JP2003168176A - 警報システム - Google Patents

警報システム

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JP2003168176A
JP2003168176A JP2001367736A JP2001367736A JP2003168176A JP 2003168176 A JP2003168176 A JP 2003168176A JP 2001367736 A JP2001367736 A JP 2001367736A JP 2001367736 A JP2001367736 A JP 2001367736A JP 2003168176 A JP2003168176 A JP 2003168176A
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JP2001367736A
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Yukio Okada
幸夫 岡田
Kenji Kuniyoshi
賢治 國吉
Shinji Yamamoto
心司 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時には近隣する建物にまで警報イベント
を知らせるが、通常時には通信内容が他の建物に漏洩し
ない警報システムを提供する。 【解決手段】 1つの柱上トランス4から電力供給され
る同一配電系統内の近隣の建物間及びそれら建物内に敷
設された電力線Lに接続される、火災センサ等の複数の
センサ端末2a、2b、・・及びそれら端末を管理する
情報管理装置3との間で、電力線搬送通信により通信を
行う警報システム1であって、前記センサ端末2に、イ
ベントを検出するイベント検知手段と、検出したイベン
ト情報を暗号化して情報管理装置に送信するイベント通
知手段とを設けるとともに、前記情報管理装置3には、
暗号化されたイベント情報を解析するイベント解析手段
と解析したイベントの内容により判断するイベント判断
手段と判断された結果に基づきイベント情報を一斉同報
通知する同報手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力線搬送通信を
利用した警報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存の電灯線、電力線を伝送媒体として
各種機器をネットワーク化する通信技術として電力線搬
送通信が知られている。例えば、特開平11−8911
5号公報では、電気機器における異変を検出するような
監視システム100(図示せず)が示されている。この
監視システム100は、電力線に電気機器での異変を検
出するための警報端末と検出信号を受信する警報親機が
接続されてなり、電力線搬送通信技術を用いて通信する
ことで異変の発生を知らせるようになっている。これら
の電力線搬送通信の技術を用いれば、既設の建物であっ
ても、異変検出用の新たな通信路を敷設するなどの配線
工事が必要なしに機器の異変を監視できるような監視シ
ステムを得ることができる。
【0003】また、同じく住居等での監視システムとし
て、近隣の住人同士の連携により警報の監視を行う監視
システム200も広く知られている。この監視システム
200は、図12に示すように、警報端末となる非常用
押しボタン201とそれら端末を監視する警報親機20
2とを各住居ごとに備えるとともに、それら近隣の警報
親機間202a、202b、・・・を専用配線にて接続
してなる。この構成にて、いずれかの住居に備えられた
非常用押しボタン201にて警報イベントが検知された
場合、専用配線で結ばれた近隣の住居の警報親機202
b、・・・にも、ブザー音等の通知手段により警報が通
知されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術である監視システム200では、住人同士の連
携をとるために警報を通知したい近隣の警報親機間を専
用配線にて接続する必要があり、その設置作業には非常
に労力を要していた。一方、電力線搬送通信を利用した
監視システム100は、端末や警報親機との間に専用配
線を新たに設けることなく警報を監視することができる
が、同一の柱上トランスにて接続される近隣の建物間
で、他の建物内での通信内容が漏洩してしまうことが想
定される。
【0005】本発明は、かかる事由に鑑み、緊急時には
広く近隣する建物にまで警報イベントを知らせるが、通
常時には通信内容が他の建物に漏洩することのない警報
システムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の警報シ
ステムは、1つの柱上トランスから電力供給される同一
