JP2003168521A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
- H01R13/6598—Shield material
- H01R13/6599—Dielectric material made conductive, e.g. plastic material coated with metal
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/931—Conductive coating
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、十分にシールド効果を高め、
十分な高速伝送に対応できる電気コネクタを提供するこ
とにある。 【解決手段】この目的は、複数個のコンタクトと、この
コンタクトが保持される絶縁体とを備える電気コネクタ
において、絶縁性のプラスチックで形成されている前記
絶縁体は前記コンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔
を有するとともに前記コンタクト挿入孔の周囲をメタラ
イズし、かつ、前記各コンタクト挿入孔を電気的に絶縁
独立にすることで達成できる。
十分な高速伝送に対応できる電気コネクタを提供するこ
とにある。 【解決手段】この目的は、複数個のコンタクトと、この
コンタクトが保持される絶縁体とを備える電気コネクタ
において、絶縁性のプラスチックで形成されている前記
絶縁体は前記コンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔
を有するとともに前記コンタクト挿入孔の周囲をメタラ
イズし、かつ、前記各コンタクト挿入孔を電気的に絶縁
独立にすることで達成できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器や電子機
器に使用される電気コネクタに関するものであり、特に
高速伝送に対応した信号コンタクトのシールド方法に関
するものである。
器に使用される電気コネクタに関するものであり、特に
高速伝送に対応した信号コンタクトのシールド方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の電気コネクタを嵌合側より
見た部分的な図面である。従来の電気コネクタは略直方
体をしており、主に絶縁体とコンタクトとを備えてい
る。前記コンタクトは前記絶縁体に保持・固定されてお
り、前記コンタクトは、信号コンタクト（＋Ｓ１）と位
相を反転させた位相反転信号コンタクト（−Ｓ１）とグ
ランドコンタクト（Ｇ）とに割り付けすることができ
る。これらの各コンタクトの配列は、図６のように１対
の信号コンタクトと位相反転信号コンタクトを囲むよう
にグランドコンタクトが配置されている。
見た部分的な図面である。従来の電気コネクタは略直方
体をしており、主に絶縁体とコンタクトとを備えてい
る。前記コンタクトは前記絶縁体に保持・固定されてお
り、前記コンタクトは、信号コンタクト（＋Ｓ１）と位
相を反転させた位相反転信号コンタクト（−Ｓ１）とグ
ランドコンタクト（Ｇ）とに割り付けすることができ
る。これらの各コンタクトの配列は、図６のように１対
の信号コンタクトと位相反転信号コンタクトを囲むよう
にグランドコンタクトが配置されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、信号
コンタクトと位相反転信号コンタクトとグランドコンタ
クトは絶縁体に配列されており、シールド効果を高め、
高速伝送に対応できるようにしようとしている。しかし
ながら、各コンタクトのピッチが狭い場合であっても、
グランドコンタクト間に隙間が開いた状態になり、十分
なシールド効果が得られず、これでは数百Ｍｂｐｓ程度
の高速伝送までで、今後の更なる高速伝送要求に十分に
対応することが出来ないといった解決すべき課題があっ
た。
コンタクトと位相反転信号コンタクトとグランドコンタ
クトは絶縁体に配列されており、シールド効果を高め、
