JP2003163206A - プラズマ処理装置、プラズマ処理方法及びマルチチャンバシステム - Google Patents

プラズマ処理装置、プラズマ処理方法及びマルチチャンバシステム

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JP2003163206A
JP2003163206A JP2001362888A JP2001362888A JP2003163206A JP 2003163206 A JP2003163206 A JP 2003163206A JP 2001362888 A JP2001362888 A JP 2001362888A JP 2001362888 A JP2001362888 A JP 2001362888A JP 2003163206 A JP2003163206 A JP 2003163206A
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chamber
processing chamber
plasma
plasma processing
processing apparatus
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JP2001362888A
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Toshiaki Fujisato
敏章 藤里
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理室内に発生したプラズマによるシール部
材の劣化を抑制することができるプラズマ処理装置、プ
ラズマ処理方法及びマルチチャンバシステムを提供す
る。 【解決手段】 プラズマ処理装置の処理室21の側壁に
は、半導体ウエハWが搬入及び排出する搬送路42が設
けられている。搬送路42は、処理室21の側壁を貫通
し、ゲート12を介して第2搬送室5に接続されてい
る。搬送路42の近傍には、搬送路42を閉鎖するよう
に、上下動可能な保護部材51が配置されている。保護
部材51の保護板52は、保護部材51が上部に移動し
た状態で、搬送路42の内壁との間がラビリンス構造と
なる隙間を有する形状に形成されている。また、ゲート
12と保護部材51との間の搬送路42には、ガス供給
孔56及びガス供給手段57が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ処理装
置、プラズマ処理方法及びマルチチャンバシステムに関
し、詳しくは、被処理体、例えば、半導体ウエハにプラ
ズマ処理を施すプラズマ処理装置、プラズマ処理方法及
びマルチチャンバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、被処理体、
例えば、半導体ウエハに、プラズマを用いたエッチング
処理や化学的気相成長(Chemical Vapor Deposition:
CVD)処理のような各種のプラズマ処理を施すプラズ
マ処理装置が使用されている。このようなプラズマ処理
装置の中でも、平行平板型のプラズマ処理装置は、処理
の均一性に優れ、また、装置構成も比較的簡易であるこ
とから広く使用されている。
【0003】平行平板型のプラズマ処理装置は、処理室
の上下に対向するように配置された2つの平板電極を備
えている。2つの平板電極のうち、下部に配置された下
部電極は半導体ウエハを戴置可能に構成されている。一
方、上部に配置された上部電極は、下部電極との対向面
に、多数のガス穴を有する電極板を備えている。また、
上部電極は処理ガスの供給源に接続されている。そし
て、処理室に連通する搬送路を介して半導体ウエハを下
部電極に載置した後、処理ガスが電極板のガス穴を介し
て上部電極側から上下電極の間の空間(プラズマ発生空
間)に供給される。プラズマ発生空間に供給された処理
ガスは、上部電極への高周波電力(RF)の印加により
プラズマ化される。このプラズマにより半導体ウエハに
所定の処理が施される。
【0004】ところで、半導体ウエハは、処理室の側壁
に設けられた搬送路から処理室内に収容される。図4に
搬送路付近の概略図を示す。図4に示すように、搬送路
101は処理室102の側壁を貫通するように設けられ
ている。搬送路101はゲート103を介して搬送室1
04に連通されている。ゲート103には、上下動可能
なゲート部材105と、その周囲にシール部材、例え
ば、Oリング106が配置されている。そして、ゲート
部材105を上方に移動させることによりゲート103
が閉鎖され、処理室102内を密閉する。処理室102
内が密閉されると、処理室102内を所定の圧力に減圧
