JP2003169371A - 無線携帯端末装置及び無線携帯端末装置におけるセキュリティのチェック方法 - Google Patents
無線携帯端末装置及び無線携帯端末装置におけるセキュリティのチェック方法Info
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Abstract
携帯端末内のこの端末の所有者の個人情報の無断閲覧を
試みた事実を前記所有者に確認可能にさせる。 【解決手段】 操作部106と、カメラ部104と、予め暗証
番号を格納する暗証番号格納部109と、操作部の操作に
基づく暗証番号と暗証番号格納部の暗証番号との一致を
比較する暗証番号比較手段110とを有する無線携帯端末
において、暗証番号比較手段の比較結果が暗証番号の不
一致を示すときに制御部103はカメラ部を作動させ暗証
番号の入力操作を行った暗証番号入力操作者を撮影させ
る。
Description
を有する無線携帯端末装置及び無線携帯端末装置におけ
るセキュリティのチェック方法に関する。
スケジュール機能及びメール送受信機能といった所有者
個人のプライベート情報を保持及び管理するアプリケー
ションが搭載されている。今後、無線携帯端末の高機能
化に伴ってこうした使用者個人のプライベートな情報量
が益々増加していくものと考えられる。したがって、こ
れらプライベート情報の閲覧、あるいは利用のためのセ
キュリティも今後ますます強化していく必要がある。
等、個人認証のためのセキュリティ機能が存在している
が、こうしたセキュリティ機能は無線携帯端末では小型
化及び軽量化の制限から用いることができず、現状では
一般に暗証番号の入力に基づくセキュリティ機能が用い
られている。
のものを識別する指紋認証や網膜パターン等のセキュリ
ティとは異なって、暗証番号によるセキュリティ機能で
は本人以外でも正しい暗証番号を知ることで容易に本人
認証が可能になることから、その暗証番号と一致する暗
証番号を発見しようとして暗証番号の複数回の入力を試
みるような第三者の存在を許容してしまう。すなわち、
無線携帯端末の所有者が気づかないところで所有者以外
の第三者が、前記所有者のプライベート情報の閲覧を目
的として暗証番号を入力することがあった。この場合、
暗証番号が不一致であったとしても、無線携帯端末の所
有者は、こうした第三者による自身のプライベート情報
の無断閲覧を試みた事実を認識することが困難であっ
た。
暗証番号照合動作が試行された場合、試行回数をカウン
トしその試行回数が一定回数連続した場合は無線携帯端
末にロックをかけ操作不能にするようなものも存在する
が、こうした無線携帯端末においても試行回数が一定回
数に達する前に第三者が暗証番号の入力を中止し、その
後、無線携帯端末の所有者により正しい暗証番号が入力
されると、第三者の暗証番号の入力に基づく不一致試行
回数がクリアされてしまう。このため、無線携帯端末の
所有者による暗証番号の入力操作を挟んで第三者が何回
かに分けて暗証番号の入力を試みることによって、第三
者が正しい暗証番号を発見してしまう可能性があった。
されたものであり、その目的とするところは、無線携帯
端末の所有者以外の第三者が暗証番号を入力することに
よりこの無線携帯端末内に格納されている前記所有者の
個人情報の無断閲覧を試みた事実を前記所有者に確認可
能にさせることにある。
るために本発明は、暗証番号の入力操作が行われる操作
部と、物体等の撮影が可能であるとともに撮影した画像
の出力が可能なカメラ部と、予め暗証番号を格納する暗
証番号格納部と、操作部の操作に基づく暗証番号と前記
暗証番号格納部の暗証番号との一致を比較する暗証番号
比較部とを有する無線携帯端末装置において、暗証番号
比較部の比較結果が暗証番号の不一致を示すときにカメ
ラ部を制御し暗証番号の入力操作を行った暗証番号入力
操作者を撮影させる制御部を設けたものである。
する時計部と、カメラ部により撮影された画像を画像デ
ータとして格納するデータ格納部とを備え、制御部は、
画像データの格納時にはこの画像データが格納されたこ
とを表す格納フラグと時計部から読み出された日付時刻
とを画像データに関連づけて格納するとともに、暗証番
号比較部における暗証番号の一致時にはデータ格納部の
格納フラグに応じた画像データと日付時刻とをデータ格
納部から読み出して表示部に表示し、かつ格納フラグを
表示済みフラグに更新するものである。また、カメラ部
のレンズ面の向きを複数の方向に可動する構造とし、こ
