JP2003159850A - マルチページ印刷装置 - Google Patents

マルチページ印刷装置

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JP2003159850A
JP2003159850A JP2001364034A JP2001364034A JP2003159850A JP 2003159850 A JP2003159850 A JP 2003159850A JP 2001364034 A JP2001364034 A JP 2001364034A JP 2001364034 A JP2001364034 A JP 2001364034A JP 2003159850 A JP2003159850 A JP 2003159850A
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JP2001364034A
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Hideki Kudo
秀樹 工藤
Tetsuei Kogai
哲英 小飼
Hiroki Takamori
弘樹 高森
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はマルチページ印刷装置に関し、特に
指定するページを用紙の先頭にでき、見易い印刷物の出
力を可能とするマルチページ印刷装置を提供するもので
ある。 【解決手段】 ホスト機器から供給される印刷データに
は、印刷データと共に用紙先頭指定マークの情報が付加
され、この用紙先頭指定マークの情報を解析し、このマ
ークが付されたページの印刷データを用紙の先頭から印
刷する。また、両面印刷の場合には、用紙の表面、又は
裏面の先頭から印刷を行う。このように構成することに
より、例えば目次や章の区切りに上記用紙先頭指定マー
クを付加し、目次を用紙の先頭から印刷し、また章が変
わる時、新しい章が必ず用紙の先頭から始まり、極めて
見易い印刷出力とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチページ印刷
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチページ印刷装置として、プリンタ
ドライバにてページ張り付けを行って印刷を行うマルチ
ページ印刷装置がある。従来のマルチページ印刷装置
は、印刷するページの文書構成に関係なく、指定された
合成マルチページで印刷されるため、途中のページを用
紙の先頭から印刷したくても自動的にはできなかった。
【0003】例えば、図18は従来のマルチページ印刷
装置の印刷例である。通常、マルチページ印刷はホスト
機器のプリンタドライバによって指定され、例えば2頁
のマルチ合成印刷を行う場合、全用紙に対して各2頁毎
に合成され、印刷される。また、4頁のマルチ合成印刷
を行う場合、全用紙に対して4頁づつ合成印刷が行われ
る。
【0004】尚、上記図18は片面印刷の場合の例であ
り、両面印刷の場合には図19に示すように、2頁のマ
ルチ合成印刷処理、及び4頁のマルチ合成印刷処理が行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ装置では、例えば2ページの合成印刷の場合、
用紙の1枚目に文書の表紙と変更履歴が合成されて印刷
され、2枚目には文書の目次と本文第一章先頭が印刷さ
れる。このように、従来ではマルチページ印刷の場合、
印刷出力される文章は、適切な区切りに関係なく、混在
印刷されて出力されるため、非常に見難い印刷であっ
た。
【0006】本発明はこうした実情に鑑みなされたもの
であり、指定するページを用紙の先頭にでき、見易い印
刷物の出力を可能とするマルチページ印刷装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1記載
の発明によれば、複数ページの印刷データから選択され
た複数の印刷データを用紙の一面に合成して印刷するマ
ルチページ印刷装置において、前記複数の印刷データの
中で選択された印刷データに用紙先頭指定マークを付加
する付加手段と、該付加手段によって付加された用紙先
頭指定マークを検出し、指定されたページの印刷データ
を用紙の先頭に印刷する印刷制御手段とを有するマルチ
ページ印刷装置を提供することによって達成できる。
【0008】ここで、用紙先頭指定マークは、例えばパ
ーソナルコンピュータ等のホスト機器によって付加さ
れ、該用紙先頭指定マークが付加された印刷データをプ
リンタ装置に送信する。プリンタ装置は上記印刷データ
のコマンド解析を行い、用紙先頭指定マークが付加され