配電系統内の近隣の建物間及びそれら建物内に敷設され
た電力線に接続される、火災センサ等の複数のセンサ端
末及びそれら端末を管理する情報管理装置との間で、電
力線搬送通信により通信を行う警報システムにおいて、
前記センサ端末に、イベントを検出するイベント検知手
段と、検出したイベント情報を暗号化して情報管理装置
に送信するイベント通知手段とを設けるとともに、前記
情報管理装置には、暗号化されたイベント情報を受信し
解析するイベント解析手段と解析したイベントの内容に
より判断するイベント判断手段と判断された結果に基づ
きイベント情報を一斉同報通知する同報手段とを設け、
前記イベント検知手段にてイベントが検出されると、前
記センサ端末はイベント情報を暗号化して情報管理装置
に送信するとともに、暗号化されたイベント情報を受信
し解析した情報管理装置は、解析した結果が警報イベン
トであると判断すると、警報イベントの情報を通知する
とともに近隣する建物に警報イベント情報を一斉同報す
ることを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の警報システムは
1つの柱上トランスから電力供給される同一配電系統内
の近隣の建物間及びそれら建物内に敷設された電力線に
接続される、火災センサ等の複数のセンサ端末及びそれ
ら端末を管理する情報管理装置との間で、電力線搬送通
信により通信を行う警報システムにおいて、前記センサ
端末に、イベントを検出するイベント検知手段と、検出
したイベント情報を暗号化して情報管理装置に送信する
イベント通知手段と、イベントの内容を判断するイベン
ト判断手段と、判断した結果に基づきイベント情報を一
斉同報する同報手段とを設けるとともに、前記情報管理
装置には、暗号化されたイベント情報を解析するイベン
ト解析手段を設け、前記イベント検知手段にてイベント
が検出されると、前記イベント判断手段にてそのイベン
トが警報イベントかどうかが判断され、そのイベントが
警報イベントであると判断された場合は、近隣する建物
に警報イベント情報を一斉同報し、イベントが警報イベ
ントでないと判断された場合は、前記情報管理装置に暗
号化したイベント情報を送信することを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の警報システムは、請
求項1または2記載の発明において、前記イベント情報
を送信する際に、前記センサ端末がイベントの発生した
場所または建物に関する情報を付加して送信することを
特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態
に係る警報システムの構成図であり、図2は、センサ端
末のブロック図である。また、図3は情報管理装置のブ
ロック図である。
【0010】図1に示すように、警報システム1は、建
物に敷設された電力線Lに接続された複数のセンサ端末
2と、それら端末を管理し情報を通知する情報管理装置
3とが接続され構成される。また、同一の柱上トランス
4に接続された近隣する建物間も、同電力線Lで接続さ
れている。
【0011】センサ端末2は、火災センサ、ガス漏れセ
ンサ、防犯センサ、降雨検知センサなどの各種センサで
あり、電力線搬送通信を行うための機能を備えてなる。
このセンサ端末2は、図2に示すように、電力線Lから
電源と通信データを分離または結合する結合回路21、
電力線搬送通信を行うための信号を作成するPLCモデ
ム部22と、イベントを検知するセンサ部23と、それ
ら各部を制御する制御部24と、処理プログラムなどを
記憶した記憶部25と、各部に電源を供給する電源部2
6とから構成される。
【0012】結合回路21は、図4に示すような回路に
て形成されるもので、PLCモデム部で生成された信号
を電力線Lの商用交流電圧に重畳したり、逆に電力線L
の商用交流電圧に重畳されている信号成分だけを取り出
す。
【0013】PLCモデム部22は、電力線搬送通信に
おける信号を変復調するものであり、専用チップ等にて
形成されるものである。このPLCモデム部22では、
制御部24から入力されるデジタル信号を変調して電力
線Lに送出するためのアナログ信号を作成したり、前記
結合回路21から入力されたアナログ信号を復調してデ
ジタル信号に変換し制御部24に出力する。
【0014】センサ部23は、建物におけるイベントを
検知するためのもので、センサ端末ごとにその機能が異
なる。この実施の形態におけるセンサ端末2は、前述し
たように火災センサ、ガス漏れセンサ、防犯センサ、降
雨検知センサなどの家庭内で使用される各種センサであ
り、センサ部23で検知されたイベント情報は制御部2
4に入力される。
【0015】制御部24は、センサ端末2内の各部を制
御するためのもので、マイクロコンピュータにて形成さ
