JP2003156213A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003156213A
JP2003156213A JP2001351575A JP2001351575A JP2003156213A JP 2003156213 A JP2003156213 A JP 2003156213A JP 2001351575 A JP2001351575 A JP 2001351575A JP 2001351575 A JP2001351575 A JP 2001351575A JP 2003156213 A JP2003156213 A JP 2003156213A
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善克 石川
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譲 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用状況に応じた自動消火用時間を設定する
ことにより、使い勝手のよい加熱調理器の提供。 【解決手段】 被加熱物を加熱する加熱手段1,3と、
加熱手段1,3の運転状態を指令する操作部Sと、その
操作部Sにより指令された運転状態に基づいて、加熱手
段1,3を制御する制御手段Hとが設けられ、制御手段
Hが、計時作動用条件が満たされると、自動消火用経時
時間の計時作動を開始させて、その自動消火用経時時間
が自動消火用時間になると、加熱手段1による加熱を停
止させるように構成されている加熱調理器において、加
熱手段1にて加熱されている被加熱物の温度を検出する
温度検出手段Rが設けられ、制御手段Hが、温度検出手
段Rの検出情報に基づいて、自動消火用時間を変更設定
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱物を加熱す
る加熱手段と、前記加熱手段の運転状態を指令する操作
部と、その操作部により指令された運転状態に基づい
て、前記加熱手段を制御する制御手段とが設けられ、前
記制御手段が、タイマー作動用条件が満たされると、自
動消火タイマーを作動させて、その自動消火タイマーの
タイマー経過時間が自動消火用時間になると、前記加熱
手段による加熱を停止させるように構成されている加熱
調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような加熱調理器は、加熱手段と
して、調理物を入れた鍋などを加熱するコンロ部と魚な
どを加熱するグリル部と、そのコンロ部およびグリル部
の加熱開始、加熱停止、および、火力調節などの運転状
態を指令する操作部とが設けられ、制御手段が、例え
ば、コンロ部およびグリル部の加熱開始が操作部にて指
令されると、タイマー作動用条件が満たされたとして、
自動消火用経時時間の計時作動を開始させて、その自動
消火用経時時間が自動消火用時間になると、加熱手段に
よる加熱を停止させることにより、加熱手段による加熱
が過度に継続されるのを防止し、加熱調理器の損傷など
を防止しているものである。そして、この種の加熱調理
器では、自動消火用時間として、例えば、2時間などの
一定時間が設定されている(例えば、特許第28341
19号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の加熱調理器では、自動消火用時間として一定時間が
設定されているために、被加熱物を加熱し終えているに
もかかわらず、加熱手段による加熱が継続されることが
あり、逆に、被加熱物を加熱し終えるまでに、加熱手段
による加熱が自動的に停止されることがあり、使い勝手
の悪いものとなっている。つまり、上記従来の加熱調理
器において、被加熱物を加熱し終えているにもかかわら
ず、加熱手段による加熱が継続されるのを防止するため
に、自動消火用経時時間が自動消火用時間に達する前
に、加熱手段による加熱を停止することが求められ、ま
た、被加熱物を加熱し終えるまでに、加熱手段による加
熱が停止されることを防止するために、自動消火用経時
時間が自動消火用時間に達しても、加熱手段による加熱
を継続させることが求められている。
【0004】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、使用状況に応じた自動消火用時
間を設定することにより、使い勝手のよい加熱調理器を
提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、被加熱物を加熱す
る加熱手段と、前記加熱手段の運転状態を指令する操作
部と、その操作部により指令された運転状態に基づい
て、前記加熱手段を制御する制御手段とが設けられ、前
記制御手段が、計時作動用条件が満たされると、自動消
火用経時時間の計時作動を開始させて、その自動消火用
経時時間が自動消火用時間になると、前記加熱手段によ
る加熱を停止させるように構成されている加熱調理器に
おいて、前記加熱手段にて加熱されている前記被加熱物
の温度を検出する温度検出手段が設けられ、前記制御手
段が、前記温度検出手段の検出情報に基づいて、前記自
動消火用時間を変更設定するように構成されている。
【0006】すなわち、制御手段が、温度検出手段の検
出情報に基づいて、自動消火用時間を変更設定するよう
に構成されているので、実際に加熱手段にて加熱されて
いる被加熱物の温度に応じて、自動消火用時間を変更設
定することが可能となって、使用状況に応じた自動消火
用時間を設定することが可能となる。説明を加えると、
例えば、被加熱物の温度が高い場合には、その被加熱物
を加熱し終えたとして、自動消火用時間を短く設定し
て、被加熱物を加熱し終えているにもかかわらず、加熱
手段による加熱が継続されるのを防止したり、また、被
加熱物の温度が低い場合には、その被加熱物をまだ加熱
し終えていないとして、自動消火用時間を長く設定し
て、被加熱物を加熱し終えるまでに、加熱手段による加
熱が停止されることを防止するなど、使用状況に応じた
自動消火用時間を設定することが可能となる。したがっ
て、使用状況に応じた自動消火用時間を設定することに
より、使い勝手のよい加熱調理器を提供できるに至っ
た。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記温度検出手段による検出温度が高いほど前