たページの印刷を用紙の先頭に行う。
【0009】このように構成することにより、用紙先頭
指定マークを付したページの印刷データは必ず用紙の先
頭に印刷され、例えば文書の目次や章の区切りなどに用
紙先頭指定マークを付加することによって見易い印刷出
力となる。請求項2の記載は、上記請求項1記載の発明
において、前記印刷制御手段は、合成印刷の印刷ページ
に従って印刷サイズを変更する構成である。
【0010】このように構成することにより、用紙に印
刷される画像は拡大され、より見易い印刷出力とするこ
とができる。上記課題は請求項3記載の発明によれば、
複数ページの印刷データから選択された複数の印刷デー
タを用紙の一面に合成して印刷するマルチページ印刷装
置において、前記複数ページの印刷データの合成方法を
指定する合成指定手段と、該合成指定手段によって指定
される合成方法で複数ページの印刷データを合成印刷す
る印刷処理手段とを有するマルチページ印刷装置を提供
することによって達成できる。
【0011】ここで、上記合成方法の指定は、用紙サイ
ズによる指定や、ページデータの重要度によって指定さ
れ、このように構成することにより、より見易い印刷出
力を行うことができる。請求項4の記載は、上記請求項
3記載の発明において、合成指定手段が指定するページ
データの合成方法はテーブルに登録され、該テーブルか
ら合成方法を読み出して合成印刷処理を行う構成であ
る。
【0012】このように構成することにより、更に見易
い印刷出力を得ることができる。請求項5の記載は、上
記請求項4記載の発明において、前記テーブルには、複
数の合成方法が登録され、該複数の合成方法の中の1つ
を選択して合成印刷処理を行う構成である。
【0013】このように構成することにより、希望する
合成印刷方法によって合成印刷を行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は本実施形態の説明に使用する
プリンタ装置の回路ブロック図である。
【0015】同図において、プリンタ装置1はパーソナ
ルコンピュータ(PC)等のホスト機器2に接続され、
ホスト機器2から印刷データの供給を受ける。プリンタ
装置1は、インターフェース(I/F)コントーラ部1
a、及びプリンタエンジン部1bで構成されている。
【0016】I/Fコントーラ部1aは、CPU3、外
部I/F制御部4、ビデオI/F制御部5、操作表示制御
部6、システムメモリ/フレームメモリ部7、フォント
メモリ8で構成されている。また、プリンタエンジン部
1bはビデオI/F制御部9、エンジン制御部10、プ
リンタヘッド部11、給紙部12、排紙部13、定着部
14、転写部15、画像形成部(TS、DS部)16、
現像部17で構成されている。
【0017】先ず、I/Fコントーラ部1aに配設され
た外部I/F制御部4はCPU3の制御によってホスト
機器2から供給される印刷データの入力制御を行い、ま
た操作表示制御部6との間でデータの授受を行う。例え
ば、オペレータによるキー操作信号は、外部I/F制御
部4からCPU3に供給され、またCPU3から出力さ
れる表示データは外部I/F制御部4を介して操作表示
制御部6に出力される。
【0018】システムメモリ/フレームメモリ部7はC
PU3を制御するシステムプログラムと、描画データを
展開するフレームメモリで構成され、CPU3はシステ
ムメモリ/フレームメモリ部7に記憶されたシステムプ
ログラムに従って印刷制御を行う。また、印刷データを
コマンド解析し、例えばビットマップデータに変換され
たデータはシステムメモリ/フレームメモリ部7に展開
される。尚、フォントメモリ8は印刷データに含まれる
文字コードをビットマップデータに変換する際参照され
るメモリである。
【0019】ビデオI/F制御部5は、例えばシステム
メモリ/フレームメモリ部7に1頁分のデータが記憶さ
れると、システムメモリ/フレームメモリ部7から展開
データを読み出し、プリンタエンジン部1b側のビデオ
I/F制御部9にデータを転送する。ビデオI/F制御部
9に転送されたデータは、更にプリンタヘッド部11に
転送され、記録紙への印字処理に使用される。
【0020】また、エンジン制御部10は給紙部12、
排紙部13、定着部14、転写部15、画像形成部(T
S、DS部)16、現像部17の駆動制御を行い、例え
ば給紙部12に対して給紙信号を送り、定着部14に対
して温度制御信号を送り、転写部15に対して転写電圧
の供給制御を行い、他の各部に対しても同様に制御信号
を送る。
【0021】一方、図2は上記ホスト機器2の構成を示
す図である。同図に示すように、ホスト機器2はアプリ
ケーション20とドライバ21で構成されている。アプ
リケーション20は印刷データを作成するワープロや表
