JP2003154814A - スタッドレスタイヤ及びその製造方法 - Google Patents
スタッドレスタイヤ及びその製造方法Info
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- Tires In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用始めから、凍結面での滑りを防止したス
タッドレスタイヤ及びその製法を提供する。 【解決手段】 トレッド部のブロックパターンの表面
に、凹凸からなる研削面が形成されており、該研削面に
は、タイヤの内部層が露出していることを特徴とするス
タッドレスタイヤにあり、このタイヤによると、、使用
開始時から、凍結路面を滑ること無く安全に走行するこ
とができ、積雪時の自動車の安全運転を図ることができ
る。
タッドレスタイヤ及びその製法を提供する。 【解決手段】 トレッド部のブロックパターンの表面
に、凹凸からなる研削面が形成されており、該研削面に
は、タイヤの内部層が露出していることを特徴とするス
タッドレスタイヤにあり、このタイヤによると、、使用
開始時から、凍結路面を滑ること無く安全に走行するこ
とができ、積雪時の自動車の安全運転を図ることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッドレスタイ
ヤ及びその製造方法に関し、特に、スタッドレスタイヤ
のトレッド部の摩擦を増加させたスタッドレスタイヤ及
びその製造方法に関する。
ヤ及びその製造方法に関し、特に、スタッドレスタイヤ
のトレッド部の摩擦を増加させたスタッドレスタイヤ及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かつて、凍結路面走行用タイヤとして、
スパイクタイヤが使用されていた。しかし、スパイクタ
イヤは、非積雪路面のスパイクピンによる損傷によって
発生する粉塵が問題とされて、製造中止となり、これに
代わって、スタッドレスタイヤが使用されるようになっ
た。スタッドレスタイヤは、低温下でも硬くなり難いゴ
ムを使用し、且つトレッド部のパターンを工夫して、凍
結路面での走行性能を改善し、凍結路面で運転がし易く
されている。
スパイクタイヤが使用されていた。しかし、スパイクタ
イヤは、非積雪路面のスパイクピンによる損傷によって
発生する粉塵が問題とされて、製造中止となり、これに
代わって、スタッドレスタイヤが使用されるようになっ
た。スタッドレスタイヤは、低温下でも硬くなり難いゴ
ムを使用し、且つトレッド部のパターンを工夫して、凍
結路面での走行性能を改善し、凍結路面で運転がし易く
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、新品のスタッ
ドレスタイヤは、トレッド部のブロックパターンにサイ
ピングと呼ばれる細かい切込みが形成されているが、そ
の間の表面は滑らかに形成され、比較的硬質に形成され
ているために、使用始めの内は、凍結面で滑り易く、そ
のため凍結路面での使用において、十分な走行性能が発
揮できず問題である。本発明は、従来のスタッドレスタ
イヤにおける使用始めの走行性能に係る問題点を解決す
ることを目的としている。
ドレスタイヤは、トレッド部のブロックパターンにサイ
ピングと呼ばれる細かい切込みが形成されているが、そ
の間の表面は滑らかに形成され、比較的硬質に形成され
ているために、使用始めの内は、凍結面で滑り易く、そ
のため凍結路面での使用において、十分な走行性能が発
揮できず問題である。本発明は、従来のスタッドレスタ
イヤにおける使用始めの走行性能に係る問題点を解決す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用始めか
ら、凍結面での滑りを防止したスタッドレスタイヤ及び
その製法を提供することを目的としている。即ち、本発
明は、トレッド部のブロックパターン面に、タイヤの内
部層が露出する研削面が形成されていることを特徴とす
るスタッドレスタイヤにあり、また、本発明は、トレッ
ド部のブロックパターン面に、タイヤの内部層が露出す
る、凹凸を有する研削面が形成されており、前記研削面
の凹凸の深さが、トレッド部のブロックパターンに形成
されたサイピングの深さより浅いものであることを特徴
とするスタッドレスタイヤにあり、さらに本発明は、ス
