JP2003159798A - インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置

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JP2003159798A
JP2003159798A JP2001364351A JP2001364351A JP2003159798A JP 2003159798 A JP2003159798 A JP 2003159798A JP 2001364351 A JP2001364351 A JP 2001364351A JP 2001364351 A JP2001364351 A JP 2001364351A JP 2003159798 A JP2003159798 A JP 2003159798A
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JP
Japan
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common electrode
individual
individual electrode
electrode
common
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Application number
JP2001364351A
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English (en)
Inventor
Koji Ikeda
浩二 池田
Masaichiro Tachikawa
雅一郎 立川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14459Matrix arrangement of the pressure chambers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電アクチュエータによりインクを吐出する
インクジェットヘッド1において、各個別電極29と各
電圧入力端子部41とを繋ぐ個別電極用配線39の絶縁
破壊を防止する。 【解決手段】 共通電極33を圧力室21に対応した部
分に位置するように個別化する。共通電極3同士をつな
ぐ共通電極用配線43を設け、共通電極用配線43をア
ース取り出し部45に接続する。個別電極用配線39に
おける共通電極33及び共通電極用配線43との非重複
部の割合を80〜100%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッド及びインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧電体の圧電効果を利用して
記録を行うインクジェットヘッドが知られている。
【0003】このインクジェットヘッドは、共通電極
と、圧力室に対応する部分に位置するように個別化され
た圧電体と、圧力室に対応する部分に位置するように個
別化された個別電極とが順に積層されてなる圧電アクチ
ュエータを有している。この圧電アクチュエータの一方
の面には、振動板が積層されている。この振動板がイン
ク流路形成部材上に接着材により接着されることにより
圧力室が形成されている。インクを吐出する際には、上
記共通電極と上記個別電極に電圧が印加されて圧電体は
伸縮する。その伸縮が振動板に拘束されることで、圧電
アクチュエータは厚さ方向にたわみ変形する。そして、
そのたわみ変形により圧力室内の容積は変化し、圧力室
内のインクはノズルから吐出される。
【0004】ところで、特開平10−128970号公
報には、ドライバIC等と接続される電圧入力端子部と
個別電極とを、個別電極用配線(リードパターン)を介
して接続したインクジェットヘッドが開示されている。
【0005】通常、上記個別電極用配線は、個別電極と
同様、圧電体上に積層した上部電極を個別化することに
より形成される。そのため、個別電極用配線も個別電極
と同様、共通電極の上方に位置することになる。また、
個別電極及び個別電極用配線下部に位置する圧電体は、
上部電極の個別化と同時に個別化される。したがって、
個別電極用配線と共通電極との間には、圧電体が存在す
ることとなる。つまり、共通電極と圧電体と上部電極と
からなる3層構造は、個別電極が設けられた部分だけで
なく、個別電極用配線が設けられた部分にも形成される
ことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
インクジェットヘッドでは、個別電極用配線と共通電極
との間にも圧電体が存在するため、個別電極用配線を通
じて圧電アクチュエータに信号を供給する際に、個別電
極用配線と共通電極との間にも電圧が印加される。その
ため、個別電極用配線下の圧電体に欠陥部が含まれてい
る場合、個別電極用配線が絶縁破壊してしまうおそれが
ある。特に、個別電極用配線は個別電極に比較して細い
ため、その絶縁破壊が微少なものであっても、絶縁破壊
による影響は大きい。つまり、微少な絶縁破壊が起こっ
ただけでも、個別電極用配線の断線や電流が流れにくい
等の障害が発生した。これにより、インクを吐出すると
いう、インクジェットヘッドの機能の正常な働きが妨げ
られることとなった。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、個別電極用配線の絶
縁破壊を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
のノズルと、上記ノズル各々に連通する複数の圧力室と
が設けられたヘッド本体と、上記圧力室に対応した部分
に位置するように個別化されるとともに互いに接続され
た複数の共通電極と、上記共通電極同士を導通させる共
通電極導通部とを有する共通電極層と、上記共通電極層
上に積層された圧電体層と、上記圧電体層上に積層さ
れ、上記圧力室に対応した部分に位置するように個別化
された複数の個別電極と、各個別電極に対応して設けら
れた電圧入力端子と、各個別電極と各電圧入力端子部と
を繋ぐ個別電極用配線とを有する個別電極層と、上記圧
電体層の伸縮に従って上記圧力室内のインクに圧力を付
与するように変形する振動板とを備え、上記個別電極層
の個別電極用配線は、上記共通電極層の共通電極及び共
通電極導通部のいずれにも重ならない非重複部を有して
いるインクジェットヘッドである。
【0009】これにより、共通電極が圧力室に対応した
部分に位置するように個別化されるため、個別電極用配
線は、共通電極が個別化されない場合と異なり、共通電
極及び共通電極導通部のいずれにも重ならない非重複部
を有する。よって、共通電極と個別電極との間に電圧が
印加されても、上記非重複部に電圧が印加されることは
ない。したがって、圧電体における上記非重複部に対応
する部分の位置に欠陥部が含まれているとしても、個別
電極用配線における上記非重複部の絶縁破壊は防止され
る。
【0010】請求項2の発明は更に、共通電極層の共通
電極導通部は、各共通電極を繋ぐ共通電極用配線によっ
て構成されているものである。
【0011】これにより、共通電極は、共通電極用配線
によって導通されることになる。
【0012】請求項3の発明は更に、振動板及び共通電
極の代わりに、共通電極を兼ねる導電性の振動板を備え
ているものである。
【0013】これにより、振動板は共通電極を兼ねるの
で、別途共通電極を設ける必要がない。したがって、イ
ンクジェットヘッドの小型化や製造コストの低減を図る
ことができる。
【0014】請求項4の発明は更に、振動板は導電材料
からなり、上記振動板と各共通電極の一部とは積層方向
に接触しており、共通電極導通部は上記共通電極と上記
振動板との接触部分によって構成されているものであ
る。
【0015】これにより、共通電極導通部は共通電極と
振動板との接触部分により構成されているので、共通電
極同士をつなぐ配線を別途設ける必要はない。したがっ
て、インクジェットヘッドの製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0016】請求項5の発明は更に、個別電極用配線の
非重複部が上記個別電極用配線に占める体積割合を80
%〜100%にしたものである。
【0017】これにより、上記非重複部が上記個別電極
用配線に占める体積割合はより高くなる。したがって、
個別電極用配線における上記非重複部での絶縁破壊を防
止する効果はより高くなる。
【0018】請求項6の発明は更に、個別電極用配線と
共通電極導通部とが重なっていないものである。
【0019】これにより、個別電極用配線と共通電極導
通部とが重なっていないので、個別電極用配線における
共通電極及び共通電極導通部のいずれにも重ならない非
重複部の個別電極用配線に占める体積割合はより高くな
る。したがって、個別電極用配線における絶縁破壊を防
止する効果はより高くなる。
【0020】請求項7の発明は更に、電圧入力端子は、
走査方向と直交する直交方向に配列され、個別電極は、
