜4とを一面側に設けてあるセンサ基板2上
に接合する。このシリコン基板10とセンサ基板2との
接合は、シリコン−ガラス陽極接合法などの周知の技術
を用いて実行される。次に、シリコン基板10の他面
(P+層と反対側の面)側を異方性エッチングによって
除去し、P+層11を露出させてダイヤフラム5を形成
する。その後、電極8の形成などの所望の処理を施して
静電容量型圧力センサ1を製造する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た静電容量型圧力センサの製造においては、次のような
問題があった。図2(b)に示すように、導電性をもっ
たP+層からなるダイヤフラムを得るためにシリコン基
板にボロン(B)拡散処理を行っているが、このP+
をダイヤフラム形成のための異方性エッチング用のエッ
チストップ層として利用するため、例えば7×1019
tm/cm3以上の高濃度P+層を形成するには、シリコ
ン基板に1100〜1150℃程度で10時間以上とい
う高温・長時間の熱拡散処理を施すことが必要であっ
た。そのため、拡散炉、拡散ボートに反りが生じ、頻繁
に炉とボートの交換が必要となり、ランニングコストが
上昇してしまう問題があった。また、拡散処理後のシリ
コン基板には、拡散源であるボロンの酸化物(B23
が付着し、その除去が非常に困難である。
【0006】また、図2(c)に示すように、シリコン
基板の他面側をエッチングしてP+層からなるダイヤフ
ラムを形成する際に使用するKOH溶液、NaOH溶
液、エチレンジアミン・ピロカテコール溶液、ヒドラジ
ン、水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)溶液
などの濃度、温度の制御を厳密にしなければ、シリコン
とP+層とのエッチングの選択比が得られない。従っ
て、従来法では、ダイヤフラム形成のためのエッチング
が難しく、歩留まりが悪かった。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、従来の静電容量型圧力センサの製造方法における上
述した問題を解消し、高品質の圧力センサを歩留まりよ
く、低コストで製造するための製造方法の提供を目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を解消するた
め、本発明は、絶縁層を介して2つのシリコン層を接合
してなるSOI基板を用意し、次いで該SOI基板の一
方のシリコン層にエッチングを施して絶縁層近傍まで厚
みを減じてギャップを形成し、次いで該一方のシリコン
層の表面にボロンを拡散して所定厚さのP+層を形成
し、次いで該SOI基板のP+層側を、一面側に対向電
極とそれを覆う誘電体膜が形成されたセンサ基板上に接
合し、次いで該SOI基板の他方のシリコン層を、絶縁
層をエッチストップ層としてエッチングして絶縁層を露
出させてダイヤフラムを形成する各工程を有することを
特徴とする圧力センサの製造方法を提供する。本発明の
圧力センサの製造方法において、前記ダイヤフラムの形
成後、ダイヤフラムの絶縁層をエッチング除去する工程
をさらに含めてよい。また本発明は、上記製造方法によ
り得られた圧力センサを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図3は、本発明に係る圧力センサ
の製造方法の一実施形態を説明するための図であり、
(a)〜(d)は該製造方法を工程順に示している。本
実施形態において、圧力センサを製造するには、まず図
3(a)に示すように、絶縁層22を介して2つのシリ
コン層21,23を接合してなるSOI基板20を用意
する。
【0010】このSOI基板20は、絶縁層22を介し
て2つのシリコン層21,23を接合した構造を有して
いればよく、基板張り合わせや薄膜形成法などの種々の
技術を用いて製造可能であるが、図4(a)に示すよう
に一方のシリコン層21と他方のシリコン層23となる
2枚の表面酸化処理したシリコン基板を、図4(b)の
ように張り合わせて製造することが望ましい。このSO
I基板20の製造方法は製造効率がよく、各層の厚さ制
御が容易かつ正確に行える。特に、この方法では極めて
薄い二酸化ケイ素(SiO2)からなる絶縁層22を製
造することができる。なお絶縁層22は、シリコンを窒
化処理して生じる場合には窒化シリコン、シリコンにス
パッタリング法やCVD法を用いて絶縁膜22を成膜す
る場合には各種の金属酸化物、窒化物などから構成する
こともできるが、容易かつ安価に製造できることから、
二酸化ケイ素(SiO2)からなる絶縁層22が好まし
い。絶縁層22の厚さは特に限定されないが、0.1〜
1.0μm程度が好ましい。
【0011】次に、図3(b)に示すように、SOI基
板の一方のシリコン層21にエッチングを施して絶縁層
22近傍まで厚みを減じてギャップ24を形成する。ギ
ャップ24の寸法はセンサの大きさやダイヤフラムの厚
さに応じて適宜設定可能であるが、通常は1〜5μm、
好ましくは2〜4μm程度とされる。このエッチング
は、KOH溶液、NaOH溶液、エチレンジアミン・ピ
ロカテコール溶液、ヒドラジン、水酸化テトラメチルア
ンモニウム(TMAH)溶液などのエッチング液(エッ
チャント)を用いた周知の異方性エッチングによって行
うことができる。このギャップ形成のためのエッチング
において、ギャップ24形成部分の一方のシリコン層2
1は、ダイヤフラム26の厚さ分だけ残される。これを
