JP2003167722A - 印刷システム、印刷プレビュ方法、プログラム、プリンタドライバおよびプリンタドライバにおけるプレビュ方法 - Google Patents

印刷システム、印刷プレビュ方法、プログラム、プリンタドライバおよびプリンタドライバにおけるプレビュ方法

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JP2003167722A
JP2003167722A JP2001366555A JP2001366555A JP2003167722A JP 2003167722 A JP2003167722 A JP 2003167722A JP 2001366555 A JP2001366555 A JP 2001366555A JP 2001366555 A JP2001366555 A JP 2001366555A JP 2003167722 A JP2003167722 A JP 2003167722A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレビュサイズの変更に起因するプレビュ画
像におけるジャギーの発生や位置による線の太さの違い
などの発生を極力少なく抑制するとともに、プレビュサ
イズの変更によるプレビュ画像の再作成の頻度を極力少
なくすることができる印刷システムを提供する。 【解決手段】 プレビュサイズが変更された際に、プレ
ビュファイル109の解像度に対する変更の有無が決定
される。プレビュファイル109の解像度の変更が不要
であるきには、プレビュファイル109から得られる印
刷イメージ111を変更されたプレビュサイズで表示
し、解像度の変更が必要であるきには、EMFスプール
ファイル104を変更されたプレビュサイズから決定さ
れたプレビュ用解像度に応じたプレビュファイル109
に変換し、このプレビュファイル109から得られる印
刷イメージを変更されたプレビュサイズで表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
ソフトウェアにより作成された印刷データに基づき用紙
上に印刷される画像に対するプレビュ画像を表示する印
刷プレビュ機能を有する印刷システム、印刷プレビュ方
法、プログラム、プリンタドライバおよびそれにおける
プレビュ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アプリケーションソフトウェアなどで作
成された文字、図形などのデータを実際に用紙上に印刷
する前に、印刷されるイメージを一旦ホストコンピュー
タ上の画面に表示して利用者に提示する印刷プレビュ機
能が知られている。利用者は、この印刷プレビュ機能を
利用して印刷される画像をチェックすることで、理想の
レイアウトが実現されるまで再編集を行うことができ
る。
【0003】印刷プレビュ機能は多くのアプリケーショ
ンに設けられているが、プリンタドライバにおいても、
その高機能化に伴いレイアウトの変更機能などを行うこ
とが可能になり、プリンタドライバでのレイアウト変更
後のデータをプレビュする機能が求められている。そし
て、プリンタドライバでプレビュを行う場合、文字、図
形などのデータをビットマップへ展開(ラスタライズ)
後、プリンタに送信する前に画面に表示する方法が用い
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリンタが高
解像度化されたものである場合、データが高解像度のビ
ットマップへ展開されるので、この高解像度のビットマ
ップを印刷イメージとして表示するプレビュを行う場
合、プレビュ処理に時間が掛かることになる。よって、
低解像度のビットマップを作成し、プレビュを行う必要
があるが、低解像度で作成したビットマップをプレビュ
する際に、拡大表示を行うと、画面上でジャギーが目立
つことになる。
【0005】そこで、ジャギーが目立たないようにする
ために、画面上のプレビュサイズに応じてプレビュ用ビ
ットマップの解像度を変更することが考えられるが、倍
率を変更する度に再度ビットマップを作成する必要があ
るので、プレビュに余分な時間が掛かる。
【0006】また、スプール後と異なる解像度でラスタ
ライズするには、座標変換が必要となるが、スプールし
た解像度と描画する解像度との関係によっては、同じ太
さの線を描画しているにも関わらず位置によっては線の
太さが異なるという問題が発生する。
【0007】例えば図10に示すように、同一の太さの
罫線と数字をスプール後と異なる解像度でラスタライズ
してプレビュすると、各罫線間においては、位置により
太さが異なり、各数字においてはジャギーが目立つこと
がわかる。
【0008】本発明の目的は、プレビュサイズに変更に
起因するプレビュ画像におけるジャギーの発生や位置に
よる線の太さの違いなどの発生を極力少なく抑制すると
ともに、プレビュサイズの変更によるプレビュ画像の再
作成の頻度を極力少なくすることができる印刷システ
ム、印刷プレビュ方法およびプログラムを提供すること
にある。
【0009】また、本発明の目的は、ジャギーの発生や
線の太さの違いなどの発生を減らしてプレビュすること
ができるプリンタドライバおよびそれにおけるプレビュ
方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アプリケーションソフトウェアにより作成された印刷デ
ータをプレビュ用解像度に応じたプレビュ画像用データ
に変換する変換手段と、前記プレビュ用画像データを保
持する記憶手段と、前記記憶手段に保持されているプレ
ビュ用画像データから得られるプレビュ画像を表示する
表示手段と、ユーザの指示により前記表示されているプ
レビュ画像のプレビュサイズが変更されると、該変更さ
れたプレビュサイズに応じたプレビュ用解像度を算出す
る算出手段と、前記算出されたプレビュ用解像度に応じ
て前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像データ
の解像度の変更が必要であるか不要であるかを決定する
決定手段とを備え、前記プレビュ用画像データの解像度
の変更が不要であるきには、前記記憶手段に保持されて
いるプレビュ用画像データから得られるプレビュ画像を