の場合、レンズ面の向きが暗証番号入力操作者の方向に
向いているか否かを検出する検出手段を設け、制御部
は、検出手段によりレンズ面の向きが暗証番号入力操作
者の方向に向いていないことが検出された場合は、暗証
番号入力操作者による暗証番号の入力操作を阻止するも
のである。
力操作に基づく暗証番号と予め暗証番号格納部に格納さ
れた暗証番号との一致を比較する第1のステップと、第
1のステップの処理に基づく比較結果が暗証番号の不一
致を示すときカメラ部を制御し暗証番号入力操作者を撮
影する第2のステップと有する方法である。この場合、
さらに、カメラ部により撮影された画像を画像データと
してデータ格納部に格納する第3のステップと、第3の
ステップの処理に基づく画像データの格納時にはこの画
像データが格納されたことを表す格納フラグと時計部か
ら読み出した日付時刻とを画像データに関連づけて格納
する第4のステップと、第1のステップの処理に基づく
比較結果が暗証番号の一致を示すときにはデータ格納部
の格納フラグに応じた画像データと日付時刻とをデータ
格納部から読み出して表示部に表示し、かつ格納フラグ
を表示済みフラグに更新する第5のステップと有する。
番号入力操作者の方向に向いているか否かを検出する第
6のステップと、第6のステップの処理に基づき検出さ
れたレンズ面の向きが暗証番号入力操作者の方向に向い
ていない場合は、暗証番号入力操作者による暗証番号の
入力操作を阻止する第7のステップとを有する。
して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明に係る無線携帯端
末の第1の実施の形態を示すブロック図である。無線携
帯端末1Aは、図1に示すように、アンテナ101、無
線部102、制御部103、カメラ部104、データ格
納部105、操作部106、ドライバ107、表示部1
08、暗証番号格納部109、暗証番号比較手段11
0、リアルタイムカウンタ111から構成される。
送受信データの変復調を行うものであり、アンテナ10
1にて受信したデータを増幅復調し、復調信号として制
御部103に出力するとともに、制御部103からのデ
ータを送信データとして変調し、アンテナ101に出力
する。制御部103は、無線部102にて復調されたデ
ィジタル信号からメールなどのデータ切り出処理を行
う。また、制御部103は、ドライバ107を介して表
示部108の表示制御を行う。表示部108は、例えば
液晶デバイスにて実現される。
タルデータとして制御部103に出力する。カメラ部1
04は、動画を撮影するものでも静止画を撮影するもの
でもよい。ディジタルデータ形式の一例としてはJPE
G(Joint Photographic Experts Group)形式がある。
データ格納部105のデータは制御部103により読み
書きされ、制御部103は、カメラ部104からのデー
タを入力するとデータ格納部105に格納する。すなわ
ち、カメラ部104により撮影されたディジタル画像デ
ータは制御部103経由にてデータ格納部105に格納
される。同時に格納された画像データが表示部108に
て表示されたか否かを示す未表示/既表示フラグと、画
像データが格納された日付時刻情報とが制御部103に
より、後述の図2に示すように、格納したその画像デー
タに関連づけてデータ格納部105に設定される。ま
た、電話帳データやメールデータ、スケジュールデータ
などの個人情報もデータ格納部105に格納される。
ユーザが暗証番号を入力したり、無線携帯端末1Aの操
作を行うための入力手段である。操作部106にて入力
検出された信号は制御部103により処理される。ま
た、暗証番号格納部109は、あらかじめユーザが操作
部106を介して設定した暗証番号を格納する。即ち、
操作部106にて入力された暗証番号が制御部103へ
出力され、制御部103により暗証番号格納部109に
格納される。暗証番号比較手段110は、暗証番号照合
時にユーザの操作部106の操作に基づき入力された暗
証番号が制御部103から出力されたときに、この暗証
番号と、暗証番号格納部109に格納されている暗証番
号とを比較し、一致または不一致の比較結果を制御部1
03へ出力する。リアルタイムカウンタ111は、現在
日付時刻をカウントする。カウントしている時刻は制御
部103により読み出し可能である。
納状況を示す図である。図2において、画像データP1
からPk(kは正の整数)は、カメラ部104にて撮影
