JP2003156717A - 眼鏡のネジ無し蝶番機構 - Google Patents
眼鏡のネジ無し蝶番機構Info
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- JP2003156717A JP2003156717A JP2001356221A JP2001356221A JP2003156717A JP 2003156717 A JP2003156717 A JP 2003156717A JP 2001356221 A JP2001356221 A JP 2001356221A JP 2001356221 A JP2001356221 A JP 2001356221A JP 2003156717 A JP2003156717 A JP 2003156717A
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- Japan
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- hole
- temple
- piece part
- hinge mechanism
- peripheral portion
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/22—Hinges
- G02C5/2209—Pivot bearings and hinge bolts other than screws
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C2200/00—Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
- G02C2200/20—Friction elements
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡素な構造にして蝶番ネジによる止着の必要
がなく、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉抵抗を付与
可能に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構を提供するこ
と。 【解決手段】 眼鏡フロント枠１とブラケット智２とテ
ンプル３と樹脂ピボット４とを具備して構成される蝶番
機構であって、前記ブラケット智２の雌駒部品21に開設
された通孔21ａと前記テンプル３に開設された雄駒部品
31の嵌合孔31ａとは互いに孔径を異にしており、雌駒部
品21と雄駒部品31とが差し込まれ、其処に当該樹脂ピボ
ット４が圧縮状態に嵌入され、かつ、各孔の孔径差によ
る段差に凹周部41が掛止されてブラケット智２とテンプ
ル３とを回動自在にヒンジ連結する一方、テンプル３が
開閉動する際、孔内に圧縮された樹脂ピボット４が内側
面を所望の摩擦抵抗で摺合せしめるという技術的手段を
採用した。
がなく、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉抵抗を付与
可能に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構を提供するこ
と。 【解決手段】 眼鏡フロント枠１とブラケット智２とテ
ンプル３と樹脂ピボット４とを具備して構成される蝶番
機構であって、前記ブラケット智２の雌駒部品21に開設
された通孔21ａと前記テンプル３に開設された雄駒部品
31の嵌合孔31ａとは互いに孔径を異にしており、雌駒部
品21と雄駒部品31とが差し込まれ、其処に当該樹脂ピボ
ット４が圧縮状態に嵌入され、かつ、各孔の孔径差によ
る段差に凹周部41が掛止されてブラケット智２とテンプ
ル３とを回動自在にヒンジ連結する一方、テンプル３が
開閉動する際、孔内に圧縮された樹脂ピボット４が内側
面を所望の摩擦抵抗で摺合せしめるという技術的手段を
採用した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡の蝶番機構の
改良、更に詳しくは、簡素な構造にして蝶番ネジによる
止着の必要がなく、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉
抵抗を付与可能に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構に関
するものである。
改良、更に詳しくは、簡素な構造にして蝶番ネジによる
止着の必要がなく、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉
抵抗を付与可能に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】眼鏡フロント枠とテンプルとをヒンジ連
結する眼鏡蝶番は、眼鏡の掛脱作業を行う際に頻繁に回
動動作が行われる部品であり、しかも、この蝶番回動性
は直接的にテンプルの折り畳み操作性に影響を与えるた
め、蝶番は眼鏡自体の使い勝手を大きく左右する眼鏡部
品である。
結する眼鏡蝶番は、眼鏡の掛脱作業を行う際に頻繁に回
動動作が行われる部品であり、しかも、この蝶番回動性
