JP2003172124A - パティキュレートフィルタの溶損防止方法及びパティキュレートフィルタの溶損防止装置 - Google Patents

パティキュレートフィルタの溶損防止方法及びパティキュレートフィルタの溶損防止装置

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JP2003172124A
JP2003172124A JP2001373057A JP2001373057A JP2003172124A JP 2003172124 A JP2003172124 A JP 2003172124A JP 2001373057 A JP2001373057 A JP 2001373057A JP 2001373057 A JP2001373057 A JP 2001373057A JP 2003172124 A JP2003172124 A JP 2003172124A
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particulate filter
exhaust
diesel engine
dpf
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Nobuaki Nagaoka
信明 長岡
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
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    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
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    • F02M26/04EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パティキュレートフィルタ(DPF)の溶損
防止方法及び装置に関し、DPF内のPMが自己着火し
た際にDPFの溶損を防止できるようにする。 【解決手段】 排気通路27のパティキュレートフィ
ルタ(DPF)25よりも上流側に酸化触媒24を設
け、ディーゼルエンジン40が排気微粒子(PM)の自
己着火を抑制すべき運転状態になると、ディーゼルエン
ジン40の主燃料噴射に先立って行なわれる燃料噴射で
あるパイロット噴射による燃料噴射量を通常運転時より
も増大させることにより、DPFの溶損を防止できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パティキュレート
フィルタの溶損防止方法及びパティキュレートフィルタ
の溶損防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディーゼルエンジン(以下、
エンジンともいう)の排気通路に酸化触媒とディーゼル
パティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particula
te Filter )とを排気上流側からこの順に介装して、排
気中のパティキュレート(排気微粒子,PM:Particul
ate Matter)を除去する技術が知られている。
【0003】このような技術では、DPFによりPMを
捕集して、PMの堆積量が増大すると、DPF内のPM
を除去してDPFの再生を図っている。つまり、酸化触
媒内で、排気中のNOとO2とが反応して、NO2が生成
される。そして、DPFに捕集されたPMは、酸化触媒
で生成されたNO2によって酸化されて、COまたはC
2となり、PMが低減される。
【0004】ここで、NO2は、NOよりも酸化剤とし
ての機能が高く、低い活性エネルギでPMを酸化させる
(つまり、PMを燃焼させる)ことができ、このような
理由から、DPFの上流に酸化触媒を配設しているので
ある。しかしながら、エンジンの運転状態が高速/高負
荷状態からアイドル状態に運転状態が変化した場合(即
ち、DPFにおける酸素がPMの燃焼に対して不足して
おり且つ排気ガスの流量が多量であった場合から、DP
Fにおける酸素がPMの燃焼に対して供給過剰であり且
つ排気ガス流量が少量であった場合)、DPF内に堆積
したPMが自己着火してしまうという現象がある。この
現象を図4のタイムチャート図を使って説明する。
【0005】図4に示すように、高速/高負荷状態(F
