JP2003006950A - 光情報記録媒体製造装置及び光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体製造装置及び光情報記録媒体

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JP2003006950A
JP2003006950A JP2001186165A JP2001186165A JP2003006950A JP 2003006950 A JP2003006950 A JP 2003006950A JP 2001186165 A JP2001186165 A JP 2001186165A JP 2001186165 A JP2001186165 A JP 2001186165A JP 2003006950 A JP2003006950 A JP 2003006950A
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film
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JP2001186165A
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Akihisa Yokoyama
暁久 横山
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射膜の剥離防止及び反射膜の経時変化によ
る劣化(酸化)を確実に防止できる光情報記録媒体を提供
する。 【解決手段】 ピット列を螺旋状に形成した基板表面3
aに反射膜5、保護膜6を順次積層し、反射膜5の厚さは
基板3の外周縁端部3bに近づくにつれて徐々に薄くな
り、外周縁端部3bに至ると反射膜5の厚さが略ゼロと
なり、また基板3の外周部3c上には直接、保護膜6を形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード、ディスク等
の光情報記録媒体に関して、その基板上に反射膜及び保
護膜を形成する光情報記録媒体製造装置及びその装置を
用いて製造した光情報記録媒体に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来光情報記録媒体の製造には、基板上
に再生専用記録媒体ではピットを、追加記録及び記録消
去タイプでは有機又は無機の各種記録膜を形成し、その
上に各種金属からなる反射膜をスパッタにより形成し、
さらにその上に紫外線硬化型樹脂よりなる保護膜をコー
トし、その上に紫外線硬化型インキによる印刷層を印刷
して完成させる。
【0003】従来反射膜の形成については基板の内外周
縁部を除いて中周部に設けたディスクが特開平4−14
634号公報に開示されている。その手段として内外周
縁部をカバー(マスクと称する)で覆うことがなされて
いる。前記反射膜の上に基板端部まで保護膜をコートす
ることにより、反射膜の基板表面からの剥離の問題及び
反射膜の変質劣化の問題を解決している。しかしこの方
法によれば特に反射膜のない外周縁部は記録再生が不可
能な部分となり、記憶容量の減少をきたす。また再生面
側からみたとき外周縁部に反射膜がないため商品価値が
低下する問題があった。
【0004】これを解決する方法として特開平4−19
838号公報に反射膜を記録膜上から外周縁まで連続し
て設けその上に保護膜を外周端面まで設けた情報記録媒
体が開示されている。そのため基板への金属スパッタに
は外周マスクを使用せず基板の外径より0.01〜0.
5mm程度大きく、深さが基板の厚さ以上で厚さの3倍
以下の皿型の載置台を用い、基板を載置台の凹部にはめ
込んだ状態でスパッタを行う方法が開示されている。し
かしこの方法によれば基板の外径と載置台の内径の隙間
が小さい場合は連続スパッタした金属が少しずつ堆積し
間隙を埋めて、基板をはめ込むことができなくなる問題
がある。又間隔が大きい場合は基板の側面にまで金属が
付着し、反射膜の剥離及び変質を防ぐためには特開平7
−93816号公報に開示されている如く、保護膜を基
