JP2003157018A - 高剛性平面型ディスプレイパネル - Google Patents

高剛性平面型ディスプレイパネル

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JP2003157018A
JP2003157018A JP2002202454A JP2002202454A JP2003157018A JP 2003157018 A JP2003157018 A JP 2003157018A JP 2002202454 A JP2002202454 A JP 2002202454A JP 2002202454 A JP2002202454 A JP 2002202454A JP 2003157018 A JP2003157018 A JP 2003157018A
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display panel
rigidity
pdp
transparent substrate
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Withdrawn
Application number
JP2002202454A
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English (en)
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Hiroshi Wachi
博 和知
Takeshi Moriwaki
健 森脇
Takeomi Miyako
強臣 宮古
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面型ディスプレイパネル本体の破損を防止
するとともに、該本体から放出される電磁ノイズ、近赤
外線を低減する電磁波及び近赤外線遮蔽機能を有する平
面型ディスプレイパネルの提供。 【解決手段】 強化ガラスまたはセミ強化ガラスからな
るガラス製の高剛性透明基板4と、該高剛性透明基板の
一方の面側に設けられた電磁波遮蔽性および近赤外線遮
蔽性を有する金属を含む透光性の導電層5と、該導電層
の表面に設けられた反射防止層6と、該高剛性透明基板
の他方の面側に設けられた接着剤層7とを含む高剛性前
面保護板3が、該接着剤層7を介して平面型ディスプレ
イパネル本体2の視認側の表面2aに接合されてなる高
剛性平面型ディスプレイパネル1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型ディスプレ
イパネル、特にプラズマディスプレイパネル(以下、P
DPと略記する。)本体の破損を防止するため、かつ平
面型ディスプレイパネル本体から発生する電磁ノイズ、
近赤外線を低減するために、平面型ディスプレイパネル
本体の視認側の表面に高剛性透明基板を含む高剛性前面
保護板を一体的に接合した構造を有する平面型ディスプ
レイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面パネルを作製でき、明瞭な
フルカラー表示が可能であるなどの利点を有するPDP
が注目されている。PDPは、2枚のガラス板間に隔離
形成された多数の放電セル内で蛍光体を選択的に放電発
光させることでフルカラー表示を行うものである。この
発光原理上、PDPの前面からは他の機器の誤作動やノ
イズ発生の原因となる電磁波や熱線(近赤外線)が放出
されるため、これら電磁波や熱線をカットする必要があ
る。
【0003】従来、PDP等の平面型ディスプレイパネ
ル本体に、電磁波と熱線(近赤外線)をカットするため
の機能を付与したものが知られている。例えば、特開平
11−119666号公報には、PDP本体と、該PD
P本体の前面に透明接着剤により接着された電磁波シー
ルド材と、該電磁波シールド材の前面に透明接着剤によ
り接着された透明基板と、透明基板とPDP本体との間
に熱線カット層が設けられた表示パネルが開示されてい
る。この電磁波シールド材としては金属繊維又は金属被
覆有機繊維からなる導電性メッシュが用いられ、また熱
線カット層としては、ベースフィルム上に酸化物透明電
極膜と金属薄膜とを交互に積層してなる多層膜が用いら
れている。また特開2001−13877号公報には、
PDP本体の表示面側基板に、可視光反射率調整層と、
衝撃緩和部材と、色を調整し、放射電磁波を遮蔽すると
