JP2003168247A - 光ディスク、光ディスクの製造装置及び、光ディスクの製造方法 - Google Patents

光ディスク、光ディスクの製造装置及び、光ディスクの製造方法

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JP2003168247A
JP2003168247A JP2001388335A JP2001388335A JP2003168247A JP 2003168247 A JP2003168247 A JP 2003168247A JP 2001388335 A JP2001388335 A JP 2001388335A JP 2001388335 A JP2001388335 A JP 2001388335A JP 2003168247 A JP2003168247 A JP 2003168247A
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recording
disk substrate
substrate
hole
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JP2001388335A
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Takao Okada
隆雄 岡田
Shinsuke Kishi
信介 岸
Takumi Kanezashi
匠 金指
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Sony Disc Technology Inc
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/0014Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form
    • G11B23/0021Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form discs

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク基板の中心部の貫通孔に制約されな
い絵柄を印刷面に印刷することができる光ディスク、光
ディスクの製造装置及び、光ディスクの製造方法を提供
すること。 【解決手段】 ディスク基板27,27aは、記録領域
3,3aが形成されたデータ読出面12,12aと、前
記再生及び/又は記録用レーザ光入射面12,12aの
反対側であって絵柄を印刷するための印刷面11,11
aを有し、前記ディスク基板12,12aの中心部5に
は、前記ディスク基板12,12aから除去されること
で前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面12,12
aと前記印刷面11,11aとを貫通させる貫通孔7を
形成する除去部35,35aが成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵柄を印刷するた
めの印刷面を有する光ディスク、光ディスクの製造装置
及び、光ディスクの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報産業の発達によって、様々な
情報が光ディスク等の記録メディアに記録された状態で
取り扱われるようになっている。以下、光ディスクの一
例としてCD(Compact Disc:商標名)を
挙げて説明する。図23(A)は、従来の光ディスク1
01の構成例を示す斜視図であり、図23(B)は、図
23(A)に示す光ディスク101の断面構成例を示す
Z−Z’断面図である。図23(A)に示す光ディスク
101は、絵柄を印刷する印刷面としてのレーベル面1
11及び、記録領域103からデータを読み取るデータ
読出面112を有するディスク基板127によって主に
構成されている。
【0003】このディスク基板127は、例えば円盤状
の部材であって、中心部にデータ読出面112からレー
ベル面111に貫通するセンター穴107が形成されて
いる。このセンター穴107は、図示しない光ディスク
装置のターンテーブルによって支持されつつ、光ディス
ク101が回転することで、その図示しない光ディスク
装置によって記録領域103からデータが再生される構
成となっている。
【0004】このディスク基板127におけるセンター
穴107の周囲には、環状のハブ溝109が形成されて
いる。図23(B)に示すハブ溝109は、後述するよ
うにディスク基板127が射出成形によって成形される
際に形成される溝である。
【0005】図24は、従来の光ディスク101aの構
成例を示す斜視図である。光ディスク101aは、カー
ド形状をしており、例えばトレーディングカードと呼ば
れるカード型の記録メディアである。このカード型の光
ディスク101aは、上記光ディスク101と外形が異
なる点及び、記録領域103aが上記光ディスク101
の記録領域103よりも小さい点を除いてほぼ同様の構
成である。
【0006】以下の説明では光ディスク101を例示
し、光ディスク101を成形するディスク成形機の一部
である金型の構成例について説明する。図25は、光デ
ィスク101を成形する金型145の構成例を示す断面
図である。金型145は、第1金型117及び第2金型
119を有する。
【0007】第1金型117が第2金型119と嵌合さ
れることで、第1金型117と第2金型119との対面
には、ディスク基板127と同一の形状の空間でなるキ
ャビティー139が形成される。この対面における第1
金型117には、ディスク基板127の記録領域103
に形成すべきデータパターンが生成されたスタンパ11
3が、スタンパクランプ用ハブ115によって固定され
ている。また、この第1金型117には、ディスク基板
127の基材となるべき溶融された樹脂をキャビティ1
39に供給するための流路としてのスプルー121が形
成されている。
【0008】また、第2金型119には、ディスク基板
127が形成された際の中心部に相当する位置にセンタ
ー穴形成部143が設けられている。図示のセンター穴
形成部143は省略されているので、一部分のみが図示
されている。このセンター穴形成部143は、H方向に
移動することで、射出成形したディスク基板127の中
心部にセンター穴107を構成する機能を有する。
【0009】従来の光ディスク101及びその成形機の
構成は以上のようであり、次に図23〜図25を参照し
つつ製造方法について簡単に説明する。図26及び図2
7は、それぞれ光ディスク101を製造する様子の一例
を示す断面図である。
【0010】第1金型117及び第2金型119は図2
5に示すように嵌合されており、ノズル141の先には
スプルー121が存在している。このノズル141から
は、上記ディスク基板127の基材となるべき溶融され
た樹脂がH1方向に注入されることで、図26に示すよ
うにこの溶融された樹脂がN1方向に広がりキャビティ
139内に射出され充填される。このとき、この溶融さ
れた樹脂は、キャビティ139内で冷却されることでデ
ィスク基板127が成形され、ディスク基板127に
は、スタンパクランプ用ハブ115によって固定されて
いるスタンパ113によって記録領域103にデータが
記録される。
【0011】また樹脂の充填直後のディスク基板127
には、図27に示すようにセンター穴形成部143によ
ってディスク基板127の中心部にセンター穴107が
形成される。このようにして、光ディスク101は、図
23(A)に示すような形状となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図23
(A)に示す光ディスク101におけるレーベル面11
1側には、図28に示すようにセンター穴107やその
周囲のような印刷できない領域が存在している。また、
図24に示す光ディスク101aにおけるレーベル面1
11aにも、図29に示すようにセンター穴107やそ
の周囲のような印刷できない領域が存在している。この
ように、レーベル面111,111aにおいて印刷でき
ない領域が存在することは、印刷する絵柄に制限が加わ
るという問題点があった。
【0013】そこで本発明は上記課題を解決し、ディス
ク基板の中心部の貫通孔に制約されない絵柄を印刷面に
印刷することができる光ディスク、光ディスクの製造装
置及び、光ディスクの製造方法を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、データの記録領域を有する平板状のデ
ィスク基板が、前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を
中心として回転することで、前記記録領域のデータが再
生及び/又は記録される光ディスクであって、前記ディ
スク基板は、前記記録領域のデータを再生及び/又は記
録するための再生及び/又は記録用レーザ光入射面と、
前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面の反対側であ
って絵柄を印刷する印刷面とを有し、前記ディスク基板
の中心部には、前記ディスク基板から除去されること
で、前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面と前記印
刷面とを貫通させる貫通孔を形成するための除去部が成
形されていることを特徴とする光ディスクにより、達成
される。請求項1の構成によれば、このディスク基板の
中心部には、除去されることで再生及び/又は記録用レ
ーザ光入射面と印刷面とを貫通させる除去部が成形され
ている。この除去部が除去されたディスク基板は、貫通
孔が支持されつつ、光ディスクの記録領域のデータが再
生及び/又は記録される。従って、この光ディスクは、
除去部を除去するまではディスク基板の中心部に貫通孔
が存在しないので、ディスク基板の中心部の貫通孔に制
約されない絵柄を印刷面に容易に印刷することができ
る。さらに、この光ディスクは、成形時に貫通孔が存在