板の裏面まで回り込ませてコートする必要がある。
【0005】また特開2000−123430号公報に
は、スパッタ成膜中にはディスクの内周部の非有効領域
のみで基板を保持し、該ディスク基板の保持領域よりも
外周の部位が、他の部材と接触せずかつ拘束を受けない
構造としたことを特長とするスパッタ装置が開示されて
おり、近接する部材との隙間を0.5mm以上とすると
も開示されている。この方法によれば反射膜が外周縁部
まで形成されるため反射膜の剥離の問題に対処する必要
があり、反射膜を形成後外周の非有効領域にリング状の
溝を形成して反射膜を除く方法、外周の非有効領域にス
パッタする以前にあらかじめリング状の突起を設けた基
板を用いてスパッタしたのち突起を削って反射膜を除去
する方法、外周にリング状の凹みを設けた基板に反射膜
を形成した後基板の外周縁部を端面の一部まで除去する
方法により反射膜を部分的に除いた後に保護膜を形成す
ることが開示されている。しかしこれらの方法はいずれ
も加工工程が増え生産性低下と歩留まり悪化をもたらす
問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
した問題に鑑みて創案されたものであり、特に、スパッタ
リング用ターゲットと基板ホルダとの間に配置しかつ開
口部とマスク部とを有することにより、前記スパッタリ
ング用ターゲットから飛来するスパッタ粒子を用いて前
記基板表面又は前記記録膜上にのみ前記反射膜を成膜す
るためのマスクとを備え、前記開口部は前記基板ホルダ
上に保持した前記基板表面又は前記記録膜上を露出する
開口であり、前記マスク部は前記開口部に近接して設け
られかつ前記基板の外周縁に当接する部分を面取りした
テーパ面を備えており前記テーパ面を前記基板の外周縁
全体に接触して前記基板の外側面全体を前記開口部側か
ら覆うことにより、前記基板の内周から外周へ向かうに
従って前記反射膜の厚さを徐徐に薄くして基板の外周縁
でその厚さを無(ゼロ)にするように反射膜を成膜するこ
とができ、しかも前記基板の外側面上にこの反射膜を形
成することはないから、この結果、基板表面又は記録膜上
に成膜してある反射膜の終端が基板の外側面上まで延在
せず、これに加えて基板表面又は記録膜上に成膜された
反射膜全体及び基板の外側面上が保護膜で完全に覆われ
ることになるので、これにより、前記したように成膜した
反射膜の剥離防止及び反射膜の経時変化による劣化(酸
化)を確実に防止することができ、また、基板の外周縁ま
で反射膜が形成され、側面上には反射膜が形成されない
ので、見栄えが良い等の効果を有する光情報記録媒体を
製造する光情報記録媒体製造装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記する構成の光情報記録媒体製造装置及
び光情報記録媒体を提供する。 (1) 図1〜図3に示すように、ピット列を螺旋状に形
成した基板表面3aに反射膜5、保護膜6を順次積層し
てなる再生専用型の光情報記録媒体を製造するか、又は、
グルーブを螺旋状に形成した前記基板表面3aに記録膜
(例えば追記型では有機又は無機の色素膜。図示せず)、前
記反射膜5、前記保護膜6を順次積層してなる記録型の
光情報記録媒体を製造するか、又は、前記ピット列を螺旋
状に形成した前記基板表面3aに前記反射膜5と前記保
護膜6とを順次積層してなる再生専用領域(例えば半径
方向にデータ領域を2分するとその内周領域)と、前記グ
ルーブを螺旋状に形成した前記基板表面3aに前記記録
膜と前記反射膜5と前記保護膜6とを順次積層してなる
記録領域(例えば半径方向にデータ領域を2分するとそ
の外周領域)とを、半径方向に領域分割してなる再生専用
記録複合型の光情報記録媒体を製造する光情報記録媒体
製造装置Aにおいて、真空中で行なうスパッタリングに
より前記反射膜5を前記基板表面3a又は前記記録膜上
に成膜する成膜手段(図1、図2)は、スパッタリング用
ターゲット(反射膜形成用ターゲット)1と、所定間隔を
もって前記スパッタリング用ターゲット1に対向し、か
つ前記基板3を保持する基板ホルダ4と、前記スパッタ
