JP2003161222A - 燃料供給部品および燃料噴射弁の製造方法 - Google Patents

燃料供給部品および燃料噴射弁の製造方法

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JP2003161222A JP2001357200A JP2001357200A JP2003161222A JP 2003161222 A JP2003161222 A JP 2003161222A JP 2001357200 A JP2001357200 A JP 2001357200A JP 2001357200 A JP2001357200 A JP 2001357200A JP 2003161222 A JP2003161222 A JP 2003161222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な性能特性等に対する層別要求に対し
て、その層別使用のための性能等に係わる詳細データを
表示できるとともに、その表示、読み取りに係わる製造
上の管理が容易な燃料供給部品を提供する。 【解決手段】 燃料の供給により駆動される駆動源とし
ての内燃機関に複数搭載される燃料供給部品としての燃
料噴射弁1において、燃料供給に関連する燃料噴射弁1
の使用に係わるデータとして有したコード20を表示し
たステー10が組付けれれている。なお、燃料噴射に関
連する燃料噴射弁1の使用に係わるデータとは、燃料噴
射弁1の複数間のバラツキを所定範囲に層別使用するた
めの性能データである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料供給部品およ
び燃料噴射弁の製造方法に関し、特に、噴射量等の性能
特性、もしくは油密等の機能等の燃料供給部品の使用に
係わる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料供給部品、例えば自動車用内燃機関
に用いられる燃料噴射弁において、近年、排気ガス規制
の強化等により、燃料噴射弁の性能への供給が厳しくな
ってきている。例えば、多気筒内燃機関の気筒間の燃料
噴射量のバラツキを縮小させたいという要求がある。
【0003】しかしながら、燃料噴射弁の噴射量公差を
縮小、つまり性能規格を縮小して、単に選別をするだけ
だと、不良率が増大し、結果として生産の歩留まりから
コスト高をまねいてしまう。このため、従来の噴射量公
差の範囲内で、2〜4層別した後に、内燃機関に燃料噴
射弁を搭載する際には、この層別区分されたものの組合
せで、気筒間の燃料噴射量のバラツキを低減する方法が
知られており、燃料噴射弁本体に、その層別区分に対応
する色別のペイントを塗布するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料供給部品と
しての燃料噴射弁では、燃料噴射弁を製造する際、特に
噴射量を測定する性能検査工程では、噴射量測定に使用
する工程油が付着しているため、ペイントの塗布が容易
ではなく、ペイント塗布すること自体に工数がかかると
いう問題がある。
【0005】さらに、層別要求は、性能特性に限らず、
燃料噴射弁の弁部の油密の機能に対する機能性能の層別
対応の要求等があり、色別ペイントの塗布位置の増加
や、色数の増加等で、燃料噴射弁の製造工程内だけでな
く、納入先においても、管理が困難になってきている。
例えば、車両工場での最終検査時に、燃料噴射弁の搭載
位置によっては、暗くて、色別ペイントが識別しずらい
という問題もある。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、多様な性能特性等に対す
る層別要求に対して、その層別使用のための性能等に係
わる詳細データを表示できるとともに、その表示、読み
取りに係わる製造上の管理が容易な燃料供給部品および
燃料噴射弁の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
と、燃料の供給により駆動される駆動源に複数搭載され
る燃料供給部品において、燃料供給に関連する燃料供給
部品の使用に係わるデータとして有したコードを表示し
たステーが組付けられている。
【0008】これにより、燃料供給部品を製造する際
に、燃料供給に関連する燃料供給部品の使用に係わるデ
ータとして有したコードを一旦ステーに形成した後、こ
のステーを燃料供給部品に組付けできるので、燃料供給
部品の製造工程内、および納入先の組付もしくは検査工
程での製造上の管理の容易化が図れる。例えば、燃料供
給に関連する燃料供給部品の使用に係わるデータとし
