JP2003168228A - 光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ - Google Patents
光学ピックアップの対物レンズアクチュエータInfo
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- JP2003168228A JP2003168228A JP2001364572A JP2001364572A JP2003168228A JP 2003168228 A JP2003168228 A JP 2003168228A JP 2001364572 A JP2001364572 A JP 2001364572A JP 2001364572 A JP2001364572 A JP 2001364572A JP 2003168228 A JP2003168228 A JP 2003168228A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ばねの高次変形モードを原因とする数kHz
の制御上不要振動であるヨーイングを抑制し、安定した
制御を可能とし、高密度の情報記録再生を行なえるよう
にした光学ピックアップの対物レンズアクチュエータを
提供する。 【解決手段】 対物レンズ1、レンズホルダ2及び支持
基板4から構成される可動部13と、これに接続された
複数のばね7と、これに接続された固定基板10と、こ
れに固定されたダンパボックス9と、これを支持する固
定ブロック11とを備える。可動部13は、ばね7の変
形によりフォーカシング及びトラッキングの2方向に移
動する。ばね7はダンパボックス9の穴部内に収容され
た10〜100Hzでのダンパ特性に優れた第1ダンパ
材と接する。ダンパボックス9と固定ブロック11と
は、弾性部材8を介して接続され、それらの間の隙間に
は1〜10kHzでのダンパ特性に優れた第2ダンパ材
12が充填される。
の制御上不要振動であるヨーイングを抑制し、安定した
制御を可能とし、高密度の情報記録再生を行なえるよう
にした光学ピックアップの対物レンズアクチュエータを
提供する。 【解決手段】 対物レンズ1、レンズホルダ2及び支持
基板4から構成される可動部13と、これに接続された
複数のばね7と、これに接続された固定基板10と、こ
れに固定されたダンパボックス9と、これを支持する固
定ブロック11とを備える。可動部13は、ばね7の変
形によりフォーカシング及びトラッキングの2方向に移
動する。ばね7はダンパボックス9の穴部内に収容され
た10〜100Hzでのダンパ特性に優れた第1ダンパ
材と接する。ダンパボックス9と固定ブロック11と
は、弾性部材8を介して接続され、それらの間の隙間に
は1〜10kHzでのダンパ特性に優れた第2ダンパ材
12が充填される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収束させた光ビー
ムを記録媒体に照射して情報を記録再生する光学情報記
録再生の技術分野に属するものであり、特に、光学情報
記録再生装置における光収束用対物レンズを搭載した光
学ピックアップの対物レンズアクチュエータに関するも
のである。
ムを記録媒体に照射して情報を記録再生する光学情報記
録再生の技術分野に属するものであり、特に、光学情報
記録再生装置における光収束用対物レンズを搭載した光
学ピックアップの対物レンズアクチュエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平10−255293
号公報、特開平11−353671号公報、特開200
0−215477号公報に記載されている如く、光学情
報記録再生装置に搭載される光学ピックアップの対物レ
ンズアクチュエータに関する提案がなされている。
号公報、特開平11−353671号公報、特開200
0−215477号公報に記載されている如く、光学情
報記録再生装置に搭載される光学ピックアップの対物レ
ンズアクチュエータに関する提案がなされている。
【0003】従来の対物レンズアクチュエータの一例を
図4を用いて説明する。レンズホルダ62には、対物レ
ンズ61が接着固定されている。レンズホルダ62の両
側面には、片側2本ずつ、ばね67が配設されている。
ばね67の一端は、レンズホルダ62の両側面に固定さ
れた支持基板64に固定されている。ばね67の他端
は、固定基板70に固定されている。ばね67の断面形
状は、例えば一様な円形である。固定基板70は、ダン
パボックス69に固定され、ダンパボックス69は、ア
クチュエータベース65に固定されている。ダンパボッ
クス69には、左右に穴部69aが設けられ、穴部69
a内部をばね67が貫通している。穴部69aには、ダ
ンパ材(図示せず)が充填されている。
図4を用いて説明する。レンズホルダ62には、対物レ
ンズ61が接着固定されている。レンズホルダ62の両
側面には、片側2本ずつ、ばね67が配設されている。
ばね67の一端は、レンズホルダ62の両側面に固定さ