記自動消火用時間を短くすべく、前記自動消火用時間を
変更設定するように構成されている。
【0008】すなわち、制御手段が、温度検出手段によ
る検出温度が高いほど自動消火用時間が短くなるように
設定することが可能となるので、被加熱物の温度が高い
ほどより早く加熱手段による加熱を停止させることが可
能となり、被加熱物を加熱し終えているにもかかわら
ず、加熱手段による加熱が継続されるのを的確に防止す
ることが可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記操作部にて前記加熱手段の加熱開始が指令
されるに伴って、前記計時作動用条件が満たされたと判
別するように構成されている。
【0010】すなわち、制御手段が、操作部にて加熱手
段の加熱開始が指令されるに伴って、自動消火用経時時
間の計時作動を開始させることが可能となるので、加熱
手段の加熱中から自動消火用経時時間の計時作動を開始
させるものと比べて、より早い段階で加熱手段による加
熱を停止させることが可能となって、被加熱物を加熱し
終えているにもかかわらず、加熱手段による加熱が継続
されるのを確実に防止することが可能となる。
【0011】請求項4に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記温度検出手段による検出温度が計時作動用
設定温度になるに伴って、前記計時作動用条件が満たさ
れたと判別するように構成されている。
【0012】すなわち、制御手段が、温度検出手段によ
る検出温度が計時作動用設定温度になるに伴って、自動
消火用経時時間の計時作動を開始させることが可能とな
るので、加熱手段の加熱開始が指令されるに伴って自動
消火用経時時間の計時作動を開始させるものと比べて、
加熱手段による加熱が停止されるまでの時間を長くする
ことが可能となる。したがって、被加熱物の容量が大き
いなどにより被加熱物を加熱するのに時間がかかるもの
であっても、被加熱物を加熱し終えるまでに、加熱手段
による加熱が自動的に停止されることを防止し、使い勝
手をよくすることが可能となる。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記温度検出手段による検出温度の時間経過に
伴う温度上昇度が設定上昇度以下になるに伴って、前記
計時作動用条件が満たされたと判別するように構成され
ている。
【0014】すなわち、制御手段が、温度検出手段によ
る検出温度の時間経過に伴う温度上昇度が設定上昇度以
下になるに伴って、自動消火用経時時間の計時作動を開
始させることが可能となるので、実際に加熱される被加
熱物の熱収支が安定したことを検出してから自動消火用
経時時間の計時作動を開始させることが可能となる。し
たがって、異なる種類の被加熱物を加熱するときでも、
その被加熱物の特性に応じて自動消火用経時時間の計時
作動を開始させることが可能となり、被加熱物を加熱し
終えるまでに、加熱手段による加熱が自動的に停止され
ることをより的確に防止し、非常に使い勝手をよくする
ことが可能となる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記操作部による前記加熱手段の運転状態の指
令がない状態が設定時間継続するに伴って、前記計時作
動用条件が満たされたと判別するように構成されてい
る。
【0016】すなわち、制御手段が、操作部による加熱
手段の運転状態の指令がない状態が設定時間継続するに
伴って、自動消火用経時時間の計時作動を開始させるこ
とが可能となるので、加熱手段の消し忘れである可能性
が高い場合に、自動消火用経時時間の計時作動を開始さ
せることが可能となる。したがって、加熱手段の消し忘
れにより、被加熱物を加熱し終えているにもかかわら
ず、加熱手段による加熱が継続されることを的確に防止
することが可能となる。
【0017】請求項7に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記計時作動中において、前記操作部による前
記加熱手段の運転状態の指令に基づいて、前記自動消火
用時間を変更設定するように構成されている。
【0018】すなわち、制御手段が、計時作動中におい
て、使用者により操作部にて加熱手段の運転状態が指令
されると、自動消火用時間を再設定することが可能とな
るので、例えば、使用者により操作部にて加熱手段の運
転状態が指令されると、自動消火用時間を長く設定する
ことが可能となり、加熱手段の消し忘れを生じていない
ときに、加熱手段による加熱が自動的に停止されて使い
勝手が悪くなることを的確に防止することが可能とな
る。
【0019】請求項8に記載の発明によれば、前記操作
部が、前記被調理物を自動調理するための自動調理キー
を複数備えて構成され、前記制御手段が、前記複数の自
動調理キーによる指令に基づいて、前記自動消火用時間
を変更設定するように構成されている。
【0020】すなわち、制御手段が、複数の自動調理キ
ーに指令された自動調理を行うとともに、その自動調理
に対応した自動消火用時間を設定することが可能となる
ので、複数種の自動調理を行うことが可能となるととも
に、それら複数種の自動調理の夫々について、その自動
調理に対応した自動消火用時間を設定することが可能と
なって、非常に使い勝手がよいものとなる。
【0021】請求項9に記載の発明によれば、前記制御
手段が、前記自動消火用経時時間が前記自動消火用時間
になっていないときに、前記温度検出手段による検出温
度が異常高温用設定温度以上になると、前記加熱手段に
よる加熱を停止させるように構成されている。
【0022】すなわち、制御手段が、自動消火用経時時
間が自動消火用時間になっていなくても、被加熱物の温
度が異常高温用設定温度以上になると、加熱手段を強制
的に停止させることが可能となるので、被加熱物の温度
が異常な高温になることによる不都合の発生を未然に防
止することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕この加熱調理器
は、図1〜図3に示すように、2つの加熱手段としての
コンロバーナ1を備えたコンロ部2、および、そのコン
ロ部1の下方側の内部に配置されたグリルバーナ3を備
えたグリル部4を備えたコンロ本体5からなるテーブル
式ガスコンロにて構成されている。そして、コンロ本体
5の後方側箇所には、グリル部4におけるグリルバーナ
3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口6が形成
