JP2003161391A - 管接続構造および管接続継手 - Google Patents

管接続構造および管接続継手

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JP2003161391A
JP2003161391A JP2001361027A JP2001361027A JP2003161391A JP 2003161391 A JP2003161391 A JP 2003161391A JP 2001361027 A JP2001361027 A JP 2001361027A JP 2001361027 A JP2001361027 A JP 2001361027A JP 2003161391 A JP2003161391 A JP 2003161391A
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Takashi Yamada
隆 山田
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/091Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a ring provided with teeth or fingers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で簡単な構成で、長期間にわたる電線等
の部材の保護が可能で、接続作業が簡単な管接続構造お
よび管接続継手を提供する。 【解決手段】 筒状部3の保持部9にパッキン4とアン
カー5が重ねて置かれ、ナット6により固定され、保持
部9と保護面10に囲まれた空間に、パッキン4および
アンカー5が保持される。アンカー5の内周部には、複
数の爪部8が、被接続管2の挿入方向の上流側から下流
側に向けて傾いて形成されている。被接続管2が挿入さ
れると、爪部8は被接続管2の外周面に沿って変形し被
接続管2の挿入を許容する。爪部8は被接続管2の外周
面に押圧されて変形しパッキン4に圧力を加え、パッキ
ン4が爪部8に反発力を加えることにより爪部8は被接
続管2の外周面に圧接する。被接続管2が引き抜き方向
に移動しようとすると、爪部8が外周面に食い込み、被
接続管2は筒状部3から抜けない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被接続管を接続す
る管接続構造と、この管接続構造を有する管接続継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラントなどにおいて屋外を含め
て広い範囲の電気配線を行う場合には、複数の電線を筒
状の電線管の内部に挿通することにより1つにまとめ
て、この電線管を引き回して配線を行っている。このよ
うに電線管を用いることにより、各電線を保護するとと
もに、大規模な配線の煩雑さを軽減している。引き回さ
れた電線管を他の電線管や様々な機械等に接続するため
に、管接続継手が用いられている。通常、管接続継手に
は筒状部が設けられており、この筒状部に電線管を挿入
して固定する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電線管を接続するため
の管接続継手としては、図6に示すように、単なる円筒
状のカップリング21に電線管22を挿入した後、カッ
プリング21の外周部からビス23をねじ込んで、ビス
23の先端にて電線管22を押しつけることにより固定
するねじなしカップリング21がある。しかし、このね
じなしカップリング21では、電線管22とカップリン
グ21の内周との間に隙間があり、この隙間から雨水等
が進入して、電線管22内の電線(図示せず)にまで至
り、電線が腐食したりショートしたりする不具合が生じ
易い。
【0004】そこで、図7に示すように、円筒状のカッ
プリング24の端部にねじ部25を有するねじつきカッ
プリング24が用いられる場合がある。この場合、電線
管26内部への水等の浸入は防げるが、電線管26の端
部にもねじ部27を形成し、両ねじ部25,27をねじ
込むことにより接続する必要がある。したがって、電線
管26にねじ切りする作業と、電線管26とカップリン
グ24とを相対的に回転させてねじ込む作業が、非常に
面倒である。さらに、ねじを切るために、電線管26と
