JP2003169806A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JP2003169806A
JP2003169806A JP2001371735A JP2001371735A JP2003169806A JP 2003169806 A JP2003169806 A JP 2003169806A JP 2001371735 A JP2001371735 A JP 2001371735A JP 2001371735 A JP2001371735 A JP 2001371735A JP 2003169806 A JP2003169806 A JP 2003169806A
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conductor
ultrasonic probe
ultrasonic
sheath
shaft
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Yoshie Kikuchi
良依 菊池
Hiroshi Fukuda
宏 福田
Masayoshi Omura
正由 大村
Toru Mizuguchi
徹 水口
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Olympus Optical Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • A61B8/445Details of catheter construction

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外来ノイズ等による電磁波障害などを確実に
防止し、正確な超音波診断が行える超音波探触子を実現
する。 【解決手段】 超音波探触子1は、超音波振動子を先端
側に設けた同軸信号線10の外周部に設け、この同軸信
号線10と同軸状に導電材で形成したシャフト5を有
し、導電体3aを絶縁材3bで挟み込んで一体的に形成
されるシース3で内包して構成される。同軸信号線10
は、所定の電気信号を伝達する中心導体11と、この中
心導体11を絶縁する絶縁体12と、この絶縁体12の
外周部に設けた第1,第2の外部導体13a,13bと
を同軸状に形成される。前記超音波探触子1は、前記第
1,第2の外部導体13a,13b、前記シャフト5、
前記シース3の導電体3aの特性インピーダンスを、前
記中心導体11から半径方向外側に配置されるに従って
小さくなるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波観測装置に
接続されて用いられる超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療分野において、超音波探触子
は、広く用いられている。この超音波探触子は、(医療
用)超音波観測装置に接続されて用いられる。この超音
波探触子は、内蔵した超音波探触子を機械的に回動又は
揺動させ、超音波を走査することで超音波断層像を得て
いる。
【0003】上記超音波探触子は、超音波を送受波する
超音波振動子をシースに内蔵している。そして、この超
音波探触子は、上記超音波振動子を内蔵しているシース
内を超音波伝達媒体で満たしている。
【0004】このような超音波探触子を用いて超音波診
断を行なう場合、上記超音波観測装置は、上記超音波探
触子の超音波振動子に励振信号を印加して、被検体に超
音波を放射し、被検体から反射してきたエコーを受信信
号として被検体の超音波画像を生成する。このとき、上
記励振信号及び受信信号とは、微弱な高周波信号であ
る。このため、上記超音波探触子は、同軸ケーブル(同
軸信号線)を用いることが一般的である。
【0005】しかしながら、上記従来の超音波探触子
は、上記同軸ケーブルの信号線間において、クロストー
クを生じたり、外来ノイズ等による電磁波障害の影響を
受け、超音波画像に影響を及ぼしてしまうという問題が
あった。
【0006】上記問題を解決するため、例えば、実公平
2−102214号公報に記載されている超音波探触子
は、上記同軸ケーブルの絶縁体と外部導体との間に導電
性を有する中間導体を介在させることで、2重シールド
としてシールド強化を図るものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平2−102214号公報に記載の超音波探触子は、
上記同軸ケーブルを2重シールドとしているが、上記外
部導体と上記中間導体との特性インピーダンスがほぼ同
等である場合が多い。このため、上記実公平2−102
214号公報に記載の超音波探触子は、上記同軸ケーブ
ルの外部導体又は中間導体のどちらかに外来ノイズが侵
