JP2003160203A - 水切り袋 - Google Patents

水切り袋

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JP2003160203A
JP2003160203A JP2001362346A JP2001362346A JP2003160203A JP 2003160203 A JP2003160203 A JP 2003160203A JP 2001362346 A JP2001362346 A JP 2001362346A JP 2001362346 A JP2001362346 A JP 2001362346A JP 2003160203 A JP2003160203 A JP 2003160203A
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Japan
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bag
opening edge
elastic
bag opening
receiving basket
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JP2001362346A
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English (en)
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Noboru Ishizu
登 石津
Manami Ono
真奈美 大野
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ISHIZU SEISAKUSHO CO Ltd
Original Assignee
ISHIZU SEISAKUSHO CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水切り袋は、袋開口縁部をゴミ受けか
ご上端周縁部に安定よく係止できなかったり、袋開口縁
部に弾性紐を設けたものでは、自然状態で袋開口縁部が
弾性紐で縮径されて偏平状態に維持できない。 【解決手段】 袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収
容した状態で袋開口縁部16をゴミ受けかご上端周縁部
31の外側に折返してセットされる水切り袋において、
袋開口縁部16の内側に弾性紐2を収縮作用のない非伸
張状態で取付け、さらに弾性紐2は、袋開口縁部16を
ゴミ受けかご上端周縁部31の外側に折返した状態にお
いてその袋開口縁部16の折返し部17をゴミ受けかご
上端周縁部31の外面に弾性的に縛り得るように取付け
ることによって、袋開口縁部16をゴミ受けかご上端周
縁部に対して弾性紐2で縛ることができるとともに、袋
本体1を自然状態で偏平に展張させた状態に維持させる
ことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、台所の流し台
(コーナー部又は排水口)に設置されるゴミ受けかごに
セットして生ゴミの水切りをするための水切り袋に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図15
及び図16には、従来の一般的な水切り袋Y1が示され
ているが、この従来の水切り袋Y1は、流し台のコーナ
ー部に設置されるゴミ受けかご3に使用されるものであ
る。図15の水切り袋Y1は、柔軟な濾材(例えば不織
布)により偏平状態で四角形の袋状に成形されている。
尚、袋本体1には、多数の水抜き用小孔を形成したもの
もある。そして、この種の水切り袋は、多数枚(例えば
20〜30枚)を積層させた状態で包装して商品化され
ている。
【0003】この水切り袋Y1を使用するには、図16
に示すように袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収容
し、袋開口縁部16をゴミ受けかご3の上端周縁部31
の外側に折返して(符号17の折返し部)セットされ
る。
【0004】ところが、図15に示す水切り袋Y1
は、図16に示すセット状態において袋開口縁部16が
単にゴミ受けかご上端周縁部31の外側に折返されてい
る(符号17)だけなので、袋本体1内に生ゴミAが収
容されると、その生ゴミAの重量で袋開口縁部16の折
返し部17が符号17′のようにゴミ受けかご3内に引
き込まれ易くなる。そして、該折返し部17がゴミ受け
かご3内に引き込まれると、その後は袋内に生ゴミを入
れにくくなり、又、生ゴミ収容後の水切り袋Y1をゴミ
受けかご3から取り出しにくくなり(袋開口縁部16を
摘まみにくくなる)、さらに生ゴミAが手に触れ易くな