リング用ターゲット1と前記基板ホルダ4との間に配置
しかつ開口部2aとマスク部2bとを有することによ
り、前記スパッタリング用ターゲット1から飛来するス
パッタ粒子を用いて前記基板3表面3a又は前記記録膜
上にのみ前記反射膜5を成膜するためのマスク2とを備
え、前記開口部2aは、前記基板ホルダ4上に保持した前
記基板表面3a又は前記記録膜上を露出する開口であ
り、前記マスク部2bは、前記開口部2aに近接して設け
られかつ前記基板3の外周縁3bに当接する部分を面取
りしたテーパ面2b1を備えており、前記テーパ面2b
1を前記基板3の外周縁3b全体に接触して前記基板3
の外側面3c全体を前記開口部2a側から覆うことによ
り前記開口部2a側から前記基板3の外側面3c側へ飛
来する前記スパッタ粒子(飛来の方向は図2矢印f)の進
入を阻止することを特徴とする光情報記録媒体製造装
置。 (2) 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置により
製造した再生専用型の光情報記録媒体であって、ピット
列を螺旋状に形成した基板表面3aに反射膜5、保護膜
6を順次積層してなり、前記反射膜5の厚さは前記基板
3の外周縁3bに近づくにつれて徐々に薄くなりかつ前
記外周縁3bに至ると前記反射膜5の厚さが略ゼロとな
り、前記基板3の外側面3c上には直接、前記保護膜6を
形成したことを特徴とする光情報記録媒体。 (3) 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置により製
造した記録型の光情報記録媒体であって、グルーブを螺
旋状に形成した基板表面3aに記録膜、反射膜5、保護膜
6を順次積層してなり、前記反射膜5の厚さは前記基板
3の外周縁3bに近づくにつれて徐々に薄くなりかつ前
記外周縁3bに至ると前記反射膜5の厚さが略ゼロとな
り、前記基板3の外側面3c上には直接、前記保護膜6を
形成したことを特徴とする光情報記録媒体。 (4) 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置により
製造された再生専用記録型の光情報記録媒体であって、
前記ピット列を螺旋状に形成した基板表面3aに反射膜
5と保護膜6とを順次積層してなる再生専用領域(内周
側領域)と、前記グルーブを螺旋状に形成した前記基板表
面に記録膜と前記反射膜と前記保護膜とを順次積層して
なる記録領域(外周側領域)とが、半径方向に領域分割し
てなり、前記反射膜5の厚さは前記基板3の外周縁3b
に近づくにつれて徐々に薄くなりかつ前記外周縁3bに
至ると前記反射膜5の厚さが略ゼロとなり、前記基板の
外周側面上には直接、前記保護膜を形成したことを特徴
とする光情報記録媒体。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき、
その好ましい実施例を用いて説明する。 図1は本発明の光情報記録媒体製造装置を用いてスパッ
タリングによる反射膜を基板表面に成膜することを説明
するための図、図2は図1に示すマスクと基板との接触
を説明するための図、図3は本発明の光情報記録媒体製
造装置を用いて基板上に反射膜、保護膜を形成した状態
を説明するための図、図4は本発明の光情報記録媒体の
実施例1になる光カード情報記録媒体の印刷面側の平面
図、図5は本発明の光情報記録媒体の実施例2になる光
ディスク情報記録媒体の印刷面側の平面図である。 図1〜図5中、1は反射膜形成用ターゲット(スパッタリ
ング用ターゲット)、2はマスク、2aは開口部、2bは
外周マスク(マスク部)、2b1はテーパ面、2cは内周
マスク、3は基板、3aは表面(基板表面)、3bは外周縁
端部(外周縁)、3cは外周部(外側面)、3dは中心
孔、3eは裏面、3fは内周部、3gは記録範囲部分(デー
タ領域)、4は基板ホルダ、5は反射膜、6は保護膜、7は
印刷面、Aは光情報記録媒体製造装置、Bは光カード情報
記録媒体、Cは光ディスク情報記録媒体、fは飛来方向を
それぞれ示す。
【0009】カード形状またはディスク形状など各種の
外観形状を有する光情報記録媒体(例えば図4、図5)の