された個々の画像データである。フラグF1からFk
は、それぞれ画像データP1からPkに対する未表示/
既表示フラグである。フラグPk(kは1からkまでの
整数)は画像Pkが格納されると制御部103により非
表示を示す状態にセットされるとともに、画像Pkが制
御部103により表示部108に表示されるとフラグk
は制御部103により既表示を示す状態にセットされ
る。時刻データTkは、画像データPkが格納された時
に制御部103によりリアルタイムカウンタ111から
格納時刻として読み出されデータ格納部105に格納さ
れる。また、データ格納部105の別のエリアには個人
情報として、前述した電話帳データやメールデータ、ス
ケジュールデータが格納されている。
である。無線携帯端末1Aは、ヒンジ部150を軸とし
て、図中の矢印方向に端末1Aを折りたたんだり開いた
りすることが可能である。ここで、符号130は本体部
を示し、本体部130には、ユーザが無線携帯端末1A
を操作したり入力を行ったりするためのキーが並べられ
ている操作部106が搭載されている。また、符号14
0は蓋部を示し、蓋部140には無線携帯端末1Aの表
示部108及びカメラ部104が搭載される。カメラ部
104は蓋部140に固定されており、カメラ部104
の図示しないレンズ面は、常に蓋部140の表示部10
8の表示面の方向と同一の方向となるように蓋部104
に固定されている。即ち、ユーザが蓋部140を開けて
操作部106の操作を行ったり、或いは表示部108の
表示面を見ているときにはそのユーザの顔がカメラ部1
04で撮影可能なように前記レンズ面は取り付けられて
いる。
末1Aの動作を図4のフローチャートに基づいて説明す
る。ユーザがステップS1で操作部106を操作するこ
とにより、無線携帯端末1Aのデータ格納部105に格
納されているユーザの個人情報を表示部108に表示し
ようとしたり、端末1Aそのものの操作ロックを解除す
るような要求があった場合は、制御部103はステップ
S2で暗証番号入力要求を表示部108に表示しユーザ
に暗証番号の入力を促す。ユーザの個人情報としては、
前述したスケジュールデータや電話帳データ、メールの
タイトルや本文データである。ここで、ステップS3で
ユーザによる暗証番号の入力が行われその入力が完了す
ると、制御部103は入力された暗証番号をステップS
4で、暗証番号比較手段110に出力し暗証番号格納部
109に格納される暗証番号と一致するか否かを判定さ
せる。
から判定結果の不一致が通知された場合は、ステップS
5でパラメータnを1つインクリメントする。このパラ
メータnは、暗証番号の連続不一致回数をカウントする
パラメータである。そして、ステップS6でn=Nの比
較判定を行い、n=Nでなければ制御部103はステッ
プS2に処理を戻して、再度暗証番号入力要求を表示部
108に表示する。ここで、パラメータNは正の整数で
あり、暗証番号の連続不一致回数の最大値を規定するあ
らかじめ定められている値であり、通常Nの値は3から
5程度である。
n=Nであった場合は、制御部103はステップS7で
カメラ部104を制御して撮影を行い、カメラ部104
からの画像データをステップS8でデータ格納部105
に格納する。このとき、同時に制御部103は、格納し
た画像データが未表示状態であることを示すフラグと、
リアルタイムカウンタ111から読み出した日付時刻情
報を画像データと一緒にデータ格納部105に格納す
る。その後、ステップS9で表示部108に暗証番号不
一致である旨を表示し、処理を終了する。
断の結果、暗証番号が一致した場合には、制御部103
はステップS10でパラメータnの値を0にクリアした
後、ステップS11で表示部108に個人情報の参照可
能の旨を表示することにより、ユーザに個人情報が参照
可能となることを報知する。さらに、制御部103はス
テップS12で、データ格納部105のフラグFが未表
示状態となっている画像データがデータ格納部105に
格納されているか否かを判断することにより、前回の暗
証番号一致から今回の暗証番号一致までの間に撮影され
た画像データが存在するか否かを判断する。
未表示状態となっている画像データがデータ格納部10
5に格納されている場合は、ステップS13で該当する
画像データとともに格納しているフラグFを未表示状態
から既表示状態とするとともに、ステップS14で当該
画像データに対して保持されている日付時刻情報と当該
画像を、ユーザが希望する個人情報の表示前に表示部1