って不衛生であるという問題があった。
【0005】このような問題を改善するために、従来か
ら図17に示すような水切り袋Y2が市販されている。
図17の水切り袋Y2は、袋開口縁部16に弾性紐(ゴ
ム紐)2を取付けて、自然状態において弾性紐2で袋開
口縁部16を縮径させるようにしている。そして、この
水切り袋Y2をゴミ受けかご3にセットするには、図1
8に示すように袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収
容した状態で、図17に鎖線図示するように弾性紐(符
号2′)を伸ばして袋開口縁部(符号16′)を大きく
開放し、その袋開口縁部16をゴミ受けかご3の上端周
縁部31の外面に折返して係止する。この図18の状態
では、弾性紐2がゴミ受けかご上端周縁部31の外面に
弾性的に係止されて袋開口縁部16(折返し部17)が
安定的に保持されており、袋内に生ゴミAが収容されて
も袋開口縁部16の折返し部17がゴミ受けかご3内に
ずれ込むことはない。
【0006】ところが、図17の水切り袋Y2では、自
然状態で袋開口縁部16が弾性紐2で縮径された(すぼ
められた)形状になるので、製造段階で袋開口縁部16
に対する弾性紐2の取付けが極めて面倒であり、且つ生
産性が低いという問題があるほか、水切り袋Y2を複数
枚きれいに積層させにくくなって商品化のための包装が
しにくくなるとともに、包装状態で嵩張る(厚さが厚く
なる)という問題もあった。
【0007】本願発明は、上記のような従来の水切り袋
の問題点に鑑み、機械による製造・積層・包装等が簡単
に行える形状であって、且つ使用時に袋開口縁部をゴミ
受けかごの上端周縁部に対して安定的に保持させ得るよ
うにした水切り袋を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するための手段として次の構成を有している。尚、
本願発明は、台所の流し台(コーナー部又は排水口)に
設置されるゴミ受けかごにセットして生ゴミの水切りを
するための水切り袋を対象にしている。
【0009】本願請求項1の発明 本願請求項1の水切り袋は、柔軟な濾材により袋状に成
形し、袋本体の下部をゴミ受けかご内に収容した状態で
袋開口縁部をゴミ受けかごの上端周縁部の外側に折返し
てセットし得るようにしたものである。尚、水切り袋の
大きさ・形状は、適用するゴミ受けかごに対応して適宜
に設計できるが、袋開口縁部の周長は適用するゴミ受け
かごの上端周縁部の周長より長くする必要がある。
【0010】水切り袋の濾材としては、透水性のある不
織布、多数の水抜き用小孔を形成した合成樹脂フイル
ム、合成樹脂製の網、等が採用できる。尚、濾材として
透水性のある不織布を使用したものでも、該濾材に多数
の水抜き用小孔を形成することができる。
【0011】この請求項1の水切り袋では、袋開口縁部
の内側に弾性紐を収縮作用のない非伸張状態で設けてい
る。この弾性紐は、ゴム紐(又は合成ゴム紐)のように
弾性伸縮するものが採用されるが、その中でも厚さの薄
い細帯状のものが好ましい。そして、この弾性紐は、袋
開口縁部をゴミ受けかご上端周縁部の外側に折返した状
態においてその袋開口縁部の折返し部をゴミ受けかご上
端周縁部の外面に弾性的に縛り得るように取付けてい
る。
【0012】ところで、この種の水切り袋は、所定広幅
のシート帯を連続して繰り出し、該シート帯の幅を2つ
折りし、該2つ折りシート帯に所定間隔(製品幅)をも
って順次熱接着させた後、製品幅づつ切断して四角形の
袋体に製造されるが、本願の弾性紐つき水切り袋は、繰
り出した広幅シート帯上の所定位置(袋開口縁部になる
位置)に連続する弾性紐を非伸張状態で沿わせ(必要に
応じて所定位置をスポット接着させる)、その後、広幅
シート帯の2つ折り、製品間隔ごとの熱接着、製品切り
離し等の各工程を経ることによって難無く製造できる。
【0013】又、本願の水切り袋は、袋開口縁部に弾性
紐を取付けているが、袋本体を偏平状態に閉じた状態で
は該弾性紐に収縮作用がなく、従って弾性紐を設けたも
のであっても偏平状態で四角形状に維持させることがで
きる。そして、このように水切り袋を偏平状態のまま維
持させることができると、製造工程において多数枚を整
頓させた状態で積層させることができ、従って所定枚数
の水切り袋を機械的に包装することが容易に行える。
【0014】本願請求項1の水切り袋は、ゴミ受けかご
に対して次のように装着される。即ち、この水切り袋
は、まず袋本体の下部をゴミ受けかご内に収容した状態
で袋開口縁部をゴミ受けかごの上端周縁部の外側に折返
す(このとき、ゴミ受けかご上端周縁部の外側に袋開口
縁部の折返し部ができる)。尚、ゴミ受けかごの上端周
縁部には、通常、外向きの膨出部が形成されていて、袋
開口縁部の折返し部はその膨出部の下方まで垂れ下がっ
