JP2003155900A - 遮水扉 - Google Patents

遮水扉

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JP2003155900A
JP2003155900A JP2001355540A JP2001355540A JP2003155900A JP 2003155900 A JP2003155900 A JP 2003155900A JP 2001355540 A JP2001355540 A JP 2001355540A JP 2001355540 A JP2001355540 A JP 2001355540A JP 2003155900 A JP2003155900 A JP 2003155900A
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JP2001355540A
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Koichiro Nakayama
弘一朗 中山
Kazuo Tanaka
一雄 田中
Toshihiro Yoshioka
敏弘 吉岡
Kanemitsu Nakayama
金光 中山
Susumu Yamamoto
享 山本
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Kajima Corp
Kansai Electric Power Co Inc
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Kajima Corp
Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出水時に、電気などの動力を必要とせず、保
守点検等の少ない遮水扉を提供すること。 【構成】 通気口用遮水扉17は、本体部1000、蓋
部2000、フロート部3000からなる。フロート部
3000はフロート71を有し、フロート71に第1柱
73を介して梁81が設けられ、梁81の先端にガイド
プレート83が設けられる。蓋51は、本体部1000
に回動可能に設けられ、蓋51に設けられた垂直アーム
59の端部にローラ61が設けられる。ローラ61とガ
イドプレート83は通常時は接触しており、蓋51が開
いた状態となる。浸水するとフロート71が上昇し、ガ
イドプレート83とローラ61とが非接触となり、蓋5
1は自重により移動し、本体31の通気路39を塞ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトンネル坑内等に設
けられる遮水扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、河川横断等のシールドトンネルに
おいては、トンネル坑内で異常出水が発生した場合に、
浸水範囲を最小限におさえるよう、トンネル坑内に自動
閉鎖装置を有する遮水扉を設ける。従来の遮水扉は、ト
ンネル坑内に異常な出水が発生した場合、水位の上昇を
電気式の水位センサにより検知し、扉をモータなどの動
力により閉鎖し遮水を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気式
の水位センサやモータは、地震や洪水のような非常事態
には、電源損失による稼動不能が懸念されるだけでな
く、常に正常な作動を保障するために、センサや機器の
点検や部品の交換など細かな保守が必要となる。
【0004】本発明はこのような問題を鑑みてなされた
ものでその目的とするところは、出水時に、電気などの
動力を必要とせず、保守点検等の少ない遮水扉を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した問題を解決する
ための第1の発明は、内部に通路を有する本体部と、前
記本体部に対してほぼ鉛直方向に移動可能に設けられた
フロート部と、前記本体部に回動可能に設けられ、前記
フロート部の鉛直方向の移動に応じて、前記本体部の通
路を遮断する蓋部と、を具備することを特徴とする遮水
扉である。
【0006】第1の発明では、通常時は蓋部は開いてお
り、浸水が始まりフロート部が上昇すると蓋部は前記本
体の通路を遮断する。
【0007】第2の発明は、内部に通路を有する本体
と、前記本体に揺動可能に設けられたフロート及び蓋