上記直行方向に並ぶ複数の個別電極から成り上記電圧入
力端子側に位置する第1個別電極列と、上記直行方向に
並ぶ複数の個別電極から成り、上記第1個別電極列にお
ける上記電圧入力端子側と反対側において上記第1個別
電極列と平行に延びる1又は2以上の第2個別電極列と
を形成し、上記第2個別電極列の各個別電極に対する個
別電極用配線は、上記第1個別電極列の隣り合う個別電
極の間と上記個別電極に対する個別電極用配線の間とを
通る伸延部を有し、上記伸延部は、共通電極及び共通電
極導通部のいずれにも重なっていない非重複部を有して
いるものである。
【0021】ところで、第2個別電極列の個別電極用配
線は第1個別電極列の個別電極用配線より長いため、第
2個別電極列の個別電極用配線の面積は第1個別電極列
の個別電極用配線の面積より大きい。よって、共通電極
が圧力室に対応する部分に位置するように個別化されて
いない場合、第2個別電極列の個別電極用配線と共通電
極との間の静電容量は、第1個別電極列の個別電極用配
線と共通電極との間の静電容量より大きくなる。ゆえ
に、共通電極と個別電極との間に電圧を印加した際、第
2個別電極列の個別電極用配線と共通電極との間に溜ま
る電荷量は、第1個別電極列の個別電極用配線と共通電
極との間に溜まる電荷量より大きくなる。したがって、
第2個別電極列の個別電極用配線は、第1個別電極列の
個別電極用配線より絶縁破壊を起こし易い。
【0022】ここで、第2個別電極列の各個別電極に対
する個別電極用配線は、第1個別電極列の隣り合う個別
電極の間と個別電極に対する個別電極用配線の間とを通
る延伸部を有し、上記延伸部は共通電極及び共通電極導
通部のいずれにも重なっていない非重複部を有している
ため、共通電極と個別電極との間に電圧が印加されて
も、上記非重複部に電圧は印加されない。したがって、
圧電体における上記非重複部に対応する部分の位置に欠
陥部が含まれているとしても、延伸部における上記非重
複部の絶縁破壊は防止される。
【0023】請求項8の発明は更に、延伸部の非重複部
が上記延伸部に占める体積割合を、80%〜100%と
したものである。
【0024】これにより、延伸部の非重複部が上記延伸
部に占める体積割合はより高くなる。したがって、延伸
部における絶縁破壊を防止する効果はより高くなる。
【0025】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
か一つに記載のインクジェットヘッドと、上記インクジ
ェットヘッドと記録媒体とを相対移動させる移動手段と
を備えているインクジェット式記録装置である。
【0026】これにより、個別電極用配線における共通
電極及び共通電極導通部のいずれにも重ならない非重複
部に対応する部分の位置の圧電体に欠陥部が含まれてい
るとしても、個別電極用配線における上記非重複部の絶
縁破壊は防止され、信頼性の高いインクジェット式記録
装置が得られる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、共通電極が圧力室に対
応した部分に位置するように個別化されるため、個別電
極用配線は共通電極及び共通電極導通部のいずれにも重
ならない非重複部を有する。したがって、共通電極と個
別電極との間に電圧が印加されても上記非重複部に電圧
が印加されることはないため、圧電体における上記非重
複部に対応する部分の位置に欠陥部が含まれているとし
ても、個別電極用配線における上記非重複部の絶縁破壊
は防止される。
【0028】共通電極を兼ねる導電性の振動板を備える
こととすれば、別途共通電極を設ける必要がないため、
インクジェットヘッドの小型化や製造コストの低減を図
ることができる。
【0029】共通電極導通部を共通電極と導電性の振動
板との接触部分により構成することとすれば、別途共通
電極導通部を設ける必要はないため、インクジェットヘ
ッドの小型化や製造コストの低減を図ることができる。
【0030】個別電極用配線の非重複部が上記個別電極
用配線に占める体積割合を80%〜100%とすれば、
上記非重複部が上記個別電極用配線に占める体積割合は
より高くなるため、個別電極用配線における上記非重複
部での絶縁破壊を防止する効果はより高くなる。
【0031】個別電極用配線と共通電極導通部とが重な
っていないこととすれば、個別電極用配線における共通
電極及び共通電極導通部のいずれにも重ならない非重複
部の個別電極用配線に占める体積割合はより高くなる。
したがって、個別電極用配線における絶縁破壊を防止す
る効果はより高くなる。
