JP2003166688A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2003166688A
JP2003166688A JP2001362976A JP2001362976A JP2003166688A JP 2003166688 A JP2003166688 A JP 2003166688A JP 2001362976 A JP2001362976 A JP 2001362976A JP 2001362976 A JP2001362976 A JP 2001362976A JP 2003166688 A JP2003166688 A JP 2003166688A
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JP
Japan
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joint
pipe
pipe joint
pipe fitting
valve
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Application number
JP2001362976A
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English (en)
Inventor
Naoki Saka
直樹 坂
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Hydex Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開閉弁を備えた管継手と同様に冷媒を内部に密
封した状態での配管分離,結合機能を有すると共に、安
価に製作することが出来る管継手を提供する。 【解決手段】雄管継手1aは、金属棒を切削加工したボ
ディ12aと金属管を加工したボディ12bとをロー付
けにより一体的に構成し、また雌管継手1bは、金属管
を加工したボディ12cにより一体的に形成されてい
る。一方の継手1aのボディ12b及び12b内と、雌
管継手1bのボディ12c内には、対称形状に形成した
先端外周面にテーパ面15x,15yを備えた開閉弁1
5a,15bが摺動可能に内装され、各々の開閉弁15
a,15bは、偏芯防止を兼ねたリティナー11a,1
1bとバルブカイド13a,13bとの間に介在させた
スプリング14a,14bの弾力により、ボディ12a
及び12cの端末部から突出する方向に附勢されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の詳細な説明]この発明は、流体輸送の配管に使
用される管継手にかかわり、更に詳しくは家庭用ルーム
エアコン等のヒートポンプサイクル装置の冷媒配管に実
施することで有効な管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用ルームエアコン等のヒート
ポンプサイクル装置は、室内機には蒸発器兼凝縮器を設
置し、また室外機には、圧縮機,蒸発器兼凝縮器,膨張
弁等が設置してあり、双方を冷媒配管にて環状に接続し
て構成されている。
【0003】冷媒配管の接続方法としては、従来は開閉
弁を備えた管継手を室内機,室外機,配管部に設置し、
内部に冷媒を充填した状態で設置場所まで運搬し、室内
機,室外機を配管にて接続する方法が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の管
継手は、図5及び図6に示すように、一対の雄管継手1
aと雌管継手1bのボディ2a,2bの一方が、銅棒か
らの切削部材3と銅管4の加工部とをロー付け加工し一
体構造になっており、更に雄,雌管継手1a,1b内部
の開閉弁5a,5bは、左右が対称形状となっていない
ため、それぞれの部品を製作しなければならず、部品点
数が多くなると言う問題があった。
【0005】この結果、既存品の雄,雌管継手1a,1
bは、製作コスト及び部品コストが高くなり、ルームエ
アコン等の設置コストが上昇するため実際に用いられる
ことが少なかった。なお、冷媒配管を分離する場合、冷
媒の大気開放が環境破壊を起こすために、冷媒回収後で
なければ配管分離が不可能であるが、開閉弁5a,5b
を備えた雄,雌管継手1a,1bにて配管を接続した場
合には、管継手部にて冷媒を密封することが出来るた
め、容易に配管分離が可能となる。
【0006】また、図5は接続前の雄,雌管継手1a,
1bを示すもので、6a,6bはそれぞれキャップを示
し、図6の7a,7bは配管を示している。
【0007】この発明の目的は、従来の開閉弁を備えた
管継手と同様に冷媒を内部に密封した状態での配管分
離,結合機能を有すると共に、安価に製作することが出
来る管継手を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、一方の継手のボディに嵌合する他方の継手
のボディを金属管により一体的に形成し、前記両ボディ
内に収容する開閉弁を同一形状で形成したことを要旨と
するものである。
【0009】前記両継手のボディを、ナットを介して締
め付け接続する際、他方の継手のボディの一部に、一方
の継手のボディを当接させてメタルシールするように構
成し、また前記他方の継手のボディ先端部内面を、開閉
弁のシール面となるようにテーパ状に形成するものであ
る。また、前記一対の継手をヒートポンプサイクル装置
の冷媒配管に使用することも可能である。
【0010】このように、一方の継手のボディに嵌合す
る他方の継手のボディを金属管により一体的に形成し、
前記両ボディ内に収容する開閉弁を同一形状で形成した
ことにより、従来の開閉弁を備えた管継手と同様に冷媒
等の流体を内部に密封した状態での配管分離,結合機能
を有すると共に、安価に製作することが出来るものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施形態を説明する。
【0012】なお、以下の説明において、従来例と同一
構成要素は同一符号を付して説明は省略する。
【0013】図1は、この発明を実施した接続前の一対
の雄管継手1aと雌管継手1bの上部半断面図、図2は
接続後の一対の雄管継手1aと雌管継手1bの上部半断
面図を示し、雄管継手1a(なお、以下の説明では一方
