JP2003155264A - アルキルアリールカーボネートの製造方法 - Google Patents

アルキルアリールカーボネートの製造方法

Info

Publication number
JP2003155264A
JP2003155264A JP2001352848A JP2001352848A JP2003155264A JP 2003155264 A JP2003155264 A JP 2003155264A JP 2001352848 A JP2001352848 A JP 2001352848A JP 2001352848 A JP2001352848 A JP 2001352848A JP 2003155264 A JP2003155264 A JP 2003155264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactor
carbonate
reaction
pressure
dialkyl carbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001352848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3969065B2 (ja
Inventor
Nobuo Toratani
信雄 虎谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2001352848A priority Critical patent/JP3969065B2/ja
Publication of JP2003155264A publication Critical patent/JP2003155264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3969065B2 publication Critical patent/JP3969065B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロキシ
化合物とをエステル交換反応させるアルキルアリールカ
ーボネートの製造において、必要なエネルギーを抑えつ
つ、効果的にエステル交換反応を行う方法を提供する。 【解決手段】 エステル交換反応器からジアルキルカー
ボネート及び副生したアルキルアルコールを含むガスを
抜出し、これを熱交換器で熱回収したのち、塔底部にリ
ボイラーを備えた蒸留塔の中段に供給して蒸留させる際
に反応器気相部の圧力よりも高い圧力にて蒸留を行い、
塔頂からアルキルアルコールを留出させ、塔底からジア
ルキルカーボネートを流出させて反応器に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジアルキルカーボ
ネートと芳香族ヒドロキシ化合物とのエステル交換反応
により、アルキルアリールカーボネートを製造する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロ
キシ化合物とを、触媒の存在下にエステル交換反応させ
て、アルキルアリールカーボネートを製造することは公
知であり、得られたアルキルアリールカーボネートは、
次いで不均化反応させてジアリールカーボネートにす
る。
【0003】ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロキ
シ化合物とのエステル交換反応は平衡反応であり、しか
も平衡はジアルキルカーボネート側に大きく偏ってお
り、かつ反応速度は一般に遅いので、このエステル交換
反応によりアルキルアリールカーボネートを効率よく製
造するため、触媒及びプロセスの双方について多くの検
討がなされている。このエステル交換反応でアルキルア
リールカーボネートの生成を促進する一つの方法は、特
開平6−157410号公報に記載されているように、
反応器に蒸留塔を付設し、反応器の気相部から抜出した
ガスをこの蒸留塔に導入して蒸留し、反応で副生したア
ルキルアルコールを蒸留塔の塔頂から系外に除去し、塔
底から流出するジアルキルカーボネートは反応器に戻し
て、反応器内のアルキルアルコールの濃度を低く保つこ
とである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−15741
0号公報に記載されている、付設されている蒸留塔によ
り副生したアルキルアルコールを系外に除去しながらエ
ステル交換反応を行う方法は、優れた方法ではあるが、
工業的に実施するには、反応系内の副生アルキルアルコ
ール濃度を更に低下させるのが望ましい。また、製造過
程においては供給する熱量を最小限にし、発生する廃熱
を有効に回収するのが経済的にも望ましい。本発明はこ
のような要望に応えようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、反応器
に触媒、ジアルキルカーボネート及び芳香族ヒドロキシ
化合物を連続的に供給して、エステル交換反応させ、ア
ルキルアリールカーボネートを生成させるに際し、反応
器の気相部からジアルキルカーボネート及び副生したア
ルキルアルコールを含むガスを抜出し、これを熱交換器
で熱交換させて液化したのち、塔底部にリボイラーを備
えた蒸留塔の中段に供給して反応器の気相部の圧力より
も高い圧力で蒸留し、蒸留塔の塔頂からアルキルアルコ
ールを留出させ、塔底からジアルキルカーボネートを流
出させて反応器に戻すことにより、反応系全体として、
効率よくかつ経済的にも有利にアルキルアリールカーボ