入してしまうと、もう一方にも侵入してしまうので、外
来ノイズの影響を防ぐことが困難であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、外来ノイズ等による電磁波障害などを確実に防止
し、正確な超音波診断が行える超音波探触子を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、超音波振動子を先端部
に設け、所定の電気信号を伝達する中心導体と、この中
心導体を絶縁する絶縁体と、この絶縁体の外周部に設け
た第1の外部導体と、この第1の外部導体の外周部に設
けた第2の外部導体とを同軸状に形成した同軸信号線
と、前記超音波振動子と一体的に前記同軸信号線の外周
部に設け、この同軸信号線と同軸状に導電材で形成した
シャフトと、導電体を絶縁材で挟み込んで一体形成し、
前記シャフトと前記超音波振動子とを内包したシース
と、を具備し、前記第1,第2の外部導体、前記シャフ
ト、前記シースの導電体の各々の特性インピーダンス
を、前記中心導体から半径方向外側に配置されるに従っ
て小さくなるようにしたことを特徴としている。また、
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の超音波探
触子において、前記第1,第2の外部導体、前記シャフ
ト、前記シースの導電体を同じ素材で形成し、これら各
々の断面積を前記中心導体から半径方向外側に配置され
るに従って大きく形成したことを特徴としている。この
構成により、外来ノイズ等による電磁波障害などを確実
に防止し、正確な超音波診断が行える超音波探触子を実
現する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の1
実施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の1実
施の形態に係わり、図1は本発明の1実施の形態の超音
波探触子を示す構成図、図2は図1のシャフト及び同軸
信号線を示す構成図、図3は図1の超音波探触子のA−
A断面図である。本実施の形態では、(医療用)超音波
観測装置に接続され、経内視鏡的に用いられる超音波探
触子について説明する。
【0011】図1に示すように本発明の1実施の形態の
超音波探触子1は、超音波を送受波する超音波振動子1
aを内蔵した先端部2を有する可撓性のシース3と、こ
のシース3の基端側に連設し、前記超音波振動子1aを
駆動する図示しない超音波観測装置に接続するためのコ
ネクタ4とから主に構成される。尚、前記超音波探触子
1は、例えば図示しない内視鏡の処置具挿通用チャンネ
ルに挿通されることで、体腔内に挿入されて経内視鏡的
に用いられるものである。
【0012】前記超音波探触子1は、前記コネクタ部4
を前記超音波観測装置に接続し、この超音波観測装置を
操作することで、前記超音波振動子1aが機械的に回動
又は揺動されて超音波を走査し、超音波断層像を得るこ
とができるようになっている。
【0013】前記超音波探触子1は、前記超音波振動子
1aを先端側に一体的に設け、この超音波振動子1aを
機械的に回動又は揺動させるためのシャフト5を有して
構成される。前記シース3は、前記超音波振動子1a及
び前記シャフト5を内包している。前記シース3は、導
電体3aをポリエチレンなどの絶縁材3bで挟み込んで
一体的に形成している。このシース3の内部は、超音波
伝達媒体6が充填されるようになっている。尚、前記超
音波探触子1は、前記シャフト5の前記超音波振動子1
a近傍に、前記シース3の内径とほぼ等しい外径の図示
しない気泡トラップを配置して構成しても良い。
【0014】図2及び図3に示すように前記シャフト5
は、前記超音波振動子1aを先端側に設けた同軸信号線
10の外周部に設け、この同軸信号線10と同軸状に導
電材で形成して構成される。前記同軸信号線10は、励
振信号及び受信信号を伝達する中心導体11と、この中
心導体11を絶縁保護する絶縁体12と、この絶縁体1
2の外周部に設けた第1の外部導体13aと、この第1
の外部導体13aの外周部に設けた第2の外部導体13
bと、これらを被覆する外被14とを同軸状に形成され
ている。前記同軸信号線10は、前記第1の外部導体1
3aと、前記第2の外部導体13bとの2重シールド構
成になっている。
【0015】ここで、従来の超音波探触子は、前記同軸
信号線10の第1の外部導体13aと、前記第2の外部
導体13bとの特性インピーダンスがほぼ同等である場
合が多い。このため、従来の超音波探触子は、前記第1
の外部導体13a又は前記第2の外部導体13bのどち
らかに外来ノイズが侵入してしまうと、もう一方にも侵
入してしまうので、外来ノイズの影響を防ぐことが困難
であった。
【0016】本実施の形態では、前記第1,第2の外部
