JP2003161458A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003161458A JP2001357813A JP2001357813A JP2003161458A JP 2003161458 A JP2003161458 A JP 2003161458A JP 2001357813 A JP2001357813 A JP 2001357813A JP 2001357813 A JP2001357813 A JP 2001357813A JP 2003161458 A JP2003161458 A JP 2003161458A
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duct
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内側熱交換ユニット及び室外側熱交換ユニ
ットを単一のハウジング内に収納する一体型空気調和機
において、その設置作業を容易にする。 【解決手段】 空気調和機1はハウジング10と冷暖房
ユニット50とを備える。室内側熱交換ユニット70及
び室外側熱交換ユニット120を含む冷暖房ユニット5
0はハウジング10が空調ダクト6に接続した状態のま
ま、ハウジング10に対し出し入れ可能である。ハウジ
ング10の四周を構成する4枚のパネルのうち、壁に面
する背面パネル14以外の3枚のパネル、すなわち正面
パネル13、左側面パネル15、及び右側面パネル16
は単独でハウジング10から取り外すことができる。空
調ダクト6に接続するハウジング10側のダクト33は
ハウジング10内において高さ可変である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内側熱交換ユニッ
ト及び室外側熱交換ユニットを単一のハウジング内に収
納する一体型の空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機には様々な形式のものがあ
る。日本の一般住宅の家屋に取り付けられているのは室
内機と室外機を分離したセパレート型であることが多
い。これに対し室内側熱交換ユニット及び室外側熱交換
ユニットを単一のハウジング内に収納した一体型の空気
調和機は、建物の外に室外機を置きにくい建物、例えば
ホテルであるとかビル密集地帯のビル等によく利用され
ている。
【0003】一つの部屋を冷暖房するだけの小型の一体
型空気調和機は窓に、あるいは壁に穿った穴に直接はめ
込んで取り付けることが多い。これに対し複数の部屋の
冷暖房を受け持つやや大型の一体型空気調和機は、屋外
に面した壁から室内に向かってデッキを突出させるか、
室内の壁際に支持台を置き、このデッキあるいは支持台
の上に空気調和機を据え付けることが多い。米国特許第
6,065,296号明細書には壁に設けた換気口から
デッキを突出させ、その上に空気調和機を置いた例が記
載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第6,06
5,296号明細書に記載されたような空気調和機は重
量がかなりあり、持ち上げに労力を要し、設置作業がや
りにくいという問題があった。また空気調和機に空調ダ
クトを接続したり、ドレンホースを接続したりする作業
も簡単には進められないものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、その目的とするところは、室内側熱交換ユニット
及び室外側熱交換ユニットを単一のハウジング内に収納
する一体型空気調和機において、設置作業を容易にする
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明では、室内側熱交換ユニット及び室外側熱交
換ユニットを単一のハウジング内に収納する空気調和機
において、前記ハウジングを上方より垂下した空調ダク
トに接続するとともに、前記室内側熱交換ユニット及び
室外側熱交換ユニットを含む冷暖房ユニットは、前記ハ
ウジングが前記空調ダクトに接続した状態のまま、ハウ
ジングに対し出し入れ可能とした。
【0007】上記構成によれば、先にハウジングのみ据
え付け、その後冷暖房ユニットをハウジングに挿入して
設置完了とすることができる。
【0008】また本発明では、前記ハウジングの四周を
構成する4枚のパネルのうち、壁に面するパネル以外の
3枚のパネルはそれぞれ単独でハウジングから取り外せ
るようにした。この構成によれば、正面でも左右でも作
業しやすい側から冷暖房ユニットを出し入れできる。
【0009】また本発明では、前記空調ダクトに接続す
る前記ハウジング側のダクトは、ハウジング内において
高さ可変であることとした。この構成によれば、冷暖房
ユニットとダクトとの接続が容易になる。
【0010】また本発明では、前記冷暖房ユニットで発
生したドレンを受けるべく冷暖房ユニットに設けられた