し、プラズマ処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
103を閉鎖しても、搬送路101が処理室102内に
連通しているので、プラズマ処理が行われると、処理室
102内のプラズマが搬送路101内に進入し、このプ
ラズマによりOリング106が劣化してしまうおそれが
ある。Oリング106が劣化してしまうと、Oリング1
06からパーティクルが発生しやすくなってしまう。ま
た、Oリング106の交換頻度が高くなり、プラズマ処
理装置の稼働率が低下してしまう。
【0006】また、搬送路101の存在により、搬送路
101近傍で、異常放電が生じるおそれがあり、プラズ
マが不均一になりやすい。さらに、搬送路101の内壁
にプラズマ化された処理ガスが付着しやすく、付着した
処理ガスによりパーティクルが発生してしまうおそれが
ある。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、処理室内に発生したプラズマによるシール部材
の劣化を抑制することができるプラズマ処理装置、プラ
ズマ処理方法及びマルチチャンバシステムを提供するこ
とを目的とする。また、本発明は、パーティクルの発生
を抑制することができるプラズマ処理装置、プラズマ処
理方法及びマルチチャンバシステムを提供することを目
的とする。さらに、本発明は、異常放電の発生を抑制す
ることができるプラズマ処理装置、プラズマ処理方法及
びマルチチャンバシステムを提供することを目的とす
る。また、本発明は、処理室内に発生したプラズマの不
均一を抑制することができるプラズマ処理装置、プラズ
マ処理方法及びマルチチャンバシステムを提供すること
を目的とする。さらに、本発明は、搬送路の内壁に付着
物が付着するのを抑制することができるプラズマ処理装
置、プラズマ処理方法及びマルチチャンバシステムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるプラズマ処理装置は、
内部で被処理体に所定のプラズマ処理が施される処理室
と、前記処理室内を密閉可能なゲートと前記処理室の内
部とを連通し、被処理体を処理室内または処理室外に搬
送可能な搬送路と、前記搬送路を閉鎖するように移動可
能な保護部材と、を備える、ことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、保護部材が搬送路を閉
鎖するように移動でき、処理室内に発生したプラズマが
保護部材によりゲートまで到達しにくくなる。このた
め、処理室内に発生したプラズマによるシール部材の劣
化を抑制することができる。したがって、パーティクル
の発生を抑制することができる。また、搬送路が閉鎖さ
れるので、搬送路近傍での異常放電の発生を抑制するこ
とができ、処理室内に発生したプラズマの不均一を抑制
することができる。さらに、搬送路の内壁にプラズマ化
された処理ガスが付着しにくくなり、パーティクルの発
生を抑制することができる。
【0010】前記保護部材は、前記搬送路を閉鎖するよ
うに移動した状態で、前記搬送路の内壁との間に隙間を
有するように形成されていることが好ましい。この場
合、保護部材と搬送路の内壁とが接触しなくなり、パー
ティクルの発生をさらに抑制することができる。
【0011】前記保護部材及び前記搬送路は、前記保護
部材が前記搬送路を閉鎖するように移動した状態で、前
記保護部材と前記搬送路の内壁との間がラビリンス構造
となる隙間を有する形状に形成されていることが好まし
い。この場合、処理室内に発生したプラズマが保護部材
によりゲートまで到達しにくくなり、処理室内に発生し
たプラズマによるシール部材の劣化を抑制することがで
きる。
【0012】前記ゲートと前記保護部材との間の前記搬
送路に通じるガス供給孔と、前記ガス供給孔に接続さ
れ、該ガス供給孔を介して前記搬送路にガスを供給する
ガス供給手段とを、さらに備えることが好ましい。この
場合、ゲートが閉鎖されたプラズマ処理の際に、ガス供
給手段から供給されたガスが、ガス供給孔から搬送路、
保護部材の周囲を通って処理室内に導入され、搬送路の
内壁にプラズマ化された処理ガスが付着しにくくなる。
このため、パーティクルの発生をさらに抑制することが
できる。前記ガス供給手段から供給されるガスとして
は、不活性ガスがある。
【0013】前記保護部材は、前記処理室の側壁内に配
置されていることが好ましい。さらに、前記保護部材
は、前記処理室の内壁近傍に配置されていることが好ま
しい。この場合、搬送路近傍での異常放電の発生をさら
に抑制することができ、処理室内に発生したプラズマの
不均一をさらに抑制することができる。
【0014】前記保護部材は接地されていることが好ま
しい。また、前記保護部材は、例えば、導電性材料によ
