JP2003172559A - ヒートポンプ式乾燥機 - Google Patents

ヒートポンプ式乾燥機

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JP2003172559A JP2001372588A JP2001372588A JP2003172559A JP 2003172559 A JP2003172559 A JP 2003172559A JP 2001372588 A JP2001372588 A JP 2001372588A JP 2001372588 A JP2001372588 A JP 2001372588A JP 2003172559 A JP2003172559 A JP 2003172559A
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典穂 岡座
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    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を可能にしたヒートポンプ式乾燥機置
を提供する。 【解決手段】 冷媒を圧縮機1、放熱器2、膨張弁3、
蒸発器4の順に循環させるヒートポンプの構成要素を備
え、前記放熱器2で加熱された乾燥用空気を乾燥対象5
に導き、乾燥対象5から水分を奪った乾燥用空気を前記
蒸発器4に導いて冷却除湿し、この乾燥用空気を再び放
熱器2に導いて加熱する乾燥用空気の循環流路が形成さ
れ、前記放熱器2及び/又は蒸発器4は板状に形成さ
れ、前記循環流路を形成する板面の内周面又は外周面に
配設して構成される。放熱器及び/又は蒸発器は循環流
路を形成する板面の一部として構成することができ、こ
れらを配設するためのスペースは小さくなり、乾燥用空
気の循環も円滑になされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類乾燥や浴室乾
燥あるいは室内除湿などに用いるヒートポンプ式乾燥機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乾燥に必要な熱を得る手段として、従来
から一般的に用いられてきたのは電気ヒータであって、
衣類乾燥機に適用されたものが知られている。しかし、
電気ヒータによる加熱はエネルギー効率に劣ることは周
知のところで、エネルギー利用の面で最も優れた手段と
してヒートポンプを用いた乾燥機が望まれており、特開
平7−178289号公報において、ヒートポンプ方式
の乾燥機が提案されている。
【0003】上記ヒートポンプ方式の乾燥機は、乾燥室
内で衣類から水蒸気を奪い取った空気を蒸発器に導いて
除湿した後、この空気を放熱器(凝縮器)に導き、乾燥
用空気として再利用するように構成されたもので、前記
放熱器を通った後の乾燥用空気の一部を外部に排出する
ことで、乾燥機内の熱エネルギーの過剰な蓄積を回避し
て、冷媒圧力の異常上昇を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヒート
ポンプ方式の乾燥機では、少なくとも冷凍サイクルを構
成する圧縮機、放熱器、膨張機構、蒸発器を設けること
が必須要件であり、電気ヒータを用いた乾燥機に比して
構成要素が多く、大型化する課題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて創
案されたもので、大型化を抑制したヒートポンプ方式の
乾燥機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るヒートポンプ式乾燥機は、冷媒を圧縮
機、放熱器、膨張機構、蒸発器の順に循環させるヒート
ポンプの構成要素を備え、前記放熱器で加熱された乾燥
用空気を乾燥対象に導き、乾燥対象から水分を奪った乾
燥用空気を前記蒸発器に導いて冷却除湿し、この乾燥用
空気を再び放熱器に導いて加熱する乾燥用空気の循環流
路が形成されてなり、前記放熱器及び/又は蒸発器は板
状に形成され、前記循環流路を形成する板面の内周面又
は外周面に配設して構成されている。
【0007】上記構成によれば、放熱器及び/又は蒸発
器は板状に形成され、それを乾燥用空気の循環流路の内
周面又は外周面に配設すると、内周面に配設した場合に
おいては循環流路を通過する乾燥用空気を加熱(加熱の
場合)又は冷却(蒸発器の場合)することができる。一
方、外周面に配設した場合においては循環流路を形成す
る板面を加熱又は冷却するので、その部位の循環流路を
通過する乾燥用空気を加熱(加熱の場合)又は冷却(蒸
発器の場合)することができる。即ち、放熱器及び/又
は蒸発器は循環流路を形成する板面の一部として構成す
ることができ、これらを配設するためのスペースは小さ
