JP2003162704A - 非接触型情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
非接触型情報記録媒体及びその製造方法Info
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Abstract
非接触型情報記録媒体を提供する。 【解決手段】非IC接触型ICが搭載されたIC層とI
C層上に形成された樹脂層 とから構成され、非接触状
態にて情報の読み取りおよび書込が可能な非接触型情報
記録媒体であって、樹脂層はIC層上に供給され硬化す
ることにより樹脂層を形成する樹脂液の表面張力によっ
て周囲が丸みを帯びて形成される。また非接触型ICが
搭載されたIC層とIC層両面に形成された樹脂層とか
ら構成され、非接触状態にて情報の読み取りおよび書き
込みが可能な非接触型情報記録媒体であって、IC層両
面に供給され硬化することにより樹脂層を形成する樹脂
液の表面張力によって周囲が丸みを帯びて形成される。
Description
報の読み取り及び書き込みが可能な非接触型情報記録媒
体及びその製造方法に関する。
チップが内蔵されたカードやタグ、あるいはラベル等の
情報記録媒体に情報を記録し、この情報記録媒体を用い
た情報管理が行われている。
接触状態にて情報の読み取り及び書き込みが可能な非接
触型情報記録媒体があるが、この非接触型情報記録媒体
においては、非接触状態にて情報の読み取り及び書き込
みが可能であるため、急速な普及が進みつつある。
例である非接触型ICタグの構造を示す図であり、
(a)は内部の構造を示す図、(b)は断面図である。
115上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが
可能なICモジュール111が搭載されるとともに、接
点114を介してICモジュール111と接続され、外
部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電
磁誘導によりICモジュール111に電流を供給し、I
Cモジュール111に対する情報の書き込み及び読み出
しを非接触状態にて行うための導電性のアンテナ112
が形成されたインレット110と、インレット110の
表面を覆うようにインレット110上に積層された保護
シート120とから構成されている。
においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近
接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘
導によりアンテナ112からICモジュール111に電
流を供給し、それにより、非接触状態において、情報書
込/読出装置からICモジュール111に情報を書き込
んだり、ICモジュール111に書き込まれた情報を情
報書込/読出装置にて読み出したりする。
型ICタグは、近年の情報化社会の進展に伴って様々な
用途に用いられ始めており、企業や団体等において企業
や団体等が取り扱う商品等を管理するために用いられる
だけではなく、例えば、一般消費者が自分の情報を非接
触型ICタグに書き込み、この非接触型ICタグを所持
する場合も考えられる。その場合、非接触型ICタグ
は、例えばキーホルダーのような形態として一般消費者
が所持することが考えられる。
Cタグは、非接触状態にて情報の読み取り及び書き込み
が可能なICモジュールが搭載されたインレット上に保
護シートが積層されただけのものであるため、デザイン
性に優れているとは言い難く、一般消費者がアクセサリ
ー感覚で所持することができず、それにより、一般消費
者の所持率を向上させることが困難となってしまうとい
う問題点がある。
する問題点に鑑みてなされたものであって、多額なコス
トをかけずにデザイン性に優れた非接触型情報記録媒体
及びその製造方法を提供することを目的とする。
に本発明は、非接触型ICが搭載されたIC層と、該I
C層上に形成された樹脂層とから構成され、非接触状態
にて情報の読み取り及び書き込みが可能な非接触型情報
記録媒体であって、前記樹脂層は、前記IC層上に供給
され、硬化することにより当該樹脂層を形成する樹脂液
の表面張力によって周囲が丸みを帯びて形成されている
ことを特徴とする。
と、該IC層両面に形成された樹脂層とから構成され、
非接触状態にて情報の読み取り及び書き込みが可能な非
接触型情報記録媒体であって、前記樹脂層は、前記IC
層両面に供給され、硬化することにより当該樹脂層を形
成する樹脂液の表面張力によって周囲が丸みを帯びて形
成されていることを特徴とする。
特徴とする。
層は、前記樹脂層が形成された面の少なくとも1つの面
に、バーコード情報が印字されていることを特徴とす
る。
層は、前記樹脂層が形成された面の少なくとも1つの面
に、前記非接触型ICと接続され、該非接触型ICに電
源を供給する太陽電池が搭載されていることを特徴とす
る。
れた面の少なくとも1つの面に、前記非接触型IC及び
前記太陽電池に接続された液晶表示手段が搭載されてい
ることを特徴とする。
び前記太陽電池と接続され、該太陽電池における発電に