しないので、印刷面の全面に絵柄を印刷することができ
る。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記記録領域には前記データとして著作物に関する
電子データが記録されており、穴を有しない平板状の前
記除去部が除去されると、前記著作物に関する電子デー
タの再生及び/又は記録に関して承諾したものとして取
り扱われることを特徴とする。請求項2の構成によれ
ば、請求項1の作用に加えて、記録領域に記録された著
作物に関する電子データを利用しようとする場合には、
まず穴を有しない平板状の除去部を除去して、貫通孔を
ディスク基板に形成する必要がある。この除去部を除去
したことは再生及び/又は記録に関して承認したことと
取り扱われるので、この光ディスクは、上記著作物に関
する電子データを再生及び/又は記録しようとする者に
対して、確実に承諾を得ることができる。また、この光
ディスクは、除去部が存在しているか否かを見れば、使
用されたか否かが容易に判別することができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の構成におい
て、前記ディスク基板は、円盤形状であることを特徴と
する。請求項3の構成によれば、請求項1の作用に加え
て、除去部を除去していない状態では貫通孔が存在して
おらず、円盤形状のディスク基板の中心部にも印刷を行
うことができる。従って、光ディスクは、印刷面をより
広く取ることができる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1の構成におい
て、前記ディスク基板は、矩形であることを特徴とす
る。請求項4の構成によれば、請求項1の作用に加え
て、矩形のディスク基板は印刷面が狭いのが一般的であ
るが、貫通孔に相当する除去部の部分まで印刷すること
ができるので、より広く印刷面を取ることができる。
【0018】上記目的は、請求項5の発明にあっては、
データの記録領域を有する平板状のディスク基板が、前
記ディスク基板に垂直な中心部の軸を中心として回転す
ることで、前記記録領域のデータが再生及び/又は記録
される光ディスクであって、前記ディスク基板は、前記
記録領域のデータを再生及び/又は記録するための再生
及び/又は記録用レーザ光入射面と、前記再生及び/又
は記録用レーザ光入射面の反対側の印刷面と、前記再生
及び/又は記録用レーザ光入射面と前記印刷面とを貫通
させる貫通孔とを有し、前記印刷面には、絵柄が印刷さ
れたフィルム部材が前記ディスク基板に予め形成されて
いる前記貫通孔を覆うように張り付けられており、前記
フィルムには、ほぼ前記貫通孔に沿って切り抜き可能な
切り抜き部が形成されていることを特徴とする光ディス
クにより、達成される。請求項5の構成によれば、ディ
スク基板の印刷面に絵柄を直接印刷せずに、絵柄を印刷
したフィルム部材をディスク基板に張り付けるだけで印
刷面を構成することができる。従って、このフィルム部
材には、ディスク基板に張り付ける前に、ディスク基板
の中心部の貫通孔に制約されない絵柄を容易に印刷する
ことができる。しかも、このフィルム部材は、ディスク
基板に形成されている貫通孔の存在にかかわらず、ディ
スク基板の印刷面全面に絵柄を印刷したフィルム部材を
張り付けることもできる。そして、フィルム部材には、
ほぼ貫通孔に沿って切り抜き可能な切り抜き部が形成さ
れているので、この光ディスクは、切り抜き部が切り抜
かれれば再生及び/又は記録用レーザ光入射面と印刷面
とを貫通する貫通孔が露出する。そして、この光ディス
クは、この貫通孔が支持されつつ、記録領域のデータが
再生及び/又は記録されるようになる。
【0019】請求項6の発明は、請求項5の構成におい
て、前記記録領域には前記データとして著作物に関する
電子データが記録されており、前記切り抜き部が切り抜
かれると、前記著作物に関する電子データの再生及び/
又は記録に関して承諾したものとして取り扱われるとし
たことを特徴とする。請求項6の構成によれば、請求項
5の作用に加えて、記録領域に記録された著作物に関す
る電子データを利用しようとする場合には、まず除去部
を除去して、貫通孔をディスク基板に形成する必要があ
る。この除去部を除去したことは再生及び/又は記録に
関して承認したことと取り扱われるので、この光ディス
クは、上記著作物に関する電子データを再生及び/又は
記録しようとする者に対して、確実に承諾を得ることが
できる。また、この光ディスクは、除去部が存在してい
るか否かを見れば、使用されたか否かが容易に判別する
ことができる。
【0020】請求項7の発明は、請求項5の構成におい
て、前記ディスク基板は、円盤形状であることを特徴と
する。請求項7の構成によれば、請求項5の作用に加え
て、切り抜き部を切り抜いていない状態では貫通孔が露
出しておらず、円盤形状のディスク基板の中心部にも印
刷を行うことができる。従って、光ディスクは、印刷面
をより広く取ることができる。
【0021】請求項8の発明は、請求項5の構成におい
て、前記ディスク基板は、矩形であることを特徴とす
る。請求項8の構成によれば、請求項5の作用に加え
て、矩形のディスク基板は印刷面が狭いのが一般的であ
るが、貫通孔に相当する切り抜き部の部分まで印刷する
ことができるので、より広く印刷面を取ることができ
る。
【0022】上記目的は、請求項9の発明にあっては、
データの記録領域を有する平板状のディスク基板が前記
ディスク基板に垂直な中心部の軸を中心として回転する
ことで、前記記録領域のデータが再生及び/又は記録さ
れる光ディスクの製造装置であって、前記ディスク基板
から除去されることで、前記ディスク基板の中心部に、
前記記録領域のデータを再生及び/又は記録するための
再生及び/又は記録用レーザ光入射面と、前記ディスク
基板における前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面
の反対側に絵柄を印刷するための印刷面と、を貫通させ
る貫通孔を形成するための除去部を成形する型押し装置
を備えることを特徴とする光ディスクの製造装置によ
り、達成される。請求項9の構成によれば、このディス
ク基板の中心部には、除去されることで再生及び/又は
記録用レーザ光入射面と印刷面とを貫通させる除去部が
成形されている。この除去部が除去されたディスク基板
は、貫通孔が支持されつつ、光ディスクの記録領域のデ
ータが再生及び/又は記録される。従って、この光ディ
スクは、除去部を除去するまではディスク基板の中心部
に貫通孔が存在しないので、ディスク基板の中心部の貫
通孔に制約されない絵柄を印刷面に容易に印刷すること
ができる。さらに、この光ディスクは、成形時に貫通孔
が存在しないので、印刷面の全面に絵柄を印刷すること
ができる。
【0023】請求項10の発明は、請求項9の構成にお
いて、前記データを表すデータピットを前記記録領域に
形成させ、穴を有しない平板状のスタンパを備えること
を特徴とする。請求項10の構成によれば、請求項9の
作用に加えて、穴を有しない平板状のスタンパを用いて
成形すると、ディスク基板の中心部に貫通孔が形成され
ない。このようなスタンパは、ディスク基板の中心部に
形成する貫通孔の位置に合わせて、予め穴を設けておく
必要がないので、安価で容易に製造されるようになる。
【0024】上記目的は、請求項11の発明にあって
は、データの記録領域を有する平板状のディスク基板
が、前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を中心として
回転することで、前記記録領域のデータが再生及び/又
は記録される光ディスクの製造方法であって、前記ディ
スク基板から除去されることで、前記ディスク基板の中
心部に、前記記録領域のデータを再生及び/又は記録す
るための再生及び/又は記録用レーザ光入射面と、前記
ディスク基板における前記再生及び/又は記録用レーザ
光入射面の反対側に絵柄を印刷するための前記印刷面
と、を貫通させる貫通孔を形成するための除去部を成形
することを特徴とする光ディスクの製造方法により、達
成される。請求項11の構成によれば、このディスク基
板の中心部には、除去されることで再生及び/又は記録
用レーザ光入射面と印刷面とを貫通させる除去部が成形
されている。この除去部が除去されたディスク基板は、
貫通孔が支持されつつ、光ディスクの記録領域のデータ
が再生及び/又は記録される。従って、この光ディスク
は、除去部を除去するまではディスク基板の中心部に貫
通孔が存在しないので、ディスク基板の中心部の貫通孔
に制約されない絵柄を印刷面に容易に印刷することがで
きる。さらに、この光ディスクは、成形時に貫通孔が存
在しないので、印刷面の全面に絵柄を印刷することがで
きる。
【0025】上記目的は、請求項12の発明にあって
は、著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に
際して承諾を必要とする光ディスクであって、前記著作
物に関する電子データを再生及び/又は記録するための
レーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の反対側であっ
て絵柄が付される印刷面と、を有するディスク基板の中
心部に、前記ディスク基板から除去されることで、前記
レーザ光入射面と前記印刷面とを貫通させ、前記ディス
ク基板の回転の際に支持される中心穴を構成すると共
に、前記著作物に関する電子データの再生及び/又は記
録に関して承諾したものとして取り扱われる、除去部が
成形されており、前記除去部には、前記ディスク基板を
成形した際に、前記中心穴よりも小さな径の穴が形成さ
れることを特徴とする光ディスクにより、達成される。
請求項12の構成によれば、除去部に形成された穴は、
例えばディスク基板が成形された際に、ディスク基板の
材料が射出された際に形成されたものである。つまり、
ディスク基板は、その中心部の除去部に形成された穴付
近からその材料が射出されて成形されているので、光デ
ィスクは容易に製造されるようになる。また、この光デ
ィスクは、除去部の有無によって、上記電子データの再