して厚肉管を使用する必要があり、電線管の費用が上が
り、重量も増し施工上でも困難になる。
【0005】例えば、電線管26の長さに多少の誤差が
あって、現場で端部を切断するなどして長さを調整する
必要があるような場合には、予め電線管26の端部にね
じ部27を形成しておくことが困難であり、現場でねじ
切りを行わなければならない。1つのカップリング24
に複数の電線管26を接続するために、カップリング2
4を回転させるだけでなく電線管26を回転させる場合
があり、特に、大規模な配線を行うために長い電線管2
6を用いる構成や、電線管26が一直線状ではなく曲が
った部分を含む構成では、カップリング24に十分にね
じ込むために現場で何回も回転させることは困難であ
る。
【0006】このように、配線する現場で大がかりな作
業を行わなければならないため、作業効率が非常に悪
く、また、広い作業スペースを確保しておかなければな
らないため、継手の接続のためにプラント等の設備全体
のスペースが広くなるおそれがある。さらに、電線管2
6とカップリング24とは、ねじ止めにより固定されて
いるため、ねじ部25,27が十分な長さだけ係合しな
ければ強固な固定ができない。従って、電線管26を十
分な長さだけ挿入する必要があり、電線管26の長さに
誤差が生じたりすると、挿入長さが不足して、このカッ
プリング24における接続が困難になるおそれがある。
電線管26の長さの誤差を許容するどころか、むしろカ
ップリング24による接続のために、電線管26の長さ
をより厳密に規定しなければならなくなるおそれがあ
る。
【0007】図8に示すように、前記したねじなしカッ
プリングにおいて、電線管22の内部への水などの浸入
を防ぐために、端面にゴムなどからなるシール部材28
を有する端面ゴムシールつきねじなしカップリング29
が用いられる場合もある。これによると、ねじつきカッ
プリング24のように作業が面倒ではないが、端面に露
出しているシール部材28が日光や風雨に晒されて経時
的に劣化して、水等の浸入防止の効果が衰え、長期間に
わたる電線(図示せず)の保護が不十分になるおそれが
ある。
【0008】一方、気体や流体を流すための管を接続す
る、流体を漏れないように流出入させるための流体管配
管継手(図示せず)を用いると、長期間にわたる電線の
保護は可能であるが、電線管の接続のために必要以上に
高性能の継手を用いることになり、コストの上昇を招
く。
【0009】そこで本発明の目的は、電線管の接続に適
した、比較的安価で簡単な構成であり、長期間にわたる
電線等の保護が可能であるとともに、接続作業が簡単で
ある管接続構造およびそれを用いた管接続継手を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の管接続構造は、
被接続管を挿入可能な筒状部と、筒状部内に挿入され、
筒状部と被接続管との間の隙間を塞ぐパッキンと、被接
続管が挿入可能な内周部と内周部に内側向きに設けられ
た爪部とを有し、パッキンに重なるように筒状部内に挿
入された略リング状のアンカーと、パッキンおよびアン
カーを筒状体内に保持する保持部材とを有し、パッキン
およびアンカーが保持部材により保持された状態で、筒
状部内に被接続管が存在すると、パッキンが、被接続管
からアンカーを介して加えられる圧力に抗する反発力を
生じ、アンカーの爪部が、反発力に付勢されて被接続管
の外周部に食い込むことにより被接続管を離脱不能にす
るものである。
【0011】保持部材が、筒状部の外周にねじ込まれた
ナットであってもよい。
【0012】アンカーおよびパッキンが保持部材により
筒状部内に保持された状態で、被接続管の筒状部内への
挿入を許容するとともに、挿入された被接続管の筒状部
内からの離脱を妨げることが好ましい。この場合、アン
カーの爪部は、被接続管の挿入方向の上流側から下流側
に向けて傾いて形成されており、被接続管の移動方向を
規制することが好ましい。
【0013】本発明の管接続継手は、前記したいずれか
構成の管接続構造を少なくとも1つ有し、この管接続構
造により取り付けられた被接続管を他の被接続管と連通
させるものである。筒状部の両端部にそれぞれアンカー
とパッキンと保持部材を有し、2つの被接続管を、互い
に連通させた状態で筒状部の両端部にそれぞれ離脱不能
に接続するものであってもよい。
【0014】このような構成の管接続構造および管接続