計算プログラムであり、アプリケーションソフトによっ
て作成された印刷データはドライバ21に出力される。
ドライバ21はアプリケーションソフトから出力される
印刷データを、使用するプリンタ装置に対応した中間コ
ードに変換する機能を有し、印刷データはドライバ21
からプリンタ装置に出力される。以上の構成において、
以下に本例の処理動作を説明する。
【0022】先ず、上記ホスト機器2において用紙先頭
指定マークを挿入する。図3はこの用紙先頭指定マーク
の指定位置を説明する図である。また、この指定はホス
ト機器2(パーソナルコンピュータPC)のキーボード
やマウスを使用して指定し、図3に示す用紙先頭指定マ
ークはホスト機器2のディスプレイに表示される。本例
の場合、2ページ目、3ページ目、4ページ目、8ペー
ジ目、12ページ目の先頭に用紙先頭指定マークが付与
されている。
【0023】次に、例えば印刷処理の開始指示を行う
と、アプリケーション20によって作成された印刷デー
タはドライバ21によってコード変換された後、上記用
紙先頭指定マークを含む印刷データがプリンタ装置1に
送られる。ホスト機器2から出力された印刷データは、
プリンタ装置1の外部I/F制御部4を介して入力し、
以下図4に示すフローチャートに従って処理を行う。
【0024】CPU3は入力する印刷データのコマンド
を解析し、先ず2ページ目に用紙先頭指定マークが存在
するか判断する(ステップ(以下、STで示す)。ここ
で、2ページ目に用紙先頭指定マークが存在しなければ
1ページ目の印刷データに2ページ目の印刷データを合
成印刷する(ST1がNO、ST2)。本例において
は、図3に示すように2ページ目に用紙先頭指定マーク
が付加されているため(ST2がYES)、1枚目の用
紙に1ページ目の印刷データのみを印刷する(ST
3)。この場合、システムメモリ/フレームメモリ部7
のフレームメモリには1ページ目の印刷データのみが展
開され、ビデオI/F制御部5を介してプリンタエンジ
ン部1b側に転送され、プリンタヘッド部11によって
印刷処理が行われる。図5に示すは、この処理に対応
する。
【0025】次に、CPU3は3ページ目に用紙先頭指
定マークが存在するか判断する(ST4)。この場合、
3ページ目に用紙先頭指定マークが存在しなければ3ペ
ージ目及び4ページ目の印刷データを2枚目の用紙に合
成印刷する(ST4がNO、ST5)。本例の場合、図
3に示すように3ページ目に用紙先頭指定マークが付加
されているため(ST4がYES)、2ページ目に2ペ
ージ目の印刷データのみを印刷する(ST6)。図5に
示すは、この処理に対応する。
【0026】次に、CPU3は4ページ目に用紙先頭指
定マークが存在するか判断する(ST7)。この場合
も、4ページ目に用紙先頭指定マークが存在しなければ
5ページ目及び6ページ目の印刷データを3枚目の用紙
に合成印刷するが(ST7がNO、ST8)、本例の場
合、図3に示すように4ページ目に用紙先頭指定マーク
が付加されているため(ST7がYES)、3枚目の用
紙に3ページ目の印刷データのみを印刷する(ST
9)。図5に示すは、この処理に対応する。
【0027】以下、同様に処理を継続し、2ページマル
チ合成印刷を行う。このように処理することによって、
4ページ目以降についても図5に示すように2ページマ
ルチ合成印刷を行うことができる。尚、図6は上記処理
によって出力される記録紙の印刷状態を示す図である。
【0028】また、図5に示すは、同様にして4ペー
ジマルチ合成印刷を行った場合の処理例である。一方、
両面印刷の場合には図7に示すように印刷処理される。
すなわち、2ページマルチ合成印刷を行う場合、1ペー
ジ目の印刷データは1枚目の表面に印刷され、2ページ
目と3ページ目の印刷データは1枚目の裏面に印刷され
る。さらに、4ページ目と5ページ目の印刷データは2
枚目の表面に印刷され、6ページ目と7ページ目の印刷
データは2枚目の裏面に印刷され、以下の印刷結果も図
7に示す通りである。
【0029】また、4ページマルチ合成印刷を行う場
合、1ページ目の印刷データは1枚目の表面に印刷さ
れ、2ページ目と3ページ目の印刷データは1枚目の裏
面に印刷される。また、4ページ目〜7ページ目の印刷
データは2枚目の表面に印刷され、8ページ目〜11ペ
ージ目の印刷データは2枚目の裏面に印刷され、以下図
7に示す印刷結果になる。尚、図8に示す印刷結果は上
記両面の4ページマルチ合成印刷を行った結果である。
【0030】以上のように、本例によればマルチ合成印
刷を行う際、用紙の先頭指定を可能とすることによっ
て、文書構文の区切り目を次の用紙の先頭にすることが
可能となり、マルチ合成印刷を行った場合でも見易い印
刷結果とすることができる。すなわち、区切り部には、
