JP2003157174A - ネットワークシステム、情報処理装置、方法、及び制御プログラム - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理装置、方法、及び制御プログラム

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JP2003157174A
JP2003157174A JP2001354704A JP2001354704A JP2003157174A JP 2003157174 A JP2003157174 A JP 2003157174A JP 2001354704 A JP2001354704 A JP 2001354704A JP 2001354704 A JP2001354704 A JP 2001354704A JP 2003157174 A JP2003157174 A JP 2003157174A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバのプロパティ情報をネットワーク上
で簡単な操作で更新可能にする。 【解決手段】 プロパティ情報を作成する。そして、ド
ライバをプッシュインストールする際に、プロパティ情
報をサーバ装置からクライアント装置に送信し、クライ
アント装置においてドライバと共にプロパティ情報を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テム、情報処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体に係り、ネットワーク上で共有されたP
Cや周辺機器の表示や管理等を行うものに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、
PCと称する)や、プリンタ、スキャナ、デジタルカメ
ラ等の周辺機器の普及と共に、LAN等のネットワーク
も普及してきており、ネットワーク上で複数のPCによ
りプリンタ、モデム、スキャナ等を共有するニーズも増
えてきた。また、これらの周辺機器を使用するためのド
ライバも数多く提供され、そのインストール方法も提供
されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周辺機
器のドライバが機能アップ等の理由によりバージョンア
ップされた場合に、ユーザ自身がドライバのバージョン
アップを行わなければならなかった。ユーザ自身がドラ
イバのバージョンアップを行う際、新しいドライバ情報
をネットワーク上に共有されているPC(サーバPCな
ど)の特定フォルダに記憶させ、ドライバをバージョン
アップする各PC上で当該ドライバ情報を使ってそれぞ
れバージョンアップすることが一般的であった。
【0004】しかし、これらの方法でバージョンアップ
した場合には、次のような問題点がある。すなわち、各
ドライバにプロパティ情報として設定されているユーザ
情報、例えば、レイアウト情報やフォント情報、あるい
はそのネットワークシステム内で共通に設定されている
デバイスオプション情報等がドライバの初期状態に設定
されてしまうという問題である。このために、結局は、
インストール時に初期状態に戻ってしまうドライバのプ
ロパティ情報の設定をしなければならない。これらの理
由により、ドライバをインストール後のドライバのプロ
パティ情報を設定する操作が面倒であるばかりではな
く、それらの設定を行う項目も複雑になってきているの
で、設定ミスなどの原因になっているという問題があ
る。
【0005】そのため今後は、ドライバの自動バージョ
ンアップを行うことが考えられる。例えば、システム管
理者が一度に複数のPC上のドライバをサーバPCなど
から指示を出すことでバージョンアップする。各PC上
でユーザが特に新しいドライバ情報が記憶されているフ
ォルダを意識することなくバージョンアップが可能にな
る。
【0006】しかし、ドライバのインストール、バージ
ョンアップ、セットアップの手順は、デバイス毎に異な
る。また、デバイスやクライアント装置の環境に応じて
ドライバの種類を選択しなければならず、操作が煩雑で
ある。また、クライアント装置における指示に基づきド
ライバの追加や変更、各クライアントにおいて、ドライ
バのプロパティ情報の設定など、煩雑な処理を実行せね
ばならず、非常に作業効率が悪いという問題があった。
【0007】このように、各PCのユーザ、或いは、PC
のソフトウェアの設定をシステム管理者に任せている場
合にはシステム管理者に負荷がかかり、作業効率が悪く
なってしまうという問題がある。さらに、近年は大規模
なシステムにおいて、多数のPCにインストールを行う
場合が多くなってきている。多数のPCに対するドライ
バのインストール後には、多数のPC上の複雑なドライ
バのプロパティの設定を行う必要が出てくる。このよう
な状況下では、さらにユーザの労力並びに多数のPCの
設定を行うシステム管理者が必要とされ、また、設定ミ
スも生じることが多くなるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような点
に鑑みてなされたものであり、プロパティ情報をネット
ワーク上で簡単な操作で更新可能にする仕組みを提供す
ることを目的とする。
【0009】さらに、ドライバのプロパティ情報の設定
の労力を軽減し、設定ミスを削減すべく、クライアント
に導入されているドライバのバージョンアップを行う
際、サーバ装置からドライバのプロパティ情報を配信し
てクライアント装置に設定する仕組みを行う仕組みを提
供することを目的とする。
【0010】さらに、各クライアントにおいて行われて
いたドライバのインストール並びにプロパティ情報の設
定処理の負担を軽減すべく、サーバ装置からのセットア
ップ指示によりドライバのプッシュインストールを行な
い、当該ドライバに対するプロパティ情報の設定処理を
行う仕組みを提供することを目的とする。
【0011】上記目的を達成するため、本願の実施形態
においては、以下の手段を提供する。
【0012】請求項1に記載の発明は、クライアント装
置と通信する情報処理装置において、ドライバ情報をイ
ンストールするクライアント装置を認識する認識手段
と、前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要
求を待つことなく、ドライバ情報を送信する処理を制御
する送信制御手段とを有し、前記送信制御手段は、前記
ドライバ情報のプロパティ情報を送信する処理をさらに
制御することを特徴とする情報処理装置であることを特
徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記送信制御手
段は、前記ドライバ情報のセットアップ指示を配信する
処理をさらに制御することを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記セットアッ
プ指示は、前記クライアント装置が前記プロパティ情報
をOSに登録するよう前記クライアント装置を制御する
ためのセットアップ指示を含むものであることを特徴と
する請求項2に記載の情報処理装置であることを特徴と
する。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記セットアッ
プ指示は、前記ドライバ情報が前記プロパティ情報を読
み込むように前記ドライバ情報を制御する指示を含むこ
とを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記プロパティ
情報をOSに登録される印刷装置ごとに管理する管理手
段をさらに含み、前記配信制御手段は、前記印刷装置に
対応するプロパティ情報を配信する処理を制御すること
を特徴とする。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記送信制御手
段は、前記プロパティ情報を前記情報処理装置における
ドライバ設定開始の指示の入力に応答して前記情報処理