ドレンパンと、前記冷暖房ユニットのドレンパンからド
レンを受けるべく前記ハウジングに設けられたドレンパ
ンとを備えることとした。この構成によれば、ドレンを
確実に集めて機外に排水することが可能になる。
【0011】また本発明では、前記ハウジングは、前記
冷暖房ユニットを収納しない状態で前記空調ダクトへの
接続作業を行えるようにした。この構成によれば、空調
ダクトへの接続作業が容易になる。
【0012】また本発明では、前記ハウジングは、前記
冷暖房ユニットを収納しない状態でドレンホースの接続
作業を行えるようにした。この構成によれば、ドレンホ
ースの接続作業が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づき説明する。
【0014】空気調和機1は直方体形状のハウジング1
0を有する。ハウジング10の構成の仕方については後
述する。図2に示すように、ハウジング10は室内側熱
交換ユニット70及び室外側熱交換ユニット120を含
む冷暖房ユニット50を収納するものである。ハウジン
グ10は室内と室外とを隔てる壁2に設けた換気口3に
室内側より押しつけられる。ハウジング10の通気開口
と換気口3との高さを合わせるため、床4の上に支持台
5を置き、この支持台5の上にハウジング10を載置す
る。
【0015】部屋の上方からは空調ダクト6が垂直に下
がる。ハウジング10の上面に突出するダクト33が空
調ダクト6に接続される。空調ダクト6は部屋の天井部
において水平な空調ダクト(図示せず)に接続し、この
水平な空調ダクトを通じ複数の部屋に冷気又は暖気を送
るものである。
【0016】前述のようにハウジング10は直方体形状
であるが、その6面は図5に示す次の6枚のパネルによ
り構成される。すなわち底面パネル11、上面パネル1
2、正面パネル13、背面パネル14、左側面パネル1
5、及び右側面パネル16である。これらのパネルはい
ずれも板金製であり、相互にネジ止めで固定され、ハウ
ジング10として組み立てられる。
【0017】ハウジング10を組立状態にした後も、ハ
ウジング10の四周を構成する正面パネル13、背面パ
ネル14、左側面パネル15、及び右側面パネル16の
4枚のパネルのうち、壁2に面する背面パネル14を除
く正面パネル13、左側面パネル15、及び右側面パネ
ル16の3枚のパネルについては、それぞれ単独でハウ
ジング10から取り外せるようになっている。これら3
枚のパネルのいずれかを取り外したとしても残るパネル
群でハウジング10の形態を保ち、また各種負荷に耐え
るよう、各パネルの強度設計がなされている。
【0018】背面パネル14は大きな矩形の通気開口1
7を有し、額縁形状を呈している。通気開口17は室外
側熱交換ユニット120の吹出部を室外に向け露出させ
る他、室外から空気を吸い込む吸込通路(後述)を確保
できる面積となっている。
【0019】背面パネル14の内面には通気開口17を
囲むように額縁状のガスケット18が装着される。ガス
ケット18は後述するように冷暖房ユニット50との間
に気密接続部を形成する。また背面パネル14の背面に
は、通気開口17を囲む矩形ループ形状の突出部19が
形設される(図2参照)。突出部19は換気口3に入り
込み、空気調和機1と壁2との隙間から空気が出入りす
るのを防ぐ。
【0020】正面パネル13には矩形の通気開口20が
設けられる。通気開口20は室内空気をハウジング10
の中に吸い込むためのものである。通気開口20の前面
にはフィルター21(図1参照)が配置され、吸い込む
空気から塵埃を濾過する。フィルター21は矩形の枠に
フィルター素材を張ったもので、正面パネル13に設け
られたフィルター受22に保持される。
【0021】フィルター受22は通気開口20の左右側
縁に板金製のL形アングルを向かい合わせに溶接したも
のである。各アングルの下端には行き止まり部が形成さ
れており、フィルター受22に上方から挿入されたフィ
ルター21は通気開口20に一致する高さに保持され
る。
【0022】底面パネル11はトレイの形状になってい
て、前部に矩形の穴23を有する。底面パネル11の後
部は前部よりも落ち込み、ドレンパン24となってい
る。ドレンパン24の一部には図6に示す構造の集水桝
25が設けられる。
【0023】集水桝25は底面パネル11とは別体に成
形された部品であって、底面パネル11に設けられた開
口26に上からはめ込まれる。中央に通水口28を有す
る蓋27が集水桝25の上面開口を覆う。集水桝25の
流出口29にドレンホース30を接続する。ドレンホー
ス30は室内の排水口又は室外にドレンを排水するもの
である。
【0024】底面パネル11の底面四隅にはネジ式の調
節脚31が設けられる(図2参照)。ハウジング10を
支持台5に載置した後、4箇所で調節脚31を回して高
さを調節し、水平を出す。
【0025】図7に上面パネル12の構成を示す。上面
パネル12は略中央部に円形の開口32を有する。この
