JP2003157144A - 文字入力装置、文字入力方法、文字入力プログラム格納媒体及び文字入力プログラム - Google Patents

文字入力装置、文字入力方法、文字入力プログラム格納媒体及び文字入力プログラム

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JP2003157144A
JP2003157144A JP2001355333A JP2001355333A JP2003157144A JP 2003157144 A JP2003157144 A JP 2003157144A JP 2001355333 A JP2001355333 A JP 2001355333A JP 2001355333 A JP2001355333 A JP 2001355333A JP 2003157144 A JP2003157144 A JP 2003157144A
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Japan
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character
input
key
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Takashi Saito
隆 斎藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、文字を格段的に入力し易くする。 【解決手段】本発明は、表示部3にひらがな入力画面4
0を表示し、CPU30がタッチパネル13及びタッチ
パネル33を介して表示部3の表示面に対するスタイラ
スペン6の接触状態を検出し、その検出結果に基づいて
ひらがな入力画面40のひらがな入力キー41乃至50
と対向するタッチパネル13の所定領域にスタイラスペ
ン6が一点で接触したとき当該ひらかな入力キー41乃
至50に割り当てた所定文字を入力し、ひらがな入力キ
ー41乃至50と対向するタッチパネル13の所定領域
にスタイラスペン6が接触したまま移動したとき異なる
文字を入力することにより、ひらがな入力キー41乃至
50に対する格段的に簡単な選択操作を実行して多数の
文字を容易に入力することができ、かくして文字を格段
的に入力し易くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字入力装置、文字
入力方法、文字入力プログラム格納媒体及び文字入力プ
ログラムに関し、例えばPDA(Personal Digital Ass
istance )に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PDAは、スケジュール管理や、
住所録、メモ帳等としての機能を基本機能とし、スケジ
ュールや住所、メモ等の各種情報を多量に入力して記憶
し得ると共に、小型軽量化の傾向に伴い携帯性にも優れ
ていることにより広く普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
のPDAにおいては、例えば、文字の手書入力方式が適
用され、専用のスタイラスペンを用いて表示面上で順次
文字を書いて入力することにより、この結果として複数
の文字列でなる各種情報を入力し得るようになされてい
る。
【0004】ところが、かかるPDAにおいては、紙面
に文字を書く場合と同様に表示面上に1文字ずつ書く必
要があり、文字を容易には入力し難い問題があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、文字を格段的に入力し易くし得る文字入力装置、文
字入力方法、文字入力プログラム格納媒体及び文字入力
プログラムを提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、表示手段に少なくとも2個の異な
る文字を割り当てた文字入力キーを有する文字選択入力
画面を表示した状態で、接触状態検出手段が表示手段の
表示面に対する所定の指示子の接触状態を検出し、文字
入力手段が当該接触状態検出手段の検出結果に基づい
て、文字選択入力画面の文字入力キーと対向する表示面
の所定領域に指示子が一点で接触したとき、文字入力キ
ーに割り当てた所定文字を入力し、文字選択入力画面の
文字入力キーと対向する表示面の所定領域に指示子が接
触したまま移動したとき、所定文字と異なる文字入力キ
ーに割り当てた文字を入力するようにした。
【0007】従って、表示手段の表示面上で文字選択入
力画面の1個の文字入力キーに対する格段的に簡単な選
択操作を実行することにより当該文字入力キーの数以上
の文字を容易に入力することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0009】図1において、1は全体として本発明を適
用したPDAを示し、箱型の筐体2の正面2Aにタッチ
パネル構成の表示部3が設けられ、当該表示部3にスケ
ジュールや、住所録及びメモ等を表示し得ると共に、表
示部3の表示面上で各種文字や各種操作命令を入力し得
るようになされている。
【0010】また、筐体2の左側面2Bの上側には、回
動操作及び押圧操作可能な回動操作子でなる入力モード
選択ダイヤル4が当該左側面2Bからわずかに突出して
設けられている。
【0011】この入力モード選択ダイヤル4は、周側面
の所定位置に突起部4Aが設けられ、回動操作に応じて
突起部4Aを所定の方向に向け、この状態で筐体2の左
側面2Bに押し込む方向に押圧操作されると、これに応
じて表示面上で入力し得る文字の種類(ひらがな、英
字、数字)を選択し得るようになされている。
【0012】さらに、筐体2の左側面2Bの下側には、
押圧操作可能なトグルスイッチでなる入力形態切換スイ
ッチ5が設けられ、当該入力形態切換スイッチ5が押下
される毎に表示面上での文字の入力形態(選択入力及び
手書入力)を変更し得るようになされている。
【0013】これに加えて、筐体2の右側面2Cには、
表示面上で操作命令や文字を入力する際に用いるスタイ
ラスペン6を着脱自在に収納するペン収納ポケット7が
開閉自在に設けられている。
【0014】因みに、筐体2の所定位置には電源スイッ
チ(図示せず)が設けられると共に、当該筐体2の背面
には着脱自在なバッテリ(図示せず)が設けられ、電源
スイッチが押下されて起動命令が与えられると、バッテ
リから供給される電池電圧により動作し得るようになさ
れている。
【0015】ここで、図2に示すように、表示部3は、
一対の透明基板間に液晶を封入して形成された液晶ディ
スプレイ10を有し、当該液晶ディスプレイ10の一方
の透明基板側(以下、これを背面側と呼ぶ)に反射板1
1が積層配置され、かつ他方の透明基板側(以下、これ
を正面側と呼ぶ)に透明な導光板12が積層配置されて
いる。
【0016】導光板12は、液晶ディスプレイ10の正
面側と対向する射出面が平坦に形成されると共に、当該
射出面の裏面となる反射面が略鋸歯状に形成され、その
反射面の略鋸歯の傾斜角度や傾斜向き及び当該導光板1
2の全体に渡る厚み等が適宜選定されている。
【0017】そして、導光板12の長手方向に沿った一
端(以下、これを単に一端と呼ぶ)側には、図示しない
発光ダイオード等の光源(以下、これをフロントライト
と呼ぶ)が配置されている。
【0018】フロントライトは、バッテリから筐体2内
部のインバータ回路(図示せず)を介して印加される所
定レベルの電池電圧によって点灯し、この結果得られる
照明光L1を導光板12の一端面に照射する。
【0019】これにより導光板12は、一端面に照射さ
れた照明光L1を内部に取り込むと共に、反射面の内面
で拡散させながら射出面側に反射させて液晶ディスプレ
イ10の正面側の全面に渡って照射する。
【0020】従って、液晶ディスプレイ10の正面側の
全面に渡って照射された照明光L1は、当該液晶ディス
プレイ10を透過した後、反射板11の一面で反射して
再び液晶ディスプレイ10を透過して正面側から射出す
る。
【0021】このようにして表示部3は、反射型の液晶
ディスプレイ10を構築し、当該液晶ディスプレイ10
に表示した文字等の各種情報を正面側から視覚的に認識
させ得るようになされている。
【0022】これに加えて、表示部3は、導光板12の
反射面側に当該表示部3の表示面となる透明なタッチパ
ネル13が積層配置されている。
【0023】図3に示すように、タッチパネル13は、
例えば、2枚のポリエステルフィルム基板15及び16
を有し、一方のポリエステルフィルム基板15の一面に
複数の線状のY座標電極17がY座標に対応させてスト
ライプ状に設けられると共に、他方のポリエステルフィ
ルム基板16の一面に複数の線状のX座標電極18がX
座標に対応させてストライプ状に設けられている。
【0024】そして、タッチパネル13は、これら2枚
のポリエステルフィルム基板15及び16が互いの一面
同士を対向させてY座標電極17及びX座標電極18を
ほぼ直交させ、この状態でこれら2枚のポリエステルフ
ィルム基板15及び16が微細な点状のスペーサ(図示
せず)を介してわずかな間隙を有するように積層されて
形成されている。
【0025】ここで、一方のポリエステルフィルム基板
15は、各Y座標電極17の一端が複数のY座標切換器
19を介して出力用導線20に電気的に接続されると共
に、これら各Y座標電極17の他端が一括して接地用導
線21に電気的に接続されて接地されている。
