JP2003169883A - 電飾表示体及びその製造方法 - Google Patents

電飾表示体及びその製造方法

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JP2003169883A
JP2003169883A JP2001371543A JP2001371543A JP2003169883A JP 2003169883 A JP2003169883 A JP 2003169883A JP 2001371543 A JP2001371543 A JP 2001371543A JP 2001371543 A JP2001371543 A JP 2001371543A JP 2003169883 A JP2003169883 A JP 2003169883A
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Makoto Sakai
良 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、細かいデザインにも対応可
能であり、電飾の効果が充分に発揮できるとともに、退
色が防止される電飾表示体及びその製造方法を提供する
ことにある。 【解決手段】 本発明に関わる電飾表示体3は、図柄3
zを構成する図柄層b1、b2、b3、b4と、図柄層
b1、b2、b3、b4の光源4側に形成され、図柄3
zの下地色を構成する下地層b5と、下地層b5の光源
4側に形成され、図柄3zを構成する色のうち退色が発
生する色を有する透明である少なくとも一つの色付き透
明層b6とを具え、電飾表示に際して光源4からの光が
色付き透明層b6を透過することによって変色し図柄3
zの退色が防止されることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄を表示側の反
対側から光で照射して電飾表示する電飾表示体及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図7に示すゲーム機100
において、遊技者に提供されるゲーム演出のための電飾
表示は、電飾表示部101に配設される電飾表示パネル
102 (図8(a)参照)を裏側、すなわちゲーム機10
0内部から光で照射して印刷された図柄102zを遊技
者に対して表示している。
【0003】電飾表示パネル102は、CMYK(cya
n:青緑色、magenta:深紅色、yellow:黄色、black:
黒色)を用いて4色分解での印刷が行われ、図8(b)に
示すように、透明なアクリル板102pの裏面に印刷第
1層b101〜印刷第5層b105に印刷が行われ図柄
102zが描画されている。
【0004】例えば、透明なアクリル板102pの裏面
における印刷第1層b101にblack (以下、ブラック
と称す)のインキを用いてシルクスクリーン印刷(以下、
シルク印刷と称す)が行われ、印刷第2層b102にはm
agenta(以下、マゼンタと称す)のインキを用いてシルク
印刷が行われ、印刷第3層b103にはyellow (以下、
イエローと称す)のインキを用いてシルク印刷が行わ
れ、印刷第4層b104にはcyan(以下、シアンと称す)
のインキを用いてシルク印刷が行われて印刷第1層b1
01〜印刷第4層b104を以って図柄が描画されてお
り、印刷第5層b105には図柄の下地色のwhite(以
下、ホワイトと称す)としてホワイトのインキを用いて
シルク印刷が行われている。
【0005】ここで、上記4色分解のシルク印刷に使用
されるインキはもともと透明度が高いため、電飾表示パ
ネル102の裏後方(電飾表示の反対側)から光で照射さ
れると光のために図柄102zの色の明度が上昇し過ぎ
てしまい、彩度が低下し色自体が薄くなり、色相によっ
ては電飾によって色の後退が発生する。
【0006】特に、青色と赤色の退色が甚だしく、図8
(a)に示すように、E1部の青色は他領域であるE2部の
青色より退色している。
【0007】また、赤色は照射される光により色が薄く
なり、オレンジ色に遊技者に視認されたり、退色が甚だ
しい場合は茶色に視認されることもある。
【0008】上述の電飾用に描画される図柄102zの
退色を防止するため、印刷第1層b101〜印刷第4層
b104の4色分解のシルク印刷に使用されるインキの
濃度を上昇させるという対策が講じられている。
【0009】また、その他の対策としては、印刷第5層
b105に行われるシルク印刷の白色のインキの濃度を
上げたり、或いは、印刷第5層b105における白色の
インキの印刷の2度刷りを行い、光の透過を抑えるとい
う対策が採られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如
く、電飾における退色を防止するため4色分解のシルク
印刷に供されるインキの濃度を上げた場合、インキの粘
性が上昇して細かいデザインの印刷作業が困難になって
しまう。
【0011】また、退色を防止するため、印刷第5層b
105のシルク印刷における白色のインキの濃度を上げ
たり、または、白色のインキの印刷の2度刷りを行う方
法は、光の透過が抑えれ退色が防止されるものの、肝心
の電飾の効果が阻害されてしまう。
【0012】本発明は上記実状に鑑み、細かいデザイン
にも対応可能であり、電飾の効果が充分に発揮できると
ともに、退色が防止される電飾表示体及びその製造方法
の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の請求項1に関わる電飾表示体は、図柄を構
成する図柄層と、図柄層の光源側に形成され、図柄の下
地色を構成する下地層と、下地層の光源側に形成され、
図柄を構成する色のうち退色が発生する色を有する透明
である少なくとも一つの色付き透明層とを具え、電飾表
示に際して光源からの光が色付き透明層を透過すること
によって変色し図柄の退色が防止されることを特徴とし
ている。
【0014】本発明の請求項2に関わる電飾表示体は、
光源からの光に照射されて図柄が電飾表示される、光透
過材に図柄が描画された電飾表示体であって、光透過材
には、図柄を構成する図柄層と、図柄層に対して光源側
に下地色が構成される下地層と、下地層に対して光源側
に図柄を構成する色のうち退色が発生する色を有する透
明である少なくとも一つの色付き透明層とが形成される
ことを特徴としている。
【0015】本発明の請求項3に関わる電飾表示体は、
請求項2に記載の電飾表示体において、色付き透明層
は、図柄内の退色が発生する色の領域に形成されること
を特徴としている。
【0016】本発明の請求項4に関わる電飾表示体は、
請求項2に記載の電飾表示体において、図柄層は、分解
色の印刷によって形成され、色付き透明層は、退色が発
生する色の分解色の版を用いて印刷される領域に印刷さ
れることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項5に関わる電飾表示体は、
光源からの光に照射されて図柄が電飾表示される、光透
過材に図柄が描画された電飾表示体であって、光透過材