開口32を通じ、ハウジング10の内部より円筒形のダ
クト33が突出する。ダクト33は矩形のダクトベース
34に合成樹脂で一体成型されている。
【0026】ダクトベース34は四隅に切欠35を有
し、この切欠35に図8に示す取付ボルト36を装着し
ている。取付ボルト36は軸線を垂直にして配置される
ものであり、下端には上下方向に間隔を置いて2個のフ
ランジ37、38を有し、このフランジ37、38の間
にダクトベース34を挟むようにして切欠35に挿入さ
れる。なお切欠35は挿入された取付ボルト36が容易
に抜け出さないように入口がくびれた形状になってい
る。
【0027】上面パネル12には透孔32を囲んで計4
箇所にナット39が固定され、このナット39に下の方
から取付ボルト36が螺合する。取付ボルト36の上端
にはプラスドライバーや六角棒レンチ等の締結工具を受
け入れる凹部40が形設されている。凹部40に締結工
具の先端を入れて取付ボルト36を回転させると取付ボ
ルト36はナット39に対し上下し、これによりダクト
33及びダクトベース34はハウジング10の中で高さ
を変える。
【0028】上面パネル12とダクトベース34の間に
は断熱板41を挿入する。断熱板41は発泡スチロール
等断熱性の良い材料で成形される。ここに断熱板41を
配置するのは、冷気によってダクトベース34が冷やさ
れたときでも上面パネル12を冷やさず、上面パネル1
2の表面に結露を生じさせないようにするためである。
【0029】次に、図9以下の図に基づき冷暖房ユニッ
ト50の構造を説明する。冷暖房ユニット50は室内側
熱交換ユニット70及び室外側熱交換ユニット120を
含む。室内側熱交換ユニット70及び室外側熱交換ユニ
ット120の中心をなすのは図9に示す冷凍サイクル部
51である。
【0030】冷凍サイクル部51は室内側熱交換器7
1、室外側熱交換器121、及び圧縮機52を備える。
各要素は金属製のチューブ53で連結されている。冷凍
サイクル部51は四方弁(図示せず)を含み、冷房時と
暖房時とで室内側熱交換器71と室外側熱交換器121
の役割を入れ替えられるようになっている。
【0031】室内側熱交換器71には室内側送風機72
が組み合わされて室内側熱交換ユニット70を構成す
る。室外側熱交換器121には室外側送風機122が組
み合わされて室外側熱交換ユニット120を構成する。
室内側熱交換ユニット70及び室外側熱交換ユニット1
20はトレイ形状をしたベース150の上に設置固定さ
れる。
【0032】室内側送風機72の上部には円弧状に湾曲
した側面形状を有する導風ガイド54が固定される。導
風ガイド54は板金製で、室外より取り入れた空気を室
外側送風機122の吸込側に向けて誘導する働きをす
る。
【0033】導風ガイド54の前面には室内側送風機7
2のための導風ダクト55が設けられる。図11に示す
ように、導風ダクト55は導風ガイド54に4枚の板金
製部材56、57、58及び59を固定して形成され、
水平断面矩形となっている。導風ダクト55は室内側送
風機72から出た風をダクト33まで導く役割を担う。
室内側送風機72の吹出口とダクト33との面積差に合
わせ、導風ダクト55は下の方は細いが上の方は末広が
りに広がった形状となっている。
【0034】導風ダクト55の前面には電装ボックス6
0が取り付けられる(図2、図3参照)。またダクトベ
ース34の下面にはガスケット61が装着される(図
2、図3、図7、図15参照)。ガスケット61は導風
ダクト55の上面開口形状と同じく矩形のループ状に配
置されている。
【0035】室内側熱交換ユニット70と室外側熱交換
ユニット120の間の隙間には圧縮機52が配置され、
ベース150に固定される(図4参照)。この室内側熱
交換ユニット70と室外側熱交換ユニット120の間の
隙間、及び室外側熱交換ユニット120の側面を、左側
板160及び右側板161がカバーする(図9、図12
参照)。左側板160及び右側板161の上部前方の角
は導風ガイド54の曲率に合わせたアール形状となって
いる。
【0036】ベース150の上に室内側熱交換ユニット
70及び室外側熱交換ユニット120を固定し、されに
これらに導風ガイド54及び左右側板160、161を
固定した状況を図12に示す。この図12の状態が冷暖
房ユニット50の完全組立状態である。
【0037】次に図13〜図20に基づき室内側熱交換
ユニット70の詳細構造を説明する。
【0038】室内側熱交換ユニット70の主たる構成要
素は室内側熱交換器71、室内側送風機72、及び加熱
手段73である。これらはいずれも正面形状が矩形をし
ており、正面から背面に向かって室内側熱交換器71、
加熱手段73、室内側送風機72の順で配置される。
【0039】図14に示すように、室内側送風機72は
シロッコファン80、シロッコファン80を回転させる
モータ81、及びファンケーシング90を備える。モー
タ81はファンケーシング90に金属製の取付フレーム
82を介して固定され、ファンケーシング90のファン
