JP2003165406A - 車両用電力供給システム - Google Patents

車両用電力供給システム

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JP2003165406A
JP2003165406A JP2001368519A JP2001368519A JP2003165406A JP 2003165406 A JP2003165406 A JP 2003165406A JP 2001368519 A JP2001368519 A JP 2001368519A JP 2001368519 A JP2001368519 A JP 2001368519A JP 2003165406 A JP2003165406 A JP 2003165406A
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vehicle
collision
supply system
power
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JP2001368519A
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Takaaki Enomoto
高明 榎本
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の衝突が予知された際に乗員を保護する
ためのデバイス駆動を確保しつつ、効率的な電力利用を
図った車両用電力供給システムを提供する。 【解決手段】 車両内に設けた電源15から複数の負荷
20,30,40へ電力供給を行う車両用電力供給シス
テムであって、車両の衝突を予知する衝突予知手段1
1、10と、前記衝突予知手段による衝突予知があった
ときに、前記複数の負荷の一部への電力供給を遮断する
電力遮断手段10、17、19とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急時における乗
員保護を優先させつつ、複数の負荷を効率に駆動させる
車両用電力供給システムに関する。より詳しくは、車両
の衝突が予知された際に乗員を保護するためのデバイス
駆動を確保しつつ、効率的な電力利用を図った車両用電
力供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の車両は、電力を供給して駆動する
多くのデバイスを搭載している。例えば、車両を走行さ
せるために用いるデバイスであるエンジン、サスペンシ
ョン、ヘッドライト等は、電源からの電力供給を受けて
駆動されている。また、車両には安全確保のためのデバ
イスとして、例えばブレーキ、エアバッグ装置、モータ
を用いるシートベルト装置等が搭載されている。これら
の安全ディバイスにも電力の供給が必要である。さらに
は、社室内での快適性を高めるため近年の車両にはエア
コンディショナが標準装備されている他、オーディオシ
ステム及びカーナビゲーションシステムも多くの車両に
搭載されている。
【0003】上記のように、車両には電力供給を必要と
する多数の電子デバイス(負荷)が搭載されている。従
来においては、車両の電力供給に関して上記デバイスに
優先順位を付けて、消費電力を抑制するという配慮はさ
れていない。車両内のデバイスの全てがオン状態、すな
わち全負荷状態となった場合でも電力供給が維持できる
ように電力システムが設計するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、乗員
の保護を確実に図るという観点から、車両の衝突が予知
された段階で所定の保護装置を起動して乗員の保護を図
る、所謂プリクラッシュシステムの提案がある。プリク
ラッシュ用の乗員保護装置として、例えばモータを駆動
してシートベルトの弛みを巻き取るプリテンショナ付き
のシートベルト装置や、衝突前にバンパを延出させ衝突
時のストロークを稼ぐ衝突緩衝装置等がある。これらの
安全デバイスを駆動するためには、さらに新たな電力が
必要となる。
【0005】上記プリクラッシュシステムは衝突予知が
された際に駆動されるもので、車両の通常使用時には駆
動されることがない。しかし、これらは緊急時には確実
に駆動させることが必要であるので、従来のように全負
荷状態で電力設計するとすれば、さらに電源の容量を増