/F状態)で運転されていたエンジン回転速度がアイド
ル回転まで低下する時(0秒)、DPFにおける酸素濃
度(DPF下流酸素濃度)が一瞬急増する(矢印a)。
これにより、DPFに堆積していたPMの自己着火が発
生してDPF出口温度が急激に上昇してしまうことがわ
かっている。なお、ここで、DPFの入り口や中央付近
の温度(図示略)ではなくDPF出口付近の温度が上昇
してしまうのは、DPFの入り口や中央付近に堆積して
いるPMは連続再生(燃焼)によって常時再生され、堆
積量があまり多くないからであると考えられている。
【0006】また、このPMの自己着火という現象は、
図4のDPF下流酸素濃度を示す曲線が30秒付近で急
激に減少し、この直後にDPF出口温度を示す曲線は急
速に上昇していることが示されていることにより確認で
きる。つまり、DPFにおける酸素が一気に消費され、
そして、DPF下流酸素濃度がこの直後に激減している
ということからDPF内で激しい酸化作用(燃焼)が行
われたことを示している。
【0007】一方、高速/高負荷運転状態のエンジンが
アイドル運転に切り替わると、排気ガスの流量が急激に
減少する。これにより、それまで大量の排気ガス流によ
って持ち去られていたDPF内の熱が、排気ガスの流量
が減少してしまうことによってDPF内から充分に持ち
去られない状況になるため、これがDPF内の温度上昇
を加速させる一因になっていることも考えられる。
【0008】また、通常、DPFはPMを再生(燃焼)
させることを想定して設計されているので、ある程度の
耐熱性(一般的には約900℃程度の耐熱性)を有する
が、上述のPMの自己着火現象が発生した場合における
PMの燃焼においては、非常に高い温度(一般的には約
1400℃以上)となってしまうため、DPFが溶損し
てしまうという課題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような課題に対応
するための技術の一例として、特公平5−11205号
公報に示される技術がある。この公報には、ディーゼル
エンジン排気通路内の排気ガス中に含まれる微粒子(P
M)を捕集した微粒子を燃焼させるトラップと、このト
ラップ内の温度を検出するトラップ温度センサと、この
トラップ温度センサによって検出された温度を含めた所
定条件がそろった場合に、DPFが自己着火したと判定
してトラップへ導かれる排気ガスの酸素濃度を設定濃度
以下に抑制する制御部をそなえることが開示されてい
る。
【0010】上記制御部は、具体的には、「減速時のフ
ューエルカットを中止すると共に吸入空気量を減量する
制御」や、「減速時のフューエルカットを中止すると共
に排気ガスの再循環流量(還流量)を増量する制御」を
行うことが開示されている。しかしながら、PMが自己
着火してPM燃焼が始まった場合のトラップにおける温
度上昇は急激であるため、温度センサによってトラッ
プ、即ちパティキュレートフィルタ(DPF)の温度を
実測し、これに基づいてDPFの溶損を防ぐような制御
を開始しても、DPFの温度抑制制御が間に合わず、D
PFの溶損を防ぐことは困難である。
【0011】また、減速時のフューエルカットを中止す
るということは、燃焼していないにもかかわらず燃料を
シリンダ内に噴射するということであり、これによっ
て、燃料が反応しないまま熱せられた下流側のDPFへ
供給されて、DPF内で燃焼する場合があり、むしろP
Mの自己着火の発生を促す場合も想定される。また、排
気ガス還流量を増加させるとしても、上述のようにPM
が自己着火してからではDPF温度制御は間に合わな
い。
【0012】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、DPF内のPMが自己着火することを抑制
し、確実にパティキュレートフィルタの溶損を防止でき
るようにした、パティキュレートフィルタの溶損防止方
法及びパティキュレートフィルタの溶損防止装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の排気微粒子のパティキュレートフィルタの溶
損防止方法では、ディーゼルエンジンの排気通路に設け
られたパティキュレートフィルタで捕集された排気微粒
子の自己着火を抑制する方法であって、該排気通路の該
パティキュレートフィルタよりも上流側に酸化触媒が設
けられ、該ディーゼルエンジンが該排気微粒子の自己着
火を抑制すべき運転状態になると、該ディーゼルエンジ