共に、近赤外線を遮蔽する部材とを有する光学フィルタ
ーを接着配置してなる平面型表示装置が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術のうち前者は、電磁波シールド材として導電
性メッシュを用いていることから、電磁波シールド性能
を上げるために該メッシュの開口率を低くすると、メッ
シュがPDP本体から発した光を遮って光透過性が低く
なり、画像の明瞭性を損なうこととなり、メッシュの開
口率を高めると光透過率は向上するものの、電磁波シー
ルド性能が悪化するという問題があった。
【0005】また後者の従来技術では、PDP本体に接
着される光学フィルター部分が、透明で耐衝撃性を有す
るウレタン樹脂系材料またはアクリルゴム系材料を含有
するアクリル樹脂系材料等からなる衝撃緩和部材を備え
ているが、これは傷付き防止のためには有効である。し
かし、このような樹脂層では光学フィルム自体の剛性を
高めることはできず、視認側から外力を受けた場合、そ
の外力はPDP本体の前面ガラスで受けることになり、
PDP本体の保護が充分に得られない問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、平面型ディスプレイパネル本体の破損を防止すると
ともに、該本体から放出される電磁ノイズ、近赤外線を
低減する電磁波及び近赤外線遮蔽機能を有する平面型デ
ィスプレイパネルを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、反射防止層と、電磁波遮蔽性および近赤
外線遮蔽性を有する金属を含む透光性の導電層と、強化
ガラスまたはセミ強化ガラスからなる高剛性透明基板
と、接着剤層とがこの順番で積層されてなる高剛性前面
保護板が、該接着剤層を介して平面型ディスプレイパネ
ル本体の視認側の表面に接合されてなることを特徴とす
る高剛性平面型ディスプレイパネルを提供する。本発明
の高剛性平面型ディスプレイパネルにおいて、平面型デ
ィスプレイパネル本体はPDPとしてよい。本発明の高
剛性平面型ディスプレイパネルにおいて、導電層は、酸
化物層と金属層とを交互に積層した多層導電膜と、該多
層導電膜に接続されたアース電極からなる構成としてよ
い。また、かかる金属層は、Agからなるか、またはA
gを主成分とし、かつPd、AuまたはCuの少なくと
も一つを含むものが好ましく、多層導電膜の酸化物層
は、ZnOを主成分とし、かつSn,Al,Cr,T
i,Si,B,MgおよびGaからなる群から選ばれる
1種以上の金属の酸化物を含むものが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る平面型ディ
スプレイパネルの一実施形態を示す図である。本実施形
態において、平面型ディスプレイパネル1は、平面型デ
ィスプレイパネル本体2と、その視認側の表面2a(以
下、表面2aと記す)に接合された高剛性前面保護板3
とから構成されている。この高剛性前面保護板3は、高
剛性透明基板4と、導電層5と、反射防止層6と、接着
剤層7とから構成されている。以下、これらの各構成要
素について説明する。
【0009】[平面型ディスプレイパネル本体]本発明
において適用可能な平面型ディスプレイパネル本体2と
しては、PDP、プラズマアドレスリキッドクリスタル
ディスプレイパネル(PALC)、フィールドエミッシ
ョンディスプレイ(FED)などの各種の平面型ディス
プレイパネルを挙げることができる。これらの中でも、
電磁波と近赤外線の遮蔽が必要となるPDPにおいて、
本発明を適用する利点が大きい。以下の説明は平面型デ
ィスプレイパネルとしてPDPを用いた場合を例示し、
「平面型ディスプレイパネル1」は「PDP1」と記
し、また「平面型ディスプレイパネル本体2」は「PD
P本体2」と記す。
【0010】PDP本体2としては、種々の構成のPD
P装置が使用可能である。代表的なPDPは、2枚のガ
ラス基板間に、多数の放電セルを形成するための隔壁を
はさみ、放電セル内に放電用電極を形成するとともに、
各放電セル内に赤色、緑色または青色に発光する蛍光体
膜をそれぞれ形成し、かつ放電セル内にはキセノン(X
e)を含むガスが封入される。そして放電セル内の蛍光
体を選択的に放電発光させることによって、フルカラー
表示が可能である。このPDP本体2の起動時には、そ
の表面2aから電磁波と近赤外線が放出される。
【0011】[高剛性前面保護板]高剛性前面保護板3
は、ガラス製の高剛性透明基板4と、該基板4の一方の