室(後述)の中ににモータ軸83を突出させる。シロッ
コファン80はモータ軸83にネジ(図示せず)で固定
される。このネジはシロッコファン80の中心のボス部
にモータ軸83と直交する形で設けられているものであ
る。
【0040】ファンケーシング90は次のような部品を
組み合わせて構成される。すなわちケーシング本体9
1、ファン室後面板92、ファン室左ガイド板93、フ
ァン室右ガイド板94、及びガイド部材95である。
【0041】ケーシング本体91は合成樹脂成型品から
なり、シロッコファン80を収容するファン室96が形
設されている。ファン室96は正面及び上面に向かって
開口する。ファン室96の内面にはファン室後面板9
2、ファン室左ガイド板93、及びファン室右ガイド板
94が固定される。ファン室後面板92、ファン室左ガ
イド板93、及びファン室右ガイド板94は金属製であ
る。ガイド部材95、ファン室左ガイド板93、及びフ
ァン室右ガイド板94が合わさってシロッコファン80
の外周を囲むインボリュート曲線の案内壁を構成する。
【0042】前述の通りファン室96の上面は開口し、
吹出口97となっている。この吹出口97に導風ダクト
55の入口が接続する(図15参照)。ファン室右ガイ
ド板94が吹出口97の一方の側を構成し、ガイド部材
95が吹出口97の他方の側を構成する。
【0043】ガイド部材95は単独でケーシング本体9
1から取り外すことができる。ガイド部材95が取り付
けられている場合、吹出口97の幅はシロッコファン8
0の直径D(図14参照)より小さく、シロッコファン
80を吹出口97から抜き出すことはできない。ガイド
部材95を取り外した後では、吹出口97の幅がDより
も大きいWとなり、シロッコファン80を吹出口97か
ら出すことが可能になる。
【0044】室内側熱交換器71と室内側送風機72の
間に配置される加熱手段73は次のように構成される。
図17において、100は金属製のオリフィスプレート
である。オリフィスプレート100は正面形状が矩形で
あり、シロッコファン80の前面にあたる箇所に円形の
通気開口101が設けられている(図18参照)。通気
開口101の直径はシロッコファン80の吸込部の直径
と同じか、それよりもやや小さい。
【0045】オリフィスプレート100の前面には左右
一対のヒーター取付板102、103が取り付けられ
る。ヒーター取付板102、103は金属製のL形アン
グルからなり、オリフィスプレート100の左右側縁に
垂直に固定されている。ヒーター取付板102、103
の間には3個のヒーター104、105、106が水平
に張り渡される。ヒーター104、105、106は各
々2本ずつのニクロム線コイルで構成され、所定間隔で
上下に並ぶ。ニクロム線コイルは所々で磁器製の碍子1
07に支えられ、ニクロム線コイル同士の接触を防ぐ
他、オリフィスプレート100に接触しないようになっ
ている。
【0046】ヒーター取付板103の上端は水平に折り
曲げられ、感温手段取付部108を構成している。感温
手段取付部108に取り付けられる感温手段110はヒ
ーター104、105、106の発する熱を検知し、ヒ
ーター104、105、106への通電を制御するのに
用いられる。
【0047】本実施形態の場合、感温手段110は2個
のサーモスタット111、112からなる(図19参
照)。一方のサーモスタット111は温度の上昇、下降
を検知してヒーター104、105、106への通電を
ON/OFFする。他方のサーモスタット112は異常
温度を検知した場合空気調和機1の運転を停止させる。
【0048】サーモスタット111、112はいずれも
感温部がヒーター104、105、106からの熱輻射
及び熱気流にさらされる位置にある。サーモスタット1
11に対しては感温手段取付部108の下面に板金製の
容器113が固定され、サーモスタット111の感温部
を包み込むようになっている。
【0049】容器113はオリフィスプレート100に
向かって開いた形になっており、この部分のオリフィス
プレート100に通気口118が形設されている(図1
8、図20参照)。通気口118の存在する箇所はシロ
ッコファン80の吐出側に当たる。そのため、シロッコ
ファン80が回転すると通気口118の背面側の圧力が
上昇し、ファン室96から容器113の中へ、通気口1
18を通じて空気が流れ込む。容器113に流れ込んだ
空気は容器113の底面に設けられた通気口114(図
20参照)からオリフィスプレート100の前面側へと
抜ける。
【0050】加熱手段73の取付は次のようにして行わ
れる。図16に見られるように、ベース150には室内
側送風機72の前面との間に少し間隔を置いて突起15
1が形設される。突起151は紙面の奥行方向に延びる
ものであり、室内側送風機72との間に係合受部152
を形成する。この係合受部152にオリフィスプレート
100の下端を差し込む。そしてオリフィスプレート1
00の上端をファンケーシング90に図示しないネジで