【0026】また、他方のポリエステルフィルム基板1
6は、各X座標電極18の一端が複数のX座標切換器2
2を介して入力用導線23に電気的に接続されると共
に、これら各X座標電極18の他端が一括して接地用導
線24に電気的に接続されて接地されている。
【0027】さらに、タッチパネル13は、タッチパネ
ル13の表面(例えば、一方のポリエステルフィルム基
板15の他面)にスタイラスペン6(図1)の先端が接
触して押圧されたとき、2枚のポリエステルフィルム基
板15及び16がそれぞれ押圧位置のみを変形させる可
撓性を有することにより、対向するY座標電極17及び
X座標電極18のうち押圧位置において対向するY座標
電極17及びX座標電極18同士のみが接触して導通す
る。
【0028】これによりタッチパネル13は、押圧に応
じて導通した一対のY座標電極17及びX座標電極18
を検出すれば、当該検出したY座標電極17及びX座標
電極18同士の導通した交点位置に応じてスタイラスペ
ン6による押圧位置の座標を検出し得るようになされて
いる。
【0029】次いで、PDA1の回路構成について図4
を用いて説明する。PDA1は、当該PDA1全体を統
括的に制御するCPU(Central Processing Unit )3
0にROM(Read Only Memory)31、RAM(Random
Access Memory)32、パネルドライバ33、ディスプ
レイドライバ34、操作部コントローラ35がそれぞれ
データライン及びコントロールラインを介して接続され
ている。
【0030】この場合、CPU30は、ROM31に予
め格納されているOS(OperatingSystem)や文字入力
プログラム等の各種プログラムを適宜読み出してRAM
32上で展開することにより、これら各種プログラムに
従ってコントロールラインを介して各回路ブロックを制
御する。
【0031】すなわち、CPU30は、パネルドライバ
33を介して例えばタッチパネル13の入力用導線23
に所定の電圧を印加しながらX座標切換器22及びY座
標切換器19を動作させて入力用導線23に全てのX座
標電極18を電気的に接続した状態で出力用導線20に
各Y座標電極17を順番に電気的に接続した後、出力用
導線20に全てのY座標電極17を電気的に接続した状
態で入力用導線23に各X座標電極18を順番に電気的
に接続し、この接続の切り換えを順次繰り返す。
【0032】この状態でパネルドライバ33は、タッチ
パネル13に対するスタイラスペン6(図1)の押圧に
応じて一対のY座標電極17及びX座標電極18が導通
することにより出力用導線20から出力された電圧を検
出すると、当該検出した電圧を増幅した後、アナログデ
ジタル変換し、得られた検出データD1をCPU30に
送出する。
【0033】CPU30は、パネルドライバ33から検
出データD1が与えられたタイミングで、導通したY座
標電極17及びX座標電極18と共に当該Y座標電極1
7及びX座標電極18に割り当てているY座標及びX座
標を検出し、この結果、タッチパネル13に対する押圧
位置の座標(すなわち、Y座標電極17及びX座標電極
18同士の導通した交点位置の座標)を検出する。
【0034】ここで、ROM31には、タッチパネル1
3の表面(すなわち、表示部3の表示面)内の座標と、
液晶ディスプレイ10に表示する各種画面の各種操作キ
ーとを対応付けたデータテーブルが予め格納されてい
る。
【0035】従って、CPU30は、タッチパネル13
における押圧位置の座標を検出すると、ROM31内の
データテーブルを検索してタッチパネル13の押圧位置
の座標に対応する操作キーを認識して当該認識した操作
キーが画面上で選択されたと判断し、当該選択された操
作キーに応じた処理を実行する。
【0036】これによりCPU30は、ディスプレイド
ライバ34を介して液晶ディスプレイ10にスケジュー
ル、住所録、メモ等の各種情報や文字入力画面等を表示
すると共に、当該文字入力画面上で文字を入力させ得る
ようになされている。
【0037】ところで、図5に示すように、入力モード
選択ダイヤル4は、筐体2の左側面2Bに対して突起部
4Aの突出方向をほぼ垂直にして押圧操作されると、ひ
らがな入力モードを選択し得るようになされている。
【0038】そして、CPU30は、入力モード選択ダ
イヤル4でひらがな入力モードが選択されることにより
当該入力モード選択ダイヤル4及び入力形態切換スイッ
チ5でなる操作部37から操作部コントローラ35を介
してひらがな入力モード選択命令が与えられると、RO
M31に予め格納しているひらがな入力画面データD2
を読み出す。
【0039】そして、CPU30は、ROM31から読
み出したひらがな入力画面データD2をディスプレイド
ライバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出するこ
とにより当該液晶ディスプレイ10にひらがな入力画面
データD2に基づく図6に示すひらがな入力画面40を
表示する。
【0040】この場合、ひらがな入力画面40は、下側
から上側に渡って文字入力用の文字選択入力領域40A
と、各種操作キーが設けられた操作命令入力領域40B
と、入力された文字を文字列等として表示する文字表示
領域40Cとが順番に設けられて構成されている。
【0041】文字選択入力領域40Aには、操作キーと
して、ひらがなの50音の文字のうち母音を描画した10個
のひらがな入力キー41乃至50が列設されている。
【0042】また、操作命令入力領域40Bには、各種
操作キーとして、入力可能な文字の種類をひらがな及び
カタカナに切り換える仮名モード選択キー52と、入力
可能な文字の種類を和字(ひらがな)及び英字(ローマ
字)に切り換える和英モード選択キー53と、入力した
ひらがな又はカタカナを漢字やカタカナ又はひらがなで
なる変換文字に変換する変換キー54と、入力した文字
や変換した文字を確定する決定キー55と、入力した文
字を文字表示領域40Cから消去する取消キー56と、
入力したひらがな及びカタカナを濁音、促音、破裂音に
順番に変換するバリエーションキー57が列設されてい
る。
【0043】さらに、操作命令入力領域40Bには、各
種操作キーの右側に入力可能な文字の種類を表すモード
表示エリア58が設けられ、当該モード表示エリア58
には、入力可能な文字がひらがなであることを表すひら
がなの「あ」の文字が表示されている。
【0044】そして、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることによりひらがな入
力画面40上で文字選択入力領域40A内のひらがな入
力キー41乃至50が選択されると、当該選択されたひ
らがな入力キー41乃至50に割り当てているひらがな
の画像データD4を生成する。
【0045】これによりCPU30は、画像データD4
をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレイ
10に送出し、当該液晶ディスプレイ10においてひら
がな入力画面40の文字表示領域40C内に選択された
ひらがなを表示する。
【0046】このようにしてCPU30は、ひらがなの
入力の合間に、スタイラスペン6でタッチパネル13が
押圧されることにより操作命令入力領域40B内の変換
キー54が選択されると、この時点で確定していない1
文字又は文字列に対応する変換文字の画像データD5を
生成する。
【0047】これによりCPU30は、画像データD5
をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレイ
10に送出し、当該液晶ディスプレイ10においてひら
がな入力画面40の文字表示領域40C内で変換の指示
された1文字又は文字列を変換文字に変換して表示す
る。
【0048】因みに、CPU30は、ひらがな入力画面
40の文字表示領域40C内で1文字又は文字列を変換
文字に変換した後、再びスタイラスペン6でタッチパネ
ル13が押圧されることにより操作命令入力領域40B
内の変換キー54が選択されると、当該1文字又は文字
列に対応する他の変換文字の画像データD5を生成す
る。
【0049】そして、CPU30は、その画像データD
5をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレ
イ10に送出し、当該液晶ディスプレイ10においてひ
らがな入力画面40の文字表示領域40C内で再び変換
の指定された1文字又は文字列の変換文字を他の変換文
字に変換して表示する。
【0050】このようにしてCPU30は、1文字又は
文字列の確定前にスタイラスペン6でタッチパネル13
が押圧されることにより操作命令入力領域40B内の決
定キー55が順次選択されると、これに応じて当該1文
字又は文字列に対応する変換文字を順次切り換えて表示
して所望の変換文字を選択させ得るようになされてい
る。
【0051】また、CPU30は、スタイラスペン6で
タッチパネル13が押圧されることにより操作命令入力
領域40B内の取消キー56が選択されると、この時点
で確定していない1文字又は文字列(又は変換文字)を
文字表示領域40Cから消去する。
【0052】さらに、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより操作命令入
力領域40B内のバリエーションキー57が選択される
と、この時点で確定していない1文字を濁音にした画像
データD6を生成する。
【0053】そして、CPU30は、画像データD6を
ディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレイ1
0に送出することにより当該液晶ディスプレイ10にお
いてひらがな入力画面40の文字表示領域40C内で指
定された1文字を濁音の文字に変換して表示する。
【0054】因みに、CPU30は、ひらがな入力画面
40の文字表示領域40C内で1文字を濁音の文字に変
換した後、再びスタイラスペン6でタッチパネル13が
押圧されることにより操作命令入力領域40B内のバリ
エーションキー57が選択されると、当該1文字を促音
にした画像データD6を生成する。
【0055】そして、CPU30は、その画像データD
6をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレ
イ10に送出し、当該液晶ディスプレイ10においてひ
らがな入力画面40の文字表示領域40C内で指定され
た1文字を濁音から促音に変換して表示する。
【0056】このようにしてCPU30は、1文字の確
定前にスタイラスペン6でタッチパネル13が押圧され
ることにより操作命令入力領域40B内のバリエーショ
ンキー57が順次選択されると、これに応じて当該1文
字を濁音、促音及び破裂音に順次切り換えて表示して所
望の文字を選択させ得るようになされている。
【0057】さらに、CPU30は、ひらがなの入力途
中にスタイラスペン6でタッチパネル13が押圧される
ことにより操作命令入力領域40B内の仮名モード変換
キー52の右側が選択されると、ROM31に予め格納
しているカタカナ入力画面データD10を読み出す。
【0058】そして、CPU30は、ROM31から読
み出したカタカナ入力画面データD10をディスプレイ
ドライバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出する
ことにより当該液晶ディスプレイ10にひらがな入力画
面40に代えてカタカナ入力画面データD10に基づく
図7に示すひらがな入力画面60を表示する。
【0059】この場合、カタカナ入力画面60は、下側
から上側に渡って文字選択入力領域60Aと、操作命令
入力領域60Bと、文字表示領域60Cとが順番に設け
られて構成されている。
【0060】文字選択入力領域60Aには、操作キーと
して、カタカナの50音の文字のうち母音を描画した10個
のカタカナ入力キー61乃至70が列設されている。
【0061】また、操作命令入力領域50Bは、ひらが
な入力画面40の操作命令入力領域40Bと同様に構成
されているものの、モード表示エリア58に入力可能な
文字がカタカナであることを表すカタカナの「ア」の文
字が表示されている。
【0062】さらに、文字表示領域60Cには、ひらが
な入力画面40の文字表示領域40C内に表示していた
文字がそのまま表示される。
【0063】そして、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることによりカタカナ入
力画面60上で文字選択入力領域60A内のカタカナ入
力キー61乃至70が選択されると、当該選択されたカ
タカナ入力キー61乃至70に割り当てているカタカナ
の画像データD11を生成する。
【0064】これによりCPU30は、画像データD1
1をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレ
イ10に送出し、当該液晶ディスプレイ10においてカ
タカナ入力画面60の文字表示領域60C内に選択され
たカタカナを表示する。
【0065】因みに、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより操作命令入
力領域40B内の変換キー54、決定キー55、取消キ
ー56、バリエーションキー57が選択されると、図6
について上述したひらがなの入力時と同様の処理を実行
する。
【0066】また、CPU30は、カタカナの入力途中
にスタイラスペン6でタッチパネル13が押圧されるこ
とにより操作命令入力領域40B内の和英モード選択キ
ー53の右側が選択されると、ROM31に予め格納し
ている英字入力画面データD12を読み出す。
【0067】そして、CPU30は、ROM31から読
み出した英字入力画面データD12をディスプレイドラ
イバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出すること
により当該液晶ディスプレイ10にカタカナ入力画面6
0に代えて英字入力画面データD12に基づく図8に示
す英字入力画面75を表示する。
【0068】この場合、英字入力画面75は、下側から
上側に渡って文字選択入力領域75Aと、操作命令入力
領域75Bと、文字表示領域75Cとが順番に設けられ
て構成されている。
【0069】文字選択入力領域75Aには、操作キーと
して、例えば入力頻度の比較的高い8個のローマ字を描
画した英字入力キー76乃至83と、記号入力キー84
と、小文字変換キー85とが列設されている。
【0070】また、操作命令入力領域75Bは、ひらが
な入力画面40の操作命令入力領域40Bと同様に構成
されているものの、モード表示エリア58には初期状態
において入力可能な文字がローマ字の大文字であること
を表すローマ字の「A」の文字が表示されている。
【0071】さらに、文字表示領域60Cには、カタカ
ナ入力画面60の文字表示領域60C内に表示していた
文字がそのまま表示される。
【0072】そして、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより英字入力画
面75上で文字選択入力領域75A内の英字入力キー7
6乃至83が選択されると、当該選択された英字入力キ
ー76乃至83に割り当てているローマ字の大文字の画
像データD13を生成する。
【0073】これによりCPU30は、その画像データ
D13をディスプレイドライバ34を介して液晶ディス
プレイ10に送出し、当該液晶ディスプレイ10におい
て英字入力画面75の文字表示領域75C内に選択され
たローマ字の大文字を表示する。
【0074】また、CPU30は、スタイラスペン6で
タッチパネル13が押圧されることにより英字入力画面
75上で文字選択入力領域内の小文字変換キー85が選
択されると、当該選択された小文字変換キー85に応じ
て入力可能なローマ字を小文字に変更すると共に、この
とき操作命令入力領域75B内のモード表示エリア58
に入力可能な文字が小文字であることを表すローマ字の
「a」の文字と上矢印とを合わせて表示する。
【0075】これによりCPU30は、モード表示エリ
ア58において、小文字の「a」のみならずに上矢印を
表示する分、入力可能なローマ字が小文字であることを
視覚的に容易に認識させ得るようになされている。
【0076】さらに、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより英字入力画
面75上で文字選択入力領域75A内の記号入力キー8
4が選択されると、ROM31に予め格納している記号
入力子画面データD14を読み出す。
【0077】そして、CPU30は、ROM31から読
み出した記号入力子画面データD14をディスプレイド
ライバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出するこ
とにより、図9に示すように英字入力画面75の右上に
記号子画面データD14に基づく記号入力用子画面87
を重ねて表示する。
【0078】これによりCPU30は、スタイラスペン
6でタッチパネル13が押圧されることにより記号入力
用子画面87内のいずれかの記号が選択されると、当該
選択された記号の画像データD15を生成してディスプ
レイドライバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出
し、かくして液晶ディスプレイ10において英字入力画
面75の文字表示領域75C内に選択された記号を表示
する。
【0079】因みに、CPU30は、英字入力画面75
に記号入力用子画面87を表示した状態で再び記号入力
キー84が選択されると、当該英字入力画面75上から
記号入力子画面87を消去する。
【0080】また、CPU30は、スタイラスペン6で
タッチパネル13が押圧されることにより操作命令入力
領域75B内の決定キー55及び取消キー56が選択さ
れると、図6について上述したひらがなの入力時と同様
の処理を実行する。
【0081】しかしながら、CPU30は、スタイラス
ペン6でタッチパネル13が押圧されることにより操作
命令入力領域75B内の変換キー54及びバリエーショ
ンキー57が選択されると、ローマ字に対しては、文字
の変換や濁音、促音、破裂音という概念が存在しないた
め、これら変換キー54及びバリエーションキー57の
選択を受け付けないようになされている。
【0082】このようにしてCPU30は、液晶ディス
プレイ10にひらがな入力画面40、カタカナ入力画面
60及び英字入力画面75のいずれを表示している場合
でも、スタイラスペン6でタッチパネル13が押圧され
ることにより、操作命令入力領域40B、60B及び7
5B内の仮名モード選択キー52の右側及び左側、和英
モード選択キー53の右側及び左側が選択されると、当
該液晶ディスプレイ10に対応するひらがな入力画面4
0、カタカナ入力画面60及び英字入力画面75を表示
する。
【0083】なお、CPU30は、カタカナ入力画面6
0及び英字入力画面75において操作命令入力領域60