前記変更されたプレビュサイズで前記表示手段に表示
し、前記プレビュ用画像データの解像度の変更が必要で
あるきには、前記変換手段により前記印刷データを前記
決定されたプレビュ用解像度に応じたプレビュ用画像デ
ータへ変換して前記記憶手段に保持し、該プレビュ用画
像データから得られるプレビュ画像を前記変更されたプ
レビュサイズで前記表示手段に表示することを特徴とす
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の印
刷システムにおいて、前記決定手段は、前記算出された
プレビュ用解像度が予め特定された解像度範囲内にある
ときには、前記プレビュ用画像データの解像度の変更が
不要であると決定することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の印
刷システムにおいて、前記変換手段は、前記印刷データ
を印刷用解像度に応じたデータに変換することが可能で
あることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、アプリケーション
ソフトウェアにより作成された印刷データをプレビュ用
解像度に応じたプレビュ画像用データに変換する工程
と、前記プレビュ用画像データを記憶手段に保持する工
程と、前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像デ
ータから得られるプレビュ画像を表示手段に表示する工
程と、ユーザの指示により前記表示されているプレビュ
画像のプレビュサイズが変更されると、該変更されたプ
レビュサイズに応じたプレビュ用解像度を算出する工程
と、前記算出されたプレビュ用解像度に応じて前記記憶
手段に保持されているプレビュ用画像データの解像度の
変更が必要であるか不要であるかを決定する工程と、前
記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要であるき
には、前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像デ
ータから得られるプレビュ画像を前記変更されたプレビ
ュサイズで前記表示手段に表示する工程と、前記プレビ
ュ用画像データの解像度の変更が必要であるきには、前
記印刷データを前記決定されたプレビュ用解像度に応じ
たプレビュ用画像データへ変換して前記記憶手段に保持
し、該プレビュ用画像データから得られるプレビュ画像
を前記変更されたプレビュサイズで前記表示手段に表示
する工程とを有することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の印
刷プレビュ方法において、前記算出されたプレビュ用解
像度が予め特定された解像度範囲内にあるときには、前
記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要であると
決定することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、アプリケーション
ソフトウェアにより作成された印刷データをプレビュ用
解像度に応じたプレビュ画像用データに変換するステッ
プと、前記プレビュ用画像データを記憶手段に保持する
ステップと、前記記憶手段に保持されているプレビュ用
画像データから得られるプレビュ画像を表示手段に表示
するステップと、ユーザの指示により前記表示されてい
るプレビュ画像のプレビュサイズが変更されると、該変
更されたプレビュサイズに応じたプレビュ用解像度を算
出するステップと、前記算出されたプレビュ用解像度に
応じて前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像デ
ータの解像度の変更が必要であるか不要であるかを決定
するステップと、前記プレビュ用画像データの解像度の
変更が不要であるきには、前記記憶手段に保持されてい
るプレビュ用画像データから得られるプレビュ画像を前
記変更されたプレビュサイズで前記表示手段に表示する
ステップと、前記プレビュ用画像データの解像度の変更
が必要であるきには、前記印刷データを前記決定された
プレビュ用解像度に応じたプレビュ用画像データへ変換
して前記記憶手段に保持し、該プレビュ用画像データか
ら得られるプレビュ画像を前記変更されたプレビュサイ
ズで前記表示手段に表示するステップとをコンピュータ
により実行させることを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載のプ
ログラムにおいて、前記算出されたプレビュ用解像度が
予め特定された解像度範囲内にあるときには、前記プレ
ビュ用画像データの解像度の変更が不要であると決定す
ることを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、アプリケーション
からの印刷用解像度に基づいたデータをスプールするオ
ペレーティングシステムを利用するプリンタドライバで
あって、プリンタの解像度に対して問題の発生しがたい
プレビュ用解像度に基づいたデータの出力を要求する要
求手段と、前記要求手段による要求に応じて座標変換さ
れ出力されたデータに基づきプレビュさせる手段とを有
することを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項8記載プリ
ンタドライバにおいて、前記要求手段は、ユーザにより
プレビュサイズが変更され、変更されたサイズではプレ
ビュ用解像度が変わる場合に、プリンタの解像度に対し
て問題の発生しがたいプレビュ用解像度に基づいたデー
タの出力を要求することを特徴とする。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項8記載プ
リンタドライバにおいて、前記要求手段は、ユーザによ
り問題の発生しがたいプレビュ用解像度に対応したプレ
ビュサイズに変更された場合、変更されたプレビュサイ
ズに対応したプリンタの解像度に対して問題の発生しが
たいプレビュ用解像度に基づいたデータの出力を要求す
ることを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、アプリケーショ