タッドレスタイヤのトレッド部のブロックパターン面を
研磨材で研削して、前記ブロックパターン面に、タイヤ
の内部層を露出する研削面を形成させることを特徴とす
るスタッドレスタイヤの製造方法にあり、さらにまた、
本発明は、スタッドレスタイヤのトレッド部のブロック
パターン表面を、研磨材により、未研削のブロックパタ
ーン表面から0.07mm以上の深さに研削して、前記
ブロックパターン面に、タイヤの内部層が露出する凹凸
面を形成することを特徴とするスタッドレスタイヤの製
造方法にある。
ら、凍結面での滑りを防止したスタッドレスタイヤ及び
その製法を提供することを目的としている。即ち、本発
明は、トレッド部のブロックパターン面に、タイヤの内
部層が露出する研削面が形成されていることを特徴とす
るスタッドレスタイヤにあり、また、本発明は、トレッ
ド部のブロックパターン面に、タイヤの内部層が露出す
る、凹凸を有する研削面が形成されており、前記研削面
の凹凸の深さが、トレッド部のブロックパターンに形成
されたサイピングの深さより浅いものであることを特徴
とするスタッドレスタイヤにあり、さらに本発明は、ス
タッドレスタイヤのトレッド部のブロックパターン面を
研磨材で研削して、前記ブロックパターン面に、タイヤ
の内部層を露出する研削面を形成させることを特徴とす
るスタッドレスタイヤの製造方法にあり、さらにまた、
本発明は、スタッドレスタイヤのトレッド部のブロック
パターン表面を、研磨材により、未研削のブロックパタ
ーン表面から0.07mm以上の深さに研削して、前記
ブロックパターン面に、タイヤの内部層が露出する凹凸
面を形成することを特徴とするスタッドレスタイヤの製
造方法にある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のスタッドレスタイヤは、
積雪があったり凍結している路面をより安定して走行可
能とするために、新品のスタッドレスタイヤのトレッド
部の滑らかなブロックパターン面を、研磨材で研削し
て、少なくとも一部において、ブロックパターンの滑ら
かな表面層を除き、タイヤの内部層を露出した研削面が
形成されている。本発明において、スタッドレスタイヤ
の内部層は、表面層に比して柔軟性を有する構造、例え
ば、ナイロン系中空繊維、短繊維、シリカ粉、炭素粉、
有機発泡体粉砕物若しくは気泡等を入れた構造に形成さ
れている。本発明において、スタッドレスタイヤのブロ
ックパターン表面の研磨材による研削は、タイヤの内部
層を露出させるために行われものであり、例えば、タイ
ヤの種類にもよるが、ブロックパターンの表面から、
0.07mm乃至0.15mmの深さまで、好ましくは
0.1mm程度研削するのが好ましい。
積雪があったり凍結している路面をより安定して走行可
能とするために、新品のスタッドレスタイヤのトレッド
部の滑らかなブロックパターン面を、研磨材で研削し
て、少なくとも一部において、ブロックパターンの滑ら
かな表面層を除き、タイヤの内部層を露出した研削面が
形成されている。本発明において、スタッドレスタイヤ
の内部層は、表面層に比して柔軟性を有する構造、例え
ば、ナイロン系中空繊維、短繊維、シリカ粉、炭素粉、
有機発泡体粉砕物若しくは気泡等を入れた構造に形成さ
れている。本発明において、スタッドレスタイヤのブロ
ックパターン表面の研磨材による研削は、タイヤの内部
層を露出させるために行われものであり、例えば、タイ
ヤの種類にもよるが、ブロックパターンの表面から、
0.07mm乃至0.15mmの深さまで、好ましくは
0.1mm程度研削するのが好ましい。
【0006】本発明において、ブロックパターンにサイ
ピングが施されているスタッドレスタイヤの場合には、
ブロックパターン表面に形成されるサイピングの深さ
は、研削の深さより深く形成されるのが好ましい。本発
明において、スタッドレスタイヤのトレッド接地面を、
研磨材で研削して、タイヤの内部層が露出する凹凸面に
形成する場合には、研磨材を使用するのが好ましく、特
に細かい研磨材を使用するのが好ましい。本発明におい
て、スタッドレスタイヤの表面の研削は、タイヤの使用
期間を短縮させない限度において、スタッドレスタイヤ
の内部層を露出させることが好ましい。
ピングが施されているスタッドレスタイヤの場合には、
ブロックパターン表面に形成されるサイピングの深さ
は、研削の深さより深く形成されるのが好ましい。本発
