JP2003157935A - コネクタの固定機構 - Google Patents
コネクタの固定機構Info
- Publication number
- JP2003157935A JP2003157935A JP2001354383A JP2001354383A JP2003157935A JP 2003157935 A JP2003157935 A JP 2003157935A JP 2001354383 A JP2001354383 A JP 2001354383A JP 2001354383 A JP2001354383 A JP 2001354383A JP 2003157935 A JP2003157935 A JP 2003157935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion piece
- connector
- housing
- receiving frames
- rows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 振動や外力に対して強く、コネクタを強固に
固定する。 【解決手段】 ハウジング11の2列の受枠13を、ブ
ラケット金具21の主挿入片22と副挿入片23、24
との間に押し込む。各受枠13はそれぞれ両側から主挿
入片22、副挿入片23、24により挟まれ、計4個所
において保持される。また、ブラケット金具21の主挿
入片22、副挿入片23、24は、T字状の受枠13の
頂片によりハウジング11から離れる方向の移動が規制
される。
固定する。 【解決手段】 ハウジング11の2列の受枠13を、ブ
ラケット金具21の主挿入片22と副挿入片23、24
との間に押し込む。各受枠13はそれぞれ両側から主挿
入片22、副挿入片23、24により挟まれ、計4個所
において保持される。また、ブラケット金具21の主挿
入片22、副挿入片23、24は、T字状の受枠13の
頂片によりハウジング11から離れる方向の移動が規制
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタのハウジ
ングをパネル板、電気機器の壁部などに取り付けるため
のコネクタの固定機構に関するものである。
ングをパネル板、電気機器の壁部などに取り付けるため
のコネクタの固定機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタハウジングに形成されたパネル
嵌合部に、例えば板金加工されたブラケット金具を係止
し、保持する構造が従来から知られている。
嵌合部に、例えば板金加工されたブラケット金具を係止
し、保持する構造が従来から知られている。
【0003】図4は従来例における嵌合前のハウジング
1とブラケット金具2の斜視図、図5は嵌合後の斜視図
である。ハウジング1の底部には固定機構として、折曲
片をそれぞれ内側に向けた断面L字形の2列の受枠3が
設けられ、これらの受枠3間にパネル板等に固定された
舌片状のブラケット金具2の挿入片4を挿入することに
より固定している。
1とブラケット金具2の斜視図、図5は嵌合後の斜視図
である。ハウジング1の底部には固定機構として、折曲
片をそれぞれ内側に向けた断面L字形の2列の受枠3が
設けられ、これらの受枠3間にパネル板等に固定された
舌片状のブラケット金具2の挿入片4を挿入することに
より固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、ブラケット金具2に対し2個所の受枠
3の内側で固定しているだけであるため、ハウジング1
の受枠3に振動やこじり力などの外力が加わると、受枠
3に変形や破損が発生する懸念がある。特に、ブラケッ
ト金具2を取り付けたパネル板は垂直壁となっているこ
とが多く、ハウジング1には重力も加わった応力が作用
し、受枠3が破損し易い問題点がある。
来例においては、ブラケット金具2に対し2個所の受枠
3の内側で固定しているだけであるため、ハウジング1
の受枠3に振動やこじり力などの外力が加わると、受枠
3に変形や破損が発生する懸念がある。特に、ブラケッ
ト金具2を取り付けたパネル板は垂直壁となっているこ
とが多く、ハウジング1には重力も加わった応力が作用
し、受枠3が破損し易い問題点がある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
振動や外力に対して強く、信頼性の高いコネクタの固定
機構を提供することにある。
振動や外力に対して強く、信頼性の高いコネクタの固定
機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタの固定機構は、合成樹脂製のコ
ネクタのハウジングに、断面T字形の2列の条片状の受
枠を一体的に設け、これらの受枠をそれぞれ挟み込む挟
着部を有する固定具に固定することを特徴とする。
の本発明に係るコネクタの固定機構は、合成樹脂製のコ
ネクタのハウジングに、断面T字形の2列の条片状の受
枠を一体的に設け、これらの受枠をそれぞれ挟み込む挟
着部を有する固定具に固定することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
の形態に基づいて詳細に説明する。図1、図2は第1の
実施の形態における斜視図を示し、図1は嵌合前、図2
は嵌合後の状態を示している。ハウジング11の台座1
2上に、断面T字形の受枠13が2列に形成されてい
る。また、台座12の中心にはボス14が設けられてい
る。
の形態に基づいて詳細に説明する。図1、図2は第1の
実施の形態における斜視図を示し、図1は嵌合前、図2
は嵌合後の状態を示している。ハウジング11の台座1
2上に、断面T字形の受枠13が2列に形成されてい
る。また、台座12の中心にはボス14が設けられてい
る。
【0008】この受枠13を挿入するためのブラケット
金具21はパネル板等に固定されており、受枠13の間
に挿入するための主挿入片22と、その両側の副挿入片
23、24がフォーク状に並列されている。また、主挿
入片22にはボス14が嵌入する孔部25が設けられて
いる。
金具21はパネル板等に固定されており、受枠13の間
に挿入するための主挿入片22と、その両側の副挿入片
23、24がフォーク状に並列されている。また、主挿
入片22にはボス14が嵌入する孔部25が設けられて
いる。
【0009】固定に際しては、ハウジング11の2列の
受枠13をブラケット金具21の主挿入片22と副挿入
片23、24との間に押し込む。このとき、各受枠13
はそれぞれ両側の主挿入片22の副挿入片23、24に
より挟まれ、計4個所において保持される。また、ブラ
ケット金具21の主挿入片22、副挿入片23、24
は、受枠13のT字状の頂片によりハウジング11から
離れる方向の移動が規制される。
受枠13をブラケット金具21の主挿入片22と副挿入
片23、24との間に押し込む。このとき、各受枠13
はそれぞれ両側の主挿入片22の副挿入片23、24に
より挟まれ、計4個所において保持される。また、ブラ