高速伝送に対応できるようにしようとしている。しかし
ながら、各コンタクトのピッチが狭い場合であっても、
グランドコンタクト間に隙間が開いた状態になり、十分
なシールド効果が得られず、これでは数百Ｍｂｐｓ程度
の高速伝送までで、今後の更なる高速伝送要求に十分に
対応することが出来ないといった解決すべき課題があっ
た。
【０００４】本発明の目的は、上述した課題に鑑みてな
されたもので、十分にシールド効果を高め、十分な高速
伝送に対応できる電気コネクタを提供することにある。
されたもので、十分にシールド効果を高め、十分な高速
伝送に対応できる電気コネクタを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
複数個のコンタクトと、このコンタクトが保持される絶
縁体とを備える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラス
チックで形成されている前記絶縁体は前記コンタクトが
挿入されるコンタクト挿入孔を有するとともに前記コン
タクト挿入孔の周囲をメタライズし、かつ、前記各コン
タクト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。このように、
コンタクト挿入孔の周囲をメタライズしているので、シ
ールド層部分の隙間を少なくすることができる。
複数個のコンタクトと、このコンタクトが保持される絶
縁体とを備える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラス
チックで形成されている前記絶縁体は前記コンタクトが
挿入されるコンタクト挿入孔を有するとともに前記コン
タクト挿入孔の周囲をメタライズし、かつ、前記各コン
タクト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。このように、
コンタクト挿入孔の周囲をメタライズしているので、シ
ールド層部分の隙間を少なくすることができる。
【０００６】また、請求項２記載の発明は、複数個のコ
ンタクトと、このコンタクトが保持される絶縁体とを備
える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラスチックで形
成されている前記絶縁体は前記コンタクトが挿入される
１対のコンタクト挿入孔を有するとともに１対の前記コ
ンタクト挿入孔の周囲をメタライズし、かつ、１対の前
記コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。請求項
３記載の発明は、請求項１乃至２記載発明の前記コンタ
クト挿入孔をメタライズする。請求項４記載の発明は、
複数個のコンタクトと、このコンタクトが保持される絶
縁体とを備える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラス
チックで形成されている前記絶縁体は前記コンタクトが
挿入される複数個のコンタクト挿入孔を有するとともに
複数個の前記コンタクト挿入孔の周囲及び前記各コンタ
クト挿入孔をメタライズし、かつ、所要数の前記コンタ
クト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。請求項５記載の
発明は、請求項３乃至４記載発明の前記絶縁体を略平板
状の本体部と該本体部より突出した複数の凸部とを備
え、前記凸部と前記本体部には複数個のコンタクト挿入
孔を連通して設け、前記本体部の全周をメタライズし、
かつ、所要数の前記コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独
立にする。上述したメタライズとは、絶縁体表面を電気
的に導通するように金属被膜をコーティングした状態を
いう。
ンタクトと、このコンタクトが保持される絶縁体とを備
える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラスチックで形
成されている前記絶縁体は前記コンタクトが挿入される
１対のコンタクト挿入孔を有するとともに１対の前記コ