には、図柄を構成する図柄層と、図柄層に対して光源側
に下地色が構成される下地層と、下地層に対して光源側
に図柄を構成する色のうち退色が発生する色の分解色を
有する透明である少なくとも一つの色付き透明層とが形
成されることを特徴としている。
【0018】本発明の請求項6に関わる電飾表示体は、
請求項5に記載の電飾表示体において、図柄層は、分解
色の印刷によって形成され、色付き透明層は、退色が発
生する色の分解色の版を用いて印刷される領域に印刷さ
れることを特徴としている。
【0019】本発明の請求項7に関わる電飾表示体の製
造方法は、光源からの光に照射されて図柄が電飾表示さ
れる、光透過材に図柄が描画された電飾表示体の製造方
法であって、光透過材に、図柄を構成する図柄層を形成
する図柄層形成工程と、図柄層に対して光源側に下地色
が構成される下地層を形成する工程と、下地層に対して
光源側に図柄を構成する色のうち退色が発生する色を有
する透明である少なくとも一つの色付き透明層を形成す
る色付き透明層形成工程とを含むことを特徴としてい
る。
【0020】本発明の請求項8に関わる電飾表示体の製
造方法は、請求項7に記載の電飾表示体の製造方法にお
いて、色付き透明層形成工程は、図柄内の退色が発生す
る色の領域に色付き透明層が形成されることを特徴とし
ている。
【0021】本発明の請求項9に関わる電飾表示体の製
造方法は、請求項7に記載の電飾表示体の製造方法にお
いて、図柄層形成工程における図柄層は、分解色の印刷
により形成され、色付き透明層形成工程は、退色が発生
する色の分解色の印刷用の版と同一の版を用いて退色が
発生する色を有する透明インキを用いて色付き透明層が
印刷されることを特徴としている。
【0022】本発明の請求項10に関わる電飾表示体の
製造方法は、光源からの光に照射されて図柄が電飾表示
される、光透過材に図柄が描画された電飾表示体の製造
方法であって、光透過材に、図柄を構成する図柄層を形
成する図柄層形成工程と、図柄層に対して光源側に下地
色が構成される下地層を形成する工程と、下地層に対し
て光源側に図柄を構成する色のうち退色が発生する色の
分解色を有する透明である少なくとも一つの色付き透明
層を形成する色付き透明層形成工程とを含むことを特徴
としている。
【0023】本発明の請求項11に関わる電飾表示体の
製造方法は、請求項10に記載の電飾表示体の製造方法
において、図柄層形成工程における図柄層は、分解色の
印刷により形成され、色付き透明層形成工程は、退色が
発生する色の分解色の印刷用の版と同一の版を用いて分
解色を有する透明インキを用いて色付き透明層が印刷さ
れることを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、実施例を示す図面に基づい
て本発明を詳細に説明する。
【0025】図1に示すように、ゲーム機1の電飾表示
部2に配設される本発明を適用した電飾表示パネル(電
飾表示体)3は、電飾表示部2の縦断面図である図2に
示すように、図柄3z(図3(a)参照)が描画された電飾
表示パネル3が裏後方、すなわち電飾表示の反対側から
蛍光灯(光源)4により照射されている。
【0026】電飾表示パネル3は、図3(b)に示すよう
に、裏面に4色分解の印刷により図柄3zの描画が行わ
れており、裏面上に施されるブラックのインキのシルク
印刷印刷による印刷に第1層(図柄層)b1、マゼンタの
インキのシルク印刷による印刷第2層(図柄層)b2、イ
エローのインキのシルク印刷による印刷第3層(図柄層)
b3、およびシアンのインキのシルク印刷による印刷第
4層(図柄層)b4によって図柄3zが描画されている。
【0027】さらに、下地色としてのホワイトのインキ
のシルク印刷によって印刷第5層(下地層)b5が印刷さ
れている。
【0028】さらに、描画された図柄において、退色が
著しい色に対し退色が著しい色の分解色の版を使用して
退色が著しい色の特色の透明インキを用いたシルク印刷
が行われ印刷第6層(色付き透明層)b6が形成されてい
る。
【0029】したがって、上記特色の透明インキを用い
たシルク印刷がなされた箇所において蛍光灯4の光が印
刷第6層b6を透過し退色が著しい色に変色し、変色し
た蛍光灯4の光によって電飾表示パネル3裏面に印刷さ
れた図柄3zの退色が著しい色が照射され、図柄3zに
おける退色が防止される。
【0030】以下、ゲーム機1における電飾表示部2の
電飾表示パネル3の構成について詳細に説明する。
【0031】上記ゲーム機1は、遊技者に対してゲーム
演出のための電飾表示として下部に配設された電飾表示
部2の前面に電飾表示パネル3が筐体5に嵌合され設置
されている。
【0032】電飾表示部2は、図2に示すように、図柄
3z(図3 (a)参照)が裏面に描画された電飾表示パネ
ル3が裏後方(電飾表示の反対側)からゲーム機1内の蛍
光灯4により照射されている。
【0033】電飾表示パネル3は、図3(b)に示すよう
に、透明アクリル板(光透過材)3pが用いられ、その裏
面に図柄3zがCMYK(cyan(シアン):青緑色、magen
ta(マゼンタ):深紅色、yellow(イエロー):黄色、blac
k(ブラック):黒色)を用いての4色分解、すなわち、シ
アンまたはマゼンタまたはイエローまたはブラックの4
色のうちからの何れかの色を選択し混色して所望の色を
造り出す方法によって印刷されている。
【0034】具体的には、透明アクリル板3pの裏面表
面から、印刷第1層b1としてブラックのインキの版を
用いてシルク印刷が行われ、印刷第2層b2としてマゼ
ンタのインキの版を用いてシルク印刷が行われ、印刷第
3層b3としてイエローのインキの版を用いてシルク印
刷が行われ、印刷第4層b4としてシアンのインキの版
を用いてシルク印刷が行われ4色分解の印刷によって図
柄3zの描画が行われており、印刷第5層b5に図柄3
zの下地色としてホワイトのインクを用いて一帯にシル
ク印刷されている。
【0035】ここで、図柄3zに使用される各色は、必
ずしも4色を混色して色相を造り出すわけではないの
で、図柄3zにおける領域は必ずしも印刷第1層(図柄
層)b1、印刷第2層(図柄層)b2、印刷第3層(図柄
層)b3、印刷第4層(図柄層)b4の4層構造を有して
いるわけではない。
【0036】例えば、図柄3zの一部にレッドの色を描
画する場合、図4(a)、図3(b)に示すように、レッド
の部分の印刷は、印刷第2層b2にマゼンタ100%の
インキのシルク印刷が行われ、印刷第3層b3にイエロ
ー100%のインキのシルク印刷が行われるが、ブラッ
クの印刷第1層b1とシアンの印刷第4層b4の印刷は
行われない。
【0037】また、図柄3zの一部にオレンジの色を描
画する場合、図4(b)、図3(b)に示すように、オレン
ジの部分の印刷は、印刷第2層b2にマゼンタ50%の
インキのシルク印刷が行われ、印刷第3層b3にイエロ
ー100%のインキのシルク印刷が行われるが、ブラッ
クの印刷第1層b1とシアンの印刷第4層b4の印刷は
行われない。
【0038】また、図柄3zの一部にイエローの色を描
画する場合、図4(c)、図3(b)に示すように、イエロ
ーの部分の印刷は、印刷第3層b3にイエロー100%