り形成されていることが好ましい。
【0015】本発明の第2の観点にかかるプラズマ処理
方法は、処理室内を密閉可能なゲートと、処理室の壁面
に設けられた搬送路と、を介して処理室内に被処理体を
搬送する搬送工程と、前記ゲートを閉鎖して、前記搬送
工程により被処理体が搬送された処理室内を密閉する密
閉工程と、前記密閉工程により密閉された処理室内を所
定の温度及び所定の圧力に設定する設定工程と、前記設
定工程により所定の温度及び所定の圧力に設定された処
理室内にプラズマを発生させて被処理体をプラズマ処理
するプラズマ処理工程と、を備えるプラズマ処理方法で
あって、前記設定工程前または前記設定工程後に、前記
搬送路の近傍に設けられた保護部材を前記搬送路を閉鎖
するように移動する移動工程を行う、ことを特徴とす
る。
【0016】この構成によれば、設定工程前または設定
工程後、すなわち、プラズマ処理工程前に、搬送路の近
傍に設けられた保護部材が搬送路を閉鎖するように移動
される。このため、プラズマ処理工程において、処理室
内に発生したプラズマが保護部材によりゲートまで到達
しなくなる。このため、処理室内に発生したプラズマに
よるシール部材の劣化を抑制することができる。したが
って、パーティクルの発生を抑制することができる。ま
た、搬送路が閉鎖されるので、搬送路近傍での異常放電
の発生を抑制することができ、処理室内に発生したプラ
ズマの不均一を抑制することができる。さらに、搬送路
の内壁にプラズマ化された処理ガスが付着しにくくな
り、パーティクルの発生を抑制することができる。
【0017】前記移動工程では、前記保護部材が前記搬
送路を閉鎖するように移動した状態で、前記保護部材と
前記搬送路の内壁との間に隙間を設け、前記ゲートと前
記保護部材との間の前記搬送路に通じる前記ガス供給孔
から、前記搬送路、前記保護部材の周囲を介して、前記
処理室内にガスを導入することが好ましい。この場合、
処理室内に発生したプラズマが保護部材によりゲートま
で到達しにくくなる。さらに、搬送路の内壁にプラズマ
化された処理ガスが付着しにくくなる。このため、パー
ティクルの発生をさらに抑制することができる。
【0018】本発明の第3の観点にかかるマルチチャン
バシステムは、少なくとも一のチャンバに、上記第1の
観点にかかるプラズマ処理装置を配置した、ことを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプラズマ処理装
置、プラズマ処理方法及びマルチチャンバシステムにつ
いて説明する。本実施の形態では、プラズマ処理装置と
して、上下に対向するように配置された2つの電極を有
する、いわゆる平行平板型のプラズマ処理装置を用い
て、被処理体、例えば、半導体ウエハWに薄膜を成膜す
る場合を例に説明する。図1は、本発明のマルチチャン
バシステムの構成を示す図である。
【0020】図1に示すように、マルチチャンバシステ
ム1は、搬入出室2と、第1搬送室3と、ロードロック
チャンバ4と、第2搬送室5と、複数(本実施の形態で
は4つ)のチャンバ6(6a〜6d)と、を備えてい
る。
【0021】搬入出室2は半導体ウエハをマルチチャン
バシステム1に搬入または搬出する空間であり、半導体
ウエハを収容したカセット7が収納されている。第1搬
送室3は搬入出室2とロードロックチャンバ4とを連結
する。第1搬送室3には第1搬送アーム8が載置されて
おり、第1搬送アーム8により半導体ウエハを搬送し
て、半導体ウエハを搬入出室2またはロードロックチャ
ンバ4に搬入または搬出する。ロードロックチャンバ4
は第1搬送室3と第2搬送室5とを連結し、半導体ウエ
ハを第1搬送室3または第2搬送室5に搬入または搬出
する空間である。第2搬送室5は各チャンバ6とロード
ロックチャンバ4とを連結する。第2搬送室5には第2
搬送アーム9が載置されており、第2搬送アーム9によ
り半導体ウエハを搬送して、半導体ウエハをロードロッ
クチャンバ4または各チャンバ6に搬入または搬出す
る。
【0022】チャンバ6には、マルチチャンバシステム
1を用いて処理するものに対応した各種の処理装置が配
置されている。本実施の形態では、半導体ウエハの表面
に薄膜を成膜する平行平板型のプラズマ処理装置6a
と、他の処理装置6b〜6dが配置されている。
【0023】第2搬送室5と各チャンバ6とは、真空ポ
ンプ、バルブ等から構成された図示しない真空制御部に
よって真空に保持されている。また、ロードロックチャ
ンバ4は、真空制御部によって真空と常圧との切り替え
が可能なように構成されている。
【0024】第1搬送室3とロードロックチャンバ4と
はゲート10を介して接続され、ロードロックチャンバ
4と第2搬送室5とはゲート11を介して接続されてい