【0032】第2個別電極列の各個別電極に対する個別
電極用配線は、第1個別電極列の隣り合う個別電極の間
と個別電極に対する個別電極用配線の間とを通る延伸部
を有し、上記延伸部は共通電極及び共通電極導通部のい
ずれにも重なっていない非重複部を有していることとす
れば、共通電極と個別電極との間に電圧が印加されても
上記非重複部に電圧は印加されない。したがって、圧電
体における上記非重複部に対応する部分の位置に欠陥部
が含まれているとしても、延伸部における上記非重複部
の絶縁破壊は防止される。
【0033】延伸部の非重複部が上記延伸部に占める体
積割合を、80%〜100%とすれば、延伸部の非重複
部が上記延伸部に占める体積割合はより高くなるため、
延伸部における絶縁破壊を防止する効果はより高くな
る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本実施形態に
係るインクジェットヘッド1は、インクジェット式記録
装置としてのインクジェットプリンタ3に組み込まれ、
吐出したインク滴を紙等の記録媒体5に着弾させて記録
を行うものである。インクジェットヘッド1は、キャリ
ッジ軸7に沿って往復移動するキャリッジ9に搭載さ
れ、キャリッジ9とともに主走査方向Xに往復運動を行
う。ローラ11は、キャリッジ9が主走査方向Xに一走
査分移動するごとに、記録媒体5を副走査方向Yに搬送
するように構成されている。
【0035】図2に示すように、インクジェットヘッド
1は、共通インク室13と複数の圧力室用凹部15と複
数のノズル17とが形成されたヘッド本体部19と、圧
力室21内のインクに圧力を付与する圧電アクチュエー
タ23とを備えている。
【0036】ヘッド本体部19の圧力室用凹部15は、
副走査方向Yに沿って所定間隔毎に配設されている。各
圧力室用凹部15は、開口断面(XY断面)が主走査方
向Xに細長い略矩形状に形成されている。各圧力室用凹
部15の底部の長手方向の一端(図2の右側端)には、
共通インク室13と圧力室21とを繋ぐインク供給口2
5が形成され、その他端(図2の左側端)には、圧力室
21とノズル17とを繋ぐインク流路27が形成されて
いる。
【0037】圧電アクチュエータ23は、厚さ4μmの
Crからなる振動板37と、振動板上に形成された厚さ
0.5μmの絶縁膜35と、絶縁膜35上に形成された
厚さ0.1〜0.2μmのPtからなる共通電極33
と、共通電極33上に形成された3μmのPZT薄膜か
らなる圧電体層31と、圧電体層31上に形成された厚
さ0.1〜0.2μmのPtからなる個別電極29とを
備えている。個別電極29、圧電体層31及び共通電極
33は、ヘッド本体部19の各圧力室用凹部15に対応
した部分に位置するように設けられている。なお、図2
では、後述する個別電極用配線39a,39b及び共通
電極用配線43等(図3参照)の図示は省略されてい
る。
【0038】次に、図3を参照しながら、ヘッド本体部
19の圧力室21等の配置パターンを説明する。
【0039】図3に示すように、本インクジェットヘッ
ド1では、複数の圧力室21が主走査方向X及び副走査
方向Yにそれぞれ所定間隔毎に設けられ、副走査方向Y
に延びる4列の圧力室が形成されている。圧力室21は
その長径Lが列方向Yと直交するように形成されてい
る。各圧力室列の圧力室21は、他の圧力室列の圧力室
21に対して、副走査方向Yにずれている。例えば、図
3において左端に位置する第1圧力室列21aに対し
て、第2圧力室列21bは、第1圧力室列の隣り合う圧
力室21、21の間に対応する部分に配置されている。
すなわち、隣り合う列の圧力室21同士の位置がずれた
千鳥状になるように配置されている。
【0040】第1個別電極列29a及び第2個別電極列
29bはそれぞれ、第1圧力室列21a及び第2圧力室
列21bに対応する部分に位置している。第1個別電極
列29a及び第2個別電極列29bの個別電極29から
はそれぞれ、個別電極用配線39a,39bがヘッド本
体部19の主走査方向Xの一端側(図3の左端側)へ延
びている。第2個別電極列29bの個別電極用配線39
bは、第1個別電極列29aの隣り合う個別電極29、
29間を通るように配置されている。各個別電極用配線
39a,39bそれぞれは、電圧入力端子部41に接続
されている。各電圧入力端子部41は、ヘッド本体部1
9の主走査方向Xの一端側(図3の左端側)において副
走査方向Yに沿って配列されている。
【0041】第1共通電極列33a及び第2共通電極列
33bはそれぞれ、第1圧力室列21a及び第2圧力室