ンからの印刷用解像度に基づいたデータをスプールする
オペレーティングシステムを利用するプリンタドライバ
におけるプレビュ方法であって、プリンタの解像度に対
して問題の発生しがたいプレビュ用解像度に基づいたデ
ータの出力を要求する要求ステップと、前記要求ステッ
プによる要求に応じて座標変換され出力されたデータに
基づきプレビュさせるステップとを有することを特徴と
する。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のプリンタドライバにおけるプレビュ方法において、前
記要求ステップは、ユーザによりプレビュサイズが変更
され、変更されたサイズではプレビュ用解像度が変わる
場合に、プリンタの解像度に対して問題の発生しがたい
プレビュ用解像度に基づいたデータの出力を要求するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項13記載の発明は、請求項11記載
のプリンタドライバにおけるプレビュ方法において、前
記要求ステップは、ユーザにより問題の発生しがたいプ
レビュ用解像度に対応したプレビュサイズが変更された
場合、変更されたプレビュサイズに対応した問題のプリ
ンタの解像度に対して発生しがたいプレビュ用解像度に
基づいたデータの出力を要求することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は本発明の一実施の形態に係る印刷シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0025】本実施の形態では、例えば一般的に普及し
ているパーソナルコンピュータにおいてMicrosoft社のW
indows(登録商標)をOS(Operating System)として
使用し、任意の印刷が可能なアプリケーションプログラ
ム(以下、アプリケーションという)をインストール
し、パーソナルコンピュータにモニタとプリンタを接続
した印刷システムを示す。
【0026】本印刷システムにおいては、図1に示すよ
うに、アプリケーション101が印刷するデータをグラ
フィックデバイスインタフェース(Graphics Device In
terface:以下、「GDI」)102に送る。GDI1
02は、通常、アプリケーション101からの一旦EM
F(Enhanced Meta File)データとしてEMFスプール
ファイル104にスプールし、スプールが終了すると、
ユーザインタフェースドライバ(プリンタドライバのU
I機能)103に印刷終了を通知すると同時にプリント
プロセッサ5に印刷要求する。
【0027】ユーザインタフェースドライバ103は、
上記印刷終了の通知を受けると、プレビュを行うアプリ
ケーションであるプレビュア108を起動する。
【0028】プリントプロセッサ105は、プレビュア
108から、プレビュ用ビットマップであるプレビュフ
ァイル109の解像度を取得し、この解像度をGDI1
02経由でプリンタグラフィックドライバ(プリンタド
ライバ描画機能)106に指定する。プリンタグラフィ
ックドライバ106は、EMFスプールファイルをプレ
ビュ用ビットマップすなわち指定された解像度のビット
マップへ展開(ラスタライズ)し、これをプレビュファ
イル109に保存する。
【0029】プリントプロセッサ105は、プリンタグ
ラフィックドライバ106からの描画終了を受けて、プ
レビュア108にプレビュ開始を要求する。プレビュア
108は、プレビュファイル109を読み込み、これを
印刷イメージ111としてディスプレイ112に表示す
る。
【0030】その後、プレビュア108経由でユーザか
らの印刷命令を受けてプリントプロセッサ105はEM
Fスプールファイル104の印刷をGDI102経由で
プリンタグラフィックドライバ106に命令する。プリ
ンタグラフィックドライバ106はEMFスプールファ
イル104をプリンタ107が解釈可能なコマンドに変
換してプリンタ107に出力する。プリンタ107は、
上記コマンドに基づき画像を用紙110上に印刷する。
【0031】なお、アプリケーション101は、ワープ
ロ等のアプリケーションプログラムが提供するものであ
り、GDI102がEMFスプールファイル104にス
プールする機能はオペレーティングシステムにより提供
され、ユーザインタフェースドライバ103、プリント
プロセッサ105、プリンタグラフィックドライバ10
6、プレビュア108はプリンタメーカがプリンタドラ
イバプログラムにより提供するものである。
【0032】次に、本実施の形態における処理について
図2ないし図9を参照しながら説明する。図2はアプリ
ケーションが印刷を要求する際のスプールの手順を示す
フローチャート、図3はユーザインタフェースドライバ
によるプレビュアを起動する手順を示すフローチャー
ト、図4はスプールされたデータをプレビュする手順を
示すフローチャート、図5はスプールされたデータを印
刷する手順を示すフローチャート、図6はプリンタドラ
イバがプリンタ情報を設定する手順を示すフローチャー
ト、図7はGDIINFOのデータ構造の一部を示す
図、図8はDEVMODEのデータ構造の一部を示す
図、図9は印刷イメージ画面上での拡大率の変更状態を
示す図である。
【0033】まず、アプリケーション101が印刷を要
求する際のスプールする処理について説明する。アプリ
ケーション101は、データを印刷するには、対象とす
るプリンタの解像度や印字領域(解像度に応じたピクセ
ル数)に合わせてデータを作成する必要がある。そこ
で、アプリケーション101が作成したデータを印刷す
る際には、図2に示すように、アプリケーション101
はGDI102経由でプリンタドライバの初期化を要求
し、プリンタ107の印字領域や解像度などのプリンタ
情報を要求する(ステップS201)。
【0034】そして、プリンタグラフィックドライバ1
06は、上記要求に応じて初期化し、GDIINFOと
呼ばれるプリンタ情報を設定し、GDI102に返し、
GDI102はそのデータに基づいてアプリケーション
101にプリンタ情報を返す(ステップS202)。こ
こで、プリンタグラフィックドライバ106がアプリケ