達成するために、一方のシリコン層21の厚さは、ダイ
ヤフラムの厚さ+ギャップ深さの合計となるように調整
し、かつエッチングによるギャップ形成深さを正確に制
御する必要がある。一方のシリコン層21の厚さは、周
知のシリコン基板研磨法を用いて正確に調整可能であ
る。
【0012】次に、図3(c)に示すように、ギャップ
24を形成した一方のシリコン層21の表面にボロン
(B)を拡散して所定厚さのP+層25を形成する。こ
のホウ素の拡散は、従来法でも用いている熱拡散法によ
って実行し得る。即ち、一方のシリコン層21にギャッ
プ24を形成したSOI基板20を拡散ボートに収納
し、これを拡散炉内に入れ、1000〜1100℃程度
の温度でボロンを拡散させ、所定厚さのP+層25を形
成する。このP+層25は深さ1〜6μm、ボロン濃度
1×1017〜2×1020atm/cm3とすることがで
きる。本発明において、P+層25は、ダイヤフラム2
6側の電極として、その表面に導電性が得られれば十分
であり、従来技術におけるダイヤフラム形成の際のエッ
チストップ層としての機能を共有させる必要がないこと
から、従来技術に比べてより薄いP+層25とすること
ができる。例えば、本発明においてはシリコン層21を
残したまま1〜2μm程度の薄いP+層25を形成すれ
ばよい。このように本発明では従来技術に比べて格段に
薄いP+層25を形成すれば済むことから、より短時
間、例えば数時間以内の、好ましくは数十分間程度の熱
拡散処理でP+層25を形成することができる。したが
って本発明にあっては、従来技術に比べてP+層形成に
おける熱拡散の所要時間を大幅に短縮することができ、
作業効率を改善することができる。
【0013】次に、図3(d)に示すように、SOI基
板20のP+層25側をセンサ基板30上に接合する。
このセンサ基板30には、図示していないが、その一面
側に対向電極とそれを覆う誘電体膜が形成されている
(図1中の符号3と4参照)。センサ基板30は特に限
定されないが、平滑な表面を有するガラス基板などを用
いることができる。このセンサ基板30に設けられる対
向電極は、スパッタリング法、真空蒸着法、化学メッキ
法などの周知の成膜方法を用い、Au,Ag,Cu,A
l,Ti,Ti合金などの導電性金属を成膜することで
実行できる。また誘電体膜は、対向電極がAl,Ti等
の場合には該電極表面を酸化させることで形成でき、あ
るいは対向電極上に誘電体をスパッタリング法、CVD
法などの薄膜形成技術を用いて成膜することもできる。
SOI基板20のP+層25側をセンサ基板30上に接
合する手法としては、シリコン−ガラス間の接合に従来
より用いられている陽極接合などの方法を採用すること
ができる。
【0014】次に、図3(d)に示すように、絶縁層2
2をエッチストップ層としてSOI基板20の他方のシ
リコン層23をエッチングし、絶縁層22を露出させて
ダイヤフラム26を形成する。このエッチングは、KO
H溶液、NaOH溶液、エチレンジアミン・ピロカテコ
ール溶液、ヒドラジン、水酸化テトラメチルアンモニウ
ム(TMAH)溶液などの異方性のエッチング液を用い
て実行でき、SiO2からなる絶縁層をエッチストップ
層として用いることによって、P+層25をエッチスト
ップ層としてエッチングする従来法と比べて、エッチン
グ液の濃度、温度の厳密性を緩和することができ、エッ
チング速度を向上することができるとともに、製品歩留
まりを向上させることができる。
【0015】図5は、このエッチングによって形成され
たダイヤフラム26の構造を説明するものであり、この
ダイヤフラム26は、薄い(1〜3μm程度)P+層2
5と、一方のシリコン層21と、絶縁層22とからなっ
ている。この絶縁層22は、必要に応じてフッ酸などの
エッチング液を用いて除去することができる(図3
(d)参照)。
【0016】図6は、上述したように形成された本発明
に係る圧力センサの一実施形態を示す概略断面図であ
り、図7はこの圧力センサ40のダイヤフラム26とギ
ャップ24の関係を示す図である。本実施形態において
ダイヤフラム26は、図7に示すように、ギャップ24
よりも一回り小さい長方形状に形成されている。ギャッ
プ24とダイヤフラム26の形状は、本例に限定される
ことなく、三角形、菱形、台形、他の多角形、円形、楕
円形などの種々の形状とすることができる。
【0017】図8は本発明に係る圧力センサの別の実施
形態におけるダイヤフラム26とギャップ24の関係を
示す図である。本例では、ダイヤフラム26をギャップ
24よりも一回り大きく設定してある。ダイヤフラム2
6は、センサ加圧時、まず中央部がたわみ、センサ基板
30側に接触し、圧力上昇に伴って中央部から周囲に向
けてたわみが進み、センサ基板30側に接触する面積が
増大する。従って、ダイヤフラム26をギャップ24よ
りも一回り大きく設定しても圧力センシング機能は維持
される。
【0018】図9は本発明に係る圧力センサのさらに別
の実施形態におけるダイヤフラム26とギャップ24の
関係を示す図である。本例では、ギャップ24に対して
ダイヤフラム26を角度をずらして配置している。上述
したように、ダイヤフラム26は、センサ加圧時、まず
中央部がたわみ、センサ基板30側に接触し、圧力上昇
に伴って中央部から周囲に向けてたわみが進み、センサ
基板30側に接触する面積が増大する。従ってギャップ
24に対してダイヤフラム26を角度をずらして配置し