08に表示する。また、前回の暗証番号一致から今回の
暗証番号一致の間に撮影された画像データが存在しない
場合、即ちデータ格納部105のフラグFが全て既表示
状態となっている場合には、画像データの表示は行わ
ず、ユーザが表示することを希望していた個人情報を表
示部108に表示する。
納されている個人情報を暗証番号の一致に基づきアクセ
ス可能とし、かつ近年のマルチメディア化に伴い静止画
像を撮影するためのカメラ部、或いはテレビ電話を実現
するための動画撮影可能なカメラ部を搭載した無線携帯
端末において、正しくない暗証番号が入力された場合に
は、このカメラ部を利用して暗証番号の入力操作者を撮
影するようにしたものである。さらに、正しい暗証番号
が入力された場合には、前回正しい暗証番号が入力され
てから今回の暗証番号一致までの間に、正しくない暗証
番号が入力されていると判断したときには、カメラ部に
より撮影された前記暗証番号の入力操作者の画像を表示
部に表示するようにしたものである。
三者が暗証番号を入力することによりこの無線携帯端末
内に格納されている前記所有者の個人情報の無断閲覧を
試みようとした場合には、暗証番号の不一致により前記
の第三者がカメラ部により撮影されて画像データとして
データ格納部105に格納される一方、その後前記所有
者が自身の個人情報閲覧を目的として正しい暗証番号を
入力したときには暗証番号の一致により前記第三者の撮
影画像がデータ格納部105から読み出されて表示部1
08に表示されることから、この無線携帯端末の所有者
は、暗証番号を入力して自身の個人情報を無断閲覧しよ
うとした第三者を容易に確認できるとともに、撮影され
た画像を、第三者を特定する証拠物件として然るべきと
ころに提出することもできる。また、本機能を搭載する
ことで、他人の無線携帯端末の個人情報を閲覧する行為
への抑止力も期待できる。
末の第2の実施の形態を示す外観図である。この無線携
帯端末1Bは、図3の無線携帯端末1Aと同様、ヒンジ
部150を軸として、図中の矢印方向に端末1Bを折り
たたんだり開いたりすることが可能である。ここで、本
体部130には無線携帯端末1Aと同様、操作部106
が搭載されているとともに、蓋部140には表示部10
8及びカメラ部104が搭載されている。
に回転可能な構造となっており、カメラ部104のレン
ズ面120は表示部108の表示面の方向と同一の方向
に向いたり、或いは表示部108の背面方向(非表示
面)を向くことが可能である。したがって、レンズ面1
20が表示部108の表示面の方向と同一の方向に向い
ているときに、ユーザが表示部108の表示面を見た
り、或いは操作部106の操作を行ったりしているとき
には、ユーザの顔がカメラ部104に撮影可能となる。
ロック図である。図6の無線携帯端末1Bにおいて、図
1の無線携帯端末1Aと同一部分は同一符号を付してそ
の説明を省略する。図3の無線携帯端末1Aは、蓋部1
40に設けられたカメラ部104のレンズ面120が表
示部108の表示面の方向と同一の方向となるように固
定されていたが、図5の無線携帯端末1Bは、蓋部14
0に設けられたカメラ部104のレンズ面120が表示
部108の表示面の方向と同一の方向に向いたり、或い
は表示部108の背面方向(非表示面)を向くことが可
能な点で無線携帯端末1Aと異なる。したがって、図6
の無線携帯端末1Bでは、カメラ部104のレンズ面1
20の向きを検出する向き検出手段112を設け、この
向き検出手段112の検出結果を制御部103に出力す
る点が図1の無線携帯端末1Aの構成と異なっている。
端末1Bに搭載したカメラ部104のレンズ面120が
回転して複数の方向に可動する構造を有する場合の例で
あり、暗証番号の入力をユーザに促す際に、制御部10
3は向き検出手段112の検出結果を入力して、カメラ
部104のレンズ面120の向きが表示部108の表示
面の方向と同一の方向を向いているか否か、即ちレンズ
面120の向きが操作部106を操作して前記暗証番号
を入力するユーザ(暗証番号入力操作者)の方向に向い
ているか否かを識別し、レンズ面120が暗証番号入力
操作者の方向に向いている場合には暗証番号の入力を許
可し、レンズ面120が暗証番号入力操作者の方向に向
いていない場合は、暗証番号入力操作者の撮影が出来な
いため暗証番号の入力要請画面を表示部108に表示せ
ず、暗証番号の入力を許可しないように構成したもので
ある。
フローチャートである。図7のフローチャートにおい
て、図4の無線携帯端末1Aのフローチャートと同一部