列21bに対応する部分に位置している。第1共通電極
列33aの共通電極33と相隣接する第2共通電極列3
3bの共通電極33とは、共通電極用配線43で結合さ
れている。また、第2共通電極列33bからは、共通電
極用配線43がヘッド本体部19の主走査方向Xの他端
側(図3の右端側)へ延び、各共通電極用配線43は上
記他端側において互いに結合されている。共通電極用配
線43は、ヘッド本体部19の隅部に設けられたアース
取り出し部45に接続されている。これにより、各共通
電極33が個別化されているにもかかわらず、すべての
共通電極33はゼロ電位の状態に保たれる。
【0042】個別電極用配線39と共通電極用配線43
とには、互いに上下方向に重なり合うような重複部は存
在していない。言い換えれば、個別電極用配線39と共
通電極用配線43とは、互いに重なり合わないように配
置されている。
【0043】共通電極33、個別電極29は、この順に
面積が小さくなっている。そのため、個別電極29から
延びる個別電極用配線39の一部は共通電極33と上下
方向に重なっており、個別電極用配線39の一部は重複
部39cとなっている。しかし、本実施形態では、重複
部39cが個別電極用配線39の全体に占める割合は小
さい。重複部39cの割合は小さいほど好ましく、20
%以下が好適である。また、10%以下であれば更に好
ましく、5%以下であればより一層好ましい。
【0044】なお、個別電極29と共通電極33との面
積を等しくすることも可能である。その場合には、個別
電極用配線39と共通電極33との重複部、及び個別電
極用配線39と共通電極用配線43との重複部をなくす
ことができる。
【0045】図3における右側2列の圧力室列における
圧力室21等は、左側2列の圧力室列21a,21bと
ほぼ同一パターンで配置されている。右側2列の共通電
極33も共通電極用配線43を介してアース取り出し部
45に接続されている。
【0046】次に、図4を参照にしながら、インクジェ
ットヘッド1の製造方法について説明する。まず、図4
(a)に示すように、MgO基板47上の全体に、A
l、Au、Ni、Pt等の金属や導電性酸化物などの導
電性材料を用いて、スパッタリングや蒸着等により上部
電極49を形成する。次に、図4(b)に示すように、
この上部電極49上にスパッタリングや蒸着等によりP
ZT薄膜からなる圧電体層31を形成する。なお、この
際、圧電体層31の内部に欠陥部53が含まれる場合が
ある。
【0047】次に、図4(c)に示すように、上部電極
49及び圧電体層31を個別化することにより、個別電
極29及び個別電極用配線39(図4では図示せず)を
形成するとともに、個別電極29及び個別電極用配線3
9上以外の部分に位置する圧電体層31を除去する。こ
こで、個別化は、エッチング等により実施する。次に、
図4(d)に示すように、圧電体層31の除去部分に絶
縁体30を埋め込み、それから、圧電体層31及び絶縁
体30上にPtからなる下部電極51を形成する。次
に、図4(e)に示すように、下部電極51を個別化す
ることにより、共通電極33及び共通電極用配線43
(図4では図示せず)を形成する。ここで、個別化は、
エッチング等により実施する。
【0048】次に、個別電極29と共通電極33との間
に微小な時間だけ電圧を印加する。これにより、圧電体
膜31に欠陥部53が含まれている場合には、欠陥部5
3に急激に大きな電流が流れ、微小な絶縁破壊が起こる
(図5(a)参照)。そして、これに伴う発熱により、
共通電極33における欠陥部53の上方部分が溶けて気
化し、上記部分における共通電極33の一部が除去され
る。
【0049】次に、図5(b)に示すように、共通電極
33上にポリイミドからなる絶縁膜35を形成する。こ
れは、個別化によって除去された部分及び微小絶縁破壊
によって形成された欠損部54を絶縁材たるポリイミド
で埋めて、共通電極33同士を絶縁する工程である。次
に、図5(c)に示すように、絶縁膜35上にCrから
なる振動板37を形成する。次に、図5(d)に示すよ
うに、圧力室21が形成されたヘッド本体部19を振動
板37上に接着する。最後に、図5(e)に示すよう
に、MgO基板47を取り除く。
【0050】以上のように、本実施形態では、共通電極
33が圧力室21に対応した部分のみに位置するように
個別化されているため、個別電極用配線39は、共通電
極33と重ならない非重複部を有する。また、電圧入力
端子部41をヘッドの一端側に集中的に配置したので、
個別電極用配線39と共通電極用配線43とは、互いに
重なり合うことがない。よって、個別電極29と共通電