る。また、第2搬送室5と各チャンバ6とはゲート12
を介して接続されている。
【0025】半導体ウエハは、搬入出室2に収納された
カセット7から、第1搬送アーム8により第1搬送室
3、ゲート10を介してロードロックチャンバ4に搬送
される。そして、ロードロックチャンバ4内の半導体ウ
エハは、第2搬送アーム9によりゲート11、第2搬送
室5、ゲート12を介して各チャンバ6に搬送される。
第1搬送アーム8、第2搬送アーム9の移動及び、ゲー
ト10、ゲート11、ゲート12の開閉は、マイクロプ
ロセッサ等から構成された図示しない制御部で制御され
ている。
【0026】次に、チャンバ6に配置されたプラズマ処
理装置6aについて説明する。図2は、本発明のプラズ
マ処理装置6aの構成を示す図である。
【0027】図2に示すように、プラズマ処理装置6a
は、略円筒形状の処理室21を備えている。処理室21
は導電性材料から形成され、例えば、アルマイト処理
(陽極酸化処理)されたアルミニウムが用いられてい
る。また、この処理室21は接地されている。
【0028】処理室21内の底部には略円柱状のサセプ
タ支持台22が設けられている。サセプタ支持台22は
サセプタ23を支持する。サセプタ23は、半導体ウエ
ハWの戴置台としての機能と下部電極としての機能とを
有する。また、サセプタ支持台22の上にはセラミック
などの絶縁体24が配置され、サセプタ支持台22とサ
セプタ23との間は絶縁体24により絶縁されている。
【0029】サセプタ支持台22は、処理室21の下方
に設けられた、図示しない昇降機構にシャフト25を介
して接続されている。そして、昇降機構によりシャフト
25を昇降させることにより、サセプタ支持台22が昇
降される。サセプタ支持台22の下方は、例えば、ステ
ンレス鋼からなるベローズ26で覆われている。ベロー
ズ26は、処理室21内の真空部分と、大気に露出され
る部分とを分離する。ベローズ26は、その上端と下端
とがそれぞれサセプタ支持台22の下面および処理室2
1の底壁の上面にねじ止めされている。
【0030】サセプタ支持台22の内部には、冷媒流路
27が設けられている。冷媒流路27には、例えば、フ
ロリナートなどの冷媒が循環されている。そして、冷媒
流路27に冷媒を循環させることにより、半導体ウエハ
Wの処理面が所望の温度に制御される。
【0031】サセプタ23は、例えば、アルミニウムか
ら構成されている。また、サセプタ23は、その上面の
中央部が凸状の円板状に形成され、その上に半導体ウエ
ハWが載置される。サセプタ23の表面には、図示しな
い静電チャックが設けられている。静電チャックには、
薄い誘電層の中にチャック電極が埋設されており、直流
電圧源から直流電圧を印加することにより、チャック電
極が半導体ウエハWを静電吸着する。また、サセプタ2
3の内部には、半導体ウエハW受け渡し用のリフトピン
(図示せず)が昇降可能に配置されており、リフトピン
を上昇させた状態で半導体ウエハWの受け渡しが行われ
る。
【0032】また、サセプタ23は平行平板型電極の一
方の電極である下部電極として機能する。そして、下部
電極であるサセプタ23と、基準電位、例えば、アース
との間には、第1の整合器28及び第1のRF電源29
が接続されている。第1のRF電源29は所定の範囲の
周波数を有している。そして、第1のRF電源29に所
定の範囲の周波数を印加することにより、半導体ウエハ
Wに適当なイオン衝撃を与える等の効果が得られる。
【0033】サセプタ23の上部周縁部には、半導体ウ
エハWにプラズマ活性種を効果的に入射させるためのフ
ォーカスリング30が設けられている。フォーカスリン
グ30は、例えば、シリコン(ケイ素)から構成されて
いる。フォーカスリング30は、その中心に半導体ウエ
ハWとほぼ同径に開口を有し、半導体ウエハWが開口内
に収容されるように配置されている。
【0034】サセプタ23の上方には、サセプタ23と
対向するように、上部電極31が設けられている。上部
電極31は中空状に形成され、処理室21の上部に埋設
されている。また、上部電極31には、第2のRF電源
32が接続されており、その給電線には第2の整合器3
3が介在されている。第2のRF電源32は、例えば、
13〜150MHzの範囲の周波数を有しており、この
ように高い周波数を印加することにより処理室21内に
好ましい解離状態で、かつ高密度のプラズマが形成され
る。
【0035】上部電極31は、中空状の電極支持体34
と、電極支持体34に支持された電極板35とから構成
されている。電極支持体34は、導電性材料、例えば、
アルマイト処理されたアルミニウムから形成されてい
る。電極支持体34の内部には中空部36が形成され、
その上部には上部電極31(処理室21)内にガスを導
入するガス導入口37に接続されている。ガス導入口3