され、各コンロ部2の周囲は、トッププレート7にてガ
スコンロ上面が覆われており、このトッププレート7の
上部に、各コンロ部2に対する被加熱物(鍋など)を受
け止め支持するための五徳8が載置支持されている。ま
た、ガスコンロ前側面には、コンロバーナ1やグリルバ
ーナ3の加熱開始、加熱停止や、火力調節などの各種の
運転状態を指令する操作部Sが設けられ、制御部Hが、
その操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コン
ロバーナ1およびグリルバーナ3を制御するように構成
されている。
【0024】前記コンロバーナ1は、図1において、コ
ンロ本体5の左側に位置する大バーナ1aと右側に位置
する並バーナ1bとから構成され、並バーナ1b(図3
中一番上のバーナ)には、五徳8にて載置支持された被
加熱物の底面部に接触して、被加熱物の温度を検出する
温度検出手段としての温度センサRが設けられている。
そして、2つのコンロバーナ1の夫々には、点火用の点
火プラグ9、および、コンロバーナ1の立ち消えなどの
燃焼状態を検出する熱電対10が設けられている。ま
た、グリルバーナ3は、上面バーナ3aと下面バーナ3
bとを備えた両面バーナにて構成され、上面バーナ3a
および下面バーナ3bの夫々にも、点火用の点火プラグ
9、および、グリルバーナ3の立ち消えなどの燃焼状態
を検出する熱電対10が設けられ、グリル庫内の温度を
検出するグリル庫内温度センサ11も設けられている。
【0025】前記2つのコンロバーナ1およびグリルバ
ーナ3へのガス供給路12は、図3に示すように、大バ
ーナ用分岐路12a、並バーナ用分岐路12b、グリル
バーナ用分岐路12cの3系統に分岐して接続され、グ
リルバーナ3へのグリルバーナ用分岐路12cは、さら
に、上面バーナ3aと下面バーナ3bの夫々に分岐接続
されている。
【0026】そして、大バーナ用分岐路12a、並バー
ナ用分岐路12b、および、グリルバーナ用分岐路12
cの夫々には、モータコック13(13a,13b,1
3c)、および、そのモータコック13の開度位置を検
出する位置センサ14(14a,14b,14c)が設
けられている。また、グリルバーナ用分岐路12cにお
ける上面バーナ3aと下面バーナ3bへの分岐箇所より
も上流側にガバナ15が設けられ、ガス供給路12にお
ける大バーナ用分岐路12a、並バーナ用分岐路12
b、グリルバーナ用分岐路12cへの分岐箇所よりも上
流側に元電磁弁16が設けられている。
【0027】前記操作部Sは、図1に示すように、コン
ロ本体5の前面部において、左側上部に位置する大バー
ナ用操作部S1、左側下部に位置するグリルバーナ用操
作部S3、右側に位置する並バーナ用操作部S2とから
構成されている。
【0028】前記大バーナ用操作部S1には、図2の
(イ)に示すように、大バーナ1aの加熱開始/加熱停
止を指令する点火/消火キー17、大バーナ1aによる
火力を指令する火力調節キー18、大バーナ1aの火力
を表示する火力表示ランプ19などが設けられている。
また、グリルバーナ用操作部S3には、図2の(ハ)に
示すように、グリルバーナ3の加熱開始/加熱停止を指
令する点火/消火キー20、両面バーナであるグリルバ
ーナ3の燃焼状態を指令する切替キー21、グリルバー
ナ3の燃焼状態を表示する燃焼状態表示ランプ22など
が設けられている。
【0029】そして、並バーナ用操作部S2には、図2
の(ロ)に示すように、並バーナ1bの加熱開始/加熱
停止を指令する点火/消火キー23、並バーナ1bの火
力を指令する火力調節キー24、並バーナ1bの火力を
表示する火力表示ランプ25、並バーナ1bによる調理
タイマー運転における調理時間を指令する調理タイマー
時間設定キー26、その調理タイマー運転における調理
時間を表示する調理タイマー時間表示部27、160
℃、180℃、220℃の目標温度が設定可能で天ぷら
運転を指令する天ぷらキー28、湯沸かし運転を指令す
る湯沸かしキー29などが設けられている。前記調理タ
イマー時間設定キー26、天ぷらキー28、および、湯
沸かしキー29が、自動調理キーとして構成されてい
る。
【0030】前記制御部Hは、マイクロピュータを備え
て構成され、大バーナ用操作部S1、グリルバーナ用操
作部S3、および、並バーナ用操作部S2による指令に
基づいて、コンロバーナ1およびグリルバーナ3を加熱
開始および加熱停止させるとともに、各バーナの燃焼中
に火力調節する通常運転を実行するように構成されてい
る。
【0031】前記大バーナ1aにおける通常運転は、大
バーナ用操作部S1の点火/消火キー17により加熱開
始が指令されると、大バーナ1aによる加熱を開始し、
点火/消火キー17により加熱停止が指令されると、大
バーナ1aによる加熱を停止させ、大バーナ1aの燃焼
中には、火力調節キー18にて指令された火力になるよ
うに火力調節するとともに、そのときの火力を火力表示
ランプ19に表示する通常運転処理を実行するようにし
ている。
【0032】そして、並バーナ1bにおける通常運転
も、グリルバーナ3における通常運転も、上述の大バー
ナ1aと同様に、点火/消火キー20、23の指令に基
づいて、加熱開始および加熱停止させるとともに、並バ
ーナ1bにおいては、火力調節キー24にて指令された
火力になるように火力調節するとともに、そのときの火
力を火力表示ランプ25に表示し、グリルバーナ3にお
いては、切替キー21にて指令された燃焼状態になるよ
うに、上面バーナ3aおよび下面バーナ3bの燃焼状態
を切替えるとともに、その燃焼状態を燃焼状態表示ラン
プ22に表示する通常運転処理を実行するようにしてい
る。
【0033】上述の通常運転においては、大バーナ1
a、並バーナ1b、および、グリルバーナ3のいずれも
同様の動作を行うので、並バーナ1bについてのみ説明
を加え、大バーナ1aおよびグリルバーナ3については
説明を省略する。
【0034】前記点火/消火キー23にて加熱開始が指
令されると、元電磁弁16を開弁するとともに、位置セ
ンサ14bの検出情報に基づいて、モータコック13b
を点火用ガス量にセットし、点火プラグ9によって点火
し、熱電対10により着火を確認する点火動作を行う。
そして、火力調節キー24にて火力調節が指令される
と、その指令された火力になるように、位置センサ14
bの検出情報に基づいて、モータコック13bを調整し
て火力調節し、点火/消火キー23にて加熱停止が指令