面側に設けられた電磁波遮蔽性および近赤外線遮蔽性を
有する金属を含む透光性の導電層5と、該導電層5の該
基板4とは反対側の表面に設けられた反射防止層6と、
該基板4の他方の面側に設けられた接着剤層7とから構
成されている。この高剛性前面保護板3は接着剤層7を
介してPDP本体2の表面2aに接合されている。
【0012】(高剛性透明基板)本発明において高剛性
透明基板4としては、強化ガラスまたはセミ強化ガラス
(倍強度ガラス)が用いられる。ガラスは、プラスチッ
ク材料と比べて熱膨張係数が半分以下であり、PDP本
体2側の表面と反対面との間に若干の温度差があっても
反りが生じることがなく、また耐熱性、化学的安定性に
も優れている。この高剛性透明基板4の厚さは、PDP
本体2の寸法に応じて適宜設定することができ、通常は
1〜5mm、好ましくは2〜4mm程度とする。
【0013】強化ガラスまたはセミ強化ガラスからなる
高剛性透明基板4を含む高剛性前面保護板3をPDP本
体2の表面2aに一体的に接合することによって、PD
P本体2の表面2aを高剛性化することができる。PD
P本体2の画面はブラウン管に比べて大面積化でき、3
0インチを超えるものが実用化されつつあり、更に大型
化に向かう傾向にある。このような大型のPDP本体2
にあっては、表面2a全体の剛性を高めることが必要で
ある。すなわち、PDP本体2の表面2aに間隔をおい
て保護板を設置する場合、剛性の低い合成樹脂製の保護
板では、中央部に外力を受けると容易に撓み、中央部が
PDP本体2に接する結果、PDP本体2に外力が直接
加わり、PDP本体2の破損を招くおそれがある。また
保護板にガラス板を配して剛性を高めたとしても、保護
板とPDP本体2の表面2aの間にスペースがあると、
外力は保護板のみに加わることになり、保護板の強度限
界を超える外力が加わると保護板が破壊されてしまう。
一方、本発明では、強化ガラスまたはセミ強化ガラスか
らなる高剛性透明基板4を含む高剛性前面保護板3をP
DP本体2の表面2aに一体的に接合し、PDP本体の
表面2aを構成するガラス板と高剛性透明基板4とを接
着剤層7を介して張り合わせた状態としたことにより、
外力を高剛性透明基板4とPDP本体2の側のガラス板
の両方で支えることができ、従って本発明に係るPDP
1は高い剛性を有するものとなる。さらに、PDP本体
の表面2aを構成するガラス板と高剛性透明基板4とを
接着剤層7を介して張り合わせた状態としたことによっ
て、PDP本体2の表面2a側に間隔をおいて保護板を
設置する場合に比べ、界面反射を大幅に減じることがで
き、外景写り込みの二重像をなくすことができる。
【0014】このような高剛性透明基板4は、周知のガ
ラスの強化工程にしたがって作製したものを用いること
ができ、特にガラス板を所定温度域に、好ましくは65
0〜700℃に加熱した後、強制風冷して強化する風冷
強化法によって作製される。この風冷条件(主に冷却速
度)を適宜調節することにより、またはガラスの厚みに
より、平均破壊応力が100MPa以上の強化ガラス、
或いは平均破壊応力が60〜100MPaのセミ強化ガ
ラスを得ることができる。風冷強化により作製した強化
ガラス或いはセミ強化ガラスは、万が一割れが生じて
も、その破砕破片が小さいうえ端面も鋭利な刃物のよう
になることがないので安全上好ましい。
【0015】(導電層)透光性の導電層5は、高剛性透
明基板4の一方の面側に設けられた電磁波遮蔽性および
近赤外線遮蔽性を有する少なくとも1層の金属層を含
む。金属層としては、Au、AgおよびCuからなる群
から選ばれる1種以上の金属又は該金属を主成分とする
層が好ましく、特に、比抵抗が小さく、吸収が小さいこ
とから、Agを主成分とする金属層が好ましい。さらに
Agを主成分とする金属層としては、Agの拡散を抑制
し、結果として耐湿性が向上することから、Agを主成
分としPd、AuまたはCuの少なくとも一つを含む金
属層であることが好ましい。Pd、AuまたはCuの少
なくとも一つの含有割合は、AgとPd、AuまたはC
uの少なくとも一つの含量との総量に対して0.3〜1
0原子%であることが好ましい。0.3原子%以上であ
ればAgの安定化の効果が得られると共に、10原子%
以下とすることで良好な耐湿性を維持しつつ、良好な成
膜速度及び可視光透過率が得られる。したがって、以上
の観点からは、添加量は5.0原子%以下が適当であ
る。また、添加量が増加するとターゲットコストが著し
く増加するので、通常必要な耐湿性を勘案すると、0.