装置が配信する処理を制御することを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の発明は、前記情報処理装
置は、前記情報処理装置内において前記情報処理装置内
のドライバ情報が生成した前記プロパティ情報を、自動
的に読み込んで前記クライアント装置に配信することを
特徴とする。
【0019】請求項8に記載の発明は、前記セットアッ
プ指示は、シンプル・オブジェクト・アクセス・プロト
コルによって実現されていることを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の発明は、前記送信制御手
段は、前記情報処理装置におけるセットアップ指示に応
答して前記プロパティ情報を送信する処理を制御するこ
とを特徴とする。
【0021】請求項10に記載の発明は、前記送信制御
手段は、前記ドライバ情報と共に、前記クライアント装
置に前記プロパティ情報を送信する処理を制御すること
を特徴とする。
【0022】請求項11に記載の発明は、前記送信制御
手段は、前記クライアント装置からのプロパティ情報の
送信要求に応答して、前記プロパティ情報を送信する処
理を制御することを特徴とする。
【0023】請求項12乃至22に記載の発明は、上記
請求項1乃至11に記載の発明の方法の、請求項23乃
至33に記載の発明は上記請求項1乃至11に記載の発
明に対応する制御プログラムの発明であり、請求項34
に記載の発明は、請求項1に記載の発明に対応するシス
テムの発明であるので省略する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
ネットワークシステム、情報処理装置、方法、及びコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施の形態について
説明する。
【0025】図1は、本実施の形態に係る装置の構成を
説明するブロック図である。同図において、1はシステ
ムバスであり、当該システムバス1を介して以下に述べ
る各構成ブロックが接続されている。
【0026】2はCPU(Central Processing Unit)
である。3はプログラムメモリ(以下、PMEMと称す
る)であり、後述する処理のためのプログラムを適宜ハ
ードディスク10から選択/読込みし、CPU2にて実
行する。また、キーボード12から入力されたデータ
は、テキストメモリでもあるPMEMにコード情報とし
て格納される。
【0027】4は通信制御部であり、通信ポート5にお
ける入出力データの制御を行う。通信ポート5から出力
された信号は、通信回線6を経由して、ネットワーク上
の他の装置(図1では符号7を付す)の通信ポートに伝
えられる。ネットワーク上で共有されているプリンタや
スキャナ等とのやり取りは、この通信制御部4を介して
行われる。本実施の形態では、LAN等のネットワーク
に関して記述するが、この通信制御部4に接続される通
信ポート5及び通信回線6が一般の公衆回線であっても
本発明が適応されることは言うまでもない。
【0028】8は外部記憶装置制御部である。9、10
はデータファイル用のディスクで、例えば9はフロッピ
ーディスクFDであり、10はハードディスクHDであ
る。
【0029】11は入力制御部であり、キーボード1
2、マウス13等の入力装置が接続される。ユーザは、
キーボード12を操作することによりシステムの動作指
令等を行うことができる。また、マウス13はCRT1
6上で画像情報を加工指示するためのポインティング・
デバイスPDとして機能し、これによりCRT16上の
カーソルをX,Y方向任意に移動してコマンドメニュー
上のコマンド・アイコンを選択して処理の指示を行う
他、編集対象の指示、描画位置の指示等も行うことがで
きる。
【0030】14はビデオイメージメモリ(VRAM)
であり、15は表示出力制御部であり、16はCRT
(Cathode-Ray Tube)である。CRT16に表示される
データは、VRAM14上にビットマップデータとして
展開される。
【0031】17はプリンタ制御部であり、接続されて
いるプリンタ18に対するデータの出力制御を行う。1
Aは、画像読み取り装置制御部であり、接続されている
画像読み取り機器1Bの制御を行う。
【0032】なお、本実施の形態でPMEM3に記憶し
ているプログラムは、ハードディスク10やフロッピー
(登録商標)ディスク9等の記憶媒体に記憶されていて
もよい。さらに、ネットワークに接続されている他の装
置上に記憶されていてもよい。
【0033】(第1実施形態)以下、図2乃至9を参照
して、本実施の形態の第1の実施の形態について説明す
る。図2は、サーバ装置として機能するPCの処理動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS201
で、サーバ装置は、ネットワーク上の全てのPC及び周
辺機器の接続情報を取得し、その情報を記憶する。
【0034】次に、ステップS202で、サーバ装置
は、各PCにおける周辺機器のドライバ情報の好適な一
例であるドライバのセットアップ情報を取得する。周辺
機器のドライバとは、プリンタ、スキャナ、デジタルカ
メラ、FAX等のドライバのことである。セットアップ
情報の取得方法として、例えば、各PC上で自機にイン
ストールされているドライバ情報を取得するモジュール
を起動させることで情報を収集して、それらの情報を、
ネットワークを通じて送受信することが考えられる。ス
テップS203では、サーバ装置は、取得した情報を基
にネットワーク上の全てのPC及び周辺機器の接続情報
を表示する。以下ではドライバ情報構造体を用いた実施
形態を説明していく。
【0035】図3は、セットアップされているドライバ
情報構造体の一例を示す図である。PC名称、IPアド
レス、OS種類、ユーザ名、デバイスドライバ数、各デ
バイスドライバの情報、及びプロパティ情報から構成さ
れる。各デバイスドライバ情報は、プリンタやスキャナ
といったデバイス種類、ドライバ名、バージョン情報、
出力ポート、共有名、ドライバ情報アドレス、プロパテ
ィ情報名称、プロパティ情報アドレスで構成される。例
えば、1番目に登録されているプリンタは、ドライバ名
がLASER830、バージョンが1.00.00、出
力ポートがローカル、共有名がLASER830、ドラ
イバ情報アドレスが0x10000、プロパティ情報名
称が標準設定、プロパティ情報アドレスが0x5000
0となっている。この情報を、PCごとに記録する。
【0036】また、図4は、プロパティ情報の構造体の
一例を示す図である。この例はプリンタドライバのプロ
パティ情報であり、本実施形態においては、ページ設
定、仕上げ設定、給紙設定、印刷品質設定について設定
されている例が示されている。プロパティ情報は、印刷
処理を行う際にドライバモジュールが参照する情報を含
む。この構造体は、ドライバ種類やバージョン等によっ
て異なる。プロパティ情報は、OSのレジストリに保持
させることもできる。また、ドライバに対して情報の入
力を行い、入力した情報をドライバによってプロパティ
情報の外部ファイルとして出力させることもできる。
【0037】ここで、図14は、ドライバの設定画面を
示す図である。以下、ドライバによるプロパティ情報の
生成、並びに、外部ファイル出力処理について説明す
る。サーバ装置のCRTにおいて表示され、ユーザはポ
インティングデバイスやキーボードを用いて画面のGU
I(グラフィカルユーザインタフェース)を操作する。
プロパティ情報には、ステイプルの有無に代表される仕
上げ処理、印刷品質、デバイスを操作する給紙情報など
も設定出来る。ここでは、例として、プロパティ情報選
択タブ1401は、ページ設定のタブを選択した状態に
なっている。1402は、ユーザがお気に入りのプロパ
ティ情報を選択するお気に入り選択部である。1403
は、プロパティ情報追加指示部である。1403を指示
すると、後述するプロパティ情報追加画面である図15
が表れる。1404はプロパティ情報編集部である。1
404を指示すると、後述する図17のお気に入り編集
画面が表れる。1406乃至1413は、プロパティ情
