JP2003159166A - 繊維強化マネキンの製造方法 - Google Patents

繊維強化マネキンの製造方法

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JP2003159166A
JP2003159166A JP2002337595A JP2002337595A JP2003159166A JP 2003159166 A JP2003159166 A JP 2003159166A JP 2002337595 A JP2002337595 A JP 2002337595A JP 2002337595 A JP2002337595 A JP 2002337595A JP 2003159166 A JP2003159166 A JP 2003159166A
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mannequin
reinforced
fiber reinforced
plastic
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Kenji Tanaka
賢司 田中
Saburo Morita
三郎 森田
Makoto Iwai
誠 岩井
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Pearl Mannequin Co Ltd
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PEARL MANNEQUIN KK
Pearl Mannequin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量で取り扱い易く、耐衝撃性、可撓性及び靱
性に優れ、設備費の負担が軽く安価で熟練を要さず容易
にそして安全に製造できる繊維強化マネキンの製造方法
を提供すること。 【解決手段】人体の少なくとも前面の一部形状に適合さ
せた型11,12の成形部表面に、2液混合型の熱硬化
性プラスチックを塗布し、その上に、例えばリサイクル
ポリエチレンテレフタレート繊維を含む織物、編物、不
織布、フェルトまたは各種その他の繊維構造物を布設
し、さらに前記2液混合型の熱硬化性プラスチックを塗
布する一連の工程を有するところに構成特徴があり、当
該繊維強化マネキンは、前記熱可塑性プラスチック繊維
が全体当たり3〜60重量%以上の割合で布設されてお
り、その肉厚が0.5〜10mmであるものを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維強化マネキンの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の繊維強化プラスチック(FRP)
成形体としては、ガラス繊維等の無機質繊維強化材に、
例えばアクリロニトリル−ブタジエンスチレン樹脂(A
BS)等のような熱硬化性プラスチックを含浸させて布
帛状としたプリプレグの積層体を形成し加熱加圧金型内
に入れて加熱するとともに加圧することにより作製した
ものや、予め樹脂に短繊維を混合しこれをインジェクシ
ョン成型することにより作製したものが公知である。
【0003】また、マット或いはクロスを金型内で冷温
加圧又は高温加圧して型成形し、金属スクリーン型にチ
ョップドロービングを吸引機を使用して吸着させ或いは
吹付方式を利用して吹付けバインダで固定して成形する
スクリーン吸着したものがある。また、熱硬化性樹脂を
予め所定形状に型成形した成形体(プリフォーム)を作
成し、その内面に例えばガラス繊維等の無機質繊維強化
材を接着剤等で貼着したものも公知である。
【0004】さらに、特開平9−277390号公報に
は、FRP成型体の形状に適合させた雄雌型を形成する
工程と、型の成形部表面に複数の布状繊維強化材を揮発
性有機溶媒を付着させ、同時に、揮発性有機溶媒で接着
性が発現した繊維強化材のバインダーで複数の繊維強化
材同士を一体に接着させて成形する工程と、該成形型を
揮散室内に収容する工程と、揮散室内から外部へ吸気し
て布状繊維強化材に付着している揮発性有機溶媒を揮散
させることによって、複数の布状繊維強化材同士を成形
型の表面部形状に沿った一体の成形体に形成固定する技
術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リフォーム法は、極めて高価な設備を必要としており、
製品毎に必要な金型も高価なもので小ロットでは償却が
できず、小規模工場ではとても採用することはできなか
った。また、吹付方式では、繊維強化材の均一な厚みに
することが極めて困難で作業性が劣るという難点があ
り、特に複雑な形状のものを製作には多大な労力と費用
を要するという難点もあった。
【0006】また、プリフォームの内面にガラス繊維強
化材を接着剤等にて貼着する場合、この繊維は細くて折
れ易く短繊維化して作業者の皮膚を刺激するため、作業
中に痒みを自覚したり、また、防塵、防毒ガスマスク等
を使用して作業者の安全確保をする必要がある等の問題
があり、また、ガラス繊維で強化した従来の繊維強化マ
ネキンは、焼却時の焼却炉の損傷、焼却後にガラス繊維
が焼却灰として残存する等の問題があって最終処分が極
めて困難であるという問題があった。