ンの主燃料噴射に先立って行なわれる燃料噴射であるパ
イロット噴射による燃料噴射量を通常運転時よりも増大
させることを特徴としている。
【0014】これにより、排気微粒子の自己着火を抑制
すべき運転状態になると、パイロット噴射による燃料噴
射量を増大させることで、エンジン内で意図的に不完全
燃焼を生じさせ、未燃焼ガスであるHCが排気通路に排
出される。そして、このHCが、酸化触媒(DOC:Di
esel Oxidation Catalyst)で排気通路中に残留した酸
素と反応して、COとH2Oが生成される。これにより
酸化触媒よりも下流のDPFに供給される酸素を抑制す
ることが可能となり、DPFで捕集されたPMの急激な
燃焼を防止して、PMの燃焼温度を抑制し、DPFの溶
損を防止できる。
【0015】また、該ディーゼルエンジンに、排気ガス
を吸気通路に還流させるEGR装置と、該吸気通路に設
けられて新気量を変更しうる吸気絞りとが付設され、該
ディーゼルエンジンが該排気微粒子の自己着火を抑制す
べき運転状態になると、通常運転時よりも該EGR装置
による排気ガスの還流量を増大させるとともに吸気絞り
により該ディーゼルエンジンに供給される新気を低減す
るようにしても良い(請求項2)。
【0016】これにより、PMの自己着火を抑制すべき
運転状態になると、パイロット噴射による燃料噴射量の
増大に加えて、通常運転時よりも排気ガスの還流量を増
大させるとともにエンジンに供給される新気を低減する
ので、排気通路に排出される酸素濃度がさらに低下し
て、DPFの溶損を確実に防止できる。また、該酸化触
媒よりも上流側の排気通路上に酸素濃度を検出する酸素
濃度検出手段が設けられ、該酸素濃度検出手段からの検
出情報に基づいて、該ディーゼルエンジンの空燃比を理
論空燃比にフィードバック制御するようにしても良い
(請求項3)。
【0017】これにより、O2センサ検出情報に基づい
て、ディーゼルエンジンのA/Fをストイキオにフィー
ドバック制御するので、排気ガスに含まれる酸素濃度を
きめ細かく設定できる。つまり、DPFに供給される排
気ガス内のO2濃度が過剰であれば更に排気ガス中の酸
素濃度を抑制する制御を実施し、また、DPFに供給さ
れる排気ガス内のHC濃度が過剰であれば、過剰なHC
に対応した分の酸素を供給できる。これにより、HCを
確実にCOとH2Oに分解でき、HCが余ってそのまま
排出されるような事態が回避される。
【0018】また、該自己着火を抑制すべき運転状態
が、アイドル運転状態であるとしてもよい(請求項
4)。これは、アイドル運転時には排気通路を流れる排
気の速度が緩慢なためDPF内部での温度が上昇しやす
くPMが自己着火しやすいからである。また、該自己着
火を抑制すべき運転状態が、該パティキュレートフィル
タで捕集された排気微粒子の堆積量が所定量以上で、且
つ、該アイドル運転状態であるとしてもよい(請求項
5)。
【0019】これは、アイドル運転時には排気通路を流
れる排気の速度が緩慢なためDPF内部での温度が上昇
しやすく、このような状態でPM堆積量が多いと、DP
Fの自己着火の可能性がさらに高まるからである。ま
た、請求項6記載の本発明の排気微粒子のパティキュレ
ートフィルタの溶損防止装置では、ディーゼルエンジン
の排気通路に設けられたパティキュレートフィルタで捕
集された排気微粒子の自己着火を抑制して、パティキュ
レートフィルタの溶損を防止する装置であって、該排気
通路の該パティキュレートフィルタよりも上流側に設け
られ、該ディーゼルエンジンから排出される排気ガス中
に含まれる未燃焼ガスと該排気通路中に残留した酸素と
を反応させる酸化触媒と、該ディーゼルエンジンが該排
気微粒子の自己着火を抑制すべき運転状態になると、該
ディーゼルエンジンの主燃料噴射に先立って行なわれる
燃料噴射であるパイロット噴射による燃料噴射量を増大
させることにより通常運転時よりも排気ガス中に含まれ
る未燃焼ガスの割合を増大させるように制御する制御手
段とをそなえたことを特徴としている。
【0020】これにより、排気微粒子の自己着火を抑制
すべき運転状態になると、パイロット噴射による燃料噴
射量を増大させることで、エンジン内で意図的に不完全
燃焼を生じさせ、未燃焼ガスであるHCが排気通路に排
出される。そして、このHCが、酸化触媒(DOC:Di
esel Oxidation Catalyst)で排気通路中に残留した酸
素と反応して、COとH2Oが生成される。これにより