5〜2.0原子%程度の範囲となる。単層として導電層
5を形成する場合、この金属層の厚さは5〜20nm、
好ましくは8〜15nmとされる。この金属層の形成方
法は特に限定されないが、透明基板の一方の面側に直
接、薄い金属膜を均一に成膜可能なスパッタ法を用いて
成膜することが好ましい。
【0016】本発明において、導電層5としては、低い
シート抵抗値、低い反射率、高い可視光線透過率が得ら
れることから、高剛性透明基板4上に、酸化物層と金属
層を交互に積層した多層導電膜、特に、酸化物層、金属
層、酸化物層、と交互に計(2n+1)層(nは1以上
の整数)積層された多層導電膜が好適に使用される。酸
化物層としては、Bi、Zr、Al、Ti、Sn、In
およびZnからなる群から選ばれる1種以上の金属の酸
化物を主成分とする層が挙げられる。好ましくはTi、
Sn、InおよびZnからなる群から選ばれる1種以上
の金属の酸化物を主成分とする層である。特に、吸収が
小さく、屈折率が2前後であることから、ZnOを主成
分とする層、屈折率が大きく、好ましい色調を少ない層
数で得られやすいことからTiOを主成分とする層が
好ましい。酸化物層は、複数の薄い酸化物層から構成さ
れていてもよい。例えば、ZnOを主成分とする酸化物
層に代えて、SnOを主成分とする層とZnOを主成
分とする層とから形成することもできる。
【0017】ZnOを主成分とする酸化物層は、Zn以
外の1種以上の金属を含有するZnOからなる酸化物層
であることが好ましい。含有された前記の1種以上の金
属は、酸化物層中では主として酸化物の状態で存在して
いる。1種以上の金属を含有するZnOとしては、S
n、Al、Cr、Ti、Si、B、MgおよびGaから
なる群から選ばれる1種以上の金属を含有するZnOが
好ましく挙げられる。前記1種以上の金属の含有割合
は、得られる導電膜の耐湿性が向上することから、該金
属の合計量とZnとの総量に対して1〜10原子%が好
ましい。1原子%以上とすれば、充分にZnO膜の内部
応力を低減せしめて、良好な耐湿性を得ることができ
る。また10原子%以下とすれば、ZnOの結晶性が良
好に維持されると共に、金属層との相性が低下すること
がない。安定して再現性よく低内部応力のZnO膜を得
ること、およびZnOの結晶性を考慮すると、金属の含
有割合は2〜6原子%が好ましい。
【0018】酸化物層の幾何学的膜厚(以下、単に膜厚
という)は、最も透明基板に近い酸化物層および最も透
明基板から遠い酸化物層は20〜60nm(特に30〜
50nm)、それ以外の酸化物層は40〜120nm
(特に40〜100nm)とすることが好ましい。金属
層の合計膜厚は、例えば得られる導電層の抵抗値の目標
を2.5Ω/□とした場合、25〜40nm(特に25
〜35nm)、抵抗値の目標を1.5Ω/□とした場
合、35〜50nm(特に35〜45nm)とすること
が好ましい。酸化物層と金属層との全合計膜厚は、例え
ば、金属層数が2の場合は150〜220nm(特に1
60〜200nm)、金属層数が3の場合は230〜3
30nm(特に250〜300nm)、金属層数が4の
場合は270〜370nm(特に310〜350nm)
であることが好ましい。
【0019】上記第1の金属層と第2の酸化物層との
間、第2の金属層と第3の酸化物層との間、第3の金属
層と第4の酸化物層との間には、酸化物層形成時に、金
属層が酸化されることを防止するための別の層(以下、
酸化バリア層という)を設けることができる。酸化バリ
ア層としては、例えば、金属層、酸化物層、窒化物層が
用いられる。具体的には、Al、Ti、Si、Gaおよ
びZnからなる群から選ばれる1種以上の金属、該金属
の酸化物、窒化物などである。好ましくは、TiやSi
とGaとを含有するZnOを用いる。酸化バリア層の膜
厚は1〜7nmが望ましい。1nmより薄いとバリア層
としての働きを充分に示さない。7nmより厚いと膜系
の透過率が低下する。
【0020】さらに導電層5の表面には、酸化物膜や窒
化物膜などからなる保護層を設けることが好ましい。こ
の保護層は、導電層5(特にAgを含有する金属層)を
水分から保護するために、また、反射防止層6を接着す
る際の接着剤(特にアルカリ性の接着剤)から導電層5
