JP2003169604A - 曲面状チョコレートの製造方法 - Google Patents

曲面状チョコレートの製造方法

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JP2003169604A
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chocolate
curved
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mold
shaped
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Jun Endo
準 遠藤
Yutaka Hikiji
豊 曳地
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Fujiya KK
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Fujiya KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/30Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/50Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with an inedible support

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 可撓性の受け型にチョコレート液を流し
込み、これを冷却して半固状にしたとき、受け型の底部
の少なくとも1部を上方又は下方に付勢して曲面を作
り、これを十分に冷却し、受け型をもとの水平にもどし
て、曲面状チョコレートを製造する。 【効果】 山状、瓦状、波状、受け皿状、逆台形状など
の曲面をもつ薄片チョコレートが得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、山状、瓦状、波
状、受け皿状、逆台形状などの曲面状チョコレートの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、板状のチョコレートを製造する
際は、溶解したチョコレート液を金属やプラスチックで
作られた受け型に流し込み、そのまま冷却して固化し、
受け型のまま反転し、型から離して製造されていたの
で、薄板状のチョコレートはすべて平板状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、目
先の変った形状のチョコレートを求めて、山状、瓦状、
波状、受け皿状、逆台形状などの曲面状の薄板チョコレ
ートを大量生産することを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】一般的に、チョコレート
は40℃程度以上に加温すれば液状となり、液状になっ
たチョコレートを受け型に流し込み、5℃前後の冷蔵庫
に入れれば、しだいに固まり、30分程度で充分に固ま
り、力を加えると割れてしまうようになる。
【0005】本発明においては液状のチョコレートが冷
却されて固まる前の少しの間、半固まり状態になること
に着目した。この半固まりの状態のとき、受け型と一緒
に変形させればチョコレートも曲面にできるのではない
かと考えられた。
【0006】本発明は、可撓性の受け型を用いることに
よって、チョコレートの半固まりの状態のときに受け型
のまま種々の型の曲面に曲げて、曲がった状態で十分冷
却し、完全に固まったところで、受け型からはずして曲
面状チョコレートを製造するものである。
【0007】本発明で得られる曲面状チョコレートは、
薄板状であるが、上面は円形、楕円形、花びら形、正方
形、矩形など受け型の形状によって各種形状とすること
ができる。また、側面からみた曲面としては、瓦状、受
け皿状、波型状、逆台形状など、受け型の底部の動かし
方によって種々の曲面とすることができる。
【0008】本発明で使用する可撓性の受け型は、シリ
コンゴム、天然ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴ
ム、エチレンプロピレンゴムなどの材料で、チョコレー
ト液の受け型に作られる。この受け型の中央部断面は、
例えば、図1の(A)の1で示した形状をして、チョコ
レート液を流し込んでも受け止められるように作られて
いる。
【0009】この可撓性の受け型は、シリコンゴムなど
の材質がそのままチョコレートと接してもよいが、受け
型の表面にアルミ箔などを張ったり、アルミニウムを蒸
着させるなどしてチョコレートが金属面と接するように
してもよい。受け型を上から見た型状はさまざまでよ
く、チョコレートが円形、楕円形、花びら形、正方形、
矩形などに固まるような受け型にすればよい。
【0010】本発明で使用する可撓性の受け型は、チョ
コレート液を流し込み、半固まりになったとき、半固状
のチョコレートと一緒に例えば図1の(D)のように下
から受け型の巾と同じ程度の長さの横棒4を先端につけ
た棒5で押し上げたとき、曲面になし得る程度に柔軟で
なければならない。
【0011】可撓性の受け型は、底面に磁石が付くよう
に、受け型の巾と同程の長さの鉄片を任意の個所に埋め
込んでおいて、チョコレート液を流し込み、半固まりの
状態になったとき、下方から電磁石のついた棒を底面の
鉄片に付着させて、下方に引けば、受け皿状の薄片チョ
コレートを製造することができる。
【0012】また、可撓性の受け型の底面の2ヶ所に受
け型の巾と同程度の長さの鉄片を埋め込んでおいて、一
方は上方へ押し上げ、もう一方は下方に引っぱって、固
めれば、波形状の薄片チョコレートが作られる。更に、
底面に埋め込んだ2ヶ所の鉄片を同時に下方に引っぱれ
ば、逆台形状の薄片チョコレートを作ることができる。
【0013】図1及び図2を用いて本発明の方法を説明
する。本発明に用いるチョコレートは、40℃以上で溶
融したチョコレート液又はナッツ、クッキー、クラッカ