ている。次に、弾性紐を袋開口縁部の折返し部の外側ま
で引き伸ばし、該弾性紐で該折返し部をゴミ受けかご上
端周縁部の外面に弾性的に縛りつける。この状態では、
袋開口縁部の折返し部が弾性紐でゴミ受けかご上端周縁
部の外面(膨出部より下側)に縛りつけられているの
で、水切り袋の装着状態が安定しており、少しぐらい荒
っぽく扱っても袋開口縁部の折返し部がゴミ受けかご内
に引き込まれることはない。
【0015】本願請求項2の発明 本願請求項2の発明は、上記請求項1の水切り袋におけ
る弾性紐の本数及び取付け状態を特定したものである。
そして、この請求項2の発明は、請求項1の水切り袋に
おいて、弾性紐を2本使用し、該各弾性紐を非伸張状態
において偏平状態の袋本体の左右幅両端から中央側に所
定小長さづつ寄った2位置においてそれぞれ袋本体の前
面部と後面部のいずれか一方に固定するとともに、両弾
性紐の各固定位置間にある中間部を伸縮自由状態にして
いる。
【0016】この請求項2の水切り袋も、ゴミ受けかご
に対して袋開口縁部をゴミ受けかご上端周縁部の外側に
折返して設置するが、袋開口縁部をゴミ受けかご上端周
縁部の外側に折返しただけでは、各弾性紐に収縮作用は
発生しない。そして、この請求項2の水切り袋では、袋
開口縁部をゴミ受けかご上端周縁部の外側に折返した状
態で、各弾性紐をそれぞれ対向側のゴミ受けかご上端周
縁部の外側まで伸張させ、該各弾性紐で袋開口縁部の折
返し部外面をほぼ全周に亘って弾性的に縛り付けるよう
にしてセットする。尚、この請求項2における各弾性紐
が実質的に伸縮する部分は、偏平状態における袋本体の
左右幅よりやや短い範囲であり、このように各弾性紐の
伸縮部分を袋本体の左右幅よりやや短い範囲に制限する
ことにより、各弾性紐を対向側のゴミ受けかご上端周縁
部の外面に係止させたときに伸張して収縮力が発生し、
袋開口縁部の折返し部外面を弾性的に縛り付ける機能が
生じる。
【0017】本願請求項3の発明 本願請求項3の発明は、上記請求項2の水切り袋におい
て、各弾性紐は、袋開口縁部を内側に折返した各折返し
片でそれぞれ被覆している。
【0018】この請求項3の水切り袋では、各弾性紐に
おける両端寄りの各固定位置間にある中間部が袋開口縁
部内で自由状態になっているが、このように弾性紐の中
間部が自由状態であると、製造時、積層時あるいは包装
時等において弾性紐の一部が袋開口縁部からはみ出し
て、各種作業の邪魔になることが考えられるが、本願請
求項3のように、各弾性紐を袋開口縁部の折返し片で被
覆しておけば、各弾性紐が袋開口縁部からはみ出ること
がない。
【0019】本願請求項4の発明 本願請求項4の発明は、上記請求項1の水切り袋におい
て、袋開口縁部に該袋開口縁部の全周よりやや短い範囲
で袋状の紐挿通穴を形成し、該紐挿通穴内に弾性紐を非
伸張状態で且つ弾性紐の一部が紐挿通穴から露出する状
態で環状に挿通させている。
【0020】この請求項4の水切り袋では、弾性紐が袋
状の紐挿通穴内に挿通されているので、該弾性紐がビラ
ビラすることがなく、該弾性紐を安定状態で取り扱え
る。又、紐挿通穴に挿通されている環状の弾性紐は、非
伸張状態で袋開口縁部の全周よりやや短い長さである
が、袋本体を偏平な四角形状に展張させた状態において
は該弾性紐に収縮力は発生しない。そして、この弾性紐
は、非伸張状態において適用するゴミ受けかごの上端周
縁部の周長よりかなり短く設計されており、袋開口縁部
をゴミ受けかご上端周縁部の外側に折返したときに、環
状の弾性紐が伸張してゴミ受けかご上端周縁部の外面に
対して弾性的な縛り付け力が発生するようになってい
る。又、この弾性紐は、紐挿通穴から露出している部分
を摘まんで該紐挿通穴から引き出すと、袋開口縁部をい
わゆる「きんちゃく」状に縮径させることができる。
【0021】本願請求項5の発明 本願請求項5の発明は、上記請求項1の水切り袋におい
て、弾性紐は1本のみ使用し、該弾性紐の両端部を袋開
口縁部の内面の対向位置に固定したことを特徴としてい
る。
【0022】この請求項5の水切り袋では、弾性紐は1
本のみ使用しているが、この弾性紐は最伸張状態で適用
するゴミ受けかごの上端周縁部の周長の1.5倍よりや
や長くなるものを使用する。尚、この請求項5の水切り
袋は、ゴミ受けかごとして例えば流し台の排水口に設置
される比較的口径の小さいものに適している。
【0023】そして、この請求項5の水切り袋は、袋開
口縁部をゴミ受けかご上端周縁部の外側に折返した状態
で、弾性紐を伸張させてゴミ受けかご上端周縁部の外形
よりやや大きいリング部を形成し、該リング部をゴミ受
けかご上端周縁部の外側に折返されている袋開口縁部の
折返し部の外面に巻付けることでセットできる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1〜図14を参照して、本願実
施形態の水切り袋を説明すると、図1〜図5には請求項