加させることが必要となる。そのためには、従来よりさ
らにバッテリの大型化を図る必要があり、コストアッ
プ、重量増加等の問題を招来する。車両の衝突が予知さ
れたときに十分な電力が確保できなければ、電力が低下
してしまいプリクラッシュ用の乗員保護装置を備えた意
義が喪失することにもなる。
【0006】なお、車両用電力供給システムに関して
は、例えば特開平10−194007号公報で開示する
ように、車両の衝突後において電力供給を継続すると、
火災の発生を誘発するので、電力供給を一部遮断する技
術が提案されている。しかし、このシステムは実際に車
両が衝突したときに火災の虞があるので、強制的に電力
供給の一部を遮断するものである。衝突前の予知段階で
の電力供給の負荷に配慮したシステムではない。
【0007】よって、前述したような最近のプレクラッ
シュシステムに配慮し、車両内の多くのデバイスを駆動
させつつ、衝突の予知があったときには各種の乗員保護
装置が確実に作動するという環境を車両内の限られた電
力を有効活用する技術の確立が必要となっている。
【0008】したがって、本発明の目的は、車両の衝突
が予知された際に乗員を保護するためのデバイス駆動を
確保しつつ、効率的な電力利用を図った車両用電力供給
システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、車両内に設けた電源から複数の負荷へ電力供
給を行う車両用電力供給システムであって、車両の衝突
を予知する衝突予知手段と、前記衝突予知手段による衝
突予知があったときに、前記複数の負荷の一部への電力
供給を遮断する電力遮断手段とを備えた車両用電力供給
システムにより達成される。
【0010】請求項1記載の発明によれば、衝突予知手
段により車両衝突の予知があると電力遮断手段が複数の
負荷の一部への電力供給を遮断する。よって、乗員の保
護に関する負荷(電子デバイス)の駆動を確保できる車
両用電力供給システムを提供できる。また、電源からの
電力を効率的に使用するので、車両内に設ける電源が大
型化することを抑制することもできる。
【0011】上記目的は請求項2に記載の如く、車両内
に設けた電源から複数の負荷へ電力供給を行う車両用電
力供給システムであって、車両の衝突を予知する衝突予
知手段と、前記電源の電力供給状態を検知する電源状態
検知手段と、前記衝突予知手段による衝突予知があり、
かつ、前記電源状態検知手段が検知している電力が基準
に満たない場合に、前記複数の負荷の一部への電力供給
を遮断する電力遮断手段とを備えた車両用電力供給シス
テムによっても達成される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、衝突予知
手段により車両衝突の予知があったときに、電源状態検
知手段が検知している電力が基準に満たない場合には、
電力遮断手段が複数の負荷の一部への電力供給を遮断す
る。よって、車両に設けた電源の状態を確認しながら、
乗員の保護に関する負荷の駆動を確保できる車両用電力
供給システムを提供できる。また、本発明でも電源から
の電力を効率的に使用できるので、車両内に設ける電源
が大型化することを抑制することもできる。
【0013】また、請求項3に記載の如く、請求項2に
記載の車両用電力供給システムにおいて、前記電源状態
検知手段は、前記電源電圧を検知する電源電圧検知手段
又は前記電源電流を検知する電源電流検知手段とするこ
とができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、電源の電
圧或いは電流に基づいて確実に電源の状態を検知でき
る。
【0015】また、請求項4に記載の如く、請求項1か
ら3のいずれかに記載の車両用電力供給システムにおい
て、前記複数の負荷は電力供給の優先性を考慮して予め
決定したグループに分けられ、前記電力遮断手段は優先
順位の低いグループに属する負荷への電力供給を遮断す
るように設定されている構成を採用してもよい。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、車両に搭
載されている負荷が乗員保護を優先する観点から予め設
定したグループに分けられているので、優先順位の低い
グループに属する負荷への電力供給を制限することで、
必要な負荷への電力供給を確保できる。
【0017】なお、電力が遮断されるグループに属する