生及び/又は記録に関して承諾したか否かを容易に目視
できる。
【0026】請求項13の発明は、請求項12の構成に
おいて、前記ディスク基板は、円盤状であることを特徴
とする。請求項13の構成によれば、請求項12の作用
に加えて、除去部を除去していない状態では中心穴が存
在しておらず、穴を除く除去部近傍まで広く印刷面に絵
柄を付することができる。
【0027】請求項14の発明は、請求項12の構成に
おいて、前記ディスク基板は、カード状であることを特
徴とする。請求項14の構成によれば、請求項12の作
用に加えて、カード状のディスク基板は印刷面が狭いの
が一般的であるが、穴を除く除去部にまで絵柄を付する
ことができるので、より広く印刷面を取ることができ
る。
【0028】請求項15の発明は、請求項12の構成に
おいて、前記印刷面には前記絵柄が印刷されたフイルム
が張り付けられており、前記除去部が除去されると前記
除去部の部分の前記フィルムも併せて除去される構成と
したことを特徴とする。請求項15の構成によれば、請
求項12の作用に加えて、簡単にディスク基板の印刷面
に絵柄が付されるようになり、さらに除去部を除去する
と除去部の部分のフィルムも併せて除去され、貫通孔が
露出する。
【0029】上記目的は、請求項16の発明にあって
は、著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に
際して承諾を必要とする光ディスクの製造装置であっ
て、前記著作物に関する電子データを再生及び/又は記
録するためのレーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の
反対側であって絵柄が付される印刷面と、を有するディ
スク基板の中心部に、前記ディスク基板から除去される
ことで、前記レーザ光入射面と前記印刷面とを貫通させ
て、前記ディスク基板の回転の際に支持される中心穴を
構成すると共に、前記著作物に関する電子データの再生
及び/又は記録に関して承諾したものとして取り扱われ
る、除去部を成形する際に、前記除去部に前記中心穴よ
りも小さな径の穴を形成する構成としたことを特徴とす
る光ディスクの製造装置により、達成される。請求項1
6の構成によれば、除去部に形成された穴は、ディスク
基板が成形された際に、ディスク基板の材料が射出され
た際に形成されたものである。つまり、ディスク基板
は、その中心部の除去部に形成された穴付近からその材
料が射出されて成形されているので、光ディスクは容易
に製造されるようになる。また、この光ディスクは、除
去部の有無によって、上記電子データの再生及び/又は
記録に関して承諾したか否かを容易に目視できる。
【0030】請求項17の発明は、請求項16の構成に
おいて、前記印刷面に前記絵柄が印刷されたフイルムを
張り付けて、前記除去部が除去されると前記除去部の部
分の前記フィルムも併せて除去される構成とすることを
特徴とする。請求項17の構成によれば、請求項16の
作用に加えて、簡単にディスク基板の印刷面に絵柄が付
されるようになり、さらに除去部を除去すると除去部の
部分のフィルムも併せて除去され、貫通孔が露出する。
【0031】上記目的は、請求項18の発明にあって
は、著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に
際して承諾を必要とする光ディスクの製造方法であっ
て、前記著作物に関する電子データを再生及び/又は記
録するためのレーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の
反対側であって絵柄が付される印刷面と、を有するディ
スク基板の中心部に、前記ディスク基板から除去される
ことで、前記レーザ光入射面と前記印刷面とを貫通させ
て、前記ディスク基板の回転の際に支持される中心穴を
構成すると共に、前記著作物に関する電子データの再生
及び/又は記録に関して承諾したものとして取り扱われ
る、除去部を成形する際に、前記除去部に前記中心穴よ
りも小さな径の穴を形成することを特徴とする光ディス
クの製造方法により、達成される。請求項18の構成に
よれば、除去部に形成された穴は、ディスク基板が成形
された際に、ディスク基板の材料が射出された際に形成
されたものである。つまり、ディスク基板は、その中心
部の除去部に形成された穴付近からその材料が射出され
て成形されているので、光ディスクは容易に製造される
ようになる。また、この光ディスクは、除去部の有無に
よって、上記電子データの再生及び/又は記録に関して
承諾したか否かを容易に目視できる。
【0032】請求項19の発明は、請求項18の構成に
おいて、前記印刷面に前記絵柄が印刷されたフイルムを
張り付けて、前記除去部が除去されると前記除去部の部
分の前記フィルムも併せて除去される構成とすることを
特徴とする。請求項19の構成によれば、請求項18の
作用に加えて、簡単にディスク基板の印刷面に絵柄が付
される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0034】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態としての光ディスク1の構成例を示す斜視図であ
る。光ディスク1は、データが記録及び再生されたり又
は記録若しくは再生される光ディスクである。ここでい
う「記録」には、データを記録することのみならず或い
はその代わりに、記録済みのデータに修正を加えること
も含んでいても良いことはいうまでもない。以下の説明
では、光ディスク1としてCD(Compact Di
sc:商標名)を例示する。
【0035】この光ディスク1は、例えば平板状のディ
スク基板27の両面にそれぞれレーベル面11(印刷
面)及びデータ読出面12(再生及び/又は記録用レー
ザ光入射面、レーザ光入射面)を有している。このディ
スク基板27は、例えば円盤形状であり、データの記録
領域3がリング状に形成されている。レーベル面11
は、所定の絵柄を印刷するための印刷面であり、ディス
ク基板27の中心部を含めたディスク基板27のほぼ全
面に渡り、印刷上の制限無く形成されている。一方、デ
ータ読出面12は、記録領域3のデータを読み出す側の
面である。
【0036】この光ディスク1において特徴的なこと
は、ディスク基板27の中心部5に除去部35が成形さ
れていることである。この除去部35がディスク基板2
7に設けられた状態の光ディスク1は、その外観上、例
えば平板状の円盤に見える。
【0037】図2は、図1の光ディスク1においてディ
スク基板27から除去部35を除去した様子の一例を示
す斜視図である。光ディスク1は、ディスク基板27か
ら、例えば円盤状の除去部35を除去すると、図示のよ
うな外観である。この除去部35は、例えば穴を有しな
い平板状の円錐台形状である。ディスク基板27は、除
去部35が除去されると、中心部5にレーベル面11と
データ読出面12とを貫通するセンター穴7が形成され
る。このセンター穴7は、光ディスク1が回転される際
に、例えば光ディスク装置側のターンテーブル等によっ
て支持される部分である。
【0038】図3及び図4は、それぞれ除去部35をデ
ィスク基板27から除去する様子の一例を示す斜視図で
ある。この除去部35は、図3に示すように例えば親指
TによりD方向に押圧する事によって、図4に示すよう
に除去される構成となっている。つまり、除去部35
は、親指Tにより加えられる一定の圧力をもって、ディ
スク基板27から除去部35の外周が切り取られる構成
となっている。従って、この光ディスク1は、記録領域
3に記録されているデータを再生しようとした場合には
まず除去部35が除去される。このように除去した除去
部35には、レーベル面11において一体となっていた
絵柄の一部が残存する。
【0039】図5(A)は、図1に示す光ディスク1の
構成例を示すA−A’断面図であり、図5(B)は、図
2に示す光ディスク1の構成例を示すB−B’断面図で
ある。図6は、図5(B)に示す範囲Wを拡大した構成
例を示す拡大断面図である。上述のように除去部35
が、図5(A)に示す状態から図5(B)に示す状態へ
と除去されるには、除去部35及びディスク基板27の
構造が、例えば図6に示すようであるのが望ましい。つ
まり、除去部35は、部分47の厚さT2と比べて外周
部35bが厚さT1と薄く、例えば図3に示すように押
されることで外周部35bがディスク基板27から切除
される構成である。尚、この外周部35bは、例えば専
用の工具で切除されるようにしても良いことはいうまで
もない。
【0040】ここで、この除去部35の具体的な寸法例
としては、直径が例えば15mm−0mm〜15mm+
0.1mmであり、厚さT1が例えば0.1mm以下で
あり、厚さT2が例えば1.2mm以下、例えば0.5
mm程度である。
【0041】厚さT1は、好ましくは例えば30μm以
上70μm未満であるのが望ましい。ここで、30μm
以上としたのは、これ未満となると外周部35bが薄す
ぎて成形が困難となるためであり、70μm未満とした
のは、これ以上となると外周部35bが厚すぎて図3に
示すように手で除去部35を除去することができないた
めである。
【0042】また、厚さT1は、例えば50μmである
のが望ましい。50μmとすると、外周部35bを成形
しやすく且つ、図3に示すように容易に手で除去部35
を除去することができるためである。
【0043】また、光ディスク1は、図6に示すように
ディスク基板27の上層に例えば数十nmの厚さの反射
膜29、数μmの厚さの保護膜25、5〜20μmの厚
さの印刷膜23が積層されている。この反射膜29は、
例えば後述するスタンパによって形成されたデータピッ
ト上に形成されており、保護膜25は、反射膜29を保
護するための皮膜であり、印刷膜25は、保護膜25上
にレーベル面11を構成しており、絵柄が印刷されてい
る。尚、レーベル面11に印刷される絵柄には、文字、
文章、写真、図形といったものも含まれていても良い。
【0044】光ディスク1は以上のような構成であり、
次にディスク成形機(光ディスクの製造装置)の一部で
ある金型45の構成例について説明する。図7は、光デ