1及び請求項2に対応する第1実施形態、図6〜図8に
は請求項1及び請求項3に対応する第2実施形態、図9
〜図12には請求項1及び請求項4に対応する第3実施
形態、図13〜図14には請求項1及び請求項5に対応
する第4実施形態、がそれぞれ示されている。
【0025】まず第1〜第4の各実施形態の水切り袋Z
1〜Z4の共通部分について説明すると、これらの水切り
袋Z1〜Z4は、柔軟な濾材により袋状に成形し、その袋
本体1の袋開口縁部16内に弾性紐2を取付けて構成し
ている。
【0026】袋本体1の大きさ・形状は、適用するゴミ
受けかご3に対応して適宜に設計できるが、袋開口縁部
16の周長は適用するゴミ受けかご3の上端周縁部31
の周長より長くする必要がある。尚、各実施形態では、
袋本体1として、偏平状態において左右幅W(図1)が
32cm、深さH(図1)が18cm程度の大きさのものを
採用しているが、袋本体1の大きさは適宜に設計変更す
ることができる。
【0027】袋本体1の濾材としては、この実施形態で
は透水性のある不織布を使用している。このように濾材
として不織布を使用したものでは、折畳んだり生地同士
を熱接着させたりし得るので、1枚ものの帯状シートか
ら順次連続して袋本体1を製造できる。この袋本体1の
濾材には、多数の水抜き用小孔を形成することができ
る。尚、他の実施形態では、濾材として、合成樹脂フイ
ルムに多数の水抜き用小孔を形成したもの、合成樹脂製
の網等も使用できる。
【0028】各実施形態の水切り袋Z1〜Z4の袋本体1
は、前面部11と後面部12とガセット付きの底面部1
3とを有し、左右の各側縁部14,15を熱接着させ
て、偏平状態において四角形の袋状に成形している。従
って、この各水切り袋Z1〜Z4は、多数枚を整頓させた
状態で積層させ得るようになっている。
【0029】弾性紐2には、天然ゴム又は合成ゴムが使
用されるが、薄い細帯状(例えば厚さ0.5mm以下で幅
が3〜4mm程度)のものが好ましい。尚、この弾性紐2
は、濾材に対して熱接着させ得る材質のものがよいが、
弾性紐2の濾材に対する取付けに際してはホットメルト
等の接着剤を使用してもよい。尚、図9〜図12の第3
実施形態では、弾性紐2を濾材に固定させる必要はな
い。
【0030】そして、各実施形態の水切り袋Z1〜Z
4は、袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収容した状
態で袋開口縁部16をゴミ受けかご3の上端周縁部31
の外側に折返して設置するとともに、弾性紐2で袋開口
縁部16の折返し部17の外面をゴミ受けかご上端周縁
部31の外面に縛り付け得るように構成されている。
【0031】以下、個別実施形態について説明する。
【0032】図1〜図5の第1実施形態 この第1実施形態の水切り袋Z1は、流し台のコーナー
部に設置されるゴミ受けかご3に使用されるものであ
る。そして、この第1実施形態の水切り袋Z1では、袋
本体1の袋開口縁部16内における開口上端からやや
(例えば2〜3cm程度)下がった位置に2本の弾性紐
2,2を取付けている。この各弾性紐2,2は、収縮作
用のない非伸張状態で、それぞれ両端部2a,2aを袋
本体1の左右各側縁部14,15で挟着・固定させてい
る。尚、袋開口縁部16には、若干幅(1〜1.5cm程
度)の折返し部が設けられ、該折返し部を熱接着して2
重にしている。
【0033】又、各弾性紐2,2は、図1に示すように
偏平状態における袋本体1の左右幅両端(各側縁部1
4,15)から中央側に所定小長さL(L=例えば5c
m)づつ寄った2位置21,22においてそれぞれ袋本
体1の前面部11と後面部12のいずれか一方に固定し
ている。即ち、一方(図1の手前側)の弾性紐2は、そ
の両端寄りの2位置21,22を前面部11の内面に固
定し、他方(図1の奥側)の弾性紐2は、その両端寄り
の2位置21,22を後面部12の内面に固定してい
る。尚、該各位置21,21,22,22の固定は、製
造工程の初期段階において展張状態の帯状濾材の幅方向
所定位置に各連続弾性紐を沿わせた時点で、各連続弾性
紐の長さ方向所定位置を順次スポット接着させることで
達成できる。そして、両弾性紐2,2の各固定位置2
1,22間にある中間部23,23は、伸縮自由状態に
している。尚、この伸縮自由な中間部23の長さM(W
−2L)は、図1の例では22cmである。
【0034】この第1実施形態の弾性紐付き水切り袋Z
1は、次のようにして製造される。即ち、濾材ロールか
ら所定広幅の帯状濾材を連続して繰出させ→その帯状濾
材の両側辺を若干幅(1〜1.5cm程度)だけ折返して
その両折返し部を熱接着させ→その帯状濾材の各側端寄
り位置にそれぞれ連続弾性紐を収縮作用のない非伸張状
態で沿わせ→その各連続弾性紐を長さM(22cm)と長
さ2L(10cm)との間隔を交互にもたせた状態で前面