全ての負荷への電力供給を一律に遮断するように設定し
てもよいし、このグループ内の負荷間でさらに優先順位
を予め設定して段階的に電力供給を遮断するように設定
してもよい。
【0018】また、請求項5に記載の如く、請求項1か
ら3のいずれかに記載の車両用電力供給システムにおい
て、電力遮断手段は予め決定した電力供給の優先順位の
低い負荷への電力供給を遮断するように設定されている
構成を採用してもよい。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、車両に搭
載されている負荷の各々ついて乗員保護を優先する観点
から予め順位が定められているので、優先順位の低い負
荷への電力供給を制限することで、必要な負荷への電力
供給を確保できる。
【0020】なお、上記負荷への電力供給の遮断は、最
下位の負荷から順に電力供給を制限するように設定して
もよいし、最下位から所定数の負荷の電力供給を一律に
制限するように設定してもよい。
【0021】また、請求項6に記載の如く、請求項4又
は5に記載の車両用電力供給システムにおいて、前記負
荷は、安全に関するデバイス、走行に関するデバイス、
付加デバイスの順で電力供給が優先されていることが望
ましい。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、乗員保護
の観点を優先して車両に搭載されたデバイスの優先順位
が予め決定されるので、乗員の保護を確実に図ることが
できる車両用電力供給システムとして提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る車両用電力供給システムをより詳細に説明する。図1
は本車両用電力供給システムで実行される処理の概要を
示した図である。
【0024】図1に基づいて説明すると、車両のイグニ
ッションスイッチ(I/Gスイッチ)がオンされると、
衝突予知システムが起動する。すなわち、I/Gスイッ
チがオンされると衝突予知可能な状態で待機する。ここ
では、一例としてI/Gスイッチがオンされることを本
システムの起動条件としているが、これは車両の走行を
確認するための条件である。他にシフトレバーのドライ
ブレンジへの切替えや、サイドブレーキの解除等の検出
を、本システムの起動条件としてもよい。
【0025】また、上記衝突予知システムは、例えば車
両周辺の障害物を検出する障害物検出センサと、このセ
ンサの出力に基づいて衝突の可能性の有無を判定する衝
突判定手段を含んで構成されている。上記障害物検出セ
ンサは相対速度や相対距離を検出して車両周辺の障害物
を検知するデバイスであり、例えばミリ波センサ等を用
いて構成される。また、上記衝突判定手段は本システム
を全体的に制御する電子制御ユニット(ECU)が実行
する機能の一部として実現することができる。
【0026】そして、本電力供給システムの有する特徴
的な点は、上記衝突予知システムにより衝突が予知され
た際に、図1に例示する所定デバイスへの電力供給を確
保するため、他のデバイスへの電力供給の制限を行うこ
とである。本電力供給システムは、衝突の可能性がない
ときには従来の車両用電力供給システムと同様に、全て
のデバイスへ電力を供給する状態を許容しているが、衝
突予知があった際には所定デバイスへの電力供給を優先
するように電力供給の規制を行う。このような電力供給
の制御も上記ECUが実行する機能の一部として実現す
ることができる。
【0027】上記のように構成することで、衝突予知が
あったときに、乗員保護のために駆動することが必要な
装置やシステムに係る電子デバイスを確実に機能させる
ことができる。特にプレクラッシュシステムで駆動され
る乗員保護装置は、通常時にはおいては起動されない。
このような乗員保護装置の駆動まで想定して、全負荷状
態の電源を設計することは無駄であり、コストアップと
なる。
【0028】また、電源から供給される電力の状態は変
化するが、衝突予知があったときには衝突回避のデバイ
スや乗員保護装置の駆動を確実に確保することが必要で
ある。本発明によると、衝突予知があったときに、車両
に設けた電源の電力供給能力に対処しつつ必要なデバイ
スの駆動を確保できる。
【0029】以下、さらに本発明に係る実施例を図面を
参照して説明する。図2は、第1実施例の車両用電力供
給システム1の概要構成を示した図である。図2では、