最初の製造工程としては、基板3を成形する基板成形工
程がある。 この基板成形工程は、射出成形機(図示せず)を用いて行
なう。即ち、この成形機の固定側と移動側とに一対の金型
半体をそれぞれ取り付ける。一方の金型半体には基板表
面3aを成形するためのスタンパを取り付け、他方の金
型半体には基板裏面3eを成形するためのその表面が鏡
面状のキャビティを形成する。この一対の金型を締め付
けて嵌め合わせた後、キャビティ内に溶融したプラスチ
ックを射出し、これを冷却後、嵌め合わせている一対の
金型を分離することにより、成形した基板3を取り出す。
こうして、光情報記録媒体の基板を製造することができ
る。 後述するように、この基板表面3a上に(記録膜、)反射膜
5、保護膜6、印刷層7を順次積層することにより、所望
のタイプの光情報記録媒体(図4、図5)を得ることがで
きる。
【0010】前記した光情報記録媒体が再生専用記録媒
体(ROM)の場合のときの基板を製造するには、次のよ
うに行う。 即ち、その表面3aに (螺旋状に形成されたピット列を
成形する雄型形状である)各ピットに対応する各凸を形
成したスタンパを、前記したスタンパとして用いる。この
スタンパに対向するのは鏡面を有するキャビティであ
る。こうして、締め付けた一対の金型の中心部分から溶融
した光透過性に優れたポリカーボネート樹脂、アクリル
樹脂などのプラスチックスを射出して、射出圧縮冷却す
る。こうして、再生専用記録媒体の基板を製造すること
ができる。
【0011】また、前記した光情報記録媒体が追加記録
媒体(WO)の場合のときの基板を製造するには、次のよ
うに行う。 即ち、その表面3aに螺旋状のグルーブ (トラック溝)を
凸状に形成したスタンパを、前記したスタンパとして用
いる。このスタンパに対向するのは鏡面を有するキャビ
ティである。こうして、締め付けた一対の金型の中心部分
から溶融した光透過性に優れたポリカーボネート樹脂、
アクリル樹脂などのプラスチックスを射出して、射出圧
縮冷却する。こうして、追加記録媒体専用の基板を製造
することができる。この後、成形したこの基板表面(グル
ーブが形成されている面上)3aに有機色素系の記録媒
体をスピンコート法により塗布し、記録膜を形成する。
【0012】さらに、前記した光情報記録媒体が再生専
用部分と追加記録部分とが混在するハイブリッド記録媒
体(ROM+WO)の場合のときの基板を製造するには、
次のように行う。 即ち、その表面3aに螺旋状のピット列とグルーブとに
それぞれ対応した雄型形状(凸列)を順次連続して形成し
たスタンパを、前記したスタンパとして用いる。このスタ
ンパに対向するのは鏡面を有するキャビティである。こ
うして、締め付けた一対の金型の中心部分から溶融した
光透過性に優れたポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂
などのプラスチックスを射出して、射出圧縮冷却する。こ
うして、ハイブリッド記録媒体専用の基板を製造するこ
とができる。この後、成形したこの基板表面(グルーブが
形成されている前記追加記録部分上のみ)に有機色素系
の記録媒体をスピンコート法により塗布し記録膜を形成
する。
【0013】さらにまた、前記した光情報記録媒体が繰
り返し記録消去可能記録媒体(RW,RAM)の場合のと
きの基板を製造するには、次のようにして行う。 即ち、その表面に螺旋状のグルーブを凸状に形成したス
タンパを、前記したスタンパとして用いる。このスタンパ
に対向するのは鏡面を有するキャビティである。こうし
て、締め付けた一対の金型の中心部分から溶融した光透
過性に優れたポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂など
のプラスチックスを射出して、射出圧縮冷却する。こうし
て、記録消去可能記録媒体専用の基板を製造することが
できる。この後、成形したこの基板表面(グルーブが形成
されている面上)3aに磁気記録媒体又は相変化記録媒
体をサンドイッチ状に挟み込む誘電体膜などを適宜スパ
ッタにより成膜することにより、誘電体膜に両側が挟ま
れた形状の記録膜を形成する。