の継手1aと言う)は、金属棒を切削加工したボディ1
2aと金属管(例えば、銅管)を加工したボディ12b
とをロー付けにより一体的に構成し、また雌管継手1b
(なお、以下の説明では他方の継手1bと言う)は、金
属管(例えば、銅管)を加工したボディ12cにより一
体的に形成されている。
【0014】前記一方の継手1aのボディ12a及び1
2b内と、雌管継手1bのボディ12c内には、流体W
の流通路Qを開閉し、かつ対称形状に形成した先端外周
面にテーパ面15x,15yを備えた開閉弁15a,1
5bが摺動可能に内装され、各々の開閉弁15a,15
bは、ボディ12b及び12c内に固定された開閉弁1
5a,15bの偏芯防止を兼ねたリティナー11a,1
1bとバルブカイド13a,13bとの間に介在させた
スプリング14a,14bの弾性力により、ボディ12
a及び12cの端末部から突出する方向に附勢されてい
る。
【0015】前記ボディ12aの内部には、開閉弁15
aのテーパ面15xと、ボディ12cの先端に形成され
た先端傾斜面12xとが当接する傾斜面16a,16b
を備えた山状の突起部16が形成され、またボディ12
aの先端外周面には、ナット17が螺嵌するネジ部18
が形成されている。
【0016】ボディ12cの先端外周面には、図4
(a),(b)に示すように、ボディ12aのネジ部1
8にナット17を螺嵌させて締め付け固定する際に、該
ナット17の先端部17aと当接してメタルシールを行
う環状の突起部19が一体的に形成され、ボディ12a
の先端内部には、ボディ12cの先端平坦面20に当接
して面シールを行うOリング21が埋設されている。
【0017】なお、図1及び図2において22は、開閉
弁15a,15bの先端外周面に装着されたゴムガスケ
ットを示している。また、上記のような一対の雄管継手
1aと雌管継手1bは、ヒートポンプサイクル装置の冷
媒配管に使用すると好適である。
【0018】この発明の一対の雄管継手1aと雌管継手
1bとは、上記のように構成され、図1に示す分離状態
から、図2に示すように嵌合させてナット17を螺嵌さ
せてボディ12aとボディ12cとを締め付けると、ボ
ディ12cの先端外周面に形成した環状の突起部19
が、ナット17の先端部17aにより挟み込まれて変形
し、雄管継手1aと雌管継手1bとのメタルシール部を
形成する。
【0019】一方、左右対称形状に形成した開閉弁15
a,15bは、その先端同士が当接して、ナット17の
締め込みに従ってスプリング14a,14bを圧縮しな
がら後退し、開閉弁15a,15bのテーパ面15x,
15yと、ボディ12aの先端に形成された傾斜面16
aとボディ12cの先端傾斜面12xとの間に流体Wの
流通路Qを形成する。
【0020】また、雄管継手1aと雌管継手1bと分離
させた際には、図1に示すように開閉弁15a,15b
のテーパ面15x,15yは、スプリング14a,14
bの弾力によりボディ12bの山状の突起部16の傾斜
面16aと、ボディ12cの先端に形成された先端傾斜
面12xとに当接してゴムガスケット22を介してシー
ルし、各雄管継手1aと雌管継手1bとの内部に流体W
を密封して封じ込めることが出来る。
【0021】
【発明の効果】この発明は上記のように、一方の継手の
ボディに嵌合する他方の継手のボディを金属管により一
体的に形成し、前記両ボディ内に収容する開閉弁を同一
形状で形成したので、従来の開閉弁を備えた管継手と同
様に、冷媒等の流体を内部に密封した状態での配管分
離,結合機能を具備させることが出来ると共に、部品点
数の削減と製造コストの低減を図ることが出来る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した接続前の一対の雄管継手と
雌管継手の上部半断面図である。
【図2】接続後の一対の雄管継手と雌管継手の上部半断
面図である。
【図3】図2のA−A矢視側面図である。
【図4】(a)は、図1のX部の一部拡大断面図、
(b)は、図1のY部の一部拡大断面図である。
【図5】従来の接続前の一対の雄管継手と雌管継手の上
部半断面図である。
【図6】従来の接続後の一対の雄管継手と雌管継手の上
部半断面図である。
【符号の説明】
1a 雄管継手(一方の継手) 1b 雌管継手(他
方の継手) 2a,2b ボディ 3 切削部材 4 銅管 5a,5b 開閉弁 6a,6b キャップ 7a,7b 配管 11a,11b リティナー 12a,12b,12c ボディ 12x 先端傾斜面 13a,13b バルブカイド 14a,14b スプリング 15a,15b 開閉弁 15x,15y テーパ面 16a,16b 傾斜面 16 山状の突起部 17 ナット 18 ネジ部 19 環状の突起部 20 先端平坦面 21 Oリング 22 ゴムガスケット W 流体 Q 流通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管同士を接続し、かつ内部に形成した
    流体の流通路を開閉する開閉弁を備えた一対の継手から
    成る管継手において、 前記一方の継手のボディに嵌合する他方の継手のボディ
    を金属管により一体的に形成し、前記両ボディ内に収容
    する開閉弁を同一形状で形成して成る管継手。
  2. 【請求項2】 前記両継手のボディを、ナットを介して
    締め付け接続する際、他方の継手のボディの一部に、一
    方の継手のボディを当接させてメタルシールするように
    構成した請求項1に記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記他方の継手のボディ先端部内面を、
    開閉弁のシール面となるようにテーパ状に形成した請求
    項1または2に記載の管継手。
  4. 【請求項4】 前記一対の継手をヒートポンプサイクル
    装置の冷媒配管に使用する請求項1,2または3に記載
    の管継手。
JP2001362976A 2001-11-28 2001-11-28 管継手 Pending JP2003166688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101230338B1 (ko) 2011-10-06 2013-02-06 주식회사 삼영 냉난방관 체결용 연결장치

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