部11形成部分又は後面部12形成部分に順次スポット
接着(固定位置21,22となる)させ→帯状濾材を各
連続弾性紐が内側となる状態で2つ折りし(この実施形
態では底面部13となる部分をガセット折りしている)
→その2つ折り帯状濾材を製品幅Wの間隔をもって前面
部と後面部とを熱接着し(この熱接着部分は小間隔をも
った2本1組である)→該2本1組の熱接着部分の間を
順位各連続弾性紐も同時に切断して、順次四角形で偏平
状態の水切り袋Z1を切り離す。このようにして製造さ
れた水切り袋Z1は、袋本体1が偏平状態において各弾
性紐2,2が収縮作用のない非伸張状態であるので、袋
本体1が偏平な四角形状のままで維持される。又、この
水切り袋Z1では、各弾性紐2,2が薄い細帯状である
ので、袋開口縁部16付近もさほど厚くならない。そし
て、このようにして製造されてくる各水切り袋Z1は、
順次所定枚数づつ整頓状態で積層した後、包装袋に収容
して商品化される。尚、図1及び図2に示す水切り袋Z
1は、構造を理解し易くするために袋を若干膨らせた状
態で表示しているが、実際には袋内部の空気が排除され
た偏平状態で製造される。
【0035】図1及び図2に示す第1実施形態の水切り
袋Z1は、図3〜図5に示すようにして使用される。即
ち、まず袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収容した
状態で、袋開口縁部16をゴミ受けかご3の上端周縁部
31の外側に折返す。このとき、図3に示すように、ゴ
ミ受けかご上端周縁部31の外側に袋開口縁部16の折
返し部17ができるが、各弾性紐2,2はその各中間部
23,23が非伸張状態のままである。尚、ゴミ受けか
ごの上端周縁部31には、通常、外向きの膨出部が形成
されていて、袋開口縁部16の折返し部17はその膨出
部の下方まで垂れ下がっている。そして、各弾性紐2,
2の各中間部23,23を、図3の状態(図5の符号2
3′,23′の状態)から、それぞれ対向側のゴミ受け
かご上端周縁部31の外側まで伸張させ、図4及び図5
に示すように各弾性紐2,2で袋開口縁部16の折返し
部17外面をほぼ全周に亘って弾性的に縛り付ける。
【0036】この第1実施形態の水切り袋Z1では、各
弾性紐2,2が実質的に伸縮する中間部23,23を偏
平状態における袋開口縁部16の左右幅Wよりやや短い
範囲Mに制限しており、このようにすることにより、各
弾性紐2,2を対向側のゴミ受けかご上端周縁部31の
外面に係止させたときに収縮力が発生して、袋開口縁部
16の折返し部17外面を弾性的に縛り付ける機能が生
じる。
【0037】図4及び図5に示す水切り袋Z1の装着状
態では、袋開口縁部16の折返し部17が各弾性紐2,
2でゴミ受けかご上端周縁部31の外面(膨出部より下
側)に縛りつけられている。従って、袋本体1内に生ゴ
ミAが収容されても、あるいは少しぐらい荒っぽく扱っ
ても袋開口縁部16の折返し部17がゴミ受けかご3内
に引き込まれることはなく、水切り袋の装着状態が安定
する。尚、ゴミ受けかご3に装着している水切り袋内に
生ゴミAが一杯になると、各弾性紐2,2を少し伸張さ
せてゴミ受けかご上端周縁部31から外し、両弾性紐
2,2の中間部23,23をもって生ゴミ入り水切り袋
を吊り上げて、ゴミ受けかご3から抜き出すことができ
る。
【0038】図6〜図8の第2実施形態 この第2実施形態の水切り袋Z2では、上記第1実施形
態の水切り袋Z1において、各弾性紐2,2を袋開口縁
部16に設けた各折返し片18,18で被覆している。
この各折返し片18,18は、前面部11及び後面部1
2の上端部分を所定長さ(例えば4〜5cm程度)だけ内
側に折返したもので、該各折返し片18,18と前面部
11あるいは後面部12との間にそれぞれ弾性紐2,2
を挟み込んでいる。尚、第2実施形態の水切り袋Z2
おけるその他の構成は第1実施形態のものと同じであ
る。
【0039】この折返し片18,18付きの水切り袋Z
2は、帯状濾材の所定位置に各連続弾性紐を沿わせた
後、帯状濾材の両側縁部を折返して各連続弾性紐を包み
込み、帯状濾材の幅を2つ折りする幅折り工程、袋本体
1に区画する熱接着工程、製品幅づつ分断する切断工程
を行って製造される。
【0040】この第2実施形態の水切り袋Z2では、各
弾性紐2,2における両端寄りの各固定位置21,22
間にある中間部23,23が袋開口縁部16内で自由状
態になっているが、このように弾性紐2,2の中間部2
3,23が自由状態であると、製造時、積層時あるいは
包装時等において弾性紐2,2の一部(中間部23)が
袋開口縁部16からはみ出して、各種作業の邪魔になる
ことが考えられるが、この第2実施形態のように、各弾
性紐2,2を袋開口縁部16の折返し片18,18で被
覆しておけば、各弾性紐2,2が袋開口縁部16からは