されると、元電磁弁16およびモータコック14bを閉
弁させて、並バーナ1bの燃焼を停止させるようにして
いる。ちなみに、大バーナ1a、並バーナ1b、およ
び、グリルバーナ3の夫々について、熱電対10にて立
ち消えが検出されると、元電磁弁16やモータコック1
4a〜14cを閉弁させて、立ち消えが検出されたバー
ナの燃焼を停止させるようにしている。
【0035】上述の如く、制御部Hは、大バーナ用操作
部S1、グリルバーナ用操作部S3、および、並バーナ
用操作部S2による指令に基づいて、コンロバーナ1お
よびグリルバーナ3の通常運転を実行するが、並バーナ
1bについては、通常運転に加えて、後述する自動調理
運転を実行するように構成されている。
【0036】前記自動調理運転は、調理タイマー時間設
定キー26による指令に基づく調理タイマー運転、天ぷ
らキー28による指令に基づく天ぷら運転、湯沸かしキ
ー29による指令に基づく湯沸かし運転の夫々を実行す
るように構成されている。
【0037】前記調理タイマー運転は、調理タイマー時
間設定キー26にて調理時間を設定した状態で、点火/
消火キー23にて加熱開始が指令されるに伴って、並バ
ーナ1bの点火動作を行うとともに、制御部Hに内蔵さ
れた自動消火タイマー30による自動消火用経時時間の
計時作動を開始させて、その自動消火用経時時間が調理
タイマー時間設定キー26にて設定された調理時間にな
ると、並バーナ1bの燃焼を自動的に停止させる調理タ
イマー処理を実行するようにしている。そして、並バー
ナ1bの燃焼中に、火力調節キー24にて火力調節が指
令されると、火力調節を行い、自動消火用経時時間が調
理時間になっていなくても、点火/消火キー23にて加
熱停止が指令されると、並バーナ1bの燃焼を停止させ
るようにしている。
【0038】前記天ぷら運転は、天ぷらキー28が押さ
れた状態で、点火/消火キー23にて加熱開始が指令さ
れると、並バーナ1bの点火動作を行い、並バーナ1b
による加熱を開始して、温度センサRの検出温度が目標
温度(160℃、180℃、220℃)になるように、
並バーナ1bの火力調節を行う天ぷら処理を実行するよ
うにしている。
【0039】前記湯沸かし運転は、湯沸かしキー29が
押された状態で、点火/消火キー23にて加熱開始が指
令されると、並バーナ1bの点火動作を行い、並バーナ
1bによる加熱を開始して、並バーナ1bの火力が大に
なるように火力調節し、温度センサRの検出温度により
沸騰したことを検出すると、並バーナ1bの火力が小に
なるように火力調節して自動的に湯を沸かす湯沸かし処
理を実行するようにしている。
【0040】また、制御部Hは、通常運転や自動調理運
転中において、大バーナ1a、並バーナ1b、および、
グリルバーナ3の夫々について、熱電対10の検出情報
により立ち消えを検出すると、元電磁弁16やガスコッ
ク14a〜14cを閉弁して、その立ち消えしたバーナ
への燃料供給を遮断する立ち消え処理を実行するように
構成されている。
【0041】そして、制御部Hは、並バーナ1bについ
ては、上述の立ち消え処理に加えて、内蔵された自動消
火タイマー30を用いて、並バーナ1bによる加熱を自
動的に停止させる自動消火処理、および、温度センサR
の検出情報により異常高温を検出すると、並バーナ1b
による加熱を自動的に停止させる高温異常処理などを実
行するように構成されている。ちなみに、グリルバーナ
3については、グリル庫内温度センサ11の検出情報に
より異常高温を検出すると、グリルバーナ3による加熱
を自動的に停止させる高温異常処理を実行することも可
能である。
【0042】前記自動消火処理は、通常運転や自動調理
運転中に、計時作動用条件が満たされると、自動消火タ
イマー30による自動消火用経時時間の計時作動を開始
させて、その自動消火用経時時間が自動消火用時間にな
ると、並バーナ1bによる加熱を停止させるように構成
されている。そして、制御部Hは、点火/消火キー23
にて並バーナ1bの加熱開始が指令されるに伴って、計
時作動用条件が満たされたと判別して、自動消火タイマ
ー30による自動消火用経時時間の計時作動を開始させ
るように構成されている。
【0043】以下、自動消火処理における自動消火用時
間の設定について、通常運転の場合と自動調理運転の場
合を説明する。前記通常運転の場合には、制御部Hは、
温度センサRの検出情報に基づいて、その温度センサR
の検出温度が高いほど自動消火用時間を短くすべく、自
動消火用時間を変更設定するように構成されている。
【0044】説明を加えると、図4に示すように、点火
/消火キー23にて並バーナ1bの加熱開始が指令され
るに伴って、計時作動用条件が満たされたと判別して、
自動消火タイマー30による自動消火用経時時間の計時
作動を開始させ、このときの自動消火用時間を基準時間
(120分)に設定している。そして、被加熱物が並バ
ーナ1bにて加熱され、温度センサRの検出温度が上昇
し、その検出温度が第1設定温度(100℃)になる
と、自動消火用時間を基準時間(120分)から第1変
更時間(90分)に変更し、さらに、並バーナ1bの燃
焼が継続されて、温度センサRの検出温度が第2設定温
度(150℃)になると、自動消火用時間を第1変更時
間(90分)から第2変更時間(60分)に変更する。
【0045】ちなみに、図4において、残時間とは、自
動消火用時間から自動消火タイマー30による自動消火
用経時時間を引いたものであり、その残時間は、図中矢
印実線のように推移する。
【0046】このようにして、温度センサRの検出温度
が高くなるほど、自動消火用時間を基準時間(120
分)よりも短い第1変更時間(90分)に、さらに、第
1変更時間(90分)から第1変更時間よりも短い第2
変更時間(60分)に変更設定し、自動消火タイマー3
0による自動消火用経時時間が変更設定される自動消火
用時間になると、元電磁弁16やモータコック14bを
閉弁させて、並バーナ1bの燃焼を自動的に停止させる
ようにしている。なお、図4に示すものでは、温度セン
サRの検出温度が第2設定温度(150℃)となり、自
動消火用時間を第1変更時間(90分)から第2変更時
間(60分)に設定すると、自動消火用経時時間が第2
変更時間(60分)を経過していることになるので、そ
のときに並バーナ1bの燃焼が停止されている。
【0047】そして、自動消火用時間を第1変更時間
(90分)に設定しているときに、火力調節キー24に
より火力を小さくする火力調節が指令されるなどして、