れる。この制御部24は、予め設定された処理プログラ
ムにより、センサ部23からの情報を受けイベント通知
メッセージを作成したり、記憶部25に記憶された共通
鍵を用いてイベント通知メッセージを暗号化したり、暗
号化されたイベント通知メッセージをPLCモデム部2
2へ出力したりする機能を有する。
【0016】記憶部25は、各種情報を記憶するための
ものであり、RAMやROMで形成される。この記憶部
25には、制御部24で用いられる処理プログラム以外
に端末のアドレスやメッセージの暗号化処理で利用され
る共通鍵が格納されており、それらは制御部24からの
呼び出し命令により読み出される。
【0017】電源部26は、電源安定化回路等にて形成
されるものであり、センサ端末内の各部に電源を供給す
る。
【0018】情報管理装置3は、端末で取得された情報
を管理し表示するための装置であり、図3の示すよう
に、電力線Lから電源と通信データを分離または結合す
る結合回路31、電力線搬送通信を行うための信号を作
成するPLCモデム部32と、センサ端末から送出され
る情報を表示する表示部33と、警報情報などを音にて
知らせるための音声出力部37と、それら各部を制御す
る制御部34と、処理プログラムなどを記憶した記憶部
35と、各部に電源を供給する電源部36とから構成さ
れる。なお、表示部33、制御部34、音声出力部37
以外の各部は、上記センサ端末2において説明した対応
する各部と同じ機能を有する。
【0019】表示部33は、液晶ディスプレイ等にて形
成されるもので、例えば警報イベントとして火災警報イ
ベントが通知されると、図5に示されるような表示を行
う。
【0020】音声出力部37は、警報イベントを利用者
に知らせるためのもので、ブザーなどにて形成される。
この場合警報イベントが通知されると、警報イベントの
種別に応じた警報音が鳴るようになっている。
【0021】制御部34は、情報管理装置3内の各部を
制御するためのもので、マイクロコンピュータにて形成
される。この制御部34は、予め設定された処理プログ
ラムにより、PLCモデム部32より渡された暗号化さ
れたイベント通知メッセージを記憶部25に記憶された
共通鍵を用いて復号化したり、復号化されたイベント通
知メッセージの内容がどのようなものであるのかを解析
したり、解析した内容に基づきイベント情報を表示部3
3や音声出力部37にて表示出力するかどうかを判断し
たり、判断した結果に基づき警報イベントを近隣する建
物にまで警報を知らせるための警報メッセージを作成す
るとともに一斉同報したりする機能を有する。
【0022】なお、記憶部35は、図6に示すようなイ
ベントの内容とその重要度とが組となったイベントリス
トを備えており、受信したイベント通知メッセージの内
容が警報イベントかどうかのが判断に適用される。ま
た、この場合、制御部34で一斉同報される警報メッセ
ージは、図7(B)に示すようなメッセージが作成され
送信されることになる。
【0023】次に、この実施形態における警報システム
1の動作を、図8及び図9のフローチャートを用いて説
明する。
【0024】センサ端末2は、通常状態においてセンサ
部23でイベントを監視している(S1)。イベントを
検知すると、センサ部23は制御部24にその情報を出
力する。制御部は、イベントを示すイベント通知メッセ
ージを作成し(S2)、予め記憶部25に記憶された共
通鍵を用いてそのイベント通知メッセージを暗号化する
(S3)。暗号化されたイベント通知メッセージは、イ
ベント通知信号としてPLCモデム部22により電力線
Lに送信される(S4)。
【0025】情報管理装置3は、通常状態において電力
線Lから送出されるイベント通知信号を監視している
(S5)。イベント通知信号を受信すると、記憶部35
に記憶された共通鍵を用いてイベント通知信号を復号化
し(S6)、イベント通知メッセージの内容を解析する
(S7)。解析されたイベント通知メッセージの内容が
警報イベントであった場合、表示部33にて警報イベン
トの内容を知らせたり、音声出力部37にて警報を知ら
せたりする通報処理が行われる(S8)。そして、近隣
する建物にまで警報を知らせるための一斉同報処理が行
われる(S9)。一斉同報処理では、警報メッセージが
一斉同報され、同一のトランスに接続される近隣する建
物にまで警報イベントが通知される。警報メッセージを
受信した情報管理装置3a、3b・・・も、警報が発生
した建物内の情報管理装置3と同じく、通報処理が行わ
れることになる。
【0026】なお、解析されたイベント通知メッセージ
の内容が警報イベントでなかった場合は、単にメッセー
ジの内容を表示するなどの通常処理が行われる(S1
0)。ここで、上述のことより、一斉同報された警報メ
ッセージに対する通報処理も、通常処理に含まれること
になる。
【0027】上記に説明したように、センサ端末2と情