7は、図示しないマスフローコントローラ等を介して、
処理ガスのガス源であるガス供給源38に接続されてい
る。そして、ガス供給源38から供給された処理ガス
は、ガス導入口37、中空部36を通過することにより
拡散されて、電極板35の全体に均一に供給される。
【0036】電極板35は、その主面(サセプタ23と
の対向面)全体に形成された多数の孔39を有する。電
極支持体34の中空部36において電極板35全体に拡
散された処理ガスは、孔39を介して、半導体ウエハW
の表面全体に均一に供給される。
【0037】処理室21の底部には排気口40が設けら
れている。排気口40には、ターボ分子ポンプなどの真
空ポンプを備える排気装置41が接続されている。排気
装置41は、処理室21内を所定の圧力まで排気する。
【0038】処理室21の側壁には、半導体ウエハWが
搬入及び排出される搬送路42が設けられている。搬送
路42は、処理室21の側壁を貫通し、ゲート12を介
して第2搬送室5に接続されている。図3に搬送路42
付近の拡大図を示す。
【0039】図3に示すように、搬送路42の近傍には
上下動可能な保護部材51が配置されている。保護部材
51は、処理室21の側壁の内部に配置されている。こ
の保護部材51は処理室21の内壁近傍に配置されてい
ることが好ましい。保護部材51と処理室21の内壁と
の距離が短くなり、搬送路42近傍での異常放電の発生
を抑制することができるためである。また、処理室21
内に発生したプラズマの不均一を抑制することができる
ためである。保護部材51は、保護板52と、シャフト
53と、ベローズ54とを備えている。
【0040】保護板52は、保護部材51が上部に移動
した状態で、搬送路42の内壁との間がラビリンス構造
となる隙間を有する形状に形成されている。すなわち、
保護板52の上部及び下部(保護板52が上部に移動し
た状態で搬送路42の上方及び下方に配置される箇所)
には凸部及び凹部が形成されている。そして、対応する
搬送路42の内壁にも、保護板52との間に所定の隙間
が形成されるように、凸部及び凹部が形成されている。
この保護板52は導電性材料、例えば、処理室21と同
様のアルマイト処理されたアルミニウムにより形成され
ている。
【0041】シャフト53は保護板52の下端に接続さ
れている。ベローズ54はシャフト53の下部に接続さ
れている。また、保護部材51を処理室21と同電位に
するために、シャフト53は、接地されている。
【0042】また、搬送路42にはガス供給孔56が接
続されている。ガス供給孔56は、ゲート12と保護部
材51との間の搬送路42に連通されている。ガス供給
孔56は、ガス供給孔56に所定のガスを供給するガス
供給手段57が接続されている。そして、ゲート12が
閉鎖されるとともに、保護部材51が上部に移動した状
態で、ガス供給手段57から供給された不活性ガスは、
図示しないマスフローコントローラにより所定の流量に
調整された後、図3の矢印に示すように、ガス供給孔5
6、搬送路42、保護板52の周囲を通って、処理室2
1内に導入される。このように、ガス供給手段57から
供給されるガスは処理室21内に導入されるので、処理
室21内でのプラズマ処理に悪影響を与えない、例え
ば、窒素(N)、アルゴン(Ar)のような不活性ガ
スであることが好ましい。
【0043】搬送路42はゲート12を介して第2搬送
室5に連通されている。ゲート12には、上下動可能な
ゲート部材61と、その周囲にシール部材、例えば、O
リング62が配置され、ゲート部材61を上部に移動さ
せることによりゲート12が閉鎖される。これにより、
処理室21内が密閉される。
【0044】次に、以上のように構成されたプラズマ処
理装置6aを用い、プラズマ処理方法について、半導体
ウエハWに薄膜を形成する場合を例に説明する。なお、
以下の説明において、プラズマ処理装置6aを構成する
各部の動作は、図示しない制御部によりコントロールさ
れている。
【0045】まず、図示しない昇降機構によりシャフト
25を下降させ、サセプタ支持台22(サセプタ23)
を、サセプタ23上に半導体ウエハWが搬入可能な位置
まで下降させる。次に、ゲート12のゲート部材61を
下降させ、ゲート12を開放する。また、保護部材51
のシャフト53(保護板52)を下降させ、搬送路42
を開放する。
【0046】次に、第2搬送アーム9により、半導体ウ
エハWを、ゲート12、搬送路42を介して処理室21
内に搬入し、サセプタ23上に載置する(搬送工程)。
そして、図示しない静電チャックに直流電圧を印加し、
サセプタ23に半導体ウエハWを静電吸着させる。
【0047】続いて、ゲート12のゲート部材61を上
昇させ、ゲート12を閉鎖し、処理室21内を密閉する