本システムに含まれるハード構成とこれらの関係が示さ
れている。
【0030】本システムは、ECU10により全体の制
御が実行されている。このECU10には、ミリ波レー
ダ等を採用した障害物センサ11から検出信号が供給さ
れるようになっている。まず、ECU10は、衝突判定
手段として機能し、障害物センサ11からの検出信号に
基づいた衝突判定を行う。ここでの衝突判定は、障害物
センサ11の検出信号から障害物との相対距離、相対速
度及び自車の速度等を参照して、衝突が回避できないと
きに衝突するとの予知を行う。
【0031】また、ECU10は、電力遮断手段として
も機能し、下記に示す車両に搭載される複数のデバイス
に対して、選択的な電力供給を実行する。すなわち、E
CU10は、衝突予知をしたときにデバイスの一部への
電力供給を遮断する制御を実行する。
【0032】また、本実施例の車両用電力供給システム
1には、バッテリ15及発電機(オルタネータ)13が
配設されている。上記ECU10は電圧検出回路14か
らの検出信号によりバッテリ15の電圧を監視してお
り、この電圧を参照しながら上記電力供給の遮断制御を
行う。遮断制御の詳細については後述する。
【0033】さらに、本実施例のECU10は車両が実
際に衝突したか、否かについても監視するように構成さ
れている。そのために、車両の減速度を検出するGセン
サ12からの検出信号が供給されるようになっている。
Gセンサ12は車両の前端部や車両のフロア中央部に配
設され車両の減速度を検出する。
【0034】本第1実施例の車両用電力供給システムで
は、車両に搭載するデバイスを乗員保護の関連性から3
つのグルーブに分類している。そして、このグルーブに
電力供給をすべき優先順位を予め設定している。
【0035】最優先とする第1グループ20は、乗員の
安全を確保するため、衝突回避のためのシステムや装
置、衝突緩和のためシステムや装置、及び乗員保護装置
等に用いる装置やシステムに関連する安全デバイスが分
類されている。
【0036】上記安全デバイスとして、例えば図2の第
1グループ20に示すように、車両を停止させるための
ブレーキ関連する電子デバイス、エアバッグ装置関連の
電子デバイス、シートベルトにプリテンションを与える
モータ等が、この第1グループに属することになる。
【0037】次に、優先される第2グループ30は、車
両走行に関する車両駆動システムや装置、車両の走行安
定を図る装置、及び走行時に必要な表示、照明装置等の
走行デバイスが分類されている。上記走行デバイスとし
ては、例えば図2の第2グループ30に示すように、エ
ンジンに関連する電子デバイス、ヘッドライト、サスペ
ンションに関連する電子デバイスがある。
【0038】そして、最後の第3グループは、車両で用
いる付加的なデバイスが分類されている。この付加デバ
イスは、乗員の利便性や快適性を確保するためのもの
で、緊急時における乗員保護とは関連の薄いデバイスで
ある。この付加デバイスとして、例えば図2の第3グル
ープ40に示すように、オーディオ装置、エアコンディ
ショナ、カーナビゲーションシステム等がある。
【0039】本システムでは、ECU10が衝突予知し
たときには、優先順位の低い第3グループ40、第2グ
ループ30の順で、リレー19、17を制御して電力供
給を遮断して、第1グループ20への電力供給を確保す
るように制御する。そのために、ECU10は図3に示
すように、監視しているバッテリ15の電圧値に対して
3つの閾値Th3、Th2、Th1を予め設定してい
る。
【0040】第1の閾値Th1は最も高い閾値であり、
これより高い電圧であれば第2グループ30及び第3グ
ループ40に属する電子デバイスの駆動を継続しても、
第1グループ20に属する安全デバイスの駆動が保障で
きる値に設定されている。次に高い第2の閾値Th2
は、第3グループ40の電子デバイスへの電力供給を遮
断すれば、第2グループ30に属する電子デバイスの駆
動を継続しても、第1グループ20に属する安全デバイ
スの駆動が保障できる値に設定されている。さらに、最
も低い第3の閾値Th3は、第2グループ30及び3グ
ループ40の電子デバイスへの電力を遮断すれば、第1
グループ20に属する安全デバイスの駆動が保障できる
値に設定されている。そして、この第3の閾値Th3よ
りも低い電圧が検出された場合には、第1グループ20
に属する安全デバイスの駆動を確保するため発電機13