報管理装置3の間のイベント通知信号は暗号化されてい
るため、近隣の建物からはイベント通知の内容を解読す
ることができないが、検知したイベントが火災などの警
報イベントの場合には、情報管理装置3においてその警
報イベントが一斉同報されるので、近隣する建物の情報
管理装置3a、3b・・・でも、警報メッセージとして
解読することが可能となる。
【0028】かかる警報システム1にあっては、火災な
どの警報イベントが発生した建物以外の近隣する建物の
住人も警報イベントが発生したことを知ることができ、
例えば初期消火などの活動を迅速に行うことが可能とな
る。なお、かかる警報システム1は、火災発生建物の住
人が留守などで不在の場合にその効果が顕著である。
【0029】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、請求項2記載の警報システム1に
対応するものであり、システム構成は同じであるが、セ
ンサ端末2と情報管理装置3におけるイベントの取り扱
いが第1の実施形態とは異なる。したって、以下にその
相違点のみ説明を加える。
【0030】このセンサ端末2の制御部24は、この場
合前述の実施の形態における機能以外に、イベント情報
が警報イベントかどうかを判断したり、判断した結果に
より警報イベントを近隣する建物にまで警報を知らせる
ための警報メッセージを作成し一斉同報する機能を備え
る。また、この情報管理装置3は、この場合前述の実施
の形態における機能のうち、解析した内容に基づきイベ
ント情報を表示部33や音声出力部37にて表示出力す
るかどうかを判断したりする機能を有さないものとなっ
ている。
【0031】以下に、この実施形態における警報システ
ム1の動作を、図10及び図11のフローチャートを用
いて説明する。
【0032】センサ端末2は、通常状態においてセンサ
部23でイベントを監視している(ST1)。イベント
を検知すると、センサ部23は制御部24にその情報を
出力する。制御部24は、イベントを示すイベント通知
メッセージを作成する(ST2)。そして、センサ部2
3から出力されたイベントの内容が警報イベントかどう
か判断する(ST3)。そのイベントの内容が警報イベ
ントであった場合、近隣する建物にまで警報を知らせる
ための一斉同報処理が行われる(ST4)。一斉同報処
理では、図7(B)に示すような警報メッセージが一斉
同報され、同じ建物にある情報管理装置3aに通知され
るとともに、同一のトランスにて接続される近隣する建
物にまで警報イベントが通知される。警報メッセージを
受信した情報管理装置3b、・・・も、警報が発生した
建物内の情報管理装置3aと同じく、通報処理が行われ
ることになる。
【0033】なお、判断されたイベントの内容が警報イ
ベントでなかった場合は、予め記憶部に記憶された共通
鍵を用いてそのイベント通知メッセージを暗号化する
(ST5)。暗号化されたイベント通知メッセージは、
イベント通知信号としてPLCモデム部22により電力
線Lに送信される(ST6)。
【0034】情報管理装置3は、通常状態において電力
線Lから送出されるイベント通知信号を監視している
(ST7)。イベント通知信号を受信すると、記憶部3
5に記憶された共通鍵を用いてイベント通知信号を復号
化し(S8)、イベント通知メッセージを取り出す。そ
して、イベント通知メッセージの内容を表示するなどの
通常処理を行う(ST9)。
【0035】上記に説明したように、警報イベント以外
の通常のイベントを検知した場合は、センサ端末2と情
報管理装置3aの間のイベント通知信号は暗号化されて
いるため、近隣の建物からはイベント通知の内容を解読
することができないが、検知したイベントが火災などの
警報イベントの場合には、センサ端末2においてその警
報イベントが一斉同報されるので、近隣する建物の情報
管理装置3b、・・・でも、警報メッセージとして解読
することが可能となる。
【0036】かかる警報システムにあっては、情報管理
装置3に一斉同報手段を設けなくても警報イベントが一
斉同報されるので、例えば火災などで情報管理装置3が
故障してしまった場合においても近隣する建物に警報イ
ベントを知らせることができる。
【0037】なお、本発明の警報システム1は、上述し
たもののみに限定されるものではなく、例えばセンサ端
末2に公衆回線網とのインターフェースとなる公衆回線
接続部を設け、検知したイベントが警報イベントであっ
た場合、通報先となるサービスセンターへ警報イベント
の内容を通報するようにしてなすなど本発明の要旨を逸
脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論
である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の警報システムにあっては、1つの柱上トラン