報に格納されるパラメータを指示するパラメータ指示部
である。出力用紙サイズ1406、部数1407印刷の
向き1408、2in1などのページレイアウト140
8、ページレイアウトの配置順1410、印刷データに
埋め込まれる透かし印刷を含むスタンプの有無141
2、スタンプの種類1411、ステイプルの有無やソー
トの方法(例えば、フェイスアップ・フェイスダウン)
などデバイス制御情報1413を指定することができ
る。1414はプロパティ情報確認部であり、1414
を押下すると、プロパティ情報のパラメータの内容を確
認できる画面(図示せず)を表示する。
【0038】管理者は、1401乃至1421を操作し
て、上記パラメータをプロパティ情報として、サーバ装
置のドライバに記憶させる。
【0039】図15は、プロパティ情報追加画面を示す
図である。1501は、プロパティ情報の名称を入力す
る名称入力部1501である。1502は、プロパティ
情報に対応するアイコンを指定するアイコン指定部であ
る。1503は、プロパティ情報に関連するコメントを
入力することが出来るコメント入力部である。1504
は、プロパティ情報表示切り換え部である。1506
は、プロパティ情報表示部である。1507は画面切り
換えボタンである。OKを押すと、現在ドライバに設定
されている(1506に一部表示されている)パラメー
タがプロパティ情報として登録される。図15の例で
は、「調達課 注文票」というプロパティ情報名で、プ
ロパティ情報は保存される。保存処理が終了すると、プ
ロパティ情報設定画面である図16の画面になる。図1
6に示すようにプロパティ情報として、「調達課 注文
票」が構成され、選択可能となっている1422。次回
から、プロパティ情報選択部1402を用いて、プロパ
ティ情報名「調達課 注文票」を指定すると、ドライバ
に記憶された先ほど設定したパラメータが呼び出され、
当該パラメータを適用して、印刷処理を行うことができ
る。
【0040】図17は、プロパティ情報編集画面であ
る。この画面では、プロパティ情報指示部1701で、
削除したいプロティ情報の名称を選択状態とし、削除ボ
タンを押すと、当該プロパティ情報を削除できる。ま
た、同様に、選択したプロパティ情報を,1705ボタ
ンを押すことにより、外部ファイルに出力できる。ま
た、読み込みボタン1705を押し、所望の外部ファイ
ル(不図示)を選択することで、印刷パラメータを定義
した外部のファイルから印刷に関するパラメータを読み
込んでプロパティ情報として新たに定義したり出来る。
【0041】図18は、管理者がインストールサーバ装
置においてプロパティ情報を登録する処理の一例であ
る。以下、図18の処理を説明する。管理者は、図14
の画面で格納したい印刷処理に関するパラメータを指示
選択する(S1801)。そして、プロパティ情報追加
指示部1403を 押下(S1802)し、図15を表
示する。そして、プロパティ情報の名称1501、アイ
コン1502、コメント1503を入力して(S180
3)、プロパティ情報の登録指示であるOKボタン15
07を押下し(S1804)、ドライバにプロパティ情
報を登録する(図14の画面に戻る)。そして、図14
でプロパティ情報編集部1404を押すと(S180
5)、次は図17の画面になる。そして図17で管理者
がファイル保存ボタン1706を押下すると、ドライバ
はプロパティ情報を外部ファイルとして自動的に所定の
ディレクトリに出力する(S1806)。以後、このプ
ロパティ情報の外部出力されたファイルを外部ファイル
という。管理者は、設定したいクライアントごと、或い
は、同じクライアントに設定された、異なるプリンタご
とにプロパティ情報を一つ又は複数作成する。これらの
一つ又は複数のファイルを所定のディレクトリに作成す
る。外部ファイルは、クライアント装置名やプリンタ名
などに関連付けた外部ファイル名にすると好適である。
これらの外部ファイルを他の情報処理装置に送信して、
ドライバに読み込ませたり、OSに登録したりして設定
情報を活用する。
【0042】図5は、ネットワーク上のPC及び周辺機
器を表示した画面の一例を示す図である。301はメニ
ュー、302はツールバー、303はPC及び周辺機器
を表すアイコンが表示されるメインウインドウである。
302a〜302iは、ツールバー302においてPC
及び周辺機器を操作して行う各機能を表すアイコンであ
る。例えば、302aは選択されたスキャナから画像デ
ータの読み込み、該画像データを選択されたプリンタに
出力するコピー機能を実行するためのアイコンである。
302bはFAX機能、302cは画像データ読み込み
機能、302dは画像データを読み込み、OCR処理を
行う機能、302eはFAX受信データ及び配信データ
を管理する機能、302fは表示切り替え機能、302
gは表示画面編集機能、302hは情報の更新処理を行
う機能、302iは更新処理を中止する機能を実行する
ためのアイコンである。
【0043】303a〜303qはネットワーク上で共
有されているPC及び周辺機器を表すアイコンである。
これらのアイコン303a〜303qは、PC、プリン
タ、スキャナ、FAXモデムといったデバイス種類、或
いは「処理中」、「エラー発生」等のステータスによっ
てアイコンが変更されて表示される。303cは自機を
表すアイコン、303bは自機がログオンしているドメ
インを表すアイコンである。自機は特別な機器であるた
めに、他のPCとは区別して先頭に表示される。その他
のPCについては、アルファベット順に昇順或いは降順
で表示される。
【0044】また、アイコン303pのようにネットワ
ーク上では共有されているが、ドライバがインストール
されていないPC及び周辺機器はアイコンがグレー表示
される。また、アイコン303jのように接続機器があ
るが展開して表示されていない場合には「+」マーク
が、アイコン303h、303k、303nのように展
開されている場合には「−」マークが表示される。アイ
コン303qのように接続機器が何もない場合はマーク
が付加されない。
【0045】このように該画面でネットワーク上の全て
のPC及び周辺機器の接続状態、さらにはステータスを
確認することができる。この例では、画面の都合上、全
てのアイコンが表示されていないが、画面横に配置され
ているスクロールバーを使って全てのPC及び周辺機器
を確認することができる。
【0046】また、図6は、ネットワーク上の各PCの
ドライバセットアップ状況を表示する画面の一例を示す
図であり、各PCから取得したドライバ情報構造体を基
に表示される。同図では、「私のPC」にインストール
されているドライバは、プリンタが6個、スキャナが2
個ある。この中で、例えば、「INKJET−10V」
というプリンタは、ドライバ名が「INKJET−10
V」で、バージョン番号が「1.00.00」で、プロ
パティ情報が「標準設定」で、「INKJET−10
V」という名称で共有設定されたネットワーク上で共有
されているプリンタドライバであることを示している。
【0047】図2のフローチャートに説明を戻すと、ス
テップS204で、サーバ装置内のインストーラを含む
セットアッププログラムは、プロパティ情報が要求され
たか否かを判定する。ここで、プロパティ情報が要求さ
れていない場合は、処理を終了する。プロパティ情報が
要求されたとサーバ装置内のセットアッププログラムが
判定した場合、ステップS205に移行する。プロパテ
ィ情報の要求方法としては、各デバイス上でマウス操作
によりメニュー表示させて対応するドライバのプロパテ
ィ情報をサーバに要求することが考えられる。
【0048】次に、ステップS205で、サーバ装置内
のセットアッププログラムは、要求されたドライバのプ
ロパティ情報があるか否かを判定する。そして、サーバ
装置内のセットアッププログラムは、プロパティ情報が
なかった場合は、対応するプロパティ情報がないことを
通知して処理を終了する。サーバ装置内のセットアップ
プログラムは、対応するプロパティ情報があった場合、
ステップS206に移行する。同じデバイスであっても