み出ることがなく、各種作業がし易くなる。
【0041】この第2実施形態の水切り袋Z2も、図8
に示すように袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収容
した状態で、袋開口縁部16をゴミ受けかご上端周縁部
31の外側に折返す(折返し部17,17が形成され
る)が、そのとき各弾性紐2,2を被覆している折返し
片18,18も上向きに開放された状態でゴミ受けかご
上端周縁部31の外側に折返され、各弾性紐2,2の中
間部23,23を折返し片18,18内から上方に取出
すことができる。そして、該各弾性紐中間部23,23
を各折返し片18,18内から取出し、鎖線矢印で示す
ように対向側のゴミ受けかご上端周縁部31の外側まで
伸張させて、各弾性紐2,2で各折返し片18,18の
外面を縛り付けることによって、この水切り袋Z2をゴ
ミ受けかご3に対して安定状態でセットすることができ
る。
【0042】図9〜図12の第3実施形態 この第3実施形態の水切り袋Z3では、袋開口縁部16
に該袋開口縁部16の全周よりやや短い範囲で袋状の紐
挿通穴19,19を形成し、該紐挿通穴19,19内に
弾性紐2を非伸張状態で環状に挿通させている。
【0043】紐挿通穴19,19は、前面部11の上端
部及び後面部12の上端部にそれぞれ袋状に形成されて
いるが、この各紐挿通穴19,19はそれぞれ袋本体1
の左右幅より若干短い長さ範囲P(例えば24cm程度)
に形成されている。即ち、この第3実施形態では、袋開
口縁部16の左右両角部にそれぞれ所定幅Q,Q(各4
cm程度)の切除部20,20を形成し、残余の長さ範囲
Pにそれぞれ紐挿通穴19,19を形成している。
【0044】そして、弾性紐2は、当初2本のものをそ
れぞれ各紐挿通穴19,19に通し、各弾性紐を各紐挿
通穴19,19の左右各出口部分において符号2b,2
bで示すように固着させて一連の環状に連続させてい
る。従って、この弾性紐2は、各切除部20,20にお
いて紐挿通穴19,19から露出している。
【0045】この第3実施形態の水切り袋Z3では、弾
性紐2が袋状の紐挿通穴19,19内に挿通されている
ので、該弾性紐2がビラビラすることがない。又、紐挿
通穴19,19に挿通されている環状の弾性紐2は、非
伸張状態で袋開口縁部16の全周よりやや短い長さであ
るが、袋本体1を偏平な四角形状に展張させた状態にお
いて該弾性紐2に収縮力は発生しない。従って、この水
切り袋Z3は偏平状態のまま維持させることができ、多
数枚を積層させた場合でもさほど嵩張らない。又、この
弾性紐2は、非伸張状態において適用するゴミ受けかご
3の上端周縁部31の周長より短く設計されており、図
11に示すように袋開口縁部16をゴミ受けかご上端周
縁部31の外側に折返したときに、環状の弾性紐2が伸
張してゴミ受けかご上端周縁部31の外面に対して弾性
的な縛り付け力が発生するようになっている。
【0046】又、この第3実施形態の水切り袋Z3
は、使用後に袋本体1内に生ゴミAを収容した状態で弾
性紐2の露出部分を摘まんで該弾性紐2を引き出すと、
図12に示すように袋開口縁部16をいわゆる「きんち
ゃく」状に縮径させることができる。このように袋開口
縁部16を「きんちゃく」状に縮径させると、袋開口縁
部16を別途縛らなくても袋本体1内の生ゴミAが零れ
出なくなるとともに、廃棄時に引き出した弾性紐部分を
吊り紐として利用できる。
【0047】図13〜図14の第4実施形態 この第4実施形態の水切り袋Z4では、袋開口縁部16
に設けられる弾性紐2を1本のみ使用し、該弾性紐2の
両端部2a,2aを袋開口縁部16の内面の対向位置に
固定している。即ち、この弾性紐2は、非伸張状態にお
いて偏平状態の袋本体1の左右幅と同長さを有してお
り、弾性紐2の両端部2a,2aをそれぞれ袋本体1の
前面部11と後面部12間の左右各側縁部14,15に
固定(熱接着)している。従って、この第4実施形態で
は、弾性紐2はほぼ全長に亘って伸縮自由状態となって
いる。
【0048】又、この弾性紐2は、1本のみであるが、
最伸張状態でゴミ受けかごの上端周縁部の周長の1.5
倍よりやや長くなるものを使用する。尚、弾性紐2が1
本のみであると、後述するようにゴミ受けかご上端周縁
部31の外周に巻き付けるのに、弾性紐2の最伸張状態
での長さがゴミ受けかご上端周縁部31の外面周長の少
なくとも1.5倍は必要であり、従って、この第4実施
形態の水切り袋Z4では、ゴミ受けかご3として図13
及び図14に示すような比較的口径の小さいもの(例え
ば流し台の排水口に設置される筒状のもの)に適してい
る。
【0049】尚、この第4実施形態では、弾性紐2の長
さは、偏平状態における袋本体1の左右幅と同長さのも
のを採用しているが、他の実施形態では該弾性紐2を袋
本体1の左右幅より長いものを使用することもできる。