スから電力供給される同一配電系統内の近隣の建物間及
びそれら建物内に敷設された電力線に接続される、火災
センサ等の複数のセンサ端末及びそれら端末を管理する
情報管理装置との間で、電力線搬送通信により通信を行
う警報システムにおいて、前記センサ端末に、イベント
を検出するイベント検知手段と、検出したイベント情報
を暗号化して情報管理装置に送信するイベント通知手段
とを設けるとともに、前記情報管理装置には、暗号化さ
れたイベント情報を受信し解析するイベント解析手段と
解析したイベントの内容により判断するイベント判断手
段と判断された結果に基づきイベント情報を一斉同報通
知する同報手段とを設け、前記イベント検知手段にてイ
ベントが検出されると、前記センサ端末はイベント情報
を暗号化して情報管理装置に送信するとともに、暗号化
されたイベント情報を受信し解析した情報管理装置は、
解析した結果が警報イベントであると判断すると、警報
イベントの情報を通知するとともに近隣する建物に警報
イベント情報を一斉同報するようにしたもので、センサ
端末と情報管理装置の間のイベント通知信号は暗号化さ
れているため近隣の建物からはイベント通知の内容を解
読することができないが、検知したイベントが火災など
の警報イベントの場合には、情報管理装置においてその
警報イベントが一斉同報されるので、近隣する建物の情
報管理装置でも、警報メッセージとして解読することが
可能となり、緊急時には広く近隣する建物にまで警報イ
ベントを知らせるが、通常時には通信内容が他の建物に
漏洩することのないという効果を奏する。
【0039】また、請求項2に記載の警報システムにあ
っては、1つの柱上トランスから電力供給される同一配
電系統内の近隣の建物間及びそれら建物内に敷設された
電力線に接続される、火災センサ等の複数のセンサ端末
及びそれら端末を管理する情報管理装置との間で、電力
線搬送通信により通信を行う警報システムにおいて、前
記センサ端末に、イベントを検出するイベント検知手段
と、検出したイベント情報を暗号化して情報管理装置に
送信するイベント通知手段と、イベントの内容を判断す
るイベント判断手段と、判断した結果に基づきイベント
情報を一斉同報する同報手段とを設けるとともに、前記
情報管理装置には、暗号化されたイベント情報を受信し
解析するイベント解析手段を設け、前記イベント検知手
段にてイベントが検出されると、前記イベント判断手段
にてそのイベントが警報イベントかどうかが判断され、
そのイベントが警報イベントであると判断された場合
は、近隣する建物に警報イベント情報を一斉同報し、イ
ベントが警報イベントでないと判断された場合は、前記
情報管理装置に暗号化したイベント情報を送信するよう
にしたもので、情報管理装置に一斉同報手段を設けなく
ても警報イベントが一斉同報されるので、例えば火災な
どで情報管理装置が故障してしまった場合においても近
隣する建物に警報イベントを知らせることができるとい
う効果を奏する。
【0040】また、請求項3に記載の警報システムにあ
っては、請求項1または2記載の発明において、前記イ
ベント情報を送信する際に、前記センサ端末がイベント
の発生した場所または建物に関する情報を付加して送信
するようにしたもので、イベント情報を受信する情報管
理装置では、発生した場所や建物に関する細かな情報が
取得できるので、例えば初期消火などの活動を迅速に行
うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる警報システムの
システム構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかるセンサ端末のブ
ロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる情報管理装置の
ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる結合回路を示す
説明図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかる情報管理装置で
の火災警報イベントの表示例を示す説明図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかるイベントリスト
を示す説明図である。
【図7】本発明の第1実施形態にかかるメッセージフォ
ーマットを示す説明図である。
【図8】本発明の第1実施形態にかかるセンサ端末の動
作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる情報管理装置の
動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2実施形態にかかるセンサ端末の