【0014】次に、前述した如くの、ピットが形成された
基板3の表面3aと前記した再生専用部分の表面、ある
いは、グルーブが形成された基板3の表面3aと前記し
た追加記録部分の表面にそれぞれ形成した記録膜上に、
反射膜5をスパッタにより形成する方法について説明す
る。
【0015】反射膜5の形成は、次のようにして行う。 即ち、基板3の中心孔3d周辺の内周部3fをマスキン
グすると共に、基板3の裏面3eを基板ホルダ4に固定
する内周マスク2cと、基板3の外周縁端部3bをマス
キング保持し同時に基板3の外周部3cをマスキングす
る外周マスク2bとを、一体に形成したマスク2を含む
基板ホルダユニットを、Al,Au等の金属製の反射膜
形成用ターゲット1と対面して配置する。これら基板ホ
ルダユニット全体を真空脱気できる真空室内に設け、真
空度を上げた後にスパッタガスを導入した後、反射膜形
成用ターゲット1に電位を印加しスパッタを行って反射
膜5を形成する。
【0016】前記の方法によって形成した反射膜5は、
内周マスク2cでマスキングした基板内周部3fを除
き、記録範囲部分3gには均一に形成される。また、記録
範囲部分3gの外周の有効記録範囲の外側にあり、外周
マスク2bで覆った範囲から外周縁端部3bにかけて、
徐徐に厚みが減少し、基板3とマスク2とがテーパ面2
b1にて接触する外周縁端部3bから外周部(側面)3
cには反射膜5は形成されない。
【0017】次に、前記方法により反射膜5を形成した
上に保護膜6を形成する。紫外線硬化樹脂をスピンコー
ターを用いて基板3を高速回転させながら内周部のノズ
ルから反射膜5上に紫外線硬化樹脂を滴下し、遠心力で
広げて均一に塗布する。このとき外周縁端部3bに達し
た余分な紫外線硬化樹脂は液滴となって飛び散るが、回
転を停止した段階で外周縁端部3bのコート材は流動性
を持っているため、基板3の外周縁端部3bを完全に覆
ってさらに基板3の外周部3cの上部まで流下して覆
う。その後紫外線を照射してコート材を硬化し保護膜6
を形成する。
【0018】次に前記した保護膜6上に、光情報記録媒
体の内容を表示するような印刷(印刷層7)を施す。印刷
(印刷層7)は保護コート材(保護膜5)と同様なアクリル
樹脂系の紫外線硬化型インキを用い、スクリーン印刷や
オフセット印刷などの方法により行う。
【0019】以上の製造工程により、反射膜5を完全に
保護膜6で覆った剥離および変質をきたすことのない光
情報記録媒体を製造することができる。
【0020】以下に、本発明の光情報記録媒体の具体的
な実施例について、詳細に説明する。前述したものと同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 [実施例1]図4に示す光カード情報記録媒体(以下光
カードと記す)Bを製造する方法である。光カード基板3
の構成は、その寸法を長辺が83mm、短辺が56m
m、対角線の交点を中心とする直径15mmの中心孔3
dを設け、厚みを光入射面(裏面3e。図4の紙面裏)側
の直径80mmの範囲は1.2mとし、その外延部は
0.8mmの厚みに形成する。この光入射面に対向する
面の直径50mmから55mmの範囲に記録部分を設け
てある。前記したカードBの寸法は一例であって本発明
はこの寸法に拘束されるものではない。
【0021】光カード基板3の成形はカード基板形状の
キャビティを形成する一対の金型を取り付けた射出成形
機を用いる。カード形状の光入射面(裏面3e)を形成す
る形状を彫り込んで表面3aを鏡面加工を施した金型の
半体を成形機の固定側または移動側に取り付け、記録部
分を設けたスタンパを取り付けた他の金型半体を成形機
の前記金型と対向する移動側または固定側に取り付け
る.。金型の温度を80℃〜90℃に保ち、成形機を閉
じて一対の金型が僅かに開いた状態で溶融したポリカー
ボネート樹脂をキャビティの中心に設けたゲートから射
出し、射出完了の直前に金型を完全に閉じて冷却し、冷
却が完了する以前に金型に設置したセンター孔ポンチを
突き出して中心孔3dを形成し、ポリカーボネート樹脂
を冷却固化した後金型を開いて取出し光カード基板3を