と、を具備し、通常時は、前記フロート及び蓋はほぼ水
平姿勢を保持し、浸水時に前記フロートに浮力が働く
と、前記蓋が前記本体の前記通路を覆うことを特徴とす
る遮水扉である。
【0008】第2の発明では、通常時はフロート及び蓋
はほぼ水平姿勢を保持し、本体の通路は空いた状態であ
る。浸水時には、前記フロートに浮力が働き、前記蓋が
前記本体の通路を覆うことにより蓋が閉じた状態にな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る実施の形態を説明する。図1はトンネル3の断面図、
図2は図1のA−A断面図である。図1、図2に示され
るように地山1内にトンネル3が構築される。トンネル
3の周囲にはセグメント5が設けられ、トンネル3の途
中には遮水用のスキンプレート7が設けられる。このス
キンプレート7は例えば鋼製であり、セグメント5に固
定され、スキンプレート7の取り付け部には無収縮モル
タル21が設けられる。
【0010】スキンプレート7には、通気口開口部9、
排水口開口部11、通路用扉13、作業用扉15等が設
けられる。通気口開口部9の後方には通気口用遮水扉1
7が設けられ、排水口開口部11の後方には排水口用遮
水扉19が設けられる。
【0011】通気口用遮水扉17は通常時は開いてお
り、通気口開口部9によりトンネル3内に通気が行われ
る。トンネル3内で異常出水等が発生した場合、通気口
用遮水扉17は閉じて、水の流れを遮断する。排水口用
遮水扉19は通常時は開いており、少量の水は排水口開
口部11を介して図2のX方向に流れる。トンネル3内
で異常出水等が発生した場合、排水口用遮水扉19は閉
じて、水の流れを遮断する。
【0012】通気口用遮水扉17 次に、通気口用遮水扉17について詳説する。図3から
図14は、通気口用遮水扉17に関するもので、図3は
通気口用遮水扉17の斜視図、図4は本体部1000の
斜視図、図5は蓋部2000の斜視図、図6はフロート
部3000の斜視図、図7は図3の要部の拡大図、図8
は図3のB方向矢視図(通気口用遮水扉17の側面
図)、図9は図3のC方向矢視図(通気口用遮水扉17
の平面図)、図10は板部37を示す図、図11、図1
2はガイドプレート83とローラ61との関係を示す
図、図13、図14は通気口用遮水扉17の蓋51が閉
じた場合の側面図及び斜視図である。
【0013】図3に示す通気口用遮水扉17は、本体部
1000(図4)、蓋部2000(図5)、フロート部3
000(図6)からなる。
【0014】本体部1000 図4に示すように、本体部1000は筒状の本体31を
有する。本体31の側面は台形であり、本体31の内部
には通気路39が設けられる。また、本体31には板部
37が設けられる。
【0015】図10に示すように、通気路39は板部3
7を貫通している。本体31の上面に4個のアームブラ
ケット33が溶接して固定される。このアームブラケッ
ト33には穴34が設けられる。アームブラケット33
は、蓋部2000のアーム53を支持するものである。
【0016】本体31の側面にはフロートガイド35が
設けられる。このフロートガイド35は断面がコの字形
状であり、このフロートガイド35内の溝を後述するフ
ロート部3000のローラ77、79が回転しつつ移動
する。
【0017】蓋部2000 図5は蓋部2000の斜視図であり、蓋部2000は矩
形状の蓋51を有する。蓋51は、例えば鋼板等であ
り、蓋51の下面には止水パッキン63が設けられる。
止水パッキン63としては、例えば片側山形のネオプレ
ンゴムで硬度(45度)を用いる。
【0018】蓋51には4枚の蓋ブラケット55が溶接
して固定される。この蓋ブラケット55にアーム53が
蓋ブラケットピン56によって取り付けられる。アーム
53の端部には突出部58が設けられ、この突出部58
に穴57が設けられる。蓋51に垂直アーム59が取り
付けられる。この垂直アーム59は蓋51の下方側に突
出して設けられる。垂直アーム59の端部にはローラ6
1が回転可能に設けられる。ローラ61は後述するフロ
ート部3000のガイドプレート83と接触する。
【0019】フロート部3000 フロート部3000はフロート71を有する。フロート
71は変形防止及び浸入水防止のため、例えば発泡ウレ
タン等が注入される。フロート71に対して、2本の第
1柱73及び2本の第2柱75が設けられる。第1柱7
3に対して梁81が設けられる。第1柱73、第2柱7