くなり、乾燥用空気の循環も円滑になされる。従って、
大型化を抑制してヒートポンプ式乾燥機を実現すること
ができる。
【0008】上記構成において、板状に形成された放熱
器及び/又は蒸発器は、複数の冷媒流路を面上に並列配
置して構成することができ、板材の板面方向に複数の冷
媒流路を並列に形成したもの、あるいは、冷媒流路をな
す複数の管材を並列に接合したものとして構成すること
ができる。放熱器及び/又は蒸発器は板状に形成されて
いるので、循環流路に断面形状に対応させた形状に容易
に対応させることができる。
【0009】また、ヒートポンプの高圧側で超臨界状態
となる冷媒を用いることにより、蒸発器での冷媒密度が
大きくなり、冷媒圧力損失を増加させることなく、冷媒
流路を形成する管路の厚さや直径を小さくすることがで
き、小型化をより促進させることができる。
【0010】また、乾燥対象を収容する乾燥室を多数の
開口部が形成された回転ドラムを収容した洗濯槽とし、
この洗濯槽の内周面又は外周面に蒸発器を配設した洗濯
機一体型に形成することにより、放熱器によって加熱し
た乾燥用空気を洗濯槽に導くと、洗濯、脱水された衣類
から水分を奪い、水分を含んだ乾燥用空気は洗濯槽に配
設された蒸発器によって冷却、除湿されるので、乾燥用
空気を加熱から蒸発器に循環させることにより衣類を乾
燥させることができ、洗濯機に乾燥機を一体化させた洗
濯機一体型ヒートポンプ式乾燥機を構成することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】図1は、本発明の第1の実施形態に係るヒ
ートポンプ式乾燥機の基本的構成を示すもので、構造体
10により乾燥室11を形成すると共に、構造体10内
に圧縮機1、放熱器2、膨張弁(膨張機構)3、蒸発器
4の間を冷媒配管13で接続したヒートポンプの構成要
素が配設されている。前記乾燥室11には乾燥用空気が
循環するように、乾燥室11から蒸発器4、空気還流路
12、放熱器2を通って再び乾燥室11に至る乾燥用空
気の循環流路が形成され、空気環流路12に設けられた
送風ファン6により白抜き矢印で示す方向に乾燥用空気
が循環するように構成されている。
【0013】前記構造体10は、衣類乾燥機とした場合
には機器筐体であり、浴室などの室内とした場合には部
屋を囲む壁面である。衣類乾燥機の場合では外装体とす
る外板面10aと内部筐体となる内板面10bとからな
り、浴室等の場合では外壁とする外板面10aと内壁と
する内板面10bとするが、2重に板面を設ける必要の
ない場合はこの限りでない。
【0014】上記構成において、冷媒は圧縮機1によっ
て圧縮されることにより高温高圧の状態となって放熱器
2に流れ、放熱器2でそれを通過する乾燥用空気と熱交
換して乾燥用空気を加熱する。放熱器2での熱交換によ
り冷却された冷媒は膨張弁3によって減圧され、低温低
圧の状態になって蒸発器4に流れる。前記放熱器2で加
熱された高温低湿の乾燥用空気は乾燥室11に流れ、乾
燥室11内に収容された乾燥対象5から水分を奪って蒸
発器4に流れる。水分を含んだ乾燥用空気は、低温低圧
の冷媒が流れる蒸発器4に触れることにより冷却されて
含まれた水分が凝縮、除湿される。蒸発器4で冷却され
除湿された乾燥用空気は送風ファン6により送風され、
空気還流路12から再び放熱器2に送り出される。蒸発
器4が凝縮、除湿することにより冷媒は加熱されて再び
圧縮機1に送られ、乾燥用空気の加熱、除湿のサイクル
が繰り返され、それによって乾燥対象5に対する連続的
な乾燥動作が実施される。尚、蒸発器4による冷却、除
湿によって発生するドレン水は、図示しない排出経路か
ら外部排出することができる。
【0015】上記蒸発器4は、図2に示すように、金属
製の板材21の板面方向に複数の冷媒流路22を並列に
形成したものや、図3に示すように、複数の金属製の管
材32を並列に接合して板状に構成することができる。
【0016】この板状の蒸発器4は、乾燥用空気の循環
流路を形成する板面の内周面又は外周面に取り付けられ
る。図1に示す構成においては、構造体10を構成する
内板面10bと圧縮機1などを収容するケーシング14
との間で形成される乾燥用空気の循環流路とするダクト
に蒸発器4が配設されており、ここではダクトを形成す
る板面の外周面に取り付けられている。ダクトの外周面
に取り付けられた蒸発器4はダクトを冷却するので、そ
れを通過する乾燥用空気を冷却し、乾燥対象から流れて
きた水分を含む乾燥用空気から除湿することができる。
ダクトの内周面に蒸発器4を取り付けた場合には、通過
する乾燥用空気を直接的に冷却することができるが、ダ
クトの断面積が蒸発器4の厚さ分だけ小さくなるので、
ダクトの内径を蒸発器4の厚さ分を考慮して大きめに設
計する必要がある。
【0017】次いで、本発明の第2の実施形態について
説明する。図4は第2の実施形態に係るヒートポンプ式