て、例えば駆動源に複数搭載される燃料供給部品ごとの
製造バラツキによる燃料供給量に応じて選別使用して駆
動源に搭載する場合、燃料供給量を測定する燃料供給部
品の製造工程内の性能検査工程において、測定に使用す
る燃料相当の工程油が燃料供給部品に付着しているか否
かに係わらず、その表示すべきデータをステーに書き込
むことができる。
【0009】本発明の請求項2によると、燃料供給部品
は、前記駆動源としての内燃機関に燃料噴射する燃料噴
射弁である。
【0010】ステーを介して上記コードを表示するの
で、燃料噴射弁の製造工程内、特に例えば燃料噴射量等
の性能検査工程に、コードの書込み工程を追加したとし
ても、火気に対する安全面等の製造上の管理が容易であ
る。
【0011】本発明の請求項3によると、燃料供給に関
連する燃料供給部品の使用に係わるデータとは、燃料噴
射弁の複数間のバラツキを所定範囲に層別使用するため
の性能データである。
【0012】燃料供給に関連する燃料供給部品の使用に
係わるデータとして、製造バラツキの公差をそのままに
して、製造上のバラツキを所定範囲に層別使用する燃料
噴射弁に好適である。
【0013】本発明の請求項4によると、燃料供給に関
連する燃料供給部品の使用に係わるデータとは、燃料噴
射弁の複数間のバラツキのパターンを所定パターンに層
別使用するための性能データである。
【0014】燃料供給に関連する燃料供給部品の使用に
係わるデータとして、製造バラツキの公差をそのままに
して、製造上のバラツキのパターンを所定パターンに層
別使用する燃料噴射弁に好適である。
【0015】本発明の請求項5によれば、コードは、上
記データの情報を、直線状の線分の配列によるバーコー
ドで表示できる。
【0016】本発明の請求項6によれば、コードは、上
記データの情報を、識別パターンによるQRコードで表
示できる。
【0017】本発明の請求項7によると、コードは、ス
テーの表面にレーザーマーキングされている。
【0018】コードを直接に燃料供給部品へ書き込むの
ではなく、ステーに書き込むようにするので、燃料供給
部品の製造工程、特に燃料噴射量等を測定する性能検査
工程においても、火気に対する安全面に配慮した工程設
計が可能である。
【0019】本発明の請求項8によると、ステーの形状
は、U字状に形成されており、そのU字状の両先端部の
内側には、燃料供給部品の本体部に形成されている係止
溝に、係止可能な突起部が設けられている。
【0020】これにより、ステーを燃料供給部品に組付
ける際に、U字状に形成されたステーを燃料供給部品の
本体部へ挿入するだけで、ステーに設けられた突起部と
本体部に設けられた係止溝とが係止可能となる。従っ
て、燃料供給部品へのステーの組付容易化が図れる。
【0021】本発明の請求項9によると、ステーは、樹
脂成形により形成されている。
【0022】これにより、樹脂成形する際に、樹脂材料
の配合を変えるだけで、色識別したステーが容易にでき
る。例えば、燃料供給部品の駆動源への搭載状態によっ
ては、ステーに設けたコードの表示内容の読み取りが難
しい場合でも、納入先の駆動源の製造工程、特に最終検
査工程において、ステーの色を確認することで、使用に
係わるデータとしての層別使用した層別内容がチェック
が可能である。
【0023】本発明の請求項10によれば、請求項2か
ら請求項4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁を製造す
る製造方法であって、検査工程にて測定された燃料噴射
弁の燃料噴射に係わるデータを備えたコードを作成して
コードをステーに表示させ、そして測定された前記燃料
噴射弁の本体部にステーを取付けることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の燃料供給部品を、
自動車用内燃機関へ燃料噴射する燃料噴射弁に適用し
て、具体化した実施形態を図面に従って説明する。
【0025】図1は、本発明の実施形態の燃料供給部品
を適用した燃料噴射弁の概略構成を表す模式的外観図で
あって、図1(a)は正面図、図1(b)は平面図であ
る。図2は、図1中の本実施形態に係わる要部であるス
テー周り、特にコードを表示するステーをII方向から
みた側面図であって、コードとして使用するバーコード
を示す模式図である。
【0026】なお、ここで図1(a)および(b)に示
す斜線部は、本発明の要部のステーを示し、特に、図1
(b)の平面図において、燃料噴射弁に取付けられた状
態でのステーの平面図を表わすものである。
【0027】図1に示すように、本実施形態の燃料噴射
弁1は、内燃機関、特にガソリンエンジンに用いられ、
内燃機関へ燃料噴射するものである。この燃料噴射弁1