ても圧力センシング機能は維持される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ダイヤフラム厚を絶縁
層厚で制御することで、10μm以上の厚さのダイヤフ
ラムを形成することができる。また、P+層を薄くする
ことが可能となり、拡散処理が短時間で済み、ランニン
グコストを減少させることができる。また、SiO2
どからなる絶縁層をエッチストップ層としてダイヤフラ
ム形成用の異方性エッチングを行うことにより、ダイヤ
フラム形成のためのエッチング条件が大幅に緩和でき、
また歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 静電容量型圧力センサの一例を示す断面図で
ある。
【図2】 従来の圧力センサの製造方法を説明する図で
あり、(a)はシリコン基板にギャップを形成した状態
を示す断面図、(b)は(a)の基板のギャップ側にP
+層を形成した状態を示す断面図、(c)は(b)の基
板のP+層側をセンサ基板上に接合し、さらにシリコン
層の他面側からエッチングしてP+層からなるダイヤフ
ラムを形成した状態を示す断面図である。
【図3】 本発明に係る圧力センサの製造方法の一実施
形態を説明する図であり、(a)はSOI基板の断面
図、(b)はSOI基板の一方のシリコン層にギャップ
を形成した状態を示す断面図、(c)は(b)のSOI
基板のギャップ側にP+層を形成した状態を示す断面
図、(d)は(c)の基板のP+層側をセンサ基板上に
接合し、さらに絶縁層をエッチストップ層として他方の
シリコン層をエッチングしてP+層とシリコン層とから
なるダイヤフラムを形成した状態を示す断面図である。
【図4】 SOI基板の製造方法の一例を説明する図で
あり、(a)は2枚のシリコン基板の表面にそれぞれS
iO2からなる絶縁層を形成した状態を示す図、(b)
は絶縁層形成後の2枚のシリコン基板を接合してSOI
基板を形成した状態を示す図である。
【図5】 ダイヤフラム形成後の除隊を示す要部拡大断
面図である。
【図6】 本発明に係る圧力センサの一実施形態を示す
概略断面図である。
【図7】 同じ圧力センサにおけるダイヤフラムとギャ
ップの関係を示す図である。
【図8】 本発明に係る圧力センサの別の実施形態にお
けるダイヤフラムとギャップの関係を示す図である。
【図9】 本発明に係る圧力センサのさらに別の実施形
態におけるダイヤフラムとギャップの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
20…SOI基板、21…一方のシリコン層、22…絶
縁層、23…他方のシリコン層、24…ギャップ、25
…P+層、26…ダイヤフラム、30…センサ基板、4
0…圧力センサ。
フロントページの続き (72)発明者 中村 裕成 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 小走 真弓 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 Fターム(参考) 2F055 AA40 BB20 CC02 DD05 EE25 FF43 GG01 4M112 AA01 BA07 CA01 CA03 DA01 DA04 DA05 DA06 DA09 DA11 DA12 DA18 EA01 EA03 EA06 EA10 EA11 EA13 FA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁層(22)を介して2つのシリコン
    層(21,23)を接合してなるSOI基板(20)を
    用意し、次いで該SOI基板の一方のシリコン層にエッ
    チングを施して絶縁層近傍まで厚みを減じてギャップ
    (24)を形成し、次いで該一方のシリコン層の表面に
    ボロンを拡散して所定厚さのP+層(25)を形成し、
    次いで該SOI基板のP+層側を、一面側に対向電極と
    それを覆う誘電体膜が形成されたセンサ基板(30)上
    に接合し、次いで該SOI基板の他方のシリコン層を、
    絶縁層をエッチストップ層としてエッチングして絶縁層
    を露出させてダイヤフラム(26)を形成する各工程を
    有することを特徴とする圧力センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤフラムの形成後、ダイヤフラ
    ムの絶縁層をエッチング除去する工程をさらに含む請求
    項1に記載の圧力センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の製造方法によ
    り得られた圧力センサ(40)。
JP2001374544A 2001-12-07 2001-12-07 圧力センサおよびその製造方法 Withdrawn JP2003172664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001374544A JP2003172664A (ja) 2001-12-07 2001-12-07 圧力センサおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001374544A JP2003172664A (ja) 2001-12-07 2001-12-07 圧力センサおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003172664A true JP2003172664A (ja) 2003-06-20