酸化触媒よりも下流のDPFに供給される酸素を抑制す
ることが可能となり、DPFで捕集されたPMの急激な
燃焼を防止して、PMの燃焼温度を抑制し、DPFの溶
損を防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図3は本発明の一実施
形態としてのパティキュレートフィルタの溶損防止装置
を示すもので、図1はその装置の模式的ブロック構成
図、図2はその動作を説明するためのフローチャート、
図3はその動作を説明するための模式的なタイムチャー
トである。また、一部従来技術の説明で参照した図面を
用いて説明する。
【0022】図1に示すように、ディーゼルエンジン
(以下「エンジン」と記載することがある)40には、
吸気系100、排気系200、エンジン40から排出さ
れた排気ガスを吸気側に戻すための排気再循環(EG
R)装置300が設けられている。さらに、このエンジ
ン40にはEGR装置300等を統合的に制御する制御
手段(ECU)50が設けられている。
【0023】吸気系100は、吸気通路61および、吸
気通路61上に設けられた吸気用インタークーラ62,
吸気絞り63から構成されている。つまり、吸気通路6
1の空気取り入れ口(吸気口)61aから吸入された空
気(新気;フレッシュ・エア)は後段のインタークーラ
62を経由して、吸気絞り63によって吸入量が可変的
に制限された後にエンジン40のシリンダ41内へ供給
される。
【0024】また、排気系200は、排気通路27およ
び、排気通路27内に設けられた、酸化触媒(DOC:
Diesel Oxidation Catalyst)24,パティキュレート
フィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)2
5,O2センサ(酸素濃度検出手段)23,圧力センサ
21,22,排気絞り26から構成されている。このD
OC24とDPF25は、排気の流れの上流側から見
て、DOC24、DPF25の順に配設され、また、O
2センサ23はDOC24の前段に配設されており、更
に、圧力センサ21,22はパティキュレートフィルタ
25の前段と後段とにそれぞれ配設されている。
【0025】この酸化触媒(DOC)24は、一般的に
は排気ガス中の主成分であるNOをNO2に酸化させ、
DPF4内でこのNO2とPM(C:炭素)とを反応さ
せるものであり、PMをCO2あるいはCOに酸化する
とともに、これにより、DPF25でNO2をNOに還
元するようになっている。つまり、この酸化触媒24
へ、NOを主成分とした排気ガスが流れ込むと、酸化触
媒24では以下の反応式(1)のような反応が促進され
る。 2NO+O2→2NO2・・・(1) これは、DOC24の下流側に配設されているDPF2
5において捕集されたPMを酸化(燃焼)させるために
行う事前準備であり、NO2はNOに比べて酸化剤とし
ての機能が高く、低い活性化エネルギでPMを酸化させ
ることができるのでこのような反応をさせるのである。
【0026】パティキュレートフィルタ25は排気ガス
中のPMを捕集するものであって、上述したDOC24
の作用によりNO2を比較的多く含んだ排気ガスが、P
Mを捕集したパティキュレートフィルタ25に流れ込む
と、このパティキュレートフィルタ25内では以下の反
応式(2)又は(3)のような酸化反応が連続的に行な
われるようになっている。 2NO2+C→2NO+CO2・・・(2) NO2+C→NO+CO・・・(3) つまり、(2)式および(3)式は、DPF25に堆積
したPMをNO2により酸化(燃焼)させることによ
り、連続的に、PMをCO又はCO2にしてDPF25
から除去するとともに排気ガス中のNO2をNOに還元
していることを示している。
【0027】ところが、「発明が解決しようとする課
題」において説明したように、排気通路27に残留して
いる過剰なO2がDOC24よりも下流側側に設置され
たパティキュレートフィルタ25に供給された場合、P
Mの自己着火を促進することになってしまう。そこで酸
素供給量が増大するような運転状態になった場合にパテ
ィキュレートフィルタ25へ流れ込む酸素の量を減少さ
せることで、DPF25に堆積したPMの自己着火を防
ぐようになっている。なお、この酸素量抑制の詳しい作
用及び効果については後述する。
【0028】一方の圧力センサ(上流側圧力センサ)2
1はDPF25よりも上流側に配設され、他方の圧力セ
ンサ(下流側圧力センサ)22はDPF25よりも下流