のインキのシルク印刷が行われるが、ブラックの印刷第
1層b1とマゼンダの印刷第2層b2とシアンの印刷第
4層b4の印刷は行われない。
【0039】また、図柄3zの一部にグリーンの色を描
画する場合、図4(d)、図3(b)に示すように、グリー
ンの部分の印刷は、印刷第3層b3にイエロー100%
のインキのシルク印刷が行われ、印刷第4層b4にシア
ン100%のインキのシルク印刷が行われるが、ブラッ
クの印刷第1層b1とマゼンダの印刷第2層b2の印刷
は行われない。
【0040】また、図柄3zの一部にイエローグリーン
(黄緑)の色を描画する場合、図4(e)、図3(b)に示す
ように、イエローグリーンの部分の印刷は、印刷第3層
b3にイエロー100%のインキのシルク印刷が行わ
れ、印刷第4層b4にシアン50%のインキのシルク印
刷が行われるが、ブラックの印刷第1層b1とマゼンダ
の印刷第2層b2との印刷は行われない。
【0041】また、図柄3zの一部にブルーの色を描画
する場合、図4(f)、図3(b)に示すように、ブルーの
部分の印刷は、印刷第2層b2にマゼンタ50%のイン
キのシルク印刷が行われ、印刷第4層b4にシアン10
0%のインキのシルク印刷が行われるが、ブラックの印
刷第1層b1とイエローの印刷第3層b3の印刷は行わ
れない。
【0042】また、図柄3zの一部にダークブルーの色
を描画する場合、図4(g)、図3(b)に示すように、ダ
ークブルーの部分の印刷は、印刷第2層b2にマゼンタ
100%のインキのシルク印刷が行われ、印刷第4層b
4にシアン100%のインキのシルク印刷が行われる
が、ブラックの印刷第1層b1とイエローの印刷第3層
b3の印刷は行われない。
【0043】また、図柄3zの一部にパープルの色を描
画する場合、図4(h)、図3(b)に示すように、パープ
ルの部分の印刷は、印刷第2層b2にマゼンタ100%
のインキのシルク印刷が行われ、印刷第4層b4にシア
ン50%のインキのシルク印刷が行われるが、ブラック
の印刷第1層b1とイエローの印刷第3層b3の印刷は
行われない。
【0044】ここで、上記の色のパーセンテージはイン
クが通過する絹布の目の多さによって調整されている。
【0045】そして、上記4色分解の印刷層第1層b1
〜印刷層第4層b4に重畳して下地色として印刷第5層
b5にホワイトのインクを用いて一帯にシルク印刷が行
われ、さらに、印刷第6層b6に、電飾表示の際に図柄
3zにおいて退色が著しい色の特色のインキを用いて退
色が著しい色の分解色の版、すなわち分解色ブラックの
印刷第1層b1の版または分解色マゼンタの印刷第2層
b2の版または分解色イエローの印刷第3層b3の版ま
たは分解色シアンの印刷第4層b4の版を使用してシル
ク印刷が行われている。
【0046】ここで、上記分解色の版は、上記退色が著
しい色にのみ使用されている分解色の版がある場合はそ
の分解色の版を使用するが、他の図柄3zの箇所でも使
用している分解色の版しかない場合は、図柄3z全体の
影響を考慮して退色が著しい色のどの分解色の版を使用
するか決定することになる。
【0047】例えば、電飾表示パネル3が裏後方から蛍
光灯4の光により照射され、図柄3zにおける図4(a)
に示すレッドの色が退色した場合、レッドの特色のイン
キを用いて、図柄3z全体への影響を考慮に入れ印刷第
6層b6にマゼンタの版である印刷第2層b2の版また
はイエローの版である印刷第3層b3の版を使用してシ
ルク印刷が行われる。
【0048】なお、上記レッドの色でのみ使用しており
他の図柄3zの領域で使用してない分解色の版がある場
合はその版を使用する。
【0049】ここで、印刷第6層b6に、図柄3z全体
への影響を考慮に入れ、例えば、マゼンタの印刷第2層
b2に使用された版を用いてレッドの特色の透明インキ
によるシルク印刷が行われた場合、印刷第2層b2にマ
ゼンタのインキの版のシルク印刷が行われた箇所にの
み、印刷第6層b6にレッドの特色の透明インキによる
印刷が行われることになり、印刷第2層b2のマゼンタ
のインキの版のシルク印刷が行われなかった箇所には印
刷第6層b6にレッドの特色の透明インキによる印刷が
行われることはない。
【0050】そのため、電飾表示に際して、印刷第6層
b6にレッドの特色の透明インキによる印刷が行われた
箇所を透過した蛍光灯4の光がレッドの色に変色して当
該退色発生箇所を照射し退色が防止され、一方、印刷第
6層b6にレッドの特色の透明インキによる印刷が行わ
れなかった箇所を透過する蛍光灯4の光は変色すること
はなくその他の領域の電飾表示に影響はない。
【0051】なお、図4(b)のオレンジ、図4(f)のブ
ルー、図4(g)のダークブルー、および図4(h)のパー
プルは、印刷第2層b2のマゼンタのインキの版のシル
ク印刷が行われているので、印刷第6層b6にレッドの
特色の透明インキによる印刷が行われるが、電飾表示に
際してレッドの色が補強されるものの図柄3z全体への
影響を考慮に入れて印刷第6層b6の印刷が行われるた
め、その変化が顕著に視認されることは殆どない。
【0052】或いは、例えば、電飾表示パネル3が蛍光
灯4の光により裏後方から照射され、図柄3zにおける
図4(b)に示すオレンジの色が退色した場合、オレンジ
の特色の透明インキを用いて、図柄3z全体への影響を
考慮に入れ印刷第6層b6にマゼンタの版である印刷第
2層b2の版またはイエローの版である印刷第3層b3
の版を使用してシルク印刷が行われる。
【0053】なお、上記オレンジの色でのみ使用してお
り他の図柄3zの領域で使用してない分解色の版がある
場合はその版を使用する。
【0054】ここで、印刷第6層b6に、図柄3z全体
への影響を考慮に入れ、例えば、マゼンタの印刷第2層
b2に使用された版を用いてオレンジの特色の透明イン
キによるシルク印刷が行われた場合、印刷第2層b2に
マゼンタのインキの版のシルク印刷が行われた箇所にの
み、印刷第6層b6にオレンジの特色の透明インキによ
る印刷が行われることになり、印刷第2層b2のマゼン
タのインキの版のシルク印刷が行われなかった箇所には
印刷第6層b6にオレンジの特色の透明インキによる印
刷が行われることはない。
【0055】そのため、電飾表示に際して、印刷第6層
b6にオレンジの特色の透明インキによる印刷が行われ
た箇所を透過した蛍光灯4の光がオレンジの色に変色し
て当該退色発生箇所を照射し退色が防止され、一方、印
刷第6層b6にオレンジの特色の透明インキによる印刷
が行われなかった箇所を透過する蛍光灯4の光は変色す
ることはなくその他の領域の電飾表示に影響はない。
【0056】なお、図4(a)のレッド、図4(f)のブル
ー、図4(g)のダークブルー、および図4(h)のパープ
ルは、印刷第2層b2のマゼンタのインキの版のシルク
印刷が行われているので、印刷第6層b6にオレンジの
特色の透明インキによる印刷が行われるが、電飾表示に
際してオレンジの色が補強されるものの図柄3z全体へ
の影響を考慮に入れて印刷第6層b6の印刷が行われる
ため、その変化が顕著に視認されることは殆どない。
【0057】或いは、例えば、電飾表示パネル3が蛍光