ーション101に返すプリンタ情報は、図7に示すよう
に、GDIINFOとして記述され、GDIINFOに
は用紙サイズや用紙内の印字領域などを設定するための
データが記述されている。例えば、ulLogPixelsX、ulLo
gPixelsYはラスタライズ解像度であり、このラスタライ
ズ解像度に応じてulHorzRes/ ulVertRes(用紙内の印字
領域)、ptlPhysOffset .x/ptlPhysOffset .y(用紙サ
イズ)などの値が設定される。
【0035】プリンタグラフィックドライバ106が上
記要求に応じて初期化する際、図6に示すように、プリ
ンタグラフィックドライバ106は、プレビュフラグが
設定されているか否かに応じて上記初期化がプレビュ用
の初期化であるか否かを判定する(ステップS60
1)。ここでは、上記初期化の要求がアプリケーション
101からの要求であるので、プレビュフラグは設定さ
れていない。よって、プリンタグラフィックドライバ1
06は、印刷用高解像度に対応するプリンタ情報を計算
してGDIINFOに設定し、そのプリンタ情報をGD
I102に返すことになる(ステップS602)。
【0036】GDI102に返されたプリンタ情報は、
GDI102経由でアプリケーション101に返され、
アプリケーション101は、この返されたプリンタ情報
から得た解像度や印字領域などに基づき印刷データを作
成し、GDI102に出力する(ステップS203)。
【0037】次いで、GDI102は、そのスプーラに
より、アプリケーション101から印刷要求されたデー
タを、Windows(登録商標)の標準スプールファ
イルフォーマットであるEMFスプールファイル104
としてスプールする(ステップS204)。そして、ス
プールが終了すると、GDI102は、ユーザインタフ
ェースドライバ103にスプールの終了を通知すると同
時にプリントプロセッサ105に印刷の開始を要求する
(ステップS205)。
【0038】次に、スプールされたデータをプレビュす
る処理について説明する。この処理は、アプリケーショ
ンで印刷する際にプレビュすることが指示されていると
実行される。
【0039】まず、ユーザインタフェースドライバ10
3の動作を説明する。ユーザインタフェースドライバ1
03は、プリンタドライバに含まれ、ユーザに設定画面
を提示し、プリンタドライバの設定を司るプログラムで
ある。また、ユーザインタフェースドライバ103は、
上記ステップS206でのGDI102からのスプール
終了の通知を受けて、印刷前にユーザに再度情報の設定
を促すことも可能である。
【0040】本実施の形態では、この機能を用い、プレ
ビュの際にはユーザインタフェースドライバ103が、
プレビュを行うアプリケーションであるプレビュア10
8を起動する。
【0041】具体的には、図3に示すように、ユーザイ
ンタフェースドライバ103がGDI102からスプー
ル終了の通知を受けると、ユーザインタフェースドライ
バ103はGDI102から通知を受けた印刷データが
プレビュを行うためのものか否かを判定する(ステップ
S301)。ここで、上記印刷データがプレビュするも
のか否かは、印刷データに付属するUI設定が保存され
たDEVMODEと呼ばれるデータに基づき判定され
る。このDEVMODEは、例えば図8に示すようなデ
ータ構造を有する。アプリケーション101がユーザの
プリンタドライバの設定を行う場合には、このDEVM
ODEデータをユーザインタフェースドライバ103に
渡して設定画面の表示を要求し、ユーザインタフェース
ドライバ103はユーザからの設定が終了した時点で、
設定内容をこのDEVMODEに保存してアプリケーシ
ョン101に戻し、アプリケーション101は印刷する
際に、このDEVMODEを含む印刷データを送出して
印刷要求を行う。
【0042】DEVMODEのデータ構造において、dm
DriverData以外はOSとの間で共通の仕様である。dmDr
iverDataはドライバ毎に自由に使うことが可能な領域で
あり、このdmDriverDataにはプレビュするか否かの情報
が保存されている。
【0043】上記ステップS301でプレビュが必要で
あると判定された場合、ユーザインタフェースドライバ
103は、プレビュア108を起動する(ステップS3
02)。これに対し、プレビュが必要ないと判定された
場合、ユーザインタフェースドライバ103は処理を終
了する。
【0044】次に、プリントプロセッサ105の動作に
ついて説明する。プリントプロセッサ105は、図4に
示すように、上記ステップS206での印刷開始が要求
されると、上記ステップS301でユーザインタフェー
スドライバ103が行ったのと同じ判定を行う。すなわ
ち、GDI102から通知を受けた印刷データがプレビ
ュを行うためのものか否かを判定する(ステップS40
1)。ここで、プレビュが不要と判定された場合には、
本処理を終了して次の印刷処理を行う。
【0045】一方、上記ステップS401でプレビュが
必要と判定された場合は、まずプリントプロセッサ10
5が、プレビュア108からプレビュファイル109の
解像度を得る(ステップS402)。プレビュファイル
109の解像度はプレビュするプレビュサイズ(1ペー
ジあたりの画面上のピクセルサイズ)から決定されるこ
とが望ましいので、プレビュア108は、現在のプレビ
ュサイズからプレビュファイル109の解像度を計算す
る。
【0046】ここで、上述したように、プレビュファイ
ル109の解像度が低く、かつプレビュする際の拡大率
が大きすぎると、ジャギーが目立ち易くなる。逆に、プ
レビュファイル109の解像度が高すぎると、プレビュ
ファイル109の作成に時間が掛かり過ぎる。しかも、
スプール後と異なる解像度でラスタライズすると、座標
変換が必要となり、スプールしたデータの解像度とプレ
ビュファイル109の解像度との関係によっては、同じ
太さの線を描画しているにも関わらず位置によって線の
太さが異なる場合がある(図10を参照)。
【0047】そこで、このような問題が発生し難い解像
度でプレビュファイル109を作成する必要がある。罫
線の太さが異なるのを避けるには、プレビュファイル1
09の解像度を特定の値にしてラスタライズすればよい
ことが判明している。例えば、スプールされた印刷デー