B及び75B内の和英モード選択キー53の左側が選択
されると、液晶ディスプレイ10にひらがな入力画面4
0を表示する。
【0084】また、CPU30は、文字表示領域40
C、60C及び75Cに表示している文字を確定した
後、引き続きスタイラスペン6でタッチパネル13が押
圧されることにより操作命令入力領域40B、60B及
び75B内の決定キー55が選択されると、文字の入力
を全て終了するようになされている。
【0085】ところで、図10に示すように、入力モー
ド選択ダイヤル4は、筐体2の左側面2Bに対して突起
部4Aの突出方向を左斜め上方向にして押圧操作される
と、英字入力モードを選択し得るようになされている。
【0086】従って、CPU30は、入力モード選択ダ
イヤル4で英字入力モードが選択されることにより操作
部37から操作部コントローラ35を介して英字入力モ
ード選択命令が与えられると、ROM31から英字入力
画面データD12を読み出す。
【0087】そして、CPU30は、英字入力画面デー
タD12をディスプレイドライバ34を介して液晶ディ
スプレイ10に送出することにより図8について上述し
た場合と同様に液晶ディスプレイ10に英字入力画面7
5を表示する。
【0088】また、図11に示すように、入力モード選
択ダイヤル4は、筐体2の左側面2Bに対して突起部4
Aの突出方向を左斜め下方向にして押圧操作されると、
数字入力モードを選択し得るようになされている。
【0089】従って、CPU30は、入力モード選択ダ
イヤル4で数字入力モードが選択されることにより操作
部37から操作部コントローラ35を介して数字入力モ
ード選択命令が与えられると、ROM31から予め格納
されている数字入力画面データD16を読み出す。
【0090】そして、CPU30は、ROM31から読
み出した数字入力画面データD16をディスプレイドラ
イバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出すること
により当該液晶ディスプレイ10に数字入力画面データ
D16に基づいて図12に示す数字入力画面90を表示
する。
【0091】この場合、数字入力画面90は、下側から
上側に渡って文字選択入力領域90Aと、操作命令入力
領域90Bと、文字表示領域90Cとが順番に設けられ
て構成されている。
【0092】文字選択入力領域90Aには、操作キーと
して、「1」乃至「9」及び「0」のアラビア数字を描
画した10個の数字入力キー91乃至100が列設されて
いる。
【0093】また、操作命令入力領域90Bは、ひらが
な入力画面40の操作命令入力領域40Bと同様に構成
されているものの、モード表示エリア58には入力可能
な文字が数字であることを表すアラビア数字の「1」が
表示されている。
【0094】そして、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより数字入力画
面90上で文字選択入力領域90A内の数字入力キー9
0乃至100が選択されると、当該選択された数字入力
キー91乃至100に割り当てている(すなわち描画し
ている)アラビア数字の画像データD17を生成する。
【0095】これによりCPU30は、画像データD1
7をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプレ
イ10に送出し、当該液晶ディスプレイ10において数
字入力画面90の文字表示領域90C内に選択されたア
ラビア数字を表示する。
【0096】また、CPU30は、スタイラスペン6で
タッチパネル13が押圧されることにより操作命令入力
領域90B内の変換キー54が選択されると、この時点
で確定していない1個又は複数個のアラビア数字を漢数
字又はローマ数字等で表す画像データD18を生成し、
当該生成した画像データD18をディスプレイドライバ
34を介して液晶ディスプレイ10に送出する。
【0097】これによりCPU30は、数字入力画面9
0の文字表示領域90C内で変換の指示された1個又は
複数個のアラビア数字を漢数字又はローマ数字等に変換
して表示する。
【0098】さらに、CPU30は、スタイラスペン6
でタッチパネル13が押圧されることにより操作命令入
力領域90B内の決定キー55及び取消キー56が選択
されると、図6について上述したひらがなの入力時と同
様の処理を実行する。
【0099】しかしながら、CPU30は、スタイラス
ペン6でタッチパネル13が押圧されることにより操作
命令入力領域90B内のバリエーションキー57が選択
されると、数字に対しては濁音、促音、破裂音という概
念が存在しないため、当該バリエーションキー57の選
択を受け付けないようになされている。
【0100】因みに、CPU30は、数字入力画面90
において操作命令入力領域90B内の仮名モード選択キ
ー52及び和英モード選択キー53が選択されると、こ
れに応じて液晶ディスプレイ10にひらがな入力画面4
0、カタカナ入力画面60、英字入力画面75を表示す
る。
【0101】また、CPU30は、文字表示領域90C
に表示しているアラビア数字を確定した後、引き続きス
タイラスペン6でタッチパネル13が押圧されることに
より操作命令入力領域90B内の決定キー55が選択さ
れると、文字の入力を全て終了する。
【0102】これに加えて、図13に示すように、CP
U30は、入力形態切換スイッチ5が押圧操作されるこ
とにより操作部37から操作部コントローラ35を介し
て手書入力を指定する入力形態変更命令が与えられる
と、ROM31に予め格納されている手書入力画面デー
タD18を読み出す。
【0103】そして、CPU30は、ROM31から読
み出した手書入力画面データD18をディスプレイドラ
イバ34を介して液晶ディスプレイ10に送出すること
により当該液晶ディスプレイ10に手書入力画面データ
D18に基づいて図13に示す手書入力画面105を表
示する。
【0104】この場合、手書入力画面105は、下側か
ら上側に渡って文字手書入力領域015Aと、操作命令
入力領域105Bと、文字表示領域105Cとが順番に
設けられて構成されている。
【0105】文字手書入力領域105Aには、英字入力
エリア106と、数字入力エリア107とが併設されて
いる。
【0106】また、操作命令入力領域105Bは、ひら
がな入力画面40の操作命令入力領域40Bと同様に構
成されているものの、モード表示エリア58には初期状
態で入力可能な手書文字がローマ字及び数字であること
を表すローマ字及びアラビア数字の「A.1」が表示さ
れている。
【0107】CPU30は、タッチパネル13におい
て、文字手書入力領域105Aの英字入力エリア106
と対向する領域内をスタイラスペン6が押圧したままで
移動すると、このときパネルドライバ33から与えられ
る検出データD1に基づいてスタイラスペイ6の移動軌
跡を順次更新する画像データD19を生成する。
【0108】そして、CPU30は、その画像データD
19をディスプレイドライバ34を介して液晶ディスプ
レイ10に送出することにより手書入力画面105にお
いて文字手書入力領域105Aの英字入力エリア106
内にスタイラスペン6の移動に追従してその移動軌跡を
表す線画を表示する。
【0109】これによりCPU30は、あたかも紙面に
実際にローマ字を手で書いているように英字入力エリア
106内にスタイラスペン6の移動軌跡に応じてユーザ
の筆跡通りのローマ字を描画し得るようになされてい
る。
【0110】この状態でCPU30は、スタイラスペン
6でタッチパネル13が押圧されて操作命令入力領域9
0B内の決定キー54が選択されると、当該英字入力エ
リア106内のローマ字の描画が終了したと判断し、そ
の手書きのローマ字をROM31に予め格納している文
字認識プログラムに従って認識する。
【0111】この結果、CPU30は、認識したローマ
字の画像データD20を生成し、当該生成した画像デー
タD20をディスプレイドライバ34を介して液晶ディ
スプレイ10に送出することにより手書入力画面105
の文字表示領域105Cに手書入力されたローマ字を表
示する。
【0112】このようにしてCPU30は、英字入力エ
リア106で入力される手書きのローマ字を順次文字表
示領域105Cに表示し得るようになされている。
【0113】因みに、CPU30は、手書入力画面10
5の文字表示領域105Cにローマ字を表示した状態
で、スタイラスペン6でタッチパネル13が押圧される
ことにより操作命令入力領域75B内の決定キー55及
び取消キー56が選択されると、図6について上述した
ひらがなの入力時と同様の処理を実行する。
【0114】しかしながら、CPU30は、スタイラス
ペン6でタッチパネル13が押圧されることにより操作
命令入力領域75B内の変換キー54及びバリエーショ
ンキー57が選択されると、ローマ字に対しては文字の
変換や濁音、促音、破裂音という概念が存在しないた
め、これら変換キー54及びバリエーションキー57の
選択を受け付けないようになされている。
【0115】また、CPU30は、タッチパネル13に
おいて、英字入力エリア106と対向する領域内をスタ
イラスペン6が押圧したまま上方向に移動すると、入力
可能なローマ字を大文字から小文字に変更し、操作命令
入力領域105Bのモード表示エリア58内に大文字の
ローマ字「A」に代えて小文字のローマ字「a」を表示
すると共に上矢印を表示する。
【0116】なお、CPU30は、入力可能なローマ字
を大文字から小文字に変更した後、再びタッチパネル1