灯4の光により裏後方から照射され、図柄3zにおける
図4(c)で示すイエローの色が退色した場合、図柄3z
全体への影響を考慮に入れイエローの特色の透明インキ
を用いて、印刷第6層b6にイエローの版である印刷第
3層b3の版を使用してシルク印刷が行われる。
【0058】この場合、印刷第3層b3にイエローのイ
ンキの版のシルク印刷が行われた箇所にのみ、印刷第6
層b6にイエローの特色の透明インキによる印刷が行わ
れることになり、印刷第3層b3のイエローのインキの
版のシルク印刷が行われなかった箇所には印刷第6層b
6にイエローの特色の透明インキによる印刷が行われる
ことはない。
【0059】そのため、電飾表示に際して、印刷第6層
b6にイエローの特色の透明インキによる印刷が行われ
た箇所を透過した蛍光灯4の光がイエローの色に変色し
て当該退色発生箇所を照射し退色が防止され、一方、印
刷第6層b6にイエローの特色の透明インキによる印刷
が行われなかった箇所を透過する蛍光灯4の光は変色す
ることはなくその他の領域の電飾表示に影響はない。
【0060】なお、図4(a)のレッド、図4(b)のオレ
ンジ、図4(d)のグリーン、および図4(e)のイエロー
グリーンは、印刷第3層b3のイエローのインキの版の
シルク印刷が行われているので、印刷第6層b6にイエ
ローの特色の透明インキによる印刷が行われるが、電飾
表示に際してイエローの色が補強されるものの図柄3z
全体への影響を考慮に入れて印刷第6層b6の印刷が行
われるため、その変化が顕著に視認されることは殆どな
い。
【0061】或いは、例えば、電飾表示パネル3が蛍光
灯4の光により裏後方から照射され、図柄3zにおける
図4(d)で示すグリーンの色が退色した場合、グリーン
の特色の透明インキを用いて、図柄3z全体への影響を
考慮に入れ印刷第6層b6にイエローの版である印刷第
3層b3の版またはシアンの版である印刷第4層b4の
版を使用してシルク印刷が行われる。
【0062】なお、上記グリーンの色でのみ使用してお
り他の図柄3zの領域で使用してない分解色の版がある
場合はその版を使用する。
【0063】ここで、印刷第6層b6に、図柄3z全体
への影響を考慮に入れ、例えば、シアンの印刷第4層b
4に使用された版を用いてグリーンの特色の透明インキ
によるシルク印刷が行われた場合、印刷第4層b4にシ
アンのインキの版のシルク印刷が行われた箇所にのみ、
印刷第6層b6にグリーンの特色の透明インキによる印
刷が行われることになり、印刷第4層b4のシアンのイ
ンキの版のシルク印刷が行われなかった箇所には印刷第
6層b6にグリーンの特色の透明インキによる印刷が行
われることはない。
【0064】そのため、電飾表示に際して、印刷第6層
b6にグリーンの特色の透明インキによる印刷が行われ
た箇所を透過した蛍光灯4の光がグリーンの色に変色し
て当該退色発生箇所を照射し退色が防止され、一方、印
刷第6層b6にグリーンの特色の透明インキによる印刷
が行われなかった箇所を透過する蛍光灯4の光は変色す
ることはなくその他の領域の電飾表示に影響はない。
【0065】なお、図4(e)のイエローグリーン、図4
(f)のブルー、図4(g)のダークブルー、および図4
(h)のパープルは、印刷第4層b4のシアンのインキの
版のシルク印刷が行われているので、印刷第6層b6に
グリーンの特色の透明インキによる印刷が行われるが、
電飾表示に際してグリーンの色が補強されるものの図柄
3z全体への影響を考慮に入れて印刷第6層b6の印刷
が行われるため、その変化が顕著に視認されることは殆
どない。
【0066】或いは、例えば、電飾表示パネル3が蛍光
灯4の光により裏後方から照射され、図柄3zの図4
(e)で示すイエローグリーンの色が退色した場合、図柄
3z全体への影響を考慮に入れ、印刷第6層b6にイエ
ローの版である印刷第3層b3の版を用いてイエローの
透明インキによるシルク印刷、またはシアンの版である
印刷第4層b4の版を用いてシアンの透明インキによる
シルク印刷が行われる。
【0067】なお、上記イエローグリーンの色でのみ使
用しており他の図柄3zの領域で使用してない分解色の
版がある場合はその版を使用する。
【0068】ここで、印刷第6層b6に、図柄3z全体
への影響を考慮に入れ、例えば、イエローの印刷第3層
b3に使用された版を用いたイエローグリーンの特色の
透明インキによるシルク印刷が行われた場合、印刷第3
層b3にイエローのインキの版のシルク印刷が行われた
箇所にのみ、印刷第6層b6にイエローグリーンの特色
の透明インキによる印刷が行われることになり、印刷第
3層b3のイエローのインキの版のシルク印刷が行われ
なかった箇所には印刷第6層b6にイエローグリーンの
特色の透明インキによる印刷が行われることはない。
【0069】そのため、電飾表示に際して、印刷第6層
b6にイエローグリーンの特色の透明インキによる印刷
が行われた箇所を透過した蛍光灯4の光がイエローグリ
ーンの色に変色して当該退色発生箇所を照射し退色が防
止され、一方、印刷第6層b6にイエローグリーンの特
色の透明インキによる印刷が行われなかった箇所を透過
する蛍光灯4の光は変色することはなくその他の領域の
電飾表示に影響はない。
【0070】なお、図4(a)のレッド、図4(b)のオレ
ンジ、図4(c)のイエロー、および図4(d)のグリーン
は、印刷第3層b3のイエローのインキの版のシルク印
刷が行われているので、印刷第6層b6にイエローグリ
ーンの特色の透明インキによる印刷が行われるが、電飾
表示に際して色が補強されるものの図柄3z全体への影
響を考慮に入れて印刷第6層b6の印刷が行われるた
め、その変化が顕著に視認されることは殆どない。
【0071】以下、電飾表示パネル3が蛍光灯4の光に
より裏後方から照射され、図4(f)に示すブルーの色が
退色した場合、または図4(g)に示すダークブルーの色
が退色した場合、または図4(h)に示すパープルの色が
退色した場合においても、上述した図4(a)〜図4(e)
の場合と同様な方法により印刷第6層b6に選択した色
の特色の透明インキを用いて選択した色の分解色の版を
使用して印刷が行われ、選択した色の分解色の版の印刷
が行われた図柄3zの箇所にのみ選択した色の特色の透
明インキによる印刷が施され電飾表示の際の退色が防止
され、選択した色の分解色以外の分解色の版の印刷が行
われた図柄3zの箇所には選択した色の特色の透明イン
キによる印刷が施されることはなくその他の領域の電飾
表示に影響はない。
【0072】ところで、2色以上の色が退色した場合、
上述した印刷第6層b6の印刷方法と同様な印刷方法を
用いて印刷第6層b6の透明インキの色以外の退色した
色の特色の透明インキを用いて該退色した色の分解色の
版を使用して、印刷第6層b6に加え、印刷第7層(色
付き透明層)、印刷第8層(色付き透明層)、印刷第9層
(色付き透明層)に印刷を施すことも可能である。
【0073】例えば、図4(a)のレッドと図4(f)のブ
ルーとが退色した場合、印刷第6層b6に印刷第3層b
3のイエローのインキの版を用いてレッドの特色の透明
インキによるシルク印刷を行い、印刷第7層に印刷第4
層b4のシアンのインキの版を用いてブルーの特色の透