表紙や目次、章の変更等が対応し、文章の上記箇所に用
紙先頭指定マークを付すことによって、用紙の先頭に上
記各部が印刷され、見易い印刷出力とすることができ
る。 <第2の実施形態>次に、本発明の第2の実施形態につ
いて説明する。尚、本例においても、前述の図1に示す
システム構成図は同様に使用する。
【0031】本例は前述の第1の実施形態と同様、用紙
先頭指定マークを付加し、当該用紙先頭指定マークを付
加したページの印刷データを用紙の先頭に印刷するもの
であるが、特に本例ではマルチページ印刷する際に自動
的に印刷の大きさを可変する構成である。以下、具体的
に説明する。
【0032】本例においても、先ずホスト機器2におい
て用紙先頭指定マークを挿入し、印刷処理の開始指示を
行うと、アプリケーション20によって作成された印刷
データがドライバ21によってコード変換され、上記用
紙先頭指定マークを含む印刷データをプリンタ装置1に
送信する。ホスト機器2から出力された印刷データは、
プリンタ装置1の外部I/F制御部4を介し、以下図9
に示すフローチャートに従って処理が行われる。
【0033】先ず、CPU3は入力する印刷データのコ
マンド解析を行い、前述と同様2ページ目に用紙先頭指
定マークが存在するか判断する(ステップ(以下、ST
Pで示す)1)。ここで、2ページ目に用紙先頭指定マ
ークが存在すれば(STP1がYES)、1ページ目の
印刷データを1枚目の用紙に前面印刷を行う(STP
2)。この場合、1ページ目の印刷データをシステムメ
モリ/フレームメモリ部7のフレームメモリ全体に印刷
データを展開する。尚、図10に示すは、この処理に
対応する。
【0034】このようにしてフレームメモリに展開され
た印刷データは、ビデオI/F制御部5を介してプリン
タエンジン部1bに転送され、プリンタヘッド部11に
よって用紙前面に印刷処理される。図11に示すは、
1枚目の印刷結果を示す。一方、上記2ページ目に用紙
先頭指定マークが存在しない場合、CPU3は3ページ
目に用紙先頭指定マークが存在するか判断する(STP
3)。ここで、3ページ目に用紙先頭指定マークが存在
すると(STP3がYES)、1ページ目と2ページ目
の印刷データを1枚目の用紙にマルチページ印刷する
(STP4)。この場合、1ページ目と2ページ目の印
刷データをフレームメモリに展開する。この際、自動的
に大きさが設定される。
【0035】また、上記3ページ目に用紙先頭指定マー
クが存在しない場合、CPU3は4ページ目に用紙先頭
指定マークが存在するか判断する(STP5)。ここ
で、4ページ目に用紙先頭指定マークが存在すると(S
TP5がYES)、1ページ目〜3ページ目の印刷デー
タを1枚目の用紙にマルチページ印刷する(STP
6)。この場合にも、自動的に大きさが設定される。
【0036】さらに、上記4ページ目に用紙先頭指定マ
ークが存在しない場合(STP5がNO)、1ページ目
〜4ページ目の印刷データを1枚目の用紙にマルチペー
ジ印刷する(STP7)。以下、同様に処理を行うこと
によって、少ないページの印刷を行う用紙では拡大して
印刷が行われ、極めて見易い印刷処理を行うことができ
る。尚、図10及び図11に示す例では、2ページ目と
3ページ目を2枚目の用紙に印刷し(両図に示す)、
4ページ目〜7ページ目を3枚目の用紙に印刷し(両図
に示す)、8ページ目〜11ページ目を4枚目の用紙
に印刷し(両図に示す)、12ページ目〜15ページ
目を5枚目の用紙に印刷する(両図に示す)例であ
る。
【0037】以上のように、本例によれば用紙全体を有
効に利用することができ、より見易い印刷物の出力を行
うことができる。 <第3の実施形態>次に、本発明の第3の実施形態につ
いて説明する。
【0038】尚、本例においても、前述の図1に示すシ
ステム構成図は同様に使用する。また、図2に示すホス
ト機器2の構成も使用するが、本例の場合ホスト機器2
内のドライバ21は図12に示す構成である。同図にお
いて、ドライバ21は合成数指定部24、合成数テーブ
ル25、描画部26、データ取込み部27、データ転送
部28で構成されている。ここで、合成数指定部24は
本例の合成方法を指定する。また、合成数テーブル25
は上記合成数指定部24によって指定された合成方法を
記憶する。一方、データ取込み部27には前述のアプリ
ケーション20で作成された印刷データを取り込み、描
画部26は合成数テーブル25に指定された印刷データ
の合成方法によって、印刷データを描画する。
【0039】図13は上記合成数テーブル25の具体例
であり、用紙サイズ毎に合成数が登録されている。例え
ば、A3サイズの場合合成数は「1」であり、B4サイ
ズの場合も合成数は「1」であり、一方A4サイズの場