バージョンによってサポートしている機能が異なる場合
があるので、ドライバのプロパティ情報の有無は、デバ
イス種類、ドライバ名、バージョン情報を基に行うこと
が考えられる。それら全ての情報が一致しているかどう
かを比較することで判定する。
【0049】ステップS206では、要求があったPC
に対して対応するプロパティ情報一覧を送信する。ここ
で、全ての情報を要求があったPCに送信するのではな
く、ユーザが選択するために必要な最低限の情報を送信
することによって、ネットワーク上のトラフィックを軽
減させることができる。
【0050】さらに、ステップS207では、サーバ装
置内のセットアッププログラムは、そのPCからプロパ
ティ情報の要求があったか否かを判定する。要求がない
場合は、処理を終了する。要求があった場合、ステップ
S208に移行し、サーバ装置内のセットアッププログ
ラムは、要求があったドライバのプロパティ情報の送信
をサーバ装置内のOSに依頼して処理を終了する。
【0051】一方、図7は、クライアント装置として機
能するPCの処理動作を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS601で、サーバ装置からドライバのプ
ロパティ情報を取得するか否かを判定する。ここで、取
得しない場合は、処理を終了する。
【0052】取得する場合、サーバ装置内のセットアッ
ププログラムは、ステップS602に移行し、対応する
ドライバのプロパティ情報一覧をサーバ装置に要求す
る。要求する際には、デバイス種類、ドライバ名称、バ
ージョン情報を送信する。
【0053】ステップS603では、サーバ装置内のセ
ットアッププログラムは、ドライバのプロパティ情報一
覧を取得できたか否かを判定する。サーバ装置に対応す
るドライバのプロパティ情報がない等により取得できな
かった場合は、処理を終了する。
【0054】プロパティ情報一覧を取得できた場合、ス
テップS604に移行し、プロパティ情報を取得するか
否かを判断する。ドライバのプロパティ情報を取得しな
い場合は、処理を終了する。
【0055】ドライバのプロパティ情報を取得する場
合、ステップS605に移行し、サーバ装置にプロパテ
ィ情報の取得要求を送信する。そして、ステップS60
6でプロパティ情報を取得できたかどうか判定する。取
得できなかった場合は、ステップS605に戻り、取得
できるまで待ち続ける。
【0056】プロパティ情報を取得できた場合、ステッ
プS607に移行し、取得したプロパティ情報を基に対
応するドライバを更新する。
【0057】(第2実施形態)図2及び図7に示したフ
ローチャートでは、ドライバのプロパティ情報全てをサ
ーバ装置で一元管理しているが、この場合には、サイズ
の大きい情報がネットワーク上でやり取りされることに
なる。そこで、トラフィックが増大するのを防ぐため
に、最低限の情報のみをサーバ装置に登録して管理し、
プロパティ情報本体は各PCで管理して、プロパティ情
報が必要な場合にはサーバ装置からの要求を受けて指定
されたPCに送信する方法も考えられる。
【0058】図8は、各クライアント装置で自機にイン
ストールされているドライバのプロパティ情報を管理す
る場合におけるサーバ装置の処理動作、図9は、クライ
アント装置の処理動作を示すフローチャートである。図
8のステップS1101乃至ステップS1107は、図
2のフローチャートにおけるステップS201乃至ステ
ップS207と同じである。
【0059】ステップS1108では、ドライバのプロ
パティ情報を管理しているPCに対して、送信するデバ
イス種類、ドライバ名称、バージョン情報、プロパティ
情報、及び送信するPC情報を送信して、指定されたP
Cにプロパティ情報を送信するように指示する。
【0060】一方、図9に示すように、クライアント装
置では、ステップS1201でサーバ装置からプロパテ
ィ情報の送信要求があるか否かを判定する。要求がない
場合は、処理を終了する。
【0061】送信要求があった場合、ステップS120
2に移行し、指示されたドライバのプロパティ情報を管
理データから読み出す。管理データの構造体としては、
図3に示した構造体と同様の構造体が考えられる。そし
て、ステップ1203で、そのプロパティ情報を指示さ
れたPCに送信する。
【0062】(第3実施形態)上述した第1、2の実施
の形態では、クライアント装置からの要求があった場合
について述べたが、サーバ装置から対応するクライアン
ト装置へ操作を行うことも考えられる。図10、11
は、その場合のサーバ装置及びクライアント装置の処理
動作を示すフローチャートである。
【0063】図10は、サーバ装置の処理動作を示すフ
ローチャートであり、ステップS701〜S703まで
は、図2のフローチャートにおけるステップS201〜
S203と同様である。
【0064】ステップS704では、クライアント装置
内のセットアップモジュールは、クライアント装置のプ
ロパティ情報を更新するか否かを判断する。更新指示が
なかった場合は、処理を終了する。更新指示があった場
合、ステップS705に移行する。ここでの操作方法と
しては、例えば、あるドライバを選択して、プロパティ
情報の更新・セットアップ指示をすることが考えられ
る。更新・セットアップ指示は、Remote Pre
cedure Call(遠隔手続き呼出し、以下RP
Cと呼ぶ。)やこれをオブジェクト指向を用いてXML
により実装した一例であるSOAP(シンプルオブジェ
クトアクセスプロトコル)を用いて実現すると好適であ
る。例えば、サーバ装置からの更新指示の一例として
は、クライアント装置の更新処理モジュールを遠隔的に
呼び出すRPCが挙げられる。
【0065】ステップS705では、ステップS702
で取得した情報を基に、指示されたドライバがインスト
ールされているクライアント装置があるか否かを認識す
る。そして、対応するPCの電源が落ちている、或い
は、ドライバを削除してしまっている等の理由で対応す
るクライアント装置がなかった場合は、処理を終了す
る。対応するPCがあった場合、それらのPCが表示さ
れる。図12は、対応するPCがあった場合の画面の一
例であり、ここで、プロパティ情報を更新するPCを選
択する。
【0066】ステップS706では、クライアント装置
内のセットアップモジュールは、更新指示がされたPC
に対してプロパティ情報の更新通知を送信するようOS
を制御する。そして、ステップS707で、クライアン
ト装置内のセットアップモジュールは、各クライアント
装置からプロパティ情報の送信要求があるか否かを判断
する。送信要求がなかった場合は、ステップS709に
移行する。送信要求があった場合、ステップS708に
移行し、クライアント装置内のセットアップモジュール
は、指定されたプロパティ情報を要求のあったPCに対
して送信するようOSを制御する命令を生成する。ここ
で、プロパティ情報とは、所定のデータ形式で記述され
たファイルである。ドライバが搭載されたクライアント
PCにおいて、ユーザがドライバに指示することにより
該プロパティ情報を入力したり出力したりすることがで
きる。
【0067】ステップS709では、クライアント装置
内のセットアップモジュールは、更新通知を行った全P
Cから応答があったか否かを判断する。ここで、全ての
PCから応答があった場合は、処理を終了する。全ての
PCから応答がなかった場合、ステップS708に戻
り、処理を続行する。
【0068】一方、図11は、クライアント装置の処理
動作を示すフローチャートである。まず、ステップS9
01で、サーバ装置からプロパティ情報の更新通知を受
けたか否かを判断する。通知がなかった場合は、処理を
終了する。
【0069】通知があった場合、ステップS902に移
行し、プロパティ情報を更新するか否かを判断する。図
13は、その場合に表示されるメッセージの一例であ
る。ここで、「いいえ」を選択して更新をキャンセルす
る場合は、サーバ装置に対して更新しないことを送信し
て処理を終了する。「はい」が選択されて更新をする場
合、ステップS903に移行し、サーバに対してプロパ
ティ情報の送信要求を行って、ステップS904に移行