温度センサRの検出温度が第1設定温度(100℃)未
満となった場合には、自動消火用時間を第1変更時間
(90分)から基準時間(120分)に変更するように
している。ちなみに、自動消火用時間を第1変更時間
(90分)から基準時間(120分)に変更する場合に
は、例えば、そのときの自動消火用経時時間が40分で
あれば、その40分を基準時間(120分)に加えた1
60分を自動消火用時間と設定し、温度センサRの検出
温度が第1設定温度(100℃)未満となったときの自
動消火用経時時間に基準時間(120分)を加えた時間
を自動消火用時間として設定するようにしてもよい。
【0048】このようにして、温度センサRの検出温度
が第1設定温度(100℃)未満であるときには、自動
消火用時間を基準時間(120分)とし、温度センサR
の検出温度が第1設定温度(100℃)以上かつ第2設
定温度(150℃)未満のときには、自動消火用時間を
第1変更時間(90分)とし、温度センサRの検出温度
が第2設定温度(150℃)以上のときには、自動消火
用時間を第2変更時間(60分)と設定するようにして
いるので、被加熱物の温度が高い場合には、その被加熱
物を加熱し終えたとして、自動消火用時間を短く設定
し、被加熱物を加熱し終えたにもかかわらず、並バーナ
1bによる加熱が継続させることを防止し、逆に、被加
熱物の温度が低い場合には、その被加熱物をまだ加熱し
終えていないとして、自動消火用時間を長く設定し、被
加熱物をまだ加熱し終えていないときに、並バーナ1b
による加熱が停止されることを防止することができる。
したがって、被加熱物の温度に応じて、自動消火用時間
を変更設定することにより、使用状況に応じた自動消火
用時間を設定することができ、被加熱物を加熱し終えた
のち、並バーナ1bによる加熱が過度に継続させること
を防止するように、並バーナ1bによる加熱を自動的に
停止させて、使い勝手をよくしている。
【0049】前記自動調理運転の場合には、制御部H
は、調理タイマー時間設定キー26、天ぷらキー28、
および、湯沸かしキー29の自動調理キーによる指令に
基づいて、自動消火用時間を変更設定するように構成さ
れている。
【0050】説明を加えると、調理タイマー時間設定キ
ー26に基づく調理タイマー運転のときには、その調理
タイマー時間設定キー26にて設定された調理時間を自
動消火用時間として設定する。そして、天ぷらキー28
に基づく天ぷら運転のときには、天ぷら運転用時間(例
えば、60分)を自動消火用時間として設定し、湯沸か
しキー29に基づく湯沸かし運転のときには、湯沸かし
運転用時間(例えば、30分)を自動消火用時間として
設定する。ちなみに、湯沸かし運転においては、温度セ
ンサRの検出温度より沸騰したことを検出すると、自動
消火用時間を湯沸かし用時間(例えば、30分)から沸
騰後運転時間に変更するようにしている。
【0051】また、制御部Hは、通常運転や自動調理運
転において、消火タイマー30による自動消火用経時時
間の計時作動中に、操作部Sによる大バーナ1a、並バ
ーナ1b、および、グリルバーナ3の運転状態の指令に
基づいて、自動消火用時間を変更設定するように構成さ
れている。前記通常運転の場合について説明を加える
と、自動消火タイマー30による自動消火用経時時間の
計時作動中に、大バーナ1aやグリルバーナ3の加熱開
始が指令されたり、並バーナ1bの火力調節が指令され
るなどして、操作部Sにて大バーナ1a、並バーナ1
b、および、グリルバーナ3の運転状態の指令があると
きには、並バーナ1bの消し忘れである可能性は低いと
して、自動消火用時間を再設定するようにしている。そ
して、自動消火用時間の再設定については、例えば、そ
のときの自動消火用経時時間が40分であるときには、
その自動消火用経時時間(40分)に基準時間(120
分)を加えた時間(160分)を自動消火用時間として
設定するなど、基準時間(120分)よりも長い時間を
自動消火用時間として設定するようにしている。
【0052】また、自動調理運転の場合にも、上述の通
常運転の場合と同様に、自動消火タイマー30による自
動消火用経時時間の計時作動中に、操作部Sにて何らか
の運転状態の指令があるときには、並バーナ1bの消し
忘れである可能性は低いとして、自動消火用時間を再設
定するようにしている。
【0053】前記高温異常処理は、通常運転や自動調理
運転中において、自動消火タイマー30による自動消火
用経時時間が自動消火用時間になっていないときでも、
温度センサRの検出温度が異常高温用設定温度(例え
ば、280℃)以上になると、並バーナ1bの燃焼を停
止させるように構成されている。
【0054】前記並バーナ1bについての制御部Hの制
御動作について、図5〜図11のフローチャートに基づ
いて説明する。まず、電池を装着することにより電源が
投入されると、所望の初期チェックを行う初期処理を行
い、点火/消火キー23により並バーナ1bの加熱開始
が指令されるまで、待機状態とする待機処理を実行し
(ステップ1〜3)、点火/消火キー23にて並バーナ
1bの加熱開始が指令されると、並バーナ1bの点火動
作を行う(ステップ3,4)。そして、点火/消火キー
23による加熱開始の指令に伴って、計時作動用条件が
満たされたと判別して、自動消火タイマー30による自
動消火用経時時間の計時作動を開始させる(ステップ
5,6) なお、このときには、自動消火用時間を基準時間(12
0分)に設定している。
【0055】前記並バーナ用操作部S2の火力調節キー
24や天ぷらキー28などにより指令がある場合には、
火力調節キー24により火力調節が指令されていると、
火力調節を行い(ステップ7〜9)、調理タイマー時間
設定キー26、天ぷらキー28、および、湯沸かしキー
29の自動調理キーにより自動調理運転が指令されてい
ると、自動調理運転を実行する(ステップ10,1
1)。また、点火/消火キー23にて並バーナ1bの加
熱停止が指令されると、並バーナ1bの消火動作を行
い、並バーナ1bの燃焼を停止させる(ステップ12,
13)。
【0056】前記並バーナ用操作部S2の火力調節キー
24や天ぷらキー28などにより指令がない場合には
(ステップ7)、自動消火用経時時間が自動消火用時間
になりタイマーアップとなったり、熱電対10にて並バ
ーナ1bの立ち消えが検出されたり、温度センサRの検
出温度が異常高温用設定温度(例えば、280℃)以上
になり温度異常となると、エラー処理を実行する(ステ