分は同一符号を付してその詳細説明を省略する。ユーザ
がステップS1で操作部106を操作することにより、
無線携帯端末1Bのデータ格納部105に格納されてい
るユーザの個人情報を表示部108に表示しようとした
り、端末1Aそのものの操作ロックを解除するような要
求があった場合は、制御部103は、向き検出手段61
2により検出されたレンズ方向検出結果をステップS2
1で取得する。
の向きが暗証番号入力操作者の方向の向きとして前記向
き検出手段112により検出された場合は、ステップS
22の「カメラレンズが端末操作部側を向いているか
?」がYesと判定され、この場合はステップS2へ処
理を移行する。
向きが表示部108の背面方向を向いたりして、暗証番
号入力操作者の方向の向きとして前記向き検出手段11
2により検出されない場合は、ステップS22の「カメ
ラレンズが端末操作部側を向いているか?」がNoと判
定される。この場合はステップS23へ移行し、表示部
108に、“カメラを自身の方向(即ち、暗証番号入力
操作者の方向)に向けてください”旨の表示を行ったう
え、ステップS21に処理を戻し、再度のレンズ方向の
判断を行う。
暗証番号入力操作者の方向(即ち、本体部130の操作
部106側方向)を向き、ステップS22の判定がYe
sとなると、制御部103は前述したようにステップS
2で暗証番号入力要求を表示部108に表示しユーザに
暗証番号の入力を要請する。この要請に対して暗証番号
の入力が行われステップS3でその入力が完了すると、
制御部103は入力された暗証番号をステップS4で、
暗証番号比較手段110に出力し暗証番号格納部109
に格納される暗証番号と一致するか否かを判定させる。
り、かつその連続不一致回数がN回に達すると、カメラ
部104を制御して撮影を行い、カメラ部104からの
画像データをデータ格納部105に格納するとともに、
格納した画像データが未表示状態であることを示すフラ
グと、リアルタイムカウンタ111から読み出した日付
時刻情報をこの画像データに関連づけてデータ格納部1
05に格納する。その後、で表示部108に暗証番号不
一致である旨を表示する(ステップS5〜S9)。
断の結果、暗証番号が一致した場合は、制御部103は
パラメータnの値をクリアした後、ユーザに個人情報が
参照可能となることを報知する。さらに、前回の暗証番
号一致から今回の暗証番号一致までの間に撮影された画
像データが存在するか否かを判断し、存在する場合は、
該当する画像データとともに格納しているフラグFを未
表示状態から既表示状態とするとともに、当該画像デー
タに関連づけて格納されている日付時刻情報と当該画像
を、表示部108に表示する(ステップS10〜S1
4)。
部104が回転可能で、レンズ面120が本体部130
の操作部106側方向、或いはこれと異なる方向を向く
ことが可能であるような構造をもつ場合であっても、無
線携帯端末1Bの使用者側にカメラ部108のレンズ面
120を向けた状態で暗証番号の入力を行わせることが
できるため、誤った暗証番号を入力した使用者を撮影す
ることが可能となる。
証番号の入力操作が行われる操作部と、物体等の撮影が
可能であるとともに撮影した画像の出力が可能なカメラ
部と、予め暗証番号を格納する暗証番号格納部と、操作
部の操作に基づく暗証番号と前記暗証番号格納部の暗証
番号との一致を比較する暗証番号比較部とを有する無線
携帯端末装置において、暗証番号比較部の比較結果が暗
証番号の不一致を示すときにカメラ部を制御し暗証番号
の入力操作を行った暗証番号入力操作者を撮影させるよ
うにしたので、無線携帯端末の所有者以外の第三者が暗
証番号を入力することによりこの無線携帯端末内に格納
されている前記所有者の個人情報の無断閲覧を試みた場
合には、前記第三者がカメラ部により撮影されることか
ら、無線携帯端末の所有者はこの撮影画像をもとに、自
身の個人情報に対し第三者が無断閲覧を試みた事実を容
易に確認することができる。
の形態を示すブロック図である。
タ格納状況を示す図である。
る。
ローチャートである。
を示す図である。
る。
ローチャートである。
…無線部、103…制御部、104…カメラ部、105
…データ格納部、106…操作部、108…表示部、1
09…暗証番号格納部、110…暗証番号比較手段、1
11…リアルタイムカウンタ、112…向き検出手段、
120…レンズ面、130…本体部、140…蓋部、1
50…ヒンジ部。
Claims (6)