ネートを製造することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においては、反応に供する
ジアルキルカーボネート、芳香族ヒドロキシ化合物及び
両者を反応させてアルキルアリールカーボネートを生成
させるエステル交換触媒としては、従来からこの反応に
用い得ることが知られている任意のものを用いることが
できる。周知のように、このエステル交換反応によるア
ルキルアリールカーボネートの製造方法の最も重要な適
用対象は、ジメチルカーボネートとフェノールからのメ
チルフェニルカーボネートの製造であり、以下これを代
表例として説明する。
【0007】このエステル交換反応は、反応器にジメチ
ルカーボネート、フェノール及び触媒を連続的に供給し
て反応させ、反応器から生成したメチルフェニルカーボ
ネート、ジフェニルカーボネート及び未反応のジメチル
カーボネート等から成る反応液を連続的に抜き出すこと
により行われる。反応器としては攪拌槽、好ましくは複
数個の撹拌槽を直列に接続した連続式撹拌槽を用いる。
最も好ましいのは、特開平8−188558号公報に記
載されている、液相部が複数の反応区画に分割されてお
り、反応液が各区画を順次経て反応器から流出するよう
になっている反応器である。この反応器では、反応区画
の数が多いほど反応液の流れはプラグフローに近づく
が、反応器が高価となるので、反応区画数は2〜15程
度が好ましい。また、各反応区画内では反応液を撹拌し
て反応を促進するのが好ましい。反応液の撹拌は、反応
区画から次の反応区画への反応液の移動や、蒸発に伴う
気泡の発生などに伴う自然撹拌で十分な場合もあるが、
一般には攪拌機による撹拌や、ポンプで強制循環するこ
とによる撹拌、更にはガスや蒸気などを吹込むことによ
る撹拌などの、人為的撹拌を行うのが好ましい。また、
反応器には加熱装置を設けるが、加熱装置は各反応区画
に個別に設けてもよく、また複数の反応区画毎、場合に
よっては反応器全体に共通する加熱装置を設けてもよ
い。反応器の気相部は、通常は分割せずに各反応区画に
共通のものとし、各反応区画から発生したガスが共通の
気相部を経て抜出されるようにする。
【0008】反応器へのジメチルカーボネート及びフェ
ノールの供給比率は、通常はフェノール1モルに対しジ
メチルカーボネート0.5〜20モルである。本発明で
は120℃以上、好ましくは150℃以上の温度でエス
テル交換反応を行わせる。反応温度がこれよりも低い
と、反応速度が小さく、かつ反応器の気相部から抜出し
たガスから熱交換器での熱交換により水蒸気を発生させ
ても、価値の比較的低い低温の水蒸気しか発生させるこ
とができない。本発明の利点を十分に発揮させるには1
80℃以上で反応させるのが好ましい。反応温度が高い
ほど反応はすみやかに進行するが、他方においてメタノ
ール及びフェノールの脱水反応によるエーテル化合物の
生成などの副反応が増大するので、反応温度の上限は3
00℃、特に250℃以下とするのが好ましい。反応圧
力はジメチルカーボネートが液相に維持されるように設
定すればよい。
【0009】本発明では蒸留塔を反応器の気相部の圧力
より高い圧力条件で操作する必要がある為、反応器の気
相部から抜き出したガスは加圧して蒸留塔に供給する。
加圧方法としては、ガスを気体のまま常用のコンプレッ
サーなどを用いて加圧しても良いが、熱交換器にて熱交
換し、液化させた後に常用のポンプなどを用いて加圧す
る方法を採ることが望ましい。また、加圧は蒸留塔やポ
ンプ等の設備的な面でのコストを考慮した場合、最大で
も1.5MPa程度までに止めるのが望ましいと考えら
れる。
【0010】気相部からのガスを液化させ、その保有し
ているエネルギーを回収するための熱交換器としては、
常用の任意の型式のものを用いることができる。反応器
の気相部から抜出したガスの主成分は、ジメチルカーボ
ネートとメタノールである。特に本発明のように反応液
中のメタノール濃度を低く保ってエステル交換反応を促
進させる場合には、気相部から抜出したガスの大部分は
ジメチルカーボネートである。メタノールの沸点は6
4.7℃、ジメチルカーボネートの沸点は91〜92℃
なので、熱交換器では少なくとも、ガスの重量組成の大
部分を占め、かつ沸点の高いジメチルカーボネートを凝
縮させることが必要であり、かつ、これによりガスの保
有する熱エネルギーの大部分を回収することができる。
【0011】熱交換器から流出した凝縮液はリボイラー
を備えた蒸留塔の中段に供給して蒸留し、メタノールを
塔頂から留出させ、ジメチルカーボネートを塔底から流
出させて反応器に戻す。本発明においては反応器の気相
部の圧力よりもさらに高い圧力にてこの蒸留操作を行
う。これにより反応系全体としてのエネルギー消費量を
抑えることができる。一般に、蒸留はできるだけ低い圧
力で行うのが好ましいとされており、特に問題がない限
り常圧で蒸留が行われる。何故ならば、圧力が低いと被
蒸留物の沸点が低下するため、低温で蒸留することがで
き、かつそれにより被蒸留物の熱変質なども避けられる
からである。しかし、ジメチルカーボネートとフェノー
ルとからメチルフェニルカーボネートを製造する反応器
から抜き出したガスを蒸留する場合には、むしろ加圧下
で蒸留するのが好ましい。その理由の一つは、前述のよ
うに反応器は加圧下、好ましくは150℃以上、特に1
80℃以上という高温に保持されているので、この温
度、圧力を有効に利用するには加圧下で蒸留するのが有
利だからである。他の理由はメタノールとジメチルカー
ボネートの混合物は共沸組成物を形成し、しかもその組
成は圧力が高いほどメタノールの比率が増加するからで
ある。メタノール−ジメチルカーボネート系の圧力と共