より充電されるバッテリーが搭載されていることを特徴
とする。
法であって、前記IC層上に前記樹脂液を滴下する工程
と、前記樹脂液を硬化させる工程とを有することを特徴
とする。
法であって、前記IC層上に前記樹脂液を滴下する工程
と、前記樹脂液に所定の情報が刻まれた刻印型を押し付
ける工程と、前記樹脂液を硬化させる工程と、前記刻印
型を撤去する工程とを有することを特徴とする。
おいては、IC層上に形成される樹脂層が、IC層上に
供給され、硬化することにより樹脂層を形成する樹脂液
の表面張力によって周囲が丸みを帯びて形成されている
ので、立体感及び高級感を有するといったデザイン性に
優れ、一般消費者が所持しやすくなる。
ば、樹脂層が軟性を有するものであるため、非接触型情
報記録媒体に外力が加わった場合に非接触型情報記録媒
体自体が外力に対して湾曲するように作用し、それによ
り、非接触型情報記録媒体が破損しにくくなり、また、
IC層の裏面に粘着材あるいは接着剤を塗布しておけ
ば、非接触型情報記録媒体を曲面に貼付することができ
る。
書き込まれた情報を識別可能となるような情報等、予め
決められた情報を表現するためのバーコード情報を、I
C層の樹脂層が形成された面に印字しておけば、このバ
ーコード情報が外部環境による汚れ、傷、加熱、浸水等
の物理的影響を受けることが回避される。
が形成された面に非接触型ICに電源を供給する太陽電
池を搭載した場合は、太陽電池が発電可能となる環境下
であれば、非接触型ICに対する情報の書き込み及び読
み出しを行う情報書込/読出装置からの電磁誘導による
電源供給を受けることなく、非接触型ICが動作可能と
なる。
いて図面を参照して説明する。
接触型情報記録媒体の一例である非接触型ICタグの第
1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部の構造を
示す図、(b)は断面図である。
5上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能
なICモジュール11が搭載されるとともに、接点14
を介してICモジュール11と接続され、外部に設けら
れた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によ
りICモジュール11に電流を供給し、ICモジュール
11に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態
にて行うための導電性のアンテナ12が形成されたIC
層であるインレット10と、インレット10上から滴下
された樹脂液が硬化することによりインレット10の表
面を覆うようにインレット10上に積層された樹脂層2
0とから構成されている。なお、インレット10を構成
する樹脂シート15においては、その硬さについては特
に限定しないが、ある程度の軟性を有するものであれ
ば、樹脂層20が軟性を有するものであるため、非接触
型ICタグに外力が加わった場合に非接触型ICタグ自
体が外力に対して湾曲するように作用し、それにより、
非接触型ICタグが破損しにくくなるという効果があ
る。また、樹脂層20の材質については、インレット1
0上に滴下される樹脂液の材料にもよるが、その色は透
明であっても不透明であってもよい。
においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近
接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘
導によりアンテナ12からICモジュール11に電流を
供給し、それにより、非接触状態において、情報書込/
読出装置からICモジュール11に情報を書き込んだ
り、ICモジュール11に書き込まれた情報を情報書込
/読出装置にて読み出したりする。
の製造方法について説明する。
製造方法を説明するための図である。
11が搭載されるとともに、接点14を介してICモジ
ュール11と接続されたアンテナ12が形成されたイン
レット10をディスペンス装置(不図示)にセットする
(図2(a))。
る2液型のポリウレタンから得られる樹脂液21を滴下
する(図2(b))。ここで、この樹脂液21は、ジオ
ール、トリオール等のポリオールと過剰のポリイソシア
ネートが反応して生成されたプレポリマーとしてのイソ
シアネートに対し、硬化用のポリオールを混合して反応
させたポリウレタンであり、さらに、紫外線保護剤を含
んでもよい。ジオールとしては、ブチレンオキサイドと
エチレンオキサイドの反応生成物、ポリプロピレングリ
コール等が使用される。また、トリオールとしては、3
−メチロール−1,5−ジヒドロキシペンタンとプロピ
レンオキサイドの反応生成物、グリセロールトリグリシ
ジルエーテルとプロピレンオキサイドの反応生成物等が
挙げられる。ポリイソシアネートとしては、イソホロン
ジイソシアネート、トリレンジイソアネート等が用いら
れるが、反応後の強度等の物性の向上を図るために、イ
ソホロンジイソシアネートが好ましい。さらに、硬化用
のポリオールとしては、長鎖ジオール等の長鎖ポリオー