合合成数は「2」であり、B5サイズの場合も合成数は
「2」である。
【0040】また、図14は合成数テーブル25の他の
例であり、ページ番号毎に合成数が設定されている。例
えば、1ページ目と2ページ目は合成数「2」であり、
3ページ目と4ページ目は合成数「1」であり、5ペー
ジ目〜8ページ目は合成数「4」である。尚、上記図1
3及び図14に示すテーブルは共に合成数テーブル25
に設置され、後述するように選択して使用される。以上
の構成において、以下に本例の処理を説明する。
【0041】図15は本例の処理を説明するフローチャ
ートである。先ず、データ取込み部27はアプリケーシ
ョン20から1ページ分の印刷データを取込む(ステッ
プ(以下、Sで示す)1)。次に、物理的な用紙サイズ
の情報を抽出する(S2)。次に、合成数テーブル25
を参照して何れかのテーブルを選択する(S3)。ここ
で、例えば用紙サイズ別合成が指定された場合、合成数
テーブル25から図13に示すテーブルを選択する(S
4)。一方、論理ページ番号別合成が指定された場合、
図14に示す論理ページ番号別合成のテーブルを選択す
る(S5)。
【0042】ここで、例えば用紙サイズ別合成を選択す
る場合、前ページからの合成であるか判断し(S6がY
ES)、作成済のページ印刷を行う(S7)。例えば、
上記処理(S2)による物理的用紙サイズがA4サイズ
である場合、図13に示すテーブルから合成数は「2」
であり、前ページからの合成であれば2ページ分の印刷
データを合成出力する(S6がYES、S7)。
【0043】次に、物理的用紙サイズの合成数から縮小
値を算出し、描画処理を行う(S8、S9)。そして、
合成数の描画処理が終了したか判断し(S10)、終了
していなければ(S10がNO)、処理(S1)に戻
り、次の1ページ分の印刷データをアプリケーション2
0から読み出す。
【0044】図16は、上記テーブルに従って描画部2
6に印刷データを描画した状態を示す図である。この場
合、最初のA4サイズの1ページ目と2ページ目の印刷
データは、描画部26の1枚の物理的用紙に描画される
(同図に示す)。次に、3ページ目のA4サイズの印
刷データは、次に続く印刷データがA3サイズであるの
で、描画部26の1枚の物理的用紙に描画される(同図
に示す)。
【0045】さらに、次の物理的用紙サイズはA3サイ
ズであり、描画部26の1枚の物理的用紙に描画される
(同図に示す)。同様に、次に続く用紙サイズはA4
サイズであるので、5ページ目と6ページ目の印刷デー
タは、描画部26の1枚の物理的用紙に描画される(同
図に示す)。
【0046】一方、図17は論理ページ番号別合成の例
を説明するものであり、前述の図14に示すテーブルに
従って処理される。図14に示すように、1ページ目と
2ページ目は合成数「2」であり、図17にで示すよ
うに描画部26の1枚の物理的用紙に描画される。
【0047】次に、3ページ目と4ページ目は合成数
「1」であり、図17に、で示すように、描画部2
6の1枚の物理的用紙にそれぞれ描画される。さらに、
5ページ目〜8ページ目は合成数「4」であり、図17
にで示すように、描画部26の1枚の物理的用紙に描
画される。
【0048】以上のように処理することによって、印刷
処理を効率よく行うことができる。特に、用紙サイズ毎
に合成数を変えることによって、過度の縮小を無くし、
読みづらい印刷物の出力を防止する。また、論理ページ
毎に合成数を変えることによって、例えば1冊のドキュ
メントの中で重要度の高いページは合成印字なしで印刷
し、例えば捕捉資料のようなページは合成印字し、用途
に合わせた印刷処理を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば用
紙先頭指定マークを付してマルチページ印刷を行うこと
によって、用紙先頭指定マークを付したページが用紙の
先頭になり、見易い印刷画像とすることができる。
【0050】また、マルチページ印刷においても自動的
に印刷データを用紙サイズに合わせて拡大表示すること
によって、大きく見易い印刷出力とすることができる。
また、用紙サイズ毎に合成数を変えることによって、過
度の縮小を無くし、読みづらい印刷物の出力を防止す
る。
【0051】さらに、ドキュメントの中で重要度の高い
ページは合成印字なしで印刷し、捕捉資料のようなペー
ジは合成印字し、用途に合わせた印刷処理を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の説明に使用するプリンタ装置(印
刷装置)のシステムブロック図である。
【図2】ホスト機器の構成を示す図である。
【図3】用紙先頭指定マークの指定位置を説明する図で
ある。