継手によると、非常に簡単に、被接続管を離脱不能に接
続することができ、しかも長期間にわたって被接続管内
の電線等の部材の保護が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0016】図1に本実施形態の管接続構造の全体図を
示している。本体1が、被接続管2を挿入可能な筒状部
3を有しており、筒状部3の開口端部には保持部9が設
けられており、保持部9の外周には雄ねじ部13が形成
されている。この筒状部3の保持部9内に、パッキン4
と、リング状のアンカー5とが装着されている。筒状部
3の外部に、保持部材であるナット6が、雌ねじ部7を
雄ねじ部13に螺合させることにより固定されている。
【0017】アンカー5は、金属薄板等からなり、図2
に示すように、内周部に、内側へ向けて突出する複数の
爪部8を有している。この爪部8は、内側へ向けて垂直
に突出しているのではなく、被接続管2の挿入方向の上
流側から下流側に向けて、図1の矢印A方向に傾いて形
成されている。なお、図1,3,4,5においては、見
易くするために、多数の爪部8のうち断面に位置する2
個のみを図示し、それ以外の多数の爪部8は図示省略し
ている。
【0018】筒状部3の内径は被接続管2の外径よりも
大きい。パッキン4の内径は被接続管2の外径よりわず
かに小さい(図3(a)参照)。アンカー5の内周部は
被接続管2の外径よりも大きく、複数の爪部8の先端が
構成する円の径は、被接続管2の外径よりも僅かに小さ
い。
【0019】以上説明した筒状部3を有する本体1と、
パッキン4と、アンカー5と、ナット6とから、被接続
管2を接続するための管接続構造が構成されている。そ
の構成について詳細に説明すると、まず、筒状部3の開
口端部の内側に設けられている保持部9に、パッキン4
が置かれる。そして、このパッキン4に重ねるようにし
て、アンカー5が置かれる。この状態で、筒状部3の外
周の雄ねじ部13に、ナット6の雌ねじ部7をねじ込ま
せて、ナット6を本体1に固定する。このナット6の端
部に設けられている保護面10が、パッキン4およびア
ンカー5を離脱不能に保持する。こうして、保持部9と
保護面10に囲まれた空間に、パッキン4およびアンカ
ー5が保持される。なお、パッキン4とアンカー5が安
定的に保持できるように、保持部9および保護面10の
寸法は、パッキン4およびアンカー5に合わせて形成さ
れている。また、保護面10には、被接続管2の挿通を
許容する大きさの開口部が設けられている。
【0020】このように構成された管接続構造に被接続
管2が挿入される動作について説明する。図3に示すよ
うに、被接続管2が矢印A方向に移動させられると、被
接続管2は、ナット6の保護面10の開口部を通り抜け
てアンカー5の爪部8に当接する。アンカー5は金属薄
板からなり爪部8が撓み内径が拡大可能であり、しかも
爪部8が被接続管2の挿入方向に沿って下流側へ向かっ
て傾いて形成されている。従って、被接続管2が矢印A
方向に進行すると、爪部8は被接続管2の外周面に沿っ
て内径が拡大し、またパッキン4の内径は被接続管2に
より変形し被接続管2の挿入を許容する。こうして、被
接続管2は、筒状部3内に形成されたストッパ11に当
接するまで挿入されて停止する。
【0021】この状態において、爪部8は、被接続管2
の外周面に押圧されて、外側かつ挿入方向の下流側に向
かって変形している。すなわち、爪部8はパッキン4に
向かってパッキン4を押し潰すような圧力を加える。パ
ッキン4はゴムなどの弾性体からなるので、弾性変形し
て爪部8の内径の拡大を許容する代わりに、爪部8に反
発力を加える。この反発力により、爪部8は被接続管2
の外周面に圧接する。そして、被接続管2は筒状部3か
ら離脱不能に保持される。
【0022】仮に、被接続管2を筒状部3から引き抜こ
うとすると、図4に示すように、被接続管2の外周面に
圧接する爪部8も、被接続管2に追従して被接続管2と
同じ引き抜き方向(矢印B方向)に向かって変形しよう
とする。このとき、爪部8の先端が被接続管2の外周面
に立つように食い込んで、被接続管2の移動を阻止す
る。
【0023】すなわち、この構成では、爪部8と圧接し
ている被接続管2を、爪部8が傾いている方向と同じ方
向に移動させることは可能であるが、爪部8が傾いてい
る方向と反対の方向に移動させようとすると、爪部8の
先端が被接続管2の外周面に食い込むため移動不可能に