明インキによるシルク印刷を行う等々…。
【0074】なお、上述の例では、印刷第6層b6に、
電飾表示の際に図柄3zにおいて退色が著しい色の特色
の透明インキを用いて退色が著しい色の分解色の版を使
用してシルク印刷が行われたが、退色が著しい色の領域
にのみシルク印刷が行われる分解色の版が無い場合には
別途、退色が著しい色の領域にのみシルク印刷が行われ
る版を製造して、退色が著しい色の領域にのみシルクを
行ってもよい。
【0075】また、印刷第6層b6に印刷した退色の色
以外に図柄3zにおいて退色が発生する色が有る場合に
は、印刷第6層b6以外に印刷第7層、印刷第8層、印
刷第9層、…を形成して、退色が著しい色の領域にのみ
シルク印刷が行われる版をそれぞれ製造して、退色が著
しい色の特色の透明インキを用いて退色が著しい色の領
域にのみそれぞれシルク印刷を行ってもよいことは言う
までもない。
【0076】次に、4色分解の印刷の工程について説明
する。
【0077】まず、デザイナーが電飾表示パネル3のた
めの図柄3zの原画をパソコン等を用いて描画して、原
画のデータを印刷会社に渡して原画に沿った電飾表示パ
ネル3の製作を依頼する。
【0078】印刷会社は、デザイナーの指示や原画のデ
ータから、電飾表示パネル3の図柄3zのうちCMYK
のそれぞれの4色分解のインキを用いて印刷する箇所と
特色のインキを用いて印刷する箇所とを把握する。
【0079】なお、図柄3zにおける特色のインキを用
いて印刷する工程の説明は省略する。
【0080】以下、図5(a)を参照のこと。
【0081】まず、4色分解の色の一つであるブラック
のインキに対応した図柄3zの部分、すなわちブラック
を分解色として有する部分を絹布に転写し、ブラックの
インキに対応する版を製作し、印刷不要部はインキを通
さない材料で覆う。(工程1-1) また、4色分解の色の一つであるマゼンタのインキに対
応した図柄3zの部分、すなわちマゼンタを分解色とし
て有する部分を絹布に転写し、マゼンタのインキに対応
する版を製作し、印刷不要部はインキを通さない材料で
覆う。(工程1-2) また、4色分解の色の一つであるイエローのインキに対
応した図柄3zの部分、すなわちイエローを分解色とし
て有する部分を絹布に転写し、イエローのインキに対応
する版を製作し、印刷不要部はインキを通さない材料で
覆う。(工程1-3) また、4色分解の色の一つであるシアンのインキに対応
した図柄3zの部分、すなわちシアンを分解色として有
する部分を絹布に転写し、シアンのインキに対応する版
を製作し、印刷不要部はインキを通さない材料で覆う。
(工程1-4) そして、図柄3zの下地色のホワイトのインキに対応し
た版を製作する。(工程1-5) 続いて、電飾表示パネル3の原板として透明アクリル板
3pを準備する。
【0082】以下、図5 (b)、図3(b)を参照のこ
と。
【0083】そして、透明アクリル板3pの裏面に、ブ
ラックのインキの版を載置しスキージでブラックのイン
キを図柄部分の絹目から押し出しシルク印刷を行い印刷
第1層b1を形成する。(工程2-1) 続いて、マゼンタのインキの版を載置しスキージでマゼ
ンタのインキを図柄部分の絹目から押し出しシルク印刷
を行い印刷第2層b2を形成し(工程2-2)、続いて、イ
エローのインキの版を載置しスキージでイエローのイン
キを図柄部分の絹目から押し出しシルク印刷を行い印刷
第3層b3を形成し(工程2-3)、続いて、シアンのイン
キの版を載置しスキージでシアンのインキを図柄部分の
絹目から押し出しシルク印刷を行い印刷第4層b4を形
成する。(工程2-4) そして、下地色としてホワイトのインキの版を載置しス
キージでホワイトのインキを絹目から押し出しシルク印
刷を行い印刷第5層b5を形成し、図柄3zの下地であ
るホワイトを印刷する。(工程2-5) 最後に、図柄3zの退色を防止するために退色が著しい
色の特色の透明インキを用いて退色しい色の分解色の
版、例えば、ブラックのインキの版またはマゼンタのイ
ンキの版またはイエローのインキの版またはシアンのイ
ンキの版を載置しスキージでインキを図柄部分の絹目か
ら押し出しシルク印刷を行い印刷第6層b6を形成す
る。
【0084】なお、上述したように、退色が著しい色に
のみ使用されている分解色の版がある場合はその分解色
の版を使用するが、他の図柄3zの箇所でも使用してい
る分解色の版しかない場合は、図柄3z全体の影響を考
慮して退色が著しい色のどの分解色の版を使用するか決
定する。
【0085】(工程2-6)さらに、前述したように、印刷
第6層b6に重畳して印刷第7層、印刷第8層、印刷第
9層として、図柄3zの退色を防止するため、印刷第6
層b6の透明インキの色以外の退色した色の特色の透明
インキを用いて該退色した色の分解色の版を載置しスキ
ージでインキを図柄部分の絹目から押し出しシルク印刷
を行ってもよい。
【0086】なお、上記実施例では、図3(b)に示すよ
うに、透明アクリル板3pの裏面、すなわち蛍光灯4側
の面に印刷第1層b1としてブラックのインキの版を用
いてシルク印刷、印刷第2層b2としてマゼンタのイン
キの版を用いてシルク印刷、印刷第3層b3としてイエ
ローのインキの版を用いてシルク印刷、印刷第4層b4
としてシアンのインキの版を用いてシルク印刷、および
印刷第5層b5に図柄3zの下地色としてホワイトのイ
ンクを用いて一帯にシルク印刷を行い、印刷第6層b6
に電飾表示の際に図柄3zにおいて退色が著しい色の特
色の透明インキによるシルク印刷を行ったが、図6(a)
に示す電飾表示パネル(電飾表示体)23のように、透明
アクリル板(光透過材)23p1裏面、すなわちゲーム機
1内側の反電飾表示側の面に印刷第1層(図柄層)b21
としてブラックのインキの版を用いてシルク印刷、印刷
第2層(図柄層)b22としてマゼンタのインキの版を用
いてシルク印刷、印刷第3層(図柄層)b23としてイエ
ローのインキの版を用いてシルク印刷、印刷第4層(図
柄層)b24としてシアンのインキの版を用いてシルク
印刷、印刷第5層(下地層)b25に下地色としてホワイ
トのインクを用いて一帯にシルク印刷、および印刷第6
層(色付き透明層)b26に電飾表示の際に図柄において
退色が著しい色の分解色を有する透明インキによるシル
ク印刷を行い、これら印刷層を透明アクリル板23p2
を用いて透明アクリル板23p1との間で挟入するよう
に構成してもよい。
【0087】なお、上記例では、透明アクリル板23p
1裏面に印刷第1層b21、印刷第2層b22、印刷第
3層b23、印刷第4層b24、印刷第5層b25、お
よび印刷第6層b26を印刷したが、透明アクリル板
(光透過材)23p1裏面に印刷第1層b21、印刷第2
層b22、印刷第3層b23、印刷第4層b24を印刷
し、透明アクリル板(光透過材)23p2表面に印刷第6
層b26、印刷第5層b25を印刷することも可能で、
透明アクリル板23p1と透明アクリル板23p2とに対
する印刷は適宜、任意に選択可能である。
【0088】或いは、図6(b)に示す電飾表示パネル
(電飾表示体)33のように透明アクリル板(光透過材)3