ップ14〜17)。そして、自動消火用経時時間が自動
消火用時間になっておらずタイマーアップではなく、ま
た、並バーナ1bの立ち消えが検出されておらず、しか
も、温度センサRの検出温度が異常高温用設定温度(例
えば、280℃)未満であり温度異常でなければ(ステ
ップ14〜16)、自動消火用時間設定処理を実行する
(ステップ18)。
【0057】前記自動消火用時間設定処理について、図
6のフローチャートに基づいて説明する。温度センサR
の検出温度T1が第1設定温度Ta(100℃)未満で
あるときには、自動消火用時間を基準時間(120分)
と設定する(ステップ21,25)。そして、温度セン
サRの検出温度T1が第1設定温度Ta(100℃)以
上かつ第2設定温度Tb(150℃)未満のときには、
自動消火用時間を第1変更時間(90分)と設定する
(ステップ21〜23)。また、温度センサRの検出温
度T1が第2設定温度Tb(150℃)以上のときに
は、自動消火用時間を第2変更時間(60分)と設定す
る(ステップ21,22,24)。
【0058】前記エラー処理について、図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。まず、元電磁弁16やモー
タコック13bを閉弁して、並バーナ1bの燃焼を停止
させる消火動作を行って、所望のエラー報知を行う(ス
テップ31,32)。そして、このエラー処理は何らか
の異常が生じたことによって実行させることになるの
で、その発生した異常の種類を判別して、並バーナ1b
の燃焼を禁止してインターロックする必要があるか否か
を判別し、インターロックする必要がない場合には、図
5におけるステップ2に移行して、待機状態となる(ス
テップ31〜33)。また、インターロックする必要が
ある場合には、並バーナ1bの燃焼を禁止してインター
ロックする(ステップ33,34)。なお、電池を取り
外すなどして電源がリセットされると、インターロック
が解除される。
【0059】前記自動調理運転について、図8〜図11
のフローチャートに基づいて説明する。図8に示すよう
に、天ぷらキー28にて天ぷら運転が指令されると、天
ぷら処理を実行し(ステップ41,42)、湯沸かしキ
ー29にて湯沸かし運転が指令されると、湯沸かし処理
を実行し(ステップ43,44)、調理タイマー時間設
定キー26にて調理タイマー運転が指令されると、調理
タイマー処理を実行する(ステップ45,46)。そし
て、天ぷら運転、湯沸かし運転、調理タイマー運転のい
ずれもが指令されていないときには、上述のエラー処理
を実行する(ステップ47)。
【0060】ちなみに、天ぷら運転中に、湯沸かしキー
29にて湯沸かし運転が指令されると、天ぷら運転を停
止して、湯沸かし運転に移行するなどして、各種の自動
調理運転中に、操作部Sにて割り込みの指令がされた場
合には、その割り込みの指令に基づいた処理を実行する
ようにしている。
【0061】前記天ぷら処理について、図9のフローチ
ャートに基づいて説明すると、自動消火用時間を天ぷら
運転用時間(例えば、60分)に設定し、温度センサR
の検出温度が目標温度(160℃、180℃、220
℃)になるように、火力調整する(ステップ51〜5
3)。そして、自動消火用経時時間が自動消火用時間に
なりタイマーアップとなったり、熱電対10にて並バー
ナ1bの立ち消えが検出されたり、温度センサRの検出
温度が異常高温用設定温度(例えば、280℃)以上に
なり温度異常となると、上述のエラー処理を実行する
(ステップ54〜57)。
【0062】前記湯沸かし処理について、図10のフロ
ーチャートに基づいて説明すると、自動消火用時間を湯
沸かし運転用時間(例えば、30分)に設定し、並バー
ナ1bの火力を大に火力調節する(ステップ61〜6
3)。そして、温度センサRの検出温度により沸騰した
ことを検出するまでに、自動消火用経時時間が自動消火
用時間になりタイマーアップとなったり、熱電対10に
て並バーナ1bの立ち消えが検出されたり、温度センサ
Rの検出温度が異常高温用設定温度(例えば、280
℃)以上になり温度異常となると、上述のエラー処理を
実行する(ステップ64〜67)。
【0063】その後、温度センサRの検出温度により沸
騰したことを検出すると、並バーナ1bの火力が小にな
るように火力調節し、自動消火用時間を湯沸かし運転用
時間(例えば、30分)から沸騰後運転時間に再設定す
る(ステップ63,68,69)。そして、自動消火タ
イマー30による自動消火用経時時間が自動消火用時間
になりタイマーアップとなると、並バーナ1bの消火動
作を行い、湯沸かし運転の終了を報知する自動調理終了
処理を実行する(ステップ70,71)。また、自動消
火タイマー30による自動消火用経時時間が自動消火用
時間になっておらずタイマーアップとなっていない場合
には、熱電対10にて並バーナ1bの立ち消えが検出さ
れたり、温度センサRの検出温度が異常高温用設定温度
(例えば、280℃)以上になり温度異常となると、上
述のエラー処理を実行する(ステップ72〜74)。
【0064】前記調理タイマー処理について、図11の
フローチャートに基づいて説明すると、自動消火用時間
を調理タイマー時間設定キー26にて設定された調理時
間に設定する(ステップ81)。そして、火力調節キー
24にて火力調節または点火/消火キー23にて加熱停
止の指令がある場合には、火力調節が指令されている
と、火力調節し(ステップ82〜84)、加熱停止が指
令されていると、並バーナ1bの消火動作を行い、図5
におけるステップ2に移行して待機状態となる(ステッ
プ85,86)。また、火力調節または加熱停止の指令
があると判別したにもかかわらず、火力調節指令および
加熱停止指令のいずれもがない場合には、上述のエラー
処理を実行する(ステップ87)。
【0065】火力調節または加熱停止の指令がないと判
別した場合に、自動消火タイマー30による自動消火用
経時時間が自動消火用時間になりタイマーアップとなる
と、並バーナ1bの消火動作を行い、調理タイマー運転
の終了を報知する自動調理終了処理を実行する(ステッ
プ88,89)。また、自動消火タイマー30による自
動消火用経時時間が自動消火用時間になっておらずタイ
マーアップとなっていない場合には、熱電対10にて並
バーナ1bの立ち消えが検出されたり、温度センサRの
検出温度が異常高温用設定温度(例えば、280℃)以
上になり温度異常となると、上述のエラー処理を実行す
る(ステップ90〜92)。