なる。この構成により、被接続管2の挿入は許容して脱
出は妨げることができ、一旦挿入したら抜き取ることが
できない管接続構造が実現する。
【0024】また、パッキン4は爪部8に反発力を加え
ると同時に被接続管2の外周面に密着し、雨水等の進入
を防止する。
【0025】図5には、前記した管接続構造を有する管
接続継手(カップリング)12が示されている。すなわ
ち、この管接続継手12は、前記した管接続構造を両端
部に対称的に有しており、2つの被接続管を接続するも
のである。なお、前記したのと同じ構成については、同
一の符号を付与し説明を省略する。
【0026】管接続継手12は、短いパイプ状であり、
両端部に保持部9が設けられている。そして、保持部9
にパッキン4およびアンカー5が保持され、ナット6が
取り付けられている。被接続管2a,2bが左右から挿
入される構成であるため、アンカー5の爪部8は、互い
に反対側に向かって傾いて形成されている。
【0027】このような構成であるため、被接続管2a
は矢印C方向に、被接続管2bは矢印D方向に挿入する
ことにより、それぞれ管接続継手12に連結される。こ
れにより、両被接続管2a,2b内が連通し、両被接続
管2a,2bにわたる電線(図示せず)の挿通が可能に
なる。そして、被接続管2aを矢印D方向に引き抜こう
としても爪部8が外周部に食い込んで移動が阻止され、
同様に、被接続管2bを矢印C方向に引き抜こうとして
も爪部8が外周部に食い込んで移動が阻止され、被接続
管2a,2bは、離脱不能に保持される。
【0028】以上説明した通り、本発明の管接続構造お
よび管接続継手12によると、非常に簡単で安価な構成
で、被接続管2,2a,2bを離脱不能に接続可能であ
る。そして、その接続作業は、単に被接続管2,2a,
2bを筒状部3に挿入するだけであり、非常に容易であ
る。ねじ切り作業や被接続管2,2a,2bの回転など
は行なう必要がないので、作業用の治具や工具は不要
で、作業スペースも殆ど必要としない。なお、管接続構
造および管接続継手12の製造工程で雄ねじ部13およ
びナット6の雌ねじ部7を形成することは、製造工場で
大量生産的に行うことができ、実際の使用者を煩わせる
ものではない。本発明では、従来のねじつきカップリン
グ24(図7参照)のように実際の使用者にとって面倒
な工程である被接続管2,2a,2bにねじを形成する
工程は存在しない。
【0029】また、被接続管2,2a,2bは、爪部8
により係止可能な程度に挿入すればよく、挿入長さは、
爪部に当接する位置からストッパ11に当接する位置ま
での範囲で、自由に決められる。従って、被接続管2,
2a,2bの長さを、この管接続構造または管接続継手
12の部分で微調整することができ、多少の誤差を許容
し得るようになる。
【0030】被接続管2,2a,2bと筒状部3内部と
の間の隙間を塞ぐパッキン4は、外部に露出しておら
ず、ナット6やアンカー5や保持部9に囲まれているの
で、日光や風雨に直接晒されることはない。従って、パ
ッキン4が経時的に劣化することは殆どなく、被接続管
2,2a,2b内部の電線等(図示せず)を長期にわた
って保護することができる。
【0031】電線管の接続を行う場合、従来の流体管接
続用の複雑で高価な高精度継手(図示せず)を流用しな
くても、構成が簡単で安価な本発明の管接続継手12を
用いることにより十分に信頼性の高い接続が可能になる
ので、非常に効果的である。
【0032】なお、何らかのトラブル等により被接続管
2,2a,2bを抜き取る必要が生じる場合も考えられ
る。その場合には、ナット6を緩めてアンカー5および
パッキン4の保持を解除し、その状態で被接続管2,2
a,2bを筒状部3から引き抜く。仮に、アンカー5が
被接続管2,2a,2bから離れない場合にも、ナット
6とアンカー5を被接続管2,2a,2bとともに筒状
部3から離脱させた後で被接続管2,2a,2bから手
作業で取り外せばよい。このように、簡単に分解するこ
とにより、万一被接続管2,2a,2bを抜き取る必要
が生じた場合にも容易に対応できる。
【0033】各部材の形状や寸法等は前記した実施形態
に限定されるものではなく、実際の被接続管2,2a,
2b等に応じて適宜設定すればよい。アンカー5の爪部
8の数や大きさや形状等についても特に限定されるもの
でなく、被接続管2,2a,2bを挿入可能かつ離脱不