ルが使用される。また、紫外線保護剤としては、2−ヒ
ドロキシ−5−メチル−フェニルベンゾトリアゾール等
が用いられる。なお、イソシアネートに対する硬化用ポ
リオールの使用量は、イソシアネート100重量部に対
し、硬化用ポリオール50重量部程度である。
を覆うようにインレット10上に滴下した後、非接触型
ICタグを所定の時間放置することにより、樹脂液21
が硬化し、インレット10上に樹脂層20が形成される
(図2(c))。ここで、樹脂層20においては、樹脂
液21がインレット10の表面全面を覆うようにインレ
ット10上に滴下された際に、樹脂液21の表面張力に
よって4辺がそれぞれ丸みを帯びて膨らむように形成さ
れる。この樹脂層20は、インレット10の表面全面を
覆うように形成されているため、ICモジュール11を
封止する効果もある。
触型ICタグは、樹脂層20によって耐候性に優れたも
のとなるとともに、4辺がそれぞれ丸みを帯びた立体感
のあるデザイン性に優れたものとなる。
使用方法の一例を示す図である。
20の4辺がそれぞれ丸みを帯びて膨らむように形成さ
れているため、立体感及び高級感があり、また、樹脂層
20の材質によっては光沢がある。そのため、単にイン
レット10上に保護シートを積層したものに比べて、デ
ザイン性に優れ、例えば、図3に示すように、キーホル
ダーとして一般消費者が所持しやすくなる。
触型ICタグにおいて、樹脂層20に所望の情報を刻印
することもできる。以下に、その製造方法について説明
する。
製造方法の第2の実施の形態を説明するための図であ
る。
11が搭載されるとともに、接点14を介してICモジ
ュール11と接続されたアンテナ12が形成されたイン
レット10をディスペンス装置(不図示)にセットする
(図4(a))。
る樹脂液21を滴下する(図4(b))。
を覆うようにインレット10上に滴下した後、樹脂液2
1が硬化する前に、所望の文字等が刻まれた刻印型30
を樹脂液21に押し付ける(図4(c))。なお、この
刻印型30は、アルファベットやひらがな、あるいは数
字等の文字の1文字ずつからなり、その文字の組み合わ
せによって所望の情報を印字することができる。また、
刻印型30の形状としては、樹脂液21が硬化した後に
埋没部分が撤去されやすいように、埋没部分が樹脂層2
0の表面部分に近づくにつれて傾斜が広がるような形状
(逆「ハ」の字)としたり、埋没部分に剥離しやすい液
剤等を塗布しておくことが好ましい。
置し、樹脂液21が硬化した状態で刻印型30を撤去
し、それにより、インレット10上に所望の文字等が刻
まれた樹脂層20が形成される(図4(d))。本例に
おいても、樹脂液21がインレット10の表面を覆うよ
うにインレット10上に滴下された際に、樹脂液21の
表面張力によって樹脂層20の4辺がそれぞれ丸みを帯
びて膨らむように形成されている。
型するための型を用いずに、樹脂層20に所望の情報を
刻印することができる。
インレット10に割り振られた固有の番号等を、インレ
ット10の表面に印字あるいはレーザ刻印等によって予
め表示しておくことも考えられる。また、インレット1
0に割り振られた固有の番号やその他、ICモジュール
11に書き込まれた情報が読み出せなくなった場合のた
めに、該情報を識別可能となるようなバーコード情報を
インレット10の表面に感熱発色や熱転写、静電転写、
あるいはインクジェット吐出等の方法によって印字して
おくことも考えられ、その場合、バーコード情報が外部
環境による汚れ、傷、加熱、浸水等の物理的影響を受け
ることを避けることができる。また、このバーコード情
報においては、インレット10の表面に直接印字する他
に、感熱発色や熱転写、静電転写、あるいはインクジェ
ット吐出等の方法によってバーコード情報が予め印字さ
れたラベルをインレット10に貼付することや、バーコ
ード情報が印字された基材(不図示)上にインレット1
0を搭載し、この基材の表面全体に樹脂層20を積層す
ることも考えられる。
接触型情報記録媒体の一例である非接触型ICタグの第
3の実施の形態を示す図であり、(a)は内部の構造を
示す図、(b)は断面図である。
5上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能
なICモジュール11が搭載されるとともに、接点14
を介してICモジュール11と接続され、外部に設けら
れた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によ
りICモジュール11に電流を供給し、ICモジュール
11に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態
にて行うための導電性のアンテナ12が形成されたIC
層であるインレット10と、インレット10上から滴下
された樹脂液が硬化することによりインレット10の表
面を覆うようにインレット10上に積層された樹脂層2
0とから構成されており、さらに、インレット10上に
は、ICモジュール11と接続され、樹脂層20を介し
て光を受光して受光した光によりICモジュール11に
電源を供給する太陽電池部16と、所定の情報が表示さ