ネジ止めする。このようにオリフィスプレート100の
一端だけをネジ止めするので、加熱手段73を固定する
のに少数のネジを使用するだけで済む。
【0051】オリフィスプレート100はファンケーシ
ング90の前面に密着し、ファン室96の前面板の役割
も果たす。なおオリフィスプレート100をネジ止めす
る相手先はファンケーシング90に限定されない。ハウ
ジング10内のいずれかの部材で、支持の役割を果たせ
るものでありさえすればよい。
【0052】上記のように加熱手段73を固定した後、
室内側熱交換器71と室内側送風機72の間の隙間を図
13に示す3枚の金属板で塞ぐ。すなわち天板115、
左側板116、及び右側板117である。これにより、
室内側熱交換器71から室内側送風機72に至る空気通
路は周囲を囲まれた形になり、加熱手段73により加熱
された空気は外に漏れることなく全量が室内側送風機7
2に吸い込まれる。
【0053】次に図21〜図24に基づき室外側熱交換
ユニット120の詳細構造を説明する。
【0054】室外側熱交換ユニット120の主たる構成
要素は室外側熱交換器121及び室外側送風機122で
ある。これらも正面形状が矩形で、正面から背面に向か
って室外側送風機122、室外側熱交換器121の順で
配置される。
【0055】図23に示すように、室外側送風機122
はプロペラファン130、プロペラファン130を回転
させるモータ131、及びファンケーシング140を備
える。モータ131はファンケーシング140に金属製
の取付フレーム132を介して固定され、ファンケーシ
ング140の背面側にモータ軸133を突出させる。プ
ロペラファン130はモータ軸133にナットで固定さ
れる。
【0056】ファンケーシング140はプロペラファン
130の直径よりやや大きい円形の通風口141を有
し、この中にプロペラファン130が配置される。プロ
ペラファン130にはリング134が一体形設されてい
る。リング134は通風口141の背面側に位置し、通
風口141より直径が大きい。リング134の役割は後
で説明する。
【0057】ファンケーシング140の上端からは背面
側に向け天板142が突出する。天板142は室外側熱
交換器121の上に覆い被さる。図示しないネジにより
天板142を室外側熱交換器121にネジ止めすること
により、室外側送風機122と室外側熱交換器121の
上端同士が連結され、また両者間の隙間が塞がれる。
【0058】図2に見られるように、室外側熱交換ユニ
ット120と導風ガイド54との間には隙間が存在す
る。この隙間が室外から空気を吸い込む吸込通路62と
なる。
【0059】リング134の役割を説明する。ベース1
50は図24に見られるようにトレイ形状をなしてお
り、前部は室内側熱交換器71からのドレンを受けるド
レンパン153、後部は室外側熱交換器121からのド
レンを受けるドレンパン154となっている。ドレンパ
ン153は発泡スチロール製のトレイをベース150に
はめ込んで形成される。ドレンパン153の底面はドレ
ンパン154の底面より一段と高くなっており、ドレン
パン153で受けられたドレンはすべてドレンパン15
4に流れ込む。
【0060】ドレンパン154にはドレンパン153の
底面より高さの低い隆起部155が形設され、その頂面
にオーバーフロー開口156が設けられている。すなわ
ちドレンはドレンパン154の中で隆起部155の高さ
に等しい深さの水たまりをつくった後、オーバーフロー
開口156から底面パネル11のドレンパン24に落下
し、集水桝25からドレンホース30を通じて排水され
る。
【0061】リング134はドレンパン154の水たま
りに下端を浸す。プロペラファン130が回転するとリ
ング134は遠心方向に水の飛沫をとばし、その飛沫は
プロペラファン130から室外側熱交換器121に吹き
付けられる気流に乗って室外側熱交換器121にかか
る。冷房運転を行っている場合、室外側熱交換器121
にかかった水は蒸発して室外側熱交換器121から気化
熱を奪う。
【0062】ドレンパン152の中にはうね状のドレン
カバー157が設けられる。ドレンカバー157は室内
側熱交換器71の底面を受け、室内側熱交換器71がド
レンパン153に接触しないようにする。
【0063】ドレンパン154の中には凍結防止弁15
8が設けられる。凍結防止弁158は通常は閉じている
が、室温が5゜Cになると開き、ドレンパン154の中
の水をすべて底面パネル11に落とし、外部に排水させ
る。そしてドレンパン154に氷が張らないようにす
る。
【0064】次に空気調和機1の設置手順につき説明す
る。
【0065】空気調和機1は、ハウジング10と冷暖房
ユニット50を組み合わせた状態で出荷してもよいし、
現地で組み合わせることを前提として別々に梱包して出
荷してもよい。別梱包とした場合、ハウジング10は組
立状態で梱包してもよく、分解状態で梱包してもよい。
冷暖房ユニット50は、別梱包とした場合、図12に示