れた支持基板64に固定されている。ばね67の他端
は、固定基板70に固定されている。ばね67の断面形
状は、例えば一様な円形である。固定基板70は、ダン
パボックス69に固定され、ダンパボックス69は、ア
クチュエータベース65に固定されている。ダンパボッ
クス69には、左右に穴部69aが設けられ、穴部69
a内部をばね67が貫通している。穴部69aには、ダ
ンパ材(図示せず)が充填されている。
【0004】レンズホルダ62の中央穴部には、フォー
カシングコイルとトラッキングコイルとが一体となった
コイルアセンブリ63が固定されている。コイルアセン
ブリ63の一部は、アクチュエータベース65と一体加
工されたヨーク部65a、65b及びヨーク部65a、
65bに接着固定された磁石66a、66bからなる磁
気回路の磁気ギャップの中にある。
カシングコイルとトラッキングコイルとが一体となった
コイルアセンブリ63が固定されている。コイルアセン
ブリ63の一部は、アクチュエータベース65と一体加
工されたヨーク部65a、65b及びヨーク部65a、
65bに接着固定された磁石66a、66bからなる磁
気回路の磁気ギャップの中にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては次のような問題点があった。
た従来例においては次のような問題点があった。
【0006】従来例ではレンズホルダ62、対物レンズ
61、コイルアセンブリ63等からなる可動部の質量
と、4本のばね67の弾性係数から決定される共振周波
数における振動は、ダンパボックス69の穴部69aに
充填されるダンパ材により、ある程度抑制することがで
きる。しかし、ばね67の高次の変形モードによる不要
な振動であるヨーイングは、ダンパボックス69の穴部
69aに充填されるダンパ材では抑制することができな
い。これは、可動部質量と弾性係数から決定される共振
周波数は数十Hzであるのに対し、ばね67の高次変形
モードによる不要振動であるヨーイングの周波数は数k
Hzであり、可動部の質量と4本のばね67の弾性係数
から決定される共振周波数における振動を抑制するダン
パ材はヨーイングの抑制に有効でないからである。
61、コイルアセンブリ63等からなる可動部の質量
と、4本のばね67の弾性係数から決定される共振周波
数における振動は、ダンパボックス69の穴部69aに
充填されるダンパ材により、ある程度抑制することがで
きる。しかし、ばね67の高次の変形モードによる不要
な振動であるヨーイングは、ダンパボックス69の穴部
69aに充填されるダンパ材では抑制することができな
い。これは、可動部質量と弾性係数から決定される共振
周波数は数十Hzであるのに対し、ばね67の高次変形
モードによる不要振動であるヨーイングの周波数は数k
Hzであり、可動部の質量と4本のばね67の弾性係数
から決定される共振周波数における振動を抑制するダン
パ材はヨーイングの抑制に有効でないからである。
【0007】図5は従来例のヨーイング発生を説明する
ための概略上面図である。図中、レンズホルダ62の左
側に配設されたばねが縮み、右側に配設されたばねは伸
びている。このようなばねの伸縮を左右交互に繰り返す
ことで、レンズホルダ62に搭載された対物レンズ61
は、左右に首振り運動すなわちヨーイングを起こす。図
中、光学ピックアップの対物レンズアクチュエータが搭
載される光学記録再生装置に装填された記録媒体に対す
る光学ピックアップによるトラッキング制御の方向がト
ラッキング方向として矢印で示されている。
ための概略上面図である。図中、レンズホルダ62の左
側に配設されたばねが縮み、右側に配設されたばねは伸
びている。このようなばねの伸縮を左右交互に繰り返す
ことで、レンズホルダ62に搭載された対物レンズ61
は、左右に首振り運動すなわちヨーイングを起こす。図
中、光学ピックアップの対物レンズアクチュエータが搭
載される光学記録再生装置に装填された記録媒体に対す
る光学ピックアップによるトラッキング制御の方向がト
ラッキング方向として矢印で示されている。
【0008】図6は従来例のトラッキング方向の伝達特
性図である。図6に示すように、従来例では、ばね67
の高次変形モード、ヨーイングの周波数では、伝達特性
上、大きな共振ピークと位相廻りを起こし、制御上発振
してしまい制御不能となり、情報の記録再生が困難とな
るおそれがある。
性図である。図6に示すように、従来例では、ばね67
の高次変形モード、ヨーイングの周波数では、伝達特性
上、大きな共振ピークと位相廻りを起こし、制御上発振
してしまい制御不能となり、情報の記録再生が困難とな
るおそれがある。
【0009】本発明の目的は、ばねの高次変形モードを
原因とする数kHzの制御上不要な振動であるヨーイン
グを抑制し、安定した制御を可能とし高密度の情報の記
録再生を行なえるようにした光学ピックアップの対物レ
ンズアクチュエータを提供することにある。
原因とする数kHzの制御上不要な振動であるヨーイン
グを抑制し、安定した制御を可能とし高密度の情報の記
録再生を行なえるようにした光学ピックアップの対物レ
ンズアクチュエータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、光学記録再生装置に搭
載される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ
において、対物レンズが搭載された可動部と、該可動部
に一端が固定された複数の弾性体と、該弾性体の他端が
固定された固定部と、該固定部を支持する支持部材とを
備えており、前記可動部は前記弾性体の変形により少な
くともフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動
するようにされており、前記弾性体は第1のダンパ材と
接しており、前記固定部の少なくとも一部は前記第1の
ダンパ材とは異なる第2のダンパ材と接していることを
特徴とする光学ピックアップの対物レンズアクチュエー
タ、が提供される。
如き目的を達成するものとして、光学記録再生装置に搭
載される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ
において、対物レンズが搭載された可動部と、該可動部
に一端が固定された複数の弾性体と、該弾性体の他端が
固定された固定部と、該固定部を支持する支持部材とを
備えており、前記可動部は前記弾性体の変形により少な
くともフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動
するようにされており、前記弾性体は第1のダンパ材と
接しており、前記固定部の少なくとも一部は前記第1の
ダンパ材とは異なる第2のダンパ材と接していることを
特徴とする光学ピックアップの対物レンズアクチュエー
タ、が提供される。
【0011】本発明の一態様においては、前記弾性体が
線状ばねである。本発明の一態様においては、前記固定
部と前記支持部材とは弾性部材を介して接続されてお
り、前記第2のダンパ材は前記固定部と前記支持部材と
の間の隙間に充填されている。本発明の一態様において
は、前記第1のダンパ材は前記固定部に形成された穴部
内に充填されている。本発明の一態様においては、前記
固定部は前記弾性体の他端が固定された固定基板と該固
定基板に固定され且つ前記支持部材に接続されたダンパ
ボックスとを含んでおり、前記第2のダンパ材は前記固
定基板と前記支持部材との間の隙間に充填されており、
前記穴部は前記ダンパボックスに形成されている。
線状ばねである。本発明の一態様においては、前記固定
部と前記支持部材とは弾性部材を介して接続されてお
り、前記第2のダンパ材は前記固定部と前記支持部材と
の間の隙間に充填されている。本発明の一態様において
は、前記第1のダンパ材は前記固定部に形成された穴部
内に充填されている。本発明の一態様においては、前記
固定部は前記弾性体の他端が固定された固定基板と該固
定基板に固定され且つ前記支持部材に接続されたダンパ
ボックスとを含んでおり、前記第2のダンパ材は前記固
定基板と前記支持部材との間の隙間に充填されており、
前記穴部は前記ダンパボックスに形成されている。
【0012】本発明の一態様においては、前記固定部は
前記弾性体の他端が固定された固定基板と該固定基板に
固定され且つ前記支持部材に接続されたダンパボックス
とを含んでおり、該ダンパボックスにより前記第2のダ
ンパ材が構成されている。本発明の一態様においては、
前記固定基板により前記第1のダンパ材が構成されてい
る。本発明の一態様においては、前記第1のダンパ材は
前記固定部に形成された穴部内に充填されている。
前記弾性体の他端が固定された固定基板と該固定基板に
固定され且つ前記支持部材に接続されたダンパボックス
とを含んでおり、該ダンパボックスにより前記第2のダ
ンパ材が構成されている。本発明の一態様においては、
前記固定基板により前記第1のダンパ材が構成されてい
る。本発明の一態様においては、前記第1のダンパ材は
前記固定部に形成された穴部内に充填されている。
【0013】本発明の一態様においては、前記第2のダ
ンパ材は前記可動部の振動に対して前記第1のダンパ材
より高い周波数領域で優れたダンパ特性を発揮する。本
発明の一態様においては、前記第1のダンパ材は例えば
10〜100Hzにおいて前記第2のダンパ材より優れ
たダンパ特性を発揮し、前記第2のダンパ材は例えば1
〜10kHzにおいて前記第1のダンパ材より優れたダ
ンパ特性を発揮する。
ンパ材は前記可動部の振動に対して前記第1のダンパ材
より高い周波数領域で優れたダンパ特性を発揮する。本
発明の一態様においては、前記第1のダンパ材は例えば
10〜100Hzにおいて前記第2のダンパ材より優れ
たダンパ特性を発揮し、前記第2のダンパ材は例えば1
〜10kHzにおいて前記第1のダンパ材より優れたダ
ンパ特性を発揮する。
【0014】また、本発明の光学ピックアップの対物レ
ンズアクチュエータは、図1を参照しつつ説明すれば、
対物レンズ(1)が搭載された可動部(13)と、前記
可動部を支持する支持部材(11)と、前記可動部(1
3)を少なくともフォーカシング方向及びトラッキング
