JP2003166323A - 階 段 - Google Patents

階 段

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JP2003166323A
JP2003166323A JP2001368252A JP2001368252A JP2003166323A JP 2003166323 A JP2003166323 A JP 2003166323A JP 2001368252 A JP2001368252 A JP 2001368252A JP 2001368252 A JP2001368252 A JP 2001368252A JP 2003166323 A JP2003166323 A JP 2003166323A
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JP
Japan
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makeup
staircase
decorative
tread
nose
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001368252A
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English (en)
Inventor
Akane Inomata
紅根 猪又
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢者等でも階段の段鼻を識別しやすくし
て、階段の昇降の安全性を高めることができると共に、
化粧部材の交換を必要とするときに容易に交換すること
ができ、また、必要に応じて内装との調和も図れるよう
に工夫した化粧階段を提供すること。 【解決手段】 階段の段板を、段板本体11と、その段
板本体11を覆う化粧段板10で構成した化粧階段にお
いて、化粧段板10を、段板本体11の段鼻部分を覆う
化粧段鼻12と化粧踏み板13の二種類の部材で構成
し、それら化粧段鼻12と化粧踏み板13の表面仕上げ
を互いに相違させてあることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の段板を、段
板本体と、その段板本体を覆う化粧段板で構成した化粧
階段に係り、特に、高齢者住宅用の階段に適用した場合
に有効な技術に関する。
【0002】
【背景の技術】住宅の階段では、木材集成材等をそのま
ま段板等の仕上げ材として使用したものがあったが、コ
ストや施工性の面から構造部と仕上面とを分ける構造の
階段も作られてきた。
【0003】構造部と仕上面とを分ける構造のものは、
合板等で下地の段板(段板本体)等を作り、仕上面はカ
ーペットを張り付けたり、化粧合板や樹脂性の化粧材で
段板を覆ったりすることにより形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般住宅の
階段の昇降において、加齢による白内障などが進むと、
視界の変化により、階段の段鼻が識別しづらくなる問題
があるということが判った。この問題は、階段昇降時に
つまずきやすくなる原因を招き、特に、高齢者にとって
は重要な問題となる。
【0005】この点について、従来から、階段の段差を
小さくしたり、傾斜を緩慢にしたりする対策も施されて
いるが、十分でなく、その昇り降りに苦労していた。ま
た、仕上げ面にカーペットを張り付けた化粧階段では、
カーペットの汚損や損耗等により交換することが容易で
ない問題があった。
【0006】さらに、住宅の化粧階段は、例えば建築初
期のように健常者が居住しているときには、調和のとれ
た内装と共に、化粧階段本来の美しさを維持できること
が必要である。一方、加齢により階段の昇り降りに苦労
するようになった場合でも、階段の段鼻が良く見えるよ
うに工夫してあることも必要と考えられる。しかし、従
来は、この両方の点に配慮した化粧階段は存在しなかっ
た。
【0007】本発明は、高齢者等でも階段の段鼻を識別
しやすくして、階段の昇降の安全性を高めることができ
ると共に、化粧部材の交換を必要とするときに容易に交
換することができ、また、必要に応じて内装との調和も
図れるように工夫した化粧階段を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明を、図面を参照し
て説明すると、階段の段板を、段板本体11と、その段
板本体11を覆う化粧段板10で構成した化粧階段にお
いて、化粧段板10を、段板本体11の段鼻部分を覆う
化粧段鼻12と化粧踏み板13の二種類の部材で構成
し、それら化粧段鼻12と化粧踏み板13の表面仕上げ
を互いに相違させてあることを特徴としている。
【0009】本発明によれば、化粧段板10を化粧段鼻
12と化粧踏み板13の別部材で構成すると共に、その
両者の表面仕上げを相違させてあるので、高齢者等でも
階段の段鼻を識別しやすくして、階段昇降の安全性を高
めることができると共に、必要に応じて内装との調和も
図れるように工夫することができる。また、化粧段板1
0を2部材とすることで、化粧踏み板13の交換を必要
とするときに容易に交換することができる。
【0010】上記構成において、前記化粧段鼻12と化
粧踏み板13の表面色を互いに相違させることが望まし