(密閉工程)。処理室21内が密閉されると、排気装置
41により処理室21内のガスを排気口40を介して排
気し、処理室21内を所定の圧力に設定する。また、こ
の状態で、冷媒流路22に所定の温度の冷媒を通流させ
て、サセプタ23(半導体ウエハW)を所定の温度に設
定する(設定工程)。その後、図示しない昇降機構によ
りシャフト25を上昇させ、サセプタ支持台22を所定
の処理位置まで上昇させる。
【0048】また、保護部材51のシャフト53を上昇
させ、搬送路42を閉鎖するように、保護板52を上昇
させる(移動工程)。さらに、ガス供給手段57から不
活性ガスを、ガス供給孔56を介して、搬送路42に供
給する。ここで、ゲート12は閉鎖されている。また、
保護板52は、保護部材51が上部に移動した状態で、
搬送路42の内壁との間に隙間を有する形状に形成され
ている。このため、搬送路42に供給された不活性ガス
は、図3の矢印に示すように、保護板52の周囲の隙間
を通って、処理室21内に導入される。
【0049】処理室21内が所定の圧力に制御され、さ
らに、半導体ウエハWが所定の温度に制御されると、図
示しないマスフローコントローラにより所定の流量に制
御された処理ガスを、ガス供給源38からガス導入口3
7に導入する。ガス導入口37に導入された処理ガス
は、電極支持体34の中空部36を通過することにより
拡散されて、電極板35全体に均一に供給される。そし
て、電極板35に供給された処理ガスは、電極板35の
孔39を介して、半導体ウエハWの表面全体に均一に供
給される。
【0050】その後、第2のRF電源32から、所定の
高周波電力を上部電極31に印加する。これにより、上
部電極31と下部電極としてのサセプタ23との間に高
周波電界が生じ、上部電極31から供給された処理ガス
がプラズマ化する(プラズマ処理工程)。また、第1の
RF電源29から、所定の高周波電力を下部電極である
サセプタ23に印加する。これにより、プラズマ中の活
性種がサセプタ23側へ引き込まれ、半導体ウエハWの
表面近傍のプラズマ密度が高められる。さらに、サセプ
タ23の上部周縁部にフォーカスリング30が設けられ
ているので、半導体ウエハWにプラズマ活性種を効果的
に入射させることができる。
【0051】このように、プラズマ化された処理ガスが
半導体ウエハWに効果的に供給され、このプラズマによ
る半導体ウエハWの表面での化学反応により、半導体ウ
エハWの表面に薄膜が形成される。
【0052】ここで、保護部材51の保護板52が搬送
路42を閉鎖するように配置されているので、処理室2
1内に発生したプラズマがゲート12まで到達しにくく
なる。さらに、保護板52及び搬送路42が、両者の間
にラビリンス構造となる隙間を有する形状に形成されて
いるので、処理室21内に発生したプラズマがゲート1
2まで、より到達しにくくなる。このため、処理室21
内に発生したプラズマによるOリング62の劣化を抑制
することができる。したがって、Oリング62の劣化に
伴うパーティクルの発生を抑制することができる。
【0053】また、保護板52が搬送路42を閉鎖する
ように配置されているので、搬送路42近傍での異常放
電の発生を抑制することができ、処理室内に発生したプ
ラズマの不均一を抑制することができる。
【0054】さらに、搬送路42の内壁にプラズマ化さ
れた処理ガスが付着しにくくなり、パーティクルの発生
を抑制することができる。また、保護板52と搬送路4
2の内壁とは接触しないので、パーティクルの発生をさ
らに抑制することができる。
【0055】加えて、ガス供給手段57から不活性ガス
が、ガス供給孔56、保護板52の周囲の隙間を介し
て、処理室21内に供給されるので、搬送路42の内壁
にプラズマ化された処理ガスが付着しにくくなる。この
ため、パーティクルの発生をさらに抑制することができ
る。
【0056】半導体ウエハWの表面に薄膜が形成される
と、第1のRF電源29からサセプタ23に印加した高
周波電力及び第2のRF電源32から上部電極31に印
加した高周波電力を解除する。また、ガス供給源38か
らの処理ガスの導入を停止する。そして、図示しない昇
降機構によりシャフト25を下降させ、サセプタ支持台
22を所定の位置まで下降させる。また、排気装置41
により処理室21内を所定の圧力に設定し、半導体ウエ
ハWを所定の温度に設定した後、ゲート12を開放す
る。さらに、保護部材51のシャフト53(保護板5
2)を下降させ、搬送路42を開放する。また、ガス供
給手段57からの不活性ガスの供給を停止する。そし
て、第2搬送アーム9により、サセプタ23上の半導体
ウエハWを、搬送路42、ゲート12を介してプラズマ
処理装置6a外(第2搬送室5)に搬送する。