ンタクト挿入孔の周囲をメタライズし、かつ、１対の前
記コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。請求項
３記載の発明は、請求項１乃至２記載発明の前記コンタ
クト挿入孔をメタライズする。請求項４記載の発明は、
複数個のコンタクトと、このコンタクトが保持される絶
縁体とを備える電気コネクタにおいて、絶縁性のプラス
チックで形成されている前記絶縁体は前記コンタクトが
挿入される複数個のコンタクト挿入孔を有するとともに
複数個の前記コンタクト挿入孔の周囲及び前記各コンタ
クト挿入孔をメタライズし、かつ、所要数の前記コンタ
クト挿入孔を電気的に絶縁独立にする。請求項５記載の
発明は、請求項３乃至４記載発明の前記絶縁体を略平板
状の本体部と該本体部より突出した複数の凸部とを備
え、前記凸部と前記本体部には複数個のコンタクト挿入
孔を連通して設け、前記本体部の全周をメタライズし、
かつ、所要数の前記コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独
立にする。上述したメタライズとは、絶縁体表面を電気
的に導通するように金属被膜をコーティングした状態を
いう。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１（Ａ）は本発明の電気コネク
タの斜視図であり、（Ｂ）はＡ−Ａ断面図である。図２
はメタライズされた凸部内に２個（１対）のコンタクト
挿入孔を有した本発明の電気コネクタの断面図である。
図３は、図１の絶縁体でコンタクト挿入孔内をメタライ
ズした状態の断面図である。図４はメタライズされた凸
部内に３個のコンタクト挿入孔が設けられた状態の断面
図である。図５は、本体部と該本体部より突出した複数
の凸部がメタライズされた状態の電気コネクタの断面図
である。本発明の電気コネクタ１０は、複数個のコンタ
クトと絶縁体１２を備えており、前記コンタクトは信号
コンタクト１４と位相反転信号コンタクト１６にわける
ことができる。
タの斜視図であり、（Ｂ）はＡ−Ａ断面図である。図２
はメタライズされた凸部内に２個（１対）のコンタクト
挿入孔を有した本発明の電気コネクタの断面図である。
図３は、図１の絶縁体でコンタクト挿入孔内をメタライ
ズした状態の断面図である。図４はメタライズされた凸
部内に３個のコンタクト挿入孔が設けられた状態の断面
図である。図５は、本体部と該本体部より突出した複数
の凸部がメタライズされた状態の電気コネクタの断面図
である。本発明の電気コネクタ１０は、複数個のコンタ
クトと絶縁体１２を備えており、前記コンタクトは信号
コンタクト１４と位相反転信号コンタクト１６にわける
ことができる。
【０００８】前記絶縁体１２は、電気絶縁性のプラスチ
ックであり、公知技術の射出成形によって作成されてい
る。材料としては、成形性や寸法安定性等を考えるとポ
リブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）や液晶ポリマー
（ＬＣＰ）やポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）や
ポリアミド（４６ＰＡ，６６ＰＡ）等を挙げることがで
きる。前記コンタクトは金属であり、公知技術のプレス
加工によって作成されており、材料としては導電性やバ
ネ性と考えると、黄銅やリン青銅やベリリウム銅等を挙
げることができる。
ックであり、公知技術の射出成形によって作成されてい
る。材料としては、成形性や寸法安定性等を考えるとポ
リブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）や液晶ポリマー
（ＬＣＰ）やポリフェニレンサルファイド（ＰＰＳ）や
ポリアミド（４６ＰＡ，６６ＰＡ）等を挙げることがで
きる。前記コンタクトは金属であり、公知技術のプレス
加工によって作成されており、材料としては導電性やバ
ネ性と考えると、黄銅やリン青銅やベリリウム銅等を挙
げることができる。
【０００９】請求項１記載の発明電気コネクタ１０は、
図１（Ａ）のように、複数個のコンタクトと絶縁体１２