動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態にかかるセンサ端末の
動作を示すフローチャートである。
【図12】従来の電力線を用いた警報システムのシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1 警報システム 2 センサ端末 3 情報管理装置 4 柱上トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 心司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA05 AA09 AA24 BB07 BB39 BB65 BB75 DD03 DD04 DD08 DD20 DD33 EE12 EE13 GG19 GG35 5K046 AA03 PS29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの柱上トランスから電力供給される同
    一配電系統内の近隣の建物間及びそれら建物内に敷設さ
    れた電力線に接続される、火災センサ等の複数のセンサ
    端末及びそれら端末を管理する情報管理装置との間で、
    電力線搬送通信により通信を行う警報システムにおい
    て、 前記センサ端末に、イベントを検出するイベント検知手
    段と、検出したイベント情報を暗号化して情報管理装置
    に送信するイベント通知手段とを設けるとともに、前記
    情報管理装置には、暗号化されたイベント情報を受信し
    解析するイベント解析手段と解析したイベントの内容に
    より判断するイベント判断手段と判断された結果に基づ
    きイベント情報を一斉同報通知する同報手段とを設け、 前記イベント検知手段にてイベントが検出されると、前
    記センサ端末はイベント情報を暗号化して情報管理装置
    に送信するとともに、暗号化されたイベント情報を受信
    し解析した情報管理装置は、解析した結果が警報イベン
    トであると判断すると、警報イベントの情報を通知する
    とともに近隣する建物に警報イベント情報を一斉同報す
    ることを特徴とする警報システム。
  2. 【請求項2】1つの柱上トランスから電力供給される同
    一配電系統内の近隣の建物間及びそれら建物内に敷設さ
    れた電力線に接続される、火災センサ等の複数のセンサ
    端末及びそれら端末を管理する情報管理装置との間で、
    電力線搬送通信により通信を行う警報システムにおい
    て、 前記センサ端末に、イベントを検出するイベント検知手
    段と、検出したイベント情報を暗号化して情報管理装置
    に送信するイベント通知手段と、イベントの内容を判断
    するイベント判断手段と、判断した結果に基づきイベン
    ト情報を一斉同報する同報手段とを設けるとともに、前
    記情報管理装置には、暗号化されたイベント情報を受信
    し解析するイベント解析手段を設け、 前記イベント検知手段にてイベントが検出されると、前
    記イベント判断手段にてそのイベントが警報イベントか
    どうかが判断され、そのイベントが警報イベントである
    と判断された場合は、近隣する建物に警報イベント情報
    を一斉同報し、イベントが警報イベントでないと判断さ
    れた場合は、前記情報管理装置に暗号化したイベント情
    報を送信することを特徴とする警報システム。
  3. 【請求項3】前記イベント情報を送信する際に、前記セ
    ンサ端末がイベントの発生した場所または建物に関する
    情報を付加して送信する請求項1または2記載の警報シ
    ステム。
JP2001367736A 2001-11-30 2001-11-30 警報システム Pending JP2003168176A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100494362B1 (ko) * 2002-02-14 2005-06-10 주식회사 플레넷 전력선 통신 방법을 이용한 방범/방재 시스템
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CH699283A1 (de) * 2008-07-30 2010-02-15 Hansjuerg Leibundgut Anordnung zum Verhindern von Bränden.
JP2011080599A (ja) * 2010-11-04 2011-04-21 Hochiki Corp 水素ステーションの防災設備
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