3において、英字入力エリア106と対向する領域内を
スタイラスペン6が押圧したまま上方向に移動すると、
入力可能なローマ字を小文字から大文字に変更し、操作
命令入力領域105Bのモード表示エリア58内に小文
字のローマ字「a」に代えて大文字のローマ字「A」を
表示すると共に上矢印を消去する。
【0117】また、CPU30は、手書入力画面105
の数字入力エリア107によるアラビア数字の手書入力
についてもローマ字の手書入力の場合と同様に処理す
る。
【0118】ただし、CPU30は、手書入力画面10
5の文字表示領域105Cにアラビア数字を表示した状
態において、スタイラスペン6でタッチパネル13が押
圧されることにより操作命令入力領域90B内の決定キ
ー55及び取消キー56が選択されると、図6について
上述したひらがなの入力時と同様の処理を実行するもの
の、バリエーションキー57が選択されると、その選択
を受け付けないようになされている。
【0119】さらに、CPU30は、文字表示領域10
5Cに表示している文字を確定した後、引き続きスタイ
ラスペン6でタッチパネル13が押圧されることにより
操作命令入力領域105B内の決定キー55が選択され
ると、文字の入力を全て終了する。
【0120】なお、CPU30は、液晶ディスプレイ1
0にひらがな入力画面40、カタカナ入力画面60、英
字入力画面75、数字入力画面90及び手書入力画面1
05(以下、これらをまとめて文字入力画面と呼ぶ)の
いずれかを表示しているときには、モード選択ダイヤル
4、入力形態切換スイッチ5の操作及び操作命令入力領
域40B、60B、75B、90B及び105B内の和
英モード選択キー53の選択を受け付けることにより文
字の入力途中でも異なる文字入力画面を表示して種類の
異なる文字を追加して入力し得るようになされている。
【0121】ところで、CPU30は、スタイラスペン
6でタッチパネル13の一点が押圧されることにより例
えば、ひらがな入力画面40上で文字選択入力領域40
A内のひらがな入力キー41乃至50が選択されると、
当該選択されたひらがな入力キー41乃至50に割り当
てている(すなわち描画している)母音を入力する。
【0122】これに加えて、図14に示すように、CP
U30は、文字選択入力領域40A内の各ひらがな入力
キー41乃至50にそれぞれ母音と共にこれに続く
「あ」行乃至「わ」行の4個又は2個の子音を視覚的に
見せずに隠れ文字として割り当てている。
【0123】そして、CPU30は、タッチパネル13
において、例えばひらがなの「あ」を割り当てたひらが
な入力キー41と対向する領域内のほぼ中心をスタイラ
スペン6で押圧したまま右方向に移動した後に離される
と、「あ」行の子音としてひらがなの「い」を入力す
る。
【0124】また、CPU30は、タッチパネル13に
おいて、ひらがなの「あ」を割り当てたひらがな入力キ
ー41と対向する領域内のほぼ中心をスタイラスペン6
で押圧したまま上方向、左方向及び下方向に移動した後
に離されると、それぞれ「あ」行の子音としてひらがな
の「う」、「え」及び「お」を入力する。
【0125】同様に、図15(A)乃至(G)に示すよ
うに、CPU30は、ひらがなの「か」、「さ」、
「た」、「な」、「は」、「ま」、「ら」を割り当てた
ひらがなキー42乃至47及び49についてもタッチパ
ネル13の表面をスタイラスペン6が移動した方向に応
じて当該「か」行、「さ」行、「た」行、「な」行、
「は」行、「ま」行、「ら」行の4個の子音をそれぞれ
入力し得るようになされている。
【0126】さらに、図16及び図17に示すように、
CPU30は、タッチパネル13において、ひらがなの
「や」及び「わ」を割り当てたひらがな入力キー48及
び50と対向する領域内のほぼ中心をスタイラスペン6
で押圧したまま右方向に移動した後に離されると、
「や」行及び「わ」行の子音としてひらがなの「ゆ」及
び「を」を入力し得ると共に、同様にそのスタイラスペ
ン6がほぼ中心から上方向に移動した後に離されると、
「や」行及び「わ」行の子音として「よ」及び「ん」を
入力し得るようになされている。
【0127】因みに、CPU30は、「や」行及び
「わ」行については、それぞれ子音が2個しか存在しな
いため、タッチパネル13において、当該母音の「や」
及び「わ」を割り当てたひらがな入力キー48及び50
と対向する領域内のほぼ中心をスタイラスペン6で押圧
したまま左方向や下方向に移動しても、その移動に応じ
た命令を受け付けないようにしている。
【0128】これによりCPU30は、ひらがな入力画
面40の文字選択入力領域40A内に比較的少ないひら
がな入力キー41乃至50を表示したまま、タッチパネ
ル13に対する一点の押圧及び押圧したままの移動とい
う簡易な選択操作で50音のひらがな全てを容易に入力し
得るようになされている。
【0129】また、CPU30は、カタカナ入力画面6
0のカタカナ入力キー61乃至70についてもひらがな
入力キー41乃至50と同様に母音及び子音を割り当て
ており、図14乃至図17について上述した操作方法と
同様の操作方法でこれら母音及び子音を入力し得るよう
になされている。
【0130】さらに、図18(A)乃至(H)に示すよ
うに、CPU30は、英字入力画面75の英字入力キー
76乃至83についてもそれぞれこれら英字入力キー7
6乃至83に描画しているローマ字と共にこれに続く3
個又は2個のローマ字を視覚的に見せずに隠れ文字とし
て割り当てている。
【0131】そして、CPU30は、タッチパネル13
において、これら英字入力キー76乃至83と対向する
領域内のほぼ中心をスタイラスペン6で押圧したまま右
方向、上方向及び又は左方向に移動した後に離される
と、当該英字入力キー76乃至83に描画しているロー
マ字に続く他のローマ字を入力し得るようになされてい
る。
【0132】ところで、ユーザが隠れ文字を選択する場
合、PDA1の小型化や、スタイラスペン6を使用する
ユーザの器用さ等により、スタイラスペン6がタッチパ
ネル13の表面を互いに直交する上下左右の方向に沿っ
て直線的に移動するとは限らない。
【0133】従って、図19に示すように、CPU30
は、隠れ文字を選択する場合、タッチパネル13の表面
をスタイラスペン6が移動すると、パネルドライバ33
から与えられる検出データD1に基づいてスタイラスペ
ン6の移動軌跡の始点P1及び終点P2の座標を検出
し、当該検出した始点P1及び終点P2の座標に基づい
てスタイラスペン6の移動方向を検出する。
【0134】この際、CPU30は、タッチパネル13
においてスタイラスペン6の移動軌跡の始点P1を原点
として、当該原点からX座標軸及びY座標軸間のほほ中
間を通る(すなわち、X座標軸及びY座標軸間を45度の
角度で分割する)仮想線LI1及びLI2を設定し、こ
れら仮想線LI1及びLI2間の90度の角度範囲をそれ
ぞれ上下左右に対する移動方向の検出範囲としている。
【0135】そして、CPU30は、スタイラスペン6
の移動方向が上下左右のいずれの検出範囲内に存在する
かを検出し、当該検出結果に応じて隠れ文字を選定す
る。
【0136】従って、CPU30は、上下左右の検出範
囲をそれぞれ比較的広い90度の角度範囲に設定すること
により、スタイラスペン6の移動軌跡が互いに直交する
上下左右(すなわち、図10に示すX座標軸及びY座標
軸)に沿った方向に対して傾いて移動したり、又は移動
軌跡が途中で曲がっても、ユーザの意図するスタイラス
ペン6の移動方向をほぼ確実に検出して、文字の入力精
度を向上させ得るようになされている。
【0137】ここで実際上、CPU30は、ひらがな、
カタカナ及び英字の入力処理時、RAM32上で展開し
ている文字入力プログラムに従って、図20に示す文字
入力処理手順RT1に開始ステップから入ってステップ
SP1に移る。
【0138】ステップSP1においてCPU30は、液
晶ディスプレイ10にひらがな入力画面40、カタカナ
入力画面60及び英字入力画面75(以下、これらをま
とめて文字選択入力画面と呼ぶ)を表示した状態でスタ
イラスペン6によりひらがな入力キー41乃至50、カ
タカナ入力キー61乃至70及び英字入力キー76乃至
83(以下、これらをまとめて文字入力キーと呼ぶ)が
選択されることを待ち受け、当該文字入力キーが選択さ
れると、ステップSP2に移る。
【0139】ステップSP2においてCPU30は、タ
ッチパネル13において、選択された文字入力キーと対
向する領域のほぼ中央が一点で押下されたか否かを判断
する。
【0140】このステップSP2において肯定結果を得
ることは、入力する文字として文字入力キーに描画して
いる文字が選択されたことを意味し、このときCPU3
0は、ステップSP3に移って当該文字入力キーに描画
している文字を文字入力画面の文字表示領域40C、6
0C及び75Cに表示してステップSP5に移る。
【0141】これに対してステップSP2において否定
結果を得ることは、タッチパネル13において、文字入
力キーと対向する領域のほぼ中央をスタイラスペン6が
押圧したまま移動することにより、文字入力キーに描画
している文字とは異なる隠れ文字が選択されたことを意
味し、このときCPU30は、ステップSP4に移る。
【0142】ステップSP4においてCPU30は、パ
ネルドライバ33から与えられる検出データD1に基づ
いて選択された文字入力キーのほぼ中央からスタイラス
ペン6が移動した方向を検出し、当該検出したスタイラ
スペン6の移動方向に応じてその選択された文字入力キ