得る。
【0022】前記スタンパを連続する螺旋状のピットト
ラックを設けたスタンパを使用すれば成形したカード基
板3上に反射膜5、保護膜6、印刷層7の順で設け再生
専用光カード記録媒体を得ることができる。また前記ス
タンパを連続する螺旋状のグルーブを設けたスタンパを
使用すれば、成形したカード基板3上に有機色素系の記
録媒体を塗布し、反射膜5、保護膜6、印刷層8の順で
設け追加記録型光カード記録媒体を得ることができる。
また前記スタンパを連続する螺旋状のピットトラックと
ピットに連続するグルーブとを交互に設けたスタンパを
使用すれば、成形したカード基板3上に有機色素系の記
録媒体を塗布し、反射膜5、保護膜6、印刷層7の順で
設け再生専用追加記録ハイブリッド型光カード記録媒体
を得ることができる。さらに前記スタンパを連続する螺
旋状のグルーブ設けたスタンパを使用すれば成形したカ
ード基板3上に磁気記録膜または相変化記録膜を設け、
しかる後に反射膜5、保護膜6、印刷層7の順で設け記
録消去型光カード記録媒体を得ることができる。
【0023】記録するフォーマットはCD(コンパクト
ディスク)フォーマットでもDVD(デジタル多用途ディ
スク)フォーマットでも他のフォーマットでも良い。
【0024】次にピットまたは記録媒体を設けた各タイ
プの光カード基板3の上に反射膜を形成する。図1にス
パッタ装置の主要構成部分である本発明の要部であるマ
スク2と基板3の断面を示す。図示はしないが前記構成
部分全体は真空チャンバー内に収められている。真空チ
ャンバーを開き、基板ホルダ4を引き下げ、マスク2と
間隙を有する状態で基板3を表面(記録面側)3aを上
側にして反射膜形成用ターゲット1に対向するようにし
て基板ホルダ4上に載置する。
【0025】次に真空チャンバーを閉じて真空引きす
る。同時に基板ホルダ4を上昇し基板3をマスク2の下
側に押し当てる。この時、図2に示すように、マスク2
の外周端部を、基板ホルダ4に載置してある基板3の表
面3aに対して、ほぼ45°に面取りしてテーパ面2b
1を形成してあるために、基板3の外周縁端部3bの角
がマスク2の面取り部(テーパ面2b1)と接する。マス
ク2の端部(テーパ面2b1)はほぼ1mm、基板3の外
周縁端部3bから入り込んだ位置で角取りしてある。
【0026】次にAlガスを注入し、反射膜形成用ター
ゲット1に400V〜700Vの電圧を印加して1〜4
秒間スパッタし、基板表面3aに反射膜5を形成する。
反射膜5は基板3の内周部3fの外側から有効記録範囲
に20nm〜70nmの均一の厚みに形成され、外周縁
端部3bでは、図2に示した如く、反射膜5はマスク2
の下部部分が基板3の端部(外周縁端部3b)に近づくに
つれて厚みが減少し、角部(外周縁端部3b)で無くなる
ように形成される。本実施例では、反射膜形成用ターゲ
ット1の材質はアルミ合金を使用しているが、材質はこ
れに限定されるものでなく、Au、Ag、Tiなどでも
これらの合金を用いても良い。
【0027】次に反射膜5の上に保護膜6を形成する。
図示はしないがアクリル樹脂系の紫外線硬化樹脂のコー
ト材をスピンコーターを用いて基板2を高速回転させな
がら反射膜5を形成した端部(外周縁端部3b)よりも内
周部にノズルから前記紫外線硬化樹脂を滴下し、遠心力
で均一に広げて全面に塗布する。このとき端部に達した
余分な樹脂は液滴となって外に飛び散るが、回転を停止
した段階で外周縁端部3bのコート材が流動性を有して
いるため、反射膜5の外周縁端部3bを完全に覆ってさ
らに基板3の側面(外周部3c)の上部に流下し覆う。
【0028】次に紫外線を照射してコート材を硬化し保
護膜6を形成する。外周縁端部3bにおける基板3上に
形成した反射膜5と保護膜6との形成状態を図3に拡大
して示した。基板3の外周縁端部3bで反射膜5の厚み
が減少し、角で無くなっている。保護膜6は反射膜5を
完全に覆い、外周部3cの上部までを覆っている。
【0029】次に保護膜6の上に光記録媒体の内容を表
示するような印刷(印刷層7)を施す。印刷層7はコート
材(保護膜6)と同様なアクリル樹脂系の紫外線硬化型イ