は直接的にテンプルの折り畳み操作性に影響を与えるた
め、蝶番は眼鏡自体の使い勝手を大きく左右する眼鏡部
品である。
【０００３】従来の蝶番にあっては、眼鏡フロント枠
（エンドピース）に固定すべき駒部品と、テンプルに固
定すべき駒部品とを、微小な蝶番ネジを枢支軸として用
いて、回動自在にネジ止め連結して構成されており、眼
鏡の取扱性を左右するテンプル開閉操作性（所謂、アガ
キ）は、この蝶番ネジの締め具合によって大きく変動す
るものであった。そこで、このテンプルのアガキを適度
に保つには、微小な蝶番ネジの締め調整が不可欠なので
あるが、上記した従来の眼鏡には以下のような欠点があ
った。
（エンドピース）に固定すべき駒部品と、テンプルに固
定すべき駒部品とを、微小な蝶番ネジを枢支軸として用
いて、回動自在にネジ止め連結して構成されており、眼
鏡の取扱性を左右するテンプル開閉操作性（所謂、アガ
キ）は、この蝶番ネジの締め具合によって大きく変動す
るものであった。そこで、このテンプルのアガキを適度
に保つには、微小な蝶番ネジの締め調整が不可欠なので
あるが、上記した従来の眼鏡には以下のような欠点があ
った。
【０００４】第１に、この種の蝶番ネジは、微小な部品
であるために組み立てに手間がかかり、また、開閉具合
を調整する作業に熟練を要する。第２に、眼鏡の使用中
にしばしば蝶番ネジが緩むことがあり、その都度、調整
を繰り返す必要がある。
であるために組み立てに手間がかかり、また、開閉具合
を調整する作業に熟練を要する。第２に、眼鏡の使用中
にしばしば蝶番ネジが緩むことがあり、その都度、調整
を繰り返す必要がある。
【０００５】また、第３に、仮に蝶番ネジが緩過ぎれば
ガタツキが生じるし、逆に蝶番ネジをきつく締め過ぎる
と、摩擦抵抗が大きくなり過ぎて開閉具合が悪くなるだ
けでなく、この状態で長期間使用していると部材の摺合
面が摩耗してしまい、この場合、蝶番ネジの螺合長には
限界があるために、部材の摺合面間に押付力を与えるこ
とができなくなり、その結果、調整が不可能になって、
結局、ガタツキが生じてしまうのである。
ガタツキが生じるし、逆に蝶番ネジをきつく締め過ぎる
と、摩擦抵抗が大きくなり過ぎて開閉具合が悪くなるだ
けでなく、この状態で長期間使用していると部材の摺合
面が摩耗してしまい、この場合、蝶番ネジの螺合長には
限界があるために、部材の摺合面間に押付力を与えるこ
とができなくなり、その結果、調整が不可能になって、
結局、ガタツキが生じてしまうのである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の眼鏡
蝶番に上記欠点があったことに鑑みて為されたものであ
り、簡素な構造にして蝶番ネジによる止着の必要がな
く、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉抵抗を付与可能
に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構を提供することを技
術的課題とするものである。
蝶番に上記欠点があったことに鑑みて為されたものであ
り、簡素な構造にして蝶番ネジによる止着の必要がな
く、しかも、眼鏡テンプルに適度な開閉抵抗を付与可能
に構成した眼鏡のネジ無し蝶番機構を提供することを技
術的課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記課題を解
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
【０００８】即ち、本発明は、眼鏡フロント枠１の両側
部の接眼側に配設され、持出側突端部に雌駒部品21を有
するブラケット智２と；このブラケット智２の持出端部
に折畳み自在に連結され、基端側に雄駒部品31を有する
テンプル３と；弾性変形可能なプラスチックで胴周に凹
周部41または凸周部42を有する括れ円柱体に成形した樹
脂ピボット４とを具備して構成される蝶番機構であっ
て、前記ブラケット智２の雌駒部品21に開設された通孔
21ａと前記テンプル３に開設された雄駒部品31の嵌合孔
31ａとは互いに孔径を異にしており、雌駒部品21と雄駒
部品31とが差し込まれて各孔が同軸に揃い、其処に当該
樹脂ピボット４が圧縮状態に嵌入され、かつ、各孔の孔
径差による段差に凹周部41が掛止されてブラケット智２
とテンプル３とを回動自在にヒンジ連結する一方、テン
プル３が開閉動する際、孔内に圧縮された樹脂ピボット
４が内側面を所望の摩擦抵抗で摺合せしめるという技術
的手段を採用した。
部の接眼側に配設され、持出側突端部に雌駒部品21を有
するブラケット智２と；このブラケット智２の持出端部
に折畳み自在に連結され、基端側に雄駒部品31を有する
テンプル３と；弾性変形可能なプラスチックで胴周に凹
周部41または凸周部42を有する括れ円柱体に成形した樹
脂ピボット４とを具備して構成される蝶番機構であっ
て、前記ブラケット智２の雌駒部品21に開設された通孔
21ａと前記テンプル３に開設された雄駒部品31の嵌合孔
31ａとは互いに孔径を異にしており、雌駒部品21と雄駒
部品31とが差し込まれて各孔が同軸に揃い、其処に当該
樹脂ピボット４が圧縮状態に嵌入され、かつ、各孔の孔
径差による段差に凹周部41が掛止されてブラケット智２