ィスク1を成形する金型45の構成例を示す断面図であ
り、図8は、図7に示す金型45の構成例を示すC−
C’断面図である。尚、図8においては、金型45に、
例えば4つのキャビティー39が設けられた構成となっ
ているがこれに限られず、例えば2つのキャビティー3
9が設けられている構成でも良い。金型45は、対をな
す金型として第1金型17及び第2金型19を備えてお
り、対面する第1金型17及び第2金型19によって形
成されるキャビティ39内に溶融された樹脂を所定の射
出圧力で射出して成形を行う機能を有する。
【0045】第1金型17には、記録領域3を形成する
ためのスタンパ13が設けられている。この金型45で
は、光ディスク1のディスク基板27にセンター穴7を
構成する必要がないので、センター穴7近傍でスタンパ
13を固定する部材を必要としない。従って、このスタ
ンパ13は、外周側のみが保持されてていれば良いの
で、穴を有しない平板状の形状となっている。また、第
1金型17には、ディスク基板27の基材としての溶融
された樹脂がランナー31を経由してキャビティ39に
供給させるための流路としてのスプルー21が形成され
ている。
【0046】一方、第2金型19には、キャビティ39
に上記溶融された樹脂を供給する流路としてのランナー
31、キャビティ39及び、詳細は後述する除去部成形
部43が設けられている。ランナー31は、図8の断面
図に示すようにスプルー21とキャビティ39とを結ぶ
上記溶融された樹脂の流路を形成している。キャビティ
39は、ディスク基板27の外形に沿った形状の凹部で
あり、スプルー21やランナー31を経由して射出され
た上記溶融された樹脂が充填される空間である。
【0047】図7に示す金型45は、図8に示すように
上記溶融された樹脂を、ランナー31を経由して、スプ
ルー21の位置から放射状にキャビティ39に射出す
る。従って、金型45は、射出時にセンター穴を形成す
る必要がないので、例えば4つのキャビティ39の空間
内には均一に上記溶融された樹脂が充填されるようにな
る。
【0048】図9及び図10は、それぞれ図7の除去部
成形部43を拡大して示した構成例を示す断面図であ
る。尚、上記図7や、図9及び図10において、部分3
1aは、ゲートである。図9の除去部成形部43は、図
示しない所定の駆動手段によって、H1方向及びH2方
向に沿って移動可能な円柱状の可動部43aを有する型
押し装置である。この可動部43aの先端は部分47a
を構成しており、この部分47aは、図6に示す除去部
35の部分47bと隙間無く嵌合できる構成となってい
る。つまり、キャビティ39に上記溶融された樹脂が射
出充填された後、可動部43aが図9に示す状態から図
10に示す状態に移動して型押しを行い、最後にキャビ
ティ39内の樹脂が冷却される。
【0049】この可動部43aは、図9に示す状態から
図10に示す状態に移動することで、例えばストローク
Sを有している。可動部43aが図10に示すように移
動すると、可動部43aの先端がディスク基板27の中
心部5に除去部35を成形する。
【0050】金型45は以上のような構成であり、次に
図1〜図10を参照しつつ光ディスク1の製造方法の一
例について説明する。図11〜図13は、それぞれ金型
45によって光ディスク1を成形する様子の一例を示す
断面図である。上述のように金型45は、第1金型17
及び第2金型19が一対となるように嵌合されており、
例えば第1金型17には穴を有しない平板状のスタンパ
13が設けられている。このスタンパ13には、光ディ
スク1の記録領域3に記録するデータパターンが形成さ
れており、穴を有しない平板状となるように構成されれ
ばよいので、安価に且つ容易に製造することができる。
【0051】まず、図11に示すようにノズル41から
は、ディスク基板27の基材としての溶融された樹脂4
9がスプルー21に射出して供給される。このスプルー
21はランナー31を経由してキャビティ39に通じて
いるので、溶融された樹脂49は、キャビティ39内に
均一に充填される。
【0052】樹脂49の充填直後に、図12に示す除去
部成形部43は、可動部43aがH2方向に移動するこ
とで、ディスク基板27の中心部5に除去部35を成形
する。この除去部35は、図6に示すように部分47b
が厚さT2と厚く、外周部35bが厚さT3と薄い構成
となっている。そして、このキャビティ39内の樹脂4
9は冷却され、ディスク基板27が成形される。
【0053】この光ディスク1は、例えば図3に示すよ
うに親指T等の指によって押すことで、図4に示すよう
に除去部35が容易に除去できるようになっている。こ
のように除去部35が除去されると、ディスク基板27
には図4に示すようにセンター穴7が形成され、光ディ
スク1が例えば再生可能となる。つまり、この光ディス
ク1は、図示しない光ディスク装置のターンテーブルに
センター穴7が装着できるようになり、例えば記録領域
3からデータが再生できるようになる。従って、この光
ディスク1は、除去部35がディスク基板27に存在し
ている間には特殊なプレーヤでなければデータの再生等
を行うことができないが、除去部35が除去されること
でデータの再生等が可能となる。
【0054】本発明の第1実施形態によれば、ディスク
基板27の中心部5のセンター穴7に制約されない絵柄
をレーベル面11に印刷することができる。また、この
光ディスク1は、センター穴7が存在しないので、レー
ベル面11に制限無く全面に印刷することができる。
【0055】<第2実施形態>第2実施形態としての光
ディスク及び金型は、それぞれ図1〜図13において第
1実施形態としての光ディスク1及び金型45aとほぼ
同様の構成であるので、同一の構成は図1〜図13と共
通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中心と
して説明する。
【0056】図14及び図15は、それぞれカード型光
ディスク1bの構成例を示す斜視図である。カード型光
ディスク1bは、例えばトレーディングカードと呼ばれ
る矩形のカード型の光ディスクであり、印刷面としての
レーベル面11a及び、再生及び/又は記録用レーザ光
入射面としてのデータ読出面12aを有する。このカー
ド型光ディスク1bは、第1実施形態としての光ディス
ク1と同様に中心部に除去部35が設けられている。
【0057】図16は、図14に示すカード型光ディス
ク1bのデータ読出面12aの構成例を示す平面図であ
る。このカード型光ディスク1bは、第1実施形態とし
ての光ディスク1において図4に示す径方向の幅が広い
リング状の記録領域3と比較すると、図16に示すよう
にリング状の記録領域3aの径方向の幅が狭い点で構成
が異なっている。このようにカード型光ディスク1b
は、記録領域3aの径方向の幅が狭いので記録容量は少
ないものの、例えばキャッシュカードやクレジットカー
ドとほぼ同一の外形を有するので、取り扱いが容易であ
るという利点がある。
【0058】カード型光ディスク1bは以上の点が、主
に第1実施形態としての光ディスク1と異なっており、
次にこのカード型光ディスク1bの金型45aの構成例
について説明する。図17は、図7の金型45aの構成
例を示すC−C’断面図である。この金型45aにおい
て特徴的なことは、第1実施形態としての金型45にお
ける円形のキャビティ39と異なり、矩形のキャビティ
39aが設けられている点である。この矩形のキャビテ
ィ39aは、上記光ディスク1bのディスク基板27a
の外形と同一の形状である。このようなキャビティ39
aにおいても、第1実施形態と同様にディスク基板27
aの基材となるべき溶融された樹脂が十分に充填される
ようになる。
【0059】本発明の第2実施形態によれば、第1実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、このようにセンター穴7の存在によ
り元々は印刷できる面積の小さかったカード型光ディス
ク1bでは、より広くレーベル面11aに印刷すること
ができるようになる。
【0060】<第3実施形態>図18及び図19は、そ
れぞれ第3実施形態としてのカード型光ディスク1cの
構成例を示す斜視図であり、図20は、図1のカード型
光ディスク1cを分解した場合の構成例を示す分解斜視
図である。第3実施形態としての光ディスク1cは、成
形時にセンター穴7が既に形成されている点及び、レー
ベル面11aに絵柄を印刷する代わりに絵柄を印刷した
フィルム37aを張り付けてレーベル面11aを構成す
る点を除いて、第2実施形態としての光ディスク1bと
ほぼ同様の構成であるので、同一の構成は図1〜図17
と共通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中
心として説明する。
【0061】図20に示すようにカード型光ディスク1
bは、絵柄が印刷されたフィルム37aがディスク基板
27bの張り付け面11bに張り付けられることで、図
18に示すレーベル面11aが構成されている。このフ
ィルム37aは、矩形のディスク基板27bのほぼ外周
に沿った外周を有しており、中心部5に除去部35aを
有する。この除去部35aは、ほぼセンター穴7に沿っ
て切り取り可能な切り取り部33が形成されたフィルム
37aで構成されている。また、この切り取り部33
は、好ましくはセンター穴7に沿って若しくはややセン
ター穴7の外周となるように形成されており、例えば指
で押すことによって切り取り部33に沿って破れるよう
になっている。
【0062】この切り取り部33は、例えばフィルム3
7aに型押することでほぼ除去部35aの外周に沿った
溝が形成されたり、例えばミシン目が形成されることで
構成されている。このような切り取り部33に沿って切
り取ることで、図19に示すようにセンター穴7がディ
スク基板27aに露出する。このセンター穴7は、第1
実施形態と同様に図示しない光ディスク装置のターンテ
ーブルによって支持される箇所である。
【0063】本発明の第3実施形態によれば、第2実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、フィルム37aに絵柄を容易に印刷