側に配設されている。これらの圧力センサ21,22の
それぞれは排気通路27内の気圧を測定し、測定結果を
制御手段(ECU:Electric Controlled Unit;後述す
る)50へ出力するものである。この検出結果に基づき
ECU50はDPF25内に堆積したPMの量を推定す
るのである。
【0029】O2センサ23は排気通路27内の排気に
含まれる酸素濃度を検出し、この検出結果をECU50
へ出力するものである。この検出結果に基づき、ECU
50はエンジン40の空燃比(A/F)を理論空燃比
(ストイキオ)にフィードバックするのである。排気絞
り26は排気通路27内の最後段に設けられ、排気流量
を可変的に制限するものであって、この開度を変化させ
ることによってエンジン40へ供給される空気流量を制
御する。
【0030】つまり、排気絞り26によって排気流量が
制限されると、エンジン40へ供給される空気流量が制
限され、これによりエンジン40は不完全燃焼を起こし
て排気ガス成分であるHCが増加するので、吸気絞り2
6によって新気吸入量を制限した場合と同様の効果が得
られる。そして、排気再循環(EGR)装置300は、
排気再循環通路16,EGRインタークーラ14,EG
Rインタークーラバイパス通路15から構成されてお
り、エンジン40から排出された排気ガスを再循環利用
して、エンジン40の吸気として還流させるシステムで
ある。
【0031】EGR通路16はエンジン40の排気通路
27と吸気通路61とを接続しており、また、吸気ガス
として再循環利用するための排気ガスを冷却するインタ
ークーラ14がEGR通路16に介装され、更に、この
インタークーラ14をバイパスする場合に用いられる通
路であるEGRインタークーラバイパス通路15が設け
られている。
【0032】また、EGRメイン弁13がEGR通路1
6内に設けられており、排気ガスを吸気側に循環させる
か否か、つまり、EGR機能のOn/Offを切り替え
る切替弁として動作する。また、更に、EGRインター
クーラバイパス弁12がEGR通路16内に設けられて
おり、エンジン40の排気ガスをEGRインタークーラ
14経由で吸気側に供給するか、EGRインタークーラ
バイパス通路15経由で吸気側に供給するかの切り替え
を行う切替弁として動作する。
【0033】エンジン40は、一般的なディーゼルエン
ジンであって、符号41がシリンダ,符号44が吸気
弁,符号45が排気弁、符号42がピストンヘッド、符
号43が燃料噴射装置をそれぞれ示している。燃料噴射
装置43は、シリンダ41内に燃料を噴射するための装
置であって、その噴射タイミングはECU50(後述す
る)によって制御されている。
【0034】また、このエンジン40の回転速度を検出
するためのエンジン回転速度センサ31がエンジン40
に接続され、検出した情報を後述するECU50に伝達
すべく、ECU50と接続されている。また、図示しな
い車内に設けられたアクセルペダルの開度を検出するた
めのアクセル開度センサ32が設けられており、その検
出結果をECU50に伝達すべく、ECU50と接続さ
れている。
【0035】ECU(制御手段)50は各種センサ類か
らの情報に基づいて吸気系100,排気系200,エン
ジン40,排気再循環装置300を制御するためのもの
であって、入出力装置(図示略),運転状態判定手段5
1,記憶手段52,PM堆積量判定手段53から構成さ
れている。また、運転状態判定手段51及びPM堆積量
判定手段53のそれぞれはソフトウェアなどによって構
成されており、記憶手段52は、RAM,ROM,ハー
ドディスクなどの記憶媒体などによって構成されてい
る。
【0036】この運転状態判定手段51は、アクセル開
度センサ32、エンジン回転速度センサ31などの情報
に基づき、エンジンの運転状態(例えば「高負荷運転で
あるか否か」等)を判定するものである。具体的には、
アクセル開度やエンジン回転速度などに関するエンジン
40の運転状態のマップを記憶手段52に保存してお
き、このマップに基づいてエンジン40の運転状態を判
定するように構成する。
【0037】PM堆積量判定手段53は、DPF25に
堆積したPM量を圧力センサ25,26によって検出さ
れた情報に基づき推定するものである。つまり、DPF
25内でPMが堆積して目詰まりがおこり、これによっ
て生じるDPF25の上流側と下流側におけるそれぞれ
の気圧を、上流側の圧力センサ(上流側圧力センサ)2
1と、下流側の圧力センサ(下流側圧力センサ)22と