方向に移動可能な状態で固定部(9,10)と連結する
複数の弾性体(7)とを備え、前記弾性体(7)の一端
を前記可動部(13)に固定し、前記弾性体(7)の他
端を前記固定部(9,10)に固定し、前記固定部
(9,10)をダンパ特性を有する構造で前記支持部材
(11)と連結したものである。
ンズアクチュエータは、図1を参照しつつ説明すれば、
対物レンズ(1)が搭載された可動部(13)と、前記
可動部を支持する支持部材(11)と、前記可動部(1
3)を少なくともフォーカシング方向及びトラッキング
方向に移動可能な状態で固定部(9,10)と連結する
複数の弾性体(7)とを備え、前記弾性体(7)の一端
を前記可動部(13)に固定し、前記弾性体(7)の他
端を前記固定部(9,10)に固定し、前記固定部
(9,10)をダンパ特性を有する構造で前記支持部材
(11)と連結したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】[第1実施形態]
(1)構成の説明
図1は本発明の第1実施形態の光学記録再生装置に搭載
される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータの
構造を示す上面図である。対物レンズアクチュエータ
は、対物レンズ1、レンズホルダ2、コイルアセンブリ
3、支持基板4、アクチュエータベース5、ヨーク部5
a、5b、磁石6a、6b、ばね7、弾性部材8、ダン
パボックス9、固定基板10、固定ブロック11、ダン
パ材12を備えている。本実施形態の対物レンズアクチ
ュエータは、光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータが搭載される光学記録再生装置に装填された記録媒
体に対する光学ピックアップによるフォーカシング制御
の方向(フォーカシング方向)及びトラッキング制御の
方向(トラッキング方向)に可動する二軸アクチュエー
タとして構成されている。
される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータの
構造を示す上面図である。対物レンズアクチュエータ
は、対物レンズ1、レンズホルダ2、コイルアセンブリ
3、支持基板4、アクチュエータベース5、ヨーク部5
a、5b、磁石6a、6b、ばね7、弾性部材8、ダン
パボックス9、固定基板10、固定ブロック11、ダン
パ材12を備えている。本実施形態の対物レンズアクチ
ュエータは、光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータが搭載される光学記録再生装置に装填された記録媒
体に対する光学ピックアップによるフォーカシング制御
の方向(フォーカシング方向)及びトラッキング制御の
方向(トラッキング方向)に可動する二軸アクチュエー
タとして構成されている。
【0017】レンズホルダ2には、対物レンズ1が接着
固定されている。レンズホルダ2の両側面には、片側2
本づつ、弾性体としての線状ばね7が配設されている。
ばね7の一端は、レンズホルダ2の両側面に固定された
支持基板4に固定されている。レンズホルダ2、対物レ
ンズ1、支持基板4により可動部13が構成されてい
る。ばね7の他端は、固定基板10に固定されている。
固定基板10は、ダンパボックス9に固定されている。
固定基板10及びダンパボックス9により固定部が構成
されている。ダンパボックス9には、左右に穴部(図示
せず)が設けられ、該穴部内部をばね7が貫通してい
る。穴部9aには、第1のダンパ材(図示せず)が充填
されている(上記図4に関し説明したのと同様)。レン
ズホルダ2の中央穴部には、フォーカシングコイルとト
ラッキングコイルとが一体となったコイルアセンブリ3
が固定されている。
固定されている。レンズホルダ2の両側面には、片側2
本づつ、弾性体としての線状ばね7が配設されている。
ばね7の一端は、レンズホルダ2の両側面に固定された
支持基板4に固定されている。レンズホルダ2、対物レ
ンズ1、支持基板4により可動部13が構成されてい
る。ばね7の他端は、固定基板10に固定されている。
固定基板10は、ダンパボックス9に固定されている。
固定基板10及びダンパボックス9により固定部が構成
されている。ダンパボックス9には、左右に穴部(図示
せず)が設けられ、該穴部内部をばね7が貫通してい
る。穴部9aには、第1のダンパ材(図示せず)が充填
されている(上記図4に関し説明したのと同様)。レン
ズホルダ2の中央穴部には、フォーカシングコイルとト
ラッキングコイルとが一体となったコイルアセンブリ3
が固定されている。
【0018】コイルアセンブリ3の一部は、アクチュエ
ータベース5と一体加工されたヨーク部5a、5b及び
ヨーク部5a、5bに接着固定された磁石6a、6bか
らなる磁気回路の磁気ギャップの中にある。固定基板1
0が固定されたダンパボックス9は、弾性部材8によ
り、アクチュエータベース5と一体となった支持部材と
しての固定ブロック11に接続されている。ダンパボッ