極33との間に電圧が印加されても、上記非重複部に電
圧が印加されることはない。また、個別電極用配線39
と共通電極用配線43との間に電圧が印加されることは
ない。したがって、上記非重複部の圧電体層31又は個
別電極用配線39と共通電極用配線43との間の圧電体
層31に欠陥部53が含まれていたとしても、絶縁破壊
は防止される。本実施形態では、個別電極用配線39と
共通電極33及び共通電極用配線43との非重複部の体
積割合(個別電極用配線39の全体に占める体積割合)
が80%〜100%であるので、高い確率で絶縁破壊を
防止することができる。
【0051】また、本実施形態では、第2個別電極列2
9bの各個別電極29に対する個別電極用配線39b
は、第1個別電極列29aの隣り合う個別電極29,2
9の間を通る延伸部39dを有し、この延伸部39dは
共通電極33に重なっていない。よって、個別電極29
と共通電極33との間に電圧が印加されても、延伸部3
9dに電圧が印加されることはない。したがって、延伸
部39dの圧電体層31に欠陥部53が含まれていたと
しても、絶縁破壊は防止される。本実施形態では、延伸
部39dの共通電極33に重なっていない非重複部が延
伸部39dに占める体積割合は、80%〜100%であ
るので、高い確率で絶縁破壊を防止することができる。
【0052】また、本実施形態によれば、圧電体層31
に欠陥部53が含まれている場合であっても、下部電極
51(共通電極33)における欠陥部53に対応する部
分は微小絶縁破壊によって除去された欠損部54となっ
ているので、個別電極29と共通電極33との間に電圧
を印加しても、局所的に欠陥部53には電圧が印加され
ないことになる。そのため、圧電体層31の欠陥部53
には電圧が印加されないことになる。したがって、圧電
体層31に欠陥部53が含まれていたとしても、インク
吐出動作の際に絶縁破壊が生じるおそれはない。
【0053】また、本実施形態によれば、個別電極用配
線39と共通電極33との重複部分が少ないので、微小
絶縁破壊を起こす工程において、欠損部54が個別電極
用配線39に生じるおそれは少ない。そのため、微小絶
縁破壊工程によって個別電極用配線39の絶縁や導通不
良を招くおそれは少ない。したがって、予め製造工程中
に微小絶縁破壊を起こし、欠陥部53に対応する部分に
電極の欠損部54を設けることによってインク吐出動作
時の耐電圧性を向上させるという製造方法を、より安心
して利用することができる。
【0054】なお、本実施形態では、共通電極用配線4
3はヘッド本体部19の他端側において互いに結合さ
れ、その結合した共通電極用配線43が、アース取り出
し部45に接続されているが、図6(c)に示すよう
に、共通電極33の一部を導電性の振動板37と接触さ
せ、振動板37を通じてすべての共通電極33を接続し
てもよい。そのような接続態様は、例えば、絶縁膜35
をエッチング等により個別化することにより絶縁膜35
の一部を除去し(図6(a)参照)、共通電極33の露
出部33c及び絶縁膜35上に導電性を有する振動板3
7を形成し(図6(b)参照)、振動板37と共通電極
33との一部分を接触させ、振動板37をアース取り出
し部45に接続することによって形成することができ
る。
【0055】また、本実施形態では、絶縁膜35と振動
板37は別々に設けられているが、絶縁膜を兼ねる絶縁
性の振動板を設けてもよい。これにより、絶縁膜35と
振動板37とを別個に設ける必要がなくなるため、イン
クジェットヘッド1の小型化や製造コストの低減を図る
ことができる。
【0056】また、本実施形態では、共通電極33上に
絶縁膜35を介して振動板37を設けているが、図7に
示すように、個別電極29上に絶縁膜35を介して振動
板37を設けてもよい。ここで、個別電極29と振動板
37とは別々に設けられているが、個別電極を兼ねる導
電性を有する振動板を設けてもよい。
【0057】また、本実施形態では、アース取り出し部
45はヘッド本体部19の左上部に設けられているが
(図3参照)、これに限らず、例えば、ヘッド本体部1
9の右下部に設けられてもよい。
【0058】また、個別電極29、圧電体膜31、共通
電極33等は、本実施形態と異なる材料や厚みのものを
使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットヘッドの概略構成図である。
【図2】本実施形態に係るインクジェットヘッドの斜視
図である。
【図3】本実施形態に係るインクジェットヘッドの正面
図である。