乾燥機の構成を示すもので、洗濯機に乾燥機を組み込ん
だ洗濯機一体型ヒートポンプ乾燥機に構成した例を示す
ものである。尚、第1の実施形態と共通する構成要素に
は同一の符号を付し、洗濯機を構成するモータや水回路
等についての図示及び説明は省略する。
【0018】図4において、洗濯機一体型ヒートポンプ
乾燥機の外殻をなす外装体8aの内部は、側面に多数の
開口部が形成された回転ドラム7を収容した洗濯槽8b
が形成され、この洗濯槽8bと仕切られて乾燥用空気の
流路となる空気還流路16が形成され、底部側には圧縮
機1及び放熱器2、膨張弁(膨張機構)3が配設されて
いる。この圧縮機1、放熱器2、膨張弁3と、前記洗濯
槽8bの下方側周面に配設された蒸発器4との間は、圧
縮機1から放熱器2、膨張弁3、蒸発器4を経て圧縮機
1に戻る冷媒配管13で接続され、ヒートポンプの構成
要素が形成されている。
【0019】前記回転ドラム7は洗濯機の脱水槽として
機能するため多数の開口部が形成されているので、回転
ドラム7内と洗濯槽8b内とは空気流通が自由になされ
て洗濯/乾燥室15となり、洗濯/乾燥室15は洗濯槽
8bの底側の流路から放熱器2を経て空気還流路16を
通り、洗濯/乾燥室15に戻る乾燥用空気の循環流路が
形成されており、空気還流路16に設けられた送風ファ
ン6によって図示白抜き矢印のように乾燥用空気が流れ
るように構成されている。尚、特に明示しないが、洗濯
槽8bの上面は、洗濯物あるいは乾燥対象5を回転ドラ
ム7に出し入れする蓋体9を構成している。
【0020】上記構成において、冷媒は圧縮機1によっ
て圧縮されることにより高温高圧の状態となって放熱器
2に流れ、放熱器2でそれを通過する乾燥用空気と熱交
換して乾燥用空気を加熱する。熱交換により冷却された
冷媒は膨張弁3によって減圧され、低温低圧の状態にな
って蒸発器4に流れる。前記放熱器2で加熱された高温
低湿の乾燥用空気は空気還流路16から送風ファン6に
よって送風されて洗濯/乾燥室15に流入し、回転ドラ
ム7内に収容された乾燥対象5から水分を奪う。回転ド
ラム7の底面には開口部はなく閉じられているので、回
転ドラム7の開口部から洗濯槽8b内に出た水分を含ん
だ乾燥用空気は、下方の外周面に配設された蒸発器4に
より冷却されている洗濯槽8bに触れることにより冷却
されて含まれた水分が凝縮、除湿される。蒸発器4で冷
却され除湿された乾燥用空気は送風ファン6により送風
され、空気還流路12から再び放熱器2に送り出され
る。蒸発器4が凝縮、除湿することにより冷媒は加熱さ
れて再び圧縮機1に送られ、乾燥用空気の加熱、除湿の
サイクルが繰り返され、それによって乾燥対象5に対す
る連続的な乾燥動作が実施される。尚、蒸発器4による
冷却、除湿によって発生するドレン水は、図示しない洗
濯機の排出経路により外部排出することができる。
【0021】上記洗濯機一体型ヒートポンプ式乾燥機で
は、洗濯が終了し脱水がなされた後の洗濯物を乾燥対象
5として、これを乾燥させることができるので、洗濯か
ら乾燥までを一貫して行うことができ、脱水後の洗濯物
を乾燥機に移す作業や干して乾かす作業を省略した乾燥
機付きの洗濯機に構成することができる。
【0022】また、上記構成における蒸発器4は、先に
図2及び図3に示したように扁平に形成されているの
で、洗濯槽8bを形成する板面の外周面に配設すること
ができ、蒸発器4を配置するために洗濯槽8bの形成に
影響を与えることがなく、洗濯機一体型ヒートポンプ式
乾燥機に構成するときの大型化を抑制することができ
る。
【0023】以上説明した第1及び第2の各実施形態に
おいては、蒸発器4を乾燥用空気が流れる循環流路を形
成する板面の外周面に配設した例を示したが、前述した
ように循環流路を形成する板面の内周面に取り付けるこ
ともできる。
【0024】また、放熱器2を同様の形態にして乾燥用
空気の循環流路に配設することも可能である。但し、蒸
発器4の場合には乾燥用空気に含まれる水分の凝縮に伴
って冷媒との熱交換が促進されるが、放熱器2の場合に
は乾燥用空気の顕熱変化による冷媒との熱交換を行うの
で乾燥用空気を加熱する効率が劣るため、本実施形態の
構成のように蒸発器4に適用するのが望ましい。
【0025】従来技術では熱交換器を循環流路の断面積
の大部分を占めるように配置する構成と比較して、本実
施形態の構成では乾燥用空気の循環流路の断面積を占め
る面積が減少するので空気抵抗が少なくなり、送風ファ
ンの送風能力を減少させることができ、省エネルギーを
図ることができる。また、乾燥対象5から発生する埃に
よる空気循環流路の目詰まりも生じにくくなる。
【0026】また、冷媒として地球環境への悪影響がす
くない自然冷媒の中から、ヒートポンプ構成の高圧側
(圧縮機1の冷媒出口から放熱器2を経て膨張弁3の冷
媒入口まで)で超臨界状態となる冷媒(二酸化炭素やエ