クス9は、アクチュエータベース5からは浮いており、
弾性部材8をヒンジとして上下方向の周りの微小量首振
り運動が可能となっている。固定ブロック11とダンパ
ボックス9との隙間には、第2のダンパ材12が充填さ
れている。第2のダンパ材12は、可動部13の振動に
対してダンパボックス9の穴部(図示せず)に充填され
た第1のダンパ材よりも高い周波数領域において優れた
ダンパ効果のあるダンパ材である。即ち、第1のダンパ
材は例えば10〜100Hzにおいて第2のダンパ材1
2より優れたダンパ特性を発揮し、第2のダンパ材12
は例えば1〜10kHzにおいて第1のダンパ材より優
れたダンパ特性を発揮する。
ータベース5と一体加工されたヨーク部5a、5b及び
ヨーク部5a、5bに接着固定された磁石6a、6bか
らなる磁気回路の磁気ギャップの中にある。固定基板1
0が固定されたダンパボックス9は、弾性部材8によ
り、アクチュエータベース5と一体となった支持部材と
しての固定ブロック11に接続されている。ダンパボッ
クス9は、アクチュエータベース5からは浮いており、
弾性部材8をヒンジとして上下方向の周りの微小量首振
り運動が可能となっている。固定ブロック11とダンパ
ボックス9との隙間には、第2のダンパ材12が充填さ
れている。第2のダンパ材12は、可動部13の振動に
対してダンパボックス9の穴部(図示せず)に充填され
た第1のダンパ材よりも高い周波数領域において優れた
ダンパ効果のあるダンパ材である。即ち、第1のダンパ
材は例えば10〜100Hzにおいて第2のダンパ材1
2より優れたダンパ特性を発揮し、第2のダンパ材12
は例えば1〜10kHzにおいて第1のダンパ材より優
れたダンパ特性を発揮する。
【0019】(2)動作の説明
次に、本実施形態の動作について図1、図2を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0020】光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータのばね7が高次変形モードを起こし、対物レンズア
クチュエータにおいて上記図5に関し説明したようなヨ
ーイングが発生しそうになると、ばね7の反力により弾
性部材8をヒンジとして、可動部13及び固定基板10
と一体のダンパボックス9は首振り運動を起こそうとす
る。しかし、ダンパボックス9と固定ブロック11との
間の隙間には第2のダンパ材12が充填されているた
め、首振り運動は抑制される。従って、ばね7の高次変
形モードが原因のヨーイングが抑制される。
ータのばね7が高次変形モードを起こし、対物レンズア
クチュエータにおいて上記図5に関し説明したようなヨ
ーイングが発生しそうになると、ばね7の反力により弾
性部材8をヒンジとして、可動部13及び固定基板10
と一体のダンパボックス9は首振り運動を起こそうとす
る。しかし、ダンパボックス9と固定ブロック11との
間の隙間には第2のダンパ材12が充填されているた
め、首振り運動は抑制される。従って、ばね7の高次変
形モードが原因のヨーイングが抑制される。
【0021】図2に第1実施形態の光学ピックアップの
対物レンズアクチュエータが搭載される光学記録再生装
置のトラッキング方向の伝達特性図を示す。従来例で
は、上記図6に示したように、ばね67の高次変形モー
ドに起因するヨーイングの周波数では、伝達特性上、大
きな共振ピークと位相廻りを起こし、制御上発振してし
まい制御不能となり、情報の記録再生が困難となること
があったが、本発明の第1実施形態では、図2に示すよ
うに、ばねの高次変形モードを原因とする数kHzの制
御上の不要振動であるヨーイングを抑制できるので、安
定した制御が可能となり、高密度の情報の記録再生を行
うことが可能となる。
対物レンズアクチュエータが搭載される光学記録再生装
置のトラッキング方向の伝達特性図を示す。従来例で
は、上記図6に示したように、ばね67の高次変形モー
ドに起因するヨーイングの周波数では、伝達特性上、大
きな共振ピークと位相廻りを起こし、制御上発振してし
まい制御不能となり、情報の記録再生が困難となること
があったが、本発明の第1実施形態では、図2に示すよ
うに、ばねの高次変形モードを原因とする数kHzの制
御上の不要振動であるヨーイングを抑制できるので、安
定した制御が可能となり、高密度の情報の記録再生を行
うことが可能となる。
【0022】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、レンズホルダ2を保持するばね7を固定する固定部
を、ダンパ特性を持つ構造でアクチュエータベース5と
連結する。レンズホルダ2を保持するばね7が高次変形
モードを起こすと、主にレンズホルダ2と対物レンズ1
と固定部とからなる部分は、ばね7の反力によりダンパ
材特性を持つ構造を中心とした首振り運動を起こそうと
する。しかし、その首振り運動はダンパ特性を持つ構造
により抑制され、その結果、ばね7の高次変形モードが
原因のヨーイングが抑制される。即ち、従来問題となっ
ていた弾性材の高次変形モードに起因する数kHzの振