れる液晶表示部17とが設けられている。なお、インレ
ット10を構成する樹脂シート15においては、その硬
さについては特に限定しないが、ある程度の軟性を有す
るものであれば、樹脂層20が軟性を有するものである
ため、非接触型ICタグに外力が加わった場合に非接触
型ICタグ自体が外力に対して湾曲するように作用し、
それにより、非接触型ICタグが破損しにくくなるとい
う効果がある。また、樹脂層20の材質については、イ
ンレット10上に滴下される樹脂液の材料にもよるが、
その色は、外光が太陽電池部16にて受光可能となるよ
うに透明である必要がある。
においては、太陽電池部16にて樹脂層20を介して光
が受光されると、この受光した光によって太陽電池部1
6が発電し、ICモジュール11に電源が供給される。
これにより、ICモジュール11は、太陽電池部16が
発電可能となる環境下であれば、ICモジュール11に
対する情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読
出装置からの電磁誘導による電源供給を受けることなく
動作可能となり、情報の書き込み及び読み出しを行うこ
とができ、また、通信可能距離も伸ばすことができる。
また、液晶表示部17においては、太陽電池部16から
電源が供給され、ICモジュール11から出力された情
報が表示される。また、インレット10上に、太陽電池
部16における発電により充電されるバッテリー(不図
示)を搭載し、このバッテリーからICモジュール11
及び液晶表示部17に電源を供給する構成とすれば、太
陽電池部16が発電不可能である環境下においても、I
Cモジュール11及び液晶表示部17が動作可能とな
る。
の製造方法について説明する。
製造方法を説明するための図である。
11が搭載されるとともに、接点14を介してICモジ
ュール11と接続されたアンテナ12が形成され、さら
に、太陽電池部16及び液晶表示部17が搭載されたイ
ンレット10をディスペンス装置(不図示)にセットす
る(図6(a))。
る2液型のポリウレタンから得られる樹脂液21を滴下
する(図6(b))。ここで、この樹脂液21について
は、第1の実施の形態にて説明したものと同様である。
を覆うようにインレット10上に滴下した後、非接触型
ICタグを所定の時間放置することにより、樹脂液21
が硬化し、インレット10上に樹脂層20が形成される
(図6(c))。ここで、樹脂層20においては、樹脂
液21がインレット10の表面全面を覆うようにインレ
ット10上に滴下された際に、樹脂液21の表面張力に
よって4辺がそれぞれ丸みを帯びて膨らむように形成さ
れる。この樹脂層20は、インレット10の表面全面を
覆うように形成されているため、ICモジュール11を
封止する効果もある。
触型ICタグは、樹脂層20によって耐候性に優れたも
のとなるとともに、4辺がそれぞれ丸みを帯びた立体感
のあるデザイン性に優れたものとなる。
は、非接触型情報記録媒体として非接触型ICタグを例
に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、
インレット10の裏面に粘着材あるいは接着剤が塗布さ
れた非接触型ICラベルにおいても適用することがで
き、その場合、インレット10が軟性を有するものであ
れば、曲面に対してもこの非接触型ICラベルを貼付す
ることができる。
ンレット10の片面のみに樹脂層20が形成された形状
としているが、インレット10の片面に樹脂層20を形
成した後に、表裏を替えて同様に他方の面にも樹脂層2
0を形成することにより、インレット10を挟んだ両面
に樹脂層20を形成することができ、その場合、インレ
ット10の片面に樹脂層20が形成されたものと比べ
て、より破損しにくく、かつ、デザイン性に優れたもの
とすることができる。
IC層上に形成される樹脂層が、IC層上に供給され、
硬化することにより樹脂層を形成する樹脂液の表面張力
によって周囲が丸みを帯びて形成されている構成とした
ため、非接触型情報記録媒体を、立体感及び高級感を有
するといったデザイン性に優れたものとすることがで
き、一般消費者にとって所持しやすいものとすることが
できる。
は、樹脂層が軟性を有するものであるため、非接触型情
報記録媒体に外力が加わった場合に非接触型情報記録媒
体自体が外力に対して湾曲するように作用し、それによ
り、非接触型情報記録媒体が破損しにくくなり、また、
IC層の裏面に粘着材あるいは接着剤を塗布しておけ
ば、非接触型情報記録媒体を曲面に貼付することができ
る。
が形成された面にバーコード情報が印字されているもの
においては、このバーコード情報が外部環境による汚
れ、傷、加熱、浸水等の物理的影響を受けることを避け
ることができる。
が形成された面に非接触型ICに電源を供給する太陽電
池が搭載されたものにおいては、太陽電池が発電可能と
なる環境下であれば、非接触型ICに対する情報の書き
込み及び読み出しを行う情報書込/読出装置からの電磁
誘導による電源供給を受けることなく、非接触型ICを
動作可能とすることができる。
を、硬化することにより樹脂層を形成する樹脂液をIC
層上から滴下し、この樹脂液を硬化させることにより製
