JP2003156045A - 摺動部材 - Google Patents

摺動部材

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Toshiaki Kawachi
利明 川地
Hideo Ishikawa
日出夫 石川
Masaaki Sakamoto
雅昭 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Biの脆いという性質を軽減し、オーバレイ
層の材料にBiを用いることができるようにする。 【解決手段】 軸受合金層上にBiからなるオーバレイ
層を形成したすべり軸受において、オーバレイ層におけ
るBiの析出粒子密度が50〜300個/100μm
とする。このようにBiの析出粒子を細かくすると、B
iの脆いという性質が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーバレイ層をBi
またはBi基合金から構成した摺動部材に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動車などの内燃機関
には、Cu系或いはAl系の軸受合金を用いたすべり軸
受が使用され、通常、その表面には、なじみ性を向上さ
せるために、オーバレイ層が形成される。このオーバレ
イ層としては、従来、軟質なPb合金が使用され、一部
にはSn合金が用いられている。Pbは環境汚染物質で
あるので、できれば使用を止めることが好ましい。この
ために、従来より種々の研究開発が行われており、その
一例として、例えば特開2001−20955には、P
bに代えてBiを用いることが提案されている。
【0003】しかしながら、Biは脆く、非焼付性が悪
いため、耐疲労性やなじみ性が要求されるオーバレイ層
の材料には不向きである。従って、Biをオーバレイ層
の材料として使用するには、Biの脆く非焼付性が悪い
という性質を改善し、実用に供することが必要である。
そこで、本発明の目的は、Biの脆く非焼付性が悪いと
いう性質を改善し、オーバレイ層の材料にBiを用いる
ことができる摺動部材を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の一の手段は、軸受合金層上にBiからなるオ
ーバレイ層を形成した摺動部材において、オーバレイ層
におけるBiの析出粒子密度が50〜300個/100
μmとしたことを特徴とするものである(請求項
1)。
【0005】本発明者は純Biをオーバレイ層の形成材
料とする場合、Biの析出粒子密度を100μm中に
50〜300個とすることで、耐疲労性およびなじみ性
に優れたオーバレイ層を形成できることを究明した。
【0006】Bi析出粒子数が50個/100μm
満であると、粗大粒子の影響で油膜形成に問題を生じ、
結果として非焼付性、耐疲労性に欠けることとなる。ま
た、300個/100μmを越えると、比表面積が少
なくなり、保油性が低下し、非焼付性に欠けることとな
る。なじみ性を向上させるには、50〜300個/10
0μmが最適である。上記のBi析出粒子密度を得る
ためのオーバレイ層の形成法として、PR電解法による
メッキ(periodic reverse electroplating ;周期的逆
電流メッキ)が挙げられる。このPR電解法とは、陰極
電流を定期的に陽極電流に切り換える方法で、一般に陰
極電流時間に対して10〜20%程度の陽極電流時間で
切り換える。陽極電流時間が長い程レベリング効果は良
いが、陽極電流期間はBiメッキが溶け出るわけである
から、メッキ速度は遅くなる。Biの析出粒子の密度
(大きさ)は、陰極電流、陽極電流、その切り換え周期
を調整することによって変化させることができる。
【0007】PR電解法によりBiをメッキすると、図
1に示すように、四面体状のBi結晶Cが密に析出す
る。このため、Biオーバレイ層の表面は、細かい凹凸
が無数に存在する形態となり、比表面積および濡れ性が
良くなってオーバレイ層表面に多量の潤滑油を蓄積する
ことができるようになる。摺動面に潤滑油が十分に存在
すると、高面圧での使用においても良好な非焼付性を呈
する。
【0008】上記目的を達成するための本発明の他の手
段は、Cuを0.1〜10質量%含有したBi合金によ
ってオーバレイ層を形成したことを特徴とするものであ
る(請求項2)。
【0009】本発明者は、Biを合金化して結晶組織を
緻密化することにより、Biの脆く非焼付性が悪いとい