する。
【0070】ステップS904では、クライアント装置
内のセットアップモジュールは、サーバ装置からプロパ
ティ情報並びにセットアップ情報を取得できたか否かを
判断する。取得できていない場合は、ステップS903
に戻り、取得できるまで待ち続ける。プロパティ情報並
びにセットアップ情報を取得できた場合、ステップS9
05に移行し、取得した情報を基にして指定したドライ
バのプロパティ情報を、セットアップ情報に含まれるセ
ットアップ指示に従って、プロパティ情報を更新し、設
定する。
【0071】ここで、セットアップ指示は、例えば、ク
ライアント装置内のセットアップモジュールが、クライ
アント装置内のOSのAPIを呼び出し、受信したプロ
パティ情報をOSのレジストリ領域に登録する処理を制
御するものである。また、セットアップ指示は、ドライ
バセットアップモジュールにドライバにプロパティ情報
を読み込むように指示する命令を発行する処理を制御す
るものであってもよい。
【0072】なお、この例では、ステップS902にお
いて確認メッセージを表示していたが、メッセージを表
示することなく自動的に更新処理を行ってもよい。
【0073】以上述べたように本実施の形態では、ネッ
トワーク上で共有されているPC及び周辺機器がウイン
ドウに表示されるとともに、周辺機器のドライバのプロ
パティ情報をネットワーク上で共有するので、簡単な操
作でドライバのプロパティ情報を更新することができ
る。また、サーバ装置から各クライアント装置に対して
共通のプロパティ情報を設定することができる。さら
に、プロパティ情報の管理をクライアント装置に分散さ
せ、必要に応じて情報をやり取りすることにより、ネッ
トワーク上のトラフィックを最小限に抑えることも可能
となる。
【0074】(第4の実施の形態)第3の実施形態にお
いては、ドライバのプロパティ情報の設定又は更新につ
いて述べたが、本実施形態については、サーバ装置側
が、クライアント装置のドライバを新規追加又は更新す
る際、能動的に、クライアント装置からの要求待つこと
なくドライバを配信する場合の処理である。本実施形態
では、前述の実施形態と異なる部分を説明する。インス
トールサーバ装置385内のセットアッププログラム
は、クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
待つことなく、OSのAPI又はシステムコールを呼び
出し、ドライバのセットアップ指示、並びに、ドライバ
を配信する処理の制御を行う。そして、セットアッププ
ログラムは、並行して、クライアント装置に対して送信
するドライバのプロパティ情報を、インストールサーバ
から自発的に、或いは、ドライバがインストールされた
後のクライアントの要求を待って送信するようOSを制
御する。
【0075】図20は、本実施形態を示す印刷システム
の一例を示す図である。クライアントの好適な一例であ
る381に示すクライアント装置A、382に示すクラ
イアント装置B、383に示すクライアント装置C、サ
ーバ装置の好適な一例であるインストールサーバ装置3
85、ウェブサーバ装置386がネットワークの好適な
一例であるLAN(ローカルエリアネットワーク)38
0を介して接続されている。本実施形態のインストール
サーバ装置385、ウェブサーバ386は、クライアン
ト装置である381乃至383は情報処理装置の好適な
一例であるPCで構成されており、その内部構造は図1
と同様である。
【0076】図23は、各クライアント装置内の好適な
一例としてのソフトウェアのモジュールを示す図であ
る。
【0077】図23は、クライアント装置のモジュール
構成を示す図である。図23を用いて、ドライバのクラ
イアントにおけるインストール処理の例を説明する。ク
ライアント装置には、OSが搭載されている。各クライ
アント装置内のソフトウェアモジュールの領域は、ユー
ザ領域377とOS領域378に分割されている。ドラ
イバインストールモジュール371は、OS上で動作す
るアプリケーションとして用意される。379のシステ
ムプログラムは、クライアント装置内に記憶されている
ドライバ名、プリンタ名、ドライバのシステム内のディ
レクトリをレジストリ376に登録することにより管理
している。
【0078】ドライバインストールモジュール371
は、API(アプリケーションプログラミングインタフ
ェース)を介して、システムインストーラ374を呼び
出す。システムインストーラは、OSの一機能として用
意されており、ドライバインストールモジュール371
の命令に応答して、外部から導入してユーザ領域376
に記憶されているドライバ372をシステムファイル領
域375に複写或いは移動する。このシステムファイル
領域の一部は、ドライバを使用するデバイスの各種情報
を登録するためのレジストリ領域376が確保されてい
る。また、ドライバインストーラモジュール371は、
システムインストーラ374を呼び出して、ドライバセ
ットアップ情報並びにプロパティ情報をレジストリ領域
に格納させることができる。レジストリはユーザ毎に用
意してもよい。
【0079】ここでは、ドライバインストールモジュー
ル371は、外部装置から受信したセットアップ指示に
従って、プロパティ情報をレジストリ376に登録する
ためのOSのAPIを呼び出したり、或いは、システム
ファイルにインストールされたドライバを呼び出してプ
ロパティ情報を読み込ませる処理を行う。ドライバのプ
ロパティ情報は、例えば、クライアント装置のOSに登
録されているプリンタごとに、お気に入りの印刷設定を
プロパティ情報としてOSのレジストリ領域に格納する
ことも出来る。
【0080】ドライバのプロパティ情報は、図14で説
明した外部ファイルの形式でインストールサーバ装置か
ら受信され、ユーザ領域376のファイルシステムに読
み込まれることも考え得る。この場合、ファイル形式の
ドライバプロパティ情報をドライバインストーラが自動
的に読み込んで、ドライバに渡し、ドライバの設定にド
ライバプロパティ情報を反映させることが出来る。
【0081】図19は、インストールサーバ装置がドラ
イバをクライアント装置に配布し、プロパティ情報を設
定する処理の一例を示す図である。ドライバのプロパテ
ィ情報は、本実施形態では、図14を用いて先に説明し
たように、インストールサーバ装置において管理者が入
力した情報を外部ファイルとして出力したものを用い
る。この処理は、インストールサーバ装置385に搭載
されたリモートインストール機能を有するセットアップ
プログラムが起動された場合に開始される。図19の処
理においては、インストールサーバ装置385内のセッ
トアッププログラムは、クライアント装置からの要求待
つことなく、プッシュインストールでドライバの配信を
行っている。また、インストールサーバ装置385内の
セットアッププログラム(管理手段)は、プロパティ情
報をOSに登録される印刷装置ごとに管理しており、当
該プリンタの機種毎の機能やオプションに適合したプロ
パティ情報を配信するようにOSを制御してプロパティ
情報の配信処理を行うことも考え得る。
【0082】なお、インストールサーバ装置からドライ
バ並びにセットアップ情報をネットワークを介して受信
した各クライアント装置のOSは、当該ドライバのプロ
パティ情報と、プロパティ情報のセットアップ指示をド
ライバインストーラ(入力手段)に入力する。このセッ
トアップ指示に基づいて、該インストーラは、インスト
ールサーバ装置385内のドライバがこのプロパティ情
報を認識できるように、このプロパティ情報をインスト
ールサーバ装置385内のOSにインストールする。例
えば、セットアップ指示の命令を受けて、ドライバイン
ストーラは、OSから入力されたプロパティ情報を、ド
ライバに入力して読み込ませることによりドライバに認
識させる。また、セットアップ指示を受けて、ドライバ
インストーラは、OSのAPIを呼び出して、プロパテ
ィ情報をOSのレジストリに登録し、ドライバは、OS
を介してプロパティ情報を認識する。
【0083】以下、インストールサーバ装置385にお
けるインストーラの動作を示す。以下、クライアント装