の酸化物層(特にZnOを主成分とする層)を保護する
ために用いられる。具体的には、Zr、Ti、Si、
B、Snなどの金属の酸化物膜や窒化物膜などである。
特に、導電層5の最上層にZnOを主成分とする層を用
いた場合には、窒化物膜を用いることが好ましい。窒化
物膜としては、Zrおよび/またはSiの窒化物膜が挙
げられ、特に、ZrとSiとの複合窒化物膜を用いるこ
とが好ましい。この保護層は5〜30nm、特に5〜2
0nmの膜圧で形成されることが好ましい。
【0021】この導電層5には、PDP本体2から発し
た電磁波に起因して該層中で発生する電流をアース線に
導くためのアース線接続用の電極8が接続されている。
この電極8は、導電層5の周縁の少なくとも1部に接し
て高剛性透明基板4の一方の面側に形成されている。そ
の形状および寸法は特に限定されないが、抵抗が低い方
が電磁波遮蔽性能の点では優位となる。この電極8は、
高剛性透明基板4の周縁全体に設けることが、透光性導
電膜5の電磁遮蔽効果を確保するために好ましい。この
ような電極8は、例えば、Agペースト(Agとガラス
フリットを含むペースト)やCuペースト(Cuとガラ
スフリットを含むペースト)を塗布、焼成して得られる
電極が好適に用いられる。この焼成工程は、前述した高
剛性透明基板4の強化工程と同時に行うことができるこ
とから、強化工程前のガラス製透明基板にAgまたはC
uペーストを塗布することが好ましい。さらに、この電
極8に接続された図示しない長尺のアース線を含む構成
とすることもできる。
【0022】(反射防止層)反射防止層6は、反射防止
性を有している層であればよく、既知の反射防止方法が
何でも採用できる。例えばアンチグレア処理を施した層
または低屈折率層を含む層であればよい。高剛性透明基
板自身が万一破損した際に破片の飛散防止の観点から、
樹脂フィルムの片面に、低屈折率層を有しているものが
好ましい。特にポリウレタン系軟質樹脂の片面に非結晶
性の含フッ素重合体からなる低屈折率層を有する反射防
止層が好ましく、具体的には旭硝子社製のアークトップ
(商品名)などが挙げられる。
【0023】透明基板前面の導電膜側(視認側)および
/または透明基板の裏面側(PDP本体側)に、近赤外
線を遮蔽する樹脂フィルム(例えば、近赤外線吸収剤を
混入した樹脂フィルムなど)を設けてよい。または、反
射防止層に上述したアークトップ(商品名)のような飛
散防止兼反射防止樹脂フィルムを用いる場合、そのポリ
ウレタン樹脂層中に近赤外線吸収剤を混入しておき、こ
の飛散防止兼反射防止フィルムに近赤外線遮蔽効果を持
たせてもよい。本発明のPDP1においては、導電層5
によって近赤外線を遮蔽できるが、反射防止層6に近赤
外線遮蔽性能を持たせることにより、近赤外線遮蔽効果
をさらに向上させ得る。また、特定波長の可視光を吸収
する顔料および/または染料を含有せしめることで、表
示色の色バランスを補正する色調補正能を持たせること
もできる。
【0024】(接着剤層)高剛性前面保護板3は、接着
剤層7を介してPDP本体2の表面2aに接合されてい
る。本発明において接着剤層7に好適な接着剤として
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のホッ
トメルト型の接着剤、エポキシ、アクリレート系の紫外
線硬化型、シリコーン、ウレタン等の熱硬化型接着剤を
挙げることができる。接着剤7として、2層以上を含ん
でいてもよい。3層以上からなる場合、高剛性前面保護
板、PDP本体に直接接しない層は、接着性を有してい
なくてもよい。この接着剤層7の厚さは0.1〜1.0
mm、好ましくは0.2〜0.5mmとする。
【0025】接着剤層7としてホットメルト系の接着剤
からなるホットメルトシートを用いる場合、この接着剤
層7を介して高剛性前面保護板3とPDP本体2とを接
合するための好適な方法として、次の方法がある。すな
わち、PDP本体2の表面2aにホットメルトシートを
載せ、その上に高剛性前面保護板3を載せて位置合わせ
した後、耐熱性の粘着テープで仮固定する。その後、仮
止めした一体化品を、排気口付きの耐熱性樹脂製の袋に
入れて密封する。次いで該排気口を真空ポンプに接続し