ーに割り当てている隠れ文字を文字入力画面の文字表示
領域40C、60C及び75Cに表示してステップSP
5に移る。
【0143】ステップSP5においてCPU30は、文
字の入力が全て終了したか否かを判断し、当該文字の入
力が引き続き継続されることにより否定結果を得ると、
ステップSP1に戻り、この後、ステップSP5におい
て文字の入力の終了が指定されることにより肯定結果を
得るまでの間は、上述したステップSP1乃至ステップ
SP5の処理ループを繰り返す。
【0144】そして、CPU30は、そのステップSP
5において肯定結果を得ることにより文字の入力を全て
終了すると、続く終了ステップに移って文字入力処理手
順RT1を終了する。
【0145】以上の構成において、PDA1は、文字選
択入力画面の文字入力キーに1つの文字を描画し、当該
描画した文字と共に、他の文字も隠れ文字として割り当
てる。
【0146】そして、PDA1は、タッチパネル13に
おいて、文字入力キーと対向する領域をスタイラスペン
6が一度押圧した後に離れると、当該文字入力キーに描
画している文字を入力する。
【0147】また、PDA1は、タッチパネル13にお
いて、文字入力キーと対向する領域をスタイラスペン6
が押圧したままいずれかの方向に移動した後に離れる
と、当該文字入力キーに描画している文字とは異なり、
スタイラスペン6の移動方向に応じた隠れ文字を入力す
る。
【0148】従って、PDA1は、文字選択入力画面上
の文字入力キーに対する一点での押圧及び押圧したまま
の移動という格段的に簡単な選択操作で文字入力キーの
数以上の多数の文字を容易に入力することができる。
【0149】ところで、従来のPDAによれば、例えば
パーソナルコンピュータと同様に構成されたフルキーボ
ードを設けることによりそのフルキーボードを指で操作
して文字を入力する方法が提案されている。
【0150】しかしながら、かかる方法によれば、フル
キーボードの大きさをある程度大きくしなければ、快適
な操作性を確保することができず、この結果、PDA自
体が大きくなる。
【0151】このため、従来のPDAとして、表示部に
フルキーボード構成の文字入力画面を表示し、当該文字
入力画面上で多数の文字を一文字ずつ選択することによ
り文字の入力操作を簡易化する方法も提案されているも
のの、かかる方法によれば、文字入力画面と共に表示部
を大型化しなければ、当該文字入力画面上で良好な視認
性を確保したまま文字を入力することができない。
【0152】これに対して、本実施の形態によるPDA
1によれば、1つの文字入力キーに対する一点での押圧
及び押圧したままの移動で複数の文字を入力することが
できる分、文字選択入力画面上の文字入力キーの数を大
幅に減少させて当該文字選択入力画面と共に表示部3の
表示面を小さくすることかでき、かくしてPDA1全体
を小型化しても多数の文字の入力を容易に実現すること
ができる。
【0153】これに加えて、かかるPDA1は、文字選
択入力画面内の文字入力キーに複数の文字を割り当てる
ものの、当該文字入力キーに1文字だけ描画するように
したことにより、文字選択入力画面内の文字入力キーを
小さくしてその結果文字選択入力画面と共に表示部3の
表示面も小さくすることができ、かくしてPDA1全体
をさらに小型化することができる。
【0154】また、PDA1は、液晶ディスプレイ10
に表示する文字入力画面を当該文字入力画面上の仮名モ
ード選択キー52及び和英モード選択キー53の選択に
応じて切り換えるものの、筐体2の左側面の上側にモー
ド選択ダイヤル4を設け、液晶ディスプレイ10に表示
する文字入力画面をモード選択ダイヤル4の回動操作及
び押圧操作に応じて切り換えるようにした。
【0155】従って、例えば、右利きのユーザが右手に
スタイラスペン6を保持し、左手にPDA1を保持した
場合、当該PDA1を保持した左手の親指の腹がちょう
どモード選択ダイヤル4にかかることにより、スタイラ
スペン6を使用しなくても液晶ディスプレイ102に表
示する文字入力画面を容易に切り換えることができる。
【0156】以上の構成によれば、文字選択入力画面上
に複数の文字を割り当てた文字入力キーを設け、当該文
字入力キーに対する一点での押圧に応じていずれかの文
字を入力すると共に押圧したままの移動に応じて他の文
字を入力するようにしたことにより、文字入力キーに対
する一点での押圧及び押圧したままの移動という格段的
に簡単な選択操作で文字入力キーの数以上の多数の文字
を容易に入力することができ、かくして文字を格段的に
入力し易くし得るPDAを実現することができる。
【0157】なお、上述の実施の形態においては、タッ
チパネル13において、ひらがな入力キー41乃至5
0、カタカナ入力キー61乃至70及び英字入力キー7
6乃至83と対向する領域内のほぼ中心がスタイラスペ
ン6により押圧されたまま上下左右の方向に移動した後
に離されると、当該ひらがな入力キー41乃至50、カ
タカナ入力キー61乃至70及び英字入力キー76乃至
83に割り当てている隠れ文字を入力するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、タッチパ
ネル13において、ひらがな入力キー41乃至50、カ
タカナ入力キー61乃至70及び英字入力キー76乃至
83と対向する領域内であれば、任意の位置がスタイラ
スペン6により押圧されたまま上下左右の方向に移動し
た後に離されても当該ひらがな入力キー41乃至50、
カタカナ入力キー61乃至70及び英字入力キー76乃
至83に割り当てている隠れ文字を入力するようにして
も良い。
【0158】そして、このようにタッチパネル13にお
いて、ひらがな入力キー41乃至50、カタカナ入力キ
ー61乃至70及び英字入力キー76乃至83と対向す
る領域内の任意の位置がスタイラスペン6により押圧さ
れたまま上下左右の方向に移動した後に離されることに
より当該ひらがな入力キー41乃至50、カタカナ入力
キー61乃至70及び英字入力キー76乃至83に割り
当てている隠れ文字を入力する場合は、当該スタイラス
ペン6の移動軌跡の終点が始点で指示したひらがな入力
キー41乃至50、カタカナ入力キー61乃至70及び
英字入力キー76乃至83とは異なるひらがな入力キー
41乃至50、カタカナ入力キー61乃至70及び英字
入力キー76乃至83に達しても始点で指示したひらが
な入力キー41乃至50、カタカナ入力キー61乃至7
0及び英字入力キー76乃至83の選択のみを受け付け
るようにすれば良い。
【0159】そして、かかる入力方法によれば、PDA
1の小型化に伴いひらがな入力キー41乃至50、カタ
カナ入力キー61乃至70及び英字入力キー76乃至8
3が比較的小さくなったり、比較的不器用なユーザで
も、各種文字を容易かつ適確に入力することができる。
【0160】また、上述の実施の形態においては、図1
4乃至図18(H)について上述したように文字入力キ
ーに対して上下左右の方向にスタイラスペン6が移動す
ることにより当該文字入力キーに描画している文字とは
異なる隠れ文字を入力するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、図21(A)に示すよう
に、例えば四角形状の文字入力キー120に対して対角
線方向にスタイラスペン6が移動することによりその移
動方向に応じた隠れ文字を入力するようにしても良く、
このようにしても上述した実施の形態と同様の効果を得
ることができる。
【0161】因みに、図21(B)乃至(E)に示すよ
うに、文字入力キー121乃至124に例えばこれに描
画している文字の他に2個又は3個の隠れ文字を割り当
てている場合には、これら隠れ文字の数に応じて文字入
力キー122乃至124に対するスタイラスペン6の移
動方向の検出範囲を 360度から2又は3等分し、当該等
分した検出範囲方向にスタイラスペン6が移動したとき
に対応する隠れ文字を入力するようにしても良い。
【0162】また、図21(H)に示すように、文字入
力キー125に例えば2個の文字を描画して割り当てる
と共に、これら2個の文字とは異なる隠れ文字を割り当
て、当該文字入力キー125の右側で、描画している一
方の文字と共に矢印に示すスタイラスペン6の移動方向
に応じて隠れ文字を選択させ、文字入力キー125の左
側でも同様に描画している他方の文字と共に矢印に示す
スタイラスペン6の移動方向に応じて隠れ文字を選択さ
せるようにしても良い。
【0163】さらに、上述の実施の形態においては、R
OM31に予め文字入力プログラムを格納するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、PD
A1に文字入力プログラムをパーソナルコンピュータ等
からダウンロードしたり、文字入力プログラムの格納さ
れた例えばCD−ROM(Compact Disc Read Only Mem
ory )、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Rea
d Only Memory )等のパッケージメディアでなるプログ
ラム格納媒体を再生してPDA1にインストールしても
良い。
【0164】また文字入力プログラムが一時的若しくは
永続的に格納される半導体メモリや光磁気ディスク等の
プログラム格納媒体を再生して当該文字入力プログラム
をインストールしても良く、さらにPDA1に半導体メ
モリのスロットを設け、当該スロットに文字入力プログ
ラムが一時的若しくは永続的に格納された半導体メモリ
を装填してインストールしても良い。