を備えており、前記コンタクトは前記絶縁体１２に圧入
や引っ掛けによって固定されている。前記コンタクト
は、主に相手物と接触する接触部２４と絶縁体１２に固
定される固定部２６と基板等に接続する接続部２８とを
備えている。前記接続部２８は前記絶縁体１２から突出
されており、本実施例ではストレートディップタイプを
図示したが表面実装タイプ（ＳＭＴタイプ）でもＬ形デ
ィップタイプでもよい。前記絶縁体１２は、本体部３４
と凸部３６を備えており、前記コンタクトが挿入される
コンタクト挿入孔２２を有し、前記コンタクト挿入孔２
２の周囲をメタライズ２０している。ここでいうコンタ
クト挿入孔２２の周囲とは、図１（Ｂ）のように、本体
部３４の上面３０と凸部３６の側面３１全周のことであ
る。このように前記絶縁体１２は部分的にメタライズ２
０するが、前記コンタクト挿入孔２２は電気的に絶縁独
立するようにしている。このように前記絶縁体１２のメ
タライズ２０による導電化とコンタクト挿入孔２２の絶
縁独立といった相反する状態の両立化を図っている。本
実施例では、メタライズ２０された部分（凸部３６内）
に１個のコンタクトが配置され、このような状態のメタ
ライズ２０された部分が複数個本体部３４に設けられて
いる。前記コンタクト挿入孔２２の形状としては、前記
絶縁体１２を貫通したストレートの貫通孔でもよいが、
相手物との嵌合等を考えると本実施例のように嵌合側に
Ｃ面の誘い部３８を設け、かつ、相手物のガイド役割か
らコンタクト挿入孔より細いガイド孔４０を設けた方が
良い。
図１（Ａ）のように、複数個のコンタクトと絶縁体１２
を備えており、前記コンタクトは前記絶縁体１２に圧入
や引っ掛けによって固定されている。前記コンタクト
は、主に相手物と接触する接触部２４と絶縁体１２に固
定される固定部２６と基板等に接続する接続部２８とを
備えている。前記接続部２８は前記絶縁体１２から突出
されており、本実施例ではストレートディップタイプを
図示したが表面実装タイプ（ＳＭＴタイプ）でもＬ形デ
ィップタイプでもよい。前記絶縁体１２は、本体部３４
と凸部３６を備えており、前記コンタクトが挿入される
コンタクト挿入孔２２を有し、前記コンタクト挿入孔２
２の周囲をメタライズ２０している。ここでいうコンタ
クト挿入孔２２の周囲とは、図１（Ｂ）のように、本体
部３４の上面３０と凸部３６の側面３１全周のことであ
る。このように前記絶縁体１２は部分的にメタライズ２
０するが、前記コンタクト挿入孔２２は電気的に絶縁独
立するようにしている。このように前記絶縁体１２のメ
タライズ２０による導電化とコンタクト挿入孔２２の絶
縁独立といった相反する状態の両立化を図っている。本
実施例では、メタライズ２０された部分（凸部３６内）
に１個のコンタクトが配置され、このような状態のメタ
ライズ２０された部分が複数個本体部３４に設けられて
いる。前記コンタクト挿入孔２２の形状としては、前記
絶縁体１２を貫通したストレートの貫通孔でもよいが、
相手物との嵌合等を考えると本実施例のように嵌合側に
Ｃ面の誘い部３８を設け、かつ、相手物のガイド役割か
らコンタクト挿入孔より細いガイド孔４０を設けた方が
良い。
【００１０】ここで、絶縁体１２にメタライズ２０する
方法について説明する。メタライズ２０とは上述したよ
うに絶縁体１２表面を電気的に導通するように金属被膜
をコーティングした状態をいうが、絶縁体１２が絶縁性
の材料のため無電解メッキによって電気的に導通するよ
うに表面処理する方法や蒸着法などがある。メタライズ
２０の材質としては、シールド効果や導電性などを考え
ると、銅（Ｃｕ）やニッケル（Ｎｉ）などを挙げること
ができる。
方法について説明する。メタライズ２０とは上述したよ
うに絶縁体１２表面を電気的に導通するように金属被膜
をコーティングした状態をいうが、絶縁体１２が絶縁性
の材料のため無電解メッキによって電気的に導通するよ
うに表面処理する方法や蒸着法などがある。メタライズ
２０の材質としては、シールド効果や導電性などを考え
ると、銅（Ｃｕ）やニッケル（Ｎｉ）などを挙げること
ができる。
【００１１】またさらに、コンタクト挿入孔２２を電気
的に絶縁独立にする方法は、絶縁体１２全体をメタライ