【0057】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、保護板52が搬送路42を閉鎖するように配置され
ているので、処理室21内に発生したプラズマがゲート
12まで到達しにくくなる。さらに、保護板52及び搬
送路42が、両者の間にラビリンス構造となる隙間を有
する形状に形成されているので、処理室21内に発生し
たプラズマがゲート12まで、より到達しにくくなる。
このため、処理室21内に発生したプラズマによるOリ
ング62の劣化を抑制することができる。したがって、
Oリング62の劣化に伴うパーティクルの発生を抑制す
ることができる。
【0058】本実施の形態によれば、保護板52が搬送
路42を閉鎖するように配置されているので、搬送路4
2近傍での異常放電の発生を抑制することができ、処理
室内に発生したプラズマの不均一を抑制することができ
る。
【0059】本実施の形態によれば、保護板52が搬送
路42を閉鎖するように配置されているので、搬送路4
2の内壁にプラズマ化された処理ガスが付着しにくくな
り、パーティクルの発生を抑制することができる。ま
た、保護板52と搬送路42の内壁とは接触しないの
で、パーティクルの発生をさらに抑制することができ
る。
【0060】本実施の形態によれば、ガス供給手段57
から不活性ガスが、保護板52の周囲の隙間を介して、
処理室21内に供給されるので、搬送路42の内壁にプ
ラズマ化された処理ガスが付着しにくくなる。このた
め、パーティクルの発生をさらに抑制することができ
る。
【0061】なお、本発明は、上記の実施の形態に限ら
れず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に
適用可能な他の実施の形態について説明する。
【0062】上記実施の形態では、保護板52及び搬送
路42が、両者の間にラビリンス構造となる隙間を有す
る形状に形成されている場合を例に本発明を説明した
が、保護板52が搬送路42を閉鎖するように配置され
ていればよく、例えば、保護板52が上方に移動した状
態で、保護板52と搬送路42とが接触し、搬送路42
が完全に閉鎖される場合であってもよい。この場合、処
理室21内に発生したプラズマがゲート12に到達しな
くなる。また、保護板52が上方に移動した状態での保
護板52と搬送路42との隙間がラビリンス構造になら
ない隙間であってもよい。
【0063】上記実施の形態では、ガス供給手段57か
ら不活性ガスが供給される場合を例に本発明を説明した
が、ガス供給手段57から不活性ガスを供給しなくても
よい。この場合、ガス供給孔56、ガス供給手段57を
設けないので、プラズマ処理装置6aの構造を簡単にす
ることができる。
【0064】上記実施の形態では、保護部材51を処理
室21の側壁内に配置した場合を例に本発明を説明した
が、例えば、ゲート12内に設けてもよい。この場合に
も、プラズマによるOリング62の劣化を抑制すること
ができる。ただし、保護板52と処理室21の内壁との
距離が短いほど、搬送路42近傍での異常放電の発生及
び処理室21内に発生したプラズマの不均一を抑制する
ことができるので、保護部材51は、処理室21の内壁
近傍に配置されていることが好ましい。
【0065】上記実施の形態では、平行平板型のプラズ
マ処理装置を用いた場合を例に本発明を説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、マグネ
トロン型、誘導結合型、ECR(Electron Cyclotron R
esonance)型のプラズマ処理装置であってもよい。ま
た、被処理体は、半導体ウエハWに限らず、例えば、液
晶表示装置用のガラス基板等であってもよい。
【0066】上記実施の形態では、プラズマCVD処理
により半導体ウエハWに薄膜を形成する場合を例に本発
明を説明したが、プラズマ処理は成膜処理に限定される
ものではなく、例えば、エッチング処理であってもよ
い。また、形成される薄膜としては、例えば、SiO
F、SiO、SiN、SiC、SiCOH、CF膜等
がある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理室内に発生したプラズマによるシール部材の劣化を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のマルチチャンバシステム
の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態のプラズマ処理装置の構成
を示す図である。
【図3】図2の搬送路付近の拡大図である。
【図4】従来の搬送路付近の構成を示す図である。
【符号の説明】