て内部の空気を脱気し、加熱オーブンに入れてホットメ
ルトの融着温度に加熱する。加熱終了後、オーブンから
取り出した袋の減圧を解除し、PDP本体2の表面2a
に接着剤層7を介して高剛性前面保護板3が接合された
PDP1を取り出す。
【0026】本実施形態によるPDP1は、強化ガラス
またはセミ強化ガラスからなる高剛性透明基板4を含む
高剛性前面保護板3をPDP本体2の表面2aに一体的
に接合し、PDP本体の表面2aを構成するガラス板と
高剛性透明基板4とを接着剤層7を介して張り合わせた
状態としたことにより、視認側から加わる外力を高剛性
透明基板4とPDP本体2側のガラス板の両方で支え、
PDP1の視認側に極めて高い剛性が付与されるので、
破損し難いPDP1を提供することができる。さらに、
PDP本体の表面2aを構成するガラス板と高剛性透明
基板4とを接着剤層7を介して張り合わせた状態とした
ことによって、PDP本体2の表面2a側に間隔をおい
て保護板を設置する場合に比べ、界面反射を大幅に減じ
ることができ、外景写り込みの二重像をなくすことがで
きる。。
【0027】
【実施例】実施例1: 以下の手順によって本発明に係
るPDP装置を作製した。
【0028】(高剛性前面保護板の作製)ソーダライム
ガラス板(厚さ3.2mm)をPDP本体と同寸法に切
出し、面取りを行った。次にこの矩形のガラス板片面の
全周に端から幅10mmの部分に、スクリーン印刷法に
よりAgペースト(村田製作所社製)を印刷した。Ag
ペーストを印刷したガラス板を、660℃に加熱後、強
制風冷することにより強化した。Agペースト上にスパ
ッタ膜が形成されることを防ぐため、Agペーストが印
刷された部分をステンレス製薄板で覆い、粘着テープに
て仮止めした。次にAgペーストが印刷されたガラス面
に、スパッタ法により、3Al−ZnO(40nm)/
1.0Pd−Ag(10nm)/3Al−ZnO(80
nm)/1.0Pd−Ag(12nm)/3Al−Zn
O(80nm)/1.0Pd−Ag(10nm)/3A
l−ZnO(40nm)の多層膜を成膜した。それぞれ
の膜の成膜条件を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】なお、「3Al−Zn」とは、AlをAl
とZnとの総量に対し3原子%含有するZnを意味し、
また「3Al−ZnO」は3Al−Znをターゲットと
し、酸素存在下でのスパッタ法で生成する膜を表す。ま
た「1.0Pd−Ag」とは、PdをPdとAgの総量
に対し1.0原子%含有するAgを意味する。スパッタ
法による多層膜成膜後、ステンレス製薄板を外した。
【0031】次に、スパッタ法による膜が形成された面
にロールラミネーター機により反射防止膜(旭硝子社
製、商品名「アークトップURP2179」)を貼合し
た。次いでAgペースト上のアークトップをレーザーカ
ッターにより切断、剥離し、高剛性前面保護板を作製し
た。
【0032】(PDP本体と高剛性前面保護板の一体
化)上記の通り作製した高剛性前面保護板とPDP本体
を以下の方法にて接着剤層を介して接合、一体化した。
EVA系ホットメルトシート(ブリヂストン社製、商品
名「EVASAFE1450」)を、縦、横ともPDP
本体より約5mm小さく裁断した。このシートを、PD
P本体と、高剛性前面保護板の反射防止膜が貼合されて
いない面との間に設置し、これら3者を重ね合わせ、周
囲8個所を耐熱粘着テープにて仮固定した。この仮固定
した一体化品を、排気口付きのPET製袋に入れて密封
した。真空ポンプにより40Torrまで減圧し、加熱
オーブン中で、1時間かけて80℃まで昇温し、20分
間80℃に保持した。さらに減圧度を保ったまま、40
分かけて110℃まで昇温し、110℃で20分間保持
した。その後、80℃まで冷却した時点で減圧を解き、
室温まで冷却させた後、PET製袋から一体化品(PD
P)を取り出した。
【0033】このようにして作製した高剛性前面保護板
−PDP本体一体化品(PDP)をサンプルとして、テ
ンシロン試験機により以下のような破壊試験を実施し
た。本実施例に係るPDPが破壊した時の応力は8.3
MPaで、歪みは3mmであった。