動を抑制することができるため、制御上で発振してしま
うことがなくなり、安定した制御が可能となる。従っ
て、高密度の情報を安定して記録再生することができ
る。
ば、レンズホルダ2を保持するばね7を固定する固定部
を、ダンパ特性を持つ構造でアクチュエータベース5と
連結する。レンズホルダ2を保持するばね7が高次変形
モードを起こすと、主にレンズホルダ2と対物レンズ1
と固定部とからなる部分は、ばね7の反力によりダンパ
材特性を持つ構造を中心とした首振り運動を起こそうと
する。しかし、その首振り運動はダンパ特性を持つ構造
により抑制され、その結果、ばね7の高次変形モードが
原因のヨーイングが抑制される。即ち、従来問題となっ
ていた弾性材の高次変形モードに起因する数kHzの振
動を抑制することができるため、制御上で発振してしま
うことがなくなり、安定した制御が可能となる。従っ
て、高密度の情報を安定して記録再生することができ
る。
【0023】[第2実施形態]
(1)構成の説明
図3は本発明の第2実施形態の光学記録再生装置に搭載
される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータの
構造を示す上面図である。対物レンズアクチュエータ
は、対物レンズ1、レンズホルダ2、コイルアセンブリ
3、支持基板4、アクチュエータベース5、ヨーク部5
a、5b、磁石6a、6b、ばね7、固定基板10、固
定ブロック11、ダンパボックス14を備えている。本
実施形態の対物レンズアクチュエータは、フォーカシン
グ及びトラッキング方向に可動する二軸アクチュエータ
として構成されている。尚、図3では、図1と同じ部材
には同一番号を付しており、相異点以外の説明を省略す
る。
される光学ピックアップの対物レンズアクチュエータの
構造を示す上面図である。対物レンズアクチュエータ
は、対物レンズ1、レンズホルダ2、コイルアセンブリ
3、支持基板4、アクチュエータベース5、ヨーク部5
a、5b、磁石6a、6b、ばね7、固定基板10、固
定ブロック11、ダンパボックス14を備えている。本
実施形態の対物レンズアクチュエータは、フォーカシン
グ及びトラッキング方向に可動する二軸アクチュエータ
として構成されている。尚、図3では、図1と同じ部材
には同一番号を付しており、相異点以外の説明を省略す
る。
【0024】第1実施形態との相異点を説明すると、固
定ブロック11は、接続部11aを備えている。また、
ダンパボックス14は、固定ブロック11の接続部11
aと対向する位置に接続部14aを備えている。ダンパ
ボックス14は、接続部14aで固定ブロック11の接
続部11aと接続されている。ダンパボックス14は、
第2のダンパ材を構成しており、例えば減衰性の大きな
樹脂等で形成されている。ダンパボックス14の穴部に
は第1実施形態と同様な第1のダンパ材が充填されてい
る。また、ばね7が固定されダンパボックス14と一体
となる固定基板10は、たとえばフレキシブル基板等の
たわみやすい材料で形成されている。
定ブロック11は、接続部11aを備えている。また、
ダンパボックス14は、固定ブロック11の接続部11
aと対向する位置に接続部14aを備えている。ダンパ
ボックス14は、接続部14aで固定ブロック11の接
続部11aと接続されている。ダンパボックス14は、
第2のダンパ材を構成しており、例えば減衰性の大きな
樹脂等で形成されている。ダンパボックス14の穴部に
は第1実施形態と同様な第1のダンパ材が充填されてい
る。また、ばね7が固定されダンパボックス14と一体
となる固定基板10は、たとえばフレキシブル基板等の
たわみやすい材料で形成されている。
【0025】(2)動作の説明
次に、本実施形態の動作について図3を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0026】光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータのばね7が高次変形モードを起こし、対物レンズア
クチュエータにおいて図5に関し説明したようなヨーイ
ングが発生しそうになると、ばね7の反力により、固定
ブロック11の接続部11aを支点としてダンパボック
ス14が微小量たわみ振動しようとする。しかし、ダン
パボックス14は減衰性の大きな材質で作られていて第
2のダンパ材を構成しているため、振動は減衰され、そ
の結果、ばね7の高次変形モードが原因のヨーイングは
抑制される。
ータのばね7が高次変形モードを起こし、対物レンズア
クチュエータにおいて図5に関し説明したようなヨーイ
ングが発生しそうになると、ばね7の反力により、固定
ブロック11の接続部11aを支点としてダンパボック
ス14が微小量たわみ振動しようとする。しかし、ダン
パボックス14は減衰性の大きな材質で作られていて第
2のダンパ材を構成しているため、振動は減衰され、そ
の結果、ばね7の高次変形モードが原因のヨーイングは
抑制される。
【0027】以上説明したように、第2実施形態によれ
ば、第1実施形態と同様に、従来問題となっていた弾性