明において、スタッドレスタイヤのトレッド接地面を、
研磨材で研削して、タイヤの内部層が露出する凹凸面に
形成する場合には、研磨材を使用するのが好ましく、特
に細かい研磨材を使用するのが好ましい。本発明におい
て、スタッドレスタイヤの表面の研削は、タイヤの使用
期間を短縮させない限度において、スタッドレスタイヤ
の内部層を露出させることが好ましい。
【0007】本発明は、トレッド部のブロックパターン
の表面には、例えば、細かい凹凸を有してタイヤの内部
層が露出する研削面が形成されている。本発明のスタッ
ドレスタイヤにおいては、以上のように、該研削面に
は、タイヤの内部層が露出しているので、使用始めから
柔軟性を有する内部層で走行することができることとな
り、スタッドレスタイヤの走行機能を十分に発揮でき、
凍結路面を滑ること無く安全に走行することができる。
の表面には、例えば、細かい凹凸を有してタイヤの内部
層が露出する研削面が形成されている。本発明のスタッ
ドレスタイヤにおいては、以上のように、該研削面に
は、タイヤの内部層が露出しているので、使用始めから
柔軟性を有する内部層で走行することができることとな
り、スタッドレスタイヤの走行機能を十分に発揮でき、
凍結路面を滑ること無く安全に走行することができる。
【0008】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明の実施例
を説明するが、本発明は、以下の実施例及びその説明に
より、何ら限定されるものではない。図1は、本発明の
一実施例のスタッドレスタイヤの表面の研削を説明する
概略の説明図である。図2は、本発明の一実施例のスタ
ッドレスタイヤの表面の研削を行う装置の概略を示す説
明図である。図1及び図2において、共通する箇所には
同一の符号が使用されている。
を説明するが、本発明は、以下の実施例及びその説明に
より、何ら限定されるものではない。図1は、本発明の
一実施例のスタッドレスタイヤの表面の研削を説明する
概略の説明図である。図2は、本発明の一実施例のスタ
ッドレスタイヤの表面の研削を行う装置の概略を示す説
明図である。図1及び図2において、共通する箇所には
同一の符号が使用されている。
【0009】図1において、スタッドレスタイヤ研削装
置1は、砥石ベルト装置2及びタイヤ回転保持装置3で
構成されている。砥石ベルト装置2には、基台4の上
に、砥石ベルト5を挟んでその両側に、砥石ベルト5の
駆動ローラ6及び7を回転可能に支持する支持枠8が立
設されている。本例において、砥石ベルト5は、無端ベ
ルト表面に砥粒(図示されていない)が接着されてお
り、砥粒はベルトと共に移動する。砥石ベルト5がタイ
ヤ9と接する箇所10には、砥石ベルト5が、スタッド
レスタイヤに押された時に、下方に撓んで研削ができな
くなることが無いように、板状の支持部材11が設けら
れている。本例において、板状の支持部材11の前後に
は、案内車12が設けられている。
置1は、砥石ベルト装置2及びタイヤ回転保持装置3で
構成されている。砥石ベルト装置2には、基台4の上
に、砥石ベルト5を挟んでその両側に、砥石ベルト5の
駆動ローラ6及び7を回転可能に支持する支持枠8が立
設されている。本例において、砥石ベルト5は、無端ベ
ルト表面に砥粒(図示されていない)が接着されてお
り、砥粒はベルトと共に移動する。砥石ベルト5がタイ
ヤ9と接する箇所10には、砥石ベルト5が、スタッド
レスタイヤに押された時に、下方に撓んで研削ができな
くなることが無いように、板状の支持部材11が設けら
れている。本例において、板状の支持部材11の前後に
は、案内車12が設けられている。
【0010】本例において、タイヤ回転保持装置3は、
砥石ベルト装置に2に隣接して、支持台13を備えてお
り、回転装置又はこれに接続する歯車箱の回転軸(共に
図示されていない)に連結するタイヤ回転保持具14を
備えている。本例において、砥石ベルト5の移動速度
は、タイヤ回転保持装置3のタイヤの回転速度より遅く
して、両者の間に速度差を生じるように設定されてい
る。
砥石ベルト装置に2に隣接して、支持台13を備えてお
り、回転装置又はこれに接続する歯車箱の回転軸(共に
図示されていない)に連結するタイヤ回転保持具14を
備えている。本例において、砥石ベルト5の移動速度
は、タイヤ回転保持装置3のタイヤの回転速度より遅く
して、両者の間に速度差を生じるように設定されてい
る。