することができるので、レーベル面11を容易に構成す
ることができる。
【0064】<第4実施形態>図21及び図22は、そ
れぞれ第4実施形態としての光ディスク1aの構成例を
示す斜視図である。第4実施形態としての光ディスク1
aは、成形時にセンター穴7が既に形成されている点及
び、レーベル面11に絵柄を印刷する代わりに絵柄を印
刷したフィルム37を張り付けてレーベル面11を構成
する点を除いて、図1〜図13において第1実施形態と
しての光ディスク1とほぼ同様の構成であるので、同一
の構成は図1〜図13の光ディスク1と共通の符号を用
いてその説明を省略し、異なる点を中心として説明す
る。
【0065】この光ディスク1aには、第1実施形態と
しての光ディスク1と異なり、図22に示すようにデー
タの再生及び/又は記録時に支持されるセンター穴7が
成形時に予め形成されている。そして、図21に示すよ
うに光ディスク1aのレーベル面11側には、切り抜き
部33が外周をなす除去部35aが成形されたフィルム
37が張り付けられた構成となっている。この除去部3
5aは、第3実施形態としての光ディスク1cに張り付
けたフィルム37aの除去部35aと同様の構成である
ので、説明を省略する。また、フィルム37は、その外
形を矩形とする代わりに円形とした点で異なっている
が、それ以外の点については第3実施形態としての光デ
ィスク1cのフィルム37aとほぼ同様の構成である。
【0066】このフィルム37aは、第3実施形態と同
様に、例えば指で除去部35aが押されることで、図2
2に示すように除去部35aが切り取り部33に沿って
破れて除去される構成となっている。
【0067】本発明の第4実施形態によれば、第1実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、フィルム37aに絵柄を容易に印刷
することができるので、レーベル面11を容易に構成す
ることができる。
【0068】<第5実施形態>図30は、本発明の第5
実施形態としての光ディスク1001の構成例を示す斜
視図である。第5実施形態としての光ディスク1001
は、穴1035zが除去部1035に形成されている点
及び除去部1035が除去された際の取り扱い事項を除
いて、図1〜図13において第1実施形態としての光デ
ィスク1001とほぼ同様の構成であるので、同一の構
成は図1から図13と共通の符号を用いてその説明を省
略し、異なる点を中心として説明する。
【0069】この光ディスク1001は、著作物に関す
る電子データの再生及び/又は記録される光ディスクで
ある。ここでいう「記録」には、データを記録すること
のみならず或いはその代わりに、記録済みのデータに修
正を加えることも含んでいても良いことはいうまでもな
い。以下の説明では、光ディスク1としてCD(Com
pact Disc:商標名)を例示する。この光ディ
スク1001は、例えば平板状のディスク基板1027
の両面にそれぞれレーベル面11(印刷面)及びデータ
読出面12(レーザ光入射面)を有している。
【0070】このディスク基板1027は、例えば円盤
形状であり、データの記録領域3がリング状に形成され
ている。レーベル面11は、所定の絵柄を付する印刷面
であり、ディスク基板1027の中心部の穴1035z
を除くレーベル面11を含めたディスク基板1027の
ほぼ全面に渡り、ほぼ印刷上の制限無く形成されてい
る。一方、データ読出面12は、記録領域3の電子デー
タを読み出す側の面である。
【0071】この光ディスク1001には、ディスク基
板1027の中心部5に除去部1035が成形されてい
る。この除去部1035がディスク基板1027に設け
られた状態の光ディスク1001は、その外観上、例え
ばほぼ平板状の円盤に見える。詳細は後述するが、この
除去部1035において特徴的なことは、ディスク基板
1027から除去されることで、光ディスク1001の
著作物に関する電子データの再生について承諾したもの
とされる点である。
【0072】また、この光ディスク1001には、除去
部1035の中心付近に穴1035zが形成されてい
る。この穴1035zは、例えばディスク基板1027
が成形される際に、ディスク基板1027の材料が射出
されたときに形成されるものである。この穴1035z
は、レーベル面11等において殆ど目立たない程度に存
在しているので、その存在がレーベル面11に付される
絵柄に視覚上ほとんど影響を与えていないようにするこ
とができる。尚、上記除去部1035は、除去されるこ
とで上記電子データの再生について承諾したものとされ
るのであれば、例えば第1実施形態のように除去部35
に穴1035zを有しない構成であっても良いことはい
うまでもない。
【0073】図31は、図30の光ディスク1001に
おいてディスク基板1027から除去部1035を除去
した様子の一例を示す斜視図である。光ディスク100
1は、ディスク基板1027から、例えば円盤状の除去
部1035を除去すると、図示のような外観となる。こ
の除去部1035は、例えば平板状の円錐台形状であ
る。このディスク基板1027は、穴1035zが形成
された除去部1035が除去されると、中心部5にレー
ベル面11とデータ読出面12とを貫通するセンター穴
7が形成される。このセンター穴7は、光ディスク10
01が回転される際に、例えば光ディスク装置側のター
ンテーブル等によって支持される部分である。
【0074】図32及び図33は、それぞれ除去部10
35をディスク基板1027から除去する様子の一例を
示す斜視図である。この除去部1035は、図32に示
すように例えば親指TによりD方向に押圧する事によっ
て、図33に示すように除去される構成となっている。
つまり、除去部1035は、親指Tにより加えられる一
定の圧力をもって、ディスク基板1027から除去部1
035の外周が切り取られる構成となっている。従っ
て、この光ディスク1001は、記録領域3に記録され
ているデータを再生しようとした場合には、まず除去部
1035が除去される。このように除去した除去部10
35には、レーベル面11において一体となっていた絵
柄の一部が残存する。
【0075】図34(A)は、図30に示す光ディスク
1001の構成例を示すX−X’断面図であり、図34
(B)は、図31に示す光ディスク1001の構成例を
示すY−Y’断面図である。図35は、図34(B)に
示す範囲Wを拡大した構成例を示す拡大断面図である。
【0076】除去部1035は、直径がWcとなる部分
であり、穴1035zは、直径がWpとなる穴形状であ
る。この穴1035zの径は、除去部1035の径より
も小さい構成となっている。尚、除去部1035の直径
Wcは、例えばCD(Compact Disc:商標
名)であれば所定の規格値(例えば15mm)である。
【0077】上述のように除去部1035が、図34
(A)に示す状態から図34(B)に示す状態へと除去
されるには、除去部1035及びディスク基板1027
の構造が、例えば図35に示すようであるのが望まし
い。つまり、除去部1035は、部分47の厚さT2と
比べて外周部35bが厚さT1と薄く、例えば図32に
示すように押されることで図35に示す外周部35bが
ディスク基板1027から切除される構成である。尚、
この外周部35bは、例えば専用の工具で切除されるよ
うにしても良いことはいうまでもない。
【0078】ここで、この除去部1035の具体的な寸
法例としては、直径が例えば15mm−0mm〜15m
m+0.1mmであり、厚さT1が例えば0.1mm以
下であり、厚さT2が例えば1.2mm以下、例えば
0.5mm程度である。
【0079】厚さT1は、好ましくは例えば30μm以
上70μm未満であるのが望ましい。ここで、30μm
以上としたのは、これ未満となると外周部35bが薄す
ぎて成形が困難となるためであり、70μm未満とした
のは、これ以上となると外周部35bが厚すぎて図32
に示すように手で除去部1035を除去することができ
ないためである。
【0080】また、厚さT1は、例えば50μmである
のが望ましい。50μmとすると、外周部35bを成形
しやすく且つ、図32に示すように容易に手で除去部1
035を除去することができるためである。
【0081】また、光ディスク1001は、図35に示
すようにディスク基板1027の上層に例えば数十nm
の厚さの反射膜29、数μmの厚さの保護膜25、5〜
20μmの厚さの印刷膜23が積層されている。この反
射膜29は、例えば後述するスタンパによって形成され
たデータピット上に形成されており、保護膜25は、反
射膜29を保護するための皮膜であり、印刷膜25は、
保護膜25上にレーベル面11を構成しており、絵柄が
印刷されている。尚、レーベル面11に印刷される絵柄
には、文字、文章、写真、図形といったものも含まれて
いても良い。
【0082】光ディスク1001は以上のような構成で
あり、次にディスク成形機(光ディスクの製造装置)の
一部である金型1045の構成例について説明する。図
36は、光ディスク1001を成形する金型1045の
構成例を示す断面図である。金型1045は、対をなす
金型として第1金型1017及び第2金型1019を備
えており、対面する第1金型1017及び第2金型10
19によって形成されるキャビティ1039内に溶融さ
れた樹脂を所定の射出圧力で射出して成形を行う機能を
有する。
【0083】第1金型1017には、記録領域3を形成
するためのスタンパ1013が設けられている。また、
この第1金型1017には、ディスク基板1027の基
材としての溶融された樹脂をキャビティ1039に供給
させるための流路としてのスプルー21が形成されてい
る。
【0084】一方、第2金型1019には、キャビティ
1039及び、詳細は後述する除去部成形部1043が
設けられている。このキャビティ1039は、ディスク
基板1027の外形に沿った形状の凹部であり、スプル
ー21から射出された上記溶融された樹脂が充填される
空間である。
【0085】図36に示す金型1045は、上記溶融さ
れた樹脂を、スプルー21の位置からキャビティ103
9内にその中心から放射状に射出する。このようにする