ズした後、前記絶縁体１２の相手コンタクトの嵌合面側
とコンタクト接続部突出面のコンタクト挿入孔２２周辺
のメタライズ２０をエンドミル加工や研磨、ブラスト処
理、化学エッチング等によって取り除くか、最初からメ
タライズ２０しないようにマスキングするかなどがあ
る。
的に絶縁独立にする方法は、絶縁体１２全体をメタライ
ズした後、前記絶縁体１２の相手コンタクトの嵌合面側
とコンタクト接続部突出面のコンタクト挿入孔２２周辺
のメタライズ２０をエンドミル加工や研磨、ブラスト処
理、化学エッチング等によって取り除くか、最初からメ
タライズ２０しないようにマスキングするかなどがあ
る。
【００１２】請求項２以降の説明では、請求項１との相
違部分についてのみ説明する。請求項２記載の発明電気
コネクタ１０は、図２のように、凸部３６内に２個（１
対）のコンタクトと絶縁体１２を備えている。２個のコ
ンタクトは、信号コンタクト１４と位相反転信号コンタ
クト１６の１対になっており、前記絶縁体１２に固定さ
れている。前記絶縁体１２は１対の信号コンタクト１４
と位相反転信号コンタクト１６が挿入される１対のコン
タクト挿入孔２２を有しており、１対の前記コンタクト
挿入孔２２の周囲をメタライズ２０している。ここでい
う周囲とは請求項１と同様である。前記絶縁体１２は部
分的にメタライズ２０したり、メタライズを除去したり
して１対の前記コンタクト挿入孔２２が電気的に絶縁独
立するようにしている。本実施例でもメタライズ２０さ
れた凸部３６が本体部３４に複数配置されている。メタ
ライズ２０と絶縁独立する方法は上述と同様である。
違部分についてのみ説明する。請求項２記載の発明電気
コネクタ１０は、図２のように、凸部３６内に２個（１
対）のコンタクトと絶縁体１２を備えている。２個のコ
ンタクトは、信号コンタクト１４と位相反転信号コンタ
クト１６の１対になっており、前記絶縁体１２に固定さ
れている。前記絶縁体１２は１対の信号コンタクト１４
と位相反転信号コンタクト１６が挿入される１対のコン
タクト挿入孔２２を有しており、１対の前記コンタクト
挿入孔２２の周囲をメタライズ２０している。ここでい
う周囲とは請求項１と同様である。前記絶縁体１２は部
分的にメタライズ２０したり、メタライズを除去したり
して１対の前記コンタクト挿入孔２２が電気的に絶縁独
立するようにしている。本実施例でもメタライズ２０さ
れた凸部３６が本体部３４に複数配置されている。メタ
ライズ２０と絶縁独立する方法は上述と同様である。
【００１３】請求項３記載の発明電気コネクタ１０は、
上述した請求項１と２記載の発明の前記コンタクト挿入
孔２２の周囲と同時に図３のように前記コンタクト挿入
孔２２内もメタライズ２０するが、前記各コンタクト挿
入孔２２若しくは１対の前記コンタクト挿入孔２２を電
気的に絶縁独立にしたものである。即ち、各コンタクト
若しくは１対のコンタクトの周囲だけではなく、コンタ
クト挿入孔２２内もメタライズ２０したものである。メ
タライズ２０と絶縁独立する方法は上述と同様である。
上述した請求項１と２記載の発明の前記コンタクト挿入
孔２２の周囲と同時に図３のように前記コンタクト挿入
孔２２内もメタライズ２０するが、前記各コンタクト挿
入孔２２若しくは１対の前記コンタクト挿入孔２２を電
気的に絶縁独立にしたものである。即ち、各コンタクト
若しくは１対のコンタクトの周囲だけではなく、コンタ
クト挿入孔２２内もメタライズ２０したものである。メ
タライズ２０と絶縁独立する方法は上述と同様である。
【００１４】請求項４記載の発明の電気コネクタ１０
は、図４のように、凸部３６内に３個のコンタクトと絶
縁体１２を備えている。３個のコンタクトは、２本の信
号コンタクト１２とグランドコンタクト１８とに分けら
れ、絶縁体１２に固定されている。前記絶縁体１２は３
個の前記コンタクトが挿入される３個のコンタクト挿入
孔２２を有しており、３個の前記コンタクト挿入孔２２
の周囲及び前記各コンタクト挿入孔２２内をメタライズ
２０している。ここでメタライズ２０しているのは、３
個のコンタクト挿入孔２２の周囲（請求項１記載の発明
と同様部分）とコンタクト挿入孔２２内である。３個の