材の高次変形モードに起因する数kHzの振動を抑制す
ることができるため、制御上で発振してしまうことがな
くなり、安定した制御が可能となる。従って、高密度の
情報を安定して記録再生することができる。
ば、第1実施形態と同様に、従来問題となっていた弾性
材の高次変形モードに起因する数kHzの振動を抑制す
ることができるため、制御上で発振してしまうことがな
くなり、安定した制御が可能となる。従って、高密度の
情報を安定して記録再生することができる。
【0028】[他の実施形態]上記の第1実施形態、第
2実施形態では、対物レンズアクチュエータをフォーカ
シング方向及びトラッキング方向に可動する二軸アクチ
ュエータとした場合の説明を行ったが、フォーカシング
方向及びトラッキング方向に加えてチルト方向に可動す
る三軸アクチュエータにも適用することができる。
2実施形態では、対物レンズアクチュエータをフォーカ
シング方向及びトラッキング方向に可動する二軸アクチ
ュエータとした場合の説明を行ったが、フォーカシング
方向及びトラッキング方向に加えてチルト方向に可動す
る三軸アクチュエータにも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学記録再生装置に搭載される光学ピックアップの対物
レンズアクチュエータにおいて、対物レンズが搭載され
た可動部と、前記可動部を支持する支持部材と、前記可
動部を所定方向に移動可能な状態で固定部と連結する複
数の弾性体とを備え、前記弾性体の一端を前記可動部に
固定し、前記弾性体の他端を前記固定部に固定し、前記
固定部をダンパ特性を有する構造で前記支持部材と連結
した構造としているので、従来問題となっていた弾性体
の高次変形モードに起因する数kHz程度の高い周波数
の振動を抑制することができるため、制御上で発振して
しまうことがなくなり、安定した制御が可能となる。従
って、高密度の情報を安定して記録再生することができ
る。
光学記録再生装置に搭載される光学ピックアップの対物
レンズアクチュエータにおいて、対物レンズが搭載され
た可動部と、前記可動部を支持する支持部材と、前記可
動部を所定方向に移動可能な状態で固定部と連結する複
数の弾性体とを備え、前記弾性体の一端を前記可動部に
固定し、前記弾性体の他端を前記固定部に固定し、前記
固定部をダンパ特性を有する構造で前記支持部材と連結
した構造としているので、従来問題となっていた弾性体
の高次変形モードに起因する数kHz程度の高い周波数
の振動を抑制することができるため、制御上で発振して
しまうことがなくなり、安定した制御が可能となる。従
って、高密度の情報を安定して記録再生することができ
る。
【図1】本発明の第1実施形態の対物レンズアクチュエ
ータの構造を示す上面図である。
ータの構造を示す上面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のトラッキング方向伝達
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図3】本発明の第2実施形態の対物レンズアクチュエ
ータの構造を示す上面図である。
ータの構造を示す上面図である。
【図4】従来例の対物レンズアクチュエータの構造を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】従来例の対物レンズアクチュエータのヨーイン
グを示す上面図である。
グを示す上面図である。
【図6】従来例のトラッキング方向伝達特性を示す図で
ある。
ある。
1 対物レンズ
2 レンズホルダ
3 コイルアセンブリ
4 支持基板
5 アクチュエータベース
5a、5b ヨーク部
6a、6b 磁石
7 ばね
8 弾性部材
9、14 ダンパボックス
10 固定基板
11 固定ブロック
11a 接続部
12 ダンパ材
13 可動部
14a 接続部
Claims (10)
- 【請求項1】 光学記録再生装置に搭載される光学ピッ
クアップの対物レンズアクチュエータにおいて、 対物レンズが搭載された可動部と、該可動部に一端が固
定された複数の弾性体と、該弾性体の他端が固定された
固定部と、該固定部を支持する支持部材とを備えてお
り、前記可動部は前記弾性体の変形により少なくともフ
ォーカシング方向及びトラッキング方向に移動するよう
にされており、 前記弾性体は第1のダンパ材と接しており、前記固定部
の少なくとも一部は前記第1のダンパ材とは異なる第2
のダンパ材と接していることを特徴とする光学ピックア
ップの対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項2】 前記弾性体が線状ばねであることを特徴
とする、請求項1記載の光学ピックアップの対物レンズ
アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記固定部と前記支持部材とは弾性部材
を介して接続されており、前記第2のダンパ材は前記固
定部と前記支持部材との間の隙間に充填されていること
を特徴とする、請求項1〜2のいずれか記載の光学ピッ