ンキを用い、スクリーン印刷やオフセット印刷などの方
法により行う。図4に印刷を施した光カードBを示す。
レーベル印刷面部である印刷層7の外周縁に反射膜5が
透明な保護膜6を透過して見えている。
【0030】以上の製造工程により、反射膜5の剥離お
よび変質をきたすことのない光カード情報記録媒体Bを
得ることができた。
【0031】[実施例2]図5に示した光ディスク情報
記録媒体Cを製造する方法であり、情報トラックを形成
するスタンパの形状、基板3を成形する金型キャビティ
の形状、保護膜6を形成するスパッタのマスク形状を直
径12cm、厚み1.2mmのディスク形状に合わせて
制作したものを使用する以外は、前述した[実施例1]
と同様の方法で光ディスク情報記録媒体Cを得ることが
できた。
【0032】前述したように本発明の実施例によれば、
基板3の上に形成する反射膜5を前記基板3の表面の内
周から外周に向かって反射膜5の厚みを徐徐に薄く、そ
して外周縁端部3bで無くなるように形成し、また、反
射膜5の上に保護膜6を反射膜5の全面に完全に覆って
形成し、さらに、基板3の外周縁端部3bは角から基板側
面である外周部3cの一部にまで保護膜6を形成して反
射膜5を完全に覆うことができるため、この反射膜5の
剥離および時間経過後の劣化が無い良好な光情報記録媒
体を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、特に、真空中で行なうスパッタリングに
より反射膜を基板表面又は記録膜上に成膜する成膜手段
は、スパッタリング用ターゲットと、所定間隔をもって前
記スパッタリング用ターゲットに対向しかつ前記基板を
保持する基板ホルダと、前記スパッタリング用ターゲッ
トと前記基板ホルダとの間に配置しかつ開口部とマスク
部とを有することにより、前記スパッタリング用ターゲ
ットから飛来するスパッタ粒子を用いて前記基板表面又
は前記記録膜上にのみ前記反射膜を成膜するためのマス
クとを備え、前記開口部は前記基板ホルダ上に保持した
前記基板表面又は前記記録膜上を露出する開口であり、
前記マスク部は前記開口部に近接して設けられかつ前記
基板の外周縁に当接する部分を面取りしたテーパ面を備
えており前記テーパ面を前記基板の外周縁全体に接触し
て前記基板の外側面全体を前記開口部側から覆うことに
より、前記基板の内周から外周へ向かうに従って前記反
射膜の厚さを徐徐に薄くして基板の外周縁でその厚さを
無(ゼロ)にするように反射膜を成膜することができ、し
かも前記基板の外側面上にこの反射膜を形成することは
ないから、この結果、基板表面又は記録膜上に成膜してあ
る反射膜の終端が基板の外側面上まで延在せず、これに
加えて基板表面又は記録膜上に成膜された反射膜全体及
び基板の外側面上が保護膜で完全に覆われることになる
ので、これにより、前記したように成膜した反射膜の剥離
防止及び反射膜の経時変化による劣化(酸化)を確実に防
止することができ、また、基板の外周縁まで反射膜が形成
され、外側面上には反射膜が形成されないので、見栄え
が良い等の効果を有する光情報記録媒体及びこの光情報
記録媒体を製造する光情報記録媒体製造装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光情報記録媒体製造装置を用いてス
パッタリングによる反射膜を基板表面に成膜することを
説明するための図
【図2】 図1に示すマスクと基板との接触を説明する
ための図
【図3】 本発明の光情報記録媒体製造装置を用いて基
板上に反射膜、保護膜を形成した状態を説明するための
【図4】 本発明の光情報記録媒体の実施例1になる光
カード情報記録媒体の印刷面側の平面図
【図5】 本発明の光情報記録媒体の実施例2になる光
ディスク情報記録媒体の印刷面側の平面図
【符号の説明】
1 反射膜形成用ターゲット(スパッタリング用ターゲ
ット) 2 マスク 2a 開口部 2b 外周マスク(マスク部) 2b1 テーパ面 3 基板 3a 表面(基板表面) 3b 外周縁端部(外周縁) 3c 外周部(外側面) 4 基板ホルダ 5 反射膜 6 保護膜 A 光情報記録媒体製造装置 B 光カード情報記録媒体 C 光ディスク情報記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピット列を螺旋状に形成した基板表面に