【0007】また、従来の繊維強化マネキンはそのほと
んどが熱硬化性プラスチックであり、マネキンが硬くて
脆いため、転倒して人に当たると怪我をするとか、簡単
に破損するいう欠点があり、柔軟性(可撓性)や靱性を
改良することが切望されていた。
【0008】本発明は上述した実状に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、軽量で取り扱い易
く、設備費の負担が軽く安価で熟練を要さず容易にそし
て安全に製造でき、さらに耐衝撃性、可撓性及び靱性に
優れた繊維強化マネキンの製造方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した手段は、請求項1の発明は、材料が
熱硬化性プラスチックで人体の少なくとも前面の一部形
状に成形された繊維強化マネキンの製造方法であって、
人体の少なくとも前面の一部形状に適合させた型の成形
部表面に、2液混合型の熱硬化性プラスチックを塗布
し、その上に、熱可塑性プラスチック繊維を含む織物、
編物、不織布、フェルトまたは各種その他の繊維構造物
を布設し、さらに前記2液混合型の熱硬化性プラスチッ
クを塗布するという一連の過程を繰り返す工程を有する
繊維強化マネキンの製造方法を、その要旨とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の繊維強
化マネキンの製造方法において、前記熱可塑性プラスチ
ック繊維が、リサイクルポリエチレンテレフタレート繊
維であるものを、その要旨とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
繊維強化マネキンの製造方法において前記熱可塑性プラ
スチック繊維が全体当たり3〜60重量%以上の割合で
布設されているものを、請求項4発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の繊維強化マネキンの製造方法におい
て前記繊維強化マネキンの肉厚が0.5〜10mmであ
るものを、それぞれその要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に示
す具体的な実施例に基いてさらに詳細に説明するが、こ
れは代表的なものを示したものであり、その要旨を越え
ない限り、以下の実施例により本発明が限定されるもの
ではない。
【0013】本明細書において、「マネキン」とは、衣
類などの着脱を可能とするため腕部や脚部が着脱自在に
連結できる人体全身の模擬成型体のことであるものの、
人体の部分模擬成型体、より具体的には、半身模擬体、
頭部模擬成型体、胸部模擬成型体、腰部模擬成型体、脚
部模擬成型体、腕部模擬成型体等の模擬成形体であるい
わゆる「ボディー」と、人体模擬成型体の半割れタイプ
で特に肌着やアクセサリー等の商品を展示するために使
用されるいわゆる「レリーフ」や例えばオブジェなどの
販促ツール類をすべて含むものとする。
【0014】本発明の繊維強化マネキンは、以下の方法
で製作する。まず、人体の少なくとも前面の一部形状に
適合させた雌型の成形部全面に、例えばワックス等に代
表される離型剤を塗布した後、熱硬化性プラスチックの
液状混合物を塗布し、この液状混合物が半固状になるま
で硬化させる。ついで、半固状の熱硬化性プラスチック
の上面に、強化繊維材を敷き詰め、さらに熱硬化性プラ
スチックの液状混合物を追加塗布する。この熱硬化性プ
ラスチックを完全硬化させた後、型枠から取り出し、必
要に応じて、雌型からはみ出したバリ状の強化繊維材を
切り落とすと、半割れタイプのマネキン(成型体)が製
作できる。
【0015】肉厚の厚いマネキンは、熱硬化性プラスチ
ックが完全硬化する前に強化繊維材を積層し、その上に
プラスチックの液状混合物を塗布するという一連の過程
を繰り返し、所望する所定量の強化繊維材を固定させ、
上記と同様に処理することで、製作できる。
【0016】例えば中空の胸部模擬成型体(マネキン)
は、つぎの方法で製作できる。
【0017】まず、型を構成する2個の雌型の各成形部
に、上述した方法に従って所望する所定量の強化繊維材
を熱硬化性プラスチックにて固着させ、各雌型からはみ
出したバリ状の強化繊維材を切り落とし、両雌型を組み
付ける。
【0018】ついで、首部分、腕部分及び腰部分の開口
を介して、雌型と雌型が当接する部分に、前記熱硬化性
プラスチックの液状混合物を含浸させた強化繊維材の必
要量を丁寧に添着し、各開口を蓋部材で封止して熱硬化
性プラスチックを完全硬化させる。型から取り出すと、
中空の胸部模擬成型体(マネキン)が製作できる。
【0019】上記熱硬化性プラスチックは2液混合型の
ものであり、より具体的には、エポキシ系、不飽和ポリ
エステル系、飽和ポリエステル系、ウレタン系、或いは
アクリル系の樹脂を挙げることができる。
【0020】上記強化繊維材とは、熱可塑性プラスチッ
ク繊維を含む織物、編物、不織布、フェルトまたは各種
その他の繊維構造物のことであり、熱可塑性プラスチッ
ク繊維としてより具体的に例示すると、ポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維ナイロン繊維、ポリエステル繊
維、ポリブチレンテレフタレート繊維(PBT)、ポリ
エチレンテレフタレート繊維(PET)、ポリオキシメ