による発電量を増加させることが必要となる。
【0041】以下、本車両用電力供給システム1で上記
ECU10が電力供給を選択的に遮断する処理の一例を
示す。図4はECU10により実行される処理を示した
フローチャートである。
【0042】図4において、例えば車両のI/Gスイッ
チがオンされてから、障害物検出センサ11の検出信号
に基づいてECU10が衝突の予知を行う(S10
0)。このステップ100で衝突の可能性が無いとした
場合には、ECU10は第3グループへの電力供給遮断
用に設けたリレー19及び第2グループへの電力供給遮
断用に設けたリレー17を共にオン状態に維持する(S
102)。その一方、このステップ100で衝突の可能
性が有るとした場合には、ECU10はバッテリ15の
電圧が第1の閾値Th1を越えているか、否かを確認す
る(S104)。
【0043】上記ステップ104で、バッテリ15の電
圧が第1の閾値Th1を越えていることを確認した場合
には、このまま電力供給を維持しても安全デバイスの駆
動を保証できるので、ECU10はリレー17及びリレ
ー19をオン状態に維持して、この後に実際に衝突した
か、否かの判定を行う(S118)。
【0044】上記ステップ118では、ECU10は車
両に設けた加速度センサ(Gセンサ12)から車両に加
わった減速度を監視して、実際の衝突の有無を確認す
る。このステップ118で衝突が無かったと判断される
と、ステップ100に戻り衝突の予知からのステップが
同様に繰返される。ステップ118で、実際に衝突が発
生したと判断された場合には本ルーチンによる処理を終
了する。
【0045】また、上記ステップ104で、ECU10
がバッテリ15の電圧が第1の閾値Th1を越えていな
いことを確認した場合には、このままの電力供給を維持
すると安全デバイスの駆動が保証できなくなる。そこ
で、ECU10はバッテリ15の電圧がどの程度まで低
下しているか、順次確認する(S108、S112)。
【0046】ステップ108で、ECU10がバッテリ
15の電圧が第2の閾値Th2を越えていることを確認
した場合には、第3グループの電子デバイスの駆動を停
止すれば、安全デバイスの駆動を保証できる。よって、
ECU10はリレー17のオン状態は維持し、リレー1
9はオフに切替える(S110)。この後は、前述した
ステップ118以後の処理が同様に実行される。
【0047】ステップ108で、ECU10がバッテリ
15の電圧が第2の閾値Th2を越えていないことを確
認した場合には、さらに第3の閾値Th3を越えている
か、否かを確認する(S112)。バッテリ15の電圧
が第2の閾値Th2を越えていない場合には、第3グル
ープの電子デバイスの駆動を停止しただけでは、安全デ
バイスの駆動を保証できない。しかし、バッテリ15の
電圧が第3の閾値Th3を越えていれば、第2及び第3
グループの電子デバイスの駆動を停止すれば、安全デバ
イスの駆動を保証できる。よって、ECU10はリレー
17及びリレー19の両方をオフに切替える(S11
4)。
【0048】バッテリ15の電圧が第3の閾値Th3も
越えない程に電圧が低下している場合には、ECU10
は発電機による発電量を増加させて電圧を上昇させると
共に(S116)、リレー17及びリレー19の両方を
オフに切替えて(S114)、安全デバイスの駆動を確
保する。この後は、前述したステップ118以後の処理
が同様に実行される。
【0049】以上詳述した本車両用電力制御システムに
よると、ECU10が衝突予知したときに、優先順位の
低い第3グループ40、第2グループ30の順で、リレ
ー19、17を選択的に切替えて電力供給を行い、第1
グループ20への電力供給うを確保する。よって、本車
両用電力制御システムによると電源からの電力を効率的
に使用して衝突の際における乗員保護装置等の駆動を確
保できる。
【0050】さらに、図5から図7に基づいて第2実施
例の車両用電力供給システム2について説明する。図5
は第2実施例の車両用電力供給システム2の概要構成を
示した図である。図5では第1実施例について示した図
2の構成部分と同様の部位には同一の符号を付して重複
した説明を省略する。
【0051】前述した本第1実施例の車両用電力供給シ
ステム1では車両に搭載している電子デバイスをグルー
プに分け、このグループ間に優先順位を設けていた。本