によってそれぞれ検出するのである。
【0038】そして、事前に記憶手段52に記憶してお
いたDPF25よりも前段で測定した気圧と後段で測定
した気圧との圧力差と、パティキュレートフィルタ25
におけるPM堆積量とに関するマップを利用して圧力差
を測定した時点でのPM堆積量を推定するのである。こ
こで、本発明の一実施形態としてのパティキュレートフ
ィルタの溶損防止装置による溶損防止方法について、図
2の模式的動作フローチャートを用いて説明する。
【0039】まず、制御がスタートするとステップA1
においてエンジン40が高速/高負荷運転からアイドル
運転に切替ったか否かが運転判定手段に51により判断
され、この条件に合致しなければリターンし(Noルー
ト参照)、この条件に合致すればステップA2へ進む
(Yesルート参照)。ステップA2では、パティキュ
レートフィルタ25に堆積したPMが所定量以上である
か否かがECU50のPM堆積量判定手段53によって
判断され、所定量以下であればリターンし(Noルート
参照)、所定量以上であればステップA3へ進む。
【0040】そして、ステップA3では、パティキュレ
ートフィルタ25へ供給される酸素量を抑制する動作を
実施する。ここで酸素量の抑制制御とは、具体的には、
燃料の主噴射に先立って行なわれる燃料噴射であるパイ
ロット噴射量を増加させて排気中のHC濃度を増加させ
て排気通路内に残留したO2と反応させたり、吸気にお
けるEGR率を増加させることにより、エンジン吸気中
のO2を抑制して、排気ガスのO2濃度を低減させたりす
る制御である。
【0041】つまり、DPF25へ供給される排気ガス
中のO2濃度を抑制することで、DPF25に堆積した
PMの自己着火を防止し、更にはDPF25の溶損を防
ぐことができるのである。なお、このときの反応式は、
たとえば式(4)に示すようなものとなる。 4HC+3O2→2H2O+4CO・・・(4) さらに、O2センサ23によって検出された情報に基づ
いて、エンジン40の空燃比(A/F)を理論空燃比
(ストイキオ)にフィードバックすることにより、HC
に見合う量のO2を供給して、排気中の酸素をすべてH
Cと反応させることで酸素の残留をほとんどなくすこと
ができる。
【0042】なお、ここで、酸素量抑制制御を実行する
要因の1つとして、高速/高負荷運転状態(F/F状
態)からアイドル運転になったか否かの判断(ステップ
A1)があるが、F/Fであるかどうかの判断を省い
て、アイドル運転になる度に酸素量抑制制御を実行して
もよい。また、アイドル運転になったか否かの判断を行
った後で、DPF25に堆積しているPM量を推定する
ことにより、酸素量抑制制御を実行するようにしても良
い。
【0043】なお、酸素量抑制実行制御は、上述の「パ
イロット噴射」や「EGR率の増加」などのほかに、
「吸気絞り」、「排気絞り」、「燃料の主噴射時(メイ
ンタイミング)の遅角」、「ポスト噴射」などを組み合
わせても良い。上述の酸素量の抑制制御にかかる動作を
図3を使って説明する。高速/高負荷状態(F/F状
態)で運転されていたエンジン回転速度がアイドル回転
まで低下した時(0秒)、DPFにおける酸素濃度(D
PF下流酸素濃度)が増加する(矢印a)が、従来の場
合を示す図4と比較すると、その上限が抑えられている
ことがわかる。そして、図3に示すように、増加したD
PF下流酸素濃度はその後急激に減少している。
【0044】つまり、このような酸素抑制制御により、
DPF出口温度は多少上昇するものの、DPF25は耐
熱温度以下で温度が保たれるため、DPF25が溶損す
ることを防ぐことができるのである。以上、本発明の実
施形態を説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のパティキ
ュレートフィルタの溶損防止方法及びその装置によれ
ば、排気微粒子(PM)の自己着火を抑制すべく運転状
態となると、パイロット噴射による燃料噴射量を増大さ
せることで、エンジン内で意図的に不完全燃焼を生じさ
せ、未燃焼ガスであるHCを多く含んだ排気ガスを排気
通路内に排出される。このHCが、酸化触媒で排気通路
中に残留した酸素と反応することで酸化触媒よりも下流
に設けられたパティキュレートフィルタへの酸素供給量
が抑制され、パティキュレートフィルタに堆積したPM
の自己着火が抑制されて、パティキュレートフィルタの
溶損を確実に防止することができる(請求項1,6)。