チレン繊維(POM)、高強力ポリビニルアルコール繊
維(ビニロン)、アラミド繊維、ポリアリレート繊維等
の有機繊維や、カーボン繊維を挙げることができる。
【0021】強化繊維材が、ポリエチレンテレフタレー
ト繊維(PET)を含むものである場合、不要となった
ペットボトルのリサイクル繊維を、全体当たり3〜60
重量%の割合で含ませることができ、ゴミ問題を解決す
る一助になるから好ましい。なお、プラスチック繊維の
含量を60重量%以上にすると、表面を綺麗に仕上げ難
く、且つ重くて取り扱い難くなる傾向がある。3重量%
以下であると、プラスチック繊維のもつ柔軟性(可撓
性)を十分に発揮させ難く、全体が硬くて脆くなるが、
従来の繊維強化マネキンと遜色ない同程度の品質をもっ
たものであるならば同様に製作できる。ところで、ペッ
トボトルのリサイクル繊維を、全体当たり5〜15重量
%の割合で含ませると、最終製品たるマネキンに、耐衝
撃性、可撓性や靱性等を付与でき、転倒しても或いは衝
突しても割れたりひび割れし難いから、極めて好適であ
る。
【0022】すなわち、本発明に係る繊維強化マネキン
の組織は、従来の予め成型したプラスチック成形体の表
面上に折れ易いガラス繊維を接着剤で貼着したものでは
なくて(図3)、熱硬化性プラスチックの組織全体の中
に、特にはリサイクルポリエチレンテレフタレート繊維
等の繊維構造物を埋設したように備えたところにその構
成的特徴を有するものである(図2)。
【0023】
【実施例】以下、本発明の好適な実施形態を具体例に基
づいて詳しく説明する。図1に分解斜視図で示した型1
0は、人体胸部を模した成型体(マネキン)を製作する
ために使用する代表的なものである。
【0024】図において、この型10は、人体の前面の
形状に適合させた雌型11と、人体の背面の形状に適合
させた雌型12と、両雌型はビス13で組み付けするよ
うになっている。そして、両雌型11,12を組み付け
すると、首部分14、腕部分15及び腰部分16にはそ
れぞれ手を出し入れできる程度の開口が形成される。各
開口は、蓋部材17a,17b、17c、17dが着脱
自在に冠着できるようになっている。
【0025】先ず、成形型10を構成する2個の雌型1
1,12の各成形部全面に、例えばワックスを離型剤と
して薄く塗布した後、その上に、熱硬化性プラスチック
の液状混合物をその厚さが0.5〜1mm程度となるよ
うに塗布し、該液状混合物が半固状となるまで硬化させ
る。ついで、半固状の熱硬化性プラスチックの上面に、
強化繊維材(PETボトルをリサイクルしたポリエチレ
ンテレフタレート繊維単独を織成してなる織物)を布設
し、該強化繊維材の上面全面に、前記熱硬化性プラスチ
ックの液状混合物をさらにむらなく塗布し、追加塗布し
た液状混合物が半固状となるまで硬化させた。この操作
を2〜8回繰り返し、最後に塗布した液状混合物が半固
状となった時点で、雌型11,12からはみ出したバリ
状の強化繊維材部分を切り落とす。なお、上記操作の繰
り返し回数は、マネキン肉厚を決定する要素であり、肉
厚が0.5mm以下のであると製作不能であるか、又は
製作できたとしても組織が弱くて破損し易い。また、肉
厚が10mm以上であると、重くて取り扱い難く、好適
な柔軟特性(可撓特性)等を付与し難い傾向がある。
【0026】つぎに、両雌型を組み付け(図1)、首部
分14、腕部分15及び腰部分16に形成される開口を
介して、熱硬化性プラスチックの液状混合物を含浸させ
た強化繊維材を、特には雌型と雌型が当接する部分に丁
寧に添着させ、必要ならば、同様に操作して強化繊維材
の必要数を添着させる。各開口を蓋部材17a,17
b、17c、17d蓋部材で封止する。熱硬化性プラス
チックを完全に硬化させた後、型10を取り崩して成型
体を取り出すと、中空の胸部模擬成型体(マネキン)が
得られる。
【0027】本実施例で使用した上記2液混合型熱硬化
性プラスチックの液状混合物は、第1液(商品名:ポリ
ライトCH306、大日本インク化学工業株式会社製)
と、第2液(商品名:パーメックN、日本油脂株式会社
製)とからなる。
【0028】第1液は、スチレン30〜40重量%と不
飽和ポリエステル60〜70重量%とからなる混合物で
あり、一般的名称としては不飽和ポリエステル樹脂と呼
ばれている。
【0029】第2液は、活性酸素量が約10%であり、
主たる構成成分として、メチルエチルケトンパーオキサ
イド35〜45%、ジメチルフタレート45〜55%、
過酸化水素5%以下、メチルエチルケトン5%以下を含
有するものである。
【0030】上記第1液と第2液の混合割合は、第1液
99.6〜98%と、第2液0.4〜2.0%である。
第2液を全体当たり約1.0%含有すると、25℃にて
おおむね20〜25分で硬化するので、その取り扱い易
さや作業性の観点や、マネキンに適度な柔軟性、弾性な
どを付与でき、人肌に酷似した触感が得られる等の観点
から、極めて好適である。第2液の配合割合が、0.4
%以下であると硬化速度が遅くて硬化し難く作業性に劣
るという不具合があり、2.0%以上含有させると、硬
化速度が早過ぎるために取り扱い難く、強化繊維材の添
着作業等がし難いとか、マネキン自体が硬くて脆くなっ
て耐衝撃特性等に問題が生じるなどの不具合を生じる傾
向がある。
【0031】なお、第1液(商品名:ポリライトCH3
06)に代えて、例えば商品名がポリライトFN−16