第2実施例の車両用電力供給システム2では、電子デバ
イス各々に予め優先順位を設定する。図5に例示するよ
うに1番から優先順位の高い装置やシステムに用いる電
子デバイスを予め設定しておき、衝突の予知があったと
きには予め定めた上位から所定番目までの駆動が確保さ
れるようにする。図5に示すように、例えばエアバッグ
装置、ブレーキシステム、パワーステアリング、プリテ
ンショナ式シートベルト装置、衝突検出センサ等に係る
電子デバイスを高い優先に設定する。この考え方は、第
1実施例の場合と同様であり、衝突が予知されたときに
乗員保護を優先するため、乗員保護装置や車両の衝突回
避に使用する装置やシステムに関する電子デバイスへ確
実に電力を供給するように設定されている。
【0052】上記の優先性の高い電子デバイスの駆動を
確保するため、本実施例では優先性の低い付加デバイス
も予め設定している。図5に示すように、例えば電動シ
ート、クーリングファン、リアガラスのクモリ取り用の
電熱線であるデフォガ等が安全デバイスを駆動するため
に電力を遮断するデバイスとされる。なお、図5では各
デバイスへの電力供給を切替えるリレーの図示は省略し
ている。
【0053】ところで、衝突の予知があってから、実際
に衝突する、或いは衝突を回避できるまでの時間は極め
て短い時間である。衝突の予知は出たが実際には衝突し
なかったという場合もある。この場合には、短い時間に
上記電動シート等への電力が遮断され、衝突回避後は通
常の電力供給状態に戻るので乗員に不都合が生じるとい
うことはない。この点に関しては、前述した第1実施例
の場合も同様である。
【0054】本第2実施例での電力遮断制御は第1実施
例の場合と同様に、ECU10が実行する。図6及び図
7を用いて、本実施例のECU10が実行する処理例を
2つ示す。
【0055】図6はECU10により実行される処理例
を示したフローチャートである。図6では、衝突予知し
たときに、予め設定した電子デバイスへの電力供給を一
律に遮断する処理例を示している。
【0056】図6による処理でも、障害物検出センサ1
1の検出信号に基づいてECU10が衝突の予知を行う
(S200)。このステップ200で衝突の可能性が無
いされた場合には、全てのデバイスへの電力供給をオン
状態に維持して(S202)、衝突の予知を繰り返す。
一方、ステップ200で衝突の可能性が有るとされた場
合には、優先順位下位のデバイスへの電力供給をオフに
切替える(S204)。なお、ここで電力供給が遮断さ
れるデバイスは、優先順位の高いデバイスの駆動が必ず
確保できるように予め決定されている。
【0057】次ぎのステップ206では、ECU10は
車両に設けた加速度センサ(Gセンサ12)から車両に
加わった減速度を監視して、実際の衝突の有無を確認す
る。このステップ206で衝突が無かったと判断される
と、ステップ200に戻り衝突の予知からのステップが
同様に繰返される。ステップ206で、実際に衝突が発
生したと判断された場合には本ルーチンによる処理を終
了する。
【0058】本処理では、衝突の予知があったときに予
め設定した、低位のデバイスへの電力供給を遮断すると
いう簡単な処理で安全デバイスの駆動が確保されてい
る。
【0059】つぎに、図7では衝突予知したときに、E
CU10が電圧を参照しながら予め設定した電子デバイ
スへの電力供給を一律に遮断する場合の処理例を示して
いる。図7でECU10が実行する処理は、ステップ3
00で衝突の可能性が有るとされた場合に、優先順位下
位のデバイスへの電力供給をオフに切替える前に(S3
06)、バッテリ15の電圧が所定の閾値THを越えて
いるかを確認するステップ304が含まれている。
【0060】図6で示した処理例では優先順位下位のデ
バイスへの電力供給を必ずオフに切替えるものである
が、バッテリ15の電圧が所定の閾値THを越えていれ
ば全てのデバイスへの電力供給をオン状態に維持しても
(S302)、優先順位の高いデバイスの駆動が確保で
きるので本処理では電圧が低い場合のみ電力供給を規制
するようにしている。
【0061】よって、上記ステップ304で、バッテリ
15の電圧が所定の閾値THを越えていないことが確認
された場合には、図6での処理と同様に優先順位下位の
デバイスへの電力供給をオフに切替える(S306)。
次ぎのステップ308以後での処理は図6での処理と同
様である。すなわち、ECU10は車両に設けた加速度