【0011】本例は以上のように構成されているので、
タイヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具14に、トレ
ッドの接地面が研削されるスタッドレスタイヤ9を固定
する。砥石ベルト装置2の駆動ローラ6を回転させ、タ
イヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具14を回転させ
る。スタッドレスタイヤ9を回転させながら、砥石ベル
ト5に接する位置に下ろして、スタッドレスタイヤ9を
トレッドの接地面の切削を開始する。所定時間を経過し
たところで、スタッドレスタイヤ9を砥石ベルト5から
持ち上げて、タイヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具
14を停止して、保持されていたタイヤを、新しく研削
されるスタッドレスタイヤと取り替えて、新しいスタッ
ドレスタイヤについての研削を行う。
タイヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具14に、トレ
ッドの接地面が研削されるスタッドレスタイヤ9を固定
する。砥石ベルト装置2の駆動ローラ6を回転させ、タ
イヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具14を回転させ
る。スタッドレスタイヤ9を回転させながら、砥石ベル
ト5に接する位置に下ろして、スタッドレスタイヤ9を
トレッドの接地面の切削を開始する。所定時間を経過し
たところで、スタッドレスタイヤ9を砥石ベルト5から
持ち上げて、タイヤ回転保持装置3のタイヤ回転保持具
14を停止して、保持されていたタイヤを、新しく研削
されるスタッドレスタイヤと取り替えて、新しいスタッ
ドレスタイヤについての研削を行う。
【0012】本例においては、スタッドレスタイヤの研
削は、砥石ベルト5の移動速度をタイヤ回転保持装置3
のタイヤの回転速度より速くして、両者の間に速度差を
生じさせ、スタッドレスタイヤ9を砥石ベルトに押し付
けるようにして研削しているが、砥石ベルト5の移動速
度をタイヤ回転保持装置3のタイヤの回転速度より遅く
して、両者の間に速度差を生じさせ、スタッドレスタイ
ヤ9を砥石ベルトに唯、載せるだけで研削することもで
きる。
削は、砥石ベルト5の移動速度をタイヤ回転保持装置3
のタイヤの回転速度より速くして、両者の間に速度差を
生じさせ、スタッドレスタイヤ9を砥石ベルトに押し付
けるようにして研削しているが、砥石ベルト5の移動速
度をタイヤ回転保持装置3のタイヤの回転速度より遅く
して、両者の間に速度差を生じさせ、スタッドレスタイ
ヤ9を砥石ベルトに唯、載せるだけで研削することもで
きる。
【0013】例1
本例において、砥石ベルト5の砥石には、硬質ゴム研削
用の砥粒が使用された。例えば、黒色炭化珪素質砥粒で
粒度30番の中目のもので、使用されている結合材は、
レジノイド結合剤であり組織は粗のものが使用された。
スタッドレスタイヤの回転数はは、500rpmであ
り、切削に要した時間は3分であった。切削された厚さ
は、0.08mmであった。このように切削されたスタ
ッドレスタイヤを使用して、凍結路面を時速40kmで
走行したが、特に滑り等の現象は生じなかった。
用の砥粒が使用された。例えば、黒色炭化珪素質砥粒で
粒度30番の中目のもので、使用されている結合材は、
レジノイド結合剤であり組織は粗のものが使用された。
スタッドレスタイヤの回転数はは、500rpmであ
り、切削に要した時間は3分であった。切削された厚さ
は、0.08mmであった。このように切削されたスタ
ッドレスタイヤを使用して、凍結路面を時速40kmで
走行したが、特に滑り等の現象は生じなかった。
【0014】例2
例1示した砥石ベルト5を使用して、スタッドレスタイ
ヤのトレッド部の接地面の研削を行った。本例におい
て、スタッドレスタイヤの回転数は、850rpmであ
り、切削に要した時間は5分であった。切削されて減っ
た厚さは、0.1mmであった。このように切削された
スタッドレスタイヤを使用して、凍結路面を時速50k
mで走行したが、特に滑り等の現象は生じなかった。
ヤのトレッド部の接地面の研削を行った。本例におい
て、スタッドレスタイヤの回転数は、850rpmであ
り、切削に要した時間は5分であった。切削されて減っ