い。表面色を相違させることで、高齢者等であっても、
化粧段鼻12と化粧段板13との区別をより明確に行え
るからである。
【0011】さらに、前記化粧段鼻12が前記化粧踏み
板13よりも目立つ表面色に仕上げられていることが望
ましい。化粧段鼻12が化粧踏み板13よりも目立つ表
面色とすることで、化粧段鼻12の存在を強調すること
ができる。これにより、階段昇降の安全性をさらに高め
ることができる。
【0012】また、前記化粧踏み板13は、前記化粧段
鼻12に対して表面仕上げ及び表面色が相違する複数種
類の化粧踏み板13、14を含み、各化粧踏み板13、
14が前記段板本体11に対して着脱可能に設定されて
いることが望ましい。各化粧踏み板13、14を段板本
体11に着脱可能にすることで、居住者の構成に適した
化粧踏み板を選択して、あるいは化粧階段10及び内装
に調和させて、化粧踏み板を容易に装着したり交換した
りすることができる。
【0013】ここで、前記化粧踏み板としては、タイル
カーペット14を含むことが望ましい。さらに、前記化
粧踏み板としては、セルロース系材料の微粉末の表面
に、この微粉末よりも小径でかつ固い美粉末を担持させ
て形成した粉黛を混合した樹脂を着色形成することによ
って木目模様を呈するように形成した化粧単板を含むこ
とも好ましい。これらは交換可能な化粧踏み板として、
高品質で耐久性に優れ、かつ、取り扱い性にも優れてい
るからである。
【0014】また、前記化粧踏み板13、14は前記段
板本体11に対して両面テープにより固定されているこ
とが望ましい。これにより、化粧踏み板の交換性をさら
に高めることができるからである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を住宅の化粧階段に
適用した実施の形態について説明する。図1は、化粧階
段の化粧段板及び蹴込み板を示す斜視図である。図2
は、化粧階段の要部の縦断面図である。図3は、他の実
施の形態を示す化粧階段の説明図である。
【0016】階段は、高さ方向に所定間隔で水平に配置
された段板1と、この段板1の奥側に垂直に立設された
蹴込板2と、段板本体1及び蹴込板2の両端を支持する
ささら桁(図示せず)とを備えている。
【0017】段板1は、図2に示すように、段板本体1
1と、その段板本体11を覆うように貼り付けられる化
粧段板10で構成されている。そして、この実施の形態
では、化粧段板10を、段板本体11の段鼻部分を覆う
化粧段鼻12と、化粧踏み板13の二種類の部材で構成
している。さらに、それら化粧段鼻12と化粧踏み板1
3の表面仕上げを互いに相違させている。
【0018】具値的には、化粧段鼻12と化粧踏み板1
3の表面色を互いに相違させている。例えば、化粧段鼻
12及び化粧踏み板13が共に木目調である場合には、
その木目の色調を互いに相違させている。勿論、それ以
外にも、表面色を多様に相違させることができる。表面
色を相違させることで、高齢者等であっても、化粧段鼻
12と化粧段板13との区別をより明確に行えるからで
ある。
【0019】化粧段鼻12と化粧踏み板13には、この
実施の形態では、一般に、M・Woodと呼ばれている
樹脂系の化粧板が用いられている。化粧板を、セルロー
ス系材料の微粉末の表面に、この微粉末よりも小径でか
つ固い微粉末を担持させて形成した粉体を混合した樹脂
を着色成形することによって木目模様を呈するように形
成することができる。
【0020】これにより、外部から見える化粧段鼻12
及び化粧踏み板13に木目模様を出すことができる。ま
たここで、化粧段板10は押出成型が可能であり、押出
成型によって、木目模様を一層明瞭に出すことが可能で
ある。ここで「セルロース材料」とは木粉等をいう。ま
た、「微粉末よりも小径でかつ固い微粉末」とは、酸化
チタン、フェライト、アルミニウム、ニッケル、銀等の
金属微粉末、あるいはセラミック等の非金属微粉末をい
うものである。
【0021】このように、化粧段板10を化粧段鼻12
と化粧踏み板13の別部材で構成すると共に、その両者
の表面仕上げを相違させることで、高齢者等でも階段の
段鼻H部分を識別しやすくして、階段昇降の安全性を高
めることができる。また、化粧段板10は、段板本体1
1に貼り付ける構成とし、かつ、化粧段板10を2部材
とすることで、化粧踏み板13の交換を必要とするとき
に容易に交換することができる。また、化粧段板10の
色調や風合い等を選択することも自在となるので、必要
に応じて内装との調和も図れるように工夫することがで
きる。
【0022】なお、化粧段鼻12については、化粧踏み
板13よりも積極的に目立つ表面色に仕上げることもで
きる。化粧段鼻12が化粧踏み板13よりも目立つ表面
色とすることで、化粧段鼻12の存在を強調することが
できる。これにより、階段昇降の安全性をさらに高める
ことができる。
【0023】化粧踏み板13については、本発明では、
化粧段鼻12に対して表面仕上げ及び表面色が相違する
複数種類の化粧踏み板13、14を準備する考え方を採
用している(図3参照)。その場合も、各化粧踏み板1
3、14が段板本体11に対して着脱可能に設定され
る。これを実現するため、化粧踏み板13、14には、
厚さ方向の下部が凹部で上部が凸部となった合わせ用段
部13a、14aを設けている。
【0024】また、各化粧踏み板13、14を段板本体
11に着脱可能にすることで、居住者の構成に適した化