【0034】(破壊試験方法)圧縮型ロードセルを使用
し、荷重端面は鋼球(直径30mm)で、サンプルとの
間にゴムシートを介在させた。上記一体化品サンプル
を、該サンプルの周囲を挟み込む木製の支持枠により、
テンシロン試験機に固定した。サンプルのほぼ中央に、
荷重をかけるための鋼球をセットし、クロスヘッド速度
0.5mm/分にて測定した。外観および荷重変化等か
ら、パネルの破壊時期を判定、その時の歪みおよび強度
を測定チャート結果より算出した。
【0035】実施例2: 実施例1におけるソーダライ
ムガラスの厚みを2.5mmに変更した以外は、実施例
1と同様にして、PDPを作製し、破壊試験を実施し
た。PDPが破壊した時の応力は6.5MPaで、歪み
は3mmであった。
【0036】比較例1: 実施例1において加熱、強制
風冷による強化を施さない以外は、実施例1と同様にし
て、PDPを作製し、破壊試験を実施した。PDPが破
壊した時の応力は4.2MPaで、歪みは2.8mmで
あった。
【0037】比較例2: PDP本体単独で実施例1と
同様な破壊試験を行ったところ、PDP本体が破壊した
時の応力は2.2MPaで、歪みは2.6mmであっ
た。
【0038】実施例3:実施例1におけるソーダライム
ガラス板の厚みを2.5mmに変更する以外は、実施例
1と同様にして、スパッタ法による膜が形成され、反射
防止膜が貼合された前面保護板を作製した。この前面保
護板とPDP本体を以下の方法にて、接着剤層を介して
接合、一体化した。シリコーン樹脂溶液(商品名:SE
1885A、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
の100質量部およびシリコーン樹脂用硬化剤(商品
名:SE1885B、東レ・ダウコーニング・シリコー
ン社製)の100質量部とを混合し、前記前面保護板の
反射防止膜が貼合されていない面に、バーコーターを用
いて厚さが0.5mmになるように塗工し、100℃に
て30分間のアニール処理を行い、シリコーン樹脂から
なる接着剤層が形成された前面保護板を作製した。この
前面保護板を、シリコーン樹脂からなる接着剤層の面が
PDP本体と接するように重ね合わせ、ゴムロールを用
い室温で押圧、ラミネートして、前面保護板とPDP本
体との一体化品を得た。実施例1と同様に破壊試験を実
施したところ、PDPが破壊したときの応力は9.8M
Paで、歪は2.6mmであった。
【0039】実施例4:実施例3のシリコーン樹脂から
なる接着剤層を、下記のポリウレタンフィルム接着剤層
に変更する以外は、実施例3と同様にして、前面保護板
とPDP本体との一体化品を得た。実施例1と同様に破
壊試験を実施したところ、PDPが破壊したときの応力
は9.0MPaで、歪は2.6mmであった。プレミノ
ールPML−3012(商品名、旭硝子社製のポリエー
テル系ポリオール)の65質量部、エクセノールEL−
1030(商品名、旭硝子社製のポリエーテル系ポリオ
ール)の28質量部、プレミノールPML−1003
(商品名、旭硝子社製のポリエーテル系ポリオール)の
100質量部、ヘキサメチレンジイソシアネートの30
質量部、ジブチル錫ジラウレートの0.2質量部および
酸化防止剤(商品名:IRGANOX 1010、チバ
ガイギー社製)の2質量部とを混合し、脱泡後、離型処
理を施した厚さ100μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に流延し、80℃で20分間反応させ、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムより剥離して、厚さ
0.5mmのポリウレタンフィルムを得た。このポリウ
レタンフィルムの両面に、アクリル系粘着剤(綜研化学
社製、商品名:SKダイン1604Nの150質量部と
綜研化学社製、商品名:L−45の2質量部とを混合し
たもの)を、バーコーターを用いて塗工し、100℃に
て10分間、乾燥およびアニール処理することにより、
両面に0.015mmのアクリル系粘着剤が積層された
ポリウレタンフィルム接着剤層を得た。
【0040】
【発明の効果】本発明の平面型ディスプレイパネルは、