3pの厚さが薄い場合に、透明アクリル板33p表面、
すなわちゲーム機1外側の電飾表示側の面にブラックの
印刷第4層(図柄層)b34、イエローの印刷第3層(図
柄層)b33、マゼンタの印刷第2層(図柄層)b32、
シアンの印刷第1層(図柄層)b31のシルク印刷を行
い、透明アクリル板33pの裏面、すなわちゲーム機1
内側の反電飾表示側の面に下地色としてホワイトの印刷
第5層(下地層)b35、退色が著しい色の特色の透明イ
ンキの印刷第6層(色付き透明層)b36のシルク印刷を
行ってもよい。
【0089】上記電飾表示パネル33における透明アク
リル板33p表面、すなわち電飾表示側の面の印刷工程
は、透明アクリル板33p表面から印刷第4層b34の
印刷、印刷第3層b33の印刷、印刷第2層b32の印
刷、印刷第1層b31の印刷の順番で行われ、一方、透
明アクリル板33p裏面すなわちゲーム機1内側の反電
飾表示側の面の印刷工程は、印刷第5層b35、印刷第
6層b36の順番で行われる。
【0090】なお、電飾表示パネル33における透明ア
クリル板33p表面または裏面に印刷する印刷層は、上
記構成に拘らず、適宜、任意に印刷可能であることは言
うまでもない。
【0091】なお、電飾表示パネル33の電飾表示側で
あるゲーム機外側の外面の印刷第1層b31〜印刷第4
層b34を保護するため、印刷第1層b31表面を透明
なコーティング材でコーティングする等、電飾表示パネ
ル33の電飾表示側外面を光透過性の材料で覆って保護
する構成も可能である。
【0092】また、上述した如く、印刷第1層〜印刷第
6層は、必ずしも隣接して形成する必要はなく、電飾表
示パネルにおいて電飾表示側から図柄を構成する印刷第
1層〜印刷第4層、印刷第5層、印刷第6層の順に印刷
されていればよい。
【0093】また、上述した実施例では、4色分解のシ
ルク印刷工程の例として、ブラック、マゼンダ、イエロ
ー、シアンの印刷順を例示したが必ずしもこの順番に限
定されることはなく、ブラック以外のマゼンダ、イエロ
ー、シアンはデザインに応じて印刷する順番が変更され
ることは言うまでもない。
【0094】上記構成によれば、電飾表示パネルにおい
て、下地色であるホワイトの印刷第5層の裏面側に、図
柄の退色が発生する色の特色の透明インキにより、退色
が発生する色の分解色の版を用いてシルク印刷が施され
るので、図柄の前記分解色の版を用いてシルク印刷が施
される箇所において蛍光灯の光が退色が発生する色の特
色の透明インキの印刷層を透過して該透明インキの色に
変色して該分解色の版を用いてシルク印刷が施される箇
所を照射し、退色が発生する色がその色を有する蛍光灯
の光によって照射され退色が防止される。
【0095】ここで、退色が発生する色の分解色の版を
用いてシルク印刷が施されるため、退色が発生する色の
分解色の版でシルク印刷が施されない図柄の箇所には上
記特色の透明インキによりシルク印刷が施されないため
蛍光灯の光は変色せず電飾表示に際して影響はない。
【0096】なお、図柄の退色が発生する色以外で上記
分解色で構成される色は、図柄全体への影響を考慮に入
れて上記特色の透明インキでシルク印刷が施されるた
め、電飾表示に際して色が補強されるものの、その変化
が顕著に視認されることは殆どない。
【0097】また、本構成によれば図柄を印刷する際に
使用される版が用いられるので、図柄のデザインの細か
さに影響を受けることはない。
【0098】なお、退色が発生する色の領域にのみシル
ク印刷が行われる分解色の版が無い場合には、新たに退
色が発生する色の領域にのみシルク印刷が行われる版を
製造して、退色が発生する色の特色の透明インキを用い
て退色が発生する色の領域にのみシルク印刷を行っても
よい。
【0099】また、上記透明インキの透明度を調整する
によって光の透過度を調節することが可能で、4色分解
の印刷による図柄を美しく見せることができる。
【0100】さらに、色付きの透明インキが用いられる
印刷のため電飾表示パネルの光の透過率が著しく低下す
ることはなく電飾の効果が阻害されることはない。
【0101】また、上記実施例では、印刷第6層に退色
が発生する色の特色の透明インキで該当する分解色の版
を用いてシルク印刷を行ったが、分解色の版を用いるこ
となく印刷第6層として図柄全面に一帯に特色の透明イ
ンキを用いたシルク印刷を行っても、退色の低減効果が
得られる。
【0102】なお、図柄において退色が発生する色は実
際的にはレッド、ブルー等に限られており、図柄全面に
一帯に退色が発生する色の特色の透明インキを用いたシ
ルク印刷を行っても、透明インキであるため影響は比較
的軽微で、退色が発生する色以外のその他の色に特に目
立つ変色が視認されないように調整することができる。
【0103】また、上記実施例では、印刷第6層に退色
が発生する色の特色の透明インキで退色が発生する色の
分解色の版を用いてシルク印刷を行ったが、特色の透明
インキではなく退色が発生する色の分解色を有する透明
インキを用いて印刷第6層として図柄全面にシルク印刷
を行っても、退色の低減効果が得られる。
【0104】なお、図柄において退色が発生する色は実
際的にはレッド、ブルー等に限られており、図柄全面に
一帯に退色が発生する色の分解色を有する透明インキを
用いたシルク印刷を行っても、透明インキであるため影
響は比較的軽微で退色が発生する色以外のその他の色に
特に目立った変色が視認されないように調整することが
できる。
【0105】或いは、同様に、図柄の退色が発生する箇
所を、退色が発生する色の分解色を有する透明インキを
用いて印刷第6層としてシルク印刷を行うと、退色が発
生する箇所にのみ退色が発生する色の分解色に変色した
蛍光灯4の光が照射され退色の低減効果が得られ、他の
領域に影響することはない。
【0106】なお、退色が発生する色の領域にのみシル
ク印刷が行われる分解色の版が無い場合には、新たに退
色が発生する色の領域にのみシルク印刷が行われる版を
製造して、退色が発生する色の分解色の透明インキを用
いて退色が発生する色の領域にのみシルク印刷を行うこ
ともできる。
【0107】また、上記退色の発生する色の分解色のシ
ルク印刷を行う際に用いた版を用いてシルク印刷を行う
と、既製造の版を用いることができるので容易な印刷作
業でシルク印刷を行うことができる。
【0108】この場合、図柄の退色が発生する色以外で
上記分解色で構成される色の領域にもシルク印刷が施さ
れることになるが、図柄全体への影響を考慮に入れて分
解色の透明インキでシルク印刷が施されるため、電飾表
示に際して色が補強されるものの、その変化が顕著に視
認されることは殆どない。
【0109】また、上記実施例では、透明アクリル板に
分解色の印刷法を用いて印刷第1層〜印刷第4層に図柄
を印刷したが、特色のインキを用いて電飾用の図柄をシ
ルク印刷して、さらに光源側、すなわち蛍光灯側にホワ
イト等の下地色をシルク印刷して、さらに光源側に電飾
の際に退色する色の特色の透明インキを用いて図柄全面
に一帯にシルク印刷を行っても、退色の低減効果が得ら
れる。
【0110】なお、図柄において退色が発生する色は実
際的にはレッド、ブルー等に限られており、図柄全面に