ケット金具21の主挿入片22、副挿入片23、24
は、受枠13のT字状の頂片によりハウジング11から
離れる方向の移動が規制される。
【0010】このように実施の形態においては、ハウジ
ング11はブラケット金具21に対して4個所で保持さ
れるので、強固な固定が確保される。なお、ボス14は
ブラケット金具21の孔部25に対して嵌合し、ハウジ
ング11のブラケット金具21からの抜け出しが防止さ
れる。
ング11はブラケット金具21に対して4個所で保持さ
れるので、強固な固定が確保される。なお、ボス14は
ブラケット金具21の孔部25に対して嵌合し、ハウジ
ング11のブラケット金具21からの抜け出しが防止さ
れる。
【0011】図3は第2の実施の形態を示し、ブラケッ
ト金具21に代えて、合成樹脂製のフレーム41に一体
的に設けられた係止部42が形成されている。受枠13
に嵌合する係止部42は、2列の受枠13間に入り込む
主挿入片43と、2列の受枠13のぞれぞれの外側部と
嵌合する断面L字形の2列の条片状の副挿入片44、4
5とから成っている。
ト金具21に代えて、合成樹脂製のフレーム41に一体
的に設けられた係止部42が形成されている。受枠13
に嵌合する係止部42は、2列の受枠13間に入り込む
主挿入片43と、2列の受枠13のぞれぞれの外側部と
嵌合する断面L字形の2列の条片状の副挿入片44、4
5とから成っている。
【0012】この実施の形態においても、ハウジング1
1は係止部42に対して4個所で保持されることは、先
の第1の実施の形態と同様である。
1は係止部42に対して4個所で保持されることは、先
の第1の実施の形態と同様である。
【0013】なお、本発明の受枠13は図4、図5に示
す従来のブラケット金具2に対しても使用できる利点が
ある。
す従来のブラケット金具2に対しても使用できる利点が
ある。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タの固定機構は、コネクタをパネルなどに固定する場合
に、従来手段よりも振動や外力のこじり力等に対して抵
抗力が強く、姿勢が安定し信頼性が高い。
タの固定機構は、コネクタをパネルなどに固定する場合
に、従来手段よりも振動や外力のこじり力等に対して抵
抗力が強く、姿勢が安定し信頼性が高い。
【図1】第1の実施の形態の嵌合前の斜視図である。
【図2】嵌合後の斜視図である。
【図3】第2の実施の形態の斜視図である。
【図4】従来例の嵌合前の斜視図である。
【図5】嵌合後の斜視図である。
11 ハウジング
12 台座
13 受枠
21 ブラケット金具
22、43 主挿入片
23、24、44、45 副挿入片
41 フレーム
42 係止部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 樋口 貴之
東京都練馬区豊玉北五丁目29番1号 菱星
電装株式会社内
(72)発明者 廣瀬 鉄
東京都練馬区豊玉北五丁目29番1号 菱星
電装株式会社内
Fターム(参考) 5E087 EE02 EE11 FF08 JJ09 KK03
MM09 MM18 QQ06 RR06 RR15
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製のコネクタのハウジングに、
断面T字形の2列の条片状の受枠を一体的に設け、これ
らの受枠をそれぞれ挟み込む挟着部を有する固定具に固
定することを特徴とするコネクタの固定機構。 - 【請求項2】 前記固定具はブラケット金具とし、前記
挟着部は、前記2列の受枠間に入り込む主挿入片と、該
主挿入片の両側に位置し前記各受枠を前記主挿入片とに
より挟み込む副挿入片とから成る請求項1に記載のコネ
クタの固定機構。 - 【請求項3】 前記固定具は合成樹脂製とし、前記挟着
部は、前記2列の受枠間に入り込む主挿入片と、該主挿
入片の両側に位置し前記各受枠を前記主挿入片とにより
挟み込む副挿入片とから成るコネクタの固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354383A JP2003157935A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コネクタの固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354383A JP2003157935A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コネクタの固定機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003157935A true JP2003157935A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001354383A Withdrawn JP2003157935A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コネクタの固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003157935A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030951A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 箱状組立体における板金結合構造 |
JP2008300285A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2010519555A (ja) * | 2007-02-28 | 2010-06-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 事故センサ |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354383A patent/JP2003157935A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007030951A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 箱状組立体における板金結合構造 |
JP2010519555A (ja) * | 2007-02-28 | 2010-06-03 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 事故センサ |
JP2008300285A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040914 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061110 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061113 |