導体13a,13b、前記シャフト5、前記シース3の
導電体3aの各々の特性インピーダンスを、前記中心導
体11から半径方向外側に配置されるに従って小さくな
るように構成される。
【0017】即ち、本実施の形態の超音波探触子1は、
前記第1,第2の外部導体13a,13b、シャフト
5、シース3の導電体3aの特性インピーダンスをそれ
ぞれZ1、Z2、Z3、Z4として、以下に記載する関
係式(1)を満足するように特性インピーダンスが設定
される。 Z1>Z2>Z3>Z4・・・(1) 従って、上記関係式(1)により、超音波探触子1は、
前記中心導体11から離れるに従って特性インピーダン
スが小さくなるよう設定される。
【0018】更に、具体的には、超音波探触子1は、前
記中心導体11に一番近くに配置されている第1の外部
導体13aの特性インピーダンスZ1が一番大きく、中
心導体11から離れるに従って特性インピーダンスが小
さくなり、最終的に、シース3の導電体3aの特性イン
ピーダンスZ4が一番小さくなる。
【0019】このように構成される超音波探触子1は、
例えば、上述したように図示しない内視鏡の処置具挿通
用チャンネルに挿通されることで、体腔内に挿入されて
経内視鏡的に用いられる。そして、超音波探触子1は、
外部から侵入してきた外来ノイズがより特性インピーダ
ンスの小さいところに乗ってくるものであり、最終的に
は、中心導体11からより遠くに配置された特性インピ
ーダンスZ4(最小値)のシース3の導電体3aに乗っ
てくる。
【0020】このため、超音波探触子1は、最終的に外
来ノイズが中心導体11から一番離れた位置に配置され
た特性インピーダンスの一番小さいシース3の導電体3
aに侵入してくるため、中心導体11に伝送される励振
信号や受信信号に影響を及ぼし難くなり、この第1,第
2の外部導体13a,13bの影響を低減することがで
きる。また、外来ノイズは、特性インピーダンスの小さ
いところから高いところへは伝送し難い。このため、超
音波探触子1は、シース3の導電体3aに乗った外来ノ
イズがより特性インピーダンスの高い第1の外部導体1
3bやシャフト5に伝送し難いので、中心導体11の信
号に対する外来ノイズの侵入を防止でき、この外来ノイ
ズ等の影響を低減することができる。従って、本実施の
形態の超音波探触子1は、被検体の超音波画像の品質低
下を防ぎ、診断に与える悪影響を確実に無くすことがで
きる。
【0021】また、超音波探触子1は、第1の外部導体
13a、第2の外部導体13b、シャフト5、シース3
の導電体3a各々の特性インピーダンスが関係式(1)
を満足するようにそれぞれの素材を全て同じ部材で形成
し、それぞれの断面積を設定するようにしても良い。
【0022】超音波探触子1は、中心導体11よりそれ
ぞれ配置された第1の外部導体13a、第2の外部導体
13b、シャフト5、シース3の導電体3aの断面積を
それぞれD1、D2、D3、D4として、以下に記載す
る関係式(2)を満足するように断面積が設定される。 D1<D2<D3<D4・・・(2) 従って、上記関係式(2)により、超音波探触子1は、
前記中心導体11から離れるに従って断面積が大きくな
るよう設定され、シース3の導電体3aの断面積D4が
最大となる。
【0023】このことにより、第1の外部導体13a、
第2の外部導体13b、シャフト5、シース3の導電体
3a各々の特性インピーダンスは関係式(1)を満足
し、シース3の導電体3aの特性インピーダンスZ4が
最小となるよう設定される。従って、超音波探触子1
は、外来ノイズなどが最終的に中心導体11から一番遠
くに配置された特性インピーダンスの一番小さいシース
3の導電体3aに侵入してくるため、中心導体11に伝
送される励振信号に影響を及ぼし難しくなる。
【0024】この結果、第1の外部導体13a、第2の
外部導体13b、シャフト5、シース3の導電体3aの
素材は全て同じで、断面積のみ中心導体11から離れる
に従って、大きくなるよう同軸信号を製造すればよいの
で、同軸信号線10の製造上の作業性が容易でコスト低
減が可能である。
【0025】ところで、上述したように超音波診断装置
に用いられる超音波探触子は、挿入部としてのプローブ
を体腔内に挿入されて経内視鏡的に用いられる。また、
他の観察手段や処置手段等も体腔内に挿入される挿入部
を体腔内に挿入されて経内視鏡的に用いられる。また、
このような体腔内に挿入される挿入部を有するものは、
この挿入部を内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通さ
れることで、体腔内に挿入されて用いられる場合もあ
る。
【0026】このような場合、例えば、超音波探触子
は、このプローブの挿入深さがシース表面に設けられた
目印、具体的には複数の溝又は複数の白色の線によって