センサ(Gセンサ12)から車両に加わった減速度を監
視して、実際の衝突の有無を確認する。このステップ3
08で衝突が無かったと判断されると、ステップ300
に戻り衝突の予知からのステップが同様に繰返される。
ステップ308で、実際に衝突が発生したと判断された
場合には本ルーチンによる処理を終了する。
【0062】上述した実施例では、電圧検出回路14を
配設して電圧監視することで電源15による電力供給の
状態を監視しているが、同様に電源15からの電流検出
により電力供給の状態を監視するようにしてもよい。
【0063】以上本発明の好ましい実施例について詳述
したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の
範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0064】なお、特許請求の範囲の負荷は前記電子デ
バイスに、衝突予知手段は前記ECU10及び障害物検
出センサ11に、電力遮断手段は前記ECU10及びリ
レー17,19に、電源状態検知手段は前記電圧検出回
路14に、それぞれ対応している。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかなよう
に、請求項1記載の発明によれば、衝突予知手段により
車両衝突の予知があると電力遮断手段が複数の負荷の一
部への電力供給を遮断する。よって、乗員の保護に関す
るデバイスの駆動を確保できる車両用電力供給システム
を提供できる。また、電源からの電力を効率的に使用す
るので、車両内に設ける電源が大型化することを抑制す
ることもできる。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、衝
突予知手段により車両衝突の予知があったときに、電源
状態検知手段が検知している電力が基準に満たない場合
には、電力遮断手段が複数の負荷の一部への電力供給を
遮断する。よって、車両に設けた電源の状態を確認しな
がら、乗員の保護に関するデバイスの駆動を確保できる
車両用電力供給システムを提供できる。
【0067】また、請求項3に記載の発明によれば、電
源の電圧或いは電流に基づいて確実に電源の状態を検知
できる。
【0068】また、請求項4に記載の発明によれば、車
両に搭載されている負荷が乗員保護を優先する観点から
予め設定したグループに分けられているので、優先順位
の低いグループに属する負荷への電力供給を制限するこ
とで、必要な負荷への電力供給を確保できる。
【0069】また、請求項5に記載の発明によれば、車
両に搭載されている負荷の各々ついて乗員保護を優先す
る観点から予め順位が定められているので、優先順位の
低い負荷への電力供給を制限することで、必要な負荷へ
の電力供給を確保できる。
【0070】また、請求項6に記載の発明によれば、乗
員保護の観点を優先して車両に搭載されたデバイスの優
先順位が予め決定されるので、乗員の保護を確実に図る
ことができる車両用電力供給システムとして提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本車両用電力供給システムで実行される処理の
概要を示した図である。
【図2】第1実施例の車両用電力供給システムの概要構
成を示した図である。
【図3】ECUが監視しているバッテリの電圧値に対し
て定めた閾値の設定例を示した図である。
【図4】第1実施例のECUにより実行される処理を示
したフローチャートである。
【図5】第2実施例の車両用電力供給システムの概要構
成を示した図である。
【図6】第2実施例のECUにより実行される処理例を
示したフローチャートである。
【図7】第2実施例のECUにより実行される他の処理
例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1、2 車両用電力供給システム 10 ECU(衝突予知手段、電力遮断手段) 11 障害物検出センサ(衝突予知手段) 13 発電機 14 電流検出回路(電源状態検知手段、電源
電圧検知手段) 15 バッテリ(電源) 16、17 リレー(電力遮断手段) 20 第1グループ(負荷) 30 第2グループ(負荷) 40 第3グループ(負荷)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月10日(2002.10.