6a プラズマ処理装置 12 ゲート 21 処理室 23 サセプタ 29 第1のRF電源 31 上部電源 32 第2のRF電源 42 搬送路 51 保護部材 52 保護板 53 シャフト 54 ベローズ 56 ガス供給孔 57 ガス供給手段 61 ゲート部材 62 Oリング W 半導体ウエハ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部で被処理体に所定のプラズマ処理が施
    される処理室と、 前記処理室内を密閉可能なゲートと前記処理室の内部と
    を連通し、被処理体を処理室内または処理室外に搬送可
    能な搬送路と、 前記搬送路を閉鎖するように移動可能な保護部材と、を
    備える、ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】前記保護部材は、前記搬送路を閉鎖するよ
    うに移動した状態で、前記搬送路の内壁との間に隙間を
    有するように形成されている、ことを特徴とする請求項
    1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】前記保護部材及び前記搬送路は、前記保護
    部材が前記搬送路を閉鎖するように移動した状態で、前
    記保護部材と前記搬送路の内壁との間がラビリンス構造
    となる隙間を有する形状に形成されている、ことを特徴
    とする請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】前記ゲートと前記保護部材との間の前記搬
    送路に通じるガス供給孔と、 前記ガス供給孔に接続され、該ガス供給孔を介して前記
    搬送路にガスを供給するガス供給手段と、を、さらに備
    える、ことを特徴とする請求項2または3に記載のプラ
    ズマ処理装置。
  5. 【請求項5】前記ガス供給手段から供給されるガスは、
    不活性ガスである、ことを特徴とする請求項4に記載の
    プラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】前記保護部材は、前記処理室の側壁内に配
    置されている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】前記保護部材は、前記処理室の内壁近傍に
    配置されている、ことを特徴とする請求項6に記載のプ
    ラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】前記保護部材は接地されている、ことを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプラズ
    マ処理装置。
  9. 【請求項9】前記保護部材は導電性材料により形成され
    ている、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1
    項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 【請求項10】処理室内を密閉可能なゲートと、処理室
    の壁面に設けられた搬送路と、を介して処理室内に被処
    理体を搬送する搬送工程と、 前記ゲートを閉鎖して、前記搬送工程により被処理体が
    搬送された処理室内を密閉する密閉工程と、 前記密閉工程により密閉された処理室内を所定の温度及
    び所定の圧力に設定する設定工程と、 前記設定工程により所定の温度及び所定の圧力に設定さ
    れた処理室内にプラズマを発生させて被処理体をプラズ
    マ処理するプラズマ処理工程と、を備えるプラズマ処理
    方法であって、 前記設定工程前または前記設定工程後に、前記搬送路の
    近傍に設けられた保護部材を前記搬送路を閉鎖するよう
    に移動する移動工程を行う、ことを特徴とするプラズマ
    処理方法。
  11. 【請求項11】前記移動工程では、前記保護部材が前記
    搬送路を閉鎖するように移動した状態で、前記保護部材
    と前記搬送路の内壁との間に隙間を設け、前記ゲートと
    前記保護部材との間の前記搬送路に通じる前記ガス供給
    孔から、前記搬送路、前記保護部材の周囲を介して、前
    記処理室内にガスを導入する、ことを特徴とする請求項
    10に記載のプラズマ処理方法。
  12. 【請求項12】少なくとも一のチャンバに、請求項1乃
    至9のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置を配置し
    た、ことを特徴とするマルチチャンバシステム。
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