粧踏み板13、14を選択して、あるいは化粧階段及び
内装に調和させて、化粧踏み板13、14を容易に装着
したり交換したりすることができる。
【0025】ここで、化粧踏み板14としては、図3に
示すように、特にタイルカーペットが好適である。樹脂
系の化粧踏み板13を含めて、これらは交換可能な化粧
踏み板として、高品質で耐久性に優れ、かつ、取り扱い
性にも優れている点も挙げることができる。
【0026】タイルカーペットとした場合には、この化
粧階段を上から見ると、タイルカーペットと化粧段鼻の
ツートンカラーにより、階段先端の位置が確認しやくな
る。また、この階段を下から見ると、化粧段鼻13部分
のみが見えて、階段のある居室内が統一されたカラーと
なる。
【0027】なお、化粧段鼻12、化粧踏み板13、1
4は、段板本体11に対して両面テープにより固定して
いる。これにより、化粧踏み板の交換性をさらに高める
ことができる。従って、化粧踏み板13、14の何れか
を交換用の化粧踏み板として予め準備しておくようにし
ても良い。そうすれば、必要に応じて簡便に交換して使
用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高齢者
等でも階段の段鼻を識別しやすくして、階段の昇降の安
全性を高めることができると共に、化粧部材の交換を必
要とするときに容易に交換することができ、また、必要
に応じて内装との調和も図れるように工夫した化粧階段
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る化粧階段の化粧段板
及び蹴込み板を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る化粧階段の要部の縦
断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る化粧階段の説明
図である。
【符号の説明】
1 段板 2 蹴込み板 10 化粧段板 11 段板本体 12 化粧段鼻 13 化粧踏み板 14 化粧踏み板 13a、14a 合わせ用段部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の段板を、段板本体と、その段板本
    体を覆う化粧段板で構成した化粧階段において、前記化
    粧段板を、段板本体の段鼻部分を覆う化粧段鼻と化粧踏
    み板の二種類の部材で構成し、それら化粧段鼻と化粧踏
    み板の表面仕上げを互いに相違させてあることを特徴と
    する化粧階段。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化粧階段において、前記
    化粧段鼻と化粧踏み板の表面色を互いに相違させたこと
    を特徴とする化粧階段。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の化粧階段において、前記
    化粧段鼻が前記化粧踏み板よりも目立つ表面色に仕上げ
    られていることを特徴とする化粧階段。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の化粧階段において、前記
    化粧踏み板は、前記化粧段鼻に対して表面仕上げ及び表
    面色が相違する複数種類の化粧踏み板を含み、各化粧踏
    み板が前記段板本体に対して着脱可能に設定されている
    ことを特徴とする化粧階段。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の化粧階段において、前記
    化粧踏み板がタイルカーペットを含むことを特徴とする
    化粧階段。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の化粧階段において、前記
    化粧踏み板が、セルロース系材料の微粉末の表面に、こ
    の微粉末よりも小径でかつ固い美粉末を担持させて形成
    した粉黛を混合した樹脂を着色形成することによって木
    目模様を呈するように形成した化粧単板を含むことを特
    徴とする化粧階段。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の化粧階段
    において、前記化粧踏み板は前記段板本体に対して両面
    テープにより固定されていることを特徴とする化粧階
    段。
JP2001368252A 2001-12-03 2001-12-03 階 段 Pending JP2003166323A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100585981B1 (ko) * 2005-09-12 2006-06-08 (주)건축사사무소 제일건축 건축물 계단 개선 구조
JP2018123482A (ja) * 2017-01-30 2018-08-09 大日本印刷株式会社 光偏向機能付採光階段および光偏向機能付採光階段システム
JP2018168647A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 大和ハウス工業株式会社 階段構造

Cited By (4)

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