8−N(大日本インク化学工業株式会社製)を使用し、
上記と同様に操作すると、難燃性の繊維強化マネキンが
製作できる。
【0032】また、必要に応じて、熱硬化性プラスチッ
クの硬化時間を調整することを目的に、硬化促進剤とし
て、例えば6%ナフテン酸コバルト(大日本インク化学
株式会社製)を配合できるし、水酸化アルミニウムやタ
ルクなどをフィラーとして配合することもできる。
【0033】また、頭部模擬成型体、胸部模擬成型体、
腰部模擬成型体、脚部模擬成型体、腕部模擬成型体など
その他の模擬成形体は、前面形状に適合させた雌型と、
背面の形状に適合させた雌型とを含む各模擬成型体に対
応した一対の型を用意し、上記と同様に操作することで
同様に製作できる。各成型体の分割位置の選択、意匠、
寸法形状等はいずれも適宜設計変更可能な事項であり、
また、各成型体を公知連結手段を介装して組み付けする
ことにより、全身模擬成型体(いわゆるマネキン人形)
を構成することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明の繊維強化マネキン
の製造方法によると、軽量で取り扱い易く、人肌のよう
な弾力感触が得られ、耐衝撃性、可撓性及び靱性に優
れ、設備費の負担が軽く安価であり、例えばPETボト
ル等の廃棄物をリサイクル使用できこれらを有効活用し
た繊維強化マネキンとして、熟練を要さずに簡単にまた
特殊な安全装置類を使用しないで安全に製造でき、これ
らを廉価に提供できる等、極めて実効性に優れた作用効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の中空成型体(マネキン)を製
作するために使用する一型を説明するために示す分解斜
視図である。ビス等、一部部材は省略されている。
【図2】図2は、本発明の繊維強化マネキンの肉質組織
を模式的に示す断面図である。
【図3】図3は、従来のガラス繊維強化マネキンの肉質
組織を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 … 型 11 … 雌型 12 … 雌型 13 … ビス 14 … 首部分(の開口) 15 … 腕部分(の開口) 16 … 腰部分(の開口) 17 … 蓋部材 17a … 蓋部材 17b … 蓋部材 17c … 蓋部材 17d … 蓋部材 20 … 本発明の繊維強化マネキンの組織 21 … プラスチック 22 … 繊維強化材(熱可塑性プラスチック繊維構造
物) 30 … 従来の繊維強化マネキンの組織 31 … プラスチック 32 … 繊維強化材(ガラス繊維)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:00 B29L 31:00 (72)発明者 岩井 誠 岐阜県本巣郡穂積町野田新田4045 株式会 社パールマネキン内 Fターム(参考) 4F204 AA36 AA41 AB25 AD05 AD16 AG07 AH81 EA03 EA04 EB01 EF01 EF05 EF23 EF51 EK17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】材料が熱硬化性プラスチックで人体の少な
    くとも前面の一部形状に成形された繊維強化マネキンの
    製造方法であって、 人体の少なくとも前面の一部形状に適合させた型の成形
    部表面に、2液混合型の熱硬化性プラスチックを塗布
    し、その上に、熱可塑性プラスチック繊維を含む織物、
    編物、不織布、フェルトまたは各種その他の繊維構造物
    を布設し、さらに前記2液混合型の熱硬化性プラスチッ
    クを塗布するという一連の過程を繰り返す工程を有する
    ことを特徴とする繊維強化マネキンの製造方法。
  2. 【請求項2】前記熱可塑性プラスチック繊維が、リサイ
    クルポリエチレンテレフタレート繊維であることを特徴
    とする請求項1に記載の繊維強化マネキンの製造方法。
  3. 【請求項3】前記熱可塑性プラスチック繊維が、全体当
    たり3〜60重量%以上の割合で布設されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の繊維強化マネキンの
    製造方法。
  4. 【請求項4】前記繊維強化マネキンの肉厚が0.5〜1
    0mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の繊維強化マネキンの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007144653A1 (en) * 2006-06-15 2007-12-21 South Bank University Enterprises Limited Hair based composite
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JP2016083315A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 株式会社モード工芸 人体モデル及びその製造方法

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