は、略円筒形状であり、内燃機関へ噴射する燃料の連
通、遮断をする弁部Bと、噴射燃料の連通、遮断を行な
うように、弁部Bの弁部材としてのノズルニードルを駆
動する駆動コイルを備えた電磁駆動部Sと、電磁駆動部
S側に保持されるステー10とを含んで構成されてい
る。
【0028】なお、弁部Bは、ノズルニードルと、ノズ
ルニードルが当接、離間する弁ボディとからなり、弁ボ
ディにノズルニードルが当接、離間することで閉弁、開
弁ができるものであれば何れのものでもよく、また、電
磁駆動部Sは、通電により電磁力を発生するコイルが巻
回された駆動コイルと、通電により電磁力が発生する駆
動コイルとともに磁気回路を形成する円筒部材としての
パイプ101等、および可動体としてのアーマチュアと
を含んで構成され、駆動コイルに生じる電磁力つまり吸
引力を利用し、アーマチュアを介してノズルニードルを
駆動できるものであれば何れのものでもよい。したがっ
て、この燃料噴射弁の内部構造は周知のものであればよ
く、内部構造の詳細については、省略する。
【0029】なお、パイプ101の上方には、図1
(b)に示すようなフィルタ102が取付けられてお
り、このフィルタ102によって燃料噴射弁1の燃料上
流(図1(a)参照)から流入する燃料中に含まれる異
物等の除去が可能である。一方、パイプ102の燃料噴
射側(図1(a)の内燃機関側)には、上記の弁ボディ
と弁ボディの先端部に設けられる噴孔プレートが収容さ
れている。この燃料プレートは、弁ボディの先端部に形
成された燃料通路の出口に配され、噴孔を有しており、
燃料噴射弁1は、この噴孔から燃料を噴射することによ
り燃料の調量と噴射角の決定を行なう。
【0030】なお、詳しくは、この燃料の調量、つまり
燃料噴射量の調整手段としては、図示しない制御手段と
しての制御回路(ECU)によって電磁駆動部Sの通電
期間、すなわち開弁期間を可変にすることにより、噴孔
を介して、内燃機関へ噴射される燃料噴射量が調整され
る。
【0031】なお、ここでパイプは、弁ボディに固定さ
れており、この燃料通路の一部を形成するので、弁部B
の一部でもある。
【0032】なお、この燃料噴射弁1の製造方法、特に
電磁駆動部Sと弁部Bを固定する方法としては、例えば
樹脂外周部材103を樹脂モールド等によって、パイ
プ、およびパイプの外周に挿入された駆動コイル等を被
着して覆うことにより、樹脂一体成形させて固定する。
【0033】これにより、この樹脂外周部材103に覆
われる燃料噴射弁1の部分は、燃料噴射弁1の機能を損
なわない限り、燃料噴射弁1を搭載する内燃機関の搭載
スペース等に応じて樹脂外周部材103の外形形状を決
定可能である。
【0034】ここで、発明の要部であるステー10周り
について、以下図1および図2に従って説明する。
【0035】まず、ステー10は、図1(a)に示すよ
うに、燃料噴射弁1の燃料噴射弁本体部に、取付けられ
ており、詳しくは、樹脂モールド等によって樹脂成形さ
れる樹脂外周部材103に取付けられている。
【0036】なお、上記の駆動コイルは、外部から電流
を供給するため、図1(a)および(b)に示すよう
に、樹脂外周部材103から突出るように、コネクタ部
104が設けられており、電磁コイルのコイル端末が電
気的に接続するターミナル104a(図1(b)参照)
が設けられている。このため、ステー10は、このコネ
クタ部104の付近(詳しくは、コネクタ部に取付ける
ハーネス組付けの作業性を損なわない範囲のコネクタ部
104の近傍)に設ければ、内燃機関へ搭載した後も、
内燃機関の内部に収容される可能性が比較的小さいの
で、内燃機関へ燃料噴射弁1を組付けて搭載された状
態、あるいは車両に内燃機関が搭載された状態であって
も、ステーの確認が可能である。
【0037】なお、ステー10の取付け方法としては、
図1(b)に示す燃料噴射弁1に取付けられた状態での
ステー10の模式的平面図のように、ステー10が、U
字状に形成され、燃料噴射弁1の本体部としての樹脂外
周部材103の二面幅部103aを挟み込むように挿入
できる構成であって、U字状の両先端部10aの内側
に、二面幅部103aに形成される係止溝103hに係
止可能な突起部10tを設ける。これにより、二面幅部
103aつまり燃料噴射弁1の本体部に、ステー10を
容易に挿入組付けができる。
【0038】次に、ステーの側面側、すなわち図1
(a)および図1(b)に示す一点鎖線を施した面10
pには、コード20が設けられている。
【0039】このコード20には、燃料供給部品として
の燃料噴射弁の使用に係わるデータを、スキャナ(図示
せず)等により読み取り可能な情報として配設されてい