う性質を軽減できることを見出した。ところで、Biを
合金化するに際し、添加元素としては種々考えられる。
しかしながら、金属は一般に合金化すると、その融点が
下がる。例えばInやSnなどを添加すると、Biの融
点は低下し、オーバレイ層の非焼付性が著しく低下して
しまう。本発明者は鋭意実験を重ね、CuをBiに添加
することによって、Biの融点を低下させることなく、
結晶組織を緻密化できることを究明した。また、実験の
結果、Cuの添加量が0.1質量%未満では結晶組織の
緻密化の効果が得られず、10質量%を越えると硬くな
り過ぎて、更に脆くなることが判明した。
【0010】この場合、Bi−Cuのオーバレイ層の表
面に、析出粒子密度が50〜300個/100μm
Biからなるなじみ層を設けることができる(請求項
3)。
【0011】オーバレイ層を構成するBi−Cuの合金
は、比較的硬い(Hv30程度)。これに対し、純Bi
はHv15程度と比較的柔らかである。このため、純B
iからなるなじみ層をオーバレイ層の表面に設けること
により、耐焼付性、なじみ性を向上させることができ
る。なじみ層の厚さは、0.1〜5μmが好ましい。
【0012】上記の目的を達成するための更に異なる他
の手段は、オーバレイ層を構成するBi合金を、Biと
Agとの合金とし、当該オーバレイ層の表面には、析出
粒子密度が50〜300個/100μmのBiからな
るなじみ層を設けることを特徴とするものである。
【0013】本発明者は、BiにAgを添加しても、B
iの融点を低下させることなく、結晶組織を緻密化し、
Biの脆く非焼付性に劣るという性質を軽減できること
を見出した。Agの添加料は下限を0.1質量%とし、
上限は10質量%とすることが好ましい。Agの添加量
が0.1質量%未満では結晶組織の緻密化が見られず、
10質量%を超えると硬くなり過ぎて、更に脆くなるか
らである。しかし、オーバレイ層の表面には、軟質の純
Biからなるなじみ層が設けられているので、Agは1
0質量%を超えて含有させても支障はない。
【0014】オーバレイ層は軸受合金層との接着強度を
高めるために、軸受合金層上に中間層を介して形成する
ことが好ましく、その中間層はNi、Co、Fe、A
g、Cuの中から選択された1種または当該金属を主成
分とする合金から形成することが好ましい(請求項
5)。中間層の厚さは0.5〜8μm、オーバレイ層の
厚さは5〜15μm、好ましくは15μm程度である。
なじみ層を設ける場合、その厚さは0.1〜5μmとす
ることが好ましい。
【0015】中間層をSn、Sn合金などで構成した場
合、SnはBi中に拡散して拡散化合物を形成するとい
う拡散結合により接着性を得る。しかしながら、拡散結
合の場合には、高面圧での使用によって軸受面の温度が
百数十度といった高温度になると、拡散化合物の結晶が
成長し、融点が低下するため、オーバレイ層が剥れたり
するという不具合を生ずる。
【0016】これに対し、特に、Ag、CuはBiと原
子結合し、その原子結合によって接着性を得るため、高
温度での使用によるオーバレイ層の剥れという問題を生
じ難く、接着性に優れ、その結果、オーバレイ層の耐疲
労性を向上させるのである。中間層をNi、Co、Fe
或いはその合金から形成しても、オーバレイ層の接着力
はAg、Cu、その合金と同等のものが得られた。な
お、本発明にあっては、軸受合金はCu合金、Al合金
のいずれであっても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。
【0018】図2に示すように、鋼板からなる裏金層1
上にCu合金またはAl合金からなる軸受合金層2を設
け、この軸受合金層2上に中間層3をメッキによって形
成し、更にこの中間層3の上にメッキによってオーバレ
イ層4を形成して下記の表1に示す発明品試料1〜5お
よび比較品試料1〜3を得た。また、上記と同様に裏金
1上に設けられた軸受合金層2に中間層3を介してオー
バレイ層4を形成した後、更にオーバレイ層4の表面に
純Biからなるなじみ層(図示せず)をメッキにより形
成して発明品試料6,7を得た。なお、表1において、
元素記号の前の数字はその元素の含有量(質量%)であ
り、発明品試料6,7のBi析出粒子数の欄の数字はな
じみ層の析出粒子数である。
【0019】ここで、オーバレイ層4およびなじみ層の
メッキはPR電解法によるもので、そのメッキ条件を種
々変化させてBiの析出粒子数を調整した。析出粒子数
とは、走査型電子顕微鏡(SEM)の二次電子線像の倍