【図4】第1の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図5】第1の実施形態の処理対応する合成出力であ
り、片面印刷の場合の図である。
【図6】第1の実施形態の処理対応する印刷結果であ
り、片面印刷の場合の図である。
【図7】第1の実施形態の処理対応する合成出力であ
り、両面印刷の場合の図である。
【図8】第1の実施形態の処理対応する印刷結果であ
り、両面印刷の場合の図である。
【図9】第2の実施形態の処理を説明するフローチャー
トである。
【図10】第2の実施形態の処理対応する合成出力であ
り、片面印刷の場合の図である。
【図11】第2の実施形態の処理対応する印刷結果であ
り、片面印刷の場合の図である。
【図12】第3の実施形態を説明するホスト機器のシス
テム構成図である。
【図13】合成数テーブルの具体例である。
【図14】合成数テーブルの具体例である。
【図15】第3の実施形態の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図16】図13に示すテーブルのデータを使用した際
の描画部の合成出力である。
【図17】図14に示すテーブルのデータを使用した際
の描画部の合成出力である。
【図18】従来の片面印刷のマルチページ印刷例を説明
する図である。
【図19】従来の両面印刷のマルチページ印刷例を説明
する図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 1a I/Fコントーラ部 1b プリンタエンジン部 2 ホスト機器 3 CPU 4 外部I/F制御部 5 ビデオI/F制御部 6 操作表示制御部 7 システムメモリ/フレームメモリ部 8 フォントメモリ 9 ビデオI/F制御部 10 エンジン制御部 11 プリンタヘッド部 12 給紙部 13 排紙部 14 定着部 15 転写部 16 画像形成部 17 現像部 20 アプリケーション 21 ドライバ 24 合成数指定部 25 合成数テーブル 26 描画部 27 データ取込み部 28 データ転送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小飼 哲英 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ計算機株式会社東京事業所内 (72)発明者 高森 弘樹 東京都渋谷区本町1丁目6番2号 カシオ 計算機株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AB05 BD01 BD02 BD07 BD41 BD46 CA03 CB13 DA17 5B021 AA02 BB01 BB04 BB09 CC05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ページの印刷データから選択された
    複数の印刷データを用紙の一面に合成して印刷するマル
    チページ印刷装置において、 前記複数の印刷データの中で選択された印刷データに用
    紙先頭指定マークを付加する付加手段と、 該付加手段によって付加された用紙先頭指定マークを検
    出し、指定されたページの印刷データを用紙の先頭に印
    刷する印刷制御手段と、 を有することを特徴とするマルチページ印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷制御手段は、合成印刷の印刷ペ
    ージに従って印刷サイズを変更することを特徴とする請
    求項1記載のマルチページ印刷装置。
  3. 【請求項3】 複数ページの印刷データから選択された
    複数の印刷データを用紙の一面に合成して印刷するマル
    チページ印刷装置において、 前記複数ページの印刷データの合成方法を指定する合成
    指定手段と、 該合成指定手段によって指定される合成方法で複数ペー
    ジの印刷データを合成印刷する印刷処理手段と、 を有することを特徴とするマルチページ印刷装置。
  4. 【請求項4】 合成指定手段が指定するページデータの
    合成方法はテーブルに登録され、該テーブルから合成方
    法を読み出して合成印刷処理を行うことを特徴とする請
    求項3記載のマルチページ印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記テーブルには、複数の合成方法が登
    録され、該複数の合成方法の中の1つを選択して合成印
    刷処理を行うことを特徴とする請求項4記載のマルチペ
    ージ印刷装置。
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