5、梁81等によりフロート架台が形成される。第1柱
73には内側にローラ77、79が回転可能に設けられ
る。このローラ77、79は前述した本体部1000の
フロートガイド35に沿って移動する。
【0020】梁81の先端にはガイドプレート83が設
けられる。図7に示すように、ガイドプレート83は薄
板状であり、下方に曲線部が設けられ、梁81と第2柱
75との間には台形状のプレート85が設けられる。な
お、図6、図7では手前側のプレート85は破線で示し
ている。
【0021】全体構成 次に、全体の構成について説明する。図3に示すよう
に、本体部1000のアームブラケット33の穴34
と、蓋部2000のアーム53の穴57の位置が合致す
るようにして、アームブラケットピン36を孔34、5
7に挿入してアーム53をアームブラケット33に取り
付ける。即ち、蓋部2000は本体1000にピン結合
され、蓋部2000はアームブラケットピン36を中心
として回動可能である。
【0022】本体部1000のフロートガイド35内に
形成された溝にフロート部3000のローラ77、79
が収まるように本体部1000にフロート部3000が
設けられる。即ち、フロート部3000は、本体部10
00に対して鉛直方向に移動可能である。なお、フロー
ト71は、鉛直方向に移動可能であるが、最下点におい
ては図示しないストッパ等により最下点より下側には移
動できない構成となっている。
【0023】図3、図7に示す状態では、ガイドプレー
ト83にローラ61が押し当てられた状態となる。即
ち、梁81からローラ61側に水平方向の力が多少加わ
り、ガイドプレート83とローラ61は、半固定状態と
なり、蓋部2000は梁81に支持され、図3に示すよ
うに蓋51は水平姿勢を保持し、蓋51が開いた状態と
なる。
【0024】動作 次に、本実施の形態の動作について説明する。例えばト
ンネル3内で異常出水が発生し、図2のスキンプレート
7の右側の部分の水位が上昇し、フロート71の部分ま
で水位が達すると、フロート71は水位の上昇に伴って
上昇する。すなわち、フロート部3000のローラ7
7、79がフロートガイド35内の溝に沿って回転移動
しつつフロート71が上昇していく。
【0025】図11に示す状態では、フロート71に浮
力が働いておらず、ローラ61とガイドプレート83が
当接している。フロート71が上昇すると梁81もE方
向に上昇する。その結果、図12に示すように、ローラ
61とガイドプレート83とが非接触となり、蓋部20
00は自重により図12のF方向に移動する。
【0026】即ち、蓋51は図13、図14に示すよう
に、アームブラケットピン36を回転中心として回転
し、蓋51により本体31の通気路39が遮断される。
更に水位が上昇して蓋51の部分も浸水すると、本体3
1と止水パッキン63とが蓋51の重量と水圧により、
密着して漏水が防止される。
【0027】次に、蓋51を開ける場合について説明す
る。トンネル3内の通気口用遮水扉17内の水抜きを行
い、フロート部3000を最下点まで下げる。作業用扉
15を介して作業者が通気口用遮水扉17側に入り、ア
ーム53をチェーンブロック(図示せず)等で引き上げ
ると、ローラ61がガイドプレート83に沿って移動
し、ローラ61とガイドプレート83とが接触する状態
となり、図3に示すように蓋51が開いた状態となる。
【0028】尚、通気口用遮水扉17近傍で作業する場
合、ローラ61の降下を防止する安全ピン等を差し込
み、通気口用遮水扉17の誤動作を防止する。通気路3
9のサイズは換気口に必要とされるサイズを基にして定
める。フロート71のサイズはフロート71が設置でき
るスペースならびに蓋51等に加わる水圧等を基にして
設定する。水圧は3から5気圧程度という高い水圧を想
定しており、止水パッキン63の硬度を45度とした
が、低い水圧で使用する場合は、止水パッキンの硬度は
これに限定されるものではない。
【0029】このように、本実施の形態によれば、浮力
や重力の自然の摂理を利用し、電気式水位センサや扉閉
塞用のモータ等が一切不要となり、地震や洪水のような
非常事態で電源損失した場合でも確実な動作が可能とな
る。また、構造がシンプルであり、メンテナンスの必要
が殆ど無いので、保守等の手間を大幅に軽減できる。
【0030】第2の実施の形態 次に、本発明の第2の実施の形態に係る排水口用遮水扉
19について説明する。前述したように、排水口用遮水