Family

ID=19183090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001374544A Withdrawn JP2003172664A (ja) 2001-12-07 2001-12-07 圧力センサおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003172664A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274175A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Anelva Corp 静電容量型圧力センサ及びその製造方法
JP2009294152A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Alps Electric Co Ltd 容量センサパッケージ
CN103091030A (zh) * 2013-02-02 2013-05-08 浙江大学 一种基于高分子薄膜的流体压力测量传感器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274175A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Anelva Corp 静電容量型圧力センサ及びその製造方法
JP4549085B2 (ja) * 2004-03-23 2010-09-22 キヤノンアネルバ株式会社 静電容量型圧力センサ及びその製造方法
JP2009294152A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Alps Electric Co Ltd 容量センサパッケージ
CN103091030A (zh) * 2013-02-02 2013-05-08 浙江大学 一种基于高分子薄膜的流体压力测量传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5408731A (en) Process for the manufacture of integrated capacitive transducers
US6629465B1 (en) Miniature gauge pressure sensor using silicon fusion bonding and back etching
US6901804B2 (en) Method of manufacturing a membrane sensor
WO2005077012A3 (en) Cmut devices and fabrication methods
EP1433199B1 (en) Method for forming a cavity structure in an soi substrate and cavity structure formed in an soi substrate
JP2006047279A (ja) ガラス基板及びそれを用いた静電容量型圧力センサ
JP4355273B2 (ja) 静電容量型センサ及びその製造方法
US6022754A (en) Electronic device and method for forming a membrane for an electronic device
US6551851B2 (en) Production of diaphragms over a cavity by grinding to reduce wafer thickness
JP2003172664A (ja) 圧力センサおよびその製造方法
JP2000155030A (ja) 角速度センサの製造方法
JP2005305614A (ja) 微小構造体の製造方法、微小構造体、波長可変光フィルタ及びマイクロミラー
US7179668B2 (en) Technique for manufacturing silicon structures
JPH0748564B2 (ja) シリコンマイクロセンサ
JP2000022168A (ja) 半導体加速度センサ及びその製造方法
JP2003031820A (ja) コンデンサ型マイクロホンおよび圧力センサ
JPH06221945A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法
CN108760100A (zh) 一种差压压力传感器的制备方法
JPH06318713A (ja) 薄膜構造の製造方法及び薄膜構造
JP2002350259A (ja) 半導体圧力センサおよびその製造方法
JPH02132843A (ja) 半導体圧力センサ用ウェハの切断方法
JPH10284737A (ja) 静電容量型半導体センサの製造方法
EP3588072A1 (en) Method for manufacturing a working electrode of an electrochemical sensor and product thereof
JP2000269519A (ja) 半導体センサの製造方法
JPH0722629A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301