置A、クライアント装置B,クライアント装置Cをまと
めて「各クライアント装置」と呼ぶ。
【0084】図19の処理を説明を戻す。まず、インス
トールサーバ装置385内のセットアッププログラム
は、ステップS1901でドライバを各クライアント装
置にリモートインストールの指示があったかどうか判定
する。リモートインストールの指示は、例えば、ユーザ
が、図1におけるインストールサーバ装置385のCR
T16に表示されるグラフィカルユーザインタフェース
を参照して、マウス13やキーボード12を操作する
と、当該操作に応答してセットアップ指示が入力制御部
11に入力される。ここで、インストールサーバ装置3
85内のセットアッププログラムは、リモートインスト
ールの指示がないと判断したしない場合は、処理を終了
する。一方、S1901でインストールサーバ装置38
5内のセットアッププログラムがリモートインストール
の指示があったと判断した場合は、ステップS1902
に進んでリモートインストールするドライバのセットア
ップ情報を作成する。ドライバのセットアップ情報と
は、インストールするドライバ名、ドライバ本体、プリ
ンタ名、出力ポート名、ポートを利用可能とするための
モジュールなどの情報を含む。また、プリンタ名は、こ
こでは、各クライアント装置のOSのレジストリ等に登
録され管理されるものである。
【0085】ここで、図21を用いてS1902の処理
を詳述する。図21はインストールサーバ装置のCRT
に表示されるドライバ情報を設定する画面の一例であ
る。管理者は、この設定画面を用いて、セットアップ指
示を含むセットアップ情報を作成する。331はプリン
タ名指示部である。プリンタ名指示部331では各クラ
イアント装置に登録するためのプリンタ名を選択又は入
力可能である。ネットワーク上で検索された複数のプリ
ンタをプリンタ名指示部331で指示できるようにして
もよい。次に、332はポート指定部である。ポート指
定部では、334ポートの追加指示部をマウスを用いて
押下することにより、ポートを追加できる。図21の設
定例では、プリンタのネットワーク上の所在を示す情報
としてのIPアドレスと、プリンティングプロトコルと
して、lprを用いる旨を指定し、これらに対応付けら
れる論理的なポートが作成されている様子を示してい
る。lprは、伝統的な印刷管理プログラムであるが、
もちろん、他の印刷管理プログラムを用いてもよい。ま
た、TCP/IPとは別のネットワークプロトコルを用
いてもよい。333は、ドライバの指定部であり、各ク
ライアント装置にインストールするためのドライバを指
示するためのものである。ドライバの追加指示部335
を操作することにより、ドライバ指定できる。上記は、
TCP/IPとlprを用いたネットワークプリンタに
対して印刷処理させる場合のポート作成の例であった。
ポートは、ローカルプリンタに対しても作成出来る。例
えば、クライアント装置のローカルプリンタを設定する
場合には、COMポートやLPDポートを指定し、これ
に基づきセットアップ情報を作成してもよい。また、ポ
ートとして、プリントサーバ経由での印刷を示す設定も
可能である。例えば、プリントサーバ387のプリント
サーバ名が「SVPC1」であり、プリンタ384のプ
リンタ名がLASER950である場合、「¥¥SVP
C1¥LASER950」とポートを指定すれば、SV
PC1をプリントサーバとしてLASER950に印刷
を行わせるためのポートが設定される図21の画面のO
Kボタンを押すと図22が表示され、S1903並びに
S1904に移行する。
【0086】ステップS1903では、後述する図22
の設定画面で、インストールサーバ装置385内のセッ
トアッププログラムは、選択したドライバをインストー
ルするクライアント装置を選択する。同時に配布先の複
数のクライアント装置を選択することも可能である。
【0087】図22は、図19の処理で用いられるドラ
イバをセットアップするクライアント装置とプロパティ
情報の設定を指示する画面の一例である。同時に複数の
クライアント装置を選択することも可能である。また、
プロパティ情報配信設定部221により、プロパティ情
報の設定処理実行のON/OFFも設定できる。プロパ
ティ情報ファイル選択部222を用いて、図17の設定
画面を用いて作成した、各クライアント装置に配信した
いプロパティ情報ファイルを選択する。図22は、プロ
パティ情報Aが選択された状態となっている。また、こ
の例ではドメイン内の一台又は複数のクライアント装置
を選択するようになっているが、同一ドメインを跨いだ
指定も可能である。
【0088】S1904では、インストールサーバ装置
385内のセットアッププログラムは、プロパティ情報
配信設定部221からの入力に基づいてプロパティ情報
を配信するか否かの指定を行い、さらに、プロパティ情
報ファイル選択部222からの入力に基づいて配信する
プロパティ情報名の指定を行う。
【0089】S1905では、インストールサーバ装置
385内のセットアッププログラムは、各クライアント
装置上でドライバのインストールが終了した際にドライ
バのプロパティ情報の設定処理を実行するようセットア
ッププログラムが設定されているかどうかを判断する。
インストールサーバ装置385内のセットアッププログ
ラムは、ドライバのプロパティ情報をクライアントにお
いて設定処理を行うよう設定されていないと判断した場
合はステップS1907の処理を行う。ここで、プロパ
ティ情報の設定処理のクライアントにおけるプロパティ
情報の設定処理を実行するよう設定されている場合は、
ステップS1906に移行する。S1906ではインストー
ルサーバ装置385内のセットアッププログラムは、プ
ロパティ情報を含むS1904で指定されたプロパティ
情報名に対応する外部ファイルを自動的に読み込む。こ
こで、外部出力ファイルは管理者により作成され、S1
904で指定したファイルが保存されているインストー
ルサーバ装置385内のディレクトリから自動的に読み
込み、プロパティ情報の本体並びに配信すべきプロパテ
ィ情報をセットアップ情報として追加記憶させる。
【0090】そして、ステップS1907では、サーバ
装置385内のセットアッププログラム(認識手段)
は、上述した工程で設定・認識された、セットアップ指
示を含むドライバのセットアップ情報、並びに、インス
トールすべきドライバを認識する。さらに、当該セット
アッププログラムは、S1903で指示された一台又は
複数のドライバをインストールするクライアント装置を
判断して認識し、判断されたクライアント装置に配信す
るようAPIを介してOSに命令し、処理を終了する。
なお、インストールサーバ装置385は、プロパティ情
報をインストールサーバ装置385において、ドライバ
インストール開始の指示入力に応答して配信処理を開始
するようにすると好適である。
【0091】図19の処理においては、OSの種類やO
Sのバージョンについては、インストールサーバ装置3
85が、予め収集してインストールサーバ装置385内
に記憶した各クライアント装置の情報に基づいて、自動
判定を行っている。しかし、各クライアント装置に搭載
されているOSの自動判定が出来ない場合、セットアッ
ププログラムがS1902でセットアップ情報を生成す
る前に、ユーザがOSの種類やバージョン、図21に示
すグラフィカルユーザインタフェースをOSの種類やC
PUのアーキテクチャを指定できるように変更してもよ
い。また、図19の処理においては、プロパティ情報を
サーバからの要求を待つことなく、能動的に配信処理し
ているが、インストールサーバ装置385は、各クライ
アント装置からのプロパティ情報の送信要求に応答し
て、プロパティ情報を送信してもよい。
【0092】プロパティ情報は、ドライバにより外部フ
ァイルとして出力され、インストールサーバ装置385
から配信して各クライアント装置において用いる。各ク
ライアント装置は、各クライアント装置外のインストー
ルサーバ装置385から取得した前記外部ファイルから
プロパティ情報を自動的に読み出し、前記読み出したプ