と、光ディスク1001が容易に製造されるようにな
る。このキャビティ1039の中心近傍には、後述する
除去部成形部1043が設けられている。
【0086】図37及び図38は、それぞれ図36の除
去部成形部1043を拡大して示した構成例を示す断面
図である。図37の除去部成形部1043は、図示しな
い所定の駆動手段によって、H1方向及びH2方向に沿
ってそれぞれ移動可能な円柱状の可動部43aを有する
型押し装置である。この可動部43aの先端は部分47
aを構成しており、この部分47aは、図35に示す除
去部1035の部分47bと隙間無く嵌合できる構成と
なっている。つまり、図37のキャビティ1039に上
記溶融された樹脂が射出充填された後、可動部43aが
図37に示す状態から図38に示す状態に移動して型押
しを行い、最後にキャビティ1039内の樹脂が冷却さ
れる。
【0087】この可動部43aは、図37に示す状態か
ら図38に示す状態に移動することで、例えばストロー
クSを有している。可動部43aが図38に示すように
移動すると、可動部43aの先端がディスク基板102
7の中心部5に除去部1035を成形する。
【0088】図39〜図42は、それぞれ図37の部分
47a近傍を拡大した構成例を示す断面図である。この
可動部43aの内部には、H1方向及びH2方向にそれ
ぞれ移動可能な可動部43aに対して、さらにH1方向
及びH2方向にそれぞれ移動可能な樹脂除去部43cが
設けられている。この樹脂除去部43cは、図40に示
すように充填された樹脂を図41に示すようにH2方向
に移動し、さらに図42に示すようにH1方向に移動す
ることで樹脂を除去する機能を有する。このようにして
樹脂によって形成されたのが、ディスク基板1027で
ある。
【0089】金型1045は以上のような構成であり、
次に図30〜図42を参照しつつ光ディスク1001の
製造方法の一例について説明する。上述のように金型1
045は第1金型1017及び第2金型1019が一対
となるように嵌合されており、例えば第1金型1017
には穴を有しない平板状のスタンパ1013が設けられ
ている。このスタンパ1013には、光ディスク100
1の記録領域3に記録するデータパターンが形成されて
いる。
【0090】まず、金型1045は、図39に示すよう
にノズル41からは、ディスク基板1027の基材とし
ての溶融された樹脂49がスプルー21から射出され
て、図40に示すようにキャビティ1039内に供給さ
れる。このスプルー21はキャビティ1039に通じて
いるので、溶融された樹脂49は、キャビティ1039
内に均一に充填される。
【0091】樹脂49の充填直後に、図40に示す除去
部成形部1043は、可動部43aがH2方向に移動す
ることで、ディスク基板1027の中心部5に除去部1
035を成形する。この除去部1035は、図35に示
すように部分47bが厚さT2と厚く、外周部35bが
厚さT3と薄い構成となっている。
【0092】さらに図41に示すように樹脂除去部43
cがH2方向に移動することで、キャビティ1039内
の樹脂の一部が除去される。除去された樹脂の部分は、
上記除去部1035の穴1035zを形成する部分であ
る。次に図42に示すように除去部成形部1043がH
1方向に移動することで、除去部1035に穴1035
zが形成される。そして、このキャビティ1039内の
樹脂49は冷却され、ディスク基板1027が成形され
る。このようにして光ディスク1001が完成する。
【0093】光ディスク1001の製造方法は以上のよ
うであり、次に光ディスク1001の再生に関する承諾
方法の一例について説明する。この光ディスク1001
は、例えば再生に関して承諾を要する著作物に関する電
子データが記録されている。この承諾は、従来から用い
られているようなパッケージが破られた場合に承諾した
ものとみなされる方法の代わりとなるものである。
【0094】この承諾としては、例えば購入した光ディ
スク1001を購入者の承諾後に販売者に対して返品す
ることができない旨を光ディスク1001の購入者に確
認することが挙げられる。また、この承諾としては、例
えば著作物に関する電子データの改変等を行わないよう
にするための確認や、この光ディスク1001やその複
製した情報記録媒体を、有償無償を問わず貸し出しを行
わないようにするための確認を取ることも挙げられる。
【0095】この光ディスク1001は、ユーザが光デ
ィスク3の電子データの再生について承諾すると、例え
ば図32に示すように親指T等の指によって押すこと
で、図33に示すように除去部1035が容易に除去す
ることができる。このようにすると、従来のように光デ
ィスク1001のパッケージを見なくても、上記電子デ
ータの再生に関して承諾したか否かを目視により判別で
きるようになる。
【0096】このように除去部1035が除去される
と、ディスク基板1027には図33に示すようにセン
ター穴7が形成され、光ディスク1001が例えば再生
可能となる。つまり、この光ディスク1001は、図示
しない光ディスク装置のターンテーブルにセンター穴7
が装着できるようになり、例えば記録領域3からデータ
が再生できるようになる。また、同時に光ディスク10
01は、著作物に関する電子データの再生について許諾
をしたものと取り扱われる。
【0097】本発明の第5実施形態によれば、著作物に
関する電子データの再生及び/又は記録について許諾し
たか否かを容易に目視により判別することができる安価
な光ディスク1001等を提供することができる。しか
も、光ディスク1001は、従来のようにケースのラッ
ピング等を見なくても光ディスク1001自体を見れば
再生に関して承諾したか否かを視認することができる。
尚、本実施形態では、光ディスク1001の著作物に関
する電子データの再生の場合について主に説明している
が、これに限られず、このような電子データの再生及び
/又は記録の場合についても適用することができる。
【0098】また、本発明の第5実施形態によれば、小
さな穴1035zが存在しているものの、ディスク基板
1027の中心部5のセンター穴7にほぼ制約されない
絵柄をレーベル面11に印刷することができる。また、
この光ディスク1001は、除去部1035が存在して
いる段階では小さな穴1035zが存在しているものの
大きなセンター穴7が存在しないので、ほぼ制限無くレ
ーベル面11全面に印刷することができる。
【0099】<第6実施形態>図43は、第6実施形態
としての光ディスク1001aを製造する様子の一例を
示しており、図44は、図43の光ディスク1001a
の構成例を示す斜視図である。第6実施形態としての光
ディスク1001aは、ディスク基板1027のレーベ
ル面11に絵柄を直接印刷する代わりに、既に絵柄を印
刷したフィルム37を張り付けてレーベル面11を構成
する点を除いて、図30〜図42において第5実施形態
としての光ディスク1001とほぼ同様の構成であるの
で、同一の構成は図30〜図42の光ディスク1001
と共通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中
心として説明する。
【0100】このフィルム37には、上述のように絵柄
が印刷されていることに加えてさらに、除去部1035
に相当する位置に切り抜き部33が形成されている。こ
のフィルム37には、穴が設けられておらず、全面に絵
柄を印刷することができるようになっている。このよう
な構成とすると、容易且つ安価に絵柄を印刷したフィル
ム37をディスク基板1027に張り付けることで、光
ディスク1001aのレーベル面11に絵柄を付するこ
とができるようになる。
【0101】このフィルム37は、第6実施形態と同様
に、例えば指で切り抜き部33と共に除去部1035が
押し出されることで、除去部1035が切り抜き部33
に沿って破れて除去される構成となっている。
【0102】本発明の第6実施形態によれば、第5実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、フィルム37aに絵柄を容易に印刷
することができるので、レーベル面11を容易に構成す
ることができる。
【0103】<第7実施形態>図45及び図46は、そ
れぞれ第7実施形態としてのカード型光ディスク100
1bの構成例を示す斜視図である。第7実施形態として
の光ディスク1001bは、それぞれ図30〜図42に
おいて第5実施形態としての光ディスク1001及び金
型1045aとほぼ同様の構成であるので、同一の構成
は図30〜図42と共通の符号を用いてその説明を省略
し、異なる点を中心として説明する。
【0104】カード型光ディスク1001bは、例えば
トレーディングカードと呼ばれる矩形のカード型の光デ
ィスクであり、印刷面としてのレーベル面11a及び、
レーザ光入射面としてのデータ読出面12aを有する。
このカード型光ディスク1001bは、第5実施形態と
しての光ディスク1001と同様に、図36に示すよう
に中心部に穴1035zが形成された除去部1035が
設けられている。
【0105】図47は、図45に示すカード型光ディス
ク1001bのデータ読出面12aの構成例を示す平面
図である。このカード型光ディスク1001bは、第5
実施形態としての光ディスク1001において図33に
示す径方向の幅が広いリング状の記録領域3と比較する
と、図47に示すようにリング状の記録領域3aの径方
向の幅が狭い点で構成が異なっている。このようにカー
ド型光ディスク1001bは、記録領域3aの径方向の
幅が狭いので記録容量は少ないものの、例えばキャッシ
ュカードやクレジットカードとほぼ同一の外形を有する
ので、取り扱いが容易であるという利点がある。
【0106】本発明の第7実施形態によれば、第5実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、このようにセンター穴7の存在によ
り元々は印刷できる面積の小さかったカード型光ディス
ク1001bでは、より広くレーベル面11aに印刷す
ることができるようになる。
【0107】<第8実施形態>図48は、第8実施形態
としてのカード型光ディスク1001cの構成例を示す