その場合、弾性紐2の余剰長さ部分(袋本体1の左右幅
より長い部分)は袋本体1で弛ませておく。
【0050】この第4実施形態の水切り袋Z4は、図1
4に示すように袋本体1の下部をゴミ受けかご3内に収
容し、袋開口縁部16をゴミ受けかご上端周縁部31の
外側に折返した状態(折返し部17)で、弾性紐2を長
く伸張させ、1回ねじってゴミ受けかご上端周縁部31
の外形よりやや大きいリング部24を形成し、該リング
部24を袋開口縁部16の折返し部17の外面に巻付け
てセットする。尚、この第4実施形態の水切り袋Z4
は、袋本体1の周長が排水口用のゴミ受けかご3の内径
よりかなり大きいが、該袋本体1を周方向に弛ませた状
態でゴミ受けかご3内に収容する。
【0051】尚、上記各実施形態において、図2、図
7、図10に示す濾材の断面厚さをかなり厚く表示して
いるが、実際には濾材は極薄のシートである。
【0052】
【発明の効果】本願発明の水切り袋は、次のような効果
がある。
【0053】本願請求項1の発明の効果 本願請求項1の発明の水切り袋は、袋開口縁部16の内
側に弾性紐2を収縮作用のない非伸張状態で取付け、さ
らに該弾性紐2は、袋開口縁部16をゴミ受けかご上端
周縁部31の外側に折返した状態においてその袋開口縁
部16の折返し部17をゴミ受けかご上端周縁部31の
外面に弾性的に縛り得るように取付けている。
【0054】従って、本願請求項1の水切り袋では、袋
本体1をゴミ受けかご3に装着した状態で、袋開口縁部
16の折返し部17を弾性紐2でゴミ受けかご上端周縁
部31の外面に弾性的に縛ることができ、水切り袋をゴ
ミ受けかご3に対して安定状態でセットすることができ
る。
【0055】又、袋開口縁部16の内側に弾性紐2を収
縮作用のない非伸張状態で取付けているので、袋本体1
を自然状態で偏平に展張させた状態に維持させることが
でき、弾性紐2で袋開口縁部16の折返し部17を縛り
得るようにしたものであっても、水切り袋の製造段階、
積層段階、包装段階等で機械化が容易になるとともに、
1枚当たりの水切り袋の厚さを薄くでき、所定枚数をコ
ンパクトに包装(商品化)できるという効果がある。
【0056】本願請求項2の発明の効果 本願請求項2の発明は、上記請求項1の水切り袋におい
て、弾性紐2を2本使用し、各弾性紐2,2を偏平状態
の袋本体1の左右幅両端から中央側に所定小長さLづつ
寄った2位置21,22においてそれぞれ袋本体1の前
面部11と後面部12のいずれか一方に固定するととも
に、両弾性紐2,2の各固定位置21,22間にある中
間部23,23を伸縮自由状態にしている。
【0057】この請求項2の水切り袋では、袋開口縁部
16をゴミ受けかご上端周縁部31の外側に折返した状
態で、各弾性紐2,2の中間部23,23をそれぞれ対
向側のゴミ受けかご上端周縁部31に弾性的に係止させ
ることができる。
【0058】従って、この請求項2の水切り袋では、上
記請求項1の効果に加えて、袋開口縁部16をゴミ受け
かご上端周縁部31に対して確実に保持させることがで
きるとともに、生ゴミ入り水切り袋を廃棄する際には、
各弾性紐2,2の中間部23,23を吊り紐として利用
でき、生ゴミで汚れた部分を持たずに廃棄できる(衛生
的である)という効果もある。
【0059】本願請求項3の発明の効果 本願請求項3の発明は、上記請求項2の水切り袋におい
て、各弾性紐2,2を、袋開口縁部16を内側に折返し
た各折返し片18,18でそれぞれ被覆している。
【0060】この請求項3の水切り袋では、各弾性紐
2,2の中間部23,23が袋開口縁部16内で自由状
態になっているが、各弾性紐2,2を袋開口縁部16内
においてそれぞれ折返し片18,18で被覆しておく
と、水切り袋の製造時、積層時、包装時等に各弾性紐
2,2が袋開口縁部16からはみ出ることがない。
【0061】従って、この請求項3の水切り袋では、上
記請求項2の効果に加えて、各弾性紐2,2が袋開口縁
部16からはみ出して各種作業(水切り袋の製造、積
層、包装等)の障害にならないという効果がある。
【0062】本願請求項4の発明の効果 本願請求項4の発明は、請求項1の水切り袋において、
袋開口縁部16に該袋開口縁部16の全周よりやや短い
範囲で袋状の紐挿通穴19を形成し、該紐挿通穴19内
に弾性紐2を非伸張状態で且つ弾性紐の一部が紐挿通穴
19から露出する状態で環状に挿通させている。
【0063】この請求項4の水切り袋では、請求項1の
効果に加えて、使用後に弾性紐2を引き出すと生ゴミ入
り水切り袋の袋開口縁部16を「きんちゃく」状に縮径
させることができ、生ゴミ入り水切り袋の廃棄時に袋開
口縁部16を別途縛る必要がなくなるとともに、引き出
した弾性紐部分を吊り紐として利用できるという効果が
ある。
【0064】本願請求項5の発明の効果 本願請求項5の発明は、上記請求項1の水切り袋におい