強化ガラスまたはセミ強化ガラスからなる高剛性透明基
板を含む高剛性前面保護板を平面型ディスプレイパネル
本体の視認側の表面に一体的に接合し、平面型ディスプ
レイパネル本体の表面を構成するガラス板と高剛性透明
基板とを接着剤層を介して張り合わせた状態としたこと
により、視認側から加わる外力を高剛性透明基板と平面
型ディスプレイパネル本体のガラス板の両方で支え、平
面型ディスプレイパネルの視認側に極めて高い剛性が付
与されるので、破損し難い平面型ディスプレイパネルを
提供することができる。さらに、平面型ディスプレイパ
ネルの視認側の表面を構成するガラス板と高剛性透明基
板とを接着剤層を介して張り合わせた状態としたことに
よって、平面型ディスプレイパネル本体の表面側に間隔
をおいて保護板を設置する場合に比べ、界面反射を大幅
に減じることができ、外景写り込みの二重像をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る平面型ディスプレイパネル用高
剛性前面保護板および平面型ディスプレイパネルの一例
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 平面型ディスプレイパネル(PDP) 2 平面型ディスプレイパネル本体(PDP本体) 2a 視認側の表面(表面) 3 高剛性前面保護板 4 高剛性透明基板 5 導電層 6 反射防止層 7 接着剤層 8 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 9/00 G02B 1/10 A (72)発明者 宮古 強臣 千葉県市原市五井海岸10番地 旭硝子株式 会社内 Fターム(参考) 2K009 AA02 CC12 CC26 CC35 EE03 4F100 AA17D AA25D AA28D AB01B AB24B AB25B AD00C AG00C AR00A BA04 BA07 BA10A BA10C CB00 DH00C GB41 JD08B JD10B JG01B JK01 JN01C JN06A JN08B 5E321 AA50 BB23 BB60 GG05 GH01 5G435 AA01 AA09 AA17 AA18 BB06 EE12 GG11 GG33 HH02 HH03 HH12 HH18 KK05 KK07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射防止層と、電磁波遮蔽性および近赤
    外線遮蔽性を有する金属を含む透光性の導電層と、強化
    ガラスまたはセミ強化ガラスからなる高剛性透明基板
    と、接着剤層とがこの順番で積層されてなる高剛性前面
    保護板が、該接着剤層を介して平面型ディスプレイパネ
    ル本体の視認側の表面に接合されてなることを特徴とす
    る高剛性平面型ディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記平面型ディスプレイパネル本体がプ
    ラズマディスプレイパネルであることを特徴とする請求
    項1に記載の高剛性平面型ディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記導電層が酸化物層と金属層とを交互
    に積層した多層導電膜と、該多層導電膜に接続されたア
    ース電極からなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の高剛性平面型ディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 前記金属層がAgからなるか、またはA
    gを主成分とし、かつPd、AuまたはCuの少なくと
    も一つを含むものであるとともに、前記酸化物層がZn
    Oを主成分とし、かつSn,Al,Cr,Ti,Si,
    B,MgおよびGaからなる群から選ばれる1種以上の
    金属酸化物を含むものであることを特徴とする請求項3
    に記載の高剛性平面型ディスプレイパネル。
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