タ(EMFスプールファイル)の解像度が600dpi
である場合、100、200、300dpiの解像度
(プリンタのラスタライズ解像度の約数)をプレビュ用
解像度として設定すればよい。また、拡大率も例えば1
〜2倍程度の拡大描画であれば、ジャギーが目立たない
ことも判明している。よって、上記2つの条件を満たす
解像度を探すことで、障害が発生し難くすることができ
る。
【0048】本実施の形態では、プレビュア108内
に、上記プリンタの解像度に対して問題の発生し難い解
像度(例えば、プリンタのラスタライズ解像度が600
dpiの場合、プリンタの解像度に対して問題の発生し
難いプレビュ解像度は、100、200、300dpi
である。当然プリンタの解像度が異なれば、プリンタの
解像度に対して問題の発生し難いプレビュ解像度は異な
るものとなる。)が問題発生頻度の低い順番にテーブル
として保存されている。そして、プレビュア108は、
スプールしたデータの用紙サイズから上記テーブルの解
像度を順番にピクセル数に変換し、そのピクセル数とプ
レビュする画面のサイズから拡大率を求め、その拡大率
がジャギーの発生しない範囲(1〜2倍)に含まれれ
ば、その解像度をプレビュファイル109の解像度とす
る。
【0049】このようにしてプレビュファイル109の
解像度を決定することによって、プレビュする画面が多
少変わっても、その拡大倍率がジャギーの発生しない範
囲に含まれている間は同じ解像度を使えるので、再度プ
レビュファイル109を作り直す頻度を減らすことがで
きる。
【0050】次いで、プリントプロセッサ105は、プ
レビュ用初期化であることと、プレビュファイル109
の解像度を指定し、GDI102経由でプリンタグラフ
ィックドライバ106の初期化と、プリンタ107の印
字領域や解像度などのプリンタ情報を要求する(ステッ
プS403)。ここで、プレビュ用初期化であることと
プレビュファイル109の解像度の指定は、DEVMO
DE内に設定する。プレビュファイル109の解像度
は、プレビュ用初期化であるか否かを示すプレビュフラ
グと同様にdmDriverDataに設定する。なお、OSとの共
通の仕様であるdmPrintQuality(プリンタの解像度)に
プレビュファイル109の解像度を設定することも可能
である。
【0051】プリンタグラフィックドライバ106は初
期化がプレビュ用の初期化であるか否かに応じて対応す
るGDIINFOを設定し、それをGDI102に返
し、GDI102はそのデータに基づいてプリントプロ
セッサ105にプリンタ情報を返す(ステップS40
4)。具体的には、図6に示すように、プリンタグラフ
ィックドライバ106は、プレビュフラグが設定されて
いるか否かに応じて上記初期化がプレビュ用の初期化で
あるか否かを判定する(ステップS601)。ここで
は、プリントプロセッサ105がプレビュフラグを設定
しているので、プレビュ用低解像度でのプリンタ情報を
計算してGDIINFOに設定し、GDI102に返す
(ステップS603)。
【0052】次いで、プリントプロセッサ105はGD
I102経由で得たプリンタ情報に設定された領域への
印刷をGDI102に対し要求する。この結果、プリン
タグラフィックドライバ106がスプールされたときと
異なる解像度のモードにあっても、EMFスプールファ
イル104をGDI102内で座標変換し、この座標変
換後のデータをプリンタグラフィックドライバ106に
出力することを要求するので、解像度が違っても同じレ
イアウトで印刷することができる。GDI102は出力
要求されたEMFスプールファイル104を1ページ毎
にプリンタグラフィックドライバ106に出力する(ス
テップS405)。
【0053】プリンタグラフィックドライバ106は、
GDI102からの印刷データをビットマップにラスタ
ライズし、イメージファイルであるプレビュファイル1
09として保存する(ステップS406)。1ページ分
の印刷データのラスタライズが終了すれば、プリンタグ
ラフィックドライバ106は一旦処理を終了し、プリン
トプロセッサ105に処理を戻す。このプレビュファイ
ル109のデータ形式は、どのようなフォーマットでも
よくハーフトーンする前の多値データでも、ハーフトー
ン後の二値データであってもよい。
【0054】プレビュファイル109が作成されると、
プリントプロセッサ105は、プレビュア108にプレ
ビュファイル109の作成が終了したことを通知し、プ
レビュア108に描画を要求する(ステップS40
7)。そして、プレビュア108は、上記ステップS4
06で作成されたプレビュファイル109をディスプレ
イ112に表示する(ステップS408)。プレビュア
108には、通常、ディスプレイ112へのプレビュイ
メージの表示に関しては、ページ全体をユーザの望むサ
イズでの表示や、特定の一部だけ拡大して表示する機能
がサポートされている。この機能とは、例えば図9に示
すように、特定の倍率でのプレビュ機能や、プレビュ画
面の一部を選択して引き伸ばすなどの機能である。図9
の例では、固定のプレビュサイズ(%)しか選べない
が、1パーセント単位で指定するものとする。
【0055】プレビュ表示後、プレビュア108は、ユ
ーザによりプレビュサイズが変更されたか否かを判定す
る(ステップS409)。ここで、ユーザによりプレビ
ュサイズが変更されたときには、上記ステップS402
と同様に、プレビュア108がプレビュファイル109
の解像度を決定し、決定した解像度が現在表示している
プレビュファイル109の解像度と異なるか否かを判定
する(ステップS410)。ここで、決定した解像度が
現在表示しているプレビュファイル109の解像度と異
なる場合には、再度上記ステップS402からの処理を
実行する。これに対し、決定した解像度が現在表示して
いるプレビュファイル109の解像度と同じである場合
には、同じプレビュファイル109が使えるので、再度
上記ステップS408に戻り、これ以降の処理を行う。
【0056】例えば、現在100%が指定されており、
ステップ402で100dpiが得られていた場合、ユ
ーザにより101パーセントに変更されS410に進
み、解像度を計算すると100dpiだった場合、S4
08に進み、151パーセントまで変更されS410に