前記コンタクト挿入孔２２全てをメタライズ２０する
が、２個のコンタクト挿入孔２２を電気的に絶縁独立に
している。即ち、２本の信号コンタクト１２が挿入され
るコンタクト挿入孔２２を電気的に絶縁独立にし、グラ
ンドコンタクト１８が挿入されるコンタクト挿入孔２２
はメタライズにより周囲のフレームグランドと導通した
状態のままにしている。この実施例では、３個のコンタ
クトを図示したが、仕様やケーブルによっては何個（複
数個）のコンタクトでもよく、電気的に絶縁独立にする
コンタクト挿入孔２２の数も仕様等によって適宜設計す
ればよい。メタライズ２０と絶縁独立する方法は上述と
同様である。
は、図４のように、凸部３６内に３個のコンタクトと絶
縁体１２を備えている。３個のコンタクトは、２本の信
号コンタクト１２とグランドコンタクト１８とに分けら
れ、絶縁体１２に固定されている。前記絶縁体１２は３
個の前記コンタクトが挿入される３個のコンタクト挿入
孔２２を有しており、３個の前記コンタクト挿入孔２２
の周囲及び前記各コンタクト挿入孔２２内をメタライズ
２０している。ここでメタライズ２０しているのは、３
個のコンタクト挿入孔２２の周囲（請求項１記載の発明
と同様部分）とコンタクト挿入孔２２内である。３個の
前記コンタクト挿入孔２２全てをメタライズ２０する
が、２個のコンタクト挿入孔２２を電気的に絶縁独立に
している。即ち、２本の信号コンタクト１２が挿入され
るコンタクト挿入孔２２を電気的に絶縁独立にし、グラ
ンドコンタクト１８が挿入されるコンタクト挿入孔２２
はメタライズにより周囲のフレームグランドと導通した
状態のままにしている。この実施例では、３個のコンタ
クトを図示したが、仕様やケーブルによっては何個（複
数個）のコンタクトでもよく、電気的に絶縁独立にする
コンタクト挿入孔２２の数も仕様等によって適宜設計す
ればよい。メタライズ２０と絶縁独立する方法は上述と
同様である。
【００１５】請求項５記載の発明電気コネクタ１０は、
絶縁体１２とコンタクトの構成は請求項２記載の電気コ
ネクタと同様である。本実施例では、図５のように、請
求項２の電気コネクタ１０のメタライズ２０された部分
に加えて、絶縁体１２の略平板状の本体部３４の全周を
メタライズ２０している。仕様等によって、メタライズ
２０を取り除いて前記コンタクト挿入孔２２を電気的に
絶縁独立するようにしている。メタライズ２０と絶縁独
立する方法は上述と同様である。仕様等によっては、本
体部３４に孔を開け、この孔にもメタライズ２０するこ
とで、該孔にピン等を挿入するだけで、容易にグランド
に落とすことも可能になる。
絶縁体１２とコンタクトの構成は請求項２記載の電気コ
ネクタと同様である。本実施例では、図５のように、請
求項２の電気コネクタ１０のメタライズ２０された部分
に加えて、絶縁体１２の略平板状の本体部３４の全周を
メタライズ２０している。仕様等によって、メタライズ
２０を取り除いて前記コンタクト挿入孔２２を電気的に
絶縁独立するようにしている。メタライズ２０と絶縁独
立する方法は上述と同様である。仕様等によっては、本
体部３４に孔を開け、この孔にもメタライズ２０するこ
とで、該孔にピン等を挿入するだけで、容易にグランド
に落とすことも可能になる。
【００１６】
【発明の効果】本発明の電気コネクタ１０は上述のよう
な構成をとることで次のような顕著な効果を得ることが
できる。 （１）コンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔２２の
周囲がメタライズ２０されているので、確実にシールド
され、高速伝送化が可能になる。 （２）信号コンタクト１４と位相反転信号コンタクト１
６が挿入される１対のコンタクト挿入孔２２の周囲が面
状にメタライズ２０されているので、シールドが確実に
行われ、数千Ｍｂｐｓ以上の高速伝送に対応することが
できる。 （３）グランドコンタクト１８をコンタクト挿入孔２２
に挿入するだけで、容易にグランドに落とすことが可能
になる。 （４）信号とグランドを対とする信号伝送用として、仕
様に応じてグランドに落とすことで容易に対応できる。