すような組立完了状態で梱包される。
【0066】ハウジング10を分解状態で出荷する場
合、底面パネル11、上面パネル12、正面パネル1
3、背面パネル14、左側面パネル15、及び右側面パ
ネル16にフィルター21、ダクト33とダクトベース
34及び断熱板41を添えて出荷される。
【0067】ハウジング10を組立状態で出荷した場
合、現地では梱包を解いたハウジング10を支持台5に
載せれば済む。分解状態で出荷した場合には、現地で底
面パネル11、上面パネル12、正面パネル13、背面
パネル14、左側面パネル15、及び右側面パネル16
を相互に所定の手順でネジ止めし、ハウジング10を形
成してから支持台5に載せる。
【0068】支持台5にハウジング10を載せるに際
し、正面パネル13、左側面パネル15、右側面パネル
16の3枚のパネルの内1枚は取り外しておく。どのパ
ネルを選択するかは現地の状況によって決める。すなわ
ち後で冷暖房ユニット50を挿入しやすい方向のパネル
を取り外しておく。
【0069】支持台5に載せられたハウジング10は、
背面の突出部19が換気口3の中に入るように位置調整
され、調節脚31による高さ調節をもって水平出しが行
われる。ハウジング10の内部では取付ネジ36の回転
によりダクトベース34が一番上まで引き上げた状態に
される。ダクト33に空調ダクト6が接続され、集水桝
25にドレンホース30が接続される。
【0070】空調ダクト6及びドレンホース30の接続
を終えた後、ハウジング10に冷暖房ユニット50を挿
入する。挿入後、冷暖房ユニット50を背面パネル14
の方に押し、冷暖房ユニット50の背面側の縁(天板1
42、左側板160、右側板161、及びベース150
の背面側の縁)をガスケット18に押しつける。これに
より、通気開口17と冷暖房ユニット50との間に気密
接続部が形成される。この箇所における気密接続は送風
のもれを少なくし、エネルギーの有効活用につながる。
【0071】冷暖房ユニット50を通気開口17に気密
に接続した後、冷暖房ユニット50をハウジング10に
図示しないネジで固定する。
【0072】それから取付ネジ36を回してダクト33
及びダクトベース34を下ろし、ガスケット61を導風
ダクト55の上縁に密着させる。これにより、導風ダク
ト55とダクト33とは気密に接続される。
【0073】その後、取り外していたパネルをネジ止め
し、ハウジング10を完全組立状態にする。そしてフィ
ルター受22にフィルター21をはめ込む。
【0074】続いて空気調和機1の動作につき説明す
る。
【0075】空気調和機1の運転を開始すると、室内側
送風機72と室外側送風機122が送風を始める。室内
側送風機72はフィルター21を通じてハウジング10
の中に室内空気を吸い込む。吸い込まれた室内空気は室
内側熱交換器71及び加熱手段73を通り抜けた後室内
側送風機72に吸い込まれ、吹出口97から吹き出され
る。吹き出された空気は導風ダクト55からダクト33
に出、そこから空調ダクト6に送り込まれる。
【0076】室外側送風機122は吸込通路62を通じ
てハウジング10の中に室外空気を吸い込む。吸い込ま
れた室外空気は室外側送風機122より室外側熱交換器
121に向けて吹き出され、室外側熱交換器121を通
り抜けて室外に出る。
【0077】冷房運転時には、圧縮機52により圧縮さ
れて高温になっている冷媒が室外側熱交換器121に送
られる。室外側熱交換器121では室外側送風機122
により送風される室外空気が冷媒の熱を奪う。冷媒は冷
却されて液化する。
【0078】液化した冷媒は図示しない膨張弁を通過し
た後室内側熱交換器71の内部で気化し、室内側熱交換
器71を冷却する。室内側送風機72によりハウジング
10に吸い込まれた室内空気は室内側熱交換器71を通
過する際に熱を奪われ、冷気となる。冷気は空調ダクト
6を通じて所定の部屋に送られ、その部屋の冷房を行う
ものである。
【0079】暖房運転時には冷媒を逆方向に循環させ
る。凝縮した冷媒を室内側熱交換器71に送り、室内側
熱交換器71を通過する室内空気を暖めて暖気とする。
冷媒は図示しない膨張弁を通過した後室外側熱交換器1
21の内部で気化し、室外側熱交換器121を冷却す
る。室外側送風機122が室外空気を室外側熱交換器1
21に送風すると、気化した冷媒と室外空気との間で熱
交換が行われ、冷媒は室外空気の熱を奪う。こうして温
度を高めた後、冷媒は圧縮機52に戻る。
【0080】暖房運転時には加熱手段73への通電も行
われ、室内側熱交換器71から熱を得てある程度温度上
昇した空気の温度をさらに上昇させる。
【0081】求められる暖房温度に応じ、ヒーター10
4、105、106のうち必要なものに通電を行う。気
温が低いときとか、暖房運転の開始直後で部屋の温度を
急速に上昇させる必要があるときにはヒーター104、
105、106の全てに通電する。
【0082】使用するヒーターの個数にかかわらず、ヒ
ーターに通電が行われた場合には感温手段110を輻射