とテンプル３とを回動自在にヒンジ連結する一方、テン
プル３が開閉動する際、孔内に圧縮された樹脂ピボット
４が内側面を所望の摩擦抵抗で摺合せしめるという技術
的手段を採用した。
【０００９】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、ブラケット智２の雌
駒部品21の通孔21ａがテンプル３の雄駒部品31の嵌合孔
31ａの孔径よりも小さく開設し、樹脂ピボット４の軸方
向の略中央に凹周部41が胴周に形成し、前記ブラケット
智２の雌駒部品21の通孔21ａに掛止する、あるいは、ブ
ラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａがテンプル３の雄
駒部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも大きく開設し、樹脂
ピボット４の軸方向の略中央に凸周部42が胴周に形成
し、前記ブラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａに掛止
するという技術的手段を採用した。
に、必要に応じて上記手段に加え、ブラケット智２の雌
駒部品21の通孔21ａがテンプル３の雄駒部品31の嵌合孔
31ａの孔径よりも小さく開設し、樹脂ピボット４の軸方
向の略中央に凹周部41が胴周に形成し、前記ブラケット
智２の雌駒部品21の通孔21ａに掛止する、あるいは、ブ
ラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａがテンプル３の雄
駒部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも大きく開設し、樹脂
ピボット４の軸方向の略中央に凸周部42が胴周に形成
し、前記ブラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａに掛止
するという技術的手段を採用した。
【００１０】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、樹脂ピボット４
の胴周表面にローレット加工を施すという技術的手段を
採用した。
ために、必要に応じて上記手段に加え、樹脂ピボット４
の胴周表面にローレット加工を施すという技術的手段を
採用した。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を具体的に図示
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
【００１２】本発明の実施形態を図１から図６に基いて
説明する。図中、符号１で指示するものは眼鏡フロント
枠であり、この眼鏡フロント枠１には左右一対のレンズ
11・11が配設されている。
説明する。図中、符号１で指示するものは眼鏡フロント
枠であり、この眼鏡フロント枠１には左右一対のレンズ
11・11が配設されている。
【００１３】符号２で指示するものはブラケット智であ
り、このブラケット智２は前記眼鏡フロント枠１の両側
部の接眼側に配設され、持出側突端部には通孔21ａが開
設された雌駒部品21を有する。
り、このブラケット智２は前記眼鏡フロント枠１の両側
部の接眼側に配設され、持出側突端部には通孔21ａが開
設された雌駒部品21を有する。
【００１４】符号３で指示するものはテンプルであり、
このテンプル３は前記ブラケット智２の持出端部に折畳
み自在に連結される部材であって、基端側には嵌合孔31
ａが開設された雄駒部品31を有する。
このテンプル３は前記ブラケット智２の持出端部に折畳
み自在に連結される部材であって、基端側には嵌合孔31
ａが開設された雄駒部品31を有する。
【００１５】符号４で指示するものは樹脂ピボットであ
って、この樹脂ピボット４は弾性変形可能なプラスチッ
クで胴周に凹周部41を有する括れ円柱体に成形する。本
実施形態では、弾性変形可能なプラスチックとして機械
的強度の高いナイロン（ポリアミド樹脂）やＰＰＳ（ポ
リフェニレンスルフィド）などのエンジニアリングプラ
スチックや、あるいはウレタンゴムやブチルゴムなどの
合成ゴムを使用することができる。
って、この樹脂ピボット４は弾性変形可能なプラスチッ
クで胴周に凹周部41を有する括れ円柱体に成形する。本
実施形態では、弾性変形可能なプラスチックとして機械
的強度の高いナイロン（ポリアミド樹脂）やＰＰＳ（ポ
リフェニレンスルフィド）などのエンジニアリングプラ
スチックや、あるいはウレタンゴムやブチルゴムなどの
合成ゴムを使用することができる。
【００１６】しかして、本実施形態の眼鏡の蝶番機構を
構成するにあっては、まず、ブラケット智２の雌駒部品
21とテンプル３の雄駒部品31とを差し込んで各孔を同軸
に揃える。そして、其処に当該樹脂ピボット４を圧縮状
態に嵌入する。
構成するにあっては、まず、ブラケット智２の雌駒部品
21とテンプル３の雄駒部品31とを差し込んで各孔を同軸
に揃える。そして、其処に当該樹脂ピボット４を圧縮状
態に嵌入する。
【００１７】ブラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａと
テンプル３の雄駒部品31の嵌合孔31ａとは互いに異なる