沸組成との関係は、ほぼ次のようである。
【0012】
【表1】 圧力(MPa) 共沸組成物中のメタノール の割合(重量%) 0.1 70 0.3 80 0.5 85 0.8 90 1.0 92 1.2 95 1.5 99
【0013】従って、蒸留塔の操作圧力を高くするほ
ど、塔頂からのメタノールの除去が容易となる。また、
操作圧力が高いほど蒸留温度も高くなるので、塔頂のコ
ンデンサーでより価値の高い高温の水蒸気を発生させる
ことができる。よって、蒸留分離するために必要なリボ
イラーへの供給熱量は多少増加するものの、反応系全体
で見た場合には、熱回収を有利に行うことができ、効率
的かつ経済的なメチルフェニルカーボネートの製造を可
能とする。
【0014】蒸留塔は塔底から流出するジメチルカーボ
ネート中のメタノール量をできるだけ低減するように操
作すべきであり、通常はメタノール濃度が0.5重量%
以下となるように操作する。メタノール濃度が0.2重
量%以下、特に0.1重量%以下となるように操作する
のが好ましく、蒸留塔への供給位置、すなわち蒸留塔の
濃縮部と回収部との段数の配分も、この点を考慮して行
うべきである。通常は回収部、濃縮部とも段数は5〜3
0段、特に8〜25段とするのが好ましい。回収部の段
数が5段未満では塔底液中のメタノール量を低減させる
ために還流比を高くすることが必要となり、リボイラー
で供給すべき熱量が増加して不利である。逆に回収部の
段数を30段より多くすることは設備費が嵩み、総合的
にみて有利とはいえない。蒸留塔の操作条件は、塔底か
ら流出するジメチルカーボネート中のメタノール量を所
定量以下にすることを前提に、塔頂から留出するメタノ
ール中のジメチルカーボネートの許容量を考慮して適宜
決定すればよい。温度は圧力に依存するが塔底で130
〜300℃、好ましくは150〜250℃である。また
塔頂圧力は0.01〜2、特に0.1〜1.5MPaで
あるのが好ましい。
【0015】本発明では、特開平6−157410号公
報に記載の方法とは異なり、反応器の気相部から抜出し
たガスを熱交換器で凝縮させ、さらに加圧して反応器の
気相部の圧力よりも高い圧力にて蒸留操作を行う。よっ
て本発明においては、反応器の気相部から抜出したガス
を凝縮させる熱交換器、及び蒸留塔の塔頂のコンデンサ
ーでも熱回収が可能となり、反応系全体において有効に
エネルギーを使うことができる。また蒸留塔も特開平6
−157410号公報に記載のものとは異なり、塔底に
リボイラーを備え、かつ濃縮部と回収部の双方を有する
ものを用いるので、塔底から流出するジメチルカーボネ
ート中のメタノール濃度を大きく低下させることができ
る。
【0016】運転条件が下記の条件の時に、本発明の方
法にて蒸留塔の圧力を変化させて蒸留を行った場合の計
算例の1例を示すと次の通りである。なお、計算は反応
器から抜き出したガスの圧力を減圧させることなく、蒸
留を行った場合のリボイラー供給熱量を1として行って
いる。 運転条件 反応器から流出するガス; 組成:ジメチルカーボネート98.1重量%、メタノー
ル1.4重量%、フェノール、メチルフェニルカーボネ
ート等0.5重量% 温度:163℃ 圧力:0.7MPa 蒸留塔; 段数:20段 供給段:上から8段目 塔頂留出量:供給量の2% 塔底流出液中のメタノール量:0.1重量% ジメチルカーボネートの反応器への再供給温度:160
【0017】
【表2】
【0018】表−1からも明らかなように蒸留塔の操作
圧を反応器の圧力よりも減圧した場合にはリボイラー供
給熱量は減少するが、予熱器負荷は増加する。しかし加
圧した場合,リボイラー供給熱量は増加するものの、そ
の増加量よりも予熱器の負荷の減少量の方が大きく、反
応系全体としては必要な熱量は減少することになる。こ
れは加圧に伴い塔底からの流出液の温度が上昇し、反応
器に循環させる際の予熱が必要なくなったこと、また加
圧したことでメタノールとジメチルカーボネートの共沸
組成が変化したため、還流比を減少させても十分に分離
することが可能になったことの効果によるものである。
また、1.5MPaにまで加圧した場合には塔頂部の温
度が約154℃まで上昇することとなるため、ここでも
利用価値の高い水蒸気を発生させることができ、効果的
な熱回収が可能となってくる。
【0019】すなわち、本発明方法によれば、従来の大
気圧付近にまで減圧し蒸留する方法と比較して1.5M
Paまで加圧した場合には、系全体での消費エネルギー
を約3分の1まで抑えることができ、エネルギーのロス
なく非常に効率的にメチルフェニルカーボネートを製造
することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応器に、触媒、ジアルキルカーボネー
    ト及び芳香族ヒドロキシ化合物を連続的に供給して、エ
    ステル交換反応させ、アルキルアリールカーボネートを
    生成させるに際し、反応器の気相部からジアルキルカー
    ボネート及び副生したアルキルアルコールを含むガスを
    抜出し、これを熱交換器で熱交換させて液化したのち、
    塔底部にリボイラーを備えた蒸留塔の中段に供給して反
    応器の気相部の圧力よりも高い圧力で蒸留し、塔頂から
    アルキルアルコールを留出させ、塔底からジアルキルカ
    ーボネートを流出させて反応器に循環することを特徴と
    するアルキルアリールカーボネートの製造方法。
  2. 【請求項2】 ジアルキルカーボネートがジメチルカー
    ボネートであり、芳香族ヒドロキシ化合物がフェノール
    であることを特徴とする請求項1に記載のアルキルアリ
    ールカーボネートの製造方法。