クアップの対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項4】 前記第1のダンパ材は前記固定部に形成
された穴部内に充填されていることを特徴とする、請求
項3に記載の光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータ。 - 【請求項5】 前記固定部は前記弾性体の他端が固定さ
れた固定基板と該固定基板に固定され且つ前記支持部材
に接続されたダンパボックスとを含んでおり、前記第2
のダンパ材は前記固定基板と前記支持部材との間の隙間
に充填されており、前記穴部は前記ダンパボックスに形
成されていることを特徴とする、請求項4に記載の光学
ピックアップの対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項6】 前記固定部は前記弾性体の他端が固定さ
れた固定基板と該固定基板に固定され且つ前記支持部材
に接続されたダンパボックスとを含んでおり、該ダンパ
ボックスにより前記第2のダンパ材が構成されているこ
とを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の光学
ピックアップの対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項7】 前記固定基板により前記第1のダンパ材
が構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の
光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ。 - 【請求項8】 前記第1のダンパ材は前記固定部に形成
された穴部内に充填されていることを特徴とする、請求
項6に記載の光学ピックアップの対物レンズアクチュエ
ータ。 - 【請求項9】 前記第2のダンパ材は前記可動部の振動
に対して前記第1のダンパ材より高い周波数領域で優れ
たダンパ特性を発揮することを特徴とする、請求項1〜
8のいずれかに記載の光学ピックアップの対物レンズア
クチュエータ。 - 【請求項10】 前記第1のダンパ材は10〜100H
zにおいて前記第2のダンパ材より優れたダンパ特性を
発揮し、前記第2のダンパ材は1〜10kHzにおいて
前記第1のダンパ材より優れたダンパ特性を発揮するこ
とを特徴とする、請求項9に記載の光学ピックアップの
対物レンズアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364572A JP2003168228A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364572A JP2003168228A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003168228A true JP2003168228A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19174738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001364572A Pending JP2003168228A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 光学ピックアップの対物レンズアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003168228A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100394482C (zh) * | 2004-09-13 | 2008-06-11 | 索尼株式会社 | 光拾取器及光盘驱动装置 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364572A patent/JP2003168228A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100394482C (zh) * | 2004-09-13 | 2008-06-11 | 索尼株式会社 | 光拾取器及光盘驱动装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040426 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041001 |
|
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Effective date: 20041007 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
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