進み、解像度を計算すると200dpiになった場合、
S402に進む。
【0057】また、図9のように固定的なプレビュサイ
ズ(%)の場合は、例えば、100%には100dp
i、200パーセントには200dpi、400パーセ
ントには300dpiと対応付けてテーブルに記憶して
おき(印刷の解像度のデータをプレビュの解像度のデー
タに変換する際、問題の発生しがたいプレビュの解像度
にユーザの指定できるプレビュサイズ(%)を対応させ
ておく)、ステップS402では、指定されたプレビュ
サイズ(%)に対応する解像度を得て、ステップS41
0の判別をなくし、ステップS409でYESの場合、
ステップS402に戻るようにすればよい。
【0058】上記ステップS409でプレビュサイズの
変更が無いと判定された場合、すなわち、ここではユー
ザから印刷開始が要求された場合であるので、ユーザの
印刷開始要求に応じてプレビュア108はプリントプロ
セッサ105に印刷開始を要求する(ステップS41
1)。
【0059】上記処理では、プレビュア108がユーザ
インタフェースドライバ103により起動されるが、プ
リンタグラフィックドライバ106やプリントプロセッ
サ105により起動することも可能である。
【0060】スプールされたデータを印刷する処理につ
いて説明する。この処理は、アプリケーションから印刷
指示された場合、プレビュ時に印刷指示された場合に実
行される。
【0061】スプールされたデータを印刷する際には、
図5に示すように、まずプリントプロセッサ105がプ
リンタグラフィックドライバ106を初期化する(ステ
ップS501)。ここで、プリンタグラフィックドライ
バ106を初期化する際には、プリンタグラフィックド
ライバ106に初期化がプレビュ用初期化でなく印刷用
初期化であるを通知する必要がある。すなわち、プリン
トプロセッサ105は、上記ステップS403で設定し
たDEVMODE内のプレビュ用初期化フラグをクリア
し、GDI102経由でプリントグラフィックドライバ
106の初期化と、プリンタの印字領域や解像度などの
プリンタ情報を要求する。
【0062】次いで、プリンタグラフィックドライバ1
06は初期化がプレビュ用初期化である否かに応じて対
応するGDIINFOを設定し、これをGDI102に
返す。GDI102はそのデータに基づいてプリントプ
ロセッサ105にプリンタ情報を返す(ステップS50
2)。プリンタグラフィックドライバ106における初
期化がプレビュ用の初期化であるか否かの判定は、図6
に示すように、プレビュフラグが設定されているか否か
に応じて行われる(ステップS601)。ここでは、プ
リントプロセッサ105が上記ステップS501でプレ
ビュフラグをクリアしているので、印刷用高解像度での
プリンタ情報を計算してGDIINFOに設定し、GD
I102に返す(ステップS602)。
【0063】次いで、上記ステップS405と同様に、
プリントプロセッサ105はGDI102経由で得たプ
リンタ情報に設定された領域への印刷をGDI102に
対し要求する(ステップS503)。これにより、プリ
ンタグラフィックドライバ106がスプールされたとき
と同じ解像度になっているため、GDI102内で座標
変換されずに元の解像度で印刷することができる。
【0064】上記要求に応じてGDI102は、EMF
スプールファイル104をプリンタグラフィックラドイ
バ106に出力し(ステップS504)、プリンタグラ
フィックドライバ106はEMFスプールファイル10
4をビットマップにラスタライズする。そして、プリン
タグラフィックドライバ106は、ラスタライズしたビ
ットマップをプリンタコマンドに変換してプリンタ10
7に出力し(ステップS506)、本処理を終了する。
【0065】以上のように、本実施の形態では、プレビ
ュサイズに応じてプレビュ用ビットマップの解像度を変
更することによって、レビュ画像サイズに変更に起因す
るプレビュ画像におけるジャギーの発生や位置による線
の太さの違いなどの発生を極力少なく抑制するととも
に、プレビュ画像サイズの変更によるプレビュ画像の再
作成の頻度を極力少なくすることができる。
【0066】なお、本実施の形態では、ユーザインタフ
ェースドライバ103がプレビュア108を起動し、プ
リントプロセッサ105がプレビュの開始を要求してい
たが、プリントプロセッサ105がプレビュア105を
起動してもよいし、プリンタグラフィックドライバ10
6がプレビュア108の起動およびプレビュの開始を要
求してもよい。
【0067】また、プレビュサイズから解像度を計算し
た場合の例を述べたが、特定のプレビュサイズのみをサ
ポートしている場合には、事前にそれぞれのプレビュサ
イズに対する解像度を計算し、その計算結果を表として
保持することでも同様の効果が得られることはいうまで
もない。
【0068】なお、上述の実施形態の機能(図2ないし
図6に示すフローチャートを含む)を実現するソフトウ
ェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システ
ムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読出し実行することによっ
ても、達成されることはいうまでもない。
【0069】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0070】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0071】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションソフトウェアにより作成された印刷デ
ータをプレビュ用解像度に応じたプレビュ画像用データ
に変換し、プレビュ用画像データを記憶手段に保持し、
記憶手段に保持されているプレビュ用画像データから得
られるプレビュ画像を表示手段に表示し、ユーザの指示
により表示されているプレビュ画像のプレビュサイズが
変更されると、該変更されたプレビュサイズに応じたプ
レビュ用解像度を算出し、算出されたプレビュ用解像度
に応じて記憶手段に保持されているプレビュ用画像デー
タの解像度の変更が必要であるか不要であるかを決定