  3. 【請求項3】 エステル交換反応を加圧下かつ120℃
    以上で行うことを特徴とする請求項1または2に記載の
    アルキルアリールカーボネートの製造方法。
  4. 【請求項4】 反応器として、液相部が複数の反応区分
    に分割されており、反応液が各区分を順次経て反応器か
    ら流出する構造のものを用いることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載のアルキルアリールカーボ
    ネートの製造方法。
JP2001352848A 2001-11-19 2001-11-19 アルキルアリールカーボネートの製造方法 Expired - Fee Related JP3969065B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352848A JP3969065B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アルキルアリールカーボネートの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352848A JP3969065B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アルキルアリールカーボネートの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003155264A true JP2003155264A (ja) 2003-05-27
JP3969065B2 JP3969065B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=19164971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001352848A Expired - Fee Related JP3969065B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 アルキルアリールカーボネートの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3969065B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7342141B2 (en) 2006-02-22 2008-03-11 Shell Oil Company Process for the preparation of alkanediol
US7456299B2 (en) 2006-02-22 2008-11-25 Shell Oil Company Process for the production of alkylene carbonate and use of alkylene carbonate thus produced in the manufacture of an alkane diol and a dialkyl carbonate
US7563919B2 (en) 2006-02-22 2009-07-21 Shell Oil Company Process for the preparation of an alkanediol and a dialkyl carbonate
US7763745B2 (en) 2006-02-22 2010-07-27 Shell Oil Company Process for the production of dialkyl carbonate and alkanediol
US7777067B2 (en) 2004-07-13 2010-08-17 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for production of an aromatic carbonate
US7812189B2 (en) 2004-08-25 2010-10-12 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for production of high-purity diphenyl carbonate
US7884251B2 (en) 2004-09-17 2011-02-08 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for separating out by-produced alcohols
US8044167B2 (en) 2004-10-14 2011-10-25 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for production of high-purity diaryl carbonate
JP2015040187A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 三菱瓦斯化学株式会社 ジアリールカーボネートの連続的製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7777067B2 (en) 2004-07-13 2010-08-17 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for production of an aromatic carbonate