一帯に退色が発生する色を有する透明インキを用いたシ
ルク印刷を行っても、透明インキであるため影響は比較
的軽微で退色が発生する色以外のその他の色に特に目立
つ変色がないように調整することができる。
【0111】なお、退色する特色と同色を有する透明イ
ンキを用いるシルク印刷は、透明アクリル板において該
退色する特色のシルク印刷が行われた箇所にのみシルク
印刷を行うと、電飾表示において退色発生箇所を照射す
る蛍光灯の光が退色する色に変色し当該箇所の退色が防
止される、一方、他の領域を照射する蛍光灯の光は変色
することはなく他の領域の電飾表示に影響はない。
【0112】また、この場合、退色が発生する特色と同
色の透明インキを用いるシルク印刷を行うに際して、上
記退色の発生する特色のシルク印刷を行う際に用いた版
を用いてシルク印刷を行うと、既製造の版を用いること
ができるので容易な印刷作業で退色発生箇所に限定した
シルク印刷を行うことができる。
【0113】上述した本構成により、電飾として頻繁に
使用されるものの退色が著しいレッド、ブルーの電飾表
示に際しての退色の防止が可能となり、電飾表示におけ
るレッド、ブルーの多用化が実現される。
【0114】また、上述の実施例では、光透過材として
透明アクリル板を例示したが、樹脂製の透明フィルム
等、光を透過する材料であれば透明アクリル板に限定さ
れないことは当然である。
【0115】なお、上記実施例では、4色分解による印
刷を例示して説明したが、3色分解等、それ以外の印刷
方法においても本願発明を有効に適用し得ることは言う
までもない。
【0116】また、電飾表示体の製造方法として印刷を
例示して説明したが、例えば、ベース材上に赤い光に反
応する反応層、緑色の光に反応する反応層、黄色の光に
反応する反応層等を形成し、該ベース材を透射して露光
した部分を発色させて定着させる方法、或いは、人手に
よる描画等、印刷以外の製造方法においても本願発明が
適用可能であることは言うまでもない。
【0117】したがって、細かいデザインにも対応可能
であり、電飾の効果が充分に発揮できるとともに、退色
が防止される電飾表示体及びその製造方法が得られる。
【0118】また、上述の実施例では、ゲーム機の電飾
表示パネルを例示しているが、ゲーム機以外の電子機
器、輸送用機器、各種機械、建物内外、および市街地等
における電飾表示等、ゲーム機以外の電飾表示において
も本願発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
【0119】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明の請求項1
に関わる電飾表示体は、下地層の光源側に図柄を構成す
る色のうち退色が発生する色を有する透明である少なく
とも一つの色付き透明層を具えるので、光源からの光が
色付き透明層を透過して該色付き透明層が有する色に変
色し、図柄が変色した光によって照射され電飾表示の際
の図柄の退色が防止される。
【0120】本発明の請求項2に関わる電飾表示体は、
下地層に対して光源側に図柄を構成する色のうち退色が
発生する色を有する透明である少なくとも一つの色付き
透明層が形成されるので、照射される光が色付き透明層
を透過して該色付き透明層が有する色に変色し、図柄が
退色が発生する色に変色した光によって照射され、電飾
表示の際の図柄の退色が防止される。
【0121】本発明の請求項3に関わる電飾表示体は、
色付き透明層が、図柄内の退色が発生する色の領域に形
成されるので、照射する光が退色が発生する色の領域で
のみ色付き透明層を透過し退色が発生する色に変色し、
該変色した光が図柄内の退色が発生する色の領域を照射
し退色が防止される。
【0122】一方、図柄のそれ以外の領域は、電飾表示
に際して、照射する光が色付き透明印刷層を透過するこ
とはなく変色せず影響を受けることはない。
【0123】本発明の請求項4に関わる電飾表示体は、
図柄層は、分解色の印刷によって形成され、色付き透明
層は、退色が発生する色の分解色の版を用いて印刷され
る領域に印刷されるので、照射される光が色付き透明層
を透過して該色付き透明層が有する色に変色し、該変色
した光によって退色が発生する色の分解色の版を用いて
印刷される領域が照射され、電飾表示の際の図柄の退色
が防止される。
【0124】本発明の請求項5に関わる電飾表示体は、
下地層に対して光源側に図柄を構成する色のうち退色が
発生する色の分解色を有する透明である少なくとも一つ
の色付き透明層とが形成されるので、照射される光が色
付き透明層を透過して色付き透明層が有する分解色に変
色し、図柄が退色が発生する色の分解色に変色した光に
よって照射され、電飾表示の際の図柄の退色が防止され
る。
【0125】本発明の請求項6に関わる電飾表示体は、
図柄層は、分解色の印刷によって形成され、色付き透明
層は、退色が発生する色の分解色の版を用いて印刷され
る領域に印刷されるので、照射される光が色付き透明層
を透過して該色付き透明層が有する色に変色し、該変色
した光によって退色が発生する色の分解色の版を用いて
印刷される領域が照射され、電飾表示の際の図柄の退色
が防止される。
【0126】本発明の請求項7に関わる電飾表示体の製
造方法は、色付き透明層形成工程において、下地層に対
して光源側に図柄を構成する色のうち退色が発生する色
を有する透明である少なくとも一つの色付き透明層を形
成するので、照射される光が色付き透明層を透過して該
色付き透明層が有する色に変色し、図柄が退色が発生す
る色に変色した光によって照射され、電飾表示の際の図
柄の退色が防止される。
【0127】本発明の請求項8に関わる電飾表示体の製
造方法は、色付き透明層形成工程において、図柄内の退
色が発生する色の領域に色付き透明層が形成されるの
で、照射する光が退色が発生する色の領域でのみ色付き
透明層を透過し退色が発生する色に変色し、該変色した
光が図柄内の退色が発生する色の領域を照射し退色が防
止される。
【0128】一方、図柄のそれ以外の領域は、電飾表示
に際して、照射する光が色付き透明印刷層を透過するこ
とはなく変色せず影響を受けることはない。
【0129】本発明の請求項9に関わる電飾表示体の製
造方法は、色付き透明層形成工程において、退色が発生
する色の分解色の印刷用の版と同一の版を用いて退色が
発生する色を有する透明インキを用いて色付き透明層が
印刷されるので、色付き透明層の印刷作業が容易であ
る。
【0130】本発明の請求項10に関わる電飾表示体の
製造方法は、色付き透明層形成工程において、下地層に
対して光源側に図柄を構成する色のうち退色が発生する
色の分解色を有する透明である少なくとも一つの色付き
透明層を形成するので、照射される光が色付き透明層を
透過して色付き透明層が有する分解色に変色し、図柄が
退色が発生する色の分解色に変色した光によって照射さ
れ、電飾表示の際の図柄の退色が防止される。
【0131】本発明の請求項11に関わる電飾表示体の
製造方法は、色付き透明層形成工程において、退色が発
生する色の分解色の印刷用の版と同一の版を用いて分解
色を有する透明インキを用いて色付き透明層が印刷され