知ることができる。しかしながら、実際の作業上、超音
波探触子は、このプローブの挿入深さを知ることが何番
目の目印まで挿入したのか、体腔内にある目印を知るこ
とができないので、正確に判断することが極めて困難で
あった。
【0027】上記問題を解決するため、例えば、特開昭
63−220850号公報に記載されている超音波探触
子は、このプローブのシース表面に先端部から長さ寸法
表示を行なうカラーコードを複数段に設けたものが提案
されている。
【0028】しかしながら、上記特開昭63−2208
50号公報に記載の超音波探触子は、上記カラーコード
が示すプローブ先端部からの長さ(挿入量)がいくつな
のか、カラーコードに対応する長さを術者が覚えるか又
は、それに代わる手段が必要であり、容易に把握するこ
とが困難であった。
【0029】そこで、体腔内に挿入される挿入部の挿入
量を容易に把握できる挿入量検出装置の提供が望まれて
いた。図4ないし図8を参照して挿入量検出装置の構成
例を説明する。図4ないし図8は挿入量検出装置の構成
例にかかり、図4は挿入量検出装置を示す構成図、図5
ないし図7は挿入部に設けた目盛りの具体例を示す説明
図であり、図5は第1の具体例を示す目盛りの説明図、
図6は第2の具体例を示す目盛りの説明図、図7は第3
の具体例を示す目盛りの説明図、図8は図4の挿入量検
出装置の目盛りカウント部を内視鏡の処置具挿入口に設
置した際の説明図である。
【0030】図4に示すように挿入量検出装置20は、
挿入部21の表面に所定の長さ間隔で設けられた目盛り
21Aをカウントし、このカウントした目盛り21Aか
ら体腔内への挿入量を演算する目盛りカウント部22
と、この目盛りカウント部22で演算した結果を表示す
る表示装置23とから構成される。
【0031】前記目盛りカウント部22は、挿入部21
が通過するときに、この挿入部21の目盛り21Aをカ
ウントするフォトセンサ24と、このフォトセンサ24
でカウントされた目盛り21Aから挿入部21の挿入量
を演算する演算部25とを設けて構成される。
【0032】前記表示装置23は、前記目盛りカウント
部22の演算部25で演算された結果を、フロントパネ
ル23aに設けた表示部26に表示するように構成され
ている。また、この表示装置23は、フロントパネル2
3aにリセットボタン27が設けられている。
【0033】一方、前記挿入部21に設けられる目盛り
21Aは、例えば、図5〜図7に示すようなものがあ
る。尚、ここでは、目盛り21Aは、超音波探触子のシ
ース表面に設けられるものとする。図5に示すように目
盛り21Aは、例えば、5cm間隔毎に太線を、1cm
間隔毎に細線を挿入部21表面(シース表面)に印刷し
てマーキングされる。
【0034】また、更に図6に示すように目盛り21A
は、太線のマーキングを例えば、挿入部21先端側から
青,赤,黒等色違いにしても良い。また、図7に示すよ
うに目盛り21Aは、一色でマーキングし、挿入部21
表面(シース表面)を例えば、5cm間隔毎に先端側か
ら青,赤,黒等色違いにしても良い。
【0035】このように目盛り21Aを挿入部21表面
(シース表面)に設けられた挿入部21の体腔内への挿
入量を挿入量検出装置20で検出する。挿入量検出装置
20は、例えば、図8に示すように内視鏡30の処置具
挿入口31に設置して用いられる。尚、挿入量検出装置
20は、内視鏡30を用いることなく、単体で用いても
良い。
【0036】ここで、超音波探触子は、内視鏡30の処
置具挿入口31に挿入されて処置具挿通用チャンネル3
2を挿通されることで、体腔内に挿入されて経内視鏡的
に用いられる。そして、超音波探触子が内視鏡30の処
置具挿入口31を介して目盛りカウント部22を通過す
るとき、この目盛りカウント部22のフォトセンサ24
が目盛り21Aの付された部分とそれ以外のシースの部
分の反射の違い(色の明暗)を利用して通過する目盛り
21Aの数をカウントする。
【0037】フォトセンサ24でカウントしたカウント
数に基づき、演算部25は、超音波探触子の実際の挿入
量を計測する。この演算部25で演算されたデータは、
表示装置23に出力され、この表示部26に表示され
る。このことにより、挿入量検出装置20は、超音波探
触子の挿入量を術者に瞬時に把握させることができる。
【0038】また、所望の位置から超音波探触子の体腔
内への挿入量を知りたい場合、操作者は、基準とする所
望の位置で表示装置23のリセットボタン27を押下操
作する。すると、このリセットボタン27のリセット信
号が演算部25へ伝達され、演算部25はリセット信号
が入力されたときから超音波探触子の体腔内への挿入量
を演算し、この演算した挿入量を表示部26に表示させ
る。この結果、操作者が挿入部21の目盛りを読んで計
算することなく、瞬時に挿入部21の体腔内への挿入量