分解斜視図であり、図49は、図48のカード型光ディ
スク1001cの構成例を示す斜視図である。第8実施
形態としての光ディスク1001cは、レーベル面11
aに絵柄を印刷する代わりに絵柄を印刷したフィルム3
7aを張り付けてレーベル面11aを構成する点を除い
て、第7実施形態としての光ディスク1001bとほぼ
同様の構成であるので、同一の構成は図30〜図46と
共通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中心
として説明する。
【0108】図49に示すようにカード型光ディスク1
001bは、絵柄が印刷されたフィルム37aがディス
ク基板1027aの張り付け面11bに張り付けられる
ことで、図47に示すレーベル面11aが構成されてい
る。このフィルム37aは、矩形のディスク基板102
7aのほぼ外周に沿った外周を有しており、中心部5に
除去部1035aを有する。この除去部1035aは、
ほぼセンター穴7に沿って切り取り可能な切り取り部3
3が形成されたフィルム37aで構成されている。ま
た、この切り取り部33は、好ましくはセンター穴7に
沿って若しくはややセンター穴7の外周となるように形
成されており、例えば指で押すことによって切り取り部
33に沿って破れるようになっている。
【0109】この切り取り部33は、例えばフィルム3
7aに型押することでほぼ除去部1035aの外周に沿
った溝が形成されたり、例えばミシン目が形成されるこ
とで構成されている。このような切り取り部33に沿っ
て切り取ることで、図48に示すようにセンター穴7が
ディスク基板1027aに露出する。このセンター穴7
は、第5実施形態と同様に図示しない光ディスク装置の
ターンテーブルによって支持される箇所である。
【0110】本発明の第8実施形態によれば、第5実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、フィルム37aに絵柄を容易に印刷
することができるので、レーベル面11を容易に構成す
ることができる。
【0111】<変形例>上記実施形態では、記録領域3
等に記録するデータの種類について触れていないが、記
録領域3等に、各種データ、映画、ソフトウェア、音楽
等の著作物に関する電子データを記録し、上記光ディス
ク1001等を購入した購入者が除去部1035等を除
去すると、著作物に関する電子データの再生及び/又は
記録に関して承諾したものとして取り扱われる構成とし
ても良い。
【0112】このようにすると、光ディスク1001等
を使用する購入者は、除去部1035を除去しなけれ
ば、記録領域3の著作物に関する電子データを再生及び
/又は記録することができないため、使用許諾を確実に
取ることができる。また、このようにすると、光ディス
ク1001は、除去部1035等が除去されているか否
かを見れば、上記電子データを再生及び/又は記録して
使用されたか否かを容易に判別することができる。
【0113】また、上記第1実施形態〜第4実施形態で
は、それぞれ記録領域3等に、各種データ、映画、ソフ
トウェア、音楽等の著作物に関する電子データを記録
し、上記光ディスク1等を購入した購入者が、穴を有し
ない平板状の除去部35等を除去すると、著作物に関す
る電子データの再生及び/又は記録に関して承諾したも
のとして取り扱われる構成としてもよい。
【0114】上述のように、光ディスク1等を使用する
購入者は、除去部35等や除去部1035等を除去しな
ければ、記録領域3の著作物に関する電子データを再生
及び/又は記録することができないため、再生及び/又
は記録に関する承諾を確実に取ることができる。また、
このようにすると、光ディスク1等は、除去部35等や
除去部1035等が除去されているか否かを見れば、使
用されたか否かを容易に判別することができる。
【0115】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。上記実施形態では、光ディスク1
の一例としてCDを挙げているがこれに限られず、記録
領域のデータを再生及び/又は記録する光ディスク、例
えばCD−R(Compact Disc−Recor
dable)、CD−RW(Compact Disc
−ReWritable)、DVD(Digital
Versatile Disc:商標名)又は、ブルー
レーザを利用したより高密度な光ディスク、いわゆるブ
ルーディスクにも適用することができる。
【0116】上記実施形態の各構成は、その一部を省略
したり、上記とは異なるように任意に組み合わせること
ができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスク基板の中心部の貫通孔に制約されない絵柄を印
刷面に印刷することができる光ディスク、光ディスクの
製造装置及び、光ディスクの製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての光ディスクの構
成例を示す斜視図。
【図2】図1の光ディスクにおいてディスク基板から除
去部を除去した様子の一例を示す斜視図。
【図3】除去部をディスク基板から除去する様子の一例
を示す斜視図。
【図4】除去部をディスク基板から除去する様子の一例
を示す斜視図。
【図5】図1に示す光ディスクの構成例を示すA−A’
断面図及びB−B’断面図。
【図6】図5(B)に示す範囲Wを拡大した構成例を示
す拡大断面図。
【図7】光ディスクを成形する金型の構成例を示す断面
図。
【図8】図7に示す金型の構成例を示すC−C’断面
図。
【図9】図7の除去部成形部を拡大して示した構成例を
示す断面図。
【図10】図7の除去部成形部を拡大して示した構成例
を示す断面図。
【図11】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図12】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図13】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図14】カード型光ディスクの構成例を示す斜視図。
【図15】カード型光ディスクの構成例を示す斜視図。
【図16】図14に示すカード型光ディスクのデータ読
出面の構成例を示す平面図。
【図17】図7の金型の構成例を示すC−C’断面図。
【図18】第3実施形態としてのカード型光ディスクの
構成例を示す斜視図。
【図19】第3実施形態としてのカード型光ディスクの
構成例を示す斜視図。
【図20】図1のカード型光ディスクを分解した場合の
構成例を示す分解斜視図。
【図21】第4実施形態としての光ディスクの構成例を
示す斜視図。
【図22】第4実施形態としての光ディスクの構成例を
示す斜視図。
【図23】従来の光ディスクの構成例を示す斜視図及び
Z−Z’断面図。
【図24】従来の光ディスクの構成例を示す斜視図。
【図25】光ディスクを成形する金型の構成例を示す断
面図。
【図26】光ディスクを製造する様子の一例を示す断面
図。
【図27】光ディスクを製造する様子の一例を示す断面
図。
【図28】従来の光ディスクのレーベル面の構成例を示
す斜視図。
【図29】従来の光ディスクのレーベル面の構成例を示
す斜視図。
【図30】本発明の第5実施形態としての光ディスクの
構成例を示す斜視図。
【図31】図30の光ディスクにおいてディスク基板か
ら除去部を除去した様子の一例を示す斜視図。
【図32】除去部をディスク基板から除去する様子の一
例を示す斜視図。
【図33】除去部をディスク基板から除去する様子の一
例を示す斜視図。
【図34】図30に示す光ディスクの構成例を示すX−
X’断面図及びY−Y’断面図。
【図35】図34(B)に示す範囲Wを拡大した構成例
を示す拡大断面図。
【図36】光ディスクを成形する金型の構成例を示す断
面図。
【図37】図36の除去部成形部を拡大して示した構成
例を示す断面図。
【図38】図36の除去部成形部を拡大して示した構成
例を示す断面図。
【図39】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図40】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図41】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図42】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図43】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図44】金型によって光ディスクを成形する様子の一
例を示す断面図。
【図45】カード型光ディスクの構成例を示す斜視図。
【図46】カード型光ディスクの構成例を示す斜視図。
【図47】図45に示すカード型光ディスクのデータ読
出面の構成例を示す平面図。
【図48】第8実施形態としてのカード型光ディスクの
構成例を示す分解斜視図。
【図49】図48のカード型光ディスクの構成例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1,1a・・・光ディスク、1b,1c・・・カード型
光ディスク(光ディスク)、3,3a・・・記録領域、
5,5a・・・中心部、7・・・センター穴(貫通
孔)、11,11a・・・レーベル面(印刷面)、1
2,12a・・・データ読出面(再生及び/又は記録用
レーザ光入射面、レーザ光入射面)、27,27a,2
7b,27c・・・ディスク基板、35・・・除去部、
35a・・・除去部(切り抜き部)、35b・・・外周
部、37,37a・・・フィルム、43,1043・・
・除去部成形部(型押し装置)、1000,1000a
・・・光ディスク、1000b,1000c・・・カー
ド型光ディスク(光ディスク)、1027,1027
a,1027b,1027c・・・ディスク基板、10
35,1035a・・・除去部、1035b・・・外周