熱と熱気流が襲う。サーモスタット111は温度の上
昇、下降を検知してヒーター104、105、106へ
の通電をON/OFFする。他方のサーモスタット11
2は異常温度を検知した場合空気調和機1の運転を停止
させる。
【0083】異常温度を検知する側のサーモスタット1
12の感温部は輻射熱と熱気流に直接さらされる。これ
に対し温度の上昇、下降を検知する側のサーモスタット
111は、通常の運転中は、ファン室96より通気口1
18を通って入ってくる熱気流にさらされるのみであ
る。
【0084】サーモスタット111は本来、一番上のヒ
ーター104の輻射熱の影響を受けやすい。しかしここ
では容器113により輻射熱をカットし、通気口118
から入ってくる気流のみを温度検知対象としている。こ
の気流は、ヒーター104、105、106を通過した
空気がオリフィスプレート100の通気開口101を通
じてファン室96に集められ、シロッコファン80によ
って攪拌された気流であり、ヒーターから受け取ったす
べての熱がほぼ均一化されている。従って、ヒータ10
4、105、106をすべて使用した場合であろうと、
いずれかのヒーターへの通電を止めた場合であろうと、
サーモスタット111は誤差の少ない安定した温度検知
を行うことができる。
【0085】室内側送風機72が故障し、シロッコファ
ン80の回転が停止(ファンロック)したような場合に
は、通気口118から容器113への気流の流入がスト
ップする。すると今度はヒーターからの熱輻射と熱気流
が通気口114から入り込み、サーモスタット111の
感温部を熱する。これによりサーモスタット111は異
常発生を検知し、ヒーターをOFFにする。
【0086】冷房運転時には室内側熱交換器71からド
レンが滴り落ちる。暖房運転時には室外側熱交換器12
1からドレンが滴り落ちる。ドレンはドレンパン153
又はドレンパン154に受けられ、ドレンパン154の
中に水たまりをつくる。この水たまりが冷房運転時の室
外側熱交換器121の冷却に役立てられることは前述の
とおりである。
【0087】冷暖房ユニット50に故障等の不具合が生
じたときは、正面パネル13、左側面パネル15、右側
面パネル16の3枚のパネルのうち、冷暖房ユニット5
0の取り出しに最も都合のよいパネルを取り外し、そこ
から冷暖房ユニット50を取り出して点検することがで
きる。
【0088】加熱手段73の故障だと特定できている場
合は、左側板116又は右側板117を取り外し、オリ
フィスプレート100の上端を固定しているネジを外
し、オリフィスプレート100の下端を係合受部152
から外すことにより、加熱手段73をハウジング10の
左右側面のいずれからでも取り外すことができる。これ
により、空気調和機1を部屋のコーナー部に設置した場
合でも加熱手段の点検修理を容易に行うことができる。
取り付けは逆の手順で行う。
【0089】室内側送風機72のシロッコファン80に
不具合が生じた場合、ケーシング本体91からガイド部
材95を取り外せば吹出口97はシロッコファン80の
直径より大きい幅Wの開口となる。シロッコファン80
をモータ軸83から取り外してこの開口から出し、必要
なメンテナンス作業を行うことができる。従って室内側
送風機72の正面に配置された構成要素、すなわち室内
側熱交換器71と加熱手段73に手をつける必要がな
い。
【0090】以上本発明の一実施形態につき説明した
が、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の変更を
加えて実施することが可能である。
【0091】
【発明の効果】本発明は以下に掲げるような効果を奏す
るものである。
【0092】本発明では、室内側熱交換ユニット及び室
外側熱交換ユニットを単一のハウジング内に収納する空
気調和機において、前記ハウジングを上方より垂下した
空調ダクトに接続するとともに、前記室内側熱交換ユニ
ット及び室外側熱交換ユニットを含む冷暖房ユニット
は、前記ハウジングが前記空調ダクトに接続した状態の
まま、ハウジングに対し出し入れ可能としたから、先に
ハウジングのみ据え付け、その後冷暖房ユニットをハウ
ジングに挿入して設置完了とすることができる。完成状
態の空気調和機を扱う場合に比べ持ち上げ重量が軽くて
済み、設置作業が楽である。
【0093】また本発明では、前記ハウジングの四周を
構成する4枚のパネルのうち、壁に面するパネル以外の
3枚のパネルはそれぞれ単独でハウジングから取り外せ
るようにしたから、正面でも左右でも作業しやすい側か
ら冷暖房ユニットを出し入れでき、設置あるいは点検の
作業が楽である。
【0094】また本発明では、前記空調ダクトに接続す
る前記ハウジング側のダクトは、ハウジング内において
高さ可変であることとしたから、冷暖房ユニットを出し
入れする際はダクトを上げておき、冷暖房ユニットがハ
ウジング内におさまったらダクトを下げて冷暖房ユニッ
トに接続すればよく、冷暖房ユニットとダクトとの接続