扉19は図1及び図2に示すスキンプレート7の下端に
設けられる。
【0031】図15は排水口用遮水扉19の側面図、図
16は図15のG方向矢視図(排水口用遮水扉19の平
面図)、図17は図15のH方向矢視図(排水口用遮水
扉19の正面図)、図18は蓋119が閉じた場合の排
水口用遮水扉19の側面図である。
【0032】排水口用遮水扉19は本体101を有す
る。本体101は筒状であり、内部に排水路103が設
けられる。本体101の側面は台形状であり、本体10
1には板部105が設けられ、この板部105に排水路
103が貫通して設けられる。
【0033】本体101の上部に2枚のアームブラケッ
ト107が溶接して固定される。アームブラケット10
7に1対のアーム111が第1ピン109を介して取り
付けられる。
【0034】図16に示すように、第1ピン109の左
側ではアーム111の間にはフロート113が設けられ
る。蓋119には2枚の蓋ブラケット117が溶接して
固定される。蓋119は矩形状の板部材であり、下方側
に止水パッキン121が設けられる。止水パッキン12
1は第1の実施の形態と同様に、例えば片側山形のネオ
プレンゴムで硬度45度のものを用いる。
【0035】図16において、第1ピン109の右側の
アーム111に蓋ブラケット117が第2ピン115に
より取り付けられる。アーム111は、第1ピン109
を中心として回動可能であるが、通常時はフロート11
3の重量が蓋119の重量より重いので、図15に示す
ように蓋119が開いた状態を保持する。
【0036】次に、この排水口用遮水扉19の動作につ
いて説明する。通常時は前述したように蓋119が開い
ており、漏水してきた水は排水路103を介して図2の
X方向へ流れる。排水路103の排水能力は、例えば2
00リットル/分であり、それ以上の浸入水があれば、
徐々に水位が上昇し、フロート113も水没する。
【0037】フロート113が水没すると浮力が加わ
り、図18に示すように、アーム111は第1ピン10
9を回転中心として回転し、蓋119が閉じて、蓋11
9が本体101の排水路103を塞ぐ状態となる。蓋1
19には止水パッキン121が設けられており、フロー
ト113の浮力と水圧により、蓋119が押されて止水
パッキン121により確実な遮水が行われる。
【0038】水位が低下すると、フロート113は水面
上に出るので、フロート113に浮力が加わらなくな
り、フロート113の重さが蓋119より重いので、図
15に示すように蓋が開いた状態になる。
【0039】第2の実施の形態においても、排水路10
3のサイズやフロート113のサイズを算出する必要が
ある。フロート113のサイズについては、フロート1
13を設置できるスペース、蓋119にかかる水圧及び
各部の部材強度等を算出し、フロート113のサイズを
定める。
【0040】例えば、排水路103の規定水量をトンネ
ル全体の排水設計から求め、この規定水量に対応する排
水路103のサイズを決定し、この排水口用遮水扉19
にかかる水圧から蓋119等の構造を算定し、蓋119
の重量を求め、これに対するフロート113のサイズを
設定する。
【0041】第2の実施の形態でも第1の実施の形態と
同様に、浮力や重力の自然の摂理を利用し、電気式水位
センサや扉閉塞用のモータ等が一切不要となり、地震や
洪水のような非常事態で電源損失した場合でも確実な動
作が可能となる。また、構造がシンプルであり、メンテ
ナンスの必要が殆ど無いので、保守等の手間を大幅に軽
減できる。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、出水時に、電気などの動力を必要とせず、保守点
検等の少ない遮水扉を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 遮水扉が設けられたトンネル3の断面図
【図2】 図1のA−A断面図
【図3】 通気口用遮水扉17の斜視図
【図4】 本体部1000の斜視図
【図5】 蓋部2000の斜視図
【図6】 フロート部3000の斜視図
【図7】 図3の要部の拡大図
【図8】 通気口用遮水扉17の側面図
【図9】 通気口用遮水扉17の平面図
【図10】 板部37を示す図
【図11】 ローラ61とガイドプレート83を示す
【図12】 ローラ61とガイドプレート83を示す図
【図13】 蓋51が閉じた状態の通気口用遮水扉17
の側面図
【図14】 蓋51が閉じた状態の通気口用遮水扉17