10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は請求項1に記
載の如く、車両内に設けた一の電源から複数の負荷へ電
力供給を行う車両用電力供給システムであって、車両の
衝突を予知する衝突予知手段と、前記衝突予知手段によ
る衝突予知があったときに、前記複数の負荷の一部への
電力供給を遮断する電力遮断手段とを備えた車両用電力
供給システムにより達成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、請求項5に記載の如く、請求項1か
ら3のいずれかに記載の車両用電力供給システムにおい
て、前記電力遮断手段は予め決定した電力供給の優先順
位の低い負荷への電力供給を遮断するように設定されて
いる構成を採用してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項6に記載の発明によれば、乗員保護
装置の観点を優先して車両に搭載されたデバイスの優先
順位が予め決定されるので、乗員の保護を確実に図るこ
とができる車両用電力供給システムとして提供できる。
更に、請求項7に記載の如く、請求項1又は2に記載の
車両用電力供給システムにおいて、前記電源の電力が所
定値よりも小さい場合に、該電源を充電する発電機によ
る発電量を増大する発電量増大手段を備えることとして
もよい。請求項7に記載の発明によれば、必要な負荷へ
の電力供給を確保することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】また、請求項6に記載の発明によれば、乗
員保護の観点を優先して車両に搭載されるデバイスの優
先順位が予め決定されるので、乗員の保護を確実に図る
ことができる車両用電力供給システムとして提供でき
る。更に、請求項7に記載の発明によれば、必要な負荷
への電力供給を確保することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 302 H02J 7/00 302B 302D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に設けた電源から複数の負荷へ電
    力供給を行う車両用電力供給システムであって、 車両の衝突を予知する衝突予知手段と、前記衝突予知手
    段による衝突予知があったときに、前記複数の負荷の一
    部への電力供給を遮断する電力遮断手段とを備えた、こ
    とを特徴とする車両用電力供給システム。
  2. 【請求項2】 車両内に設けた電源から複数の負荷へ電
    力供給を行う車両用電力供給システムであって、 車両の衝突を予知する衝突予知手段と、前記電源の電力
    供給状態を検知する電源状態検知手段と、前記衝突予知
    手段による衝突予知があり、かつ、前記電源状態検知手
    段が検知している電力が基準に満たない場合に、前記複
    数の負荷の一部への電力供給を遮断する電力遮断手段と
    を備えた、ことを特徴とする車両用電力供給システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用電力供給システ
    ムにおいて、 前記電源状態検知手段は、前記電源電圧を検知する電源
    電圧検知手段又は前記電源電流を検知する電源電流検知
    手段である、ことを特徴とする車両用電力供給システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の車両
    用電力供給システムにおいて、 前記複数の負荷は電力供給の優先性を考慮して予め決定
    したグループに分けられ、前記電力遮断手段は優先順位
    の低いグループに属する負荷への電力供給を遮断するよ
    うに設定されている、ことを特徴とする車両用電力供給
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかに記載の車両
    用電力供給システムにおいて、 電力遮断手段は予め決定した電力供給の優先順位の低い
    負荷への電力供給を遮断するように設定されている、こ
    とを特徴とする車両用電力供給システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の車両用電力供給
    システムにおいて、 前記負荷は、安全に関するデバイス、走行に関するデバ
    イス、付加デバイスの順で電力供給が優先されている、
    ことを特徴とする車両用電力供給システム。
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