を把握することができる。
【0039】尚、本発明は、以上述べた実施の形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0040】[付記] (付記項1) 内蔵した超音波振動子を機械的に回動又
は揺動させ、超音波を走査することで超音波断層像を得
る超音波探触子において、前記超音波振動子を先端部に
設け、所定の電気信号を伝達する中心導体と、この中心
導体を絶縁する絶縁体と、この絶縁体の外周部に設けた
第1の外部導体と、この第1の外部導体の外周部に設け
た第2の外部導体とを同軸状に形成した同軸信号線と、
前記超音波振動子と一体的に前記同軸信号線の外周部に
設け、この同軸信号線と同軸状に導電材で形成したシャ
フトと、導電体を絶縁材で挟み込んで一体形成し、前記
シャフトと前記超音波振動子とを内包したシースと、を
具備し、前記第1,第2の外部導体、前記シャフト、前
記シースの導電体の各々の特性インピーダンスを、前記
中心導体から半径方向外側に配置されるに従って小さく
なるようにしたことを特徴とする超音波探触子。
【0041】(付記項2) シースの導電体とを同じ素
材で形成し、これら各々の断面積を前記中心導体から半
径方向外側に配置されるに従って大きく形成したことを
特徴とする付記項1に記載の超音波探触子。
【0042】(付記項3) 体腔内に挿入される細長な
挿入部表面に所定の長さ間隔で設けられた目盛りをカウ
ントし、このカウントした目盛りから体腔内への挿入量
を演算する目盛りカウント部と、この目盛りカウント部
で演算した結果を表示する表示装置と、を設けたことを
特徴とする挿入量検出装置。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
来ノイズ等による電磁波障害などを確実に防止し、正確
な超音波診断が行える超音波探触子を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の超音波探触子を示す構
成図
【図2】図1のシャフト及び同軸信号線を示す構成図
【図3】図1の超音波探触子のA−A断面図
【図4】挿入量検出装置を示す構成図
【図5】第1の具体例を示す目盛りの説明図
【図6】第2の具体例を示す目盛りの説明図
【図7】第3の具体例を示す目盛りの説明図
【図8】図4の挿入量検出装置の目盛りカウント部を内
視鏡の処置具挿入口に設置した際の説明図
【符号の説明】
1…超音波探触子 1a…超音波振動子 2…先端部 3…シース 3a…導電体 4…コネクタ部 5…シャフト 10…同軸信号線 11…中心導体 12…絶縁体 13a…第1の外部導体 13b…第2の外部導体 14…外被
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 正由 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 水口 徹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2G047 EA04 GB32 4C301 EE04 FF04 FF09 GA04 JA11 4C601 EE02 FE01 FE03 GA01 GA04 GD11 5D019 AA00 BB28 FF04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を先端部に設け、所定の電
    気信号を伝達する中心導体と、この中心導体を絶縁する
    絶縁体と、この絶縁体の外周部に設けた第1の外部導体
    と、この第1の外部導体の外周部に設けた第2の外部導
    体とを同軸状に形成した同軸信号線と、 前記超音波振動子と一体的に前記同軸信号線の外周部に
    設け、この同軸信号線と同軸状に導電材で形成したシャ
    フトと、 導電体を絶縁材で挟み込んで一体形成し、前記シャフト
    と前記超音波振動子とを内包したシースと、 を具備し、前記第1,第2の外部導体、前記シャフト、
    前記シースの導電体の各々の特性インピーダンスを、前
    記中心導体から半径方向外側に配置されるに従って小さ
    くなるようにしたことを特徴とする超音波探触子。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の外部導体、前記シャフ
    ト、前記シースの導電体を同じ素材で形成し、これら各
    々の断面積を前記中心導体から半径方向外側に配置され
    るに従って大きく形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の超音波探触子。
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