【図4】(a)〜(e)は、本実施形態に係るインクジ
ェットヘッドの製造工程図の一部である。
【図5】(a)〜(e)は、本実施形態に係るインクジ
ェットヘッドの製造工程図の一部である。
【図6】(a)〜(c)は、本実施形態に係るインクジ
ェットヘッドの変形例の製造工程図である。
【図7】本実施形態に係るインクジェットヘッドの変形
例における、図3のI−I線の横断面図に相当する図で
ある。
【符号の説明】
19 ヘッド本体部 21 圧力室 23 圧電アクチュエータ 29 個別電極 31 圧電体層 33 共通電極 35 絶縁膜 37 振動板 39 個別電極用配線 43 共通電極用配線 53 欠陥部 54 欠損部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルと、上記ノズル各々に連通
    する複数の圧力室とが設けられたヘッド本体と、 上記圧力室に対応した部分に位置するように個別化され
    るとともに互いに接続された複数の共通電極と、上記共
    通電極同士を導通させる共通電極導通部とを有する共通
    電極層と、 上記共通電極層上に積層された圧電体層と、 上記圧電体層上に積層され、上記圧力室に対応した部分
    に位置するように個別化された複数の個別電極と、各個
    別電極に対応して設けられた電圧入力端子と、各個別電
    極と各電圧入力端子部とを繋ぐ個別電極用配線とを有す
    る個別電極層と、 上記圧電体層の伸縮に従って上記圧力室内のインクに圧
    力を付与するように変形する振動板とを備え、 上記個別電極層の個別電極用配線は、上記共通電極層の
    共通電極及び共通電極導通部のいずれにも重ならない非
    重複部を有しているインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 共通電極層の共通電極導通部は、各共通
    電極を繋ぐ共通電極用配線によって構成されている請求
    項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 振動板及び共通電極の代わりに、共通電
    極を兼ねる導電性の振動板を備えている請求項1又は2
    に記載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】 振動板は、導電材料からなり、 上記振動板と各共通電極の一部とは、積層方向に接触し
    ており、 共通電極導通部は、上記共通電極と上記振動板との接触
    部分によって構成されている請求項1に記載のインクジ
    ェットヘッド。
  5. 【請求項5】 個別電極用配線の非重複部が上記個別電
    極用配線に占める体積割合は80%〜100%である請
    求項1〜4のいずれか1つに記載のインクジェットヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 個別電極用配線と共通電極導通部とが重
    なっていない請求項1〜5のいずれか1つに記載のイン
    クジェットヘッド。
  7. 【請求項7】 電圧入力端子は、走査方向と直交する直
    交方向に配列され、 個別電極は、上記直行方向に並ぶ複数の個別電極から成
    り上記電圧入力端子側に位置する第1個別電極列と、上
    記直行方向に並ぶ複数の個別電極から成り、上記第1個
    別電極列における上記電圧入力端子側と反対側において
    上記第1個別電極列と平行に延びる1又は2以上の第2
    個別電極列とを形成し、 上記第2個別電極列の各個別電極に対する個別電極用配
    線は、上記第1個別電極列の隣り合う個別電極の間と上
    記個別電極に対する個別電極用配線の間とを通る延伸部
    を有し、 上記延伸部は、共通電極及び共通電極導通部のいずれに
    も重なっていない非重複部を有している請求項1〜6の
    いずれか1つに記載のインクジェットヘッド。
  8. 【請求項8】 延伸部の非重複部が上記延伸部に占める
    体積割合は、80%〜100%である請求項7に記載の
    インクジェットヘッド。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1つに記載のイ
    ンクジェットヘッドと、 上記インクジェットヘッドと記録媒体とを相対移動させ
    る移動手段とを備えているインクジェット式記録装置。
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