孔径に構成することにより（本実施形態では、通孔21ａ
が嵌合孔31ａの孔径よりも小さい）、この各孔の孔径差
による段差が形成され、この段差に樹脂ピボット４の軸
方向の略中央の胴周に形成された凹周部41が通孔21ａに
掛止することにより、ブラケット智２とテンプル３とを
回動自在にヒンジ連結することができる。
テンプル３の雄駒部品31の嵌合孔31ａとは互いに異なる
孔径に構成することにより（本実施形態では、通孔21ａ
が嵌合孔31ａの孔径よりも小さい）、この各孔の孔径差
による段差が形成され、この段差に樹脂ピボット４の軸
方向の略中央の胴周に形成された凹周部41が通孔21ａに
掛止することにより、ブラケット智２とテンプル３とを
回動自在にヒンジ連結することができる。
【００１８】上記のように構成された蝶番機構は、テン
プル３を開閉動させると、孔内に圧縮された樹脂ピボッ
ト４が内側面を所望の摩擦抵抗で摺合してアガキを付与
するので、テンプルの快適な開閉動を実現することがで
きる。この際、図４に示すように、樹脂ピボット４の胴
周表面にローレット加工を施したり、突起43を形成する
こともでき、摺合面積を大きくして摩擦抵抗力を大きく
することができる。
プル３を開閉動させると、孔内に圧縮された樹脂ピボッ
ト４が内側面を所望の摩擦抵抗で摺合してアガキを付与
するので、テンプルの快適な開閉動を実現することがで
きる。この際、図４に示すように、樹脂ピボット４の胴
周表面にローレット加工を施したり、突起43を形成する
こともでき、摺合面積を大きくして摩擦抵抗力を大きく
することができる。
【００１９】また、図５および図６に示すように、ブラ
ケット智２の雌駒部品21の通孔21ａをテンプル３の雄駒
部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも大きく開設し、樹脂ピ
ボット４の軸方向の略中央に凸周部42を胴周に形成し、
この凸周部42を前記ブラケット智２の雌駒部品21の通孔
21ａに掛止することによってネジ無し蝶番機構を構成す
ることも可能である。
ケット智２の雌駒部品21の通孔21ａをテンプル３の雄駒
部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも大きく開設し、樹脂ピ
ボット４の軸方向の略中央に凸周部42を胴周に形成し、
この凸周部42を前記ブラケット智２の雌駒部品21の通孔
21ａに掛止することによってネジ無し蝶番機構を構成す
ることも可能である。
【００２０】本発明は概ね上記のように構成されるが、
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、雌駒部品21および雄駒部品31は
３枚駒に限らず５枚駒であっても良い。また、図５に示
すように、樹脂ピボット４の上面に装飾模様44を形成し
て装飾性を付与することもでき、何れのものも本発明の
技術的範囲に属する。
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、雌駒部品21および雄駒部品31は
３枚駒に限らず５枚駒であっても良い。また、図５に示
すように、樹脂ピボット４の上面に装飾模様44を形成し
て装飾性を付与することもでき、何れのものも本発明の
技術的範囲に属する。
【００２１】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明においては、蝶番を構成する駒部品の孔内に
弾性変形が可能な樹脂ピボットを圧縮状態に嵌入させる
ことにより、孔内の摺合面に摩擦抵抗力を付与できるの
で、テンプルの開閉動に適度なアガキを与えることがで
きる。また、樹脂ピボットを嵌入するだけであるので、
ネジ止め作業の必要がなく組み立てがし易く、デザイン
的にもスッキリとさせて見栄えが良いことから、眼鏡業
界における利用価値は頗る高い。
り、本発明においては、蝶番を構成する駒部品の孔内に
弾性変形が可能な樹脂ピボットを圧縮状態に嵌入させる
ことにより、孔内の摺合面に摩擦抵抗力を付与できるの
で、テンプルの開閉動に適度なアガキを与えることがで
きる。また、樹脂ピボットを嵌入するだけであるので、
ネジ止め作業の必要がなく組み立てがし易く、デザイン
的にもスッキリとさせて見栄えが良いことから、眼鏡業
界における利用価値は頗る高い。
【図１】本発明の実施形態の眼鏡を表わす全体斜視図で
ある。
ある。
【図２】本発明の実施形態の蝶番機構を分解した状態を
表わす拡大斜視図である。
表わす拡大斜視図である。
【図３】本発明の実施形態の蝶番機構の構造を表わす説
明側面図である。
明側面図である。
【図４】本発明の実施形態の樹脂ピボットの変形例を表
わす説明図である。
わす説明図である。
【図５】本発明の実施形態の変形例の蝶番機構を分解し
た状態を表わす拡大斜視図である。
た状態を表わす拡大斜視図である。
【図６】本発明の実施形態の変形例の蝶番機構の構造を
表わす説明側面図である。
表わす説明側面図である。
【図７】本発明の実施形態の樹脂ピボットの変形例を表
わす説明図である。
わす説明図である。
１ 眼鏡フロント枠
11 レンズ
２ ブラケット智
21 雌駒部品
21ａ 通孔
３ テンプル
31 雄駒部品
31ａ 嵌合孔
４ 樹脂ピボット