【0046】また、排気微粒子(PM)の自己着火を抑
制すべき運転状態になると、パイロット噴射による燃料
噴射量の増大に加えて、通常運転時よりも排気ガスの還
流量を増大させるとともに、エンジンに供給される新気
を低減するので、排気通路に排出される酸素濃度がさら
に低下し、DPFの溶損を確実に防止できる(請求項
2)。
【0047】また、これにより、O2センサ検出情報に
基づいて、ディーゼルエンジンのA/Fをストイキオに
フィードバック制御するので、排気ガスに含まれる酸素
濃度をきめ細かく設定できる。つまり、DPFに供給さ
れる排気ガス内のO2濃度が過剰であれば更に排気ガス
中の酸素濃度を抑制する制御を実施し、また、DPFに
供給される排気ガス内のHC濃度が過剰であれば、過剰
なHCに対応した分の酸素を供給できる。これにより、
HCを確実にCOとH2Oに分解でき、HCが余ってそ
のまま排出されるような事態が回避される。(請求項
3)。
【0048】また、アイドル運転時には排気通路を流れ
る排気ガスの流速が緩慢なため、パティキュレートフィ
ルタ内の熱が排気ガスの流れによって持ち去られないこ
とから、パティキュレートフィルタ内部での温度が上昇
しやすくPMが自己着火しやすい。このため、PMの自
己着火を抑制すべき運転状態であるか否かの判定基準と
して、アイドル運転状態であるか否かを判断すれば容易
にパティキュレートフィルタの溶損防止をすることが出
来る(請求項4)。
【0049】また、アイドル運転時には排気通路を流れ
る排気ガスの流速が緩慢なため、パティキュレートフィ
ルタ内の熱が排気ガスの流れによって持ち去られないこ
とから、パティキュレートフィルタ内部での温度が上昇
しやすくPMが自己着火しやすく、更に、このような状
態でPMが大量にパティキュレートフィルタに堆積して
いるとPMが自己着火する可能性が更に高まる。
【0050】このため、PMの自己着火を抑制すべき運
転状態であるか否かの判定基準として、パティキュレー
トフィルタにおけるPM堆積量が所定量以上で、且つ、
エンジンがアイドル運転状態であるか否かを判断すれば
容易にパティキュレートフィルタの溶損防止をすること
が出来る(請求項5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのパティキュレート
フィルタ溶損防止装置の模式的ブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのパティキュレート
フィルタ溶損防止装置にかかる動作フローチャートであ
る。
【図3】本発明の一実施形態としてのパティキュレート
フィルタ溶損防止装置にかかるPMの自己着火を示す模
式的動作タイムチャートである。
【図4】従来のPMの自己着火を示す模式的動作タイム
チャートである。
【符号の説明】
21 圧力センサ(上流側圧力センサ) 22 圧力センサ(下流側圧力センサ) 23 O2センサ(酸素濃度検出手段) 24 酸化触媒(DOC) 25 パティキュレートフィルタ(DPF) 27 排気通路 40 ディーゼルエンジン(エンジン) 43 燃料噴射装置 50 制御手段(ECU) 53 PM堆積量判定手段 61 吸気通路 61a 吸気口 63 吸気絞り 100 吸気系 200 排気系 300 排気再循環(EGR)装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/24 F01N 3/24 S 3G092 F02D 9/02 F02D 9/02 S 3G301 21/08 301 21/08 301B 41/14 310 41/14 310N 41/38 41/38 B 43/00 301 43/00 301K 301N 45/00 312 45/00 312Z F02M 25/07 570 F02M 25/07 570J Fターム(参考) 3G062 AA01 AA05 BA04 BA06 CA06 DA01 DA02 EA10 ED01 ED04 ED08 ED10 FA02 FA06 FA23 GA04 GA06 GA17 GA22 3G065 AA01 AA03 AA09 AA10 CA12 DA04 EA07 FA03 GA00 GA06 GA10 GA46 HA06 KA02 3G084 AA01 BA05 BA07 BA13 BA15 BA20 CA03 DA10 DA19 DA25 EA11 FA10 FA28 FA34 3G090 AA01 BA01 CA01 CA04 DA04 DA10 