て、弾性紐2は1本のみ使用し、該弾性紐2の両端部2
a,2aを袋開口縁部16の内面の対向位置に固定して
いる。
【0065】この請求項5の水切り袋では、上記請求項
1の効果に加えて、弾性紐2が1本だけしかないので、
その分、構成が簡単となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態の水切り袋とゴミ受けかごの
斜視図である。
【図2】図1のII−II拡大断面図である。
【図3】図1の水切り袋をゴミ受けかごにセットした状
態の斜視図である。
【図4】図3からの状態変化図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】本願第2実施形態の水切り袋とゴミ受けかごの
斜視図である。
【図7】図6のVII−VII拡大断面図である。
【図8】図6の水切り袋をゴミ受けかごにセットした状
態の断面図である。
【図9】本願第3実施形態の水切り袋とゴミ受けかごの
斜視図である。
【図10】図9のX−X拡大断面図である。
【図11】図9の水切り袋をゴミ受けかごにセットした
状態の斜視図である。
【図12】図9の水切り袋の廃棄時の機能説明図であ
る。
【図13】本願第4実施形態の水切り袋とゴミ受けかご
の斜視図である。
【図14】図13の水切り袋をゴミ受けかごにセットし
た状態の斜視図である。
【図15】第1従来例の水切り袋とゴミ受けかごの斜視
図である。
【図16】図15の水切り袋をゴミ受けかごにセットし
た状態の断面図である。
【図17】第2従来例の水切り袋とゴミ受けかごの斜視
図である。
【図18】図17の水切り袋をゴミ受けかごにセットし
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1は袋本体、2は弾性紐、2aは弾性紐端部、3はゴミ
受けかご、11は前面部、12は後面部、16は袋開口
縁部、17は折返し部、18は折返し片、19は紐挿通
穴、21,22は固定位置、23は中間部、31はゴミ
受けかごの上端周縁部である。
フロントページの続き Fターム(参考) 2D061 BA04 BC16 DA03 DE15 3E023 FA01 FA05 3E064 BA10 BA60 BC20 EA30 HM01 HN34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟な濾材により袋状に成形し、袋本体
    (1)の下部をゴミ受けかご(3)内に収容した状態で
    袋開口縁部(16)をゴミ受けかご(3)の上端周縁部
    (31)の外側に折返してセットされる水切り袋であっ
    て、前記袋開口縁部(16)の内側に弾性紐(2)を収
    縮作用のない非伸張状態で取付けるとともに、該弾性紐
    (2)は、前記袋開口縁部(16)をゴミ受けかご上端
    周縁部(31)の外側に折返した状態でその袋開口縁部
    (16)の折返し部(17)をゴミ受けかご上端周縁部
    (31)の外面に弾性的に縛り得るように取付けている
    ことを特徴とする水切り袋。
  2. 【請求項2】 請求項1において、弾性紐(2)は2本
    使用し、該各弾性紐(2,2)を偏平状態の袋本体
    (1)の左右幅両端から中央側に所定小長さ(L)づつ
    寄った2位置(21,22)においてそれぞれ袋本体
    (1)の前面部(11)と後面部(12)のいずれか一
    方に固定するとともに、両弾性紐(2,2)の各固定位
    置(21,22)間にある中間部(23,23)を伸縮
    自由状態にしていることを特徴とする水切り袋。
  3. 【請求項3】 請求項2において、各弾性紐(2,2)
    は、袋開口縁部(16)を内側に折返した各折返し片
    (18,18)でそれぞれ被覆していることを特徴とす
    る水切り袋。
  4. 【請求項4】 請求項1において、袋開口縁部(16)
    に該袋開口縁部(16)の全周よりやや短い範囲で袋状
    の紐挿通穴(19)を形成し、該紐挿通穴(19)内に
    弾性紐(2)を非伸張状態で且つ弾性紐の一部が紐挿通
    穴(19)から露出する状態で環状に挿通させているこ
    とを特徴とする水切り袋。
  5. 【請求項5】 請求項1において、弾性紐(2)は1本
    のみ使用し、該弾性紐(2)の両端部(2a,2a)を
    袋開口縁部(16)の内面の対向位置に固定したことを
    特徴とする水切り袋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007535452A (ja) * 2004-04-30 2007-12-06 ザ・グラッド・プロダクツ・カンパニー バッグ

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