るので、色付き透明層の印刷作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる実施例の電飾表示パネルを有す
るゲーム機を示す正面図。
【図2】図1のゲーム機における電飾表示パネルの使用
状態を示す概念的縦断面図。
【図3】(a)および(b)は、図1のゲーム機における電
飾表示パネルを示す正面図、および(a)図におけるB−
B線断面の一部拡大概念図。
【図4】(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)、
(h)は、図1のゲーム機における電飾表示パネルの図柄
を4色分解の印刷で描画する場合にレッド、オレンジ、
イエロー、グリーン、イエローグリーン、ブルー、ダー
クブルー、パープルの色を表示する際の分解色の組み合
わせを示す図。
【図5】(a)および(b)は、図1のゲーム機における電
飾表示パネルの印刷の工程を示す図。
【図6】(a)および (b)は、それぞれ、その他の電飾
表示パネルの横断面の一部拡大概念図。
【図7】従来の電飾表示パネルを有するゲーム機を示す
正面図。
【図8】(a)および(b)は、図7の従来の電飾表示パネ
ルの正面図、および(a)図のD−D線断面の一部拡大概
念図。
【符号の説明】
3、23、33…電飾表示パネル(電飾表示体)、 4…蛍光灯(光源)、 3p、23p1、23p2、33p…透明アクリル板(光
透過材)、 3z…図柄、 b1、b21、b31…印刷第1層(図柄層)、 b2、b22、b32…印刷第2層(図柄層)、 b3、b23、b33…印刷第3層(図柄層)、 b4、b24、b34…印刷第4層(図柄層)、 b5、b25、b35…印刷第5層(下地層)、 b6、b26、b36…印刷第6層(色付き透明層)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を構成する図柄層と、 前記図柄層の光源側に形成され、前記図柄の下地色を構
    成する下地層と、 前記下地層の前記光源側に形成され、前記図柄を構成す
    る色のうち退色が発生する色を有する透明である少なく
    とも一つの色付き透明層とを具え、 電飾表示に際して前記光源からの光が前記色付き透明層
    を透過することによって変色し前記図柄の退色が防止さ
    れることを特徴とする電飾表示体。
  2. 【請求項2】 光源からの光に照射されて図柄が電飾
    表示される、光透過材に図柄が描画された電飾表示体で
    あって、 前記光透過材には、 図柄を構成する図柄層と、 前記図柄層に対して前記光源側に下地色が構成される下
    地層と、 前記下地層に対して前記光源側に前記図柄を構成する色
    のうち退色が発生する色を有する透明である少なくとも
    一つの色付き透明層とが形成されることを特徴とする電
    飾表示体。
  3. 【請求項3】 前記色付き透明層は、前記図柄内の前
    記退色が発生する色の領域に形成されることを特徴とす
    る請求項2に記載の電飾表示体。
  4. 【請求項4】 前記図柄層は、分解色の印刷によって
    形成され、 前記色付き透明層は、前記退色が発生する色の分解色の
    版を用いて印刷される領域に印刷されることを特徴とす
    る請求項2に記載の電飾表示体。
  5. 【請求項5】 光源からの光に照射されて図柄が電飾
    表示される、光透過材に図柄が描画された電飾表示体で
    あって、 前記光透過材には、 図柄を構成する図柄層と、 前記図柄層に対して前記光源側に下地色が構成される下
    地層と、 前記下地層に対して前記光源側に前記図柄を構成する色
    のうち退色が発生する色の分解色を有する透明である少
    なくとも一つの色付き透明層とが形成されることを特徴
    とする電飾表示体。
  6. 【請求項6】 前記図柄層は、分解色の印刷によって
    形成され、 前記色付き透明層は、前記退色が発生する色の分解色の
    版を用いて印刷される領域に印刷されることを特徴とす
    る請求項5に記載の電飾表示体。
  7. 【請求項7】 光源からの光に照射されて図柄が電飾
    表示される、光透過材に図柄が描画された電飾表示体の
    製造方法であって、 前記光透過材に、図柄を構成する図柄層を形成する図柄
    層形成工程と、 前記図柄層に対して前記光源側に下地色が構成される下
    地層を形成する工程と、 前記下地層に対して前記光源側に前記図柄を構成する色
    のうち退色が発生する色を有する透明である少なくとも
    一つの色付き透明層を形成する色付き透明層形成工程と
    を含むことを特徴とする電飾表示体の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記色付き透明層形成工程は、前記図
    柄内の退色が発生する色の領域に前記色付き透明層が形
    成されることを特徴とする請求項7に記載の電飾表示体
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の電飾表示体の製造方
    法であって、 前記図柄層形成工程における前記図柄層は、分解色の印
    刷により形成され、 前記色付き透明層形成工程は、前記退色が発生する色の
    分解色の印刷用の版と同一の版を用いて前記退色が発生
    する色を有する透明インキを用いて前記色付き透明層が
    印刷されることを特徴とする電飾表示体の製造方法。
  10. 【請求項10】 光源からの光に照射されて図柄が電
    飾表示される、光透過材に図柄が描画された電飾表示体
    の製造方法であって、 前記光透過材に、図柄を構成する図柄層を形成する図柄
    層形成工程と、 前記図柄層に対して前記光源側に下地色が構成される下
    地層を形成する工程と、 前記下地層に対して前記光源側に前記図柄を構成する色
    のうち退色が発生する色の分解色を有する透明である少
    なくとも一つの色付き透明層を形成する色付き透明層形
    成工程とを含むことを特徴とする電飾表示体の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電飾表示体の製
    造方法であって、 前記図柄層形成工程における前記図柄層は、分解色の印
    刷により形成され、 前記色付き透明層形成工程は、前記退色が発生する色の
    分解色の印刷用の版と同一の版を用いて前記分解色を有
    する透明インキを用いて前記色付き透明層が印刷される
    ことを特徴とする電飾表示体の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016158802A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 Kpe株式会社 遊技機
JP7462600B2 (ja) 2021-09-29 2024-04-05 株式会社藤商事 遊技機

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