た厚さは、0.1mmであった。このように切削された
スタッドレスタイヤを使用して、凍結路面を時速50k
mで走行したが、特に滑り等の現象は生じなかった。
【0015】
【発明の効果】本発明は、トレッド部のブロックパター
ンの表面に、凹凸を有する研削面が形成されており、該
研削面には、タイヤの内部層が露出しているので、従来
のスタッドレスタイヤと比較して、使用開始時から、凍
結路面を滑ること無く安全に走行することができ、積雪
時及び積雪下の凍結路面における自動車の安全運転を図
ることができる。
ンの表面に、凹凸を有する研削面が形成されており、該
研削面には、タイヤの内部層が露出しているので、従来
のスタッドレスタイヤと比較して、使用開始時から、凍
結路面を滑ること無く安全に走行することができ、積雪
時及び積雪下の凍結路面における自動車の安全運転を図
ることができる。
【図1】本発明の一実施例のスタッドレスタイヤの表面
の研削を説明する概略の説明図である。
の研削を説明する概略の説明図である。
【図2】本発明の一実施例のスタッドレスタイヤの表面
の研削を行う装置の概略を示す説明図である。
の研削を行う装置の概略を示す説明図である。
1 スタッドレスタイヤ研削装置
2 砥石ベルト装置
3 タイヤ回転保持装置
4 基台
5 砥石ベルト
6 駆動ローラ
7 従動ローラ
8 支持枠
9 スタッドレスタイヤ
10 砥石ベルト5とスタッドレスタイヤ9の接する箇
所 11 板状の支持部材 12 案内車 13 支持台 14 タイヤ回転保持具
所 11 板状の支持部材 12 案内車 13 支持台 14 タイヤ回転保持具
Claims (2)
- 【請求項1】 トレッド部のブロックパターン面に、タ
イヤの内部層が露出する研削面が形成されていることを
特徴とするスタッドレスタイヤ。 - 【請求項2】 スタッドレスタイヤのトレッド部のブロ
ックパターン面を研磨材で研削して、前記ブロックパタ
ーン面に、タイヤの内部層を露出する研削面を形成させ
ることを特徴とするスタッドレスタイヤの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352359A JP2003154814A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | スタッドレスタイヤ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352359A JP2003154814A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | スタッドレスタイヤ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003154814A true JP2003154814A (ja) | 2003-05-27 |
Family
ID=19164549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001352359A Pending JP2003154814A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | スタッドレスタイヤ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003154814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254118A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | プレキュアトレッドおよびその製造方法並びに更生タイヤ |
-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001352359A patent/JP2003154814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010254118A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Bridgestone Corp | プレキュアトレッドおよびその製造方法並びに更生タイヤ |
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