し、プレビュ用画像データの解像度の変更が不要である
きには、記憶手段に保持されているプレビュ用画像デー
タから得られるプレビュ画像を変更されたプレビュサイ
ズで表示手段に表示し、プレビュ用画像データの解像度
の変更が必要であるきには、印刷データを決定されたプ
レビュ用解像度に応じたプレビュ用画像データへ変換し
て記憶手段に保持し、該プレビュ用画像データから得ら
れるプレビュ画像を変更されたプレビュサイズで表示手
段に表示するので、プレビュサイズの変更に起因するプ
レビュ画像におけるジャギーの発生や位置による線の太
さの違いなどの発生を極力少なく抑制するとともに、プ
レビュサイズの変更によるプレビュ画像の再作成の頻度
を極力少なくすることができる。
【0074】また、本発明によれば、ジャギーの発生や
線の太さの違いなどの発生を減らしてプレビュすること
ができるプリンタドライバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る印刷システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】アプリケーションが印刷を要求する際のスプー
ルの手順を示すフローチャートである。
【図3】ユーザインタフェースドライバによるプレビュ
アを起動する手順を示すフローチャートである。
【図4】スプールされたデータをプレビュする手順を示
すフローチャートである。
【図5】スプールされたデータを印刷する手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】プリンタドライバがプリンタ情報を設定する手
順を示すフローチャートである。
【図7】GDIINFOのデータ構造の一部を示す図で
ある。
【図8】DEVMODEのデータ構造の一部を示す図で
ある。
【図9】印刷イメージ画面上での拡大率の変更状態を示
す図である。
【図10】同一の太さの罫線と数字をスプール後と異な
る解像度でラスタライズしてプレビュした場合の一例を
示す図である。
【符号の説明】
101 アプリケーション 102 GDI 103 ユーザインタフェースドライバ 104 EMFスプールファイル 105 プリントプロセッサ 106 プリンタグラフィックドライバ 107 プリンタ 108 プレビュア 109 プレビュファイル 112 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 G09G 5/00 520V 5/391 Fターム(参考) 2C087 AA11 AB01 AB05 BA02 CB20 5B021 AA01 CC06 PP05 5C082 AA32 BA12 BA27 BA29 BB15 BB53 CA32 CA81 DA22 DA42 DA53 DA73 DA86 DA89 MM02 MM10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションソフトウェアにより作
    成された印刷データをプレビュ用解像度に応じたプレビ
    ュ画像用データに変換する変換手段と、 前記プレビュ用画像データを保持する記憶手段と、 前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像データか
    ら得られるプレビュ画像を表示する表示手段と、 ユーザの指示により前記表示されているプレビュ画像の
    プレビュサイズが変更されると、該変更されたプレビュ
    サイズに応じたプレビュ用解像度を算出する算出手段
    と、 前記算出されたプレビュ用解像度に応じて前記記憶手段
    に保持されているプレビュ用画像データの解像度の変更
    が必要であるか不要であるかを決定する決定手段とを備
    え、 前記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要である
    きには、前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像
    データから得られるプレビュ画像を前記変更されたプレ
    ビュサイズで前記表示手段に表示し、前記プレビュ用画
    像データの解像度の変更が必要であるきには、前記変換
    手段により前記印刷データを前記決定されたプレビュ用
    解像度に応じたプレビュ用画像データへ変換して前記記
    憶手段に保持し、該プレビュ用画像データから得られる
    プレビュ画像を前記変更されたプレビュサイズで前記表
    示手段に表示することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記算出されたプレビ
    ュ用解像度が予め特定された解像度範囲内にあるときに
    は、前記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要で
    あると決定することを特徴とする請求項1記載の印刷シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、前記印刷データを印刷
    用解像度に応じたデータに変換することが可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 アプリケーションソフトウェアにより作
    成された印刷データをプレビュ用解像度に応じたプレビ
    ュ画像用データに変換する工程と、 前記プレビュ用画像データを記憶手段に保持する工程
    と、 前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像データか
    ら得られるプレビュ画像を表示手段に表示する工程と、 ユーザの指示により前記表示されているプレビュ画像の
    プレビュサイズが変更されると、該変更されたプレビュ
    サイズに応じたプレビュ用解像度を算出する工程と、 前記算出されたプレビュ用解像度に応じて前記記憶手段
    に保持されているプレビュ用画像データの解像度の変更
    が必要であるか不要であるかを決定する工程と、 前記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要である