US7812189B2 (en) 2004-08-25 2010-10-12 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for production of high-purity diphenyl carbonate
US7884251B2 (en) 2004-09-17 2011-02-08 Asahi Kasei Chemicals Corporation Industrial process for separating out by-produced alcohols
US8044167B2 (en) 2004-10-14 2011-10-25 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for production of high-purity diaryl carbonate
US8044226B2 (en) 2004-10-14 2011-10-25 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for production of high-purity diaryl carbonate
US7342141B2 (en) 2006-02-22 2008-03-11 Shell Oil Company Process for the preparation of alkanediol
US7456299B2 (en) 2006-02-22 2008-11-25 Shell Oil Company Process for the production of alkylene carbonate and use of alkylene carbonate thus produced in the manufacture of an alkane diol and a dialkyl carbonate
US7563919B2 (en) 2006-02-22 2009-07-21 Shell Oil Company Process for the preparation of an alkanediol and a dialkyl carbonate
US7763745B2 (en) 2006-02-22 2010-07-27 Shell Oil Company Process for the production of dialkyl carbonate and alkanediol
JP2015040187A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 三菱瓦斯化学株式会社 ジアリールカーボネートの連続的製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3969065B2 (ja) 2007-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001199913A (ja) エチレングリコールと炭酸エステルの併産方法
JP4182608B2 (ja) 塩化水素と水の分離回収方法
KR19980702932A (ko) 메탄올로부터 디메틸 에테르를 제조하고 회수하는 방법
JP2009114172A5 (ja)
KR20170098328A (ko) 스타이렌 단량체 정제 공정에서 에너지 소비를 감소시키는 방법
JP2003155264A (ja) アルキルアリールカーボネートの製造方法
CN107428643A (zh) 用于在反应塔中进行反应的方法
KR20060109306A (ko) 테레프탈산 제조공정에서 초산의 회수방법
US4747914A (en) Process for the purification of 1,2-dichloroethane
CN107848925A (zh) 苯酚纯化方法
CN105622340A (zh) 用于生产甲醇和二甲醚的方法和装置
TW201925151A (zh) 生產環氧乙烷及乙二醇之方法
JP2003119168A (ja) ジメチルカーボネートの製造方法
JPS6261006B2 (ja)
CN113769427B (zh) 一种联产二甲基碳酸酯和二元醇的系统及方法
JP2003113144A (ja) アルキルアリールカーボネートの製造方法
CN216497526U (zh) 一种联产二甲基碳酸酯和二元醇的系统
EP0140866B1 (en) Production of high purity alkyl glyoxylate
CN115417768A (zh) 用于甲醇液相氧化羰基化制碳酸二甲酯的能量耦合工艺
CN100473636C (zh) 通过氧化气体基质得到(甲基)丙烯酸的纯化方法
EP0131932B1 (en) Method for distillation of 1,2-dichloroethane
WO2004016577A1 (ja) 芳香族カーボネート類の製造方法
EA025632B1 (ru) Способ получения смеси, содержащей циклогексанол и циклогексанон
EA039573B1 (ru) Способ извлечения альдегида, полученного путем гидроформилирования, с использованием двух колонн с увеличивающимся давлением
JP3036677B2 (ja) 炭酸ジメチルの蒸留分離方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees