JP2003155219A - 赤松を用いた育毛剤及びその製造方法 - Google Patents
赤松を用いた育毛剤及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】誰にでも育毛効果があり、かつ副作用のない信
頼性の高い育毛剤及びその製造方法を提供する。 【解決手段】赤松の葉に砂糖と水を加えて、発酵させ、
赤松エキスをつくり、別途赤松の根の部分の油木を細か
く削り、これを上記赤松エキスと混ぜて、再発酵させた
溶液を抽出した育毛剤。またこの育毛剤の製造方法とし
ては，赤松の葉を数センチに刻んで洗い、これを容器に
入れ、これに砂糖及び水を加えて、これらを混合させ、
当該容器を密閉して数週間で発酵させ、発酵したエキス
を絞り、ガス抜きをして赤松エキスをつくり、別途赤松
の根の部分の油木を細かく削り、これを上記赤松エキス
と混ぜて、再発酵させて製造する。
頼性の高い育毛剤及びその製造方法を提供する。 【解決手段】赤松の葉に砂糖と水を加えて、発酵させ、
赤松エキスをつくり、別途赤松の根の部分の油木を細か
く削り、これを上記赤松エキスと混ぜて、再発酵させた
溶液を抽出した育毛剤。またこの育毛剤の製造方法とし
ては，赤松の葉を数センチに刻んで洗い、これを容器に
入れ、これに砂糖及び水を加えて、これらを混合させ、
当該容器を密閉して数週間で発酵させ、発酵したエキス
を絞り、ガス抜きをして赤松エキスをつくり、別途赤松
の根の部分の油木を細かく削り、これを上記赤松エキス
と混ぜて、再発酵させて製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自然の素材を用
いて確実に育毛効果のある、副作用のない、安全な育毛
剤に関するものである。
いて確実に育毛効果のある、副作用のない、安全な育毛
剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】頭皮から毛髪が抜け落ちる脱毛症のう
ち、男性型脱毛症とは中高年の男性に一般的にみられる
薄毛や禿げのことである。近年、この脱毛症は、ストレ
スの増加などにより若年化しており、全体として増加傾
向にあり、効果の高い育毛剤が求められている。育毛剤
については、多種多様のものが研究、開発されている
が、天然物が原料の場合は、効果が弱く、合成品は副作
用のおそれがある。
ち、男性型脱毛症とは中高年の男性に一般的にみられる
薄毛や禿げのことである。近年、この脱毛症は、ストレ
スの増加などにより若年化しており、全体として増加傾
向にあり、効果の高い育毛剤が求められている。育毛剤
については、多種多様のものが研究、開発されている
が、天然物が原料の場合は、効果が弱く、合成品は副作
用のおそれがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の天然物や合成品を問わず、現在市販されている育毛剤
は副作用があったり、その効果が誰にでも及ぶとこまで
には至っていないのが現状である。人によって効果があ
ったり、なかったりする。
の天然物や合成品を問わず、現在市販されている育毛剤
は副作用があったり、その効果が誰にでも及ぶとこまで
には至っていないのが現状である。人によって効果があ
ったり、なかったりする。
【０００４】そこで、この発明は、誰にでも育毛効果が
あり、かつ副作用のない信頼性の高い育毛剤及びその製
造方法を提供することにより、上記課題を解決するもの
である。一般に松の葉は、中国では古来から「不老長寿
の薬」として注目され、用いられてきた。松葉には、葉
緑素（クロロフィルム）、ビタミンＡ・Ｃ・Ｋ，ミネラ
ル成分の鉄、リン、植物繊維、松やに等が含まれてお
り、これらの成分が持つ主な役割は、血管を強くして、
血液の流れをよくし、血液の滞りをなくすことであり、
血液をきれいにして、動脈硬化を予防する働きがあると
されている。本発明者は松葉のこの点に着目し、この発
明に至ったものである。
あり、かつ副作用のない信頼性の高い育毛剤及びその製
造方法を提供することにより、上記課題を解決するもの
である。一般に松の葉は、中国では古来から「不老長寿
の薬」として注目され、用いられてきた。松葉には、葉
緑素（クロロフィルム）、ビタミンＡ・Ｃ・Ｋ，ミネラ
ル成分の鉄、リン、植物繊維、松やに等が含まれてお
り、これらの成分が持つ主な役割は、血管を強くして、
血液の流れをよくし、血液の滞りをなくすことであり、
血液をきれいにして、動脈硬化を予防する働きがあると
されている。本発明者は松葉のこの点に着目し、この発
明に至ったものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、赤松
の葉に砂糖と水を加えて、発酵させ、赤松エキスをつく
り、別途赤松の根の部分の油木を削り、これを上記赤松
エキスと混ぜて再発酵させた溶液を抽出してなる、育毛
剤とした。
の葉に砂糖と水を加えて、発酵させ、赤松エキスをつく
り、別途赤松の根の部分の油木を削り、これを上記赤松
エキスと混ぜて再発酵させた溶液を抽出してなる、育毛
剤とした。
【０００６】また、請求項２の発明は、赤松の葉を数セ
ンチに刻んで洗い、これを容器に入れ、これに砂糖及び
水を加えて、これらを混合させ、当該容器を密閉して数
週間で発酵させ、発酵したエキスを絞り、他の容器に移
してガス抜きをして、赤松エキスをつくり、別途赤松の
根の部分の油木を細かく削り、これを上記赤松エキスと
混ぜて、再発酵させて製造する、育毛剤の製造方法とし
た。
ンチに刻んで洗い、これを容器に入れ、これに砂糖及び
水を加えて、これらを混合させ、当該容器を密閉して数
週間で発酵させ、発酵したエキスを絞り、他の容器に移
してガス抜きをして、赤松エキスをつくり、別途赤松の
根の部分の油木を細かく削り、これを上記赤松エキスと
混ぜて、再発酵させて製造する、育毛剤の製造方法とし
た。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態例を説
明する。まず、この育毛剤のベースとなる赤松エキスの
製造方法について説明すると、使用する材料は、 赤松の新芽の葉を３ｃｍ位に刻み、これをよく洗っ
ておく。 砂糖はアカ砂糖等の粗目糖があくが強くて良い。 カルキを含まない水、例えば、井戸水。水道水はカ
ルキが入り、発酵に適さない。 これらの材料を用い、大きな瀬戸のかめに上記赤松の刻
んだ葉を１０ｋｇ入れ、上記砂糖を５ｋｇ入れ、上記水
を２５リットル入れてよくかき回し、当該かめの口を透
明な厚いビニールシートを被せて密封し、これを陽の当
たるところに置いておく。これにより、約１５日間でか
めの内部で発酵する。
明する。まず、この育毛剤のベースとなる赤松エキスの
製造方法について説明すると、使用する材料は、 赤松の新芽の葉を３ｃｍ位に刻み、これをよく洗っ
ておく。 砂糖はアカ砂糖等の粗目糖があくが強くて良い。 カルキを含まない水、例えば、井戸水。水道水はカ
ルキが入り、発酵に適さない。 これらの材料を用い、大きな瀬戸のかめに上記赤松の刻
んだ葉を１０ｋｇ入れ、上記砂糖を５ｋｇ入れ、上記水
を２５リットル入れてよくかき回し、当該かめの口を透
明な厚いビニールシートを被せて密封し、これを陽の当
たるところに置いておく。これにより、約１５日間でか
めの内部で発酵する。
【０００８】この発酵した溶液を取り出してこれを絞
り、溶液のエキスを抽出する。残った赤松の葉は捨て
る。抽出したエキスは他のかめに入れ、約１ヶ月ガス抜
きをする。このガス抜きは、かめの口に白いネルの布を
被せて覆い、かめの口周囲を縛っておく。この様に発酵
とガス抜きをすることにより、赤松エキスができる。こ
の赤松エキスの成分は、アルコール度が１２度位であ
り、ミネラル成分として、鉄、リンなどが含まれ、ビタ
ミンＣ、Ａ、Ｋや葉緑素、テルペン類（松やに）、繊維
質などが含まれている。
り、溶液のエキスを抽出する。残った赤松の葉は捨て
る。抽出したエキスは他のかめに入れ、約１ヶ月ガス抜
きをする。このガス抜きは、かめの口に白いネルの布を
被せて覆い、かめの口周囲を縛っておく。この様に発酵
とガス抜きをすることにより、赤松エキスができる。こ
の赤松エキスの成分は、アルコール度が１２度位であ
り、ミネラル成分として、鉄、リンなどが含まれ、ビタ
ミンＣ、Ａ、Ｋや葉緑素、テルペン類（松やに）、繊維
質などが含まれている。
【０００９】次に、赤松の切り倒した根の部分は数１０
年過ぎると油木だけになるが、この揮発性精油の元にな
る油木を削り節の様に細かく削り、これを１００ｇに対
して上記赤松エキスを６００ｃｃかめに入れ、再発酵さ
せる。この再発酵では、かめに蓋をするが、ガスが抜け
るようにしておき、約４５日間経つと、上記油木の削り
節は溶け、紫色の溶液ができあがる。この様にして、赤
松エキスによる育毛剤が製造される。なお、この育毛剤
のアルコール度数は約９．７度であった。
年過ぎると油木だけになるが、この揮発性精油の元にな
る油木を削り節の様に細かく削り、これを１００ｇに対
して上記赤松エキスを６００ｃｃかめに入れ、再発酵さ
せる。この再発酵では、かめに蓋をするが、ガスが抜け
るようにしておき、約４５日間経つと、上記油木の削り
節は溶け、紫色の溶液ができあがる。この様にして、赤
松エキスによる育毛剤が製造される。なお、この育毛剤
のアルコール度数は約９．７度であった。
【００１０】次に、この育毛剤を用いて実際に以下の被
検者に使用した状況を示す。 （１）被検者Ａ氏の場合 使用前の毛髪状況：男性、４７歳、５年程前から禿げ始
め、使用直前には、中頭部（旋毛から前横６〜７ｃｍ）
の毛髪がほぼ完全に禿げ上がり頭皮が完全に見える状
態、また、前頭部は後頭部よりも薄く、少ない毛が若干
残っているが、頭皮は見える、という状態であった（側
頭部と後頭部に関しては目立って禿げていない）。市販
の育毛剤を３種類試した経緯があるが、全く効果を得な
かった。 使用開始日と使用期間：２００１年７月１０日に使用開
始。試用期間３ヶ月半。 使用方法：毎日朝、昼、晩の３回、頭皮をマサージしな
がら前頭部と中頭部を中心に１０〜２０ｃｃぐらいを撫
で付けている。 現在までの進捗状況： １ヶ月程経過：前頭部後方に産毛程度の毛が生えた。中
頭部は変化なし乃至はわずかに残っていた毛が抜けた印
象。 ２ヶ月程経過：前頭部後方に毛髪量が増えたのが顔の正
面から鏡で見て判別できる程度。中頭部にも産毛程度の
毛がわずかに生えた。 ３ヶ月程経過：前頭部に増えた毛髪の質が多少しっかり
してきた印象。中頭部の産毛程度の毛の質は変わらない
が量がわずかに増えてきた。 副作用など：身体への悪影響は全く確認していない。 被検者の所見：毛の質はまだしっかりしたものではない
ものの、特に前頭部後方は確実に生えている。これまで
に使用した他の育毛剤には見られなかった効果を確認し
ている。なんらの身体への悪影響も見られないので、今
後も継続して使用したい。
検者に使用した状況を示す。 （１）被検者Ａ氏の場合 使用前の毛髪状況：男性、４７歳、５年程前から禿げ始
め、使用直前には、中頭部（旋毛から前横６〜７ｃｍ）
の毛髪がほぼ完全に禿げ上がり頭皮が完全に見える状
態、また、前頭部は後頭部よりも薄く、少ない毛が若干
残っているが、頭皮は見える、という状態であった（側
頭部と後頭部に関しては目立って禿げていない）。市販
の育毛剤を３種類試した経緯があるが、全く効果を得な
かった。 使用開始日と使用期間：２００１年７月１０日に使用開
始。試用期間３ヶ月半。 使用方法：毎日朝、昼、晩の３回、頭皮をマサージしな
がら前頭部と中頭部を中心に１０〜２０ｃｃぐらいを撫
で付けている。 現在までの進捗状況： １ヶ月程経過：前頭部後方に産毛程度の毛が生えた。中
頭部は変化なし乃至はわずかに残っていた毛が抜けた印
象。 ２ヶ月程経過：前頭部後方に毛髪量が増えたのが顔の正
面から鏡で見て判別できる程度。中頭部にも産毛程度の
毛がわずかに生えた。 ３ヶ月程経過：前頭部に増えた毛髪の質が多少しっかり
してきた印象。中頭部の産毛程度の毛の質は変わらない
が量がわずかに増えてきた。 副作用など：身体への悪影響は全く確認していない。 被検者の所見：毛の質はまだしっかりしたものではない
ものの、特に前頭部後方は確実に生えている。これまで
に使用した他の育毛剤には見られなかった効果を確認し
ている。なんらの身体への悪影響も見られないので、今
後も継続して使用したい。
【００１１】（２）被検者Ｂ氏の場合
使用前の毛髪状況：男性、５５歳、４０代前半より白髪
が目立ちはじめ、本剤使用前は頭髪の５０％が白髪。ま
た、白髪染剤等による頭皮アレルギー症状を有する。 使用期間：６ヶ月。 使用方法：毎日就寝前に約１０ｃｃを頭皮に撫で付け
る。 現在までの進捗状況： １００日程経過：白髪が茶色に変色。 １８０日程経過：白髪の約８０％が黒色及び茶褐色に変
色（あるいは、新たに発毛した頭髪が黒色及び茶褐色で
あったとも言える）。 副作用など：本剤の使用による頭皮アレルギー症状は認
められなかった。
が目立ちはじめ、本剤使用前は頭髪の５０％が白髪。ま
た、白髪染剤等による頭皮アレルギー症状を有する。 使用期間：６ヶ月。 使用方法：毎日就寝前に約１０ｃｃを頭皮に撫で付け
る。 現在までの進捗状況： １００日程経過：白髪が茶色に変色。 １８０日程経過：白髪の約８０％が黒色及び茶褐色に変
色（あるいは、新たに発毛した頭髪が黒色及び茶褐色で
あったとも言える）。 副作用など：本剤の使用による頭皮アレルギー症状は認
められなかった。
【００１２】（３）被検者Ｃ氏の場合
使用前の毛髪状況：男性、３８歳、本剤使用前は前頭部
の前側が１５ｃｍ、奥行に１８ｃｍぐらい薄くなってい
ました。まだ、毛髪はありました。 使用期間：７ヶ月。 使用方法：毎日朝、昼、晩とそれぞれ約７ｃｃを頭皮に
付ける。 現在までの進捗状況： １ヶ月程経過：元気のない弱い毛が抜けてくる。 ３ヶ月程経過：抜けた後に、黒い毛が生えてくる。 ５ヶ月程経過：黒い毛が薄くなっていた所に全部生えて
くる。 ７ヶ月程経過：黒い毛の長さが２ｃｍぐらいになる。
の前側が１５ｃｍ、奥行に１８ｃｍぐらい薄くなってい
ました。まだ、毛髪はありました。 使用期間：７ヶ月。 使用方法：毎日朝、昼、晩とそれぞれ約７ｃｃを頭皮に
付ける。 現在までの進捗状況： １ヶ月程経過：元気のない弱い毛が抜けてくる。 ３ヶ月程経過：抜けた後に、黒い毛が生えてくる。 ５ヶ月程経過：黒い毛が薄くなっていた所に全部生えて
くる。 ７ヶ月程経過：黒い毛の長さが２ｃｍぐらいになる。
【００１３】（４）被検者Ｄ氏の場合
使用前の毛髪状況：男性、６７歳、本剤使用前は頭部頂
上部が丸く禿げ、直径１６ｃｍぐらいあった。 使用期間：８ヶ月。 使用方法：毎日朝約７ｃｃ、昼約６ｃｃ、晩約７ｃｃを
頭皮に付ける。 現在までの進捗状況： １ヶ月半程経過：白く柔らかい毛が全体的に生えてき
た。 ２ヶ月程経過：白い柔らかい毛はほとんど抜けた。 ３ヶ月程経過：禿げている周縁から黒い毛が生える。 ４ヶ月程経過：禿げている周縁から黒い毛が生え、禿げ
ている部分が直径１４ｃｍぐらいに小さくなった。 ５ヶ月程経過：全体的にあまり元気のない黒い毛が生え
る。 ６ヶ月程経過：頭部の前側より、黒い毛が３ｃｍぐらい
にのびる。 ８ヶ月程経過：誰が見ても、生えてきたのが分かるよう
になる。１番のびている毛の長さは３ｃｍ、短いのが１
ｃｍぐらいになる。
上部が丸く禿げ、直径１６ｃｍぐらいあった。 使用期間：８ヶ月。 使用方法：毎日朝約７ｃｃ、昼約６ｃｃ、晩約７ｃｃを
頭皮に付ける。 現在までの進捗状況： １ヶ月半程経過：白く柔らかい毛が全体的に生えてき
た。 ２ヶ月程経過：白い柔らかい毛はほとんど抜けた。 ３ヶ月程経過：禿げている周縁から黒い毛が生える。 ４ヶ月程経過：禿げている周縁から黒い毛が生え、禿げ
ている部分が直径１４ｃｍぐらいに小さくなった。 ５ヶ月程経過：全体的にあまり元気のない黒い毛が生え
る。 ６ヶ月程経過：頭部の前側より、黒い毛が３ｃｍぐらい
にのびる。 ８ヶ月程経過：誰が見ても、生えてきたのが分かるよう
になる。１番のびている毛の長さは３ｃｍ、短いのが１
ｃｍぐらいになる。
【００１４】（５）被検者Ｅ氏の場合
使用前の毛髪状況：男性、４０歳、本剤使用前は前頭部
の左右が４ｃｍぐらい、奥行に５ｃｍぐらい毛が薄く、
真ん中には５ｃｍぐらいの幅に毛がありました。 使用期間：３ヶ月。 使用方法：毎日朝、昼、晩とそれぞれ約５ｃｃを頭皮に
付け、良くマッサージしました。 現在までの進捗状況： １ヶ月１５日経過：薄い毛の間から黒い毛が生えてく
る。 ３ヶ月程経過：黒い毛が５ｍｍくらい薄い所に全部生え
てくる。
の左右が４ｃｍぐらい、奥行に５ｃｍぐらい毛が薄く、
真ん中には５ｃｍぐらいの幅に毛がありました。 使用期間：３ヶ月。 使用方法：毎日朝、昼、晩とそれぞれ約５ｃｃを頭皮に
付け、良くマッサージしました。 現在までの進捗状況： １ヶ月１５日経過：薄い毛の間から黒い毛が生えてく
る。 ３ヶ月程経過：黒い毛が５ｍｍくらい薄い所に全部生え
てくる。
【００１５】なお、上記実施の形態例では赤松エキスの
材料、赤松、砂糖、水をそれぞれ、赤松２５％、砂糖１
２．５％、水６２．５％の割合で、混合したが、これら
の割合は、赤松２０〜４０％、砂糖１０〜２０％、水４
０〜７０％の割合にしても赤松エキスは得られる。ま
た、赤松エキスと油木の細片の割合も、上記実施の形態
例では、赤松約８６％に対し、油木の細片を約１４％と
しているが、赤松約７０〜９０％に対し、油木の細片を
約１０〜３０％としても良い。また、この赤松を用いた
育毛剤の使用方法は、朝、昼、晩に分け、１日全体で２
０ｃｃ程度を目安として禿げている頭皮につけると、育
毛効果が出るものである。
材料、赤松、砂糖、水をそれぞれ、赤松２５％、砂糖１
２．５％、水６２．５％の割合で、混合したが、これら
の割合は、赤松２０〜４０％、砂糖１０〜２０％、水４
０〜７０％の割合にしても赤松エキスは得られる。ま
た、赤松エキスと油木の細片の割合も、上記実施の形態
例では、赤松約８６％に対し、油木の細片を約１４％と
しているが、赤松約７０〜９０％に対し、油木の細片を
約１０〜３０％としても良い。また、この赤松を用いた
育毛剤の使用方法は、朝、昼、晩に分け、１日全体で２
０ｃｃ程度を目安として禿げている頭皮につけると、育
毛効果が出るものである。
【００１６】
【発明の効果】以上のようにこの発明の育毛剤は、天然
の植物からなり、副作用のない、安全でしかも誰にでも
育毛効果が確実に現れる、画期的なものである。また、
この育毛剤の製造は、天然物を原料としているため安価
にかつ容易にできるものである。
の植物からなり、副作用のない、安全でしかも誰にでも
育毛効果が確実に現れる、画期的なものである。また、
この育毛剤の製造は、天然物を原料としているため安価
にかつ容易にできるものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 赤松の葉に砂糖と水を加えて、発酵さ
せ、赤松エキスをつくり、別途赤松の根の部分の油木を
削り、これを上記赤松エキスと混ぜて、再発酵させた溶
液を抽出してなることを特徴とする、赤松を用いた育毛
剤。 - 【請求項２】 赤松の葉を数センチに刻んで洗い、これ
を容器に入れ、これに砂糖及び水を加えて、これらを混
合させ、当該容器を密閉して数週間で発酵させ、発酵し
たエキスを絞り、ガス抜きをして赤松エキスをつくり、
別途赤松の根の部分の油木を細かく削り、これを上記赤
松エキスと混ぜて、再発酵させて製造することを特徴と