【0165】そして、これらのプログラム格納媒体に文
字入力プログラムを格納する手段としては、ローカルエ
リアネットワーク、ディジタル衛生放送等の優先及び無
線通信媒体を利用しても良く、ルータやモデム等の各種
通信インターフェースを介在させて格納するようにして
も良い。
【0166】さらに、上述の実施の形態においては、本
発明を図1乃至図21(F)について上述したPDA1
に適用するようにした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、文字の入力機能を有するものであれば、
携帯電話機やパーソナルコンピュータ等のように、この
他種々の文字入力装置に広く適用することができる。
【0167】因みに、携帯電話機においては、通常、
「1」キー乃至「9」キー及び「0」キーにそれぞれ5
個又は3個の文字を割り当てておき、当該キーの押圧回
数に応じて文字を選択するようになされている。
【0168】従って、かかる携帯電話機においては、例
えば、「キョウト」という文字列を入力する場合、いず
れかのテンキー又は他の操作キーを押圧操作してカタカ
ナモードを選択した後、「2」キー(か行キー)を2回
押圧して「キ」を選択し、次いで「8」キー(や行キ
ー)を3回押圧した後小文字キーを押圧して「ョ」を選
択し、続いて「1」キー(あ行キー)を3回押圧して
「ウ」を選択し、さらに「4」キー(た行キー)を5回
押圧して「ト」を選択することにより少なくとも合計14
回の押下操作が必要となる。
【0169】これに対して上述した実施の形態による文
字の入力形態を携帯電話機に適用すると、入力モード選
択ダイヤル4を回動操作及び押圧操作してカタカナモー
ドを選択した後、「カ」を描画しているカタカナ入力キ
ー62のほぼ中心をスタイラスペン6で押圧したまま右
方向に移動して「キ」を選択し、次いで「ヤ」を描画し
ているカタカナ入力キー68のほぼ中心をスタイラスペ
ン6で押圧したまま上方向に移動した後バリエーション
キー57を押圧して「ョ」を選択し、続いて「ア」を描
画しているカタカナ入力キー61のほぼ中心を押圧した
まま上方向に移動して「ウ」を選択し、さらに「タ」を
描画しているカタカナ入力キー64のほぼ中心を押圧し
たまま下方向に移動して「ト」を選択することにより合
計5回の押圧操作(移動も含む)で「キョウト」という
文字を入力することができ、文字列の選択操作を大幅に
簡易化し得ることがわかる。
【0170】さらに、上述の実施の形態においては、少
なくとも2個の異なる文字を割り当てた文字入力キーを
有する文字選択入力画面として、図6、図7及び図8に
ついて上述したひらがな入力画面40、カタカナ入力画
面60及び英字入力画面75を適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、文字入力キ
ーに少なくとも2個の文字を割り当てれば、2個以上の
同一種類又は異なる種類の文字を割り当てた文字入力キ
ーを有するひらがな入力画面、カタカナ入力画面、英字
入力画面、数字入力画面及び記号入力画面単体又はこれ
らの複合画面等のように、この他種々の構成でなる文字
選択入力画面を広く適用することができる。
【0171】さらに、上述の実施の形態においては、少
なくとも2個の異なる文字を割り当てた文字入力キーを
有する文字選択入力画面を表示する表示手段として、図
1及び図2並びに図4について上述した液晶ディスプレ
イ10及びディスプレイドライバ34を適用するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、少
なくとも2個の異なる文字を割り当てた文字入力キーを
有する文字選択入力画面を表示することができれば、陰
極線管等のように、この他種々の表示手段を広く適用す
ることができる。
【0172】さらに、上述の実施の形態においては、表
示手段の表示面に対する所定の指示子の接触状態を検出
する接触状態検出手段として、図3及び図4について上
述したタッチパネル13及びパネルドライバ33を適用
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、表示手段の表示面に対する所定の指示子の接触
状態を検出することができれば、表示手段の表示面の周
囲に一周に渡って配置したラインセンサ等のように、こ
の他種々の接触状態検出手段を広く適用することができ
る。
【0173】さらに、上述の実施の形態においては、表
示手段の表示面に対する所定の指示子として、図1につ
いて上述したスタイラスペン6を適用するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、表示面の
所定位置を指示することができれば、指先や指の爪の先
等のように、この他種々の指示子を広く適用することが
できる。
【0174】さらに、上述の実施の形態においては、接
触状態検出手段の検出結果に基づいて、文字選択画面の
文字入力キーと対向する表示面の所定領域に指示子が一
点で接触したとき、文字入力キーに割り当てた所定文字
を入力し、文字選択画面の文字入力キーと対向する表示
面の所定領域に指示子が接触したまま移動したとき、所
定文字と異なる文字入力キーに割り当てた文字を入力す
る文字入力手段として、図4乃至図21(F)について
上述したCPU30を適用するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、接触状態検出手段の
検出結果に基づいて、文字選択画面の文字入力キーと対
向する表示面の所定領域に指示子が一点で接触したと
き、文字入力キーに割り当てた所定文字を入力し、文字
選択画面の文字入力キーと対向する表示面の所定領域に
指示子が接触したまま移動したとき、所定文字と異なる
文字入力キーに割り当てた文字を入力することができれ
ば、マイクロプロセッサ等のように、この他種々の文字
入力手段を広く適用することができる。
【0175】さらに、上述の実施の形態においては、入
力可能な文字の種類を選択する回動操作及び押圧操作可
能な回動操作子として、図1乃至図21(F)について
上述したモード選択ダイヤル4を適用するようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、入力可能
な文字の種類を選択するための回動操作及び押圧操作が
可能であれば、突起部4Aが設けられていない回動操作
子等のように、この他種々の回動操作子を広く適用する
ことができる。
【0176】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、表示手段
に予め少なくとも2個の異なる文字を割り当てた文字入
力キーを有する文字選択入力画面を表示した状態で、接
触状態検出手段が表示手段の表示面に対する所定の指示
子の接触状態を検出し、文字入力手段が当該接触状態検
出手段の検出結果に基づいて、文字選択入力画面の文字
入力キーと対向する表示面の所定領域に指示子が一点で
接触したとき、文字入力キーに割り当てた所定文字を入
力し、文字選択入力画面の文字入力キーと対向する表示
面の所定領域に指示子が接触したまま移動したとき、所
定文字と異なる文字入力キーに割り当てた文字を入力す
るようにしたことにより、文字選択入力画面の1個の文
字入力キーに対する格段的に簡単な選択操作で当該文字
入力キーの数以上の文字を容易に入力することができ、
かくして文字を格段的に入力し易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPDAの外観構成の一実施の形態
を示す略線的斜視図である。
【図2】表示部の構成を示す略線的分解斜視図である。
【図3】タッチパネルの構成を示す略線的分解斜視図で
ある
【図4】PDAの回路構成を示すブロック図である。
【図5】入力モード選択ダイヤルの操作に応じたひらが
な入力画面の表示の説明に供する一部を破断した略線的
正面図である。
【図6】ひらがな入力画面の構成を示す略線図である。
【図7】カタカナ入力画面の構成を示す略線図である。
【図8】英字入力画面の構成を示す略線図である。
【図9】英字入力画面に重ねて表示する記号入力子画面
の構成を示す略線図である。
【図10】入力モード選択ダイヤルの操作に応じた英字
入力画面の表示の説明に供する略線的正面図である。
【図11】入力モード選択ダイヤルの操作に応じた数字
入力画面の表示の説明に供する一部を破断した略線的正
面図である。
【図12】数字入力画面の構成を示す略線図である。
【図13】入力形態切換スイッチの操作に応じた手書入
力画面の表示の説明に供する略線的正面図である。
【図14】母音「あ」に続く「あ」行の子音「い」、
「う」、「え」、「お」の入力の説明に供する略線図で
ある。
【図15】他の子音の入力の説明に供する略線図であ
る。
【図16】母音「や」に続く「や」行の子音「ゆ」及び
「よ」の入力の説明に供する略線図である。
【図17】母音「わ」に続く「わ」行の子音「を」及び
「ん」の入力の説明に供する略線図である。
【図18】ローマ字の入力の説明に供する略線図であ
る。
【図19】スタイラスペンの移動方向の検出範囲の説明
に供する略線図である。
【図20】文字入力処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図21】他の実施の形態による文字の入力の説明に供
する略線図である。
【符号の説明】
1……PDA、3……表示部、4……モード選択ダイヤ
ル、6……スタイラスペン、10……液晶ディスプレ