タンなど)を用いることにより、蒸発器4での冷媒密度
が大きくなるので、冷媒圧力損失を増加させることな
く、図2に示す構成の冷媒流路22や図3に示す構成の
管材32の直径を小さくすることができ、より小型化を
図ることが可能となる。
【0027】また、放熱器2及び/又は蒸発器4による
熱交換効率を高めるためには、乾燥用空気と接触する面
の表面積を増加させるのが効果的である。乾燥用空気の
循環流路を形成する板面の外周面に取り付けた場合には
板面の内周面に、板面の内周面に取り付けた場合には放
熱器2及び/又は蒸発器4の循環流路に露出する面に、
突起やフィンあるいは溝のような凹凸を形成して表面積
の増加を図ることができる。蒸発器4の場合には、凹凸
形成した凹部は乾燥用空気から凝縮分離された水分を排
出するドレイン水排出流路に導くことに利用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、放熱
器及び/又は蒸発器は板状に形成され、それを乾燥用空
気の循環流路の内周面又は外周面に配設すると、放熱器
及び/又は蒸発器は循環流路を形成する板面の一部とし
て構成することができ、これらを配設するためのスペー
スは小さくなり、乾燥用空気の循環も円滑になされる。
従って、大型化を抑制してヒートポンプ式乾燥機を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るヒートポンプ式乾燥機の
構成図。
【図2】放熱器及び/又は蒸発器の構成を示す斜視図。
【図3】放熱器及び/又は蒸発器の構成を示す斜視図。
【図4】第2の実施形態に係る洗濯機一体型ヒートポン
プ式乾燥機の構成図。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 放熱器 3 膨張弁(膨張機構) 4 蒸発器 5 乾燥対象 7 回転ドラム 8b 洗濯槽 22 冷媒流路 32 管材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西脇 文俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA01 AB02 AC22 AC90 BA14 DA17 4L019 AA04 BA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮機、放熱器、膨張機構、蒸発
    器の順に循環させるヒートポンプの構成要素を備え、前
    記放熱器で加熱された乾燥用空気を乾燥対象に導き、乾
    燥対象から水分を奪った乾燥用空気を前記蒸発器に導い
    て冷却除湿し、この乾燥用空気を再び放熱器に導いて加
    熱する乾燥用空気の循環流路が形成されてなり、前記放
    熱器及び/又は蒸発器が板状に形成され、前記循環流路
    を形成する板面の内周面又は外周面に配設されてなるこ
    とを特徴とするヒートポンプ式乾燥機。
  2. 【請求項2】 放熱器及び/又は蒸発器は、複数の冷媒
    流路が面上に並列配置されてなる請求項1に記載のヒー
    トポンプ式乾燥機。
  3. 【請求項3】 放熱器及び/又は蒸発器は、板材の板面
    方向に複数の冷媒流路が並行に形成されてなる請求項2
    に記載のヒートポンプ式乾燥機。
  4. 【請求項4】 放熱器及び/又は蒸発器は、冷媒流路と
    なる複数の管材が並行に接合されてなる請求項2に記載
    のヒートポンプ式乾燥機。
  5. 【請求項5】 ヒートポンプの高圧側で超臨界状態とな
    る冷媒を用いる請求項1〜4いずれか一項に記載のヒー
    トポンプ式乾燥機。
  6. 【請求項6】 乾燥対象を収容する乾燥室を多数の開口
    部が形成された回転ドラムを収容した洗濯槽とし、この
    洗濯槽の内周面又は外周面に蒸発器を配設した洗濯機一
    体型に形成されてなる請求項1〜5いずれか一項に記載
    のヒートポンプ式乾燥機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237390A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯乾燥機
CN104344556A (zh) * 2013-08-10 2015-02-11 广州九恒新能源有限公司 热泵式农产品干燥机
US9834882B2 (en) 2011-07-07 2017-12-05 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Device and method for heat pump based clothes dryer

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