    きには、前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像
    データから得られるプレビュ画像を前記変更されたプレ
    ビュサイズで前記表示手段に表示する工程と、 前記プレビュ用画像データの解像度の変更が必要である
    きには、前記印刷データを前記決定されたプレビュ用解
    像度に応じたプレビュ用画像データへ変換して前記記憶
    手段に保持し、該プレビュ用画像データから得られるプ
    レビュ画像を前記変更されたプレビュサイズで前記表示
    手段に表示する工程とを有することを特徴とする印刷プ
    レビュ方法。
  5. 【請求項5】 前記算出されたプレビュ用解像度が予め
    特定された解像度範囲内にあるときには、前記プレビュ
    用画像データの解像度の変更が不要であると決定するこ
    とを特徴とする請求項4記載の印刷プレビュ方法。
  6. 【請求項6】 アプリケーションソフトウェアにより作
    成された印刷データをプレビュ用解像度に応じたプレビ
    ュ画像用データに変換するステップと、 前記プレビュ用画像データを記憶手段に保持するステッ
    プと、 前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像データか
    ら得られるプレビュ画像を表示手段に表示するステップ
    と、 ユーザの指示により前記表示されているプレビュ画像の
    プレビュサイズが変更されると、該変更されたプレビュ
    サイズに応じたプレビュ用解像度を算出するステップ
    と、 前記算出されたプレビュ用解像度に応じて前記記憶手段
    に保持されているプレビュ用画像データの解像度の変更
    が必要であるか不要であるかを決定するステップと、 前記プレビュ用画像データの解像度の変更が不要である
    きには、前記記憶手段に保持されているプレビュ用画像
    データから得られるプレビュ画像を前記変更されたプレ
    ビュサイズで前記表示手段に表示するステップと、 前記プレビュ用画像データの解像度の変更が必要である
    きには、前記印刷データを前記決定されたプレビュ用解
    像度に応じたプレビュ用画像データへ変換して前記記憶
    手段に保持し、該プレビュ用画像データから得られるプ
    レビュ画像を前記変更されたプレビュサイズで前記表示
    手段に表示するステップとをコンピュータにより実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  7. 【請求項7】 前記算出されたプレビュ用解像度が予め
    特定された解像度範囲内にあるときには、前記プレビュ
    用画像データの解像度の変更が不要であると決定するこ
    とを特徴とする請求項6記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 アプリケーションからの印刷用解像度に
    基づいたデータをスプールするオペレーティングシステ
    ムを利用するプリンタドライバであって、 プリンタの解像度に対して問題の発生しがたいプレビュ
    用解像度に基づいたデータの出力を要求する要求手段
    と、 前記要求手段による要求に応じて座標変換され出力され
    たデータに基づきプレビュさせる手段とを有することを
    特徴とするプリンタドライバ。
  9. 【請求項9】 前記要求手段は、ユーザによりプレビュ
    サイズが変更され、変更されたサイズではプレビュ用解
    像度が変わる場合に、プリンタの解像度に対して問題の
    発生しがたいプレビュ用解像度に基づいたデータの出力
    を要求することを特徴とする請求項8記載プリンタドラ
    イバ。
  10. 【請求項10】 前記要求手段は、ユーザにより問題の
    発生しがたいプレビュ用解像度に対応したプレビュサイ
    ズに変更された場合、変更されたプレビュサイズに対応
    したプリンタの解像度に対して問題の発生しがたいプレ
    ビュ用解像度に基づいたデータの出力を要求することを
    特徴とする請求項8記載プリンタドライバ。
  11. 【請求項11】 アプリケーションからの印刷用解像度
    に基づいたデータをスプールするオペレーティングシス
    テムを利用するプリンタドライバにおけるプレビュ方法
    であって、 プリンタの解像度に対して問題の発生しがたいプレビュ
    用解像度に基づいたデータの出力を要求する要求ステッ
    プと、 前記要求ステップによる要求に応じて座標変換され出力
    されたデータに基づきプレビュさせるステップとを有す
    ることを特徴とするプリンタドライバにおけるプレビュ
    方法。
  12. 【請求項12】 前記要求ステップは、ユーザによりプ
    レビュサイズが変更され、変更されたサイズではプレビ
    ュ用解像度が変わる場合に、プリンタの解像度に対して
    問題の発生しがたいプレビュ用解像度に基づいたデータ
    の出力を要求することを特徴とする請求項11記載のプ
    リンタドライバにおけるプレビュ方法。
  13. 【請求項13】 前記要求ステップは、ユーザにより問
    題の発生しがたいプレビュ用解像度に対応したプレビュ
    サイズが変更された場合、変更されたプレビュサイズに
    対応した問題のプリンタの解像度に対して発生しがたい
    プレビュ用解像度に基づいたデータの出力を要求するこ
    とを特徴とする請求項11記載のプリンタドライバにお
    けるプレビュ方法。
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JP2008122773A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Seiko Epson Corp 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム
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