が容易になる。
【0095】また本発明では、前記冷暖房ユニットで発
生したドレンを受けるべく冷暖房ユニットに設けられた
ドレンパンと、前記冷暖房ユニットのドレンパンからド
レンを受けるべく前記ハウジングに設けられたドレンパ
ンとを備えることとしたから、ドレンを確実に集めて機
外に排水することが可能になる。また冷暖房ユニットを
ドレンパンまで含めたユニットとして構成し、ハウジン
グに出し入れすることができる。
【0096】また本発明では、前記ハウジングは、前記
冷暖房ユニットを収納しない状態で前記空調ダクトへの
接続作業を行えるようにしたから、空調ダクトへの接続
作業が容易になる。また冷暖房ユニットを点検する際も
空調ダクトを接続したまま冷暖房ユニットを出し入れで
き、作業性が向上する。
【0097】また本発明では、前記ハウジングは、前記
冷暖房ユニットを収納しない状態でドレンホースの接続
作業を行えるようにしたから、ドレンホースの接続作業
が容易になる。また冷暖房ユニットを点検する際もドレ
ンホースを接続したまま冷暖房ユニットを出し入れで
き、作業性が向上する。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る空気調和機の斜視
【図2】 空気調和機の垂直断面図
【図3】 図2の部分拡大図
【図4】 空気調和機の水平断面図
【図5】 ハウジングの分解斜視図
【図6】 ハウジングの部分拡大垂直断面図
【図7】 上面パネルの分解斜視図
【図8】 上面パネルの部分拡大垂直断面図
【図9】 冷暖房ユニットの分解斜視図
【図10】 冷凍サイクル部の斜視図
【図11】 導風ガイド及び導風ダクトの斜視図
【図12】 組立状態の冷暖房ユニットの斜視図
【図13】 室内側熱交換ユニットの分解斜視図
【図14】 室内側送風機の分解斜視図
【図15】 室内側送風機と導風ダクトとの接続を示す
空気調和機の垂直断面図
【図16】 室内側熱交換ユニットの側面図
【図17】 加熱手段の斜視図
【図18】 加熱手段の分解斜視図
【図19】 感温手段部分の斜視図
【図20】 感温手段部分の部分拡大断面図
【図21】 室外側熱交換ユニットをベースに組み合わ
せた状態の斜視図
【図22】 室外側熱交換ユニットの斜視図
【図23】 室外側送風機の分解斜視図
【図24】 ベースの斜視図
【符号の説明】
1 空気調和機 2 壁 3 換気口 4 床 5 支持台 6 空調ダクト 10 ハウジング 11 底面パネル 12 上面パネル 13 正面パネル 14 背面パネル 15 左側面パネル 16 右側面パネル 24 ドレンパン 30 ドレンホース 33 ダクト 34 ダクトベース 50 冷暖房ユニット 70 室内側熱交換ユニット 120 室外側熱交換ユニット 150 ベース 153、154 ドレンパン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側熱交換ユニット及び室外側熱交換
    ユニットを単一のハウジング内に収納する空気調和機に
    おいて、 前記ハウジングを上方より垂下した空調ダクトに接続す
    るとともに、前記室内側熱交換ユニット及び室外側熱交
    換ユニットを含む冷暖房ユニットは、前記ハウジングが
    前記空調ダクトに接続した状態のまま、ハウジングに対
    し出し入れ可能としたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの四周を構成する4枚の
    パネルのうち、壁に面するパネル以外の3枚のパネルは
    それぞれ単独でハウジングから取り外せるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記空調ダクトに接続する前記ハウジン
    グ側のダクトは、ハウジング内において高さ可変とした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調
    和機。
  4. 【請求項4】 前記冷暖房ユニットで発生したドレンを
    受けるべく冷暖房ユニットに設けられたドレンパンと、
    前記冷暖房ユニットのドレンパンからドレンを受けるべ
    く前記ハウジングに設けられたドレンパンとを備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記冷暖房ユニットを収納しない状態で
    前記ハウジングと前記空調ダクトとの接続作業を行える
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記冷暖房ユニットを収納しない状態で
    前記ハウジングとドレンホースとの接続作業を行えるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれ
    かに記載の空気調和機。
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