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/26 511 G11B 7/26 511 521 521 Fターム(参考) 5D029 PA01 PA06 TA01 5D090 AA01 CC14 FF09 5D121 AA02 AA03 AA12 CA03 DD07 DD17

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの記録領域を有する平板状のディ
    スク基板が、前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を中
    心として回転することで、前記記録領域のデータが再生
    及び/又は記録される光ディスクであって、 前記ディスク基板は、 前記記録領域のデータを再生及び/又は記録するための
    再生及び/又は記録用レーザ光入射面と、 前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面の反対側であ
    って絵柄を印刷する印刷面とを有し、 前記ディスク基板の中心部には、 前記ディスク基板から除去されることで、前記再生及び
    /又は記録用レーザ光入射面と前記印刷面とを貫通させ
    る貫通孔を形成するための除去部が成形されていること
    を特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記記録領域には前記データとして著作
    物に関する電子データが記録されており、 穴を有しない平板状の前記除去部が除去されると、前記
    著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に関し
    て承諾したものとして取り扱われるとしたことを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記ディスク基板は、円盤形状であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記ディスク基板は、矩形であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 データの記録領域を有する平板状のディ
    スク基板が、前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を中
    心として回転することで、前記記録領域のデータが再生
    及び/又は記録される光ディスクであって、 前記ディスク基板は、 前記記録領域のデータを再生及び/又は記録するための
    再生及び/又は記録用レーザ光入射面と、 前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面の反対側の印
    刷面と、 前記再生及び/又は記録用レーザ光入射面と前記印刷面
    とを貫通させる貫通孔とを有し、 前記印刷面には、絵柄が印刷されたフィルム部材が前記
    ディスク基板に予め形成されている前記貫通孔を覆うよ
    うに張り付けられており、 前記フィルムには、ほぼ前記貫通孔に沿って切り抜き可
    能な切り抜き部が形成されていることを特徴とする光デ
    ィスク。
  6. 【請求項6】 前記記録領域には前記データとして著作
    物に関する電子データが記録されており、 前記切り抜き部が切り抜かれると、前記著作物に関する
    電子データの再生及び/又は記録に関して承諾したもの
    として取り扱われるとしたことを特徴とする請求項5に
    記載の光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記ディスク基板は、円盤形状であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の光ディスク。
  8. 【請求項8】 前記ディスク基板は、矩形であることを
    特徴とする請求項5に記載の光ディスク。
  9. 【請求項9】 データの記録領域を有する平板状のディ
    スク基板が前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を中心
    として回転することで、前記記録領域のデータが再生及
    び/又は記録される光ディスクの製造装置であって、 前記ディスク基板から除去されることで、前記ディスク
    基板の中心部に、前記記録領域のデータを再生及び/又
    は記録するための再生及び/又は記録用レーザ光入射面
    と、前記ディスク基板における前記再生及び/又は記録
    用レーザ光入射面の反対側に絵柄を印刷するための印刷
    面と、を貫通させる貫通孔を形成するための除去部を成
    形する型押し装置を備えることを特徴とする光ディスク
    の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記データを表すデータピットを前記
    記録領域に形成させ、穴を有しない平板状のスタンパを
    備えることを特徴とする請求項9に記載の光ディスクの
    製造装置。
  11. 【請求項11】 データの記録領域を有する平板状のデ
    ィスク基板が、前記ディスク基板に垂直な中心部の軸を
    中心として回転することで、前記記録領域のデータが再
    生及び/又は記録される光ディスクの製造方法であっ
    て、 前記ディスク基板から除去されることで、前記ディスク
    基板の中心部に、前記記録領域のデータを再生及び/又
    は記録するための再生及び/又は記録用レーザ光入射面
    と、前記ディスク基板における前記再生及び/又は記録
    用レーザ光入射面の反対側に絵柄を印刷するための前記
    印刷面と、を貫通させる貫通孔を形成するための除去部
    を成形することを特徴とする光ディスクの製造方法。
  12. 【請求項12】 著作物に関する電子データの再生及び
    /又は記録に際して承諾を必要とする光ディスクであっ
    て、 前記著作物に関する電子データを再生及び/又は記録す
    るためのレーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の反対
    側であって絵柄が付される印刷面と、を有するディスク
    基板の中心部に、 前記ディスク基板から除去されることで、前記レーザ光
    入射面と前記印刷面とを貫通させ、前記ディスク基板の
    回転の際に支持される中心穴を構成すると共に、前記著
    作物に関する電子データの再生及び/又は記録に関して
    承諾したものとして取り扱われる、除去部が成形されて
    おり、 前記除去部には、前記ディスク基板を成形した際に、前
    記中心穴よりも小さな径の穴が形成されることを特徴と
    する光ディスク。
  13. 【請求項13】 前記ディスク基板は、円盤状であるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の光ディスク。
  14. 【請求項14】 前記ディスク基板は、カード状である
    ことを特徴とする請求項12に記載の光ディスク。
  15. 【請求項15】 前記印刷面には前記絵柄が印刷された
    フイルムが張り付けられており、前記除去部が除去され
    ると前記除去部の部分の前記フィルムも併せて除去され
    る構成としたことを特徴とする請求項12に記載の光デ
    ィスク。
  16. 【請求項16】 著作物に関する電子データの再生及び
    /又は記録に際して承諾を必要とする光ディスクの製造
    装置であって、 前記著作物に関する電子データを再生及び/又は記録す
    るためのレーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の反対
    側であって絵柄が付される印刷面と、を有するディスク
    基板の中心部に、 前記ディスク基板から除去されることで、前記レーザ光
    入射面と前記印刷面とを貫通させて、前記ディスク基板
    の回転の際に支持される中心穴を構成すると共に、前記
    著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に関し
    て承諾したものとして取り扱われる、除去部を成形する
    際に、 前記除去部に前記中心穴よりも小さな径の穴を形成する
    構成としたことを特徴とする光ディスクの製造装置。
  17. 【請求項17】 前記印刷面に前記絵柄が印刷されたフ
    イルムを張り付けて、前記除去部が除去されると前記除
    去部の部分の前記フィルムも併せて除去される構成とす
    ることを特徴とする請求項16に記載の光ディスクの製
    造装置。
  18. 【請求項18】 著作物に関する電子データの再生及び
    /又は記録に際して承諾を必要とする光ディスクの製造
    方法であって、 前記著作物に関する電子データを再生及び/又は記録す
    るためのレーザ光入射面と、前記レーザ光入射面の反対
    側であって絵柄が付される印刷面と、を有するディスク
    基板の中心部に、 前記ディスク基板から除去されることで、前記レーザ光
    入射面と前記印刷面とを貫通させて、前記ディスク基板
    の回転の際に支持される中心穴を構成すると共に、前記
    著作物に関する電子データの再生及び/又は記録に関し
    て承諾したものとして取り扱われる、除去部を成形する
    際に、 前記除去部に前記中心穴よりも小さな径の穴を形成する
    ことを特徴とする光ディスクの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記印刷面に前記絵柄が印刷されたフ
    イルムを張り付けて、前記除去部が除去されると前記除
    去部の部分の前記フィルムも併せて除去される構成とす
    ることを特徴とする請求項18に記載の光ディスクの製
    造方法。
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