率5000倍で面積100μmに析出している粒子数
を言う。
【0020】そして、このようにして得た各試料につい
て疲労試験を行い、その結果を表1に示した。疲労試験
はサファイア試験機を用いて行った。試験条件は次の通
りである。 軸受内径 53mm 軸受幅 16mm 回転数 3650rpm 軸材質 S55C 潤滑油 VG22 試験時間 20時間
【0021】
【表1】
【0022】上記の表1から、比較品試料1〜3では、
疲労しない最大面圧が70MPa以下であるのに対し、
発明品試料1〜7の疲労しない最大面圧は85MPa以
上で、発明品試料の方が比較品試料より耐疲労性に優れ
ていることが理解される。
【0023】すなわち、本発明品1,4および比較品試
料1は、オーバレイ層が純Biであるが、オーバレイ層
のBiの析出粒子数が35個/100μmである比較
例品試料1に比べ、オーバレイ層のBiの析出粒子数が
50個/100μmおよび180個/100μm
ある本発明品試料1および4は耐疲労性において優れ
る。
【0024】また、本発明品試料2,3,5および比較
例品資料2は、なじみ層がCuを含有したBi合金から
なるが、Cuを15質量%含む比較例品試料2に比べ、
Cuの含有量が5質量%、0.5質量%および1質量%
である本発明品試料2,3および5は耐疲労性に優れて
いる。
【0025】更に、CuまたはAgを含有するBi合金
でオーバレイ層を形成し、そのオーバレイ層の表面に純
Biのなじみ層を形成した本発明品資料6,7は、なじ
み層のBiの析出粒子数が150個/100μmであ
るから、耐疲労性に優れたものとなっている。
【0026】以上のように、オーバレイ層を、Cuを
0.5〜10質量%含有するBi合金とするか、オーバ
レイ層が純Biのとき当該Biの析出粒子数を50〜3
00個/100μmにするか、或はオーバレイ層を、
Agを含有するBi合金とする場合には、オーバレイ層
の表面に析出粒子数が50〜300個/100μm
純Biからなるなじみ層を設け化することにより、なじ
み性および耐焼付性に優れた性質となり、耐疲労性が向
上するものである。
【0027】なお、本発明による摺動部材は内燃機関の
すべり軸受に好適するが、用途はこれに限られない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーバレイ層の顕微鏡写真の模式図
【図2】摺動部材の断面図
【符号の説明】
1は裏金層、2は軸受合金層、3は中間層、4はオーバ
レイ層である。
フロントページの続き (72)発明者 坂本 雅昭 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内 Fターム(参考) 3J011 QA03 SB02 SB03 SB15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受合金層上にBiからなるオーバレイ
    層を形成した摺動部材において、 前記オーバレイ層におけるBiの析出粒子密度が50〜
    300個/100μm であることを特徴とする摺動部
    材。
  2. 【請求項2】 軸受合金上にBi合金からなるオーバレ
    イ層を形成した摺動部材において、 前記オーバレイ層を構成するBi合金は、Cuを0.1
    〜10質量%含有し、残りBiからなることを特徴とす
    る摺動部材。
  3. 【請求項3】 前記オーバレイ層の表面には、析出粒子
    密度が50〜300個/100μmのBiからなるな
    じみ層が設けられていることを特徴とする請求項2また
    は3記載の摺動部材。
  4. 【請求項4】 軸受合金上にBi合金からなるオーバレ
    イ層を形成した摺動部材において、 前記オーバレイ層を構成するBi合金は、0.1質量%
    以上のAg、残りBiからなる合金で、当該オーバレイ
    層の表面には、析出粒子密度が50〜300個/100
    μmのBiからなるなじみ層が設けられていることを
    特徴とする摺動部材。
  5. 【請求項5】 前記オーバレイ層は軸受合金上に中間層
    を介して形成され、その中間層はNi、Co、Fe、A
    g、Cuの中から選択された1種または当該金属を主成
    分とする合金であることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の摺動部材。
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