    反射膜、保護膜を順次積層してなる再生専用型の光情報
    記録媒体を製造するか、又は、グルーブを螺旋状に形成し
    た前記基板表面に記録膜、前記反射膜、前記保護膜を順次
    積層してなる記録型の光情報記録媒体を製造するか、又
    は、前記ピット列を螺旋状に形成した前記基板表面に前
    記反射膜と前記保護膜とを順次積層してなる再生専用領
    域と、前記グルーブを螺旋状に形成した前記基板表面に
    前記記録膜と前記反射膜と前記保護膜とを順次積層して
    なる記録領域とを、半径方向に領域分割してなる再生専
    用記録複合型の光情報記録媒体を製造する光情報記録媒
    体製造装置において、真空中で行なうスパッタリングに
    より前記反射膜を前記基板表面又は前記記録膜上に成膜
    する成膜手段は、スパッタリング用ターゲットと、所定間
    隔をもって前記スパッタリング用ターゲットに対向し、
    かつ前記基板を保持する基板ホルダと、前記スパッタリ
    ング用ターゲットと前記基板ホルダとの間に配置しかつ
    開口部とマスク部とを有することにより、前記スパッタ
    リング用ターゲットから飛来するスパッタ粒子を用いて
    前記基板表面又は前記記録膜上にのみ前記反射膜を成膜
    するためのマスクとを備え、前記開口部は、前記基板ホル
    ダ上に保持した前記基板表面又は前記記録膜上を露出す
    る開口であり、前記マスク部は、前記開口部に近接して設
    けられかつ前記基板の外周縁に当接する部分を面取りし
    たテーパ面を備えており、前記テーパ面を前記基板の外
    周縁全体に接触して前記基板の外側面全体を前記開口部
    側から覆うことにより前記開口部側から前記基板の外側
    面側へ飛来する前記スパッタ粒子の進入を阻止すること
    を特徴とする光情報記録媒体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置
    により製造した再生専用型の光情報記録媒体であって、
    ピット列を螺旋状に形成した基板表面に反射膜、保護膜
    を順次積層してなり、前記反射膜の厚さは前記基板の外
    周縁に近づくにつれて徐々に薄くなりかつ前記外周縁に
    至ると前記反射膜の厚さが略ゼロとなり、前記基板の外
    側面上には直接、前記保護膜を形成したことを特徴とす
    る光情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置
    により製造した記録型の光情報記録媒体であって、グル
    ーブを螺旋状に形成した基板表面に記録膜、反射膜、保護
    膜を順次積層してなり、前記反射膜の厚さは前記基板の
    外周縁に近づくにつれて徐々に薄くなりかつ前記外周縁
    に至ると前記反射膜の厚さが略ゼロとなり、前記基板の
    外側面上には直接、前記保護膜を形成したことを特徴と
    する光情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光情報記録媒体製造装置
    により製造された再生専用記録複合型の光情報記録媒体
    であって、前記ピット列を螺旋状に形成した基板表面に
    反射膜と保護膜とを順次積層してなる再生専用領域と、
    前記グルーブを螺旋状に形成した前記基板表面に記録膜
    と前記反射膜と前記保護膜とを順次積層してなる記録領
    域とが、半径方向に領域分割してなり、前記反射膜の厚さ
    は前記基板の外周縁に近づくにつれて徐々に薄くなりか
    つ前記外周縁に至ると前記反射膜の厚さが略ゼロとな
    り、前記基板の外周側面上には直接、前記保護膜を形成し
    たことを特徴とする光情報記録媒体。
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