る。なお、このコード20は、直接目視にて確認できる
データが表示されている必要はなく、模式的に暗号化さ
れたコード番号であってもよい。
【0040】これにより、データの種類、データの大き
さに係わらず、つまり多種多様なデータの数量に係わら
ず、暗号化等されたコードで表示することで、ステー1
0の側面10pを大きくすることなく、ステー10の表
面10pに書き込むことができる。
【0041】以下、本実施形態で説明するコードは、直
線状の線分によって配列され、スキャナで読み取るバー
コード20a(図2参照)として以下説明する。
【0042】燃料噴射弁の使用に係わるデータとして、
具体的には、燃料噴射弁1が複数搭載されて内燃機関が
駆動される場合において、燃料噴射弁1の複数間のバラ
ツキを所定範囲に層別使用するための性能データであっ
て、例えば燃料噴射弁1の噴射量のバラツキ等を層別使
用するため燃料噴射弁1ごとの噴射量の測定データ、も
しくは噴射量の公差範囲内の層別区分に応じて層別ラン
クを用いることができる。
【0043】これにより、噴射量の公差をそのままで、
多様な性能特性等に対する層別要求に対して、その層別
使用のための性能に係わる詳細データを、ステーに表示
されたコード20aを介して、表示できる。
【0044】また、燃料噴射弁の使用に係わるデータと
して、燃料噴射弁1の複数間のバラツキのパターンを所
定パターンに層別使用するための性能データであって、
例えば燃料噴射弁1の噴射量のバラツキのパターン等を
所定のパターンに層別使用するため燃料噴射弁1ごとの
噴射量の測定データ、もしくは噴射量の公差範囲内の層
別区分に応じて層別ランクを用いることができる。
【0045】これにより、噴射量の公差をそのままで、
例えば内燃機関の4気筒の燃焼順序に合せて、噴射量が
大、小、大、小の順(すなわち噴射量のバラツキパター
ン)に噴射されるように4本の燃料噴射弁を組付けれ
ば、大、大、小、小の順に組付けられたものに比べて内
燃機関の振動ができるので、内燃機関の検査の合格率
と、燃料噴射弁1の生産の歩留まりの防止、つまり生産
性向上が両立できる。
【0046】さらにまた、ステー10に表示するコード
の書込み方法として、レーザーマーキングで実施するこ
とができる。
【0047】一般に、燃料供給部品としての燃料噴射弁
1は、製造工程、特に燃料噴射弁1の組付工程もしくは
性能検査工程では、多量の油を使用しており、油が燃料
噴射弁1に付着し易い。
【0048】これに対して、コード20aを直接に燃料
噴射弁1へ書き込むのではなく、ステー10に書き込む
ようにするので、燃料噴射弁1の製造工程、特に燃料噴
射量等を測定する性能検査工程においても、火気に対す
る安全面に配慮した工程設計が可能である。
【0049】すなわち、燃料噴射弁1に油が付着してい
る性能検査直後、あるいは測定中に並行して、高密度熱
エネルギーであるレーザを用いてスーテ10に書き込む
ことができる。さらに、性能検査が済んだ燃料噴射弁1
に付着した油を取り去るための洗浄等をすることなく、
直ちにコード20aが書き込まれたステー10を組付け
ることができる。したがって、従来の製造工程を大幅に
変更することなく、容易に例えば性能検査工程に、性能
検査結果に対応したデータとして有したコード20a
を、ステー10を介して燃料噴射弁1の本体部に表示で
きる。
【0050】(変形例)変形例としては、上記実施形態
で説明したコード20の表示種類として、バーコド20
aに代えて、図3に示すように、QRコード20bとし
てもい。図3は、変形例の要部であるステー周り、特に
コードを表示するステーを示す側面図であって、コード
として使用するQRコードを示す模式図である。
【0051】図3に示すように、コード20を、CCD
カメラ等の光学スキャナで読み取り可能な2次元コード
による識別パターンで表示されるQRコード20bを用
いる。
【0052】これにより、QRコード20bを一旦CC
Dカメラに取り込めば、識別パターンを画像解析等を用
いて判別することが可能であるので、バーコード20a
に比べて、さらにコード表示する面積の小型化、もしく
はコード20bに情報入力する性能データの量を増加さ
せることができる。
【0053】なお、以上説明した実施形態において、ス
テー10の色を、例えば上記層別ランクに応じて変えれ
ば、コード20の表示内容の読み取りが難しい内燃機関
への搭載状態、あるいは車両状態であっても、ステー1
0の色を確認することで、層別内容のチェックが可能で
ある。例えば、納入先においても、燃料噴射弁1の組付
け状態で、車両工場の最終検査工程であっても、燃料噴
射弁1の層別使用の経歴を容易に調べることができる。
【0054】なお、ステー10が樹脂成形により形成さ