【0066】〔第2実施形態〕この第2実施形態は、自
動消火処理における計時作動用条件の別実施形態を示す
ものであり、図面に基づいて説明を加える。なお、その
他の構成については、上記第1実施形態と同様であるの
で、同符号を記すなどによって、その詳細な説明は省略
する。
【0067】上記第1実施形態では、自動消火処理にお
いて、点火/消火キー23による加熱開始の指令に伴っ
て、計時作動用条件が満たされたと判別するようにして
いるが、この第2実施形態では、自動消火処理におい
て、温度センサRの検出温度が計時作動用設定温度(例
えば、50℃)になるに伴って、計時作動用条件が満た
されたと判別するように構成されている。
【0068】前記通常運転の場合について説明を加える
と、図12の(イ)に示すように、点火/消火キー23
にて並バーナ1bの加熱開始が指令されると、並バーナ
1bの燃焼が開始され、被加熱物が加熱され、温度セン
サRの検出温度が上昇する。そして、温度センサRの検
出温度が計時作動用設定温度(例えば、50℃)になる
に伴って、計時作動用条件が満たされたと判別して、自
動消火タイマー30による自動消火用経時時間の計時作
動を開始させ、このときの自動消火用時間を基準時間
(120分)に設定している。さらに、被加熱物が並バ
ーナ1bにて加熱され、温度センサRの検出温度が上昇
し、その検出温度が第1設定温度(100℃)になる
と、自動消火用時間を基準時間(120分)から第1変
更時間(90分)に変更する。
【0069】そして、火力調節キー24にて火力を小さ
くする火力調節が指令されるなどして、温度センサRの
検出温度が第1設定温度(100℃)未満になると、自
動消火用時間を第1変更時間(90分)から基準時間
(120分)に変更する。
【0070】ちなみに、図12において、残時間とは、
自動消火用時間から自動消火タイマー30による自動消
火用経時時間を引いたものであり、その残時間は、図中
矢印実線のように推移する。
【0071】このようにして、温度センサRの検出温度
が高くなると、自動消火用時間を基準時間(120分)
よりも短い第1変更時間(90分)に変更設定し、温度
センサRの検出温度が低くなると、自動消火用時間を第
1変更時間(90分)よりも長い基準時間(120分)
に変更設定して、自動消火タイマー30による自動消火
用経時時間が変更設定される自動消火用時間になると、
元電磁弁16やモータコック14bを閉弁させて、並バ
ーナ1bの燃焼を自動的に停止させるようにしている。
なお、図12の(イ)に示すものでは、自動消火用時間
を基準時間(120分)に再設定したのち、自動消火用
経時時間が基準時間(120分)を経過すると、並バー
ナ1bの燃焼が停止されている。
【0072】この第2実施形態において、図12の
(イ)に示すものでは、温度センサRの検出温度が第1
設定温度(100℃)未満になるに伴って、自動消火用
時間を第1変更時間(90分)から変更設定する際に、
単純に、基準時間(120分)に変更するようにしてい
るが、例えば、図12の(ロ)に示すように、温度セン
サRの検出温度が第1設定温度(100℃)未満になる
に伴って、自動消火用時間をそのときの自動消火用計時
時間に基準時間(120分)を加えた時間に変更するよ
うにしてもよい。
【0073】説明を加えると、図12の(ロ)に示すも
のでは、温度センサRの検出温度が第1設定温度(10
0℃)未満になったときの自動消火用経時時間が38分
であるので、その38分に基準時間(120分)を加え
た時間(158分)を自動消火用時間として設定し、自
動消火用経時時間が158分になると、並バーナ1bの
燃焼を停止させるようにしている。
【0074】〔別実施形態〕 (1)上記第1および第2実施形態では、計時作動用条
件として、操作部Sによる加熱開始の指令や温度センサ
Rの検出温度が計時作動用温度(例えば、50℃)にな
ることを例示したが、計時作動用条件については適宜変
更が可能である。例えば、温度センサRの検出温度の時
間経過に伴う温度上昇度が設定上昇度以下になるに伴っ
て、計時作動用条件が満たされたと判別したり、あるい
は、操作部Sによる加熱手段(例えば、コンロバーナ1
およびグリルバーナ3のすべてや並バーナ1bのみ)の
運転状態の指令がない状態が設定時間(例えば、15
分)継続するに伴って、計時作動用条件が満たされたと
判別してもよい。
【0075】また、計時作動用条件としては、ひとつの
条件が満たされると、計時作動用条件が満たされたと判
別するものに限らず、例えば、温度センサRの検出温度
が計時作動用温度(例えば、50℃)になり、かつ、操
作部Sによる加熱手段(例えば、コンロバーナ1および
グリルバーナ3のすべてや並バーナ1bのみ)の運転状
態の指令がない状態が設定時間(例えば、15分)継続
するに伴って、計時作動用条件が満たされたと判別し
て、上記第1および第2実施形態で例示した条件、およ
び、上述した条件のうち、複数の条件が満たされると、
計時作動用条件が満たされたと判別するようにしてもよ
い。
【0076】(2)上記第1および第2実施形態では、
通常運転において、温度センサRの検出情報に基づい
て、その検出温度が高いほど自動消火用時間が短くなる
ように、基準時間から第1変更時間、さらに、第1変更
時間から第2変更時間などに変更する例を示したが、自
動消火用時間については、基準時間よりも長い時間を設
定することも可能であり、温度センサRの検出温度に基
づくものであればよい。
【0077】(3)上記第1および第2実施形態では、
自動消火タイマー30による自動消火用経時時間の計時
作動中に、操作部Sにて何らかの運転状態の指令がある
ときには、自動消火用時間を再設定するようにしている
が、自動消火タイマー30による自動消火用経時時間の
計時作動中に、操作部Sにて何らかの運転状態の指令が
あるときに、必ずしも自動消火用時間を再設定する必要
はない。
【0078】(4)上記第1および第2実施形態では、
制御部Hが、自動消火タイマー30を内蔵する例を示し
たが、制御部Hの外部に自動消火タイマーを設けて、制
御部Hがその自動消火タイマーの作動を制御するように
構成して実施することも可能である。また、上記第1お
よび第2実施形態では、ひとつの自動消火タイマー30
を内蔵するようにしているが、通常運転用のものと自動
調理運転用のものとを内蔵するなど、自動消火タイマー
30の数については適宜変更が可能であり、自動調理運
転用のタイマーについては、バーナが燃焼していない状