造する構成としたため、樹脂層を形成するための型を用
いるといった多額のコストをかけることなく、周囲に丸
みを帯びた樹脂層を有するデザイン性に優れた非接触型
情報記録媒体を製造することができる。
接触型ICタグの第1の実施の形態を示す図であり、
(a)は内部の構造を示す図、(b)は断面図である。
明するための図である。
例を示す図である。
2の実施の形態を説明するための図である。
接触型ICタグの第3の実施の形態を示す図であり、
(a)は内部の構造を示す図、(b)は断面図である。
明するための図である。
触型ICタグの構造を示す図であり、(a)は内部の構
造を示す図、(b)は断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 非接触型ICが搭載されたIC層と、該
IC層上に形成された樹脂層とから構成され、非接触状
態にて情報の読み取り及び書き込みが可能な非接触型情
報記録媒体であって、 前記樹脂層は、前記IC層上に供給され、硬化すること
により当該樹脂層を形成する樹脂液の表面張力によって
周囲が丸みを帯びて形成されていることを特徴とする非
接触型情報記録媒体。 - 【請求項2】 非接触型ICが搭載されたIC層と、該
IC層両面に形成された樹脂層とから構成され、非接触
状態にて情報の読み取り及び書き込みが可能な非接触型
情報記録媒体であって、 前記樹脂層は、前記IC層両面に供給され、硬化するこ
とにより当該樹脂層を形成する樹脂液の表面張力によっ
て周囲が丸みを帯びて形成されていることを特徴とする
非接触型情報記録媒体。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の非接触
型情報記録媒体において、 前記IC層は、軟性を有することを特徴とする非接触型
情報記録媒体。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
非接触型情報記録媒体において、 前記樹脂層は透明であり、 前記IC層は、前記樹脂層が形成された面の少なくとも
1つの面に、バーコード情報が印字されていることを特
徴とする非接触型情報記録媒体。 - 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
非接触型情報記録媒体において、 前記樹脂層は透明であり、 前記IC層は、前記樹脂層が形成された面の少なくとも
1つの面に、前記非接触型ICと接続され、該非接触型
ICに電源を供給する太陽電池が搭載されていることを
特徴とする非接触型情報記録媒体。 - 【請求項6】 請求項5に記載の非接触型情報記録媒体
において、 前記IC層は、前記樹脂層が形成された面の少なくとも
1つの面に、前記非接触型IC及び前記太陽電池に接続
された液晶表示手段が搭載されていることを特徴とする
非接触型情報記録媒体。 - 【請求項7】 請求項5に記載の非接触型情報記録媒体
において、 前記IC層は、前記非接触型IC及び前記太陽電池と接
続され、該太陽電池における発電により充電されるバッ
テリーが搭載されていることを特徴とする非接触型情報
記録媒体。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
非接触型情報記録媒体の製造方法であって、 前記IC層上に前記樹脂液を滴下する工程と、 前記樹脂液を硬化させる工程とを有することを特徴とす
る非接触型情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
非接触型情報記録媒体の製造方法であって、 前記IC層上に前記樹脂液を滴下する工程と、 前記樹脂液に所定の情報が刻まれた刻印型を押し付ける
工程と、 前記樹脂液を硬化させる工程と、 前記刻印型を撤去する工程とを有することを特徴とする
非接触型情報記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032173A JP2003162704A (ja) | 2001-09-11 | 2002-02-08 | 非接触型情報記録媒体及びその製造方法 |
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JP2001275177 | 2001-09-11 | ||
JP2001-275177 | 2001-09-11 | ||
JP2002032173A JP2003162704A (ja) | 2001-09-11 | 2002-02-08 | 非接触型情報記録媒体及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002032173A Pending JP2003162704A (ja) | 2001-09-11 | 2002-02-08 | 非接触型情報記録媒体及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2003162704A (ja) |
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