ーなどの破砕物や果実の小片などを混入したチョコレー
ト液である。図1の1は受け型の横断面を示している。
2はチョコレート液又は混入物を混入したチョコレート
液を示している。
【0014】受け型1にチョコレート液2を流し込み、
次に(B)で上下微振動を与えて、脱気し、表面を均一
にする。次の(C)で5℃前後に保った冷蔵庫3又は冷
気トンネルを通し、約2分間程度で半固まりの状態と
し、室温状態に出し、次の(D)で、下方より受け型の
巾と同程度の長さをもつ横棒4をもった棒5で上方に押
し、半固まり状態のチョコレートを受け型ごと山状に曲
げる。
【0015】次いで、図2の(E)で、チョコレートを
もった受け型を棒5で山状に曲げたまま冷蔵庫6又は冷
気トンネルを通し、5℃で20分程度冷却し、完全に固
化させる。次に、冷蔵庫6から取り出し、図2の(F)
で、棒5で更に上に押し、固まった山型のチョコレート
を受け型から離し、(G)で棒5を下に降し、山型のチ
ョコレート7を取り出す。
【0016】本発明において、曲面状チョコレートを大
量生産する場合は、チェーンベルト上にたて2本の棒を
横にわたし、受け型の右と左を順次固定し、たて2本の
棒のうち左の棒はチェーン上に固定し、右の棒は受け型
が上又は下に動いたときに横にスライドできる程度に自
由とし、一度に多数の受け型にチョコレート液を入れ、
これをチェーンベルトで移動し、冷却トンネルに入れ、
チョコレートを半固状としたところで受け型の底部の少
なくとも1部を上方もしくは下方に動かし、そのままの
状態で冷却トンネルを通し、完全に固化し、装置から曲
面状チョコレートを取り出すことによって、大量生産す
ることができる。次に、図1及び図2によって実施例を
示す。
【0017】
【実施例】図1の(A)の1はシリコンゴム材料として
成形された円形の受け型を示している。この受け型1に
40℃に加温して溶融したチョコレートを流し込み、
(B)で上下の微振動を与え、空気を抜いて、上面を平
らにした。
【0018】空気を抜いて、上面を平らにしたチョコレ
ートは受け型に入れたまま、5℃の冷蔵庫に2分間入
れ、チョコレートを半固まりの状態にした。この半固ま
りの状態とは、受け型を曲げれば、それになじんで曲が
るが、たれて流れることのないチョコレートの性状をい
う。この半固まりのチョコレートを入れた受け型は、
(D)で中央部を下方から、受け型の直径の長さの横棒
4を先端につけた棒5で押し上げ、チョコレートの入っ
た受け型を、(D)に示すような曲面とする。
【0019】曲面となったチョコレート入り受け型は、
そのまま5℃の冷蔵庫6に20分間入れて、チョコレー
トを完全に固化させる。次に、(F)で、棒5を押し上
げることによって、チョコレートを受け型の面から遊離
させ、棒5を下に降して、受け型を水平に戻すと、
(G)の如く、曲面のチョコレート7が得られる。
【0020】
【発明の効果】可撓性の受け型にチョコレート液を流し
込み、これを冷却して半固状にしたとき、受け型の底部
を上方又は下方に付勢して曲面を作り、これを十分に冷
却して曲面状チョコレートを製造できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において、可撓性の受け型にチョコレー
ト液を流し込むところ(A)、次に振動を与えるところ
(B)、冷却して、半固状とするところ(C)、次に、
下から押して曲面とするところ(D)を示す図である。
【図2】曲面としたものを冷蔵庫に入れて完全に固化す
るところ(E)、固化した後下から更に押してチョコレ
ートをまがすところ(F)、下から押す棒を降し、曲面
状チョコレートを遊離させるところ(G)を示す図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の受け型にチョコレート液又は混
    入物を混入したチョコレート液を入れ、振動を与えるか
    又は振動を与えることなく、冷却してチョコレートを半
    固状とし、受け型の底部の少なくとも1部を上方もしく
    は下方に動かして、チョコレートを曲面とし、冷却し、
    固化せしめることを特徴とする曲面状チョコレートの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 可撓性の受け型が、シリコンゴムなどの
    樹脂製であって、その表面を金属膜で加工したもの又は
    そのままのものからなり、付勢により曲面が形成される
    ものからなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 混入物を混入したチョコレート液が、チ
    ョコレート液にアーモンドなどのナッツの破砕物やクッ
    キー、クラッカーなどの焼菓子の破砕物又は果肉の小片
    を添加、混合してなるものであることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 受け型の底部の少くとも1部が、中央部
    の1ヶ所、又は、1/3及び2/3の2ヶ所であり、い
    ずれも上方もしくは下方に動かせるようにしてなるもの
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 可撓性の受け型の底部が、電磁石で着脱
    できるように加工してなり、電磁石を先端に設けた棒に
    より、電磁的に底部と接着させ、中央部を上方又は下方
    に動かして山状、受け皿状の曲面チョコレートを製造
    し、又は1/3のヶ所を上方に動かし、2/3のヶ所を
    下方に動かし瓦状又は波状の曲面状チョコレートを製造
    し、又は1/3のヶ所及び2/3のヶ所を同時に下方に
    動かし受皿状、逆台形状の曲面状チョコレートを製造す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載の方
    法によって製造された曲面状チョコレート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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