DA18 DB10 EA02 EA04 EA05 EA06 EA07 3G091 AA10 AA11 AA18 AB02 AB13 BA00 BA14 BA15 BA19 CB01 EA01 EA07 EA32 EA33 FA12 FB11 HA37 HB05 HB06 3G092 AA02 AA17 AA18 BA05 BB01 BB13 DC01 DC09 EA01 EA06 EA08 FA17 FA18 FA38 GA04 HA06X HA06Z HA16X HB01X HB02X HD04Z HD07X HD08Z HE01Z HF08Z 3G301 HA02 HA11 HA13 JA25 JA26 JA33 KA07 LA01 MA11 MA23 NA08 NB02 NE01 NE14 PA11 PD01 PD14 PE01 PF03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼルエンジンの排気通路に設けら
    れたパティキュレートフィルタで捕集された排気微粒子
    の自己着火を抑制して、パティキュレートフィルタの溶
    損を防止する方法であって、 該排気通路の該パティキュレートフィルタよりも上流側
    に酸化触媒が設けられ、 該ディーゼルエンジンが該排気微粒子の自己着火を抑制
    すべき運転状態になると、該ディーゼルエンジンの主燃
    料噴射に先立って行なわれる燃料噴射であるパイロット
    噴射による燃料噴射量を通常運転時よりも増大させるこ
    とを特徴とする、パティキュレートフィルタの溶損防止
    方法。
  2. 【請求項2】 該ディーゼルエンジンに、排気ガスを吸
    気通路に還流させるEGR装置と、該吸気通路に設けら
    れて新気量を変更しうる吸気絞りとが付設され、 該ディーゼルエンジンが該排気微粒子の自己着火を抑制
    すべき運転状態になると、通常運転時よりも該EGR装
    置による排気ガスの還流量を増大させるとともに吸気絞
    りにより該ディーゼルエンジンに供給される新気を低減
    することを特徴とする、請求項1記載のパティキュレー
    トフィルタの溶損防止方法。
  3. 【請求項3】 該酸化触媒よりも上流側の排気通路上に
    酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段が設けられ、 該酸素濃度検出手段からの検出情報に基づいて、該ディ
    ーゼルエンジンの空燃比を理論空燃比にフィードバック
    制御することを特徴とする、請求項2記載のパティキュ
    レートフィルタの溶損防止方法。
  4. 【請求項4】 該自己着火を抑制すべき運転状態は、ア
    イドル運転状態であることを特徴とする、請求項1〜3
    のいずれか1項記載のパティキュレートフィルタの溶損
    防止方法。
  5. 【請求項5】 該自己着火を抑制すべき運転状態は、該
    パティキュレートフィルタで捕集された排気微粒子の堆
    積量が所定量以上で、且つ、該アイドル運転状態である
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の
    パティキュレートフィルタの溶損防止方法。
  6. 【請求項6】 ディーゼルエンジンの排気通路に設けら
    れたパティキュレートフィルタで捕集された排気微粒子
    の自己着火を抑制して、パティキュレートフィルタの溶
    損を防止する装置であって、 該排気通路の該パティキュレートフィルタよりも上流側
    に設けられ、該ディーゼルエンジンから排出される排気
    ガス中に含まれる未燃焼ガスと該排気通路中に残留した
    酸素とを反応させる酸化触媒と、 該ディーゼルエンジンが該排気微粒子の自己着火を抑制
    すべき運転状態になると、該ディーゼルエンジンの主燃
    料噴射に先立って行なわれる燃料噴射であるパイロット
    噴射による燃料噴射量を増大させることにより通常運転
    時よりも排気ガス中に含まれる未燃焼ガスの割合を増大
    させるように制御する制御手段とをそなえたことを特徴
    とする、パティキュレートフィルタの溶損防止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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