態であってもキッチンタイマーとして経時と報知が行え
るようにしてもよい。
【0079】(5)上記第1および第2実施形態では、
通常運転においてのみ、温度センサRの検出温度に基づ
いて、自動消火用時間を変更設定するようにしている
が、例えば、通常運転に加えて、天ぷら運転において
も、温度センサRの検出温度に基づいて、自動消火用時
間を変更設定するように構成することも可能である。
【0080】(6)上記第1および第2実施形態では、
並バーナ1bについてのみ、自動消火処理を実行するよ
うに構成したが、大バーナ1a、並バーナ1b、およ
び、グリルバーナ3のすべてについて自動消火処理を実
行することも可能であり、自動消火処理の対象バーナは
適宜変更が可能である。ちなみに、グリルバーナ3にお
いては、グリル庫内温度センサ11の検出情報に基づい
て自動消火処理を実行することが可能である。
【0081】(7)上記第1および第2実施形態では、
本発明にかかる加熱調理器として、通常運転に加えて、
自動調理運転を実行するガスコンロを例示したが、通常
運転のみを実行するガスコンロでもよく、上記第1およ
び第2実施形態で示したテーブル式ガスコンロに限ら
ず、ビルトイン式ガスコンロなど、各種のガスコンロに
適応可能である。また、本発明にかかる加熱調理器は、
ガスコンロに限らず、電気式のものなど、各種の加熱調
理器に適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスコンロの概略斜視図
【図2】ガスコンロの操作部を示す図
【図3】ガスコンロの概略構成を示す図
【図4】第1実施形態における被加熱物の温度と加熱停
止までの時間との関係を示すグラフ
【図5】制御動作を示すフローチャート
【図6】自動消火用時間設定処理における制御動作を示
すフローチャート
【図7】エラー処理における制御動作を示すフローチャ
ート
【図8】自動調理運転における制御動作を示すフローチ
ャート
【図9】天ぷら処理における制御動作を示すフローチャ
ート
【図10】湯沸かし処理における制御動作を示すフロー
チャート
【図11】調理タイマー処理における制御動作を示すフ
ローチャート
【図12】第2実施形態における被加熱物の温度と加熱
停止までの時間との関係を示すグラフ
【符号の説明】
1,3 加熱手段 26,28,29 自動調理キー H 制御手段 R 温度検出手段 S 操作部
フロントページの続き Fターム(参考) 4B040 AA03 AA08 AB03 CA02 LA16 LA19 LA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加
    熱手段の運転状態を指令する操作部と、その操作部によ
    り指令された運転状態に基づいて、前記加熱手段を制御
    する制御手段とが設けられ、 前記制御手段が、計時作動用条件が満たされると、自動
    消火用経時時間の計時作動を開始させて、その自動消火
    用経時時間が自動消火用時間になると、前記加熱手段に
    よる加熱を停止させるように構成されている加熱調理器
    であって、 前記加熱手段にて加熱されている前記被加熱物の温度を
    検出する温度検出手段が設けられ、 前記制御手段が、前記温度検出手段の検出情報に基づい
    て、前記自動消火用時間を変更設定するように構成され
    ている加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記温度検出手段によ
    る検出温度が高いほど前記自動消火用時間を短くすべ
    く、前記自動消火用時間を変更設定するように構成され
    ている請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記操作部にて前記加
    熱手段の加熱開始が指令されるに伴って、前記計時作動
    用条件が満たされたと判別するように構成されている請
    求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記温度検出手段によ
    る検出温度が計時作動用設定温度になるに伴って、前記
    計時作動用条件が満たされたと判別するように構成され
    ている請求項1または2に記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記温度検出手段によ
    る検出温度の時間経過に伴う温度上昇度が設定上昇度以
    下になるに伴って、前記計時作動用条件が満たされたと
    判別するように構成されている請求項1または2に記載
    の加熱調理器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記操作部による前記
    加熱手段の運転状態の指令がない状態が設定時間継続す
    るに伴って、前記計時作動用条件が満たされたと判別す
    るように構成されている請求項1または2に記載の加熱
    調理器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、前記計時作動中におい
    て、前記操作部による前記加熱手段の運転状態の指令に
    基づいて、前記自動消火用時間を変更設定するように構
    成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の加熱
    調理器。
  8. 【請求項8】 前記操作部が、前記被調理物を自動調理
    するための自動調理キーを複数備えて構成され、 前記制御手段が、前記複数の自動調理キーによる指令に
    基づいて、前記自動消火用時間を変更設定するように構
    成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱
    調理器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段が、前記自動消火用経時時
    間が前記自動消火用時間になっていないときに、前記温
    度検出手段による検出温度が異常高温用設定温度以上に
    なると、前記加熱手段による加熱を停止させるように構
    成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱
    調理器。
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