- 【請求項1】 暗証番号の入力操作が行われる操作部
と、物体等の撮影が可能であるとともに撮影した画像の
出力が可能なカメラ部と、予め暗証番号を格納する暗証
番号格納部と、操作部の操作に基づく暗証番号と前記暗
証番号格納部の暗証番号との一致を比較する暗証番号比
較部とを有する無線携帯端末装置において、 前記暗証番号比較部の比較結果が暗証番号の不一致を示
すときに前記カメラ部を制御し前記暗証番号の入力操作
を行った暗証番号入力操作者を撮影させる制御部を有す
ることを特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 表示部と、日付時刻をカウントする時計部と、前記カメ
ラ部により撮影された画像を画像データとして格納する
データ格納部とを有し、 前記制御部は、前記画像データの格納時にはこの画像デ
ータが格納されたことを表す格納フラグと前記時計部か
ら読み出された日付時刻とを前記画像データに関連づけ
て前記データ格納部に格納するとともに、前記暗証番号
比較部における暗証番号の一致時には前記データ格納部
の格納フラグに応じた画像データと日付時刻とを前記デ
ータ格納部から読み出して前記表示部に表示し、かつ前
記データ格納部の格納フラグを表示済みフラグに更新す
ることを特徴とする無線携帯端末装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記カメラ部のレンズ面の向きは複数の方向に可動する
構造を有し、 前記レンズ面の向きが前記暗証番号入力操作者の方向に
向いているか否かを検出する検出手段を有し、 前記制御部は、前記検出手段により前記レンズ面の向き
が前記暗証番号入力操作者の方向に向いていないことが
検出された場合は、前記暗証番号入力操作者による暗証
番号の入力操作を阻止することを特徴とする無線携帯端
末装置。 - 【請求項4】 暗証番号入力操作者の入力操作に基づく
暗証番号と予め暗証番号格納部に格納された暗証番号と
の一致を比較する第1のステップと、 前記第1のステップの処理に基づく比較結果が暗証番号
の不一致を示すときにはカメラ部を制御し前記暗証番号
入力操作者を撮影する第2のステップとを有することを
特徴とする無線携帯端末装置におけるセキュリティのチ
ェック方法。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記カメラ部により撮影された画像を画像データとして
データ格納部に格納する第3のステップと、 前記第3のステップの処理に基づく前記画像データの格
納時にはこの画像データが格納されたことを表す格納フ
ラグと時計部から読み出した日付時刻とを前記画像デー
タに関連づけて前記データ格納部に格納する第4のステ
ップと、 前記第1のステップの処理に基づく比較結果が暗証番号
の一致を示すときには前記データ格納部の格納フラグに
応じた画像データと日付時刻とを前記データ格納部から
読み出して表示部に表示し、かつ前記データ格納部の格
納フラグを表示済みフラグに更新する第5のステップと
を有することを特徴とする無線携帯端末装置におけるセ
キュリティのチェック方法。 - 【請求項6】 請求項4または5において、 前記カメラ部のレンズ面の向きが前記暗証番号入力操作
者の方向に向いているか否かを検出する第6のステップ
と、 前記第6のステップの処理に基づき検出された前記レン
ズ面の向きが前記暗証番号入力操作者の方向に向いてい
ない場合は、前記暗証番号入力操作者による暗証番号の
入力操作を阻止する第7のステップとを有することを特
徴とする無線携帯端末装置におけるセキュリティのチェ
ック方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366391A JP3654240B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 無線携帯端末装置及び無線携帯端末装置におけるセキュリティのチェック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366391A JP3654240B2 (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 無線携帯端末装置及び無線携帯端末装置におけるセキュリティのチェック方法 |
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