41 凹周部
42 凸周部
43 突起
44 装飾模様
Claims (4)
- 【請求項１】 眼鏡フロント枠１の両側部の接眼側に配
設され、持出側突端部に雌駒部品21を有するブラケット
智２と；このブラケット智２の持出端部に折畳み自在に
連結され、基端側に雄駒部品31を有するテンプル３と；
弾性変形可能なプラスチックで胴周に凹周部41または凸
周部42を有する括れ円柱体に成形した樹脂ピボット４と
を具備して構成される蝶番機構であって、前記ブラケッ
ト智２の雌駒部品21に開設された通孔21ａと前記テンプ
ル３に開設された雄駒部品31の嵌合孔31ａとは互いに孔
径を異にしており、雌駒部品21と雄駒部品31とが差し込
まれて各孔が同軸に揃い、其処に当該樹脂ピボット４が
圧縮状態に嵌入され、かつ、各孔の孔径差による段差に
凹周部41が掛止されてブラケット智２とテンプル３とを
回動自在にヒンジ連結する一方、テンプル３が開閉動す
る際、孔内に圧縮された樹脂ピボット４が内側面を所望
の摩擦抵抗で摺合せしめることを特徴とする眼鏡のネジ
無し蝶番機構。 - 【請求項２】 ブラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａ
がテンプル３の雄駒部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも小
さく開設されており、樹脂ピボット４の軸方向の略中央
に凹周部41が胴周に形成され、前記ブラケット智２の雌
駒部品21の通孔21ａに掛止することを特徴とする請求項
１記載の眼鏡のネジ無し蝶番機構。 - 【請求項３】 ブラケット智２の雌駒部品21の通孔21ａ
がテンプル３の雄駒部品31の嵌合孔31ａの孔径よりも大
きく開設されており、樹脂ピボット４の軸方向の略中央
に凸周部42が胴周に形成され、前記ブラケット智２の雌
駒部品21の通孔21ａに掛止することを特徴とする請求項
１記載の眼鏡のネジ無し蝶番機構。 - 【請求項４】 樹脂ピボット４の胴周表面にローレット
加工が施されていることを特徴とする請求項１〜３の何
れか一つに記載の眼鏡のネジ無し蝶番機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001356221A JP2003156717A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 眼鏡のネジ無し蝶番機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001356221A JP2003156717A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 眼鏡のネジ無し蝶番機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003156717A true JP2003156717A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19167780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001356221A Pending JP2003156717A (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 眼鏡のネジ無し蝶番機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003156717A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011027828A (ja) * | 2009-07-22 | 2011-02-10 | Bonbaa Design Works:Kk | メガネフレームのツル継手構造 |
| KR101127524B1 (ko) * | 2011-07-26 | 2012-03-22 | 이상범 | 안경테와 안경다리의 결합구조 |
| KR101150917B1 (ko) * | 2009-12-02 | 2012-05-29 | 진정욱 | 안경테용 조립구조 |
| EP3093702A1 (en) * | 2015-05-15 | 2016-11-16 | Silcon Plastic S.R.L. | Hinge for articulating a temple to a front of a frame for eyeglasses |
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| WO2024209338A1 (en) * | 2023-04-03 | 2024-10-10 | Luxottica S.R.L. | Hinge for spectacle frames and related assembly method |
-
2001
- 2001-11-21 JP JP2001356221A patent/JP2003156717A/ja active Pending
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