する、赤松を用いた育毛剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001353115A JP3623475B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤松を用いた育毛剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001353115A JP3623475B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤松を用いた育毛剤及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003155219A true JP2003155219A (ja) | 2003-05-27 |
| JP3623475B2 JP3623475B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=19165186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001353115A Expired - Fee Related JP3623475B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 赤松を用いた育毛剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3623475B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006036694A (ja) * | 2004-07-27 | 2006-02-09 | Nakamurado:Kk | 米糠等発酵調合液の製造方法 |
| JP2012519164A (ja) * | 2009-02-27 | 2012-08-23 | 株式會社アモーレパシフィック | 松根抽出物を含有する皮膚外用剤組成物 |
| JP2013067600A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Yoshiaki Higami | 発毛促進剤・松葉トニック |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0759538A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-07 | Mitsuyo Kanda | 健康食品 |
| JPH07278003A (ja) * | 1994-04-11 | 1995-10-24 | Narisu Keshohin:Kk | テストステロン−５α−レダクターゼ阻害剤 |
| JP2001131027A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-15 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 育毛剤及び洗髪料 |
| JP2001270881A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-02 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | プロアントシアニジン含有組成物 |
-
2001
- 2001-11-19 JP JP2001353115A patent/JP3623475B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2013067600A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Yoshiaki Higami | 発毛促進剤・松葉トニック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3623475B2 (ja) | 2005-02-23 |
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