れることが望ましい。これにより、スー10の色識別化
が容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の燃料供給部品を適用した燃
料噴射弁の概略構成を表す模式的外観図であって、図1
(a)は正面図、図1(b)は平面図である。
【図2】図1中の本実施形態に係わる要部であるステー
周り、特にコードを表示するステーをII方向からみた
側面図であって、コードとして使用するバーコードを示
す模式図である。
【図3】変形例の要部であるステー周り、特にコードを
表示するステーを示す側面図であって、コードとして使
用するQRコードを示す模式図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁 10 ステー 10a (U字状の)先端部 10p (コード20を表示する)表面 10t 突起部 20 コード 20a バーコード 20b QRコード 101 パイプ(円筒部材) 102 フィルタ 103 樹脂外周部材 103a 二面幅部 103h 係止溝 104 コネクタ部 104a ターミナル B 弁部 S 電磁駆動部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の供給により駆動される駆動源に複
    数搭載される燃料供給部品において、 該燃料供給に関連する燃料供給部品の使用に係わるデー
    タとして有したコードを表示したステーが組付けられて
    いることを特徴とする燃料供給部品。
  2. 【請求項2】 前記燃料供給部品は、前記駆動源として
    の内燃機関に燃料噴射する燃料噴射弁であることを特徴
    とする請求項1に記載の燃料供給部品。
  3. 【請求項3】 前記燃料供給に関連する燃料供給部品の
    使用に係わるデータとは、前記燃料噴射弁の複数間のバ
    ラツキを所定範囲に層別使用するための性能データであ
    ることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給部品。
  4. 【請求項4】 前記燃料供給に関連する燃料供給部品の
    使用に係わるデータとは、前記燃料噴射弁の複数間のバ
    ラツキのパターンを所定パターンに層別使用するための
    性能データであることを特徴とする請求項2に記載の燃
    料供給部品。
  5. 【請求項5】 前記コードは、前記データの情報を、直
    線状の線分の配列によって表示するバーコードであるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に
    記載の燃料供給部品。
  6. 【請求項6】 前記コードは、前記データの情報を、識
    別パターンによって表示するQRコードであることを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の
    燃料供給部品。
  7. 【請求項7】 前記コードは、前記ステーの表面にレー
    ザーマーキングされていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項6のいずれか一項に記載の燃料供給部品。
  8. 【請求項8】 前記ステーの形状は、U字状に形成され
    ており、前記U字状の両先端部の内側には、前記燃料供
    給部品の本体部に形成されている係止溝に、係止可能な
    突起部が設けられていることを特徴とする請求項1から
    請求項7のいずれか一項に記載の燃料供給部品。
  9. 【請求項9】 前記ステーは、樹脂成形により形成され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれ
    か一項に記載の燃料供給部品。
  10. 【請求項10】 請求項2から請求項4のいずれか一項
    に記載の燃料噴射弁を製造する製造方法であって、 検査工程にて測定された前記燃料噴射弁の燃料噴射に係
    わるデータを備えたコードを作成して前記コードをステ
    ーに表示させ、そして前記測定された前記燃料噴射弁の
    本体部に前記ステーを取付けることを特徴とする燃料噴
    射弁の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006046346A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Robert Bosch Gmbh 燃料噴射弁
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