能にすることができれば、自由に変更可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明によると、被接続管を離脱不能に
接続することができ、しかも長期間にわたって被接続管
内の電線等の部材の保護が可能である。被接続管を他の
管や他の部材に接続する作業が非常に簡単になり、その
ための治具や工具は不要で、作業スペースも殆ど必要と
しない。また、必要に応じて簡単に分解することによ
り、容易に被接続管を取り外すことも可能である。
【0035】この管接続構造および管接続継手は構成が
簡単で安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管接続構造の要部断面図である。
【図2】図1に示す管接続構造のアンカーの正面図およ
び側面断面図である。
【図3】図1に示す管接続構造において被接続管を挿入
する動作を説明する要部拡大断面図である。
【図4】図1に示す管接続構造において被接続管を離脱
不能に保持した状態を説明する要部拡大断面図である。
【図5】本発明の管接続継手の断面図である。
【図6】第1の従来例の管接続継手の要部断面図であ
る。
【図7】第2の従来例の管接続継手の断面図である。
【図8】第3の従来例の管接続継手の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2,2a,2b 被接続管 3 筒状部 4 パッキン(Oリング) 5 アンカー 6 ナット(保持部材) 7 雌ねじ部 8 爪部 9 保持部 10 保護面 11 ストッパ 12 管接続継手 13 雄ねじ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接続管を挿入可能な筒状部と、 前記筒状部内に挿入され、前記筒状部と被接続管との間
    の隙間を塞ぐパッキンと、 被接続管が挿入可能な内周部と該内周部に内側向きに設
    けられた爪部とを有し、前記パッキンに重なるように前
    記筒状部内に挿入された略リング状のアンカーと、 前記パッキンおよび前記アンカーを前記筒状体内に保持
    する保持部材とを有し、 前記パッキンおよび前記アンカーが前記保持部材により
    保持された状態で、前記筒状部内に被接続管が存在する
    と、前記パッキンが、前記被接続管から前記アンカーを
    介して加えられる圧力に抗する反発力を生じ、前記アン
    カーの爪部が、前記反発力に付勢されて前記被接続管の
    外周部に食い込むことにより前記被接続管を離脱不能に
    する、管接続構造。
  2. 【請求項2】 前記保持部材が、前記筒状部の外周にね
    じ込まれたナットである、請求項1に記載の管接続構
    造。
  3. 【請求項3】 前記アンカーおよび前記パッキンが前記
    保持部材により前記筒状部内に保持された状態で、被接
    続管の前記筒状部内への挿入を許容するとともに、挿入
    された被接続管の前記筒状部内からの離脱を妨げる、請
    求項1または2に記載の管接続構造。
  4. 【請求項4】 前記アンカーの前記爪部は、被接続管の
    挿入方向の上流側から下流側に向けて傾いて形成されて
    おり、被接続管の移動方向を規制する、請求項3に記載
    の管接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の管
    接続構造を少なくとも1つ有し、前記管接続構造により
    取り付けられた被接続管を他の被接続管と連通させる、
    管接続継手。
  6. 【請求項6】 前記筒状部の両端部にそれぞれ前記アン
    カーと前記パッキンと前記保持部材を有し、2つの被接
    続管を、互いに連通させた状態で前記筒状部の両端部に
    それぞれ離脱不能に接続する、請求項5に記載の管接続
    継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010013339A1 (ja) * 2008-07-31 2010-02-04 オーエヌ工業株式会社 配管のワンタッチ継手
CN112709878A (zh) * 2020-12-25 2021-04-27 浙江启尔机电技术有限公司 一种双层管快速接头

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