ロパティ情報を各クライアント装置内のドライバに入力
して読み込ませる。
【0093】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば、インストールサーバ装置からクライアント装置
に対して、プッシュインストールし、併せてプロパティ
情報の設定を行なうので、ドライバのインストール並び
に更新処理、並びにプロパティ情報の設定を一括して行
うことが出来る。従って、ドライバのインストール・更
新・設定処理の労力を全体として軽減できるという効果
がある。複数のクライアント装置に対してこの処理を行
ったときには、さらに大幅な労力を軽減できるという効
果がある。
【0094】(その他の実施の形態)上述した実施の形
態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるよ
うに、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム
内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現
するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、
そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いは
MPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバ
イスを動作させることによって実施したものも、本発明
の範疇に含まれる。
【0095】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、及びそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0096】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコ
ンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティン
グシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれる
ことはいうまでもない。
【0097】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
はいうまでもない。
【0098】なお、上記実施の形態において示した各部
の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたって
の具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはなら
ないものである。すなわち、本発明はその精神、又はそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
ライバのプロパティ情報をネットワーク上で共有するこ
とができるので、簡単な操作でドライバのプロパティ情
報を更新することができる。また、サーバ装置から各ク
ライアント装置に対して共通のプロパティ情報を設定す
ることができる。
【0100】また、クライアントに導入されているドラ
イバにおいて、サーバ装置から該ドライバのプロパティ
情報を配信してクライアント装置に設定するので、ドラ
イバのプロパティ情報の設定の労力を軽減し、設定ミス
を削減することができる。
【0101】さらに、サーバ装置からのセットアップ指
示によりドライバのプッシュインストールを行ない、当
該ドライバに対するプロパティ情報の設定処理を行うの
で、各クライアントにおいて行われていたドライバのイ
ンストール並びにプロパティ情報の設定処理の負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】サーバ装置として機能するPCの処理動作を示
すフローチャートである。
【図3】ドライバ情報構造体の一例を示す図である。
【図4】プロパティ情報構造体の一例を示す図である。
【図5】ネットワーク上のPC及び周辺機器を表示する
画面の一例を示す図である。
【図6】ネットワーク上の各PCのドライバセットアッ
プ状況を表示する画面の一例を示す図である。
【図7】クライアント装置として機能するPCの処理動
作を示すフローチャートである。
【図8】サーバ装置の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】クライアント装置の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】サーバ装置の処理動作を示すフローチャート
である。
【図11】クライアント装置の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】プロパティ情報を更新するPCを選択するた
めの画面の一例を示す図である。
【図13】プロパティ情報の更新通知を受けた場合に表
示される画面の一例を示す図である。
【図14】ドライバの設定画面を示す図である。
【図15】プロパティ情報追加画面を示す図である。
【図16】プロパティ情報設定画面を示す図である。
【図17】プロパティ情報編集画面を示す図である。
【図18】管理者がインストールサーバ装置においてプ
ロパティ情報を登録する処理の一例を示す図である。
【図19】インストールサーバ装置がドライバをクライ
アント装置に配布し、プロパティ情報を設定する処理の
一例を示す図である。
【図20】本実施形態を示す印刷システムの一例を示す
図である。
【図21】インストールサーバ装置のCRTに表示され
るドライバ情報を設定する画面の一例を示す図である。
【図22】図19の処理で用いられるドライバをセット
アップするクライアント装置とプロパティ情報の設定を
指示する画面の一例を示す図である。
【図23】各クライアント装置内の好適な一例としての
ソフトウェアのモジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 システムバス 2 CPU 3 プログラムメモリ 4 通制御部 5 通信ポート 6 通信回線 7 ネットワーク上の他の装置 8 外部記憶装置制御部 9 フロッピーディスク 10 ハードディスク 11 入力制御部 12 キーボード 13 マウス 14 ビデオイメージメモリ 15 表示出力制御部 16 CRT 17 プリンタ制御部 18 プリンタ 1A 画像読み取り装置制御部 1B 画像読み取り機器 221 プロパティ情報配信設定部 222 プロパティ情報ファイル選択部 331 プリンタ名指示部 332 ポート指定部 333 ドライバの指定部 334 ポート追加指示部 335 ドライバ追加指示部 371 ドライバインストールモジュール 372 ドライバ 373 API 374 システムインストーラ 375 システムファイル領域 376 レジストリ 377 ユーザ領域 378 OS領域 379 システムプログラム 380 LAN 381 クライアント装置A 382 クライアント装置B 383 クライアント装置C 385 インストールサーバ装置 386 ウェブサーバ装置 1401 プロパティ情報選択タブ 1402 お気に入り選択部 1403 プロパティ情報追加指示部 1404 プロパティ情報編集部 1406 用紙サイズ指示部 1407 部数指示部 1408 印刷の向き指示部 1409 ページレイアウト指示部 1410 ページレイアウト配置順指示部 1411 スタンプの種類指示部 1412 スタンプの有無指示部 1413 デバイス制御情報指示部 1414 プロパティ情報確認部 1501 名称入力部 1502 アイコン指定部 1503 コメント入力部 1504 プロパティ情報表示切り換え部 1506 プロパティ情報表示部 1507 画面切り換えボタン 1701 プロパティ情報指示部 1705 ファイル読込み指示部 1706 外部ファイル保存指示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月18日(2002.12.