な構成をとることで次のような顕著な効果を得ることが
できる。 （１）コンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔２２の
周囲がメタライズ２０されているので、確実にシールド
され、高速伝送化が可能になる。 （２）信号コンタクト１４と位相反転信号コンタクト１
６が挿入される１対のコンタクト挿入孔２２の周囲が面
状にメタライズ２０されているので、シールドが確実に
行われ、数千Ｍｂｐｓ以上の高速伝送に対応することが
できる。 （３）グランドコンタクト１８をコンタクト挿入孔２２
に挿入するだけで、容易にグランドに落とすことが可能
になる。 （４）信号とグランドを対とする信号伝送用として、仕
様に応じてグランドに落とすことで容易に対応できる。
【図１】（Ａ）本発明の電気コネクタの斜視図である。
（Ｂ）（Ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図２】メタライズされた凸部内に２個（１対）のコン
タクト挿入孔を有した本発明の電気コネクタの断面図で
ある。
タクト挿入孔を有した本発明の電気コネクタの断面図で
ある。
【図３】図１の絶縁体でコンタクト挿入孔内をメタライ
ズした状態の断面図である。
ズした状態の断面図である。
【図４】メタライズされた凸部内に３個のコンタクト挿
入孔が設けられた状態の断面図である。
入孔が設けられた状態の断面図である。
【図５】本体部全周がメタライズされた状態の電気コネ
クタの断面図である。
クタの断面図である。
【図６】従来の電気コネクタを嵌合側より見た図面であ
る。
る。
１０ 電気コネクタ
１２ 絶縁体
１４ 信号コンタクト
１６ 位相反転信号コンタクト
１８ グランドコンタクト
２０ メタライズ
２２ コンタクト挿入孔
２４ 接触部
２６ 固定部
２８ 接続部
３０ 上面
３１ 側面
３２ 嵌合面
３４ 本体部
３６ 凸部
３８ 誘い部
４０ ガイド孔
Claims (5)
- 【請求項１】 複数個のコンタクトと、このコンタクト
が保持される絶縁体とを備える電気コネクタにおいて、 絶縁性のプラスチックで形成されている前記絶縁体は前
記コンタクトが挿入されるコンタクト挿入孔を有すると
ともに前記コンタクト挿入孔の周囲をメタライズし、か
つ、前記各コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独立にした
ことを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 複数個のコンタクトと、このコンタクト
が保持される絶縁体とを備える電気コネクタにおいて、 絶縁性のプラスチックで形成されている前記絶縁体は前
記コンタクトが挿入される１対のコンタクト挿入孔を有
するとともに１対の前記コンタクト挿入孔の周囲をメタ
ライズし、かつ、１対の前記コンタクト挿入孔を電気的
に絶縁独立にしたことを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項３】 前記コンタクト挿入孔をメタライズした
ことを特徴とする請求項１乃至２記載の電気コネクタ。 - 【請求項４】 複数個のコンタクトと、このコンタクト
が保持される絶縁体とを備える電気コネクタにおいて、 絶縁性のプラスチックで形成されている前記絶縁体は前
記コンタクトが挿入される複数個のコンタクト挿入孔を
有するとともに複数個の前記コンタクト挿入孔の周囲及
び前記各コンタクト挿入孔をメタライズし、かつ、所要
数の前記コンタクト挿入孔を電気的に絶縁独立にしたこ
とを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項５】 前記絶縁体は略平板状の本体部と該本体
部より突出した複数の凸部とを備え、前記凸部と前記本
体部には複数個のコンタクト挿入孔を連通して設け、前
記本体部の全周をメタライズし、かつ、所要数の前記コ
ンタクト挿入孔を電気的に絶縁独立にしたことを特徴と
する３乃至４記載の電気コネクタ。
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