の斜視図
【図15】 排水口用遮水扉19の側面図
【図16】 図15のG方向矢視図
【図17】 図15のH方向矢視図
【図18】 蓋119が閉じた状態の排水口用遮水扉1
9の側面図
【符号の説明】
1…地山 3…トンネル 17…通気口用遮水扉 19…排水口用遮水扉 31…本体 35…フロートガイド 39…通気路 51…蓋 59…垂直アーム 61…ローラ 71…フロート 73…第1柱 75…第2柱 77、79…ローラ 81…梁 83…ガイドプレート 101…本体 103…排水路 111…アーム 113…フロート 119…蓋
フロントページの続き (72)発明者 田中 一雄 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 吉岡 敏弘 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 中山 金光 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 山本 享 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 Fターム(参考) 2D019 AA71 CA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に通路を有する本体部と、 前記本体部に対してほぼ鉛直方向に移動可能に設けられ
    たフロート部と、 前記本体部に回動可能に設けられ、前記フロート部の鉛
    直方向の移動に応じて、前記本体部の通路を遮断する蓋
    部と、 を具備することを特徴とする遮水扉。
  2. 【請求項2】 前記フロート部は、浸水に応じて鉛直方
    向に移動することを特徴とする請求項1記載の遮水扉。
  3. 【請求項3】 前記本体部はフロートガイドを有し、 前記フロート部は、 フロートと、 前記フロートに設けられ、第1のローラを有する第1の
    柱と、 を有し、 前記第1のローラが前記フロートガイドに沿って移動す
    ることを特徴とする請求項1記載の遮水扉。
  4. 【請求項4】 前記蓋部は、 蓋と、 前記蓋に設けられ、第2のローラを有する垂直アーム
    と、 を有し、 前記蓋部は、前記本体にピン結合され、 前記フロート部は、 通常時は前記第2のローラと接触し、浸水時に前記フロ
    ート部が移動すると、前記第2のローラと非接触となる
    部材を有することを特徴とする請求項3記載の遮水扉。
  5. 【請求項5】 前記部材が、前記第2のローラと接触し
    ている場合は、前記蓋部がほぼ水平状態となっており、 前記部材が、前記第2のローラと非接触となると、前記
    蓋部は自重により移動し、前記本体の通路を遮断するこ
    とを特徴とする請求項4記載の遮水扉。
  6. 【請求項6】 前記通路は、通気口であることを特徴と
    する請求項1記載の遮水扉。
  7. 【請求項7】 内部に通路を有する本体と、 前記本体に揺動可能に設けられたフロート及び蓋と、 を具備し、 通常時は、前記フロート及び蓋はほぼ水平姿勢を保持
    し、 浸水時に前記フロートに浮力が働くと、前記蓋が前記本
    体の前記通路を覆うことを特徴とする遮水扉。
  8. 【請求項8】 前記フロート及び蓋は、アームに取り付
    けられ、前記アームが前記本体に揺動可能に設けられ、 前記フロートと前記蓋とは、前記アームの前記本体への
    取り付け部に対して、反対側に設けられることを特徴と
    する請求項7記載の遮水扉。
  9. 【請求項9】 前記通路は排水路であることを特徴とす
    る請求項7記載の遮水。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015192719A1 (zh) * 2014-06-19 2015-12-23 李丛林 一种新型隧道防火卷帘
KR102057830B1 (ko) 2018-06-29 2019-12-20 임영우 가변형 슬라이딩 차수판
JP2020153196A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 旭イノベックス株式会社 フラップゲート用水密構造体およびこれを備えたフラップゲート

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