18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項24】 クライアント装置とサーバ装置を含む
ネットワークシステムにおいて、 ドライバ情報をインストールするクライアント装置を認
識する認識手段と、 前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
待つことなく、ドライバ情報を送信する送信処理を制御
する送信制御手段とを有し、 前記送信制御手段は、前記ドライバ情報のプロパティ情
報を送信する処理をさらに制御し、 前記送信処理において送信されたセットアップ指示に基
づいて、ドライバ情報並びにプロパティ情報を前記クラ
イアント装置に入力する入力手段を有するネットワーク
システム。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアント装置と通信する情報処理装置
    において、 ドライバ情報をインストールするクライアント装置を認
    識する認識手段と、 前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
    待つことなく、ドライバ情報を送信する処理を制御する
    送信制御手段とを有し、 前記送信制御手段は、前記ドライバ情報のプロパティ情
    報を送信する処理をさらに制御することを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記送信制御手段は、前記ドライバ情報
    のセットアップ指示を配信する処理をさらに制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記セットアップ指示は、前記クライア
    ント装置が前記プロパティ情報をOSに登録するよう前
    記クライアント装置を制御するためのセットアップ指示
    を含むものであることを特徴とする請求項2に記載の情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記セットアップ指示は、前記ドライバ
    情報が前記プロパティ情報を読み込むように前記ドライ
    バ情報を制御する指示を含むことを特徴とする請求項2
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記プロパティ情報をOSに登録される
    印刷装置ごとに管理する管理手段をさらに含み、 前記配信制御手段は、前記印刷装置に対応するプロパテ
    ィ情報を配信する処理を制御することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記送信制御手段は、前記プロパティ情
    報を前記情報処理装置におけるドライバ設定開始の指示
    の入力に応答して前記情報処理装置が配信する処理を制
    御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記情報処理装置は、前記情報処理装置
    内において前記情報処理装置内のドライバ情報が生成し
    た前記プロパティ情報を、自動的に読み込んで前記クラ
    イアント装置に配信することを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記セットアップ指示は、シンプル・オ
    ブジェクト・アクセス・プロトコルによって実現されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記送信制御手段は、前記情報処理装置
    におけるセットアップ指示に応答して前記プロパティ情
    報を送信する処理を制御することを特徴とする請求項2
    に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記送信制御手段は、前記ドライバ情
    報と共に、前記クライアント装置に前記プロパティ情報
    を送信する処理を制御することを特徴とする情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記送信制御手段は、前記クライアン
    ト装置からのプロパティ情報の送信要求に応答して、前
    記プロパティ情報を送信する処理を制御することを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 クライアント装置と通信する情報処理
    装置における方法において、 ドライバ情報をインストールするクライアント装置を認
    識する認識工程と、 前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
    待つことなく、ドライバ情報を送信する処理を制御する
    送信制御工程とを有し、 前記送信制御工程は、前記ドライバ情報のプロパティ情
    報を送信する処理をさらに制御することを特徴とする情
    報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記送信制御工程は、前記ドライバ情
    報のセットアップ指示を配信する処理をさらに制御する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記セットアップ指示は、前記クライ
    アント装置が前記プロパティ情報をOSに登録するよう
    前記クライアント装置を制御するためのセットアップ指
    示を含むものであることを特徴とする請求項13に記載
    の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 前記セットアップ指示は、前記ドライ
    バ情報が前記プロパティ情報を読み込むように前記ドラ
    イバ情報を制御する指示を含むことを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記プロパティ情報をOSに登録され
    る印刷装置ごとに管理する管理工程をさらに含み、 前記配信制御工程は、前記印刷装置に対応するプロパテ
    ィ情報を配信する処理を制御することを特徴とする請求
    項12に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記送信制御工程は、前記プロパティ
    情報を前記情報処理装置におけるドライバ設定開始の指
    示の入力に応答して配信する処理を制御することを特徴
    とする請求項12に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記情報処理装置は、前記情報処理装
    置内において前記情報処理装置内のドライバ情報が生成
    した前記プロパティ情報を、自動的に読み込んで前記ク
    ライアント装置に配信することを特徴とする請求項12
    に記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記セットアップ指示は、シンプル・
    オブジェクト・アクセス・プロトコルによって実現され
    ていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】 前記送信制御工程は、前記情報処理装
    置におけるセットアップ指示に応答して前記プロパティ
    情報を送信する処理を制御することを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記送信制御工程は、前記ドライバ情
    報と共に、前記クライアント装置に前記プロパティ情報
    を送信する処理を制御することを特徴とする請求項12
    に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記送信制御工程は、前記クライアン
    ト装置からのプロパティ情報の送信要求に応答して、前
    記プロパティ情報を送信する処理を制御することを特徴
    とする請求項12に記載の情報処理方法。
  23. 【請求項23】 クライアント装置と通信する情報処理
    装置において実行される制御プログラムにおいて、 ドライバ情報をインストールするクライアント装置を認
    識する認識工程と、 前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
    待つことなく、ドライバ情報、並びに、前記ドライバ情
    報のセットアップ指示を配信する処理を制御する送信制
    御工程とを前記情報処理装置に実行させ、 前記送信制御工程では、さらに前記ドライバ情報のプロ
    パティ情報を送信する処理を制御するよう前記情報処理
    装置を実行することを特徴とする制御プログラム。
  24. 【請求項24】 前記送信制御工程は、前記ドライバ情
    報のセットアップ指示を配信する処理をさらに制御する
    よう前記情報処理装置を制御するよう前記情報処理装置
    を実行することを特徴とする請求項23に記載の制御プ
    ログラム。
  25. 【請求項25】 前記セットアップ指示は、前記クライ
    アント装置が前記プロパティ情報をOSに登録するよう
    前記クライアント装置を制御するためのセットアップ指
    示を含むものであることを特徴とする請求項24に記載
    の制御プログラム。
  26. 【請求項26】 前記セットアップ指示は、前記ドライ
    バ情報が前記プロパティ情報を読み込むように前記ドラ
    イバ情報を制御する指示を含むことを特徴とする請求項
    24に記載の制御プログラム。
  27. 【請求項27】 前記プロパティ情報をOSに登録され
    る印刷装置ごとに管理する管理工程をさらに前記情報処
    理装置に実行させ、 前記配信制御工程は、前記印刷装置に対応するプロパテ
    ィ情報を配信する処理を制御するよう前記情報処理装置
    を実行することを特徴とする請求項23に記載の制御プ
    ログラム。
  28. 【請求項28】 前記送信制御工程は、前記プロパティ
    情報を前記情報処理装置におけるドライバ設定開始の指
    示の入力に応答して配信する処理を制御するよう前記情
    報処理装置を実行することを特徴とする請求項23に記
    載の制御プログラム。
  29. 【請求項29】 前記情報処理装置は、前記情報処理装
    置内において前記情報処理装置内のドライバ情報が生成
    した前記プロパティ情報を、自動的に読み込んで前記ク
    ライアント装置に配信するよう前記情報処理装置を実行
    することを特徴とする請求項23に記載の制御プログラ
    ム。
  30. 【請求項30】 前記セットアップ指示は、シンプル・
    オブジェクト・アクセス・プロトコルによって実現され
    ていることを特徴とする請求項24に記載の制御プログ
    ラム。
  31. 【請求項31】 前記送信制御工程は、前記情報処理装
    置におけるセットアップ指示に応答して前記プロパティ
    情報を送信する処理を制御するよう前記情報処理装置を
    実行することを特徴とする請求項24に記載の情報処理
    制御プログラム。
  32. 【請求項32】 前記送信制御工程は、前記ドライバ情
    報と共に、前記クライアント装置に前記プロパティ情報
    を送信する処理を制御するよう前記情報処理装置を実行
    することを特徴とする請求項23に記載の制御プログラ
    ム。
  33. 【請求項33】 前記送信制御工程は、前記クライアン
    ト装置からのプロパティ情報の送信要求に応答して、前
    記プロパティ情報を送信する処理を制御するよう前記情
    報処理装置を実行することを特徴とする請求項23に記
    載の制御プログラム。
  34. 【請求項34】 クライアント装置とサーバ装置を含む
    ネットワークシステムにおいて、 ドライバ情報をインストールするクライアント装置を認
    識する認識手段と、 前記クライアント装置からのドライバ情報の送信要求を
    待つことなく、ドライバ情報を送信する送信処理を制御
    する送信制御手段とを有し、 前記送信制御手段は、前記ドライバ情報のプロパティ情
    報を送信する処理をさらに制御し、 前記送信処理において送信されたセットアップ指示に基
    づいて、ドライバ情報並びにプロパティ情報を前記クラ
    イアント装置に入力する入力手段を有するネットワーク
    システム。
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