イ、13……タッチパネル、30……CPU、33……
パネルドライバ、34……ディスプレイドライバ、RT
1……文字入力処理手順。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2個の異なる文字を割り当てた
    文字入力キーを有する文字選択入力画面を表示する表示
    手段と、 上記表示手段の表示面に対する所定の指示子の接触状態
    を検出する接触状態検出手段と、 上記接触状態検出手段の検出結果に基づいて、上記文字
    選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示面
    の所定領域に上記指示子が一点で接触したとき、上記文
    字入力キーに割り当てた所定文字を入力し、上記文字選
    択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示面の
    上記所定領域に上記指示子が接触したまま移動したと
    き、上記所定文字と異なる上記文字入力キーに割り当て
    た上記文字を入力する文字入力手段とを具えることを特
    徴とする文字入力装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段は、 上記所定文字を描画して割り当てると共に、当該所定文
    字と異なる上記文字を視覚的に見せずに隠れ文字として
    割り当てた上記文字入力キーを有する上記文字選択入力
    画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の文字
    入力装置。
  3. 【請求項3】上記文字入力手段は、 上記接触状態検出手段の検出結果に基づいて、上記文字
    選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示面
    の上記所定領域に上記指示子が接触したまま移動したと
    き、上記所定文字と異なる上記指示子の移動方向に応じ
    た上記文字を入力することを特徴とする請求項1に記載
    の文字入力装置。
  4. 【請求項4】入力可能な文字の種類を選択する回動操作
    及び押圧操作可能な回動操作子を具え、 上記表示手段は、 上記回動操作子の上記回動操作及び押圧操作に応じて対
    応する種類の文字が入力可能な上記文字選択入力画面を
    表示することを特徴とする請求項1に記載の文字入力装
    置。
  5. 【請求項5】表示手段に少なくとも2個の異なる文字を
    割り当てた文字入力キーを有する文字選択入力画面を表
    示する表示ステップと、 上記表示手段の表示面に対する所定の指示子の接触状態
    を検出する接触状態検出ステップと、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の所定領域に上記指示子が一点で接触したとき、上
    記文字入力キーに割り当てた所定文字を入力し、上記文
    字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示
    面の上記所定領域に上記指示子が接触したまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記文字入力キーに割り当
    てた上記文字を入力する文字入力ステップとを具えるこ
    とを特徴とする文字入力方法。
  6. 【請求項6】上記表示ステップは、 上記所定文字を描画して割り当てると共に、当該所定文
    字と異なる上記文字を視覚的に見せずに隠れ文字として
    割り当てた上記文字入力キーを有する上記文字選択入力
    画面を表示することを特徴とする請求項5に記載の文字
    入力方法。
  7. 【請求項7】上記文字入力ステップは、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の上記所定領域に上記指示子が接触しまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記指示子の移動方向に応
    じた上記文字を入力することを特徴とする請求項5に記
    載の文字入力方法。
  8. 【請求項8】入力可能な文字の種類を選択する回動操作
    及び押圧操作可能な回動操作子の上記回動操作及び押圧
    操作の有無を検出する操作検出ステップを具え、 上記表示ステップは、 上記操作検出ステップにより検出した上記回動操作子の
    上記回動操作及び押圧操作に応じて対応する種類の文字
    が入力可能な上記文字選択入力画面を表示することを特
    徴とする請求項5に記載の文字入力方法。
  9. 【請求項9】表示手段に少なくとも2個の異なる文字を
    割り当てた文字入力キーを有する文字選択入力画面を表
    示する表示ステップと、 上記表示手段の表示面に対する所定の指示子の接触状態
    を検出する接触状態検出ステップと、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の所定領域に上記指示子が一点で接触したとき、上
    記文字入力キーに割り当てた所定文字を入力し、上記文
    字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示
    面の上記所定領域に上記指示子が接触したまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記文字入力キーに割り当
    てた上記文字を入力する文字入力ステップとを具えるこ
    とを特徴とする文字入力プログラムを文字入力装置に実
    行させる文字入力プログラム格納媒体。
  10. 【請求項10】上記表示ステップは、 上記所定文字を描画して割り当てると共に、当該所定文
    字と異なる上記文字を視覚的に見せずに隠れ文字として
    割り当てた上記文字入力キーを有する上記文字選択入力
    画面を表示することを特徴とする請求項9に記載の文字
    入力プログラム格納媒体。
  11. 【請求項11】上記文字入力ステップは、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の上記所定領域に上記指示子が接触しまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記指示子の移動方向に応
    じた上記文字を入力することを特徴とする請求項9に記
    載の文字入力プログラム格納媒体。
  12. 【請求項12】入力可能な文字の種類を選択する回動操
    作及び押圧操作可能な回動操作子の上記回動操作及び押
    圧操作の有無を検出する操作検出ステップを具え、 上記表示ステップは、 上記操作検出ステップにより検出した上記回動操作子の
    上記回動操作及び押圧操作に応じて対応する種類の文字
    が入力可能な上記文字選択入力画面を表示することを特
    徴とする請求項9に記載の文字入力プログラム格納媒
    体。
  13. 【請求項13】文字入力装置に対して、 表示手段に少なくとも2個の異なる文字を割り当てた文
    字入力キーを有する文字選択入力画面を表示する表示ス
    テップと、 上記表示手段の表示面に対する所定の指示子の接触状態
    を検出する接触状態検出ステップと、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の所定領域に上記指示子が一点で接触したとき、上
    記文字入力キーに割り当てた所定文字を入力し、上記文
    字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表示
    面の上記所定領域に上記指示子が接触したまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記文字入力キーに割り当
    てた上記文字を入力する文字入力ステップとを実行させ
    るための文字入力プログラム。
  14. 【請求項14】上記表示ステップは、 上記所定文字を描画して割り当てると共に、当該所定文
    字と異なる上記文字を視覚的に見せずに隠れ文字として
    割り当てた上記文字入力キーを有する上記文字選択入力
    画面を表示することを特徴とする請求項13に記載の文
    字入力プログラム。
  15. 【請求項15】上記文字入力ステップは、 上記接触状態検出ステップの検出結果に基づいて、上記
    文字選択入力画面の上記文字入力キーと対向する上記表
    示面の上記所定領域に上記指示子が接触しまま移動した
    とき、上記所定文字と異なる上記指示子の移動方向に応
    じた上記文字を入力することを特徴とする請求項13に
    記載の文字入力プログラム。
  16. 【請求項16】入力可能な文字の種類を選択する回動操
    作及び押圧操作可能な回動操作子の上記回動操作及び押
    圧操作の有無を検出する操作検出ステップを具え、 上記表示ステップは、 上記操作検出ステップにより検出した上記回動操作子の
    上記回動操作及び押圧操作に応じて対応する種類の文字
    が入力可能な上記文字選択